JP5469432B2 - 経路案内装置および道路ネットワークのデータ構造 - Google Patents
経路案内装置および道路ネットワークのデータ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5469432B2 JP5469432B2 JP2009247918A JP2009247918A JP5469432B2 JP 5469432 B2 JP5469432 B2 JP 5469432B2 JP 2009247918 A JP2009247918 A JP 2009247918A JP 2009247918 A JP2009247918 A JP 2009247918A JP 5469432 B2 JP5469432 B2 JP 5469432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- route
- signboard
- guide
- guidance
- destination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Navigation (AREA)
Description
従来の経路案内装置としては、例えば、道路ネットワークデータを含む地図情報が記憶されているハードディスク等の記憶媒体にアクセスし、所望の地図情報を取得して画面に表示するとともに、出発地から目的地への案内経路をダイクストラ法等により計算して最適な案内経路を設定するものが広く用いられている。このような経路案内装置は、例えばカーナビゲーションシステムに採用されており、設定した最適な案内経路を用いて目的地までの案内が行なわれる。
また、目的地に設定した施設の周囲の道路沿いには、施設へ誘導するための誘導看板を設置しているところがあり、この誘導看板を利用して案内を行なうカーナビゲーションシステムも知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
上記特許文献1に記載のカーナビゲーションシステムは、具体的には、誘導看板が多く報知されるような案内経路を設定し、車両の現在位置が誘導看板を設置している位置に接近すると誘導看板の存在を報知するものであり、車両の乗員は、カーナビゲーションシステムが報知する情報および誘導看板の情報によって、目的地へ向かっていることを確認しながら安心して進行することができる。
本発明は、処理負荷を低減しつつ、目的地の施設の誘導看板を利用した経路設定を行なうことを可能とした経路案内装置および誘導看板情報データ構造を提供することを目的とする。
なお、上述した特徴は、本発明の特徴のすべてを列挙したものではなく、これらを要部とする構成(または方法)もまた発明となり得る。
図1は、本発明の経路案内装置の実施形態の構成の一例を示すブロック図である。本例における経路案内装置1は、車両に搭載されたカーナビゲーションであり、表示部11、入力器12、計算機13、および地図情報記憶部14を備えている。
(出発地が看板付経路上にある場合の処理)計算機13は、ステップS201が終了すると、出発地設定部132により、上述した現在位置検出器が出力する位置データに基づいて出発地を設定する処理を実行する(ステップS202)。計算機13は、ステップS202が終了すると、経路設定部135により、出発地が看板経由経路網に対応する領域TE内に存在するか否かを判定する処理を実行する(ステップS203)。計算機13は、ステップS203において、出発地が看板経由経路網内に有ると判定したときには(ステップS203:Yes)、経路設定部135により、出発地に対して目的地側の誘導看板のうち最も近い誘導看板を、最初に経由する誘導開始看板として設定する処理を実行する(ステップS204)。例えば、目的地が図2に示す甲ゴルフ場GCの場合であって、出発地が看板経由経路網に対応する領域内に存在している看板付経路E−B上に有る場合には、誘導看板B4を誘導開始看板に設定する。計算機13は、ステップS204が終了すると、経路設定部135により、誘導開始看板として設定した誘導看板B4が含まれる看板付経路E−Bから、木構造において根に向かう経路E−B,B−Aを、看板経由経路網のデータから抽出して案内経路E−B−Aを設定する処理を実行する(ステップS205)。計算機13は、ステップS205が終了すると、設定した案内経路E−B−Aを表示部11に表示して進行方向に沿った経路案内を行なう処理を実行する(ステップS206)。本例の経路案内装置1は、誘導看板の画像情報および位置情報を記憶しているので、車両と誘導看板との距離が所定の距離以内に近づいたときに、対応する誘導看板の画像を表示部11に表示することとしており、ユーザにとっては実際に誘導看板が設置していること認知するとともに、誘導看板の実物を探し易いものにしている。
(看板付経路を特に優先しない場合の処理)計算機13は、ステップS203において、出発地が看板経由経路網に対応する領域内に存在しないと判定したときには(ステップS203:No)、経路設定部135により、案内経路の設定条件として看板付経路を優先するか否かについてのユーザによる選択を受付け、ユーザによるタッチパネルの操作に応じて案内経路の設定条件として看板付経路を優先するか否かを決定する処理を実行する(ステップS301)。例えば、ユーザが誘導看板の実物を確認しながら車を運転したいと考えるのであれば看板付経路を優先する選択となり、ユーザが最短距離の案内経路を求めるのであれば看板付経路を優先しない選択となる。計算機13は、ステップS301において、案内経路の設定条件として看板付経路を優先しないと決定したときには(ステップS301:No)、ステップS104と同様の方法を用いて、それぞれ設定した出発地から目的地までの案内経路を探索して最適な案内経路を設定する処理を実行する(ステップS302)。計算機13は、ステップS302が終了すると、経路設定部135により、設定した案内経路の中に看板付経路が含まれているか否かを判定する処理を実行する(ステップS303)。
(看板付経路を優先する場合の処理)計算機13は、ステップS301において、案内経路の設定条件として看板付経路を優先すると決定したときには(ステップS301:Yes)、経路設定部135により、複数の誘導看板のうちのいずれか1つを最初に経由する開始誘導看板として算出する処理を実行する(ステップS401)。計算機13は、ステップS401が終了すると、経路設定部135により、ダイクストラ法を用いて出発地から誘導開始看板が設置されている経路へ到るまでの探索経路区間を探索して特定するとともに、誘導開始看板が設置されている経路から目的地までの看板誘導区間を看板経由経路網から抽出し、探索経路区間および看板案内区間をつなぎ合わせることにより案内経路を設定する処理を実行する(ステップS402)。本例の経路案内装置1においては、看板付経路のうち看板付経路ではない一般経路と接続している末端の看板付経路E−B,F−C,G−C,H−C,J−D,K−I,L−Iに設置されている誘導看板B4,B5,B6,B7,B9,B10,B11のうちの出発地から最も近い誘導開始看板を最初に経由する開始誘導看板として設定することにより、探索経路区間の探索に関する負荷の低減を図っている。本例の経路案内装置1によれば、案内経路の設定条件として看板付経路を優先していることにより、経路案内装置1によって提供される目的地までの案内経路と、誘導看板によって案内される案内経路とが一致するため、ユーザが安心して運転する区間が長くなる。なお、本例においては、出発地から誘導開始看板が設置されている看板付経路の手前までの経路を探索経路区間として設定し、誘導開始看板が設置されている経路から目的地までの経路を看板誘導区間として設定している。
なお、本発明は上述の実施形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、改良が可能である。例えば、上述した実施形態の例においては、経路案内装置1をカーナビゲーションとしているが、このような形態に限定するものではなく、例えば、PND、携帯電話またはPCとすることも可能である。
11…表示部
12…入力器
13…計算機
131…地図情報参照部
132…出発地設定部
133…目的地設定部
134…経路網取得部
135…経路決定部
136…経路案内部
14…地図情報記憶部
Claims (4)
- ユーザの操作により目的地を設定する目的地設定部と、
前記目的地へ誘導するための誘導看板が設置されている複数の看板付経路が前記目的地を根として木構造化されている看板経由経路網のデータを取得する経路網取得部と、
前記看板経由経路網に応じた案内経路を設定する経路設定部と、
前記案内経路を用いて案内する経路案内部と
を備える経路案内装置。 - 前記経路設定部は、
前記出発地から前記目的地までの案内経路を算出するとともに、
前記案内経路の中に、前記誘導看板の内容と一致しない前記看板付経路が含まれている場合には、前記案内経路における前記誘導看板の内容と一致しない前記看板付経路から前記目的地までの区間を前記看板経由経路網に合わせるように修正することを特徴とする請求項1に記載の経路案内装置。 - 前記経路設定部は、
前記複数の誘導看板のうちのいずれか1つを最初に経由する開始誘導看板として設定し、前記出発地から前記開始誘導看板が設置されている前記看板付経路へ到るまでの探索経路区間を探索して求めるとともに、
前記開始誘導看板が設置されている前記看板付経路から前記目的地へ到るまでの看板誘導区間を前記看板経由経路網から抽出し、前記探索経路区間および前記看板誘導区間をつなぐことにより前記案内経路を設定することを特徴とする請求項1に記載の経路案内装置。 - 特定の目的地までの経路を案内する経路案内装置で用いられる道路ネットワークのデータ構造であって、
道路ネットワークを構成する一部のノードまたはリンクにより構成されており、前記目的地へ誘導するための誘導看板が設置されている複数の看板付経路が、前記誘導看板に示されている誘導方向および設置位置の情報に基づいて複数の節点により接続された前記目的地を根とする木構造で表現されている看板経由経路網のデータを含む道路ネットワークのデータ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247918A JP5469432B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 経路案内装置および道路ネットワークのデータ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247918A JP5469432B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 経路案内装置および道路ネットワークのデータ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011095050A JP2011095050A (ja) | 2011-05-12 |
JP5469432B2 true JP5469432B2 (ja) | 2014-04-16 |
Family
ID=44112135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009247918A Expired - Fee Related JP5469432B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 経路案内装置および道路ネットワークのデータ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5469432B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110989575A (zh) * | 2019-11-12 | 2020-04-10 | 成都工业学院 | 轨道交通***、机器人及机器人运输*** |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7079946B2 (en) * | 2003-08-29 | 2006-07-18 | Denso Corporation | Iterative logical renewal of navigable map database |
JP2007240198A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Aisin Aw Co Ltd | ナビゲーション装置 |
-
2009
- 2009-10-28 JP JP2009247918A patent/JP5469432B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011095050A (ja) | 2011-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7702456B2 (en) | System and method for presenting a computed route | |
JP6172283B2 (ja) | 経路探索システム、経路探索方法及びコンピュータプログラム | |
JP5892004B2 (ja) | 経路探索システム、経路探索装置、経路探索方法及びコンピュータプログラム | |
US20100094534A1 (en) | Electronic map routes based on route preferences | |
JP4849237B2 (ja) | 車両用走行経路案内装置 | |
JP4076905B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2013096713A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2017032654A (ja) | 情報案内システム、情報案内方法及びコンピュータプログラム | |
JP2010043964A (ja) | 計算機システム及び経路案内方法 | |
JP5315215B2 (ja) | カーナビゲーション装置 | |
US11656085B2 (en) | Route searching device and computer program | |
JP5469432B2 (ja) | 経路案内装置および道路ネットワークのデータ構造 | |
JP6202799B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2016048227A (ja) | 経路探索システム、経路探索方法及びコンピュータプログラム | |
JP5706634B2 (ja) | 経路交差点抽出システム及び案内地図生成システム | |
JP2007113940A (ja) | 車両用経路探索装置 | |
JP2020038142A (ja) | 経路探索装置及びコンピュータプログラム | |
JP2014178767A (ja) | 地図表示システム、地図表示方法、及び地図表示プログラム | |
KR100898263B1 (ko) | 경로 표시 단말기의 퀵서치 방법 및 장치 | |
JP2012154754A (ja) | ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム | |
JP5949328B2 (ja) | 経路探索システム、経路探索装置、経路探索方法及びコンピュータプログラム | |
JP2011202974A (ja) | 経路探索装置 | |
WO2008140168A1 (en) | Method and system for guiding route in turnning point | |
JP2008267944A (ja) | ナビゲーション装置及び施設案内方法 | |
JP5300377B2 (ja) | ナビゲーション装置及び目的地設定受付方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131008 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140131 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5469432 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |