JP5466598B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、演算増幅器や差動増幅器などの増幅器を含む半導体装置に関する。
出力の飽和を防止したり消費電力を低減させたりするために、増幅器に供給される電源電圧を切替えることがある。たとえば、特開2008−41176号公報(特許文献1)に記載される光ディスク装置では、装着する光ディスクの種類が判別され、光ディスクの種類に応じてフォトディテクタIC(Integrated Circuit)の電流/電圧変換アンプに供給される電源電圧が切替えられる。これによって、電流/電圧変換アンプの出力電圧の飽和を防止する。
特開2009−70211号公報(特許文献2)は、液晶表示ドライバで用いられる電圧発生回路に関する。この文献に記載の電圧発生回路は、基準の電圧を入力して電圧変換する電圧変換部(差動増幅部)と、電圧変換部の出力電圧をインピーダンス変換して出力する出力部とを含む。電圧変換部と出力部とには、それぞれ別々の電源電圧が与えられる。電圧変換部に与えれる電源電圧は、電圧発生回路の電源電圧に等しい。出力部には、出力トランジスタが飽和領域で安定動作するような電源電圧が与えられる。
特開2006−287770号公報(特許文献3)に記載された演算増幅器では、信号源から入力される信号振幅情報に従って、演算増幅器の出力段に設けられた電力増幅回路に供給する電源電圧が切替えられる。これにより、出力すべき電圧振幅に対して線形増幅に必要な必要最小限の直流電力が与えられる。
電源電圧の切替を行なうためには、複数の電源電位を出力する電源回路が必要になる。たとえば、特開2003−337318号公報(特許文献4)に記載された電源回路は、電源電位を分圧抵抗により分圧することによって複数の中間電位を生成する。生成された複数の中間電位は、ボルテッジフォロアを構成する演算増幅器を経て出力される。
特開2008−41176号公報 特開2009−70211号公報 特開2006−287770号公報 特開2003−337318号公報
ところで、演算増幅器(OPアンプ:operational amplifier)には、正負の電源電位ぎりぎりまで出力できるレール・ツー・レール(rail to rail)型のものがある。特に、近年進展している低電源電圧動作の半導体回路の場合には、より広いダイナミック・レンジがとれるレール・ツー・レール型のほうが有利である。ただし、レール・ツー・レール型の場合に注意すべき点として、出力電圧の最大振幅が後段に接続される回路の入力電圧範囲を超えないようにする必要がある。
この発明の目的は、出力電圧の最大振幅を制限することができる増幅器を備えた半導体装置を提供することである。
この発明は要約すれば半導体装置であって、増幅部と電源部とを備える。増幅部は、第1および第2の電源入力ノードを有し、入力信号を、第1および第2の電源入力ノード間に印加される駆動電圧に応じた振幅の信号に増幅して外部に出力する。電源部は、入力信号を増幅部によって線形増幅する通常モードまたは非通常モードを表わす制御信号を受け、第1および第2の電源入力ノードの少なくとも一方に上記の制御信号に応じた電源電位を供給する。この場合、電源部は、通常モードを表わす制御信号を受けた場合には非通常モードを表わす制御信号を受けた場合よりも上記の駆動電圧が小さくなるように、出力する電源電位の大きさを変更する。
この発明によれば、電源部から出力される1または複数の電源電位の大きさを制御信号に応じて変更することによって、増幅部の出力電圧の最大振幅を制限することができる。
この発明の実施の形態1による半導体装置1の構成を示す回路図である。 図1の半導体装置1の変形例としての半導体装置1Aの構成を示す回路図である。 図1の半導体装置1の他の変形例としての半導体装置1Bの構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態2による半導体装置2の構成を示す回路図である。 図4の半導体装置2の変形例としての半導体装置2Aの構成を示す回路図である。 図4の半導体装置2の他の変形例としての半導体装置2Bの構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態3による半導体装置3の構成を示す回路図である。 図7の半導体装置3の変形例としての半導体装置3Aの構成を示す回路図である。 図7の半導体装置3の他の変形例としての半導体装置3Bの構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態4による半導体装置4の構成を示す回路図である。 図10の半導体装置4の変形例としての半導体装置4Aの構成を示す回路図である。 図10の半導体装置4の他の変形例としての半導体装置4Bの構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態5による半導体装置5の構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態6によるセンサシステム50の構成を示すブロック図である。 図14の制御部30Bの動作を示すフローチャートである。 図14のセンサ部51の出力信号について説明するための図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰返さない。
以下の説明では、増幅器として演算増幅器を用いた回路を例に挙げて説明するが、入力信号を線形に増幅できるものであればどのような構成の増幅器であっても構わない。さらに以下では、反転増幅器について説明するが、非反転増幅器または差動増幅器などについてもこの発明を適用できる。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による半導体装置1の構成を示す回路図である。図1を参照して、半導体装置1は、信号入力ノードNinに入力される電圧信号Vinを増幅して、増幅された電圧信号Voutを信号出力ノードNoutから出力する集積回路(IC:Integrated Circuit)である。半導体装置1は、内部電源部10と、増幅部20と、制御部30とを含む。半導体装置1を駆動するために、高電位側の外部電源電位VCCと低電位側の外部電源電位VEEとが半導体装置1の外部から供給される。
内部電源部10は、増幅部20の高電位側の電源入力ノードN3に電源電位を供給する。内部電源部10は、中間電位生成部11と、インピーダンス変換回路12と、切替スイッチ13とを含む。
中間電位生成部11は、高電位側の外部電源電位VCCと低電位側の外部電源電位VEEとを受けてこれらの外部電源電位VCC,VEEの間の中間電位VH1を生成する。図1の場合、中間電位生成部11は抵抗素子R1〜R4を含む分圧回路である。抵抗素子R1〜R4は、外部電源電位VCCを受ける電源ノードN1と、外部電源電位VEEを受ける電源ノードN2との間に直列に接続される。図1の構成は例示であり、抵抗素子の個数は4個に限らないし、抵抗素子に限らずたとえばコンデンサによって分圧回路を構成してもよい。
インピーダンス変換回路12は、中間電位生成部11から出力された中間電位VH1を高入力インピーダンスで受けて、低出力インピーダンスで出力する。図1の場合、インピーダンス変換回路12は、演算増幅器によって構成される電圧フォロアである。
切替スイッチ13は、インピーダンス変換回路12から出力された中間電位VH1と高電位側の外部電源電位VCCとを受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じていずれか一方を増幅部20に出力する。
増幅部20は、演算増幅器90と抵抗素子R1,R2とによって構成される反転増幅回路である。抵抗素子R1は、信号入力ノードNinと演算増幅器90の反転入力端子との間に接続され、抵抗素子R2は演算増幅器90の反転入力端子と出力端子との間に接続される。演算増幅器90の非反転入力端子には基準電位V0が与えられる。演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3には切替スイッチ13から出力された中間電位VH1または外部電源電位VCCが入力され、低電位側の電源入力ノードN4には外部電源電位VEEが入力される。
演算増幅器90が正負の両電源用の場合には、外部電源電位VCCおよび中間電位VH1は正に設定され、外部電源電位VEEは負に設定され、基準電位V0は接地電位(0V)に設定される。演算増幅器90が単電源用の場合には、外部電源電位VCCおよび中間電位VH1は正に設定され、外部電源電位VEEは接地電位(0V)に設定され、基準電位V0はたとえば中間電位VH1の1/2に設定される。この場合、電圧信号Vinも中間電位VH1の1/2だけ正側にシフトさせる必要がある。
制御部30は、通常モードまたは非通常モードを表わす制御信号CTLを切替スイッチ13に出力する。通常モードは、電圧信号Vinを線形増幅する場合である。非通常モードは、電圧信号Vinを線形増幅しない場合であり、たとえば、入力されたデジタルの電圧信号Vinを電源電圧レベルまで増幅して出力したり、入力信号とは別に内部で生成した信号を出力したりする場合である。切替スイッチ13は、通常モードを表わす制御信号を受けたときには中間電位VH1を出力し、非通常モードを表わす制御信号を受けたときには外部電源電位VCCを出力する。
上記の構成の半導体装置1によれば、入力電圧信号Vinを線形増幅する通常モードの場合には、外部電源電位VCCよりも低い中間電位VH1が演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に供給される。一方、非通常モードの場合には、中間電位VH1よりも高い外部電源電位VCCが高電位側の電源入力ノードN3に供給される。演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4には、通常モードの場合も非通常モードの場合も外部電源電位VEEが供給される。したがって、通常モードの場合に演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VH1−VEE)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VCC−VEE)に比べて制限される。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。具体的な出力信号の最大振幅の値は、中間電位生成部11(分圧回路)の各抵抗値によって調整できる。
また、中間電位VH1を電源ノードN1,N2間の電圧を分圧することによって生成しているので、外部電源電位VCC,VEEが変動したときに中間電位VH1をその変動に追随させることができる。
図2は、図1の半導体装置1の変形例としての半導体装置1Aの構成を示す回路図である。図2の半導体装置1Aは、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に電源電位を供給する内部電源部10に代えて、低電位側の電源入力ノードN4に電源電位を供給する内部電源部10Aが設けられている点で、図1の半導体装置1と異なる。図2の場合、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3には外部電源電位VCCが供給される。
内部電源部10Aは、中間電位生成部11Aと、インピーダンス変換回路14と、切替スイッチ15とを含む。
中間電位生成部11Aは、電源ノードN1,N2間の電圧を分圧する分圧回路である。分圧回路の分圧ノードN12から、外部電源電位VCCと外部電源電位VEEとの間の中間電位VL1が出力される。
インピーダンス変換回路14は、中間電位VL1を高入力インピーダンスで受けて低出力インピーダンスで出力する電圧フォロアである。
切替スイッチ15は、インピーダンス変換回路14から出力された中間電位VL1と、低電位側の外部電源電位VEEとを受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じて、いずれか一方を演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4に出力する。すなわち、切替スイッチ15は、通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、外部電源電位VEEよりも高い中間電位VL1を低電位側の電源入力ノードN4に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、外部電源電位VEEを電源入力ノードN4に出力する。
上記の構成の半導体装置1Aによれば、通常モードの場合に演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VCC−VL1)は、非通常モードの場合に印加される駆動電圧(VCC−VEE)に比べて制限される。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
また、中間電位VL1を電源ノードN1,N2間の電圧を分圧することによって生成しているので、外部電源電位VCC,VEEが変動したときに中間電位VL1をその変動に追随させることができる。
図2の半導体装置1Aのその他の点は図1の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
図3は、図1の半導体装置1の他の変形例としての半導体装置1Bの構成を示す回路図である。図3の半導体装置1Bは、図1の内部電源部10に代えて、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3および低電位側の電源入力ノードN4の両方に電源電位を供給する内部電源部10Bが設けられている点で、図1の半導体装置1と異なる。
内部電源部10Bは、中間電位生成部11Bと、インピーダンス変換回路12,14と、切替スイッチ13,15とを含む。
中間電位生成部11Bは、電源ノードN1,N2間の電圧を分圧する分圧回路である。分圧回路の分圧ノードN11,N12から、外部電源電位VCC,VEEの間の中間電位VH1,VL1(ただし、VH1>VL1)がそれぞれ出力される。
インピーダンス変換回路12,14は、それぞれ中間電位VH1,VL1を高入力インピーダンスで受けて低出力インピーダンスで出力する電圧フォロアである。
切替スイッチ13は、インピーダンス変換回路12から出力された中間電位VH1と、高電位側の外部電源電位VCCとを受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じて、いずれか一方を演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に出力する。切替スイッチ15は、インピーダンス変換回路14から出力された中間電位VL1と、低電位側の外部電源電位VEEとを受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じて、いずれか一方を演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4に出力する。具体的に、切替スイッチ13は、電圧信号Vinを線形増幅する通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VH1を電源入力ノードN3に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、外部電源電位VCCを電源入力ノードN3に出力する。切替スイッチ15は、通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VL1を電源入力ノードN4に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、外部電源電位VEEを電源入力ノードN4に出力する。
上記の構成の半導体装置1Bによれば、通常モードの場合に演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VH1−VL1)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VCC−VEE)に比べて制限することができる。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
また、中間電位VH1,VL1を電源ノードN1,N2間の電圧を分圧することによって生成しているので、外部電源電位VCC,VEEが変動したときに中間電位VH1,VL1をその変動に追随させることができる。
図3の半導体装置1Bのその他の点は図1の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
[実施の形態2]
図4は、この発明の実施の形態2による半導体装置2の構成を示す回路図である。図4の半導体装置2は、内部電源部10と、増幅部20Aと、制御部30とを含む。内部電源部10および制御部30の構成は図1の場合と同じであるので同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
増幅部20Aは、演算増幅器90Aと抵抗素子R1,R2とによって構成される反転増幅回路である。演算増幅器90Aは、信号入力ノードNinを介して電圧信号Vinを受ける前段部21と、前段部21の出力信号を受ける出力段22とを含む。
前段部21は、外部電源電位VCC,VEEによって動作する差動増幅器である。前段部21の反転入力端子は、抵抗素子R1を介して信号入力ノードNinに接続されるとともに抵抗素子R2を介して信号出力ノードNout(出力段22の出力ノード)に接続される。非反転入力端子には基準電位V0が与えられる。
出力段22は、電源入力ノードN3,N4間に印加された駆動電圧によって動作する。出力段22の高電位側の電源入力ノードN3は切替スイッチ13に接続され、低電位側の電源入力ノードN4は外部電源電位VEEを受ける電源ノードN2に接続される。
上記の構成の半導体装置2によれば、通常モードの場合に出力段22の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VH1−VEE)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VCC−VEE)に比べて制限される。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
図5は、図4の半導体装置2の変形例としての半導体装置2Aの構成を示す回路図である。図5の半導体装置2Aは、図2の増幅部20に代えて図4に示す増幅部20Aが設けられている点で図2の半導体装置1Aと異なる。図5において、演算増幅器90Aは、外部電源電位VCC,VEEによって動作する前段部21と、電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧によって動作する出力段22とを含む。出力段22の高電位側の電源入力ノードN3は外部電源電位VCCを受ける電源ノードN1に接続され、低電位側の電源入力ノードN4は切替スイッチ15に接続される。
上記の構成の半導体装置2Aによれば、通常モードの場合に出力段22の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VCC−VL1)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VCC−VEE)に比べて制限される。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
図5のその他の点は、図2、図4の場合と共通するので同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
図6は、図4の半導体装置2の他の変形例としての半導体装置2Bの構成を示す回路図である。図6の半導体装置2Bは、図3の増幅部20に代えて図4に示す増幅部20Aが設けられている点で図3の半導体装置1Bと異なる。図6において、演算増幅器90Aは、外部電源電位VCC,VEEによって動作する前段部21と、電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧によって動作する出力段22とを含む。出力段22の高電位側の電源入力ノードN3は切替スイッチ13に接続され、低電位側の電源入力ノードN4は切替スイッチ15に接続される。
上記の構成の半導体装置2Bによれば、通常モードの場合に出力段22の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VH1−VL1)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VCC−VEE)に比べて制限される。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
[実施の形態3]
図7は、この発明の実施の形態3による半導体装置3の構成を示す回路図である。図7の半導体装置3は、内部電源部10Cと、増幅部20と、制御部30とを含む。増幅部20および制御部30の構成は図1の場合と同じであるので同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
内部電源部10Cは、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に電源電位を供給する。内部電源部10Cは、中間電位生成部11Cと、インピーダンス変換回路16,17と、切替スイッチ13とを含む。
中間電位生成部11Cは、高電位側の外部電源電位VCCと低電位側の外部電源電位VEEとを受けてこれらの外部電源電位VCC,VEEの間の中間電位VH1,VH2(ただし、VH1<VH2)を生成する。図7の場合、中間電位生成部11Cは、抵抗素子DR1〜DR6を含む分圧回路である。抵抗素子DR1〜DR6は、電源ノードN1(外部電源電位VCC)と電源ノードN2(外部電源電位VEE)との間に直列接続される。分圧ノードN13(抵抗素子DR2,DR3の接続ノード)から中間電位VH1が出力され、分圧ノードN14(抵抗素子DR1,DR2の接続ノード)から中間電位VH2が出力される。
インピーダンス変換回路16,17は、中間電位生成部11Cから出力された中間電位VH1,VH2を高入力インピーダンスでそれぞれ受けて低出力インピーダンスで出力する。図7の場合、インピーダンス変換回路16,17は、演算増幅器によって構成される電圧フォロアである。
切替スイッチ13は、インピーダンス変換回路16,17からそれぞれ出力された中間電位VH1,VH2を受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じていずれか一方を演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に出力する。すなわち、切替スイッチ13は、電圧信号Vinを線形増幅する通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には中間電位VH1を出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には中間電位VH1よりも高電位の中間電位VH2を出力する。演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4には外部電源電位VEEが与えられる。
上記の構成の半導体装置3によれば、通常モードの場合に演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VH1−VEE)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VH2−VEE)に比べて制限される。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
また、中間電位VH1,VH2を電源ノードN1,N2間の電圧を分圧することによって生成しているので、外部電源電位VCC,VEEが変動したときに中間電位VH1,VH2をその変動に追随させることができる。
図8は、図7の半導体装置3の変形例としての半導体装置3Aの構成を示す回路図である。図8の半導体装置3Aは、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に電源電位を供給する内部電源部10Cに代えて、低電位側の電源入力ノードN4に電源電位を供給する内部電源部10Dが設けられている点で、図7の半導体装置3と異なる。図8の場合、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3には外部電源電位VCCが供給される。
内部電源部10Dは、中間電位生成部11Dと、インピーダンス変換回路18,19と、切替スイッチ15とを含む。
中間電位生成部11Dは、電源ノードN1,N2間の電圧を分圧する分圧回路である。分圧回路の分圧ノードN15,N16から、外部電源電位VCCと外部電源電位VEEとの間の中間電位VL1,VL2(ただし、VL1>VL2)が出力される。
インピーダンス変換回路18,19は、中間電位VL1,VL2をそれぞれ高入力インピーダンスで受けて低出力インピーダンスで出力する電圧フォロアである。
切替スイッチ15は、インピーダンス変換回路18,19からそれぞれ出力された中間電位VL1,VL2を受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じて、いずれか一方を演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4に出力する。すなわち、切替スイッチ15は、電圧信号Vinを線形増幅する通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VL1を低電位側の電源入力ノードN4に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VL1よりも低い中間電位VL2を電源入力ノードN4に出力する。
上記の構成の半導体装置3Aによれば、通常モードの場合に演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VCC−VL1)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VCC−VL2)に比べて制限することができる。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
また、中間電位VL1,VL2を電源ノードN1,N2間の電圧を分圧することによって生成しているので、外部電源電位VCC,VEEが変動したときに中間電位VL1,VL2をその変動に追随させることができる。
図8の半導体装置3Aのその他の点は図7の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
図9は、図7の半導体装置3の他の変形例としての半導体装置3Bの構成を示す回路図である。図9の半導体装置3Bは、図7の内部電源部10Cに代えて、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3および低電位側の電源入力ノードN4の両方に電源電位を供給する内部電源部10Eが設けられている点で、図7の半導体装置3と異なる。
内部電源部10Eは、中間電位生成部11Eと、インピーダンス変換回路16〜19と、切替スイッチ13,15とを含む。
中間電位生成部11Eは、電源ノードN1,N2間の電圧を分圧する分圧回路である。分圧回路の分圧ノードN13,N14,N15,N16から、外部電源電位VCCと外部電源電位VEEとの間の中間電位VH1,VH2,VL1,VL2(ただし、VH2>VH1>VL1>VL2)がそれぞれ出力される。
インピーダンス変換回路16〜19は、それぞれ中間電位VH1,VH2,VL1,VL2を高入力インピーダンスで受けて低出力インピーダンスで出力する電圧フォロアである。
切替スイッチ13は、インピーダンス変換回路16,17からそれぞれ出力された中間電位VH1,VH2を受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じて、いずれか一方を演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に出力する。切替スイッチ15は、インピーダンス変換回路18,19からそれぞれ出力された中間電位VL1,VL2を受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じて、いずれか一方を演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4に出力する。具体的に、切替スイッチ13は、電圧信号Vinを線形増幅する通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VH1を電源入力ノードN3に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VH1より高い中間電位VH2を電源入力ノードN3に出力する。切替スイッチ15は、通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VL1を電源入力ノードN4に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VL1より低い中間電位VL2を電源入力ノードN4に出力する。
上記の構成の半導体装置3Bによれば、通常モードの場合に演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VH1−VL1)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VH2−VL2)に比べて制限される。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
また、中間電位VH1,VH2,VL1,VL2を電源ノードN1,N2間の電圧を分圧することによって生成しているので、外部電源電位VCC,VEEが変動したときに中間電位VH1,VH2,VL1,VL2をその変動に追随させることができる。
図9の半導体装置3Bのその他の点は図7の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
[実施の形態4]
実施の形態3の半導体装置3,3A,3Bでは、インピーダンス変換回路の後段に切替スイッチが設けられていたのに対し、実施の形態4の半導体装置4,4A,4Bでは、切替スイッチとインピーダンス変換回路との配置が逆になり、切替スイッチの後段にインピーダンス変換回路が設けられる。以下、具体的に説明する。
図10は、この発明の実施の形態4による半導体装置4の構成を示す回路図である。図10を参照して、半導体装置4は、内部電源部10Fと、増幅部20と、制御部30とを含む。増幅部20および制御部30の構成は図7の場合と同じであるので同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
内部電源部10Fは、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に電源電位を供給する。内部電源部10Fは、中間電位生成部11Cと、切替スイッチ41と、インピーダンス変換回路42とを含む。中間電位生成部11Cの構成は図7の場合と同じであるので説明を繰返さない。
切替スイッチ41は、中間電位生成部11C(分圧回路)の分圧ノードN13,N14からそれぞれ出力された中間電位VH1,VH2(ただし、VH1<VH2)を受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じていずれか一方をインピーダンス変換回路42に出力する。すなわち、切替スイッチ41は、電圧信号Vinを線形増幅する通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には中間電位VH1をインピーダンス変換回路42に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には中間電位VH1よりも高電位の中間電位VH2をインピーダンス変換回路42に出力する。
インピーダンス変換回路42は、切替スイッチ41から出力された中間電位VH1またはVH2を高入力インピーダンスでそれぞれ受けて低出力インピーダンスで出力する。図10の場合、インピーダンス変換回路42は、演算増幅器によって構成される電圧フォロアである。インピーダンス変換回路42の出力は、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に与えられる。演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4には外部電源電位VEEが与えられる。
上記の構成の半導体装置4によれば、通常モードの場合に演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VH1−VEE)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VH2−VEE)に比べて制限される。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
図11は、図10の半導体装置4の変形例としての半導体装置4Aの構成を示す回路図である。図11の半導体装置4Aは、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に電源電位を供給する内部電源部10Fに代えて、低電位側の電源入力ノードN4に電源電位を供給する内部電源部10Gが設けられている点で、図10の半導体装置4と異なる。図11の場合、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3には外部電源電位VCCが供給される。
内部電源部10Gは、中間電位生成部11Dと、切替スイッチ43と、インピーダンス変換回路44とを含む。中間電位生成部11Dの構成は、図8の場合と同じであるので説明を繰返さない。
切替スイッチ43は、中間電位生成部11D(分圧回路)の分圧ノードN15,N16からそれぞれ出力された中間電位VL1,VL2(ただし、VL1>VL2)を受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じて、いずれか一方をインピーダンス変換回路44に出力する。すなわち、切替スイッチ43は、電圧信号Vinを線形増幅する通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VL1をインピーダンス変換回路44に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VL1よりも低い中間電位VL2をインピーダンス変換回路44に出力する。
インピーダンス変換回路44は、中間電位VL1またはVL2をそれぞれ高入力インピーダンスで受けて低出力インピーダンスで出力する電圧フォロアである。インピーダンス変換回路44から出力された中間電位VL1またはVL2は、演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4に与えられる。
上記の構成の半導体装置4Aによれば、通常モードの場合に演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VCC−VL1)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VCC−VL2)に比べて制限される。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
図11の半導体装置4Aのその他の点は図10の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
図12は、図10の半導体装置4の他の変形例としての半導体装置4Bの構成を示す回路図である。図12の半導体装置4Bは、図10の内部電源部10Fに代えて、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3および低電位側の電源入力ノードN4の両方に電源電位を供給する内部電源部10Hが設けられている点で、図10の半導体装置4と異なる。
内部電源部10Hは、中間電位生成部11Eと、切替スイッチ41,43と、インピーダンス変換回路42,44とを含む。中間電位生成部11Eの構成は、図9の場合と同じであるので説明を繰返さない。
切替スイッチ41は、中間電位生成部11E(分圧回路)の分圧ノードN13,N14からそれぞれ出力された中間電位VH1,VH2(ただし、VH2>VH1)を受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じて、いずれか一方をインピーダンス変換回路42に出力する。切替スイッチ43は、中間電位生成部11E(分圧回路)の分圧ノードN15,N16からそれぞれ出力された中間電位VL1,VL2(ただし、VH2>VH1>VL1>VL2)を受け、制御部30から出力された制御信号CTLに応じて、いずれか一方をインピーダンス変換回路44に出力する。具体的に、切替スイッチ41は、電圧信号Vinを線形増幅する通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VH1をインピーダンス変換回路42に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VH1より高い中間電位VH2をインピーダンス変換回路42に出力する。切替スイッチ43は、通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VL1をインピーダンス変換回路44に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTLを受けた場合には、中間電位VL1より低い中間電位VL2をインピーダンス変換回路44に出力する。
インピーダンス変換回路42は、切替スイッチ41から出力された中間電位VH1またはVH2を高入力インピーダンスで受けて低出力インピーダンスで出力する電圧フォロアである。インピーダンス変換回路42の出力は演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に与えられる。インピーダンス変換回路44は、切替スイッチ43から出力された中間電位VL1またはVL2を高入力インピーダンスで受けて低出力インピーダンスで出力する電圧フォロアである。インピーダンス変換回路42の出力は演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4に与えられる。
上記の構成の半導体装置4Bによれば、通常モードの場合に演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧(VH1−VL1)は、非通常モードの場合の駆動電圧(VH2−VL2)に比べて制限することができる。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
図12の半導体装置4Bのその他の点は図10の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
[実施の形態5]
図13は、この発明の実施の形態5による半導体装置5の構成を示す回路図である。図13を参照して、半導体装置5は、内部電源部10Iと、増幅部20と、制御部30Aとを含む。増幅部20の構成は、実施の形態1,3,4の場合と同じであるので同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
内部電源部10Iは、外部電源電位VCC,VEEを受けて動作するデジタル・アナログ変換器45,46を含む。デジタル・アナログ変換器45は、制御部30Aから受けた電源電位の設定データをアナログ変換することによって電源電位VHを生成する。生成された電源電位VHは、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に供給される。デジタル・アナログ変換器46は、制御部30Aから受けた電源電位の設定データをアナログ変換することによって電源電位VLを生成する。生成された電源電位VLは、演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4に供給される。
制御部30Aは、電圧信号Vinを線形増幅する通常モードの場合のほうが非通常モードの場合に比べて、高電位側の電源電位VHが低くなり低電位側の電源電位VLが高くなるように設定データを生成し、生成したデジタルの設定データをデジタル・アナログ変換器45,46に出力する。この結果、通常モードの場合に演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4間に印加される駆動電圧は、非通常モードの場合の駆動電圧に比べて制限される。これによって、入力電圧信号Vinを線形増幅するときに、出力電圧信号Voutの最大振幅を後段の入力電圧範囲を超えないように制限することができ、後段の回路によって信号波形が歪んだりすることを回避できる。
[実施の形態6]
図14は、この発明の実施の形態6によるセンサシステム50の構成を示すブロック図である。
図14を参照して、センサシステム50は、センサ部51と信号処理システム52とを含む。さらに、センサ部51は、センサ本体53とドライバIC54とを含む。ドライバIC54は、通常モード時にセンサ本体53から出力されたアナログのセンサ信号(電圧信号Vin)を線形増幅して信号処理システム52に出力する。ドライバIC54は、さらに、センサ本体53からセンサ信号が正常入力されているか否かを検出し、断線などによってセンサ信号が入力されない異常状態を検出した場合には、異常状態を表わす信号を信号処理システム52に出力する。このとき、異常状態を表わす信号は、センサ信号と同様に信号出力ノードNoutから出力される。
ドライバIC54は、内部電源部10と、増幅部20Bと、制御部30Bとを含む。内部電源部10の構成は図1の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
増幅部20Bは、演算増幅器90と、抵抗素子R1〜R3と、開閉スイッチ55とを含む。抵抗素子R1は、信号入力ノードNinと演算増幅器90の反転入力端子との間に接続される。抵抗素子R2は、演算増幅器90の反転入力端子と出力端子との間に接続される。開閉スイッチ55および抵抗素子R3は、この順で電源ノードN2(外部電源電位VEE)と演算増幅器90の反転入力端子との間に直列に接続される。演算増幅器90の非反転入力端子には基準電位V0が与えられる。開閉スイッチ55がオフ状態の場合、増幅部20Bは信号入力ノードNinに入力された電圧信号Vinを反転増幅する。
制御部30Bは、切替スイッチ13および開閉スイッチ55をそれぞれ制御する制御信号CTL1,CTL2を出力する。切替スイッチ13は、通常モードを表わす制御信号CTL1を受けたときには、中間電位VH1を演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に出力し、非通常モードを表わす制御信号CTL1を受けたときには外部電源電位VCCを電源入力ノードN3に出力する。開閉スイッチ55は、通常モードを表わす制御信号CTL2を受けたときにはオフ状態になり、非通常モードを表わす制御信号CTL2を受けたときにはオン状態になる。
さらに、制御部30Bは、断線などによってセンサ本体53からセンサ信号が入力されない異常状態であるか否かを検出する。この実施の形態の場合には、制御部30Bは、信号入力ノードNinの電圧を検出することによって異常状態であるか否かを検出する。たとえば、信号入力ノードNinの電圧が基準電位V0に等しくほとんど変化しない場合には異常状態と判定される。制御部30Bは、異常状態を検出したときには、制御信号CTL1,CTL2を通常モードを表わす状態から非通常モードを表わす状態に切替える。
図15は、図14の制御部30Bの動作を示すフローチャートである。図14、図15を参照して、ステップS1で、制御部30Bは、制御信号CTL1,CTL2を通常モードを表わす状態に初期設定する。このとき、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3には中間電位VH1が供給され、開閉スイッチ55はオフ状態になる。
次のステップS2で、制御部30Bは、信号入力ノードNinの電圧を検出し、センサ信号が入力されていない異常状態にあるか否かを検出する(ステップS3)。異常状態でない場合には(ステップS3でNO)、終了処理の場合(ステップS4でYES)を除いてステップS2,S3が繰返される。
異常状態を検出した場合には(ステップS3でYES)、制御部30Bは、制御信号CTL1,CTL2を通常モードを表わす状態から非通常モードを表わす状態に変更する。この結果、切替スイッチ13の接続が切替えられることによって、演算増幅器90の高電位側の電源入力ノードN3に電源電位VCCが供給される(ステップS5)。さらに、開閉スイッチ55がオン状態になることによって、増幅部20Bには入力信号として低電位側の外部電源電位VEEが与えられる(ステップS6)。演算増幅器90がレール・ツー・レール型の場合には、センサ部51から出力される電圧信号Voutは、外部電源電位VCCに等しくなる。
図16は、図14のセンサ部51の出力信号について説明するための図である。ただし、図16の場合には、演算増幅器90の低電位側の電源入力ノードN4に供給される電源電位も通常モードと非通常モードで切替えられる(通常モードのときVL1とし、非通常モードのときVEEとする)。
図16を参照して、センサ信号を線形増幅する通常モードの場合には、図14の演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4には中間電位VH1,VL1がそれぞれ供給される。この結果、図14のセンサ部51から出力される信号は、上限ULと下限LLの間(正常出力範囲)に制限される。演算増幅器90がレール・ツー・レール型の場合は、正常出力範囲の上限ULは中間電位VH1に等しく、正常出力範囲の下限LLは中間電位VL1に等しい。一方、非通常モードの場合には、演算増幅器90の電源入力ノードN3,N4には外部電源電位VCC,VEEがそれぞれ供給されるとともに、増幅部20Bには入力信号として外部電源電位VCCまたはVEEが入力される。この結果、センサ部51から出力される信号は、通常モード時の出力電圧の範囲外(異常出力)になる。このように、出力信号の信号レベルによって正常出力か異常出力かを区別することができる。
[変形例]
実施の形態1〜4では、半導体装置に設けられた制御部30から制御信号CTLが供給されていたが、制御信号CTLを半導体装置の外部から供給するようにしてもよい。
実施の形態1〜4では、半導体装置に設けられた内部電源部で中間電位が生成されていたが、外部電源電位VCC,VEEとともに中間電位も半導体装置の外部から供給するようにしてもよい。
実施の形態2の場合と同様に実施の形態3〜6の半導体装置においても、演算増幅器の出力段のみに中間電位が供給され、前段部は外部電源電位VCC,VEEで動作するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B,2,2A,2B,3,3A,3B,4,4A,4B,5 半導体装置、10,10A〜10I 内部電源部、11,11A〜11E 中間電位生成部、12,14,16〜19,42,44 インピーダンス変換回路、13,15,41,43 切替スイッチ、20,20A,20B 増幅部、21 前段部、22 出力段、30,30A,30B 制御部、45,46 デジタル・アナログ変換器、50 センサシステム、51 センサ部、52 信号処理システム、53 センサ本体、54 ドライバIC、90,90A 演算増幅器、CTL,CTL1,CTL2 制御信号、N1,N2 電源ノード、N3,N4 電源入力ノード、VCC,VEE 外部電源電位、VH1,VH2,VL1,VL2 中間電位。

Claims (11)

  1. 半導体装置であって、
    第1および第2の電源入力ノードを有し、入力信号を、前記第1および第2の電源入力ノード間に印加される駆動電圧に応じた振幅の信号に増幅して外部に出力する増幅部と、
    第1および第2の外部電源電位、ならびに前記入力信号を前記増幅部によって線形増幅する通常モードまたは非通常モードを表わす制御信号を受ける電源部とを備え、
    前記電源部は、
    前記第1および第2の外部電源電位の間の第1の中間電位を生成する中間電位生成部と、
    前記第1の外部電源電位および前記第1の中間電位を受け、前記通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第1の中間電位を前記第1の電源入力ノードに出力し、前記非通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第1の外部電源電位を前記第1の電源入力ノードに出力する切替部とを含み、
    前記第2の電源入力ノードには前記第2の外部電源電位が入力され、
    前記半導体装置は、前記制御信号を前記電源部に出力する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記通常モードを表わす制御信号を前記電源部に出力しているときには、さらに、前記入力信号が前記増幅部に入力されているか否かを検出し、
    前記制御部は、前記入力信号が前記増幅部に入力されていない異常状態を検出した場合には、前記電源部に出力する信号を前記非通常モードを表わす制御信号に切替えるとともに、前記入力信号に代えて前記第1の外部電源電位を前記増幅部に入力することによって、前記通常モードにおける出力電圧範囲から外れた信号を、前記異常状態を表わす信号として前記増幅部に出力させる、半導体装置。
  2. 前記中間電位生成部は、前記第1および第2の外部電源電位を受けて前記第1の中間電位を生成する分圧回路であり、
    前記電源部は、前記第1の中間電位を前記中間電位生成部から高入力インピーダンスで受けて、前記切替部に低出力インピーダンスで出力するインピーダンス変換回路をさらに含む、請求項に記載の半導体装置。
  3. 半導体装置であって、
    第1および第2の電源入力ノードを有し、入力信号を、前記第1および第2の電源入力ノード間に印加される駆動電圧に応じた振幅の信号に増幅して外部に出力する増幅部と、
    第1および第2の外部電源電位、ならびに前記入力信号を前記増幅部によって線形増幅する通常モードまたは非通常モードを表わす制御信号を受ける電源部とを備え、
    前記電源部は、
    前記第1および第2の外部電源電位の間の第1の中間電位、および前記第1の中間電位と前記第2の外部電源電位との間の第2の中間電位を生成する中間電位生成部と、
    前記第1の外部電源電位および前記第1の中間電位を受け、前記通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第1の中間電位を前記第1の電源入力ノードに出力し、前記非通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第1の外部電源電位を前記第1の電源入力ノードに出力する第1の切替部と、
    前記第2の外部電源電位および前記第2の中間電位を受け、前記通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第2の中間電位を前記第1の電源入力ノードに出力し、前記非通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第2の外部電源電位を前記第2の電源入力ノードに出力する第2の切替部とを含み、
    前記半導体装置は、前記制御信号を前記電源部に出力する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記通常モードを表わす制御信号を前記電源部に出力しているときには、さらに、前記入力信号が前記増幅部に入力されているか否かを検出し、
    前記制御部は、前記入力信号が前記増幅部に入力されていない異常状態を検出した場合には、前記電源部に出力する信号を前記非通常モードを表わす制御信号に切替えるとともに、前記入力信号に代えて前記第1または第2の外部電源電位を前記増幅部に入力することによって、前記通常モードにおける出力電圧範囲から外れた信号を、前記異常状態を表わす信号として前記増幅部に出力させる、半導体装置。
  4. 前記中間電位生成部は、前記第1および第2の外部電源電位を受けて前記第1および第2の中間電位を生成する分圧回路であり、
    前記電源部は、
    前記第1の中間電位を前記中間電位生成部から高入力インピーダンスで受けて、前記第1の切替部に低出力インピーダンスで出力する第1のインピーダンス変換回路と、
    前記第2の中間電位を前記中間電位生成部から高入力インピーダンスで受けて、前記第2の切替部に低出力インピーダンスで出力する第2のインピーダンス変換回路とをさらに含む、請求項に記載の半導体装置。
  5. 半導体装置であって、
    第1および第2の電源入力ノードを有し、入力信号を、前記第1および第2の電源入力ノード間に印加される駆動電圧に応じた振幅の信号に増幅して外部に出力する増幅部と、
    第1および第2の外部電源電位、ならびに前記入力信号を前記増幅部によって線形増幅する通常モードまたは非通常モードを表わす制御信号を受ける電源部とを備え、
    前記電源部は、
    前記第1および第2の外部電源電位の間の第1の中間電位、および前記第1の外部電源電位と前記第1の中間電位との間の第2の中間電位を生成する中間電位生成部と、
    前記第1および第2の中間電位を受け、前記通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第1の中間電位を前記第1の電源入力ノードに出力し、前記非通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第2の中間電位を前記第1の電源入力ノードに出力する切替部とを含み、
    前記第2の電源入力ノードには前記第2の外部電源電位が入力され、
    前記半導体装置は、前記制御信号を前記電源部に出力する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記通常モードを表わす制御信号を前記電源部に出力しているときには、さらに、前記入力信号が前記増幅部に入力されているか否かを検出し、
    前記制御部は、前記入力信号が前記増幅部に入力されていない異常状態を検出した場合には、前記電源部に出力する信号を前記非通常モードを表わす制御信号に切替えるとともに、前記入力信号に代えて前記第1の外部電源電位を前記増幅部に入力することによって、前記通常モードにおける出力電圧範囲から外れた信号を、前記異常状態を表わす信号として前記増幅部に出力させる、半導体装置。
  6. 前記中間電位生成部は、前記第1および第2の外部電源電位を受けて前記第1および第2の中間電位を生成する分圧回路であり、
    前記電源部は、
    前記第1の中間電位を前記中間電位生成部から高入力インピーダンスで受けて、前記切替部に低出力インピーダンスで出力する第1のインピーダンス変換回路と、
    前記第2の中間電位を前記中間電位生成部から高入力インピーダンスで受けて、前記切替部に低出力インピーダンスで出力する第2のインピーダンス変換回路とをさらに含む、請求項に記載の半導体装置。
  7. 前記中間電位生成部は、前記第1および第2の外部電源電位を受けて前記第1および第2の中間電位を生成する分圧回路であり、
    前記電源部は、前記切替部から出力された前記第1または第2の中間電位を高入力インピーダンスで受けて、前記第1の電源入力ノードに低入力インピーダンスで出力するインピーダンス変換回路をさらに含む、請求項に記載の半導体装置。
  8. 半導体装置であって、
    第1および第2の電源入力ノードを有し、入力信号を、前記第1および第2の電源入力ノード間に印加される駆動電圧に応じた振幅の信号に増幅して外部に出力する増幅部と、
    第1および第2の外部電源電位、ならびに前記入力信号を前記増幅部によって線形増幅する通常モードまたは非通常モードを表わす制御信号を受ける電源部とを備え、
    前記電源部は、
    前記第1および第2の外部電源電位の間の第1の中間電位、前記第1の外部電源電位と前記第1の中間電位との間の第2の中間電位、前記第1の中間電位と前記第2の外部電源電位との間の第3の中間電位、および前記第3の中間電位と前記第2の外部電源電位との間の第4の中間電位を生成する中間電位生成部と、
    前記第1および第2の中間電位を受け、前記通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第1の中間電位を前記第1の電源入力ノードに出力し、前記非通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第2の中間電位を前記第1の電源入力ノードに出力する第1の切替部と、
    前記第3および第4の中間電位を受け、前記通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第3の中間電位を前記第2の電源入力ノードに出力し、前記非通常モードを表わす制御信号を受けたときに前記第4の中間電位を前記第2の電源入力ノードに出力する第2の切替部とを含み、
    前記半導体装置は、前記制御信号を前記電源部に出力する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記通常モードを表わす制御信号を前記電源部に出力しているときには、さらに、前記入力信号が前記増幅部に入力されているか否かを検出し、
    前記制御部は、前記入力信号が前記増幅部に入力されていない異常状態を検出した場合には、前記電源部に出力する信号を前記非通常モードを表わす制御信号に切替えるとともに、前記入力信号に代えて前記第1または第2の外部電源電位を前記増幅部に入力することによって、前記通常モードにおける出力電圧範囲から外れた信号を、前記異常状態を表わす信号として前記増幅部に出力させる、半導体装置。
  9. 前記中間電位生成部は、前記第1および第2の外部電源電位を受けて前記第1〜第4の中間電位を生成する分圧回路であり、
    前記電源部は、
    前記第1の中間電位を前記中間電位生成部から高入力インピーダンスで受けて、前記第1の切替部に低出力インピーダンスで出力する第1のインピーダンス変換回路と、
    前記第2の中間電位を前記中間電位生成部から高入力インピーダンスで受けて、前記第1の切替部に低出力インピーダンスで出力する第2のインピーダンス変換回路と、
    前記第3の中間電位を前記中間電位生成部から高入力インピーダンスで受けて、前記第2の切替部に低出力インピーダンスで出力する第3のインピーダンス変換回路と、
    前記第4の中間電位を前記中間電位生成部から高入力インピーダンスで受けて、前記第2の切替部に低出力インピーダンスで出力する第4のインピーダンス変換回路とをさらに含む、請求項に記載の半導体装置。
  10. 前記中間電位生成部は、前記第1および第2の外部電源電位を受けて前記第1〜第4の中間電位を生成する分圧回路であり、
    前記電源部は、
    前記第1の切替部から出力された前記第1または第2の中間電位を高入力インピーダンスで受けて、前記第1の電源入力ノードに低入力インピーダンスで出力する第1のインピーダンス変換回路と、
    前記第2の切替部から出力された前記第3または第4の中間電位を高入力インピーダンスで受けて、前記第2の電源入力ノードに低入力インピーダンスで出力する第2のインピーダンス変換回路とをさらに含む、請求項に記載の半導体装置。
  11. 前記増幅部は、
    前記入力信号が入力され、前記第1および第2の外部電源電位を受けて動作する前段部と、
    前記前段部の出力信号が入力され、前記第1および第2の電源入力ノードを介して受けた前記駆動電圧によって動作する出力段とを含む、請求項10のいずれか1項に記載の半導体装置。
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