JP5474428B2 - 両軸受リールの変速操作機構 - Google Patents

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Description

本発明は、変速操作機構、特に、ハンドルの回転を高低2速に切り換えてスプールに伝達可能な両軸受リールの変速操作機構に関する。
両軸受リールには、ハンドルの回転をスプールに伝達する回転伝達機構において、ハンドルの回転を高低2速に切り換え可能な変速機構を備えているものが知られている。(たとえば、特許文献1参照)。このような変速機構では、ハンドル軸の先端部に大径の高速ギア及び小径の低速ギアが選択的に一体回転可能に装着され、大径の高速ギアに噛合可能な小径のピニオンギア及び小径の低速ギアに噛合可能な大径のピニオンギアがスプール軸及びスプールに一体回転可能に装着され、操作軸の押圧操作によりハンドル軸から高速ギアへの回転伝達をハンドル軸から低速ギアへの回転伝達に切り換えるようになっている。ここでは、操作軸を内側に押し込むと、ハンドル軸から低速ギアに回転伝達することによって、ハンドルの回転が低速ギアを介して大径のピニオンギアに伝達され、スプール軸及びスプールが低速回転する。一方、ハンドルアーム上に移動自在に配置されたロック部材を操作軸の係止溝から離反させる方向に移動操作することによって操作軸を外側に引き出すと、ハンドル軸から高速ギアに回転伝達することによって、ハンドルの回転が高速ギアを介して小径のピニオンギアに伝達され、スプール軸及びスプールが高速回転する。
このような変速操作機構は、ハンドルアーム上に移動自在に配置されたロック部材を操作軸の係止溝から離反させる方向に移動操作することによって、操作軸を外側に引き出すようになっている。この種のロック部材は、ハンドルアーム上に配置され基端部が操作軸の係止溝に係止可能な係止部を有する板状のロックプレートと、ロックプレートの先端部に設けられ釣人が指でつまんで移動操作するための操作つまみとを有している。このようなロックプレート及び操作つまみは、ハンドルアームとの間に僅かな隙間をあけて配置されており、ロックプレート及び操作つまみの全面がハンドルアームに近接した状態で移動するようになっている。
米国特許第7278599号明細書
前記従来の変速操作機構では、ロックプレート及び操作つまみは、ハンドルアームとの間に隙間をあけて配置されており、ロックプレート及び操作つまみの全面がハンドルアームに近接した状態で移動するようになっているので、ロックプレート及び操作つまみとハンドルアームとの間の隙間に釣り糸が噛み込むと、ロックプレート及び操作つまみが移動不能になるおそれがある。また、ロックプレート及び操作つまみとハンドルアームとの間の隙間は、ロックプレート及び操作つまみの全面にわたって形成されているので、ロックプレートや操作つまみがハンドルアーム側に撓んだり変形したりすると、ロックプレート及び操作つまみの滑らかな移動操作を阻害するおそれが生じる。
本発明の課題は、両軸受リールの変速操作機構において、ロックプレート及び操作つまみを滑らかに操作できるようにすることにある。
発明1に係る両軸受リールの変速操作機構は、ハンドルの回転を高低2速に切り換えてスプールに伝達可能な両軸受リールの変速操作機構であって、ハンドルと、ハンドル軸と、操作軸と、操作軸付勢部材と、ロック部材と、ロック部材付勢部材と、台座部材と、を備えている。ハンドルは、長手方向と交差する方向に第1貫通孔が形成されたハンドルアームと、ハンドルアームの先端部に装着されたハンドル把手とを有している。ハンドル軸は、基端部がハンドルアームの第1貫通孔に一体回転可能に装着され、内部を軸方向に貫通する第2貫通孔を有する。操作軸は、ハンドル軸の第2貫通孔に挿通され、軸部と、押圧操作部とを有している。軸部は、基端部外周に被係合部を有している。押圧操作部は、軸部の基端側に大径になるように形成され、押圧操作により高速から低速に切り換え可能である。操作軸付勢部材は、操作軸を軸方向外方に付勢する。ロック部材は、本体部と、揺動軸と、揺動操作部とを有している。本体部は、ハンドルアームの表面との間に隙間を生成するように配置され、側部に操作軸の軸部の被係合部に係合可能な係合部を有している。揺動軸は、本体部のハンドルアームと交差する方向に立設され、係合部を被係合部に係脱する方向に揺動させる。揺動操作部は、本体部とハンドルアームの表面との間の隙間を塞ぐように設けられている。揺動操作部は、ハンドルアームの表面との間に隙間が生成されるように設けられている。ロック部材付勢部材は、ロック部材を操作軸方向に付勢する。台座部材は、ロック部材の揺動軸が設けられ、表面側にロック部材の本体部及びロック部材付勢部材が揺動自在に配置される。
この変速操作機構では、ロック部材の本体部は、ハンドルアームの表面との間に隙間を生成するように配置され、ロック部材の揺動操作部は、本体部とハンドルアームの表面との間の隙間を塞ぐように、かつハンドルアームの表面との間に隙間が生成されるように設けられている。ここでは、ロック部材の本体部(ロックプレート)とハンドルアームの表面との間には、大きな隙間が生成され、ロック部材の揺動操作部(操作つまみ)とハンドルアームの表面との間には、揺動操作可能な程度の小さな隙間が生成されている。ここでは、ロック部材の揺動操作部は、ハンドルアームの表面に近接して配置されているので、従来のロックプレート及び操作つまみとハンドルアームとの間の隙間がロックプレート及び操作つまみの全面にわたって形成されている場合に比して大きな隙間を減少できるために、ロック部材の揺動操作部とハンドルアームの表面との間の小さな隙間に釣り糸が噛み込みにくくなる。また、ロック部材の本体部や揺動操作部にハンドルアーム方向の大きな力が作用したとしても、ハンドルアームの表面に近接して配置された揺動操作部がハンドルアームの表面に接触することによってロック部材の本体部が撓んだり変形したりするのを防止できる。したがって、以上の構成により、ロック部材の揺動操作部とハンドルアームの表面との間に釣り糸が噛み込みにくくなるとともに、ロック部材の本体部及び揺動操作部の変形を防止することができるので、ロック部材の本体部や揺動操作部を滑らかに揺動操作することができる。
また、ハンドルアーム上に台座部材を設けることによって、ハンドルアームとロック部材の本体部との間に大きな隙間が生成されることになるが、ロック部材の揺動操作部とハンドルアームの表面との間に小さな隙間を生成することによって、ロック部材の揺動操作部とハンドルアームの表面との間に釣り糸が噛み込みにくくなるとともに、ロック部材の本体部及び揺動操作部の変形を防止することができるので、ロック部材の本体部や揺動操作部を滑らかに揺動操作することができる効果が顕著になる。
発明に係る変速操作機構は、発明1の変速操作機構において、揺動操作部は、ハンドルアームの表面に沿うように揺動可能に配置される。この場合、揺動操作部は、ハンドルアームの表面に沿うようにハンドルアーム上のみで揺動するようになっているので、揺動操作部がハンドルアーム外形より外方にはみ出すことがなくなるので、揺動操作部に釣り糸が絡みにくくなる。
発明に係る変速操作機構は、発明の変速操作機構において、揺動操作部は、外形が略円形になるように形成され、外周部がローレット加工されている。この場合、揺動操作部の外周部がローレット加工されているので、揺動操作部がハンドルアームの表面に沿うように配置されていても、滑りにくく操作しやすくなる。
発明に係る変速操作機構は、発明1からのいずれかの変速操作機構において、揺動操作部は、本体部の表面側に配置された第1揺動操作部と、本体部の裏面側に配置され本体部とハンドルアームの表面との間の隙間を塞ぐように設けられた第2揺動操作部とを有している。この場合、揺動操作部を第1揺動操作部と第2揺動操作部との2ピース構造にすることで、第2揺動操作部を高精度に形成できるので、第2揺動操作部とハンドルアームの表面との間の隙間をさらに小さく形成できる。
発明6に係る変速操作機構は、発明5の変速操作機構において、本体部は、先端部を貫通する第3貫通孔を有している。第1揺動操作部は、本体部の第3貫通孔を貫通する軸部を有している。第2揺動操作部は、第1揺動操作部の軸部の先端部が挿入されかしめ固定される凹部を有している。この場合、第1揺動操作部を第2揺動操作部にかしめ固定することによって、第1揺動操作部と第2揺動操作部との固定が容易に行える。また、第1揺動操作部と第2揺動操作部とのかしめ部分がハンドルアーム側に設けられ外部に露出しないので、かしめ部分に釣り糸が絡みにくくなる。
発明7に係る変速操作機構は、発明1から6のいずれかの変速操作機構において、被係合部は、軸部の外周に形成された係合溝である。係合部は、係合溝に係合可能に円弧状に湾曲した湾曲部である。この場合、円弧状に湾曲した湾曲部を軸部の外周に形成された係合溝に係合させることにより、ロック部材の本体部の揺動範囲を小さくできる。
発明8に係る変速操作機構は、発明2から7のいずれかの変速操作機構において、ハンドルアームの表面に固定され、押圧操作部及び揺動操作部が外部に露出するように操作軸、ロック部材、ロック部材付勢部材及び台座部材を覆うケース部材をさらに備える。この場合、比較的複雑な機構である、操作軸、ロック部材、ロック部材付勢部材及び台座部材を隠すカバー部材を設けることにより、この部分に釣り糸が絡みにくくなる。
本発明によれば、両軸受リールの変速操作機構において、ロック部材の本体部は、ハンドルアームの表面との間に隙間を生成するように配置され、ロック部材の揺動操作部は、本体部とハンドルアームの表面との間の隙間を塞ぐように、かつハンドルアームの表面との間に隙間が生成されるように設けられているので、ロック部材の揺動操作部とハンドルアームの表面との間に釣り糸が噛み込みにくくなるとともに、ロック部材の本体部及び揺動操作部の変形を防止することができるので、ロック部材の本体部や揺動操作部を滑らかに揺動操作することができる。
本発明の一実施形態を採用した両軸受リールの斜視図。 前記両軸受リールの断面図。 前記両軸受リールの変速操作機構周辺の斜視図。 前記変速操作機構周辺の分解斜視図。 前記変速操作機構のロック部材周辺の分解斜視図。 前記ロック部材周辺の断面図。
本発明の一実施形態を採用した両軸受リールは、図1及び図2に示すように、中型のレバードラグリールである。レバードラグリールは、筒状のリール本体1と、リール本体1の中心部に回転不能かつ軸方向移動自在に装着されたスプール軸2と、スプール軸2に回転自在かつ軸方向移動不能に支持されたスプール3と、リール本体1の側方に配置されたハンドル4とを備えている。また、レバードラグリールは、図2に示すように、ハンドル4の回転をスプール3に伝達する回転伝達機構6と、スプール3の糸繰り出し方向の回転を制動するレバードラグ機構9とをリール本体1の内部に備えている。
リール本体1は、図1に示すように、金属製の左右1対の皿状の第1側板10a及び第2側板10bと、第1側板10a及び第2側板10bを前後及び下部で連結する連結部11a、連結部11b、連結部11cと、第1側板10aの外方を覆うように第1側板10aと一体形成された第1カバー部材12aとを有する金属製のフレーム5を備えている。第1カバー部材12aの側部の右側上方には、図2に示すように、第1カバー部材12aの側部を貫通し外形が略長円形に形成された長穴12fが形成されている。
フレーム5の連結部11cには、レバードラグリールを釣竿に装着するための竿装着部11dが一体形成されている。第1側板10a、第2側板10b、連結部11a、連結部11b、連結部11c及び第1カバー部材12aは、金属の切削加工により一体成形されている。
リール本体1は、図1に示すように、第2側板10bの外方を覆う、金属製の第2カバー部材12bを有している。また、第1側板10a及び第2側板10bは、スプール3が通過可能な開口を有している。第1カバー部材12aの内部には、スプール軸2の左端を軸方向移動自在かつ回転不能に支持するボス部12cが形成されている。第1カバー部材12aの内部には、図2に示すように、スプール3の回転に応じて発音するスプール発音機構8が設けられている。
スプール発音機構8は、図2に示すように、スプール3の回転に応じて発音可能であり、かつ発音可能状態と発音不能な発音解除状態とに切り換え可能な機構である。スプール発音機構8は、図2に示すように、スプール3と連動して回転する凹凸部材60と、凹凸部材60と接離する方向に移動自在に装着された操作部材61と、操作部材61に揺動自在に装着された発音部材62と、発音部材62を凹凸部材60方向に付勢する図示しない付勢部材と、第1カバー部材12aの長穴12fに装着され操作部材61を発音可能位置又は発音解除位置に位置決めするための弾性部材製のカラー部材65とを有している。
ハンドル4側の第2カバー部材12bには、図1及び図2に示すように、径方向及び軸方向外方に突出する膨出部12dが形成されている。膨出部12dには、図2に示すように、回転伝達機構6が設けられている。膨出部12dの下方には、ハンドル4のハンドル軸20を支持するための支持筒部12eが軸方向外方に突出して形成されている。
スプール軸2は、図2に示すように、第1カバー部材12aのボス部12cと、第2カバー部材12bにより軸方向移動自在かつ回転不能に支持されている。スプール軸2の左端部には、径方向に沿って貫通する回り止めピン2aが装着されており、第1カバー部材12aのボス部12cには、回り止めピン2aに係合する図示しない回り止めスリットが径方向に沿って形成されている。
スプール軸2は、外周面に配置された2つの第1軸受16a、第2軸受16bによりスプール3を回転自在に支持している。第1軸受16aは、皿ばねの形態の第1ばね部材17aにより、軸方向内側(図2では右側)に付勢され、第2軸受16bは、コイルばねの形態の第2ばね部材17bにより軸方向内側(図2では左側)に付勢されている。また、第1軸受16a、第2軸受16bの軸方向内側面は、スプール3及びスプール軸2により内側への移動が規制されている。これにより、スプール軸2とスプール3とは、軸方向に一体的に移動可能である。スプール軸2は、レバードラグ機構9により軸方向にスプール3とともに移動する。
スプール3は、図2に示すように、糸巻胴部3aと糸巻胴部3aの両端に一体形成されたフランジ部3bとを有している。右側のフランジ部3bの端面には、レバードラグ機構9を構成する摩擦ディスク41がねじにより固定されている。
ハンドル4は、図2に示すように、スプール軸2の下方にスプール軸2と平行に配置された筒状のハンドル軸20の突出端に固定されている。ハンドル軸20は、リール本体1に回転自在に支持されている。ハンドル軸20には、図2に示すように、内部を軸方向に貫通する貫通孔20bが形成されている。
回転伝達機構6は、図2に示すように、高低2速に切り換え可能な変速操作機構7を備えている。変速操作機構7は、図2に示すように、ハンドル4のハンドル軸20に回転自在に支持された高速巻き取り用の第1メインギア18及び低速巻き取り用の第2メインギア19と、第1メインギア18及び第2メインギア19にそれぞれ噛み合う状態でスプール軸2に回転自在に装着された第1ピニオンギア21及び第2ピニオンギア22と、第1メインギア18及び第2メインギア19のいずれか一方とハンドル軸20とを結合し回転を伝達する係合片23と、係合片23の図2左側に配置され係合片23及び後述する第2圧縮ばね24bを介して操作軸を25軸方向外方(図2右側)に付勢する第1圧縮ばね24a(操作軸付勢部材の一例)と、係合片23の図2右側に配置され係合片23を第2メインギア19側に付勢する第2圧縮ばね24bと、係合片23の位置を第1メインギア18に係合する高速位置(図2では、高速位置の係合片23を実線で示す)又は第2メインギア19に係合する低速位置(図2では、低速位置の係合片23を2点鎖線で示す)の一方に設定する操作軸25とを有している。
第1ピニオンギア21は、図2に示すように、たとえば非磁性のステンレス合金等の耐蝕性を有する金属製の筒状部材である。第1ピニオンギア21は、右端がスプール軸2の外側で膨出部12dに装着された第4軸受16dに回転自在に支持されている。また、第1ピニオンギア21の左端は、レバードラグ機構9のドラグディスク42に一体回転可能に係合している。第2ピニオンギア22は、第1ピニオンギア21と同様な材質の筒状部材であり、左端がドラグディスク42に一体回転可能に係合している。係合片23は、ハンドル軸20のスリット内に回転不能に配置されている。操作軸25は、図2に示すように、ハンドル軸20の貫通孔20bに挿通されている。操作軸25の図2右側の端部は、ハンドルアーム4aの軸方向外方(図2右側)に突出しており、操作軸25を図2左方向に押し込むことが可能である。操作軸25は、ハンドル軸20の突出端にねじ込まれたハンドル4をハンドル軸20に固定するためのナット部材29により軸方向に移動自在に支持されている。
変速操作機構7は、図2から図4に示すように、ハンドル4と、ナット部材29を含むハンドル軸20と、第1圧縮ばね24a(操作軸付勢部材の一例)、操作軸25と、ロック部材30と、ロック部材付勢部材としてのばね部材35と、台座部材31と、ケース部材32とを有している。
ハンドル4は、図2及び図4に示すように、長手方向と交差する方向に貫通孔4cが形成されたハンドルアーム4aと、ハンドルアーム4aの先端部に回転自在に装着されたハンドル把手4bとを有している。ハンドルアーム4aは、金属製の板状部材であって、基端部に形成された非円形の貫通孔4cにハンドル軸20を構成するナット部材29が一体回転可能に装着される。ハンドル軸20の基端部は、図2に示すように、貫通孔20bの内周部に雌ねじ部20aが形成されており、ナット部材29の雄ねじ部29aが螺合することによって、ハンドル軸20とナット部材29とが一体回転可能である。ナット部材29は、後述するハンドルアーム4aに固定される台座部材31の非円形孔31dに相対回転不能に係合する外形が6角形の頭部29bを有している。ナット部材29の中央部には貫通孔29cが形成されており、後述する操作軸25の軸部25aが移動自在に挿通される。また、ハンドルアーム4aの貫通孔4cの周囲の2箇所には、後述する台座部材31及びケース部材32を2つのねじ部材32cにより固定するための2つの雌ねじ孔4dが形成されている。
操作軸25は、図2から図4に示すように、ハンドルアーム4aの貫通孔4cに挿通されるボルト形状の軸部材であって、軸部25aと、軸部25aより大径の押圧操作部25bとを有している。軸部25aは、図2に示すように、図2左側の先端部が第2圧縮ばね24bを介して係合片23を第2メインギア19側に押圧するように配置されている。軸部25aの基端部(図2右側)外周に被係合部25cを有している。被係合部25cは、軸部25aの外周に形成された係合溝であり、後述するロック部材30の湾曲部である係合部30cが係合可能である。軸部25aの中央部外周には、図2及び図4に示すように、環状溝25dが形成されており、環状溝25dには、操作軸25がハンドル軸20からハンドルアーム4a外方に飛び出さないようにするための2つのE型止め輪25eが装着されている。押圧操作部25bは、軸部25aの基端側(図2右側)に大径になるように形成され、釣人の押圧操作により高速と低速とに切り換えするための円形の押圧操作ボタンである。
ロック部材30は、図2から図6に示すように、板状の本体部30aと、本体部30aの中央部に貫通して形成された揺動軸穴30dに装着される台座部材31に立設された揺動軸31aと、本体部30aの先端に設けられた揺動操作部30bとを有している。
本体部30aは、図3に示すように、ハンドルアーム4aの表面との間に隙間を生成するように配置され、側部に被係合部25cに係合可能な係合部30cを有している。本体部30aとハンドルアーム4aの表面との間には、後述する揺動操作部30bとハンドルアーム4aの表面との間の小さな隙間に比して、大きな隙間が生成されている。係合部30cは、被係合部25cに係合可能に円弧状に湾曲した湾曲部である。本体部30aの基端には、側部に突出した係止部30eが形成されており、ロック部材付勢部材としてのばね部材35の一端側が装着される。ばね部材35は、図3に示すように、ロック部材30を操作軸25方向に付勢するコイルばねであり、他端側が台座部材31の壁部である当接部31bに接触するように圧縮して配置されている。
揺動操作部30bは、図3に示すように、本体部30aとハンドルアーム4aの表面との間の隙間を塞ぐように、かつハンドルアーム4aの表面との間に隙間が生成されるように設けられている。揺動操作部30bは、外形が略円形になるように形成され、揺動操作部30bの外周部には、ローレット加工が施されており、このため、揺動操作部30bの揺動操作が行いやすくなる。揺動操作部30bとハンドルアーム4aの表面との間には、揺動操作部30bを揺動操作可能な程度の非常に小さな隙間が生成されている。揺動操作部30bは、図3に示すように、ハンドルアーム4aの表面に沿うように揺動可能に配置される。ここでは、揺動操作部30bは、ハンドルアーム4a外形より外方にはみ出すことがなくなる。
揺動操作部30bは、図3から図6に示すように、本体部30aの表面側に配置された第1揺動操作部33と、本体部30aの裏面側に配置され本体部30aとハンドルアーム4aの表面との間の隙間を塞ぐように設けられた第2揺動操作部34とを有している。本体部30aには、図5及び図6に示すように、先端部を貫通する貫通孔30fが形成されており、第1揺動操作部33は、本体部30aの貫通孔30fを貫通する軸部33aを有している。第1揺動操作部33は、軸部33aより大径の頭部33bを有しており、外形が円形となるように形成されている。また、第2揺動操作部34は、第1揺動操作部33の軸部33aの先端部が挿入されかしめ固定される凹部としての貫通孔34aを有している。第2揺動操作部34の貫通孔34aの内径は、第1揺動操作部33の軸部33aの外径と略同一である。また、第2揺動操作部34は、貫通孔34aを中央部に有する環状の本体部34bを有している。第2揺動操作部34の本体部34bの外形は円形となるように形成されており、第2揺動操作部34の本体部34bの外径と第1揺動操作部33の頭部33bの外径とは略同一である。第2揺動操作部34は、図3に示すように、本体部30aとハンドルアーム4aの表面との間の隙間を塞ぐように、かつハンドルアーム4aの表面との間に隙間が生成されるように設けられている。第2揺動操作部34とハンドルアーム4aの表面との間には、第2揺動操作部34を揺動操作可能な程度の非常に小さな隙間が生成されている。
台座部材31は、図3及び図4に示すように、揺動軸31aが設けられ、表面側にロック部材30の本体部30a及びロック部材付勢部材としてのばね部材35が揺動自在に配置される台座である。台座部材31は、中央部にナット部材29の頭部29bが係合する非円形孔31dが形成された部材であり、リテーナとしての機能を有している。非円形孔31dは、外形が6角形の頭部29bがあらゆる位置で係合するように形成された内形が多角形の貫通孔である。台座部材31は、非円形孔31dの外縁側に立設され、ロック部材30の本体部30aの中央部に貫通して形成された揺動軸穴30dに装着される揺動軸31aを有している。揺動軸31aは、本体部30aのハンドルアーム4aと交差する方向に立設され、ロック部材30の係合部30cを操作軸25の被係合部25cに係脱する方向に揺動させる揺動軸である。また、台座部材31は、ロック部材付勢部材としてのばね部材35の他端側が接触可能な壁部である当接部31bを有している。また、台座部材31は、2つのねじ部材32cによってケース部材32とともにハンドルアーム4aの表面にねじ止めされており、2つのねじ部材32cが挿通される2つの貫通孔31cが形成されている。
ケース部材32は、図2及び図4に示すように、ハンドルアーム4aの表面に固定され、操作軸25の押圧操作部25b及びロック部材30の揺動操作部30bが外部に露出するように、操作軸25、ロック部材30、ロック部材付勢部材としてのばね部材35及び台座部材31を覆うカバー部材である。ケース部材32は、押圧操作部25bが外方に露出する円形の開口部32aと、揺動操作部30bが側部外方に露出する矩形の側孔32dとを有している。また、ケース部材32は、2つのねじ部材32cによって台座部材31とともにハンドルアーム4aの表面にねじ止めされており、2つのねじ部材32cが挿通される2つの貫通孔32bが形成されている。
このようなロック部材30は、操作軸25の押圧操作部25bを押圧操作して操作軸25を図2左側に押し込むと、ロック部材30の係合部30cが操作軸25の被係合部25cに係合して操作軸25がロックされた状態となる。そして、ロック部材30の揺動操作部30bを揺動操作すると、ロック部材30の係合部30cが操作軸25の被係合部25cから離反して操作軸25のロックが解除された状態となる。
このような構成の変速操作機構7では、操作軸25の押圧操作部25bを押圧操作して操作軸25を図2左側に押し込むと、第2メインギア19に係合片23が配置されハンドル4の回転が第2メインギア19を介して第2ピニオンギア22に伝達されスプール3が低速回転する。一方、ロック部材30の揺動操作部30bを揺動操作し、ロック部材30の湾曲部である係合部30cを操作軸25の軸部25aに形成された環状溝である被係合部25cから離反する方向にロック解除して付勢力によって操作軸25を図2右側に引き出すと、第1メインギア18に係合片23が配置されハンドル4の回転が第1メインギア18を介して第1ピニオンギア21に伝達されスプール3が高速回転する。
レバードラグ機構9は、図2に示すように、スプール3の図2右端に装着された摩擦ディスク41と、摩擦ディスク41と対向して配置されたドラグディスク42と、スプール軸2を軸方向に往復移動させるための移動機構43とを有している。
摩擦ディスク41は、図2に示すように、たとえば、カーボングラファイトや繊維強化樹脂等の耐摩耗性材製のワッシャ状の円板部材であり、周方向に間隔を隔てて配置された複数本の取付ボルトにより、スプール3の右側のフランジ部3bの外側面に固定されている。
ドラグディスク42は、図2に示すように、第1ピニオンギア21及び第2ピニオンギア22に一体回転可能に係合するディスク本体45と、ディスク本体45に複数本の取付ボルトにより固定され、摩擦ディスク41に対向して配置されるたとえばステンレス製の制動ディスク46とを備えている。ディスク本体45は、たとえば、アルミダイキャスト製の円板状の部材であり、スプール軸2に第3軸受16cにより回転自在に支持されている。ディスク本体45のスプール3に対向する面には、制動ディスク46が固定されている。
移動機構43は、図2に示すように、リール本体1に揺動自在に設けられたドラグレバー80と、ドラグレバー80の図1時計回りの揺動に応じてスプール軸2を引っ張って図2右方に移動させる引張機構81と、スプール軸2を図2左方に付勢してドラグレバー80の図反時計回りの移動に応じてスプール軸を図2左方に移動させるための第2ばね部材17bとを有している。
このように構成されたレバードラグリールにおいて、レバードラグ機構9のドラグ力を強弱調整する場合には、ドラグレバー80を揺動させる。ドラグレバー80を図1において最も手前側の揺動位置であるドラグ解放位置に配置すると、レバードラグ機構9において、ドラグディスク42から摩擦ディスク41が離反してドラグ開放状態になり、スプール3が自由回転可能になる。これにより、キャスティングを行える。そこから、図1時計回りにドラグレバー80を揺動操作するとスプール軸方向外方(図2右側)に徐々に移動しスプール軸2及びスプール3が徐々に右側に移動する。この結果、摩擦ディスク41のドラグディスク42への圧接力が強くなり、ドラグ力が強くなる。
このようなレバードラグリールの変速操作機構7では、ロック部材30の本体部30aは、ハンドルアーム4aの表面との間に隙間を生成するように配置され、ロック部材30の揺動操作部30bは、本体部30aとハンドルアーム4aの表面との間の隙間を塞ぐように、かつハンドルアーム4aの表面との間に隙間が生成されるように設けられている。ここでは、ロック部材30の本体部30aとハンドルアーム4aの表面との間には、大きな隙間が生成され、ロック部材30の揺動操作部30bとハンドルアーム4aの表面との間には、揺動操作可能な程度の小さな隙間が生成されている。ここでは、ロック部材30の揺動操作部30bは、ハンドルアーム4aの表面に近接して配置されているので、ロック部材30の揺動操作部30bとハンドルアーム4aの表面との間の小さな隙間に釣り糸が噛み込みにくくなる。また、ロック部材30の本体部30aや揺動操作部30bにハンドルアーム4a方向の大きな力が作用したとしても、ハンドルアーム4aの表面に近接して配置された揺動操作部30bがハンドルアーム4aの表面に接触することによってロック部材30の本体部30aが撓んだり変形したりするのを防止することができる。したがって、ロック部材30の揺動操作部30bとハンドルアーム4aの表面との間に釣り糸が噛み込みにくくなるとともに、ロック部材30の本体部30a及び揺動操作部30bの変形を防止することができるので、ロック部材30の本体部30aや揺動操作部30bを滑らかに揺動操作することができる。
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、中型のレバードラグリールを例にあげて説明したが、これに限られるものではなく、変速操作機構7を有する両軸受リールであれば、あらゆる両軸受リールに本発明を適用できる。
(b) 前記実施形態では、台座部材31に揺動軸31aを設け、ロック部材30に揺動軸31aが挿通される揺動軸穴30dを設けていたが、ロック部材30に揺動軸を設け、台座部材31に揺動軸が挿通される揺動軸穴を設ける構成にしてもよい。
(c) 前記実施形態では、第1揺動操作部33を第2揺動操作部34にかしめ固定していたが、第2揺動操作部34を第1揺動操作部33にかしめ固定する構成にしてもよい。また、第1揺動操作部33と第2揺動操作部34との固定方法は、かしめ固定に限定されるものではなく、たとえば第1揺動操作部33を第2揺動操作部34にねじ止め固定するようにしてもよい。
1 リール本体
2 スプール軸
2a 回り止めピン
3 スプール
3a 糸巻胴部
3b フランジ部
4 ハンドル
4a ハンドルアーム
4b ハンドル把手
4c 貫通孔
4d 雌ねじ孔
5 フレーム
6 回転伝達機構
7 変速操作機構
8 スプール発音機構
9 レバードラグ機構
10a 第1側板
11a 連結部
11b 連結部
11c 連結部
11d 竿装着部
12a 第1カバー部材
12b 第2カバー部材
12c ボス部
12d 膨出部
12e 支持筒部
12f 長穴
16a 第1軸受
16b 第2軸受
16c 第3軸受
16d 第4軸受
17a 第1ばね部材
17b 第2ばね部材
18 第1メインギア
19 第2メインギア
20 ハンドル軸
20a 雌ねじ部
20b 貫通孔
21 第1ピニオンギア
22 第2ピニオンギア
23 係合片
24a 第1圧縮ばね
24b 第2圧縮ばね
25 操作軸
25a 軸部
25b 押圧操作部
25c 被係合部
25d 環状溝
25e E型止め輪
29 ナット部材
29a 雄ねじ部
29b 頭部
29c 貫通孔
30 ロック部材
30a 本体部
30b 揺動操作部
30c 係合部
30d 揺動軸穴
30e 係止部
30f 貫通孔
31 台座部材
31a 揺動軸
31b 当接部
31c 貫通孔
31d 非円形孔
32 ケース部材
32a 開口部
32b 貫通孔
32c ねじ部材
32d 側孔
33 第1揺動操作部
33a 軸部
33b 頭部
34 第2揺動操作部
34a 貫通孔
34b 本体部
35 ばね部材
41 摩擦ディスク
42 ドラグディスク
43 移動機構
45 ディスク本体
46 制動ディスク
60 凹凸部材
61 操作部材
65 カラー部材
80 ドラグレバー
81 引張機構

Claims (7)

  1. ハンドルの回転を高低2速に切り換えてスプールに伝達可能な両軸受リールの変速操作機構であって、
    長手方向と交差する方向に第1貫通孔が形成されたハンドルアームと、前記ハンドルアームの先端部に装着されたハンドル把手とを有するハンドルと、
    基端部が前記ハンドルアームの前記第1貫通孔に一体回転可能に装着され内部を軸方向に貫通する第2貫通孔を有するハンドル軸と、
    前記ハンドル軸の前記第2貫通孔に挿通され、基端部外周に被係合部を有する軸部と、前記軸部の基端側に大径になるように形成され押圧操作により高速から低速に切り換え可能な押圧操作部とを有する操作軸と、
    前記操作軸を軸方向外方に付勢する操作軸付勢部材と、
    前記ハンドルアームの表面との間に隙間を生成するように配置され側部に前記操作軸の前記軸部の前記被係合部に係合可能な係合部を有する本体部と、前記本体部の前記ハンドルアームと交差する方向に立設され前記係合部を前記被係合部に係脱する方向に揺動させる揺動軸と、前記本体部と前記ハンドルアームの表面との間の前記隙間を塞ぐように設けられた揺動操作部とを有し、前記揺動操作部は、前記ハンドルアームの表面との間に隙間が生成されるように設けられた、ロック部材と、
    前記ロック部材を前記操作軸方向に付勢するロック部材付勢部材と、
    前記ロック部材の前記揺動軸が設けられ、表面側に前記ロック部材の前記本体部及び前記ロック部材付勢部材が揺動自在に配置される台座部材と、
    を備えた両軸受リールの変速操作機構。
  2. 前記揺動操作部は、前記ハンドルアームの表面に沿うように揺動可能に配置される、請求項1に記載の両軸受リールの変速操作機構。
  3. 前記揺動操作部は、外形が略円形になるように形成され、外周部がローレット加工されている、請求項に記載の両軸受リールの変速操作機構。
  4. 前記揺動操作部は、前記本体部の表面側に配置された第1揺動操作部と、前記本体部の裏面側に配置され前記本体部と前記ハンドルアームの表面との間の前記隙間を塞ぐように設けられた第2揺動操作部とを有している、請求項1からのいずれか1項に記載の両軸受リールの変速操作機構。
  5. 前記本体部は、先端部を貫通する第3貫通孔を有しており、
    前記第1揺動操作部は、前記本体部の前記第3貫通孔を貫通する軸部を有しており、
    前記第2揺動操作部は、前記第1揺動操作部の前記軸部の先端部が挿入されかしめ固定される凹部を有している、請求項に記載の両軸受リールの変速操作機構。
  6. 前記被係合部は、前記軸部の外周に形成された係合溝であり、
    前記係合部は、前記係合溝に係合可能に円弧状に湾曲した湾曲部である、請求項1からのいずれか1項に記載の両軸受リールの変速操作機構。
  7. 前記ハンドルアームの表面に固定され、前記押圧操作部及び前記揺動操作部が外部に露出するように前記操作軸、前記ロック部材、前記ロック部材付勢部材及び前記台座部材を覆うケース部材をさらに備える、請求項からのいずれか1項に記載の両軸受リールの変速操作機構。
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