JP2002311771A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002311771A
JP2002311771A JP2001115733A JP2001115733A JP2002311771A JP 2002311771 A JP2002311771 A JP 2002311771A JP 2001115733 A JP2001115733 A JP 2001115733A JP 2001115733 A JP2001115733 A JP 2001115733A JP 2002311771 A JP2002311771 A JP 2002311771A
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JP2001115733A
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Hiroshi Mizusawa
浩 水沢
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】感光体を逆転させることによりクリーニングブ
レード先端に付着した紙粉等の異物を清掃するように構
成されたものにおいて、画像形成枚数、温湿度などの環
境条件を加味して、該ブレードの清掃間隔を変化させる
ことによって、長期にわたって良好なクリーニング性を
維持できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】感光体を画像形成時とは逆方向に回転させ
ることによりクリーニングブレードの清掃を行う制御装
置39と、画像形成枚数に基づいて該ブレードの清掃間
隔を設定するためのブレードクリーニングカウンタ40
と、を備えた画像形成装置であって、カウンタ40の設
定値を択一的に選択して画像形成枚数が設定値に達する
度に、感光体を逆転させて該ブレードの清掃を行い、画
像形成枚数に応じて該ブレードの清掃を行う間隔を選択
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ−
及びファクシミリ装置等の電子写真式画像形成装置に関
し、特に感光体を清掃するために装備されるクリーニン
ブレードの清掃方法を改善したものに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式の画像形成装置にあっては、
予め一様に帯電した感光体表面に原稿反射光等の光学的
な画像情報を照射することによって形成した静電潜像
を、現像装置から供給されるトナーによって現像してト
ナー像とし、このトナー像を転写紙上に転写、定着する
ことによって画像形成を行っている。転写後の感光体上
には残トナー、紙粉等の異物が付着しているため、次の
画像形成動作に備えて、クリーニングブレード等を備え
たクリーニング装置によって残トナー及び異物を除去し
ている。即ち、クリーニングブレードはその先端を感光
体表面に当接させることによって感光体の回転時に表面
に付着した残トナー等を掻き取る手段である。ところ
で、連続画像形成枚数が多量になるとクリーニングブレ
ード先端に蓄積する紙粉等の異物の量が多量となり、ク
リーニング性が低下する。そこで、一定量のプリントジ
ョブ終了後に感光体を逆転させて、クリーニングブレー
ドの清掃を行うのが一般である。感光体のクリーニング
ブレードの清掃性は、ブレードの磨耗により低下し、ま
たトナーリサイクルを行っている装置では現像されるト
ナーに含まれる紙粉の増加により経時で低下する。クリ
ーニングブレードが充分に清掃されずに、異物が付着し
たままであると、良好なクリーニング性を維持すること
ができず、クリーニング不良による黒スジ画像が発生し
易くなる。また、感光体を逆転させることによるクリー
ニングブレードの清掃性は、温度、湿度等の使用環境に
より、クリーニングブレードを構成するゴムの特性やト
ナー帯電量が変化するため、一定ではなく変化する。一
般的に、低温、低湿環境の方がクリーニング性が劣る傾
向にある。
【0003】特開平9−204127号公報には、クリ
ーニングブレードの清掃を行う間隔を使用する転写紙の
紙質(紙粉の発生量)の違いに応じて複数種類設定でき
るカウンタを設け、設定値を択一的に選んで感光体を逆
転させてクリーニングブレードの清掃を行う技術が開示
されている。しかし、上記のように感光体を逆転させる
ことによるクリーニングブレードの清掃性は、転写紙の
紙質以外の条件、即ち画像形成枚数、装置内外の温度、
湿度等の環境条件等によっても大きく変化するにもかか
わらず、この発明はこれらの条件を考慮していないの
で、充分な清掃性を得ることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、正逆双方向へ回転駆動される感光
体及び該感光体表面に先端を当接して該表面をクリーニ
ングするクリーニングブレードを備えた画像形成装置で
あって、感光体を逆転させることによってクリーニング
ブレード先端に付着した紙粉等の異物を清掃するように
構成されたものにおいて、転写紙の紙質以外の条件、即
ち、画像形成枚数、温湿度などの環境条件を十分に加味
して、クリーニングブレードの清掃間隔を変化させるこ
とによって、長期にわたって良好なクリーニング性を維
持でき、クリーニング不良による黒スジ画像の発生を防
止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、駆動源によって回転駆動される
感光体及び該感光体表面に先端を当接して該表面をクリ
ーニングするクリーニングブレードを備えたプロセスカ
ートリッジと、該駆動源を制御して該感光体を正逆双方
向に回転させ且つ該感光体を画像形成時とは逆方向に回
転させることによりクリーニングブレードの清掃を行う
制御装置と、画像形成装置本体に対する該プロセスカー
トリッジの着脱を検知する交換検知装置と、画像形成枚
数に基づいてクリーニングブレードの清掃間隔を設定す
るためのブレードクリーニングカウンタと、を備えた画
像形成装置であって、前記制御装置は、前記ブレードク
リーニングカウンタの設定値を択一的に選択して画像形
成枚数が設定値に達する度に、前記感光体を逆転させて
クリーニングブレードの清掃を行い、前記プロセスカー
トリッジによる画像形成枚数に応じてクリーニングブレ
ードの清掃を行う間隔を選択することを特徴とする。即
ち、感光体のクリーニングブレードの清掃性は磨耗や、
特にトナーリサイクルを行っている装置では現像される
トナーに含まれる紙粉の増加により経時で低下する。本
発明によれば、プロセスカートリッジの使用枚数(画像
形成枚数)に応じてクリーニングブレードの清掃間隔を
変化させることで、長期に渡って良好なクリーニング性
を維持でき、クリーニング不良による黒スジ画像を防止
できる。請求項2の発明では、前記画像形成装置本体
は、該装置本体内外の温度を検知する温度検知装置、ま
たは該装置本体内外の湿度を検知する湿度検知装置を備
え、前記制御装置は、各検知装置の検出結果に応じてク
リーニングブレードの清掃を行う間隔を選択することを
特徴とする。即ち、感光体を逆転させることによるクリ
ーニングブレードの清掃性は、使用環境によりブレード
のゴム特性やトナー帯電量が変化することにより変動す
る。一般的に、低温、低湿環境の方がクリーニング性が
劣る傾向にある。本発明は温湿度検知手段の検出結果に
より、クリーニングブレードの清掃間隔を変化させるこ
とで、長期に渡って良好なクリーニング性を維持でき、
クリーニング不良による黒スジ画像の発生を防止するこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態により詳細に説明する。図1(a)及び(b)に
は、この発明によるレ−ザ複写機の要部(画像形成部)
の概略構成を示す。図中符号10は、像担持体であるド
ラム状の感光体である。感光体10の廻りには、ロ−ラ
状の帯電装置11が設けられ、この帯電装置11から感
光体10の回転方向Oに沿って順に、現像装置12、転
写装置13、用紙分離装置14、クリ−ニング装置15
を設ける。コピ−を取る時は、不図示のコンタクトガラ
ス上に原稿をセットしてから、コピースイッチを押す。
そして、図示しない光学読取り装置で原稿の画像を読取
ると同時に、感光体10と転写装置13間に用紙Pを搬
送する。一方、感光体10はその回転に伴い帯電装置1
1で表面を一様に帯電され、その表面に不図示の光書き
込み装置からレーザ光Lを照射して書き込みを行い、感
光体10上に上記読取った原稿画像の静電潜像を形成
し、続いて現像装置12を通るときにトナーを付着して
静電潜像を逐次可視像化する。そして、この可視像化し
て形成したトナー像を、上述した通り、感光体10と転
写装置13との間に搬送した用紙P上に転写装置13に
より転写する。転写後、用紙Pは用紙分離装置14での
放電により、静電的に付着する感光体10から分離し、
不図示の定着装置へ搬送されてそこで転写画像を定着さ
れ、不図示の排紙部へと排出される。用紙分離装置14
に代えて分離爪を設け、感光体10から機械的に分離す
るようにしてもよい。他方、画像転写後の感光体10
は、その表面に残った残留トナ−を、クリ−ニング装置
15が備えるクリ−ニングブレ−ド17により掻き取ら
れ、表面を清掃された後、不図示の除電ランプで除電さ
れて表面電位を初期化される。ところで、このレ−ザ複
写機では上述した感光体10と帯電装置11と現像装置
12とクリ−ニング装置15などを、図1(b)に示す
1つのユニットケ−ス19で一体化して感光体ユニット
(プロセスカートリッジ)20を構成する。感光体ユニ
ット20は図示しないが、複写機装置本体内で前後に対
向して設ける側板間に取り付けて交換可能とする。
【0007】さて、このようなレ−ザ複写機において、
上述した現像装置12は図1(a)に示すように、下部
側に現像剤収納部21を設け、上部側に現像剤担持部2
2を設けて構成する。現像剤収納部21には二成分現像
剤を収納し、その現像剤を攪拌しながら搬送する第一攪
拌部材23と第二攪拌部材24を設ける。また、図示省
略するが、現像剤中のトナ−とキャリアとの混合比を検
知するトナ−濃度センサを設けてなる。そして、使用前
は現像剤担持部22との間を、不図示のシ−ル部材でシ
−ルする。現像剤収納部21には、その長手方向片側に
新規トナ−補給口とリサイクルトナ−補給口をそれぞれ
上向きに開けて設ける。そして、それらの補給口から入
るトナ−を、第一攪拌部材23及び第二攪拌部材24に
より、長手方向他端側へ向けて循環するように搬送す
る。一方、図1(a)に示すように現像剤担持部22に
は現像窓27を通して感光体10と対向する位置に現像
ロ−ラ28を設ける。また、感光体10への現像剤の供
給量を制御する現像ドクタ29を設けてなる。また、ク
リ−ニング装置15は、そのケ−ス15a内に、クリ−
ニングブレ−ド17で掻きとった残留トナ−を搬送する
搬送スクリュ−(回転搬送部材)30を、感光体10の
軸方向と平行に配置する。搬送スクリュ−30は図1
(b)に示すように、その軸部31の一端部31aをユ
ニットケ−ス19の前板部19aの上側に設ける落下路
入口33から落下路35内に入り込ませて設ける。落下
路35はそのまわりを囲うように周壁36を前板部19
aの外面に設け、その手前側を図では取り外して省略す
るカバ−で機密に被ってその中に形成する。落下路35
には周壁36の底面aに上述した現像装置12のリサイ
クルトナ−補給口26へ通ずる落下路出口37と落下路
入口33との間で周壁36を一部傾斜して、その傾斜部
内面に残留トナ−の落下面36bを形成する。そして、
現像装置12ではコピ−時、不図示の駆動モ−タを駆動
し、その駆動を伝達して現像ロ−ラ28を回転するとと
もに、攪拌部材23,24を回転して現像剤を攪拌し、
トナ−とキャリアを摩擦帯電しながら現像ロ−ラ28へ
搬送する。一方、現像ロ−ラ28に所定バイアスを印加
して現像剤中のトナ−を感光体10の表面に静電的に付
着し、その表面上の潜像を可視像化する。一方、クリ−
ニング装置15では、感光体10の回転力をギヤを介し
て伝達して搬送スクリュ30を回転駆動し、感光体10
から除去した残留トナ−を搬送スクリュ30で搬送して
クリ−ニングケ−ス15a内の手前側に集め、図1
(b)中に矢印で示すように落下路入口33から落下面
36b上に落とし、さらに矢印で示すように落下面36
b上を滑落し、落下路出口37からリサイクルトナ−補
給口を通して現像剤収納部21内に回収する。感光体1
0は図示しない正逆回転可能なモータを用いた駆動装置
(駆動源)により駆動されており、作像時は正転方向O
に回転運動を行っているが、同一方向に回転を行ってい
る間にクリーニングブレードの先端部には徐々に紙粉が
蓄積されてゆく。これに対して逆方向O‘に回転させる
ことでブレード先端部に付着した紙粉の除去を行うこと
ができる。この逆転動作はモータの正転動作停止時毎に
連続して行うよう設定されている。
【0008】次に、図2に示した制御系統のブロック図
に基づいて請求項1に対応する実施形態について説明す
る。請求項1に対応する実施形態は、駆動源によって回
転駆動される感光体10及び該感光体表面に先端を当接
して該表面をクリーニングするクリーニングブレード1
7を備えたプロセスカートリッジと、該駆動源を制御し
て該感光体を正逆双方向に回転させ且つ該感光体を画像
形成時とは逆方向に回転させることによりクリーニング
ブレードの清掃を行う制御装置(制御部)39と、画像
形成装置本体に対する該プロセスカートリッジの着脱を
検知する交換検知装置と、画像形成枚数に基づいてクリ
ーニングブレードの清掃間隔を設定するためのブレード
クリーングカウンタ40と、を備えた画像形成装置に関
するものである。本実施形態では、制御装置39は、カ
ウンタ40の設定値を択一的に選択して画像形成枚数が
設定値に達する度に、感光体10を逆転させてクリーニ
ングブレード17の清掃を行い、プロセスカートリッジ
による画像形成枚数に応じてクリーニングブレードの清
掃を行う間隔を選択するようにした点が特徴的である。
【0009】即ち、同図において符号40はブレードク
リーニングカウンタであり、このブレードクリーニング
カウンタ40は図示しない通紙カウンタが計数した転写
紙通紙枚数をカウントし、このカウント結果に基づいて
制御装置39が駆動装置41を制御して感光体10を逆
転させて、ブレードクリーニング(ブレード清掃)をす
る間隔を設定する。符号42はプロセスカートリッジの
使用枚数カウンタであり、新品のプロセスカートリッジ
をセットした際、図示しないがプッシュスイッチ(交換
検知装置)などにより機械的あるいは、バーコード等に
より電気的にカウンタがクリアされ、現在使用されてい
るプロセスカートリッジの積算の使用枚数をカウントす
る。ブレードクリーニングカウンタ40は、プロセスカ
ートリッジカウンタ42が計数した数値に基づき、図3
(a)に示したTable.1より、感光体10を逆転するま
での枚数間隔(M)を自動的に設定する。Table.1の枚
数設定はプロセスカートリッジの使用枚数を1万枚、或
いは2万枚といった所定の枚数間隔で区切り、各使用枚
数の範囲中において枚数間隔(M)を一定とし、使用枚
数が規定の範囲を超えた場合には感光体逆転枚数間隔
(M)を短くするようにしている。つまり、使用枚数が
増えるほど、ブレードクリーニングの間隔が短くなるよ
う設定されている。即ち、この例では、使用枚数N1が
0枚から10,000枚の間では、感光体を逆転させる
までの枚数間隔(M)を300枚とするが、使用枚数が
10,000枚を越えた30,000枚以内の範囲、3
0,000枚を越えた50,000枚以内の範囲、5
0,000枚を越えた場合には夫々枚数間隔が100
枚、或いは50枚ずつ漸増するように設定されている。
この100枚、50枚という枚数をブレードクリーニン
グカウンタ40が計数する。
【0010】次に、図4は請求項2に対応する実施形態
の制御系統のブロック図である。請求項2の発明では、
前記制御装置39が、画像形成本体内外の温度を検知す
る温度検知装置(温度センサ)43、または該装置本体
内外の湿度を検知する湿度検知装置(湿度センサ)44
の検出結果に応じて、クリーニングブレード17の清掃
を行う間隔を選択するようにしている。即ち、同図にお
いて符号40はブレードクリーニングカウンタであり、
このブレードクリーニングカウンタ40は図示しない通
紙カウンタが計数した転写紙通紙枚数をカウントする。
このカウント結果に基づいて制御装置39が駆動装置4
1を制御して感光体10を逆転させて、ブレードクリー
ニング(ブレード清掃)をする間隔(感光体逆転枚数間
隔(M))を設定する。ブレードクリーニングカウンタ
40により計数される感光体逆転枚数間隔(M)は、各
センサ43,44が計測した温度、或いは湿度の各範囲
に応じて異なるように設定されており、ブレードクリー
ニングカウンタ40はこの温度センサ43または湿度セ
ンサ44が夫々測定した結果である数値に基づき、図3
(b)(c)に示したTable.2またはTable.3により、感
光体10を逆転するまでの枚数間隔が自動的に設定され
る。Table.2、3は、温湿度条件が感光体クリーニングに
対して厳しくなるほど、感光体の逆転間隔が短くなるよ
う設定されている。即ち、まず図3(b)の例では、温
度センサの測定値(T°C)を、15°C以下の範囲
と、15〜25°Cの範囲と、25°C以上の範囲に区
分けし、各温度範囲内で感光体逆転枚数間隔(M)を異
ならせ、一つの温度範囲内では該枚数間隔を一定の値と
し、温度範囲が高温になるほど枚数間隔が長くなるよう
にしている。このことは、図3(c)に示した湿度セン
サの測定値(H%Rh)についても同様である。また、
図3(d)に示したTable.4のように温度センサ43と
湿度センサ44の各測定値を組み合わせて、感光体逆転
の間隔を設定すると、より効果的にブレードをクリーニ
ングすることができる。更に、前記のプロセスカートリ
ッジの使用枚数と温度センサ43と湿度センサ44の各
測定値を全て組み合わせたTableを設けて、感光体の逆
転するまでの枚数を設定すれば更に効果的である。尚、
上記各Tableに示した数値は、全て一例に過ぎな
い。
【0011】図5は請求項1に対応する実施形態のフロ
ーチャートである。まず、ステップ101において制御
装置39はプロセスカートリッジの使用枚数をカウント
するプロセスカートリッジカウンタ42のカウント値を
確認し、図3(a)のTable.1より、現在の使用枚数
(N1)に該当する枚数間隔(M)を読み出し、ブレー
ドクリーニングカウンタを当該枚数間隔(M)に設定す
る(ステップ103)。次に、これからコピーを行おう
とする操作者は、コピー枚数(画像形成枚数)nをセッ
トする(105)。この際、制御装置39はコピー枚数
nと枚数間隔Mとを比較し(107)、コピー枚数nの
方が小さければそのままn枚コピーし(109)、ジョ
ブが終了したら制御装置が駆動装置41に指示を出し、
感光体10を逆転し、ブレードのクリーニングを行い
(111)、終了する。ステップ107においてコピー
枚数nのコピーを実施することにより設定値(枚数間
隔)Mを越える場合にはM枚コピーし(113)、ここ
で一旦コピーを中断してブレードをクリーニングする
(115)。その後、残りのコピー枚数を調べ(11
7)、残りのコピー枚数が枚数Mより大きければステッ
プ113に戻り、少なければコピーを完了させ(11
9)、ブレードのクリーニングをして(111)終了す
る。
【0012】図6は請求項2に対応するフローチャート
である。まず、ステップ201において、制御装置39
は温度センサ43の測定値を確認し、図3(b)のTabl
e.2より、現在の温度範囲に該当する感光体逆転枚数間
隔(M)を読み出し、ブレードクリーニングカウンタ4
0を当該枚数間隔(M)に設定する(ステップ20
3)。次に、これからコピーを行おうとする操作者は、
コピー枚数(画像形成枚数)nをセットする(20
5)。この際、制御装置39はコピー枚数nと枚数間隔
Mとを比較し(207)、コピー枚数nの方が小さけれ
ばそのままn枚コピーし(209)、ジョブが終了した
ら制御装置が駆動装置41に指示を出し、感光体10を
逆転し、ブレードのクリーニングを行い(211)、終
了する。ステップ207においてコピー枚数nのコピー
を実施することにより設定値(枚数間隔)Mを越える場
合にはM枚コピーし(213)、ここで一旦コピーを中
断してブレードをクリーニングする(215)。その
後、残りのコピー枚数を調べ(217)、残りのコピー
枚数が枚数Mより大きければステップ213に戻り、少
なければコピーを完了させ(219)、ブレードのクリ
ーニングを行って(211)終了する。
【0013】以上のように本発明によれば、感光体10
を逆転させることによってクリーニングブレード17先
端に付着した紙粉等の異物を清掃するように構成された
画像形成装置において、転写紙の紙質以外の条件、即
ち、画像形成枚数、温湿度などの環境条件を十分に加味
して、クリーニングブレードの清掃間隔を変化させるこ
とによって、長期にわたって良好なクリーニング性を維
持でき、クリーニング不良による黒スジ画像の発生を防
止できる画像形成装置を提供することができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、正逆双方
向へ回転駆動される感光体及び該感光体表面に先端を当
接して該表面をクリーニングするクリーニングブレード
を備えた画像形成装置であって、感光体を逆転させるこ
とによってクリーニングブレード先端に付着した紙粉等
の異物を清掃するように構成されたものにおいて、転写
紙の紙質以外の条件、即ち、画像形成枚数、温湿度など
の環境条件を十分に加味して、クリーニングブレードの
清掃間隔を変化させることによって、長期にわたって良
好なクリーニング性を維持でき、クリーニング不良によ
る黒スジ画像の発生を防止できる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。即ち、請求項1の発明では、画像
形成部はプロセスカートリッジからなり、装置本体はプ
ロセスカートリッジの交換検知装置と使用枚数カウンタ
を備え、プロセスカートリッジの使用枚数に応じてクリ
ーニングブレードの清掃を行う間隔を選択することで、
経時でのクリーニングブレードの清掃性を低下させず、
長期に渡って良好なクリーニング性を維持でき、クリー
ニング不良による黒スジ画像の防止することができる。
即ち、感光体のクリーニングブレードの清掃性は磨耗に
より低下するばかりでなく、特にトナーリサイクルを行
っている装置では現像されるトナーに含まれる紙粉の増
加により経時で低下する。本発明によれば、プロセスカ
ートリッジの使用枚数(画像形成枚数)に応じてクリー
ニングブレードの清掃間隔を変化させることで、長期に
渡って良好なクリーニング性を維持でき、クリーニング
不良による黒スジ画像を防止できる。
【0015】請求項2の発明は、装置本体には外気また
は機内の温度検知装置、または湿度検知装置あるいは双
方を備え、検知装置の検出結果に応じてクリーニングブ
レードの清掃を行う間隔を選択することで、環境の変化
によるクリーニングブレードの清掃性の変化によらず、
長期に渡って良好なクリーニング性を維持でき、クリー
ニング不良による黒スジ画像の防止することができる。
即ち、感光体を逆転させることによるクリーニングブレ
ードの清掃性は、使用環境によりブレードのゴム特性や
トナー帯電量が変化することにより変動する。一般的
に、低温、低湿環境の方がクリーニング性が劣る傾向に
ある。本発明では温湿度検知手段の検出結果により、ク
リーニングブレードの清掃間隔を変化させることで、長
期に渡って良好なクリーニング性を維持でき、クリーニ
ング不良による黒スジ画像の発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る
画像形成装置の要部(画像形成部)の概略構成を示す
図。
【図2】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御
系を示すブロック図。
【図3】(a)乃至(d)は各実施形態に対応するテー
ブルを示す図。
【図4】本発明の他の実施形態に係る画像形成装置の制
御系を示すブロック図。
【図5】本発明の一実施形態に係る制御手順を示すフロ
ーチャート。
【図6】本発明の他の実施形態に係る制御手順を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
10 感光体、11 帯電装置、12 現像装置、13
転写装置、14 用紙分離装置、15 クリ−ニング
装置、15a ケース、17 クリ−ニングブレ−ド、
19 ユニットケ−ス、20 感光体ユニット(プロセ
スカートリッジ)、39 制御装置、40 ブレードク
リーニングカウンタ、41 駆動装置、42 プロセス
カートリッジ、43 温度検知装(温度センサ)、44
湿度検知装置(湿度センサ)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源によって回転駆動される感光体及
    び該感光体表面に先端を当接して該表面をクリーニング
    するクリーニングブレードを備えたプロセスカートリッ
    ジと、該駆動源を制御して該感光体を正逆双方向に回転
    させ且つ該感光体を画像形成時とは逆方向に回転させる
    ことによりクリーニングブレードの清掃を行う制御装置
    と、画像形成装置本体に対する該プロセスカートリッジ
    の着脱を検知する交換検知装置と、画像形成枚数に基づ
    いてクリーニングブレードの清掃間隔を設定するための
    ブレードクリーニングカウンタと、を備えた画像形成装
    置であって、 前記制御装置は、前記ブレードクリーニングカウンタの
    設定値を択一的に選択して画像形成枚数が設定値に達す
    る度に、前記感光体を逆転させてクリーニングブレード
    の清掃を行い、 前記プロセスカートリッジによる画像形成枚数に応じて
    クリーニングブレードの清掃を行う間隔を選択すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置本体は、該装置本体内
    外の温度を検知する温度検知装置、または該装置本体内
    外の湿度を検知する湿度検知装置を備え、前記制御装置
    は、各検知装置の検出結果に応じてクリーニングブレー
    ドの清掃を行う間隔を選択することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
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