JP5476944B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、該画像形成装置における像担持体のクリーニング技術に関する。
電子写真プロセスの一つは、帯電、露光、現像により像担持体としての感光体上にトナー像を形成し、形成したトナー像を記録材に転写することにより画像を形成する。他の電子写真プロセスは、帯電、露光、現像により像担持体としての感光体上にトナー像を形成し、形成したトナー像を像担持体としての中間転写体に転写し、該中間転写体から記録材にトナー像を転写することにより画像を形成する。
電子写真プロセスに用いられる感光体や中間転写体等の像担持体は、トナー像の転写後にクリーニングすることにより繰り返し使用される。
像担持体のクリーニングには、ゴムからなるクリーニングブレードが多く用いられる。クリーニングブレードはその先端に形成されたエッジで像担持体上のトナーや紙粉を掻き取り除去するものであり、トナー、紙粉、潤滑剤等の外添剤、等を良好に除去し優れたクリーニング性能を有する。しかしながら、クリーニングブレードによるクリーニングでは、バウンディング、挟み込みと称されるクリーニング不良を起こす場合があり、これに対する対策が従来から採られてきた。
バウンディングは、クリーニングブレードと像担持体間の摩擦が大きいことにより起こる現象であり、クリーニングブレードのエッジが像担持体上でバウンドし、像担持体の移動方向に直角な方向に長い帯状のクリーニング残が発生するものである。
挟み込みは、クリーニングブレードのエッジと像担持体との間に紙粉等の異物が挟み込まれてクリーニング不良が発生する現象である。
特許文献1では、クリーニングブレードの厚さ、自由長を像担持体の移動速度に関連づけて規定することにより、バウンディングを防止している。
特許文献2,3では、像担持体を停止する際に、逆転させることによりクリーニングブレードと像担持体間に挟み込まれた異物をクリーニングブレードの上流側に移動させることにより挟み込みを防止している。特許文献2では、逆転時のブレード荷重をクリーニング時のブレード荷重よりも低くすることにより、挟み込まれた異物の除去の効果を向上している。特許文献3では、像担持体の使用量に応じて、逆転量を制御している。
特開2005−99340号公報 特開2000−155514号公報 特開2007−328088号公報
像担持体を停止する停止制御において、像担持体を画像形成時とは反対の逆方向に移動させた後に停止させることにより、クリーニングブレードと像担持体との間に挟み込まれた異物はブレードの上流に移動する。次の画像形成時に像担持体を正方向に移動させると、異物がクリーニングブレードの位置を通過するので、異物はクリーニングブレードにより掻き取られ除去される。
特許文献2、3ではこのようなクリーニングメカニズムにより異物を除去し、挟み込みによるクリーニング不良を防止している。
しかしながら、このような挟み込み防止においては次の問題があることが判明した。
図1に示すように、逆転により異物EBがクリーニングブレードBDの上流側に移動し像担持体ZTを矢印W1で示す方向に移動させてクリーニングする場合、クリーニングブレードBDはクリーニング済みの部分CRと異物EBが存在する部分とを摺擦する。
クリーニング済みの部分CRでは、像担持体ZTの表面が露出している。また、逆転時に異物EBの層が崩れた部分EBKにおいても、像担持体ZTが露出する。
このように、像担持体ZTが露出した部分では、クリーニングブレードBDと像担持体ZT間の摩擦抵抗が大きいために、クリーニングブレードBDのエッジが円滑に像担持体ZT上を摺擦しない場合があり、接触と離間が交互に起こることがある。これにより矢印W1に直角な方向に伸びた帯状のクリーニング不良であるバウンディングが発生する場合がある。
バウンディングは、表面の凹凸が少ない像担持体、即ち、未使用又は使用量の少ないニュー像担持体の場合に発生しやすい。
また、クリーニングブレードに関しては、シャープなエッジを持つクリーニングブレード、即ち、未使用又は使用量の少ないニュークリーニングブレードの場合に発生しやすい。
特許文献3では、像担持体の使用量に応じて、逆転量を制御しているが、常にクリーニングブレードの像担持体を逆転させている。したがって、特許文献3のクリーニング装置では、バウンディングが発生することを防止することができない。
本発明は、バウンディングや挟み込みによるクリーニング不良を防止し、長期間に亘りクリーニングが良好に行われる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の前記目的は、下記の発明により達成される。
1.トナー像を担持する像担持体と、
該像担持体に当接し、該像担持体をクリーニングするクリーニングブレードと、
前記像担持体を前記クリーニングブレードに対して正方向に又は該正方向と反対の逆方向に移動させる駆動部と、
前記像担持体の第1使用量と前記クリーニングブレードの第2使用量とを検知する使用量検知部と、
前記駆動部を制御する制御部と、
画像のパターンを認識する画像解析部と、
を有する画像形成装置であって、
前記制御部は、
正方向に移動している前記像担持体を停止させるに際して、前記使用量検知部により検知された前記像担持体の第1使用量が第1所定値を超え、且つ、前記使用量検知部により検知された前記クリーニングブレードの第2使用量が第2所定値を超えたときに、前記正方向に移動している前記像担持体を前記逆方向に移動させた後に停止させ、
それ以外のときには前記像担持体を逆方向に移動させることなく前記像担持体を停止させるように前記駆動部を制御し、
前記使用量検知部は、検知した情報を前記画像解析部からの情報に基づいて補正することを特徴とする画像形成装置。
2.トナー像を担持する像担持体と、
該像担持体に当接し、該像担持体をクリーニングするクリーニングブレードと、
前記像担持体を前記クリーニングブレードに対して正方向に又は該正方向と反対の逆方向に移動させる駆動部と、
前記像担持体の第1使用量と前記クリーニングブレードの第2使用量とを検知する使用量検知部と、
前記駆動部を制御する制御部と、
を有する画像形成装置であって、
前記制御部は、
正方向に移動している前記像担持体を停止させるに際して、前記使用量検知部により検知された前記像担持体の第1使用量が第1所定値を超え、且つ、前記使用量検知部により検知された前記クリーニングブレードの第2使用量が第2所定値を超えたときに、前記正方向に移動している前記像担持体を前記逆方向に移動させた後に停止させ、
それ以外のときには前記像担持体を逆方向に移動させることなく前記像担持体を停止させるように前記駆動部を制御し、
前記使用量検知部は、両面画像形成または片面画像形成であるかに基づいて、検知した情報を補正することを特徴とする画像形成装置。
3.前記画像のパターンは、当該画像の形状であることを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
.前記使用量検知部は、前記第1使用量として、プリント枚数を検知することを特徴とする前記1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
.前記使用量検知部は、前記第2使用量として、プリント枚数を検知することを特徴とする前記1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
.前記使用量検知部は、前記第1使用量として、前記像担持体の作動時間を検知することを特徴とする前記1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
.前記使用量検知部は、前記第2使用量として、前記像担持体の作動時間を検知することを特徴とする前記1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
.環境温度を検知する温度センサを有し、前記制御部は、前記第1所定値および/または前記第2所定値を前記温度センサからの情報に基づいて補正することを特徴とする前記1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
.環境湿度を検知する湿度センサを有し、前記制御部は、前記第1所定値および/または前記第2所定値を前記湿度センサからの情報に基づいて補正することを特徴とする前記1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
10前記使用量検知部は、検知した情報を記録材の種類の情報に基づいて正することを特徴とする前記1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
本発明においては、像担持体の使用量が所定値以下のときは、像担持体停止時の逆転を行わず、像担持体の使用量が所定値を超えたときに、逆転後に像担持体を停止している。
これにより、バウンディングが良好に防止される。また、挟み込みは像担持体の使用量が長い場合に発生するので、挟み込みの発生も良好に防止される。
したがって、長期間に亘り良好なクリーニングが行われ、耐久性が高く、高画質の画像を形成する画像形成装置が実現される。
バウンディングを説明するための図である。 画像形成装置本体A、画像読取装置SC、自動原稿送り装置DFを備えた画像形成装置の全体構成を示す図である。 クリーニング装置の構成を示す図である。 多数枚プリント時のバウンディングの発生状況を示すグラフである。 多数枚プリント時の異物の挟み込みの発生状況を示すグラフである。 バウンディングと挟み込みとに対する対策を採ったときのクリーニング性能を示すグラフである。 制御系のブロック図である。 クリーニング不良を防止する制御のフローチャートである。 ブレードのエッジの摩耗量の変遷を示すグラフである。 感光体表面状態の変遷を示す。 バウンディング発生の温度依存性を示すグラフである。 挟み込みの発生数と湿度との関係を示すグラフである。 片面プリントと裏面プリントとにおける感光体表面の表面粗さと挟み込みの発生数との関係を示すグラフである。 紙種による挟み込み発生数の違いを示すグラフである。 異なるパターンの画像の例を示す図である。 画像のカバレッジの違いによるクリーニング不良の発生確率の変動を示すグラフである。 画像解析部GKが行う画像の解析を説明するための図である。
[画像形成装置]
図2は、画像形成装置本体A、画像読取装置SC、自動原稿送り装置DFを備えた画像形成装置の全体構成図である。
図示の画像形成装置本体Aは、像担持体としての感光体1、帯電手段2、像露光装置3、現像装置4、転写手段5、除電手段6、分離爪7、クリーニング装置8等から成る画像形成部と、定着装置9と、記録材搬送系と、から構成されている。
記録材搬送系は、給紙カセット10、第1給紙手段11、第2給紙手段12、搬送手段13、排紙手段14、及び手差し給紙手段15から成る第1搬送部と、記録材Pを循環再給紙する循環再給紙部とから構成されている。
給紙カセット10及び第1給紙手段11は、複数の給紙手段(図示の3段)により形成され、サイズや種類が異なる記録材Pを収容して給紙する。記録材のサイズや種類は、操作部21による手動設定、又は記録材サイズ検知手段による自動記録材サイズ設定によって入力される。
搬送手段13を通過して定着装置9によって定着処理された記録材Pは、搬送路切換手段16により、ストレート排紙パスの搬送路r1、反転排紙パスの搬送路r2、両面循環パスの搬送路r3の何れかに選択されて搬送される。
搬送路r1を通過する記録材Pは、画像形成面を上にして(フェースアップ)排出される。搬送路r2を通過する記録材Pは、両面循環パスの搬送路r3、r4に進行した後、逆転搬送されて搬送路r2を通過して、画像形成面を下にして(フェースダウン)排出される。
第2搬送部は、画像形成部により画像形成された記録材Pを搬送路切換手段16により排紙手段14の手前で分岐させ、記録材Pを循環再給紙路に沿って搬送し、循環再給紙路途中で反転搬送ローラ17により記録材Pを反転した後に第2給紙手段12を経て画像形成部に再給紙する。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿dは給紙手段により搬送され、画像読取装置SCの光学系により原稿dの片面又は両面の画像が読みとられ、イメージセンサCCDにより読み込まれる。イメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部20において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、像露光装置3に画像信号を送る。
像露光装置3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部の感光体1に照射され、潜像を形成する。画像形成部においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。給紙カセット10、手差し給紙手段15から給送された記録材Pには転写手段5により画像が転写される。画像を担持した記録材Pは、定着装置9により定着処理され、排紙手段14から排出される。
或いは搬送路切換手段16により循環再給紙部に送り込まれた片面画像処理済みの記録材Pは反転搬送ローラ17により反転された後に再び画像形成部において両面画像処理された後、定着装置9によって定着処理され、排紙手段14により排出される。
[クリーニング装置]
図3はクリーニング装置8の断面図である。
図3において、81は弾性材から成るクリーニングブレード(以下、ブレードと称す)であって、転写後の感光体1上に残留している転写残トナーを感光体1から掻き取る。ブレード81は感光体1に接触してトナーを掻き取るエッジを先端に有する。ブレード81の先端部は下向きであり、クリーニング位置で矢印W1で示すように上方に移動する感光体1の圧接する。即ち、ブレード81は感光体1の表面に対してカウンタ型で感光体1に圧接する。
ブレード81は、適度な弾性を有するポリウレタンゴムやシリコーンゴム等により形成される。
ブレード81は、ブレード81を保持するブレード支持部材82の他端に保持された錘84により加圧され、感光体1に圧接する。或いは、ブレード支持部材82の他端は、不図示のコイルバネによって付勢され、ブレード81の先端部を感光体1に圧接する。
ブレード81、ブレード支持部材82、錘84から成る組立ユニットは、回転軸85を回転中心にして回転し、ブレード81を感光体1に圧接する。
ブレード81により掻き取られた転写残トナーは、ブレード81の下方に配置されたガイドローラ86の図示の反時計方向回転により捕集され、トナー搬送スクリュー87の方向に搬送する。
ブラシ状のガイドローラ86と、スパイラル状のトナー搬送スクリュー87とは、ハウジング83の所定位置で回転可能に支持され、不図示の駆動手段によって回転される。
トナー搬送スクリュー87によって搬送される転写残トナーは、不図示のトナーリサイクル装置を介して現像装置4に搬送される、或いは、不図示の廃トナーボックスに搬送されて回収される。
なお、図3に示すクリーニング装置は感光体1をクリーニングするものであるが、本発明においては、像担持体としての中間転写体のクリーニングにも適用される。即ち、帯電、露光及び現像により感光体上にトナー像を形成し、形成したトナー像を中間転写体に転写し、中間転写体から記録材にトナー像を転写する電子写真プロセスにおける中間転写体のクリーニングにも本発明が適用される。
〔バウンディングと挟み込みとの解析〕
ブレードを用いた感光体のクリーニングにおいては、図1を用いて前記に説明したように、バウンディングが発生する場合がある。また、像担持体とブレードとの間に、トナー、紙粉、外添剤等の異物が挟み込まれてクリーニング不良が発生する場合がある。バウンディングと挟み込みとによるクリーニング不良を防止するために、発明者はバウンディング現象と挟み込み現象との解析を行った。図4以下を用いてこの解析を説明する。なお、図4以下に示す実験結果は、像担持体として感光体を用いた実験によるものである。また、以下の説明において、感光体の正方向の移動又は正転とは、図3における矢印W1で示す方向の感光体の移動であり、図3では、画像形成工程において感光体1は矢印W1で示す正方向に移動して、ブレード81によりクリーニングされる。
感光体の逆方向の移動又は逆転とは矢印W1と反対方向の移動である。以下に説明する実験においては、1000枚単位程度の画像形成毎に感光体を停止させた。
図4は多数枚プリント時の挟み込みの発生状況を示す。
図4において、線L1は逆転動作の後に感光体を停止させた場合の挟み込みの発生数を示し、線L2、L3は逆転動作なしで感光体を停止させた場合の挟み込みの発生数を示す。線L2は感光体が試験開始時にニューである、即ち、未使用の感光体を用いた試験における挟み込み数を示し、線L3は50kp(5万枚)の画像を形成した感光体を用いた試験における挟み込み数を示す。
線L1のように、感光体を停止させる際に逆転を行ったには挟み込みの発生数は少なく、且つ、初期から1200kpまで発生数に変化がなかった。
これに対して、線L2、L3のように、逆転なしで感光体を停止させた場合、末期において、挟み込みの発生数が多かった。特に、線L3のように50kpの画像を形成した感光体を用いた試験において、発生数が多く、しかも発生数の上昇率が高かった。なお、挟み込み数は画像1枚当たりの挟み込み数である。
感光体を逆転することにより、感光体とブレードとにより挟まれた異物はブレードの上流に移動し、次の画像形成において、ブレードにより掻き取られ除去される。線L1がこのことを示す。
逆転がない場合には、線L2、L3のように挟み込みが発生している。
使用により感光体の表面には凹凸が形成されるとともに、ブレードのエッジの摩耗が進行する。これらの現象により線L2、L3のように挟み込みが発生するようになる。特に、線3で示すように試験開始時に50kpの画像形成を行った履歴を有する感光体の場合は、発生数が多く、且つ、発生数の上昇率も高かった。
図5は多数枚プリント時のバウンディングの発生状況(バウンディングの発生確率)を示す。図4において、線L4は画像形成工程において正方向に移動している感光体を逆転動作なしで停止させた場合のバウンディングの発生確率(%)を示し、線L5、L6は逆転動作の後に感光体を停止させた場合のバウンディングの発生確率を示す。線L5はニュー感光体、即ち、未使用の感光体を用いた試験におけるバウンディングの発生確率を示し、線L6は50kpの画像を形成した感光体を用いた試験におけるバウンディングの発生確率を示す。
線L4のように、感光体を停止させる際に逆転を行わない場合にはバウンディングの発生確率は低く、且つ、初期から1200kp(120万枚)まで発生確率に変化がなかった。
これに対して、線L5、L6のように、逆転後に感光体を停止させた場合、初期において、バウンディングの発生確率が高かった。特に、線L5のようにニュー感光体の場合には発生確率が高かった。
この現象は前記に説明したように、ブレードの上流に体積していたトナーや外添剤の層が逆転により崩れ、感光体の表面が露出する結果、ブレードのエッジが露出した感光体表面上を摺動することになり、高い摩擦抵抗が発生したことによると考えられる。
ニュー感光体の表面は凹凸が少なく鏡面に近いためにバウンディングが起きやすい。発生率が特に高いことを示す線L5はこのことを示す。
〔バウンディング、挟み込みに対する対策〕
発明者は図4における線L1と、図5における線L4とを結合することによりクリーニング不良を無くすることができることに着目した。
図6はバウンディングと挟み込みとに対する対策を採ったときのクリーニング性能を示す。図6において、線L7は前記対策を採った実施例におけるクリーニング不良の発生確率を示す。
なお、比較例として、逆転後停止の場合のバウンディングの発生確率を線L8で示し、逆転なしで停止した場合の挟み込みの発生数を線L9で示す。
線L7で示すように多数枚プリントの全工程において、クリーニング不良が低く抑えられている。
次に図7、8を参照してクリーニング不良を防止した制御について説明する。図7は制御系のブロック図、図8は図6における線L7で示すクリーニング性能を実現し、クリーニング不良を防止した制御のフローチャートである。
制御部CSは画像形成枚数をカウントする使用量検知部としての枚数カウンタCCのカウント数と、使用量検知部としてのタイマーTMの計測時間とに基づいて、感光体駆動モータMTを制御して、感光体を停止する際に、逆転後に停止するか、又は逆転なしで停止するかを選択するという制御を行う。タイマーTMは感光体の作動時間を累積するタイマーである。また、枚数カウンタCCはプリント枚数を累積する。この累積において、両面プリントでは、表面を1枚、裏面を1枚としてカウントする。なお、両面プリントでは、後に説明するような補正を行うことが好ましい。感光体の表面はニュー感光体では、凹凸が少なく、鏡面性が高い。使用量が増すにしたがい、感光体の表面には微細な凹凸が形成され、鏡面性が低下する。このような使用量に対応した感光体の劣化は、単純なプリント枚数よりはむしろ、感光体の移動長に対応する。タイマーTMは感光体の移動長として感光体の作動時間長を検知する。しかしながら、感光体の使用量として枚数カウンタCCからの情報を用いることも可能である。
ブレード81の使用量は枚数カウンタCCにより検知される。ブレード81のエッジは使用による摩耗で鈍化する。また、エッジに凹凸ができる。このようなブレード81の劣化の程度を枚数カウンタCCからの情報により検知することができるが、タイマーTMからの情報によってもブレードの劣化を検知することができる。このように、感光対1の使用量とブレード81の使用量とを検知する使用量検知部は枚数カウンタCC及びタイマーTMの少なくともいずれか一方を有する。
TSは環境温度を検知する温度センサ、HSは環境湿度を検知する湿度センサ、GKは画像データを解析して画像のパターンを決定する画像解析部、MTは、感光体1を画像形成時に移動方向である正方向又は該正方向と反対の逆方向に移動させる駆動部としての感光体駆動モータである。
図8の制御は画像形成工程の後に感光体を停止させる際に実行される。即ち、ジョブが完了して感光体を停止させるときや、ジャムの発生により感光体を停止させるときに図8の制御が行われる。
制御部CSはステップST1において、タイマーTMの計測時間が所定時間、例えば、100時間(100h)を超えたか否かを判断し、ステップST2において、プリント枚数(形成した画像の枚数)が所定枚数、例えば、60kp(6万枚)を超えたか否かを判断する。ステップST1は、感光体の使用量である第1使用量を第1所定値と比較するステップであり、ステップST2は、ブレードの使用量である第2使用量を第2所定値と比較するステップである。
ST1、ST2における判断の閾値、即ち、第1、第2所定値は、例えば、図9、10に示す実験から得ることができる。
図9は、前記第2所定量を決定するための実験結果であるブレードのエッジの摩耗量の変遷を示す。プリント枚数が多くなるのに対応して摩耗量は増加するが、クリーニング性能の試験によれば、摩耗量が7μm以下では、バウンディングが発生しやすいことが確認された。この結果から、ST2の判断の閾値を摩耗量7μmに対応する60kpとした。
図10は、前記第1所定量を決定するための実験結果である感光体表面状態の変遷を示す。図10はニュー感光体表面の表面粗さ(Rz)、即ち、未使用感光体表面の表面粗さの初期値を0とし、画像形成による表面粗さの増加分ΔRzで感光体表面の変遷を示している。
実験によれば、ΔRz0.75μ以下においてバウンディングが発生しやすいことが確認された。この結果から、ST1、ST2における判断の閾値が決定される。
なお、前記に説明したように感光体の表面状態は、プリント枚数よりはむしろ、感光体の作動時間長に対応して変化する。したがって、ST1ではプリント枚数ではなく、感光体の作動時間長の閾値を100時間(100h)とした。
ST1の判断がNOの場合、感光体停止時の制御として、感光体を逆転することなく停止させる(ST4)。
また、ST1の判断がYESであっても、プリント枚数が60kp以下の場合(ST2のNO)には、感光体を逆転することなく停止させる(ST4)。
ST1,ST2の判断がいずれもYESの場合、即ち、感光体の作動時間が100時間を超え、且つ、プリント枚数が60kpを超える場合、ST3で感光体を逆転させた後に停止させる(ST4)。
図8に示す制御によって、図6の線L7で示すクリーニング不良の発生確率、即ち、極めて低い発生確率が実現される。
図8では、感光体の作動時間とプリント枚数とに基づいて、制御を行っているが、感光体の作動時間長のみに基づいて、又はプリント枚数のみに基づいて制御を行うことも可能である。
バウンディングの発生及び異物の挟み込みの発生は温度、湿度に応じて変化する。
図11はバウンディング発生の温度依存性を示す。図示のように、温度が高いほどバウンディングの発生確率が高い。線L11はニュー感光体の場合のバウンディングによる不利不良の発生確率を示し、線L12は50kpプリント時のバウンディングの発生確率を示す。
更に、異物の挟み込み発生確率は、湿度が高い程低くなる。
図12は挟み込みの発生数と湿度との関係を示す。このように、バウンディング、挟み込みは、温度、湿度の変化に対応して変化する。したがって、制御部SCが図8のST1、ST2の判断の閾値として温度及び湿度に応じて異なる値を設定することにより、制御の精度を高め、更に、クリーニング不良の発生確率を下げることができる。
図2に示す画像形成装置は両面画像形成機能を有する。
両面プリントにおいては、感光体表面の変化と挟み込みの発生との関係が表面プリントの場合と裏面プリントの場合とでは異なる。図13は片面プリントと裏面プリントとにおける感光体表面の表面粗さと挟み込みの発生数との関係を示すものであり、線L13は片面プリント時、線L14は両面プリント時の場合を示す。
線L13、線L14が示すように、同じ表面粗さであっても、片面プリント時の挟み込み発生数が両面プリント時の挟み込み発生数よりも多い。このことは、クリーニング不良防止の精度を更に向上するには、図8のおけるST2におけるプリント枚数のカウントにおいて、両面プリントの場合、片面に比較してプリント枚数に1よりも小さい計数を乗じてカウントする等の補正をすることが必要であることを示す。
挟み込みによるクリーニング不良は、使用される記録材の種類により変化する。例えば、コート紙では、紙粉等の異物が発生しがたく、挟み込みの発生確率が低い。
図14の線L15は普通紙の場合の挟み込みの発生数を示し、線L16がコート紙の場合の挟み込みの発生数を示す。
図14に示すように、コート紙では、挟み込みの発生数が少ない。したがって、図8のST2の判断を行う場合に、コート紙に対するプリントの枚数に1よりも小さい係数を乗じてカウントする補正により、精度の高い制御が行われるようになる。即ち、更に良好なクリーニングが行われるようになる。
更に、バウンディングの発生確率は、画像パターンにより異なる。
図15に異なるパターンの画像の例を示す。図15において、W2は記録材の搬送方向に直角な方向(ドラム状感光体のドラム軸方向)を示す。
図15(a)はカバレッジがW2方向に均一な画像の例であり、図15(b)はカバレッジがW2方向に不均一な画像の例を示す。
図16は画像のカバレッジ、即ち、画像領域中における印字面積の割合に対するバウンディングの発生確率の変動を示す。図16において、線L17は図15(a)に示す画像の場合の発生確率を示し、線L18は図15(b)に示す画像の場合の発生確率を示す。
W2方向に不均一な画像、即ち、図15(b)に示す画像のプリントにおいては、感光体とブレードとが接触している部分における摩擦係数が不均一になり、バウンディングが起こりやすくなる。
図16の実験結果はこのことを示しており、線18が示すように、カバレッジが高くなるにしたがって、バウンディングの発生確率が高くなる。
図16に示す実験結果から、クリーニング不良の防止を更に良好に行うには、画像のパターンの違いによるクリーニング性能への影響を図8におけるST1又はST2の判断に反映させることが必要であることを示す。例えば、プリント枚数のカウント時に、画像のパターンに対応した補正を行う必要がある。画像のパターンは具体的には、画像のカバレッジと形状であり、図7の画像解析部GKにより行われる。図17により画像解析部GKが行う画像の解析を説明する。
画像Gを矢印W2で示す方向にn個の領域g1〜gnに分割し、領域g1、g2・・・毎の画像データの量を画像1枚毎に検知する。領域g1・・・gnのデータ量を比較し、データ量の分布が不均一である場合に、図15(b)に示す不均一画像とする。
図11〜図16に示したプリント枚数或いは判断閾値に対する補正のための補正係数又は補正プログラムは、図7における制御部CS内に設けられたルックアップテーブルに格納されており、制御部CSは前記ルックアップテーブルを参照して前記に説明した各種の補正を行う。
1 感光体
8 クリーニング装置
81 クリーニングブレード(ブレード)
CS 制御部
CC 枚数カウンタ
TM タイマー
TS 温度センサ
HS 湿度センサ
GK 画像解析部
MT 感光体駆動モータ

Claims (10)

  1. トナー像を担持する像担持体と、
    該像担持体に当接し、該像担持体をクリーニングするクリーニングブレードと、
    前記像担持体を前記クリーニングブレードに対して正方向に又は該正方向と反対の逆方向に移動させる駆動部と、
    前記像担持体の第1使用量と前記クリーニングブレードの第2使用量とを検知する使用量検知部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、
    画像のパターンを認識する画像解析部と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    正方向に移動している前記像担持体を停止させるに際して、前記使用量検知部により検知された前記像担持体の第1使用量が第1所定値を超え、且つ、前記使用量検知部により検知された前記クリーニングブレードの第2使用量が第2所定値を超えたときに、前記正方向に移動している前記像担持体を前記逆方向に移動させた後に停止させ、
    それ以外のときには前記像担持体を逆方向に移動させることなく前記像担持体を停止させるように前記駆動部を制御し、
    前記使用量検知部は、検知した情報を前記画像解析部からの情報に基づいて補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. トナー像を担持する像担持体と、
    該像担持体に当接し、該像担持体をクリーニングするクリーニングブレードと、
    前記像担持体を前記クリーニングブレードに対して正方向に又は該正方向と反対の逆方向に移動させる駆動部と、
    前記像担持体の第1使用量と前記クリーニングブレードの第2使用量とを検知する使用量検知部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    正方向に移動している前記像担持体を停止させるに際して、前記使用量検知部により検知された前記像担持体の第1使用量が第1所定値を超え、且つ、前記使用量検知部により検知された前記クリーニングブレードの第2使用量が第2所定値を超えたときに、前記正方向に移動している前記像担持体を前記逆方向に移動させた後に停止させ、
    それ以外のときには前記像担持体を逆方向に移動させることなく前記像担持体を停止させるように前記駆動部を制御し、
    前記使用量検知部は、両面画像形成または片面画像形成であるかに基づいて、検知した情報を補正することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記画像のパターンは、当該画像の形状であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記使用量検知部は、前記第1使用量として、プリント枚数を検知することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記使用量検知部は、前記第2使用量として、プリント枚数を検知することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記使用量検知部は、前記第1使用量として、前記像担持体の作動時間を検知することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記使用量検知部は、前記第2使用量として、前記像担持体の作動時間を検知することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 環境温度を検知する温度センサを有し、前記制御部は、前記第1所定値および/または前記第2所定値を前記温度センサからの情報に基づいて補正することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 環境湿度を検知する湿度センサを有し、前記制御部は、前記第1所定値および/または前記第2所定値を前記湿度センサからの情報に基づいて補正することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記使用量検知部は、検知した情報を記録材の種類の情報に基づいて正することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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