JP5475905B2 - 再生装置および再生方法 - Google Patents

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本発明は、再生装置および再生方法に関する。
近年のパーソナルコンピュータ、携帯型の映像撮影装置、デジタルスチルカメラなどは、大容量・長時間な動画像の表示再生が可能な表示装置である。この表示装置では、動画像の上または下にスライドバー、もしくは早送り・巻き戻しボタンなどのコントロールアイテムが画面上に配置され、このコントロールアイテムをユーザが操作することで動画像のシーン検索が行われている。
しかしながら、長時間な動画像からスライドバーを用いてシーン検索を行う場合は、スライドバーを1ドット動かしただけで遥か先のフレームまで飛んでしまうことがあり、所望のシーンを検索する際の操作性が悪くなることがあった。長時間な動画像から所望のシーンを検索する際の操作性を向上させる技術としては、特許文献1、2が知られている。
特許文献1には、メインとなるスライドバーの隣に分解能の大きなサブスライドバーを出現させることで、所望のシーンを検索する際の操作性を向上させる技術が開示されている。また、特許文献2には、任意に定めた原点からのマウスポインタの絶対座標値で検索速度を変化させることで、所望のシーンを検索する際の操作性を向上させる技術が開示されている。
特開2001−202176号公報 特開平5−236418号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、動画像を再生する領域の他にサブスライドバーを表示するための領域を用意する必要があるため、動画像を再生する領域が狭くなり、所望のシーン検索を行う際の動画像の視認性が低下する虞があった。また、特許文献2に記載の方法では、所望のシーンが見つかった時の検索操作を止めるまでのタイムラグによって所望のシーンより先に進んでしまうことがあり、さらなる操作性の向上が求められていた。
本発明は、このような従来技術の課題を少なくとも1つ解決することを目的としてなされたものである。本発明は、画像の視認性を低下させることなく、一連の画像から所望のシーンを容易に検索可能とする再生装置および再生方法の提供を目的とする。
上記目的は、タッチセンサを有する表示部と、一連の画像データを再生し、前記表示部に表示する表示制御手段と、前記タッチセンサに対するタッチ操作を検出する検出手段と、前記一連の画像データを前記表示部に表示しているときに、前記検出手段がドラッグ操作を検出した場合に、前記ドラッグ操作の方向および移動量に応じて、前記一連の画像データの順方向送り処理又は逆方向送り処理を行う処理手段とを有し、前記処理手段は、前記ドラッグ操作において、前記タッチセンサの縦方向のタッチ位置に応じて、前記タッチセンサの横方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を異ならしめており、前記ドラッグ操作が前記タッチセンサの斜め方向に行われた場合には、前記処理手段は、前記ドラッグ操作の途中に、前記縦方向のタッチ位置に応じて、前記横方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を変更することを特徴とする再生装置によって達成される。
また、上記目的は、タッチセンサを有する表示部を備える再生装置による再生方法であって、前記再生装置の表示制御手段が、一連の画像データを再生し、前記表示部に表示する表示制御工程と、前記再生装置の検出手段が、前記タッチセンサに対するタッチ操作を検出する検出工程と、前記一連の画像データを前記表示部に表示しているときに、前記検出工程でドラッグ操作を検出した場合に、前記再生装置の処理手段が、前記ドラッグ操作の方向および移動量に応じて、前記一連の画像データの順方向送り処理又は逆方向送り処理を行う処理工程とを有し、前記処理工程では、前記ドラッグ操作において、前記タッチセンサの縦方向のタッチ位置に応じて、前記タッチセンサの横方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を異ならしめており、前記ドラッグ操作が前記タッチセンサの斜め方向に行われた場合には、前記処理工程では、前記ドラッグ操作の途中に、前記縦方向のタッチ位置に応じて、前記横方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を変更することを特徴とする再生方法によっても達成される。
本発明によれば、画像の視認性を低下させることなく、一連の画像から所望のシーンを容易に検索可能とすることができる。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の好適かつ例示的な実施形態について詳細に説明する。第1の実施形態では、動画像の再生が可能な携帯型の表示装置を例示して説明する。図1は、第1の実施形態に係る表示装置1のハードウエアの構成を示したブロック図である。
図1に示すように、表示装置1は、モニタ101、CPU102、RAM103、ROM104、ボタン105、タッチセンサ106、オーディオ出力部107、記憶部108を有する構成である。表示装置1において、上記各部は、バス109によって相互に接続されている。なお、CPUはCentral Processing Unit、RAMはRandom Access Memory、ROMはRead Only Memoryの略語である。
モニタ101は、LCD(Liquid Crystal Display)などであり、CPU102の制御の下で入力された映像信号に応じた映像出力を行う。ROM104には各種アプリケーションプログラムが格納されており、CPU102は、ROM104に格納されたアプリケーションプログラムを読み出して実行することで表示装置1の動作を中央制御する。
ボタン105は、ユーザの操作入力を受け付けて、その操作入力に応じた信号をCPU102に出力する。具体的には、ボタン105は、ユーザが押下可能なボタンであり、このボタンの押下操作に応じた信号をCPU102へ出力する。CPU102では、ボタン105の押下操作に応じた信号により割り込みが発生し、ボタン105の押下状態を検出することができる。
検出手段としてのタッチセンサ106は、接触感知可能な矩形の領域(感知領域)を持ち、ユーザが感知領域にタッチまたはドラッグした時点で、その領域における接触位置を示す信号をCPU102へ出力するセンサである。例えば、タッチセンサ106は、感知領域の表面に透明電極が格子状に配置された感圧式(抵抗膜圧式)のセンサであってよい。CPU102では、タッチセンサ106の感知領域でタッチ又はドラッグされた時点で割り込みが発生し、感知領域における接触位置を示す座標を検出することができる。表示装置1では、モニタ101の表示領域内の一点の指示が、タッチセンサ106の接触位置を示す座標に応じてCPU102により検出される。
後述するように、本実施形態では、タッチセンサ106に対するドラッグ操作、より具体的には表示されている画像をスクロールやドラッグする操作を、表示制御に係る特定操作として認識し、特定操作に応答して各種の表示制御を行う。
オーディオ出力部107は、イヤホンジャックやスピーカなどであり、CPU102の指示に応じて入力された音声信号に基づいた音声出力を行う。記憶部108は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションプログラム、各種設定データ、動画像データ、静止画像データなどを記憶する。
例えば、ROM104には動画再生アプリケーションプログラムが格納されている。表示制御手段としてのCPU102はその動画再生アプリケーションプログラムを実行することで、表示装置1における動画像の再生を制御する。具体的には、CPU102は、動画再生アプリケーションプログラムに従って、記憶部108から読み出した動画データをRAM103の作業領域に展開し、復号化処理や変換処理等のデータ処理を行って、処理後の動画像をモニタ101の表示領域内に映し出す。また、CPU102は、動画データとセットで記憶部108に記憶されている音声データを、同様にRAM103の作業領域に展開して所定の処理を行った後にオーディオ出力部107へ出力する。このようにして、表示装置1では、記憶部108に格納された動画表示と、その動画に対応した音声再生を行う。なお、表示装置1において、再生すべき動画の選択指示や、動画再生時における操作指示は、ボタン105やタッチセンサ106を介してユーザから受け付けられる。
図2は、表示装置1の正面外観を例示する概念図である。図2に示すように、表示装置1において、図1に例示した各ブロックは筐体201に格納されている。表示装置1の正面側である筐体201の前面には、モニタ101、ボタン105、タッチセンサ106が配置されている。また、筐体201の上面にはイヤホンジャック204が配置されている。
また、筐体201において、モニタ101の画面領域にはタッチセンサ106が実装されている。したがって、表示装置1では、モニタ101の画面領域の任意の場所をタッチすることで、タッチされた画面領域上の座標を取得して表示領域内の一点の指示を検出可能となっている。また、表示装置1では、イヤホンジャック204にイヤホン(図示しない)を接続することで、イヤホンからの音声出力を行うことが可能となっている。
次に、表示装置1の動画再生プレイヤとしての動作概要について説明する。図3に示すように、表示装置1は、前述したCPU102が動画再生アプリケーションプログラムを実行することで、サムネイル一覧より選択された任意の動画像をモニタ101に再生する動画再生プレイヤとしての機能を有する。例えば、表示装置1は、記憶部108に記憶されている動画像のサムネイル一覧をモニタ101に表示し、ユーザからの選択指示をタッチセンサ106などで受け付けて、選択された動画像をモニタ101に表示する。
動画再生プレイヤは、サムネイル一覧を表示して再生すべき動画像の選択を受け付けるサムネイルモード、再生モード、再生位置をコントロールするための指示を受け付けるコントロールモードなどの動作モードで動作する。以下では、動画再生プレイヤの動作モードについて詳細に説明する。
図4は、動画再生プレイヤの動作モードの遷移を例示する概念図である。図4に示すように、動画再生プレイヤは、サムネイルモード、再生モード、コントロールパネル表示モード、ガイド表示モードの動作モードで動作する。
サムネイルモードでは、記憶部108に記憶されている単一、若しくは複数の動画像をモニタ101にサムネイル表示する。サムネイルモードでは、タッチセンサ106を介して任意の動画像の選択指示をユーザから受け付ける。サムネイルモードで動画像が選択された場合は、選択された動画像を再生する再生モードに移行する。
再生モードでは、サムネイルモードで選択された動画像を記憶部108に表示する。表示モードでは、ユーザがタッチセンサ106をタップすることで、コントロールパネル表示モードに移行する。また、再生モードでは、ユーザがタッチセンサ106をタッチしてから指を放さずにドラッグすることでガイド表示モードに移行する。ガイド表示モードの詳細は後述する。
コントロールパネル表示モードでは、動画像の再生位置を指示するスライドバーに加えて、再生、停止、一時停止、早送り、巻き戻しの各ボタンからなるコントロールアイテムが配置されたコントロールパネルを記憶部108に表示する。コントロールパネル表示モードでは、ユーザがタッチセンサ106をタッチした際のタッチ位置を検出することで、タッチ位置に対応したコントロールアイテムの操作指示を受け付けて、記憶部108に表示する動画像の再生をコントロールする。
例えば、コントロールパネル表示モード中において、記憶部108の画面上の早送りボタンが表示されている領域がタッチされた場合、動画像が早送り再生される。同様に、巻き戻しボタンがタッチされた場合、動画像が巻き戻し再生される。また、一時停止ボタンがタップされた場合は、動画像の再生が一時停止される。この一時停止状態でさらに一時停止ボタンがタップされた場合は、一時停止状態が解除されて動画像の再生が再開される。また、再生ボタンがタップされた場合は再生モードに、停止ボタンがタップされた場合はサムネイルモードに移行する。
ガイド表示モード中において、モニタ101から指を離してタッチセンサ106によるタッチ位置の検出が終了した時点から一定時間経過した場合は再生モードに移行する。なお、ガイド表示モード中において、モニタ101から指を離して一定時間経過しないうちに、再度モニタ101をタッチしてドラッグした場合は、ガイド表示モードが継続する。
以下にガイド表示モードについて説明する。動画像の再生中又は一時停止中にモニタ101の画面領域上をタッチして、指を離さずにドラッグした場合、ガイド表示モードに移行する。ガイド表示モードでは、図5に示すように、モニタ101の画面上の動画像を表示する領域を含む表示領域上において半透明色のガイド画像501が重畳表示される。このガイド画像501が重畳表示されることで、モニタ101の画面上には、モニタ101の画面領域を複数のゾーンに分けるガイドラインと、各ゾーンに割り当てられたスケール値とが表示される。このスケール値は、画像の送り操作に対してどのくらいの時間、又はどのくらいのフレーム数を早送り/逆戻しするのかを決める感度を示している。
つまりスケール値とは、同一の操作もしくは操作量でも、その操作に対する画像の早送り量または、巻き戻し量を異ならしめる為の感度ということが出来る。ここで、早送り量、巻き戻し量は例えばフレーム数(又は画像の枚数)や、時間の経過量である。
より詳しく言えば、このスケール値は、動画像の再生速度であり、例えばタッチセンサ106における一点を移動させる指示(ドラッグ)に対して、単位移動量あたりに飛び越す動画像のフレーム数又は時間を示す値である。なお、動画像の再生フレームは、このスケール値(再生速度)と、ドラッグ時の表示ポインタの移動量とに基づいて制御されるが、その詳細については後述する。
図5の例では、画面領域の下から上まで段階的に帯状のゾーンが積み重なるようになっている。具体的には、画面領域の縦方向の座標に対して分解能が非線形もしくは線形に変化するようにゾーンが分かれている。各ゾーンには、画面領域の下から順に、「×1/3」、「×1/10」、「×1/50」、「×1/100」、「×1/300」、「×1/1000」のスケール値が割り当てられている。なお、割り当てられるスケール値の順番は、画面領域の上から順に、「×1/3」、「×1/10」、「×1/50」、「×1/100」、「×1/300」、「×1/1000」であってもよい。
このガイド表示モードでは、帯状のゾーンに沿って右方向にドラッグすると動画像を順方向送り(早送り)し、左方向にドラッグすると動画像を逆方向送り(巻き戻し)する。また、早送り・巻き戻し中は、次の式(1)で示すように、動画像の総再生時間とドラッグ時の表示ポインタの移動量に各ゾーンに割り当てられたスケール値を乗じたものが早送り・巻き戻しによる再生フレームの時間変化量になる。
式(1):フレーム移動量(時間)=動画像の総再生時間×スケール値×ドラッグ移動量
ここで、式(1)について以下に詳細に説明する。なお、動画像の総再生時間の単位は秒であり、ドラッグの移動量は画面の左端から右端までドラッグした場合を1とする。
例えば、総再生時間が120分(120×60=7200秒)の動画像を例示して説明する。図6に示すように、ゾーン601は、「×1/3」のスケール値が割り当てられている。したがって、ゾーン601は、120分(7200秒)×1/3(スケール値)×1(ドラッグ移動量)=40分(2400秒)分のフレームを移動させるスライダとして機能する。
同様に、ゾーン602は、「×1/300」のスケール値が割り当てられている。従って、ゾーン602は、120分(7200秒)×1/300(スケール値)×1(ドラッグ移動量)=24秒分のフレームを移動させるスライダとして機能する。
ここで、式(1)におけるスケール値の決定方法について詳細に説明する。図7に示すように、タッチセンサ106の感知領域は、左上の角を原点として右方向にX座標、下方向にY座標が定められているものとする。また、タッチセンサ106の感知領域は、X座標の方向に800ピクセル、Y座標の方向に600ピクセルの解像度を持つものとする。
図7に示すように、タッチされたポイント701のY座標が116ピクセルであれば、画面領域のY座標の方向で6等分したゾーンのうち、上から2番目のゾーン(101〜200ピクセルまでのゾーン)がタッチされたと認識される。すなわち、モニタ101の表示領域における第1の方向としてのY座標の方向において、段階的にスケール値を設定する各ゾーンの中で、2番目のゾーンで表示ポインタが操作されたと認識される。そして、このゾーンに割り当てられた「×1/300」のスケール値がスライダが持つカレントスケールとなる。
図8は、画面領域がX座標の方向に800ピクセル、Y座標の方向に600ピクセルの場合の、スケール値の算出方法を示すフローチャートである。図8に示すように、CPU102は、タッチセンサ106にタッチされたポイントのY座標の値を取得して、y_beginに記憶する(S101)。なお、y_beginは、タッチされたY座標の値を記憶するため、RAM103上の作業領域に確保された変数の名称である。
次いで、CPU102は、モニタ101の画面領域の縦ピクセルサイズから、このサイズを6等分して、各ゾーンの領域を割り当てる。なお、本実施形態では、Y座標の方向に600ピクセルであるため、1〜100、101〜200、201〜300、301〜400、401〜500、501〜600ピクセルがそれぞれのゾーンに割り当てられることとなる。
次いで、CPU102は、y_beginの値が1〜100ピクセルの間であり、タッチされたゾーンが1番目のゾーンであるか否かを判定する(S103)。S103においてy_beginの値が1番目のゾーン内に存在すると判定された場合、再生速度設定手段としてのCPU102は、scaleに「×1/1000」を設定する(S108)。なお、scaleは、設定されたスケール値を記憶するため、RAM103上の作業領域に確保された変数の名称である。
また、CPU102は、y_beginの値が1番目のゾーン内に存在しない場合、y_beginの値が101〜200ピクセルの間であり、タッチされたゾーンが2番目のゾーンであるか否かを判定する(S104)。S104においてy_beginの値が2番目のゾーン内に存在すると判定された場合、CPU102は、scaleに「×1/300」を設定する(S109)。
また、CPU102は、y_beginの値が2番目のゾーン内に存在しない場合、y_beginの値が201〜300ピクセルの間であり、タッチされたゾーンが3番目のゾーンであるか否かを判定する(S105)。S105においてy_beginの値が3番目のゾーン内に存在すると判定された場合、CPU102は、scaleに「×1/100」を設定する(S110)。
以下同様に、CPU102は、S106では4番目のゾーン(301〜400ピクセル)であるか否かの判定を、S107では5番目のゾーン(401〜500ピクセル)であるか否かの判定を行う。そして、4番目のゾーンである場合は「×1/50」を、5番目のゾーンである場合は「×1/10」を、5番目のゾーンでなく6番目のゾーン(501〜600ピクセル)である場合は「×1/10」をscaleに設定する(S111〜S113)。上述した処理により、モニタ101の表示領域における一の方向としてのY座標の方向において、段階的にスケール値を設定する各ゾーンの中で、操作が行われたゾーンに応じてscaleが設定されることとなる。
以上のことから、ユーザは、タッチセンサ106の感知領域の如何なるゾーンでドラッグ操作を行うかで、そのドラッグ操作に関して設定されるスケール値を選択することができる。例えば、ユーザは高速に早送り・巻き戻ししたい場合は、モニタ画面上に表示されているゾーンから「×1/3」と表示されているゾーンを探し出してドラッグすれば良いことになる。また、ユーザはゆっくり早送り・巻き戻ししたい場合は、同様にモニタ画面上から「×1/300」と表示されているゾーンを探し出してドラッグすれば良いことになる。なお、この半透明色のガイド画像501は、ボタン105などを介したユーザの設定で非表示状態とすることも可能である。
図9は、動画再生プレイヤの再生モードにおけるプログラムのフローチャートである。具体的には、図9は、再生モードからガイド表示モードへ、若しくはコントロールパネル表示モードへの移行するプログラムのフローチャートである。
図9に示すように、再生モード時において、CPU102は、S201でタッチセンサ106に指が触れたか否かを判定する。S201においてタッチセンサ106に指が触れた場合、CPU102はS201以降の処理を順次行う。
CPU102は、S202にてモニタ101上でタッチセンサ106が指を感知したポイント(一点)のX座標、Y座標を取得し、S203で感知したX座標をx_beginに、Y座標をy_beginに記憶する。なお、x_beginは、タッチされたX座標の値を記憶するため、RAM103上の作業領域に確保された変数の名称である。次いで、CPU102は、S204で指がタッチセンサ106から離れたか否かを判定し、指がタッチセンサ106から離れた場合は、S205で指が離れた時間が一定時間内か否かを判定する。
S205で指が離れた時間が一定時間内である場合、CPU102は、表示モードからコントロールパネル表示モードへ動作モードを移行する。すなわち、CPU102は、S204とS205の組み合わせでタッチセンサがタップされたか否かを検出し、タップされた場合は再生モードからコントロールパネル表示モードへ移行することとなる。
S204で指がタッチセンサ106から離れていない場合、CPU102は、S206で指がタッチされたままの状態でのカレントポインタのX座標、Y座標を取得する。次いで、CPU102は、S207で取得したX座標をx_currentに、Y座標をy_currentに記憶する。なお、x_currentは、タッチされたX座標の現在の値を記憶するため、RAM103上の作業領域に確保された変数の名称である。同様に、y_currentは、タッチされたY座標の現在の値を記憶するため、RAM103上の作業領域に確保された変数の名称である。このように、S206、S207では、指定された一点を移動させる指示であるドラッグを検出し、その一点の移動量を取得することができる。
次いで、CPU102は、S208でx_begin、y_beginであるタッチが開始されたポイントと、x_current、y_currentである現在のポイントとの距離により、一定距離以上のドラッグを検出したか否かを判定する。CPU102は、一定距離以上のドラッグを検出できた場合、再生モードからガイド表示モードへ動作モードを移行する。また、CPU102は、一定距離以上のドラッグを検出できなかった場合、S204へ戻って処理を続行する。
以上のようにして、表示装置1は、タッチセンサ106でタップが行われた場合は再生モードからコントロールパネル表示モードへ動作モードが移行することとなる。また、表示装置1は、タッチセンサ106でドラッグが一定の距離以上行われた場合は再生モードからガイド表示モードへ動作モードが移行することとなる。
図10は、動画再生プレイヤのガイド表示モードにおけるプログラムのフローチャートである。具体的には、図10は、ガイド表示モード中のフレーム送り処理、そしてガイド表示モードから再生モードへ移行するプログラムのフローチャートである。
図10に示すように、ガイド表示モード時において、CPU102は、S301でモニタ101の画面上にガイド画像501を表示する。次いで、CPU102は、S302でy_beginの値より分解能を算出してscaleとして記憶する。具体的には、S302において、CPU102は図8に例示したフローチャートによりscaleの設定を行う。
次いで、CPU102は、S303でモニタ101から指が離れたか否かをモニタ101上に設置されたタッチセンサ106の出力から検出し、指が離れて一定時間経過したか否かを判定する。ここで、指が離れて一定時間経過した場合、CPU102はガイド表示モードから再生モードへ動作モードを移行する。
すなわち、表示装置1は、ガイド表示モード中にタッチセンサ106による操作が一定時間行われない場合は再生モードへ移行することとなる。また、表示装置1は、指が離れて一定時間経過しないうちに再度ドラッグした場合は再生モードに移行せずにガイド表示モードが継続することとなる。したがって、ドラッグして指を離してまたドラッグして指を離してという操作を繰り返すことで、次々にフレームの早送り・巻き戻し行う操作ができる。
S303で指がモニタ101の画面上にタッチされた状態のままであれば、CPU102は、S304でカレントポインタのX座標、Y座標を取得し、取得したX座標をx_currentに、取得したY座標をy_currentに記憶する(S305)。
次いで、CPU102は、S306において次に示す式(2)のように、x_current、x_beginの差分と、画面領域(感知領域)のX方向の幅Lよりドラッグ移動量を求める。すなわち、動画像の再生フレームを指定するためのドラッグ移動量は、第1の方向であるY座標の方向と直交する第2の方向であるX座標の方向におけるポインタの移動量から求められる。
式(2):ドラッグ移動量=(x_current − x_begin)/L
そして、CPU102は、ドラッグ移動量と、動画の総再生時間(m)とスケール値(scale)とにより、式(1)で示したとおりフレーム移動量(a)を求める。次いで、CPU102は、S307において、モニタ101上に表示される動画像の再生フレームを、求められたフレーム移動量分進め、その後にS303へ処理を戻す。なお、再生フレームの移動については、タッチセンサ106の感知領域において左から右へドラッグされた場合はその移動量に応じて再生方向へ、逆に、感知領域において右から左へドラッグされた場合はその移動量に応じて再生方向の逆方向へ進むものとする。
ここで、120分の動画像を再生している際に、X座標が200、Y座標が468のポイントからドラッグをはじめ、X座標が600、Y座標が468のポイントまでドラッグした場合を例にして説明する。なお、画面領域(感知領域)は、X方向に800ピクセル、Y方向に600ピクセルとする。
まず、Y座標が468であることから、設定されるスケール値(scale)は「×1/10」である。さらに、式(2)により、ドラッグ移動量は、(600−200)/800=0.5である。したがって、式(1)により、フレーム移動量は120×(1/10)×0.5=6(分)であり、例示した操作で動画像は6分進むこととなる。
また、125分の動画を再生している際に、X座標が0、Y座標が116のポイントからドラッグをはじめ、X座標が800、Y座標が116のポイントまでドラッグした場合についても以下に説明する。なお、画面領域(感知領域)は前述したとおりとする。
まず、Y座標が116であることから、設定されるスケール値(scale)は「×1/300」である。さらに、式(2)により、ドラッグ移動量は、(800−0)/800=1である。したがって、式(1)により、フレーム移動量は125(125分=7500秒)×(1/300)×1=25(秒)であり、例示した操作で動画像は25秒進むこととなる。また、1秒間に32フレーム表示である動画像であれば、25(秒)×32(フレーム)=800(フレーム)であり、1ピクセルドラッグすると動画像が1フレーム進むこととなる。
ここで、従来どおりに、800ピクセル分の長さの1つのスライドバーで、1秒間に32フレーム表示の125分の動画像を操作する場合を例示する。この場合は、125(分)×60(秒/分)×32(フレーム/秒)/800(ピクセル)=300(フレーム)であり、1ピクセルドラッグした場合には300フレーム進むこととなる。したがって、本実施形態では、スケール値(scale)が「×1/300」となるゾーンでドラッグ操作を行うことで、従来のスライドバーより細かいレベルでのフレーム検索が可能になることがわかる。このように、本実施形態において、ユーザは、1ピクセルあたりのフレーム移動量であるスケールが所望する値に設定されるゾーンでドラッグ操作を行うことで、希望するシーンを容易に検索することが可能となる。また、表示装置1は、モニタ101における動画像を表示する領域を含む表示領域内で、タッチセンサ106によりポインタの操作が行われるため、動画像の視認性を低下させることがない。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、各ゾーンによってドラッグの単位移動量に対するフレームの移動量が変化していた。すなわち、第1の実施形態では、Y座標の値に対し、動画像の再生速度であるスケール値が段階的に設定されており、Y座標の位置に応じて非線形にスケール値が設定されていた。これに対し、第2の実施形態では、ゾーンで区別することなく、Y座標の値に応じて線形的に(動的に)、スケール値が設定される場合を例示する。
図11は、第1の実施形態に係るスケール値の設定を例示する概念図であり、Y座標の値に対して非線形にスケール値が設定される様子を例示している。図11に示すように、「×1/100」のスケール値が設定されるゾーン1101内のY座標であれば、どこからドラッグしても「×1/100」のスケールのスライダとして機能する。また、「×1/50」のゾーン内であればどこからドラッグしても「×1/50」のスケールのスライダとして機能する。つまり、図11の例では、ドラッグの起点であるY座標から非線形にスケールが決まる。
図12は、第2実施形態に係るスケール値の設定を例示する概念図であり、Y座標に対して線形的にスケール値が設定される様子を例示している。図12に示すように、モニタ101上の真ん中であるポイント1201を起点にドラッグした場合は「×1/50」のスケールのスライダとして機能するものとする。そして、ポイント1201より1つ上のポイント1202を起点にドラッグした場合は「×1/51」のスケール、さらに上のポイント1203を起点にドラッグした場合は「×1/52」のスケールのスライダとして機能する。すなわち、第2の実施形態では、Y座標に対して線形的にスケール値が設定され、その設定されたスケールのスライダとして機能する。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態として、ドラッグ中にリアルタイムにポインタの位置を取得し、カレントポインタが位置するY座標から算出されるカレントスケールが常に更新されつづける場合を説明する。具体的には、図13に示すように、斜めにドラッグした場合の振る舞いを例示して説明する。
図13に示すようにドラッグした場合、第1の実施形態では、ドラッグを開始したポイント1301でのY座標に相当するスケールが設定される。そして、ドラッグしたベクトル1302のうち、X座標の方向で分解した移動量1303に応じた分、フレームが進むこととなる。
これに対し、第3の実施形態では、ドラッグ中にリアルタイムにポインタの位置(X座標、Y座標)を取得し、カレントポインタが位置するY座標から算出されるカレントスケールが常に更新されつづける。そして、更新されたカレントスケールと、X座標の方向で分解した移動量とに応じて、フレームが進むこととなる。この場合は、斜め方向にドラッグ中にスケールがリアルタイムに変化し続けるため、フレームの移動量がダイナミックなフレーム検索が可能になる。
具体的には、CPU102は、後述する処理を所定の周期で行い、ドラッグにより移動するポインタの軌跡をX座標、Y座標の成分に分解して、X座標方向の移動量と、Y座標の位置に応じたスケール値を取得する。次いで、CPU102は、取得した移動量とスケール値とに基づいて動画像の再生フレームを制御する。
図14は、第3の実施形態に係るガイド表示モードにおけるプログラムのフローチャートである。図14に示すように、ガイド表示モード時において、CPU102は、S401でモニタ101の画面上にガイド画像501を表示する。次いで、CPU102は、S402でドラッグの開始点を示すx_begin、y_beginをx_current、y_currentに代入する。
次いで、CPU102は、S403でモニタ101から指が離れたか否かをモニタ101上に設置されたタッチセンサ106の出力から検出し、指が離れて一定時間経過したか否かを判定する。ここで、指が離れて一定時間経過した場合、CPU102はガイド表示モードから再生モードへ動作モードを移行する。
S403で指がモニタ101の画面上にタッチされた状態のままであれば、CPU102は、S404でカレントポインタのX座標、Y座標をx_old、y_oldに代入する。なお、x_old、y_oldは、タッチされたX座標、Y座標の履歴を記録するため、RAM103上の作業領域に確保された変数の名称である。
次いで、CPU102は、S405でタッチセンサ106よりカレントポインタのX座標、Y座標を取得し、取得したX座標をx_currentに、取得したY座標をy_currentに記憶する(S406)。
次いで、CPU102は、S407でy_currentの値より分解能を算出してscaleとして記憶する。具体的には、S407において、CPU102は図8に例示したフローチャートによりscaleの設定を行う。
次いで、CPU102は、S408において、式(1)で示したとおり、x_current、x_old、scaleよりフレーム移動量(a)を求める。次いで、CPU102は、S409において、モニタ101上に表示される動画像を、求められたフレーム移動量分進め、その後にS403へ処理を戻す。
[第4の実施形態]
第1の実施形態では、モニタとタッチパネルを有する動画像の再生が可能な携帯型の表示装置を例示した。この表示装置は、以下に説明する第4の実施形態の如く、パーソナルコンピュータであってもよい。
具体的には、図15に示すように、図1に例示したボタン105をキーボード1505に、タッチセンサ106をマウス1506に置き換えたパーソナルコンピュータ1500であってよい。なお、マウス1506は、ジョイスティックやタッチパッドなど、マウス以外のポインティングデバイスであってよい。
キーボード1505は、押下可能なキーが配列されており、ユーザが押下したキーを示す信号をCPU1502に出力することにより、CPU1502に割り込みを発生させる。CPU1502は、割り込みが発生した際に、キーの押下状態とどのキーが押されたかを検出する。
マウス1506は、例えばレーザー方式や光学方式のマウスであり、ユーザがポイントした場所を検出可能となっている。また、マウス1506は、ユーザが押下したマウスのボタンを示す信号をCPU1502に出力することで、CPU1502に割り込みを発生させ、ドラッグまたはクリックされた領域上の座標をCPUに通知することが可能となっている。
なお、モニタ1501、CPU1502、RAM1503、ROM1504、オーディオ出力部1507、記憶部1508については、図1に例示した構成と同様である。また、パーソナルコンピュータ1500の各部は、バス1509によって相互に接続されている。
例えば、パーソナルコンピュータ1500において、ROM1504には動画再生アプリケーションプログラムが格納されており、CPU1502はその動画再生アプリケーションプログラムを実行する。これにより、CPU1502はパーソナルコンピュータ1500における動画再生を制御する。具体的には、CPU1502は、動画再生アプリケーションプログラムに従って、記憶部1508から読み出した動画データをRAM1503の作業領域に展開する。ついで、CPU1502は、展開した動画データに対して復号化処理や変換処理等のデータ処理を行い、処理後の動画像をモニタ1501に映し出す。また、CPU1502は、動画データとセットで記憶部1508に記憶されている音声データを、同様にRAM1503の作業領域に展開して所定の処理を行った後にオーディオ出力部1507へ出力する。このようにして、パーソナルコンピュータ1500では、記憶部1508に格納された動画像表示と、その動画像に対応した音声再生を行う。なお、パーソナルコンピュータ1500において、再生すべき動画像の選択指示や、動画像再生時における操作指示は、キーボード1505やマウス1506を介してユーザから受け付けられる。
図16は、パーソナルコンピュータ1500の外観を例示する概念図である。図16に示すように、本体1601には、前述したCPU、RAM、ROM、記憶部などが格納されている。また、モニタ1501の両側には、オーディオ出力部1507としてスピーカが設けられている。パーソナルコンピュータ1500では、モニタ1501の両側に設けられたスピーカからの音声出力が可能となっている。
モニタ101の画面領域中のウインドウ領域には、動画像1602が表示されている。パーソナルコンピュータ1500は、マウス1506でウインドウ領域の任意の場所がポイントされてクリックやドラッグが行われた場合、そのウインドウ領域上の座標を取得する。したがって、パーソナルコンピュータ1500では、ユーザがマウス1506を操作し、動画再生アプリケーションプログラムのウインドウ領域上でクリックやドラッグを行うことで、動画再生アプリケーションを操作することができる。
キーボード1505は、再生・停止・早送り・巻戻し・一時停止・決定に対応したショートカットキーなどを有している。したがって、パーソナルコンピュータ1500では、ユーザがキーボード1505のショートカットキーを押下することで、動画再生アプリケーションを操作することができる。
上述したパーソナルコンピュータ1500における動作は、第1の実施形態で例示した表示装置1の動作と略同様であり、ユーザの操作入力がタッチセンサ106からマウス1506に替わったことが異なる。以下では、タッチセンサ106による操作からマウス1506による操作に替わることで異なる点を列挙して説明する。
・『タッチセンサをタップする』という趣旨の記載は『マウスをクリックする』に読みかえられるものとする。
・『タッチし続ける』という趣旨の記載は『マウスのボタンを押下しつづける』に読みかえられるものとする。
・『モニタ画面上をタッチしてモニタから指を離さずにドラッグする』という趣旨の記載は『動画表示領域画面上をクリックして、マウスのボタンをクリックしたままドラッグする』に読みかえられるものとする。
・『モニタ画面から指を離して一定時間経過』という趣旨の記載は『マウスのボタンから指を離して一定時間経過』に読みかえられるものとする。
・『再度タッチしてドラッグ』という趣旨の記載は『再度クリックしてドラッグ』に読みかえられるものとする。
・『タッチパネルは』という趣旨の記載は『動画像が表示されているウィンドウ領域は』に読みかえられるものとする。
・『タッチパネルとする』という趣旨の記載は『ウィンドウとする』に読みかえられるものとする。
・『タッチされた』という趣旨の記載は『クリックされた』に読みかえられるものとする。
・『タッチセンサに指が触れた』という趣旨の記載は『マウスがクリックされた』に読みかえられるものとする。
・『タッチセンサが感知した』という趣旨の記載は『クリックされた』に読みかえられるものとする。
・『タッチセンサがタップされた』という趣旨の記載は『マウスがクリックされた』に読みかえられるものとする。
・『指がタッチされたままの状態』という趣旨の記載は『マウスがクリックされたままの状態』に読みかえられるものとする。
・『モニタ画面から指が離れた』という趣旨の記載は『マウスから指が離れた』又は『クリック状態が解除された』に読みかえられるものとする。
・『指が離れて一定時間経過』という趣旨の記載は『マウスから指が離れて一定時間経過』又は『クリック状態が解除されて一定時間経過』に読みかえられるものとする。
・『指がモニタにタッチされた状態のまま』という趣旨の記載は『マウスがクリックされた状態のまま』に読みかえられるものとする。
以上のことから、第1の実施形態で例示した表示装置1に加えて、パーソナルコンピュータ1500にも応用可能である。したがって、パーソナルコンピュータ1500では、オペレーティングシステム上で動作する動画再生アプリケーションや動画編集ソフトにおいて、希望のシーンを素早く検索して再生・編集することができる。
[第5の実施形態]
以下で説明する第5の実施形態は、動画像の総再生時間に依存しないスケール値の設定を行うものである。ここで、第5の実施形態に係るフレーム移動量を算出するための式(1’)を次に示す。なお、式(1’)は、第1の実施形態における式(1)より、動画像の総再生時間の項を削除した式である。また、第5の実施形態において、式(1’)とこの式に関わる処理手順以外の、構成及び処理手順は第1の実施形態と同様である。
式(1’):フレーム移動量=スケール×ドラッグの移動量
式(1’)におけるスケールは、
最遅:1フレーム/10ピクセル 表記⇒「×1/10」
最速:30フレーム/1ピクセル 表記⇒「×30/1」
とする。この場合、最遅時には、動画像の総再生時間に関わらず、動画像画面上で10ピクセル分ドラッグして1フレーム進む細かいフレーム検索となる。また、最速時には、動画像の総再生時間に関わらず、動画像画面上で1ピクセル分ドラッグすると30フレーム分進む、粗いフレーム検索となる。例えば、画面領域(感知領域)の幅が800ピクセルで且つ、1秒間に30フレームを持つ動画像において、ユーザが最速となる「×30/1」のゾーンで画面の左端から右端までドラッグした場合、800秒フレームが進むことになる。
以上のことから、動画像の総再生時間に関わらず、数ピクセル分のドラッグで1フレーム単位進む細かいフレーム検索、または1ピクセル分のドラッグで数十フレーム進む粗いフレーム検索が可能になる。したがって、ユーザーは動画像の総再生時間を意識することなく、常に使い慣れたスケールでの動画像のフレーム検索ができる。
[第6の実施形態]
第1の実施形態では画面領域(感知領域)上に配置されている各ゾーンのスケール値は固定値であったが、以下に示す第6の実施形態の如く、スケール値は切り替え可能な値であってよい。
第6の実施形態では、図17に示すように、画面1701であるガイド表示モードの際に、ホイール付マウスで切替手段としてのホイールを下にロールすると、画面1702に切り替えられる。画面1702は、画面1701に対して各ゾーンが1つずつ下にずれて、一番上のゾーンにはそれまで一番上のゾーンにあったものよりもより分解能の高いスケールを持つゾーンが出現したものである。このように、ホイール付マウスでホイールを下にロールした場合には各ゾーンのスケール値がより分解能の高い値に変わってもよい。なお、この操作は複数回繰り返し可能であり、操作の度に各ゾーンのスケールがより分解能の高い値に変わってよい。
逆に、ホイール付マウスでホイールを上にロールした場合には各ゾーンのスケール値がより分解能の低い値に変わってもよい。例えば、ホイール付マウスでホイールを上にロールした場合は、各ゾーンが1つずつ上にずれて、一番下のゾーンにはそれまで一番下のゾーンにあったものよりも分解能の低いスケールを持つゾーンが出現する。この操作も複数回繰り返し可能であり、操作の度に各ゾーンのスケールがより分解能の高い値に変わってよい。
この方法によって、ユーザは、現在の画面領域に表示されているスケール以外のスケールに切り替えて、ユーザ好みのスケールを選択してフレームの先送り、フレームの逆送りをすることが可能になる。なお、スケールを切り替える切替指示は、キーボードによる操作指示や、キーボードにボタンを押下しながらのマウス操作などであってよく、ホイール付マウスでホイールをロールする方法に限定しない。
なお、上述した実施の形態における記述は、一例を示すものであり、これに限定するものではない。上述した実施の形態における構成及び動作に関しては、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、ポインタのY座標に応じてスケール値を、X座標の移動量で動画像の巻き戻し量・早送り量を指示する構成を例示したが、逆にY座標で巻き戻し量・早送り量を、X座標でスケール値を指示してもよい。また、スケール値を指示する方向と動画像の巻き戻し量・早送り量を指示する方向とは、互いに直交関係にある必要はない。
また、スケール値と動画像の巻き戻し量・早送り量の指示は、上述した直交座標系だけでなく、動径と偏角による極座標系で行われてもよい。具体的には、原点である画面中心からドラッグ開始までの距離でスケール値を、ドラッグ開始から終了までの成す偏角で動画像の巻き戻し量・早送り量を指示してもよい。この場合は直交座標系と異なり、動径方向には画面幅の制限があるが、偏角には画面幅による制限がない。したがって、ドラッグ開始から終了までの成す偏角で動画像の巻き戻し量・早送り量を指示する場合は、画面幅による制限を気にすることなく、動画像の巻き戻しや早送りを自在に指示できる。また、原点である画面中心からドラッグ開始までの距離でスケール値を指示する場合は、画面中心に近づくほど分解能を低くするスケール値となるように設定することが好ましい。この場合、素早く早送り・巻き戻しを行う際には、中心からの距離が短く、偏角に対する操作量が少なくて済む。また、ゆっくりと早送り・巻き戻しを行う際には、中心からの距離が長く偏角に対する操作量が多く必要となるため、動画像の巻き戻しや早送りによる所望のフレーム検出を容易に行うことが可能となる。
(他の実施形態)
上述の実施形態においては動画像を対象として説明したが、複数の静止画についても同様に取り扱うことが可能である。すなわち、個々の静止画を動画像の1フレームとして(あるいは、動画像を一連の画像データとして)取り扱うことにより、上述の動作は静止画の再生時においても同様に適用できる。この際、静止画データが時間情報を有していれば、時間情報の順番で順次表示させてもよい。
その結果、大量の静止画像を順次表示する際、画面の下部でのドラッグ操作であれば例えば2枚とばしで再生し、上部でのドラッグ操作であれば例えば100枚飛ばしで表示するようにすることができる。
上述の実施形態は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現することも可能である。従って、上述の実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
なお、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能であれば、どのような形態であってもよい。例えば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等で構成することができるが、これらに限るものではない。上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体又は有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたコンピュータプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。つまり、上述の実施形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体を配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを許可してもよい。鍵情報は、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用するものであってもよい。さらに、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
第1の実施形態に係る表示装置のブロック図である。 第1の実施形態に係る表示装置の正面外観を例示する概念図である。 第1の実施形態に係る動画再生プレイヤの概要を説明する概念図である。 第1の実施形態に係る動画再生プレイヤの動作モードの遷移を例示する概念図である。 第1の実施形態に係る動画再生プレイヤのガイド表示モードを例示する概念図である。 ガイド表示モードにおける操作例を示す概念図である。 タッチパネル上の座標と各ゾーンとの関係を例示する概念図である。 スケール値の算出方法を示すフローチャートである。 再生モードにおけるプログラムのフローチャートである。 ガイド表示モードにおけるプログラムのフローチャートである。 ガイド表示モードにおけるスケールがY座標の値に非線形に設定されるケースを例示する概念図である。 第2の実施形態に係るガイド表示モードにおけるスケールがY座標の値に線形に設定されるケースを例示する概念図である。 第3の実施形態に係るガイド表示モードにおけるドラッグ操作を例示する概念図である。 第3の実施形態に係るガイド表示モードにおけるプログラムのフローチャートである。 第4の実施形態に係るパーソナルコンピュータのブロック図である。 第4の実施形態に係るパーソナルコンピュータの外観を例示する概念図である。 第6の実施形態に係る画面表示されているスケールを可変に設定する様子を例示する概念図である。

Claims (15)

  1. タッチセンサを有する表示部と、
    一連の画像データを再生し、前記表示部に表示する表示制御手段と、
    前記タッチセンサに対するタッチ操作を検出する検出手段と、
    前記一連の画像データを前記表示部に表示しているときに、前記検出手段がドラッグ操作を検出した場合に、前記ドラッグ操作の方向および移動量に応じて、前記一連の画像データの順方向送り処理又は逆方向送り処理を行う処理手段とを有し、
    前記処理手段は、前記ドラッグ操作において、前記タッチセンサの縦方向のタッチ位置に応じて、前記タッチセンサの横方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を異ならしめており、
    前記ドラッグ操作が前記タッチセンサの斜め方向に行われた場合には、前記処理手段は、前記ドラッグ操作の途中に、前記縦方向のタッチ位置に応じて、前記横方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を変更することを特徴とする再生装置。
  2. 前記表示制御手段は更に、前記縦方向のタッチ位置に応じた、通常の移動量に対する送り量の変化の程度を示す情報を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記横方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量は、前記縦方向のタッチ位置に応じて段階的に変化し、前記縦方向のタッチ位置の変化の方向に沿って順番に細かな送り処理が可能となるように変化することを特徴とする請求項1又は2に記載の再生装置。
  4. 前記一連の画像データは動画像データであって、前記縦方向のタッチ位置に応じて、前記横方向の移動量に対する時間の経過量が異なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の再生装置。
  5. 前記一連の画像データは複数の静止画像データであって、前記縦方向のタッチ位置に応じて、前記横方向の移動量に対する画像送りの画像数が異なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の再生装置。
  6. 前記一連の画像データを再生している途中で、前記検出手段が前記タッチセンサへのタップ操作を検出すると、前記一連の画像データの再生を制御するための複数のボタンとスライドバーとが前記表示部にあらわれることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の再生装置。
  7. さらに、音声を出力するイヤホンジャックを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の再生装置。
  8. タッチセンサに対するタッチ操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した操作に基づき、データの総再生時間の中の再生位置を変える制御を行う制御手段であって、前記データを再生しているときに、前記検出手段がドラッグ操作を検出した場合に、前記ドラッグ操作の方向および移動量に応じて、前記データの再生位置を順方向又は逆方向に移動する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記ドラッグ操作において、前記タッチセンサの縦方向のタッチ位置に応じて、前記タッチセンサの横方向の移動量に対する前記データの再生位置の移動量を異ならしめており、
    前記ドラッグ操作が前記タッチセンサの斜め方向に行われた場合には、前記制御手段は、前記ドラッグ操作の途中に、前記縦方向のタッチ位置に応じて、前記横方向の移動量に対する前記再生位置の移動量を変更することを特徴とする再生装置。
  9. 前記データは、音声データを有していることを特徴とする請求項8に記載の再生装置。
  10. タッチセンサを有する表示部と、
    一連の画像データを再生し、前記表示部に表示する表示制御手段と、
    前記タッチセンサに対するタッチ操作を検出する検出手段と、
    前記一連の画像データを前記表示部に表示しているときに、前記検出手段がドラッグ操作を検出した場合に、前記ドラッグ操作の方向および移動量に応じて、前記一連の画像データの順方向送り処理又は逆方向送り処理を行う処理手段とを有し、
    前記処理手段は、前記ドラッグ操作において、前記タッチセンサの横方向のタッチ位置に応じて、前記タッチセンサの縦方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を異ならしめており、
    前記ドラッグ操作が前記タッチセンサの斜め方向に行われた場合には、前記処理手段は、前記ドラッグ操作の途中に、前記横方向のタッチ位置に応じて、前記縦方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を変更することを特徴とする再生装置。
  11. タッチセンサに対するタッチ操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した操作に基づき、データの総再生時間の中の再生位置を変える制御を行う制御手段であって、前記データを再生しているときに、前記検出手段がドラッグ操作を検出した場合に、前記ドラッグ操作の方向および移動量に応じて、前記データの再生位置を順方向又は逆方向に移動する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記ドラッグ操作において、前記タッチセンサの横方向のタッチ位置に応じて、前記タッチセンサの縦方向の移動量に対する前記データの再生位置の移動量を異ならしめており、
    前記ドラッグ操作が前記タッチセンサの斜め方向に行われた場合には、前記制御手段は、前記ドラッグ操作の途中に、前記横方向のタッチ位置に応じて、前記縦方向の移動量に対する前記再生位置の移動量を変更することを特徴とする再生装置。
  12. タッチセンサを有する表示部を備える再生装置による再生方法であって、
    前記再生装置の表示制御手段が、一連の画像データを再生し、前記表示部に表示する表示制御工程と、
    前記再生装置の検出手段が、前記タッチセンサに対するタッチ操作を検出する検出工程と、
    前記一連の画像データを前記表示部に表示しているときに、前記検出工程でドラッグ操作を検出した場合に、前記再生装置の処理手段が、前記ドラッグ操作の方向および移動量に応じて、前記一連の画像データの順方向送り処理又は逆方向送り処理を行う処理工程とを有し、
    前記処理工程では、前記ドラッグ操作において、前記タッチセンサの縦方向のタッチ位置に応じて、前記タッチセンサの横方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を異ならしめており、
    前記ドラッグ操作が前記タッチセンサの斜め方向に行われた場合には、前記処理工程では、前記ドラッグ操作の途中に、前記縦方向のタッチ位置に応じて、前記横方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を変更することを特徴とする再生方法。
  13. 再生装置による再生方法であって、
    前記再生装置の検出手段が、タッチセンサに対するタッチ操作を検出する検出工程と、 前記再生装置の制御手段が、前記検出工程で検出した操作に基づき、データの総再生時間の中の再生位置を変える制御を行う制御工程であって、前記データを再生しているときに、前記検出工程でドラッグ操作を検出した場合に、前記ドラッグ操作の方向および移動量に応じて、前記データの再生位置を順方向又は逆方向に移動する制御工程とを有し、
    前記制御工程では、前記ドラッグ操作において、前記タッチセンサの縦方向のタッチ位置に応じて、前記タッチセンサの横方向の移動量に対する前記データの再生位置の移動量を異ならしめており、
    前記ドラッグ操作が前記タッチセンサの斜め方向に行われた場合には、前記制御工程では、前記ドラッグ操作の途中に、前記縦方向のタッチ位置に応じて、前記横方向の移動量に対する前記再生位置の移動量を変更することを特徴とする再生方法。
  14. タッチセンサを有する表示部を備える再生装置による再生方法であって、
    前記再生装置の表示制御手段が、一連の画像データを再生し、前記表示部に表示する表示制御工程と、
    前記再生装置の検出手段が、前記タッチセンサに対するタッチ操作を検出する検出工程と、
    前記一連の画像データを前記表示部に表示しているときに、前記検出工程でドラッグ操作を検出した場合に、前記再生装置の処理手段が、前記ドラッグ操作の方向および移動量に応じて、前記一連の画像データの順方向送り処理又は逆方向送り処理を行う処理工程とを有し、
    前記処理工程では、前記ドラッグ操作において、前記タッチセンサの横方向のタッチ位置に応じて、前記タッチセンサの縦方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を異ならしめており、
    前記ドラッグ操作が前記タッチセンサの斜め方向に行われた場合には、前記処理工程では、前記ドラッグ操作の途中に、前記横方向のタッチ位置に応じて、前記縦方向の移動量に対する前記一連の画像データの送り量を変更することを特徴とする再生方法。
  15. 再生装置による再生方法であって、
    前記再生装置の検出手段が、タッチセンサに対するタッチ操作を検出する検出工程と、 前記再生装置の制御手段が、前記検出工程で検出した操作に基づき、データの総再生時間の中の再生位置を変える制御を行う制御工程であって、前記データを再生しているときに、前記検出工程でドラッグ操作を検出した場合に、前記ドラッグ操作の方向および移動量に応じて、前記データの再生位置を順方向又は逆方向に移動する制御工程とを有し、
    前記制御工程では、前記ドラッグ操作において、前記タッチセンサの横方向のタッチ位置に応じて、前記タッチセンサの縦方向の移動量に対する前記データの再生位置の移動量を異ならしめており、
    前記ドラッグ操作が前記タッチセンサの斜め方向に行われた場合には、前記制御工程では、前記ドラッグ操作の途中に、前記横方向のタッチ位置に応じて、前記縦方向の移動量に対する前記再生位置の移動量を変更することを特徴とする再生方法。
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