JP2005031431A - 画像形成装置 - Google Patents

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政俊 林田
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Abstract

【課題】大量の連続印字時であってもクリーニング不良が生じるのを低減する。
【解決手段】感光ドラム211の周面に対して、クリーニングブレードのエッジを当接させたクリーニング装置260があり、制御部250は、感光ドラムを駆動するモータ261を制御し、感光ドラムが正転し複数の出力媒体に連続印刷している途中で、予め設定した例えば印刷枚数の単位で、感光ドラムを逆転動作し、再度前記正転状態に復帰させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像形成装置に関するもので、特に感光体(例えば感光ドラム、感光ベルト等)に付着する紙粉を良好に除去し、印刷品位を向上するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置における、印刷工程を簡単に述べると次のようになる。画像形成装置は、感光体が外周に形成された円筒状の感光体ドラムを有する。感光体は、光が照射された領域の電位が変化され、その電位の変化を静電像として捉えることができる。光を照射する露光装置は、画像情報に対応して光強度が変化されたレーザビームを出力し、これにより、感光体ドラムに、静電像すなわち画像を形成させる。感光体ドラムに形成された静電像は、現像装置からトナー(現像剤)が供給されることで可視化(現像)され、トナー像に変換される。感光体ドラム上のトナー像は、転写ベルトに転写される。次に、転写ベルトのトナー像は、給紙搬送部によって給送された転写材すなわち用紙に転写される。用紙に転写された像は、定着装置を通過することで、用紙に定着される。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−123284号
【0004】
【特許文献2】
特開平8−262949号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の感光ドラムの周囲には、クリーニング装置が配置されており、このクリーニング装置は、感光ドラムの周面に付着している不要なトナー及び紙粉を除去する。
【0006】
一方、近年では、画像形成装置の高速化が進み、またこのような画像形成装置に対して、大量枚数の連続印刷が要求されるようになった。例えば、毎分50枚以上の用紙に印刷可能な高速画像形成装置では、例えば5000枚以上の連続印字が要求される。しかしこのような高速で、連続大量印刷を行うと、紙粉が感光ドラム集面に及ぼす影響が大きくなる。特に、品位の劣る用紙を用いると、紙粉がクリーニング装置のクリーニングブレードのエッジに大量に堆積される。すると、紙粉がブレードを通過、またはブレードに挟み込まれ、クリーニング不良を生じることになる。クリーニング不良が生じると、用紙に対する印刷品質も劣化し、黒い筋状の模様が用紙に現われたりすることになる。
【0007】
そこでこの発明の目的は、大量の連続印字時であってもクリーニング不良が生じるのを低減し、信頼性の高い画像形成装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために、感光対と、前記感光対の周面に対して、クリーニングブレードのエッジを当接させたクリーニング装置と、前記感光対を駆動するモータを制御し、前記感光対が正転し複数の出力媒体に連続印刷している途中で、予め設定した前記出力媒体の印刷枚数、ドラム回転数、連続印刷時間のいずれかの単位で、前記感光対を逆転動作し、再度前記正転状態に復帰させる感光対制御部を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、この発明の実施の形態が適用される画像形成装置の一例を示す概略図である。この画像形成装置1は、画像読取部100、画像形成部200、用紙供給部300、自動両面ユニット(ADU)400、自動原稿送り装置(ADF)500を有する。
【0011】
画像読取部100は、複写(読取)対象物の画像情報を光の明暗として捕らえ、画像情報に対応する信号すなわち画像データを出力する。画像形成部200は、画像読取部100により生成された画像データに基づいて、複写画像すなわち出力画像を形成する。用紙供給部300は、画像形成部20に出力媒体(用紙)を給送する。自動両面ユニット(ADU)400は、片面に印刷が済んだ用紙を引き込み、他方の面に印刷が行われるように、表裏を反転し、用紙を転写部へ送りなおす部分である。自動原稿送り装置(ADF)500は、用紙を画像読取部100へ順次送る部分である。
【0012】
画像読取部
画像読取部100は、図示しない複写(読取)対象物を保持する原稿テーブル111、原稿テーブル111にセットされた対象物を照明する照明装置112、照明装置112により照明された対象物からの反射光すなわち画像光を後段のCCDセンサに向けて順に案内する第1ないし第3のミラー113,114および115、それぞれのミラー113〜115により案内された画像光に、所定の結像倍率を与えるレンズ116、レンズ116により所定の結像倍率が与えられた画像光を受光して、画像光に対応する画像データを出力するCCDセンサ117等を含む。
【0013】
ADF500によりまたは直接、原稿テーブル111に複写対象物(以下原稿と呼称する)がセットされて、操作パネル700(図2参照)から複写開始が指示されることで、所定のタイミングで照明装置112から照明光が放射され、原稿Oが照明される。これにより、原稿の画像情報が、光の明暗として含まれた反射光が取り出される。なお、以下、この反射光を画像光と呼称する。
【0014】
画像光は、第1ないし第3のミラー113ないし115、レンズ116に案内され、レンズ116を通りCCDセンサ117に結像される。CCDセンサ17に結像された画像光は、光電変換され、画像処理部150(図2参照)により画像データに変換され、画像メモリ160(図2参照)に記憶される。
【0015】
画像形成部
画像形成部200は、感光体221を有する。主帯電装置222は、感光体221に所定の表面電位を与える。露光装置223は、画像データに対応した強度分布を有する光を感光体221に照射する。感光体221には、予め帯電された状態で画像データに対応した光が照射されることで、静電像が生じ保持される。
【0016】
黒(第1)現像装置224は、感光体221に形成された潜像に、黒(Bk)トナーを選択的に供給する。カラー(第2)現像装置225は、感光体221に形成された静電潜像にC(シアン)、M(マゼンタ)およびY(イエロ)トナーを、所定の順かつ選択的に供給する。転写ベルト(中間転写体)226は、感光体221に形成されたBK,C,MおよびYトナー像を、積層状態で保持可能である。転写装置227は、転写ベルト226上に重ね合わせられたカラートナー画像を、用紙(出力媒体)に転写する。そして定着装置228は、用紙に転写されたカラートナー画像を、該用紙に固着(定着)する。
【0017】
感光体221は、円筒(ドラム)状である(以下、感光体ドラムと称する)。また、出力媒体としては、50g/m〜250g/mの厚さの用紙、透明な樹脂シート、粘着剤が塗布されたシール紙等に代表されるさまざまな媒体が利用可能である。
【0018】
感光体ドラム221と転写ベルト226とが接触する位置には、感光体ドラム221に形成されたトナー像を転写ベルト226に、順に、転写する中間転写装置229が位置されている。
【0019】
上記の画像形成部200において、照明装置112による原稿の照明開始タイミングで、帯電装置222により感光体ドラム221の表面に所定の一定電位が与えられる。次に画像データに基づいて強度変化された画像光が露光装置223から感光体ドラム221の表面に照射される。感光体ドラム221上の電位差は、静電潜像として感光体ドラム221に所定時間保持される。
【0020】
感光体ドラム221に保持されている静電潜像が黒(Bk)画像に対応する潜像である場合、Bk現像装置224から黒トナーが感光体ドラム221に供給され、現像処理が行われる。これにより静電潜像が、可視化される。感光体ドラム221に保持されている静電潜像が、黒以外の任意の色成分の画像に対応する潜像である場合は、次の現像処理が加わる。カラー現像装置225の現像ユニットから色のトナーが、感光体ドラム221に供給され、現像処理が行われる。これにより、色成分が加わった静電潜像が可視化される。
【0021】
カラー現像装置225は、周知の減法混色に基づいて色分解された3つの色成分を可視化可能なトナーが独立して収容されている3つの現像ユニット(25C,25M,25Y)が、回転軸25Aの回りを回転可能に形成されたリボルバ方式である。
【0022】
感光体ドラム221に形成された(単色)トナー像は、感光体ドラム221が回転されることにより転写ベルト226と接する中間転写位置に搬送され、転写ベルト226に転写される。この転写は、転写ベルト226の内側の中間転写装置229に所定の転写バイアス電圧が与えられることで実現される。
【0023】
要求されている画像出力(ハードコピー)がカラーである場合、黒現像装置224により形成されたBkトナー像に、さらに、カラー現像装置225により形成されたCトナー像、Mトナー像およびYトナー像が順に加わって転写される。
【0024】
転写ベルト226上に4色のトナー像が重ね合わせられると、転写装置227の位置で、総てのトナー像すなわちカラートナー画像が、転写ベルト226から用紙(出力媒体)に転写される。このときは、転写装置227に出力転写バイアス電圧が供給される。
【0025】
用紙は、予め所定のタイミングでアライニングローラ38まで案内されており、転写処理タイミングに合わせて、転写装置227の位置へ送られる。
【0026】
なお、転写装置227は、間隔保持機構により、転写ベルト226に対する接触/非接触が変更可能であり、非転写時は、転写ベルト226上に積層されているトナー像を引き寄せることがないように、転写ベルト226との間に所定の間隔が与えられた待避位置に、位置される。
【0027】
用紙あるいはOHPシート等の出力媒体に転写されたトナー像すなわちカラートナー画像は、出力媒体が搬送されることで、定着装置228に案内される。定着装置228に案内されたトナー像は、出力媒体とともに定着装置228からの熱により加熱されて、溶融され、所定の圧力が提供されることにより出力媒体に固着(定着)される。
【0028】
ここで、転写装置229の位置を通過した感光体(感光ドラム221)の回転周面をクリーニングするためのクリーニング装置260が設けられている。このクリーニング装置260はクリーニングブレード26aを有し、この部分については、さらに後述する。また、感光ドラム221は、ドラムモータ261(図2参照)により回転制御される。このドラムモータ261とその制御部とは、後で詳しく説明する。
【0029】
用紙供給部
用紙供給部300には、任意のサイズの用紙(出力媒体)を収容したカセットが装着される第1および第2のスロット31a,31bが設けられている。一方のスロット側を代表して説明する。
【0030】
スロット31aには、ピックアップローラ32aが設けられており、カセットに収容されている用紙を用紙搬送路に向けて繰り出すことができる。ピックアップローラ32aにより繰り出された用紙は、給紙ローラ33aおよび分離ローラ34aにより挟まれて、1枚ずつ取り出され、送り出される。任意のカセットから繰り出された用紙は、用紙搬送部を介して画像形成部200に向けて給送される。
【0031】
用紙搬送部には、用紙を画像形成部200に向けて搬送する第1の中間搬送ローラ36、第2の中間搬送ローラ37が設けられている。さらに転写装置227の上流側で用紙を一時的に停止させるとともに中間転写体226上で重ね合わせられているカラートナー像の位置と用紙の位置を整合させるアライニングローラ38等が設けられている。
【0032】
アライニングローラ38まで搬送された用紙は、回転が停止されているアライニングローラ38に衝突されることにより、用紙保持部から繰り出される際に、あるいは用紙搬送路を搬送される際に生じることのある搬送方向に対する非平行成分すなわち傾きが除去されて、一旦停止される。
【0033】
手差しユニット
用紙搬送部には、手差しユニット600にセットされた用紙やOHPシートをアライニングローラ38に向けて案内可能な接続部も設けられている。
【0034】
自動両面ユニット400
定着装置228の下流には、コピー受け部が用意されている。定着装置228によりカラートナー画像が固着された出力媒体は、画像読取部100と画像形成部200との間の空間であるコピー受け部に排出される。ここで、必要に応じて既に一方の面にカラートナー画像が固着された用紙(出力媒体)の表裏を反転する自動両面ユニット400(反転ユニットと称してもよい)が設けられている。
【0035】
両面複写(表裏反転)が指示されている用紙は、排出/反転ローラ441により自動両面ユニット400に向けて送り出され、用紙を案内する切り換え器442を通って、自動両面ユニット400に導かれる。
【0036】
自動両面ユニット400には、自動両面ユニット400に供給された用紙をアライニングローラ38に向けて搬送する搬送ローラ443,・・・,443等が設けられている。
【0037】
図2は、図1を用いて説明したカラー画像形成装置の制御系の一例であり、感光体制御部(この場合感光ドラム制御部)を含む部分の概略図である。
【0038】
原稿テーブル111に原稿がセットされる。操作パネル700から複写開始が指示されると、画像読取部100は原稿画像を読取り画像データを得る。画像データは、予め決められている画像処理ルーチンに従って、画像処理部150で処理され、画像メモリ160に格納される。
【0039】
主制御部800の統括管理もとで、用紙供給部300および画像形成部200は、画像読取部100に同期して、用紙供給及び印刷を実行する。主制御部800は、画像形成部200内の各部を制御するための画像形成制御部250も管理している。
【0040】
画像形成制御部250は、CPU2501、データを一時格納するRAM2502、プランジャー等の可動機構を駆動する可動機構制御部2503、モータを制御するモータ制御部2504、各種バイアス電圧を制御する電圧制御部2505を有する。画像形成部200は、この画像形成制御部250の各制御ブロックからの制御信号、バイアス電圧、タイミングパルスなどにしたがって動作し、用紙への印刷を行っている。
【0041】
可動機構制御部2503は、例えば転写装置227のローラの位置を制御している。モータ制御部2504は、ドラムモータ261、カラー現像装置225のモータなどの回転を制御している。電圧制御部2505は、現像装置224、カラー現像装置225のバイアス電圧、転写装置229,228などの転写電圧等を制御している。
【0042】
本発明の装置は、特に感光ドラム221の回転制御装置及び方法に特徴を有するもので、以下説明する。
【0043】
図3には、画像形成装置が例えば印刷枚数を指定されて、印刷を開始したときの動作フローを示している。特に感光ドラム制御部の動作を示している。印刷枚数が指定され操作パネルのスタートボタンが押されると、印刷処理がスタートする。設定されされている印刷枚数情報がRAM2502に取り込まれる(ステップSA1)。印刷処理が開始される(露光・現像処理・用紙送り・転写・ドラム回転・転写ベルトのドライブ・定着処理など)(ステップSA2)。1枚の用紙に対する印刷が済む毎に印刷枚数がカウントされる(ステップSA3)。印刷枚数が、設定枚数と同じになる(ステップSA4)と、終了するが、異なるとステップSA5に移行し、ドラム逆転時期かどうかの判定がなされる(ステップSA5)。ドラム逆転時期であるという判定が得られると、ドラムモータの逆転制御が行われる(ステップSA6)。逆転制御といっても、感光ドラムが若干、例えば1mm〜30mm程度逆転する程度である。逆転時期でない場合は、ステップSA2に戻る。ドラムモータの逆転制御の後は、ドラムモータが正転方向へ回転するための待機状態となり、ステップSA2に移行する。
【0044】
つまり本装置によると、印刷ジョブの途中で、感光ドラムが逆転し、再度もとの印刷ジョブに戻るという動作を繰り返していることになる。この逆転動作は、紙粉がリーニング装置260のクリーニングブレード26aのエッジに堆積されるのを防止するのに極めて効果的である。そして、従来生じていたような、印刷不良を低減し、信頼性を向上するのに極めて有効である。
【0045】
図4、図5、図6には、ステップSA5におけるドラム逆転時期判定手段の各種の例を示している。図4の例は、印刷枚数が1000枚に達したかどうか判定し、達した場合は、逆転時期制御カウンタ(印刷枚数をカウントしている)をクリアし、ステップSA6へ移行する例である。図5の例は、連続印刷時間が所定時間に達した場合に、感光ドラムを逆転制御する例である。連続印刷時間が所定時間に達すると、逆転時期設定用の時計をリセットし、ステップSA6へ移行する。図8の例は、感光ドラムの回転数が所定回転数に達した場合に、感光ドラムを逆転制御する例である。感光ドラムの回転数が所定回数に達すると、ドラム回転数カウンタをクリアし、ステップSA6へ移行する。
【0046】
上記のように逆転時期を設定するためのパラメータ(印刷枚数、或は連続印刷時間、或はドラム回転数等)は、サービスマンにより予め設定或は変更が可能である。
【0047】
上記の図4の例は、ユーザが設定した印刷枚数情報を読取り、印刷枚数が所定枚数を超えたかどうかは、ステップSA5にて判定している。しかしこの例に限ることはなく、印刷する枚数が所定枚数超えているかどうかを、早い時期に判定してもよい。所定枚数以下の印刷処理の場合は、シンプルなルーチンで印刷処理が実行されるようにしてもよい。
【0048】
図7に示すように、ステップSA1とSA2の間に、ステップSA11を設ける。このステップSA11では、印刷枚数情報から、印刷しようとする枚数が所定枚数超えているかどうかを判定する。そして、所定枚数以下であれば、ステップSA22(ステップSA2と同じ処理内容)、ステップSA3,SA4のルーチンへ移行する。所定枚数を超えるようであれば、ステップSA2,SA5と移行するのである。
【0049】
上記の説明では、図4、図5、図6に示すように、1000枚単位、所定時間単位、所定回転数単位として説明した。しかしさらに、用紙の品質に応じて、1000枚,1500枚、2000枚単位というふうに、テーブルのパラメータを任意に選択できるようにしてもよい。また所定時間単位についても同様であり、時間T1,T2、T3、…というふうに用意し、テーブルのパラメータを任意に選択できるようにしてもよい。さらに回転数についても同様であり、回転数N1,N2、N3、…というふうに用意し、テーブルのパラメータを任意に選択できるようにしてもよい。
【0050】
図8(A)には、本発明の装置にて実験を行った結果を示している。使用した用紙としては、品質が劣るものを使用した。
【0051】
1000枚連続印刷して、感光ドラムを逆転させ、再度1000枚連続して印刷して、感光ドラムを逆転するという処理を繰り返して、13回おこなったが、何ら問題は無く紙粉による影響がなかった。つまり印字状態は良好で最初と変わりない状態であった。しかし、感光ドラムの逆転動作をせずに連続印刷を行うと、2500枚程度で印刷不良が生じた。
【0052】
上記の説明では、感光ドラムを逆転制御するタイミングを得るパラーメータ(連続印刷枚数、連続印刷時間或は連続ドラム回転数等)が自動的に設定されるものとして説明した。しかし本願発明は、このような方法に限定されるものではなく、ユーザ自身が、印刷に使用する紙の質を判断し、上記のパラメータを任意に設定できるようにしても良いことは勿論のことである。さらには、上記パラメータの自動設定と、マニュアル設定の双方を備えてに使い分けられるようにしてもよいことは勿論である。
【0053】
上記のように本願発明は、特に品質の悪い用紙に対して連続印刷する場合、クリーニング装置のブレードエッジに紙粉が堆積するのを回避することができる。この結果、印刷品位を良好に維持することができ、装置の信頼性を向上することができる。
【0054】
本発明は、カラー複写装置として説明しているがこれに限定されるものではない。各種の画像形成装置に適用できることは勿論のことである。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、大量の連続印字時であってもクリーニング不良が生じるのを低減し、装置の高い信頼性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された画像形成装置の全体概要を説明するために示した説明図。
【図2】図1において、本発明に関する部分を取り出して示す説明図。
【図3】この発明の動作の一例を説明するために示した説明図。
【図4】図3の一部の他の例を示す説明図。
【図5】図3の一部のまた他の例を示す説明図。
【図6】図3の一部のさらにまた他の例を示す説明図。
【図7】この発明の動作の他のを説明するために示した説明図。
【図8】この発明の装置の実験結果を示す説明図。
【符号の説明】
100…画像読取り部、200…画像形成部、300…用紙供給部、400…自動両面ユニット、260…クリーニングユニット、221…感光体。

Claims (5)

  1. 感光対と、
    前記感光対の周面に対して、クリーニングブレードのエッジを当接させたクリーニング装置と、
    前記感光対を駆動するモータを制御し、前記感光対が正転し複数の出力媒体に連続印刷している途中で、予め設定した前記出力媒体の印刷枚数、ドラム回転数、連続印刷時間のいずれかの単位で、前記感光対を逆転動作し、再度前記正転状態に復帰させる感光対制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記感光対制御部は、異なる印刷枚数の情報が複数用意されており、いずれか1つの枚数の情報を選択できることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記感光対制御部は、異なる連続印刷時間の情報が複数用意されており、いずれか1つの時間の情報を選択できることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記感光対制御部は、異なるドラム回転数の情報が複数用意されており、いずれか1つの回転数の情報を選択できることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記感光対制御部は、前記感光対を逆転動作させるとき、前記クリーニングブレードのエッジの感光体当接位置が1mm〜30mmの範囲逆行する程度逆転させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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