JP5477149B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着部材と加圧部材とにより形成されたニップ部で記録紙上のトナー像を定着する定着装置、及びそれを備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの諸機能を備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置においては、原稿に対応した潜像を感光体に形成し、この潜像にトナーを付与して顕像化し、形成されたトナー像を記録紙上に転写している。更にこの後、記録紙上に転写されたトナー像を定着装置により定着し、排紙している。
トナー像を定着する定着装置として、ハロゲンヒータ等を内蔵した定着ローラと、定着ローラを加圧する加圧ローラとによって形成されたニップ部で、トナー像が転写された記録紙を挟持・搬送しながら、加熱及び加圧する熱ローラ定着方式の定着装置がある。このような定着装置は構成が簡便であるため、広く利用されている。
また、無端状の定着ベルトを、ヒータを内蔵した加熱ローラと定着ローラとに張架し、定着ベルトを介して定着ローラを加圧する加圧ローラと、定着ベルトとによって形成されるニップ部に、トナー像が転写された記録紙を挟持して定着する定着装置がある。このようなベルト定着方式の定着装置は定着ベルトの熱容量が小さいので、ウオーミングアップタイムが短縮でき、省エネにもなるという利点を有している。
ここで、記録紙上のトナー像のトナーはニップ部を通過する際に加熱されるので、トナーが粘着力を有し、ニップ部を通過した記録紙が定着ローラや定着ベルトの表面に付着して巻き付いて分離せず、ジャムを発生させるおそれがある。特に記録紙として、斤量の小さい紙(薄紙)、更には、斤量が小さく、平滑度の高い印刷用コート紙を用いたときは、分離性能がより低下する。
一方、画像形成装置は高速化が進んでおり、高速搬送される記録紙を定着するのに必要な長さのニップ幅を確保するために定着ローラ径を大きくすると、定着ニップ出口でのローラ曲率が小さくなり、更に分離性能が低下する。
定着部材から記録紙を分離し易くするため、定着部材表層に離型性の高い耐熱樹脂を用いたり、シリコンオイルなどの離型剤を塗布したり、トナー中に加熱によって溶融し離型剤として機能するワックスを含有させたり、様々な対策が取られている。しかし、前述したコート紙への画像形成や、カラー画像を形成する複数色のトナーを重ねるためトナー量が増えることによるトナー接着力の増大など、分離性能を低下させる要因が増えており、分離補助手段が必須となっている。
分離手段としては、ニップ部に対する記録紙の排紙側に離型性の良いフッ素樹脂をコーティングした剥離爪を設け、その先端部を定着ローラ若しくは定着ベルトの外表面に当接させ、記録紙を定着ローラ等より剥離させる方法がある。
ところが、剥離爪の先端部が定着ローラ等の表面に当接しているので、定着ローラ等の表面を被覆するフッ素樹脂等から形成された表層に擦り疵が付き、画像にも疵が転写されてしまうという問題がある。特に、カラー画像の場合には光沢画像が要求されるために顕著に顕れる傾向がある。
このような問題に対処するために、ニップ部の出口側に空気を吹き付けて記録紙を定着ローラ等より剥離させる技術が開発されている。
この一例として、加熱回転体と加圧回転体とのニップ部に近接して剥離補助板を配置し、コンプレッサにより生成された圧縮空気(エア)を加熱回転体と剥離補助板との間からパルス状の圧縮空気を吐出する剥離装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術は、「ニップ部から排出される記録紙の先端にエアを吹き付けて加熱回転体から剥離させ、剥離補助板に導いて搬送させる。」というものである。
また一方、加熱回転体を加熱する加熱手段としてのヒータの回転軸方向の長さを使用する記録紙の最大サイズに合わせると、小サイズの記録紙を連続して画像形成する際に、加熱回転体の回転軸方向の両端部の温度だけが上昇してしまうという問題がある。この問題に対し、小サイズの記録紙と最大サイズの記録紙とに対応するために2本のヒータを配設し、切り替えて動作させるという技術がある(例えば、特許文献2参照)。
また、複数のヒータを加熱回転体の内部と外部に配設するという技術も開発されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載された技術は、加熱回転体としての第1のローラの内部に主加熱手段としての第1及び第2のヒータと、補助加熱手段としての補助ヒータとを配設している。また、第1のローラと第3のローラとの間に加熱回転体としての定着ベルトが巻回され、更に定着ベルトを挟んで第3のローラを押圧する第2のローラが配設されており、第3のローラに圧接する第2のローラの内部には第3のヒータが配設されている。主加熱手段としての第1のヒータ又は第2のヒータは記録紙のサイズにより選択的に動作される。また、定着動作終了後のアイドリング時には、主加熱手段としての第1のヒータ又は第2のヒータを交互に動作させるとともに、第3のヒータを動作させる。これらの構成により、消費電力を大幅に増加させることなく、通紙時の温度低下を防止することができる。
特開2004−212954号公報 特開平8−220932号公報 特開2008−292990号公報
然るに、特許文献1に記載の技術には、加熱回転体に向けて吹き付けられるエアによる温度低下や、サイズの異なる記録紙の使用による加熱回転体の温度ムラに対する対策は記載されていない。
また、特許文献2に記載の技術には、加熱回転体の記録紙のサイズの違いによる温度ムラの問題は解決しても、環境条件等によっては、記録紙の連続通紙により温度低下が発生し、回復するまでに相応の時間を要するという問題は残る。
更に、特許文献3に記載の技術においては、定着動作終了後のアイドリング時に主加熱手段としての第1のヒータ又は第2のヒータを交互に動作させるため、主加熱手段の容量が大きい(例えば1kW以上)場合にはフリッカが生じ易いという問題がある。また、特許文献2及び特許文献3には、エア分離による加熱回転体の温度低下に対する対策の記載はない。
本発明の目的は、上記のような問題を解決し、エア分離方式における記録紙の連続通紙による温度低下や、加熱手段のON−OFFによるフリッカ等、の生じることがない定着装置、及びそのような定着装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.加熱手段と、該加熱手段により加熱される定着部材と、該定着部材を押圧して該定着部材との間にニップ部を形成し、該ニップ部に記録媒体を挟持して記録媒体に担持されたトナー像を定着する加圧部材と、該ニップ部から排出される記録媒体の先端にエアを吹き付け、記録媒体を前記定着部材から剥離させるエア分離手段と、を有する定着装置において、
前記加熱手段は、
記録媒体に担持されたトナー像を加熱定着する際に前記定着部材を加熱する中央部ヒータ及び端部ヒータから構成される主加熱手段と、
前記エア分離手段からのエアの吹き付けにより、前記定着部材の温度が予め設定した所定の温度より低くなる際に前記定着部材を加熱するとともに、消灯温度が前記端部ヒータの消灯温度よりも低い温度に設定される補助加熱手段と、
を有することを特徴とする定着装置。
2.加熱定着動作の待機時に、前記補助加熱手段のみが前記定着部材を加熱することを特徴とする前記1に記載の定着装置。
3.前記主加熱手段と前記補助加熱手段とが、前記定着部材の内部に配設されていることを特徴とする前記1又は2に記載の定着装置。
4.前記主加熱手段は前記定着部材の内部に配設され、前記補助加熱手段は前記定着部材の外部に配設されていることを特徴とする前記1又は2に記載の定着装置。
5.前記1から4のいずれか1項に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明の構成によれば、連続通紙による温度低下や、各種サイズの記録紙の使用による加熱回転体の温度ムラ、又は加熱手段のON−OFFによるフリッカ等、の発生のない、エア分離方式の定着装置、及びそれを備えた画像形成装置を提供することができる。
本発明を用いる画像形成装置の一例を示す構成図である。 定着装置8の第1の実施形態の構成及び動作を説明するための断面構成図である。 本発明に係る定着装置8の第2の実施形態の構成及び動作を説明するための断面構成図である。 本発明に係る定着装置8の第3の実施形態の構成及び動作を説明するための断面構成図である。 本発明に係る定着装置8の第4の実施形態の構成及び動作を説明するための断面構成図である。 本発明の構成を有する定着装置と有しない定着装置との定着部材の温度変化を、低温低湿環境下で連続して定着動作を行った実験に基づいて比較したグラフである。 本発明に係る定着装置8の第1〜第4の実施形態における加熱手段及びエア分離手段の動作を制御する制御系のブロック図である。 本発明に係る定着装置8の第1〜第4の実施形態における加熱手段の動作タイミングを説明するためのタイミングチャートである。 本発明に係る定着装置8の他の実施形態における補助ヒータ82Cの動作タイミングを説明するためのタイミングチャートである。
以下に本発明に関する実施の形態を、図を参照して説明するが、本発明は本実施の形態に限定されるものではない。
先ず、本発明を用いる画像形成装置の一例を図1の構成図に基づいて説明する。
本画像形成装置は画像形成装置本体GHと画像読取装置YSとから構成される。画像形成装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10K、ベルト状の中間転写ベルト5、給紙搬送手段及び定着装置8等からなる。
画像形成装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置501と原稿画像走査露光装置502を有する画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装置501の原稿台に載置された原稿dは公知の搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置502の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。ラインイメージセンサCCDにより光電変換されて形成された信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、露光手段3Y、3M、3C、3Kに送られる。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Yは、感光体ドラム1Yの周囲に帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y及びクリーニング手段7Yを配置している。マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10Mは、感光体ドラム1Mの周囲に帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M及びクリーニング手段7Mを配置している。シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10Cは、感光体ドラム1Cの周囲に帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C及びクリーニング手段7Cを配置している。黒(K)色の画像を形成する画像形成部10Kは、感光体ドラム1Kの周囲に帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K及びクリーニング手段7Kを配置している。潜像形成手段は、帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光装置3C、及び帯電手段2Kと露光装置3K、により構成される。
なお、現像手段4Y、4M、4C、4Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の小粒径のトナーとキャリアからなる2成分現像剤を内包する。トナーは発色剤となる顔料若しくは染料と、定着後に定着部材からのトナーの剥離を助けるワックスと、これらを保持するバインダー樹脂とからなる。
中間転写ベルト5は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。
後述するように、本発明に係る定着装置8の第1〜第3の実施形態は定着ベルト方式による定着装置である。即ち、加熱された定着部材としての定着ベルト81と加圧部材としての加圧ローラ84との間に形成されるニップ部Nに記録媒体である記録紙Pを挟持し、記録紙Pに担持されたトナー像を加熱及び加圧して定着する。また、本発明に係る定着装置8の第4の実施形態は定着ローラ方式による定着装置であり、加熱された定着部材としての加熱ローラ82と加圧ローラ84との間に形成されるニップ部Nに記録紙Pを挟持し、担持されたトナー像を加熱及び加圧して定着する。
かくして、画像形成部10Y、10M、10C、10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写ベルト5に、転写手段6Y、6M、6C、6Kにより逐次転写され(1次転写)、カラー画像合成されたトナー像が形成される。給紙カセット20内に収容された記録紙Pは、給紙手段21により給紙カセット20から送り出され、給紙ローラ22A、22B、22C、22D、レジストローラ23等を経て、転写手段6Aに搬送され、記録紙Pにカラー画像が転写される(2次転写)。カラー画像を転写された記録紙Pは定着装置8において加熱及び加圧され、記録紙P上のカラートナー像が定着される。その後、記録紙Pは排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25上に載置される。
一方、転写手段6Aにより記録紙P上にカラー画像を転写させた後、記録紙Pを曲率分離した中間転写ベルト5は、クリーニング手段7Aにより残留トナーが除去される。
図示しない制御手段101は、画像形成装置本体GHの内部に配設され、画像形成装置各部の動作を制御する。
なお、以上はカラー画像を形成する画像形成装置であったが、モノクロ画像を形成する画像形成装置であってもよいし、中間転写ベルトを用いない構成であってもよい。
次に、本発明に係わる定着装置8の第1の実施形態について、図2の断面図に基づいて説明する。図2は、定着装置8の第1の実施形態の構成及び動作を説明するための断面構成図である。
定着部材としての定着ベルト81は、無端状に形成され、実施の形態では、基体として厚さ70μmのPI(ポリイミド)を用い、基体の外周面を弾性層として厚さ220μmの耐熱性のシリコンゴムを被覆している。更にその上に、厚さ30μmの耐熱性樹脂であるPFA(パーフルオロアルコキシ)のチューブを被覆している。
加熱ローラ82は、定着ベルト81を加熱する加熱手段としての主加熱手段と補助加熱手段とを内蔵し、アルミニウム等からなる芯金82Dの外周面に、PTFEの樹脂層82Eを被覆して形成している。芯金82Dは例えば外径52mm、肉厚3mmの円筒状に形成され、PTFEの樹脂層82Eは厚さ15μmに形成されている。加熱ローラ82の外径寸法は例えば52mmである。なお異なった紙幅に対応するために、主加熱手段としてのハロゲンヒータからなる中央部ヒータ82Aは消費電力が例えば1080Wに、端部ヒータ82Bは705Wに設定され、記録紙Pの異なる紙幅に対応させて軸方向に異なる発熱分布になるように配置してある。即ち、中央部ヒータ82Aは定着ベルト81の移動方向と直角な方向(以下、定着ベルト幅方向ともいう)における中央部にメインとなる発熱部を有しており、端部ヒータ82Bは定着ベルト幅方向の両端部にメインとなる発熱部を有している。更に、補助加熱手段としての補助ヒータ82Cは、発光部が中央部に比較して両端部の発熱量が約40%高くなるように形成されたハロゲンヒータからなり、500Wに設定されている。
定着ローラ83は、ステンレス等の金属により形成された外径40mmの中実の芯金83Aを、弾性層83Bとして例えば厚さ7.5mmの耐熱性のシリコンゴムで被覆して形成されている。外径寸法は例えば40mmである。
加圧ローラ84(加圧部材)は、アルミニウム等からなる例えば外径50mmで肉厚3mmの円筒状の芯金84Bの外周面に、弾性層84Cとして例えば厚さ2mmの耐熱性のシリコンゴムを被覆している。更にその上に、厚さ30μmのPFAでコーティングした樹脂層84Dを被覆している。加圧ローラ84内にはハロゲンヒータからなる加圧ローラ用ヒータ84Aが配設されている。加圧ローラ用ヒータ84Aは、補助ヒータ82Cと同様に、発光部が中央部に比較して両端部の発熱量が約20%高くなるように形成されたハロゲンヒータからなり、消費電力は530Wに設定されている。
そして、不図示の付勢手段により、加圧ローラ84が定着ベルト81を介して定着ローラ83を押圧している。温度センサ104は、加熱ローラ82の回転方向下流側に対向して、定着ベルト幅方向に複数配設される。複数の温度センサ104は、それぞれ中央部ヒータ82A及び端部ヒータ82Bの発熱部に対応する位置に配設されている。また、温度センサ105は、加圧ローラ84に対向して複数配設される。複数の温度センサ105は、それぞれ中央部及び端部の発熱部に対応する位置に配設されている。
以上の構成において、不図示の駆動手段により加圧ローラ84が反時計方向に駆動回転され、定着ベルト81及び加熱ローラ82は時計方向に回転され、定着ローラ83は時計方向に回転される。なお、定着ローラ83を駆動回転する構成としてもよい。また、定着ベルト81は巻回される加熱ローラ82を介して中央部ヒータ82A、端部ヒータ82B、補助ヒータ82Cにより加熱される。そして、不図示の付勢手段によって加圧ローラ84が定着ローラ83を押圧し、定着ローラ83に巻回された定着ベルト81と加圧ローラ84との間に形成されるニップ部Nに挟持される記録紙Pが加熱及び加圧され、記録紙P上のトナー像が定着される。
複数の温度センサ104の内、定着ベルト幅方向の中央部に配設される温度センサ104は定着ベルト81の移動方向と直角な方向における中央部の温度を検知し、定着ベルト81の表面温度が予め設定した所定の温度と比較して高いか低いかを検知する。検知した温度が所定の温度より低いときは、その検知信号を受けた制御手段101からの指令により、中央部ヒータ82A、端部ヒータ82B、補助ヒータ82Cが点灯される。検知した温度が所定の温度より高いときは、制御手段101からの指令により、中央部ヒータ82A、端部ヒータ82B、補助ヒータ82Cが消灯される。但し、端部ヒータ82B及び補助ヒータ82Cは、定着ベルト81の温度が別途定める端部ヒータ及び補助ヒータ制御温度を超えるときには、中央部ヒータ82AのON−OFFに拘わらず消灯される。また、複数の温度センサ105の内、加圧ローラ幅方向の中央部に配設される温度センサ105は加圧ローラ84の移動方向と直角な方向における中央部の温度を検知し、加圧ローラ84の表面温度が予め設定した所定の温度と比較して高いか低いかを検知する。検知した温度が所定の温度より低いときは、その検知信号を受けた制御手段101からの指令により、加圧ローラ用ヒータ84Aが点灯される。検知した温度が所定の温度より高いときは、制御手段101からの指令により、加圧ローラ用ヒータ84Aが消灯される。
次に、画像形成装置の画像形成動作に対応する加熱手段のON−OFF動作について説明する。
始めに、画像形成装置の図示しない電源ボタンがONされると、ウォーミングアップ(定着装置の予熱)状態となり、中央部ヒータ82A、端部ヒータ82Bが点灯され、温度センサ104の内中央部が所定の温度に達した後、加圧ローラ用ヒータ84Aが点灯され、温度センサ105の内中央部が所定の温度に達した後、中央部ヒータ82A、端部ヒータ82Bは消灯され、補助ヒータ82Cが点灯し、待機(アイドリング)状態となる。
次いで、図示しないプリントスタートボタンがONされるとき、中央部ヒータ82A、端部ヒータ82B、補助ヒータ82C、及び加圧ローラ用ヒータ84Aが点灯される。但し、出力される記録紙Pにおける、記録紙搬送方向と直角な方向の長さ(以下、記録紙幅方向という)が端部ヒータ82Bの高発光部の間隔より短い場合には、端部ヒータ82BはONされない。
更に、記録紙Pの出力が終了し、定着動作が待機(アイドリング)状態となるときには、補助ヒータ82Cと加圧ローラ用ヒータ84Aが温度センサ104の検知温度に応じてON−OFF動作され、中央部ヒータ82A及び端部ヒータ82Bは動作されない。
本実施形態では加熱手段としてハロゲンランプを用いているが、定着部材を加熱する加熱手段としては、どのような加熱手段を用いてもよく、例えば励磁コイルを用いた誘導加熱発熱体を用いてもよい。
以上の如き定着装置8において、加熱定着された記録紙Pがニップ部Nから排紙された後に定着ベルト81に付着して巻き付くとジャムが発生するおそれがあるので、記録紙Pを定着ベルト81から確実に分離させる必要がある。
そこで、この分離手段として本実施形態では所謂エア分離手段を用いており、ニップ部Nの出口側近傍にエアノズル301を設けた。エアノズル301はファン303により送風された空気を連続して吐出するノズルであって、ニップ部Nを通過した直後の記録紙Pの先端部近傍に対して吹き付け、記録紙Pの先端部を定着ベルト81から分離させる。さらに先端部が分離された記録紙Pに吹き付けて定着ベルト81に付着しないようにする。
このようにして、定着ベルト81から分離された記録紙Pは排紙ガイド板85に案内されて搬送される。
以上の如く、ファン303によって送風された空気が、エアノズル301から連続して吐出することによりニップ部Nから排出される記録紙Pの先端部が定着ベルト81から分離される。その後、記録紙Pの定着ベルト81への付着が防止される。
また、図1に示す如き画像形成装置において、制御手段101は加圧ローラ圧着タイミングとほぼ同期してファン303に通電する。これにより、ファン303は回転を開始し、ダクト302を介してエアノズル301より空気を吐出して記録紙Pに吹き付け、記録紙Pを定着ベルト81から分離する。連続して記録紙Pを定着する場合は、ファン303を回転させたままとするが、後述するようにファン303の応答性が十分高い場合は、記録紙Pの進入のタイミングに合わせてファン303をON/OFFさせてもよい。なお本実施形態においては、ファン303は97×95×33mm角で、6.24W、最大静圧260PaのPWM軸流ファンを3個用いている。
ファン303の風速は、環境・用紙種・斤量などによって自動に切り替えられる。もちろん手動設定も可能である。
記録紙Pが定着装置8に達する前にファン303に通電するのは、ファン303が通電されてから最大の回転数になるまでタイムラグがあるからである。記録紙搬送速度が小さかったりして、記録紙Pを分離させようとする位置に達する前に、ファン303が後述する分離を継続するのに十分な風速に達することができるのであれば、記録紙Pが定着装置8に達してから起動してもよい。逆に、より高速の画像形成装置に本発明を適用する場合等、高出力で立ち上がりに時間がかかるブロア等をファン303として使うときは、画像形成装置の給紙開始、又は画像形成動作開始に先だち、ブロアの起動等、ファン303の起動タイミングを適宜選択する。
また、ファン303は軸流ファンに限定されるものではなく、シロッコファンやクロスフローファン、或いはブロア等でもよい。もちろんエア吹き付け手段はファンに限らずコンプレッサ、またはコンプレッサとファンの併用でも良い。要は定着ベルト81から先端部が分離された記録紙Pを連続して剥離可能な風量等を有する条件を備えていればよい。
図3は、本発明に係る定着装置8の第2の実施形態の構成及び動作を説明するための断面構成図である。
第2の実施形態の構成及び動作は、第1の実施形態の構成及び動作と類似しており、同一の機能を有する部材には同一の符番を付しているため説明は省略し、異なる構成及び動作についてのみ説明する。
第2の実施形態の構成が第1の実施形態の構成と異なる点は、第2の実施形態では加熱ローラ82内に中央部ヒータ82A、端部ヒータ82B、及び、補助加熱手段として、補助ヒータ82Cに加えてアイドリングヒータ82Fが配設されている点である。アイドリングヒータ82Fは、第1の実施形態の補助ヒータ82Cと同様に、発光部を中央部に比較して両端部の発熱量が高くなるように形成されたハロゲンヒータからなり、500Wに設定されている。また、第2の実施形態における補助ヒータ82Cは300Wに設定されている。
補助加熱手段としてのアイドリングヒータ82Fと補助ヒータ82Cは選択的に使用可能に構成され、加熱ローラ82の温度や環境条件によっていずれのヒータを用いるかが制御手段101により選択される。また、アイドリングヒータ82Fと補助ヒータ82Cの発光部の配列(中央部と端部の配列)を変えて、加熱ローラ82の中央部と端部の温度の違いに応じて、選択的に用いることもできる。
画像形成装置の画像形成動作に対応する加熱手段のON−OFF動作は、アイドリングヒータ82F以外は第1の実施形態の動作とほぼ同一である。但し、定着動作が待機状態となるときには、加圧ローラ用ヒータ84AがONされるとともに、補助ヒータ82Cとアイドリングヒータ82Fとが選択的に用いられる。アイドリングヒータ82Fは、アイドリング時のみに動作される。
エア分離手段は、第1の実施形態と同様に、定着ベルト81と加圧ローラ84との間に形成されるニップ部Nから排出される記録紙Pの先端に向けてエアを吹き付ける。
図4は、本発明に係る定着装置8の第3の実施形態の構成及び動作を説明するための断面構成図である。
第3の実施形態の構成及び動作は、第2の実施形態の構成及び動作と類似しており、同一の機能を有する部材には同一の符番を付しているため説明は省略し、異なる構成及び動作についてのみ説明する。
第3の実施形態の構成が第2の実施形態の構成と異なる点は、第3の実施形態では外部加熱ローラ87が定着ベルト81の外側(外部)に接して配設されている点である。また、第2の実施形態では補助ヒータ82Cが加熱ローラ82内に配設されているのに対し、第3の実施形態では補助加熱手段としての外部加熱用ヒータ87Aが外部加熱ローラ87内に配設されている点である。外部加熱ローラ87は、外径30mm、厚さ2mmの芯金に厚さ30μmのPTFEの樹脂層を被覆して形成している。外部加熱用ヒータ87Aは、補助ヒータ82Cと同様に、発光部が中央部に比較して両端部の発熱量が約40%高くなるように形成されたハロゲンヒータからなり、消費電力は300Wに設定されている。
画像形成装置の画像形成動作に対応する加熱手段のON−OFF動作は、アイドリングヒータ82F以外は第2の実施形態の動作とほぼ同一である。但し、定着動作が待機状態となるときには、外部加熱用ヒータ87Aは用いられず、加圧ローラ用ヒータ84Aとアイドリングヒータ82Fとが用いられる。
エア分離手段は、第1の実施形態と同様に、定着ベルト81と加圧ローラ84との間に形成されるニップ部Nから排出される記録紙Pの先端に向けてエアを吹き付ける。
図5は、本発明に係る定着装置8の第4の実施形態の構成及び動作を説明するための断面構成図である。
第4の実施形態の構成及び動作は、第1の実施形態の構成及び動作と類似した箇所があり、同一の機能を有する部材には同一の符番を付しているため説明は省略し、異なる構成及び動作についてのみ説明する。
第4の実施形態の構成が第1の実施形態の構成と異なる点は、第1の実施形態がベルト定着方式による定着装置であるのに対し、第1の実施形態がローラ定着方式による定着装置である点である。従って、第4の実施形態では第2の実施形態における定着ベルト81及び定着ローラ83がなく、加熱ローラ82と加圧ローラ84とが直接当接してニップ部Nを形成しており、定着ベルトではなく加熱ローラ82が本発明に係る定着部材に相当することになる。その他の構成に差異はない。エア分離手段は、第1の実施形態と同様に、ニップ部Nから排出される記録紙Pの先端に向けてエアを吹き付ける。
図6は、本発明の構成を有する定着装置と有しない定着装置との定着部材の温度変化を、低温低湿環境下で連続して定着動作を行った実験に基づいて比較したグラフである。
図6において、縦軸は定着部材としての定着ベルト81の表面温度を表し、横軸は時間(又はプリント枚数)を表す。
符号のt1は、本発明の補助加熱手段を用い、ニップ部Nから排出される記録紙Pの先端にエアを吹き付けるという条件下での定着ベルト81の表面温度の推移を表す曲線である。符号のt2は、本発明の補助加熱手段を用い、ニップ部Nから排出される記録紙Pにエアを吹き付けない場合の定着ベルト81の表面温度の推移を表す曲線である。符号のt3は、本発明の補助加熱手段を用いずに主加熱手段のみを用い、ニップ部Nから排出される記録紙Pにエアを吹き付けない場合の定着ベルト81の表面温度の推移を表す曲線である。符号のt4は、本発明の補助加熱手段を用いずに主加熱手段のみを用い、ニップ部Nから排出される記録紙Pの先端にエアを吹き付ける場合の定着ベルト81の表面温度の推移を表す曲線である。
また、符号のTAは、定着ベルト81の表面温度を、記録紙Pに担持されたトナー像を定着するのに必要な温度に保つために加熱手段をON−OFFする基準となる予め設定した所定の温度である。TBは、これ以上低くなると定着不良となるおそれがあるため、警告を発したり、画像形成装置の動作を停止させたりする基準となる低温警告温度である。
図6に示すように、本発明の補助加熱手段を用いずに主加熱手段のみを用い、記録紙Pの先端にエアを吹き付ける場合の温度推移曲線t4は、プリント開始とともに温度が下がり続け、短時間の内に低温警告温度TBを下回ってしまう。また、補助加熱手段を用いずに主加熱手段のみを用いるが、記録紙Pにエアを吹き付けない場合の温度推移曲線t3は、プリント開始後に一旦温度が低温警告温度TBの近くまで下がり、その後徐々に所定の温度TAに向けて回復して行くが、回復の速度が遅い。温度推移曲線t3による定着は、画像のトナー付着量や紙種等の条件が厳しくなると定着不良となる危険性が高い。
本発明の補助加熱手段を用いる場合には、記録紙Pにエアを吹き付けても(温度推移曲線t1)、エアを吹き付けなくても(温度推移曲線t2)、定着ベルト81の表面温度は所定の温度TAに対して僅かに上下するだけで管理された温度範囲に保たれる。
本発明に係る補助加熱手段としての補助ヒータを用いれば、エア分離手段によるエアの吹き付けがあっても、定着ベルト81の表面温度が低温警告温度TBに近づいたり、低温警告温度TBを超えたりすることがなく、所定の温度TAを安定して保つことができる。
図7は、本発明に係る定着装置8の第1〜第4の実施形態における加熱手段及びエア分離手段の動作を制御する制御系のブロック図である。
図7において、制御手段101は、温度センサ104、及び加圧ローラ圧着タイミングにより、加熱手段及びエア分離手段の動作を制御する。制御される加熱手段としては、主加熱手段としての中央部ヒータ82A及び端部ヒータ82B、補助加熱手段としての補助ヒータ82C、外部加熱用ヒータ87A、及び加圧ローラ用ヒータ84Aがある。また、制御されるエア分離手段としては、ファン303がある。
図8は、本発明に係る定着装置8の第1〜第4の実施形態における加熱手段の動作タイミングを説明するためのタイミングチャートである。
図8において、主加熱手段としての中央部ヒータ82A及び端部ヒータ82Bは、電源ONによりONされ、プリント中は温度センサ104により検知される定着ベルト81の表面温度と予め設定した所定の温度とが比較され、動作を制御されてON−OFFする。また、中央部ヒータ82A及び端部ヒータ82Bは、アイドリング時にはOFFされる。
本発明に係る補助加熱手段としての補助ヒータ82Cは、主加熱手段と同様にプリント開始とともにONされ、ON−OFF制御されるが、定着ベルト81の温度が前述の補助ヒータ制御温度を超えるときにはOFFされる。また、補助ヒータ82Cはアイドリング時には、補助ヒータ制御温度によりON−OFF制御される。
アイドリングヒータ82F及び外部加熱用ヒータ87Aは、プリント開始とともにONされ、加圧ローラ用ヒータ84Aは、電源ONとともにONされる。外部加熱用ヒータ87Aは、補助ヒータ82Cと同様に、ON−OFF制御され、定着ベルト81の温度が補助ヒータ制御温度を超えるときにはOFFされ、アイドリング時にはON−OFF制御される。アイドリングヒータ82F及び加圧ローラ用ヒータ84Aは、主加熱手段と同様にON−OFF制御されるが、アイドリング時には別途定める設定温度に応じてON−OFF制御される。
本発明に係る定着装置8の第1〜第4の実施形態によれば、プリント時に主加熱手段とともに補助ヒータ82C(又は、アイドリングヒータ82F)をON−OFF制御させるため、エア分離時のエア吹き付けがあっても、定着ベルト81の温度低下が防止できる。また、アイドリング時に消費電力の大きな主加熱手段としての中央部ヒータ82A及び端部ヒータ82BがON−OFF制御されないため、フリッカ発生の危険性を少なくすることができる。
図9は、本発明に係る定着装置8の他の実施形態における補助ヒータ82Cの動作タイミングを説明するためのタイミングチャートである。
図9(a)は、補助ヒータ82Cの消灯温度が端部ヒータ82Bの消灯温度と同一の温度に設定されている一方の実施形態の動作タイミングを表す。図9(b)は、消灯温度が端部ヒータ82Bの消灯温度より低い温度に設定されているもう一方の実施形態の動作タイミングを表す。図9(a)及び図9(b)の比較により明らかなように、図9(a)に示す一方の実施形態では、補助ヒータ82CのON−OFF動作が端部ヒータ82Bと同様に頻繁に繰り返される。然るに、図9(b)に示すもう一方の実施形態では、補助ヒータ82CがON−OFF動作を繰り返す頻度は少なくなる。
図9(b)に示すもう一方の実施形態によれば、補助ヒータ82Cの消灯温度を端部ヒータ82Bの消灯温度より低い温度に設定することにより、補助ヒータ82CのON−OFF動作の繰り返しの頻度は少なくなり、フリッカ発生の危険性を減じることができる。
8 定着装置
81 定着ベルト(定着部材)
82 加熱ローラ
82A 中央部ヒータ(主加熱手段)
82B 端部ヒータ(主加熱手段)
82C 補助ヒータ(補助加熱手段)
82F アイドリングヒータ(補助加熱手段)
83 定着ローラ
84 加圧ローラ
84A 加圧ローラ用ヒータ
87 外部加熱ローラ
87A 外部加熱用ヒータ(補助加熱手段)
101 制御手段
104 温度センサ
301 エアノズル
303 ファン
GH 画像形成装置本体
N ニップ部
P 記録紙
t1、t2、t3、t4 温度推移曲線
TA 所定の温度
TB 低温警告温度
TM タイマ

Claims (5)

  1. 加熱手段と、該加熱手段により加熱される定着部材と、該定着部材を押圧して該定着部材との間にニップ部を形成し、該ニップ部に記録媒体を挟持して記録媒体に担持されたトナー像を定着する加圧部材と、該ニップ部から排出される記録媒体の先端にエアを吹き付け、記録媒体を前記定着部材から剥離させるエア分離手段と、を有する定着装置において、
    前記加熱手段は、
    記録媒体に担持されたトナー像を加熱定着する際に前記定着部材を加熱する中央部ヒータ及び端部ヒータから構成される主加熱手段と、
    前記エア分離手段からのエアの吹き付けにより、前記定着部材の温度が予め設定した所定の温度より低くなる際に前記定着部材を加熱するとともに、消灯温度が前記端部ヒータの消灯温度よりも低い温度に設定される補助加熱手段と、
    を有することを特徴とする定着装置。
  2. 加熱定着動作の待機時に、前記補助加熱手段のみが前記定着部材を加熱することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記主加熱手段と前記補助加熱手段とが、前記定着部材の内部に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記主加熱手段は前記定着部材の内部に配設され、前記補助加熱手段は前記定着部材の外部に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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