JP4453605B2 - バッファ回路 - Google Patents

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本発明は、第1端子への入力電圧に応じた電圧を第2端子から出力するバッファ回路に関する。
オペアンプ(差動増幅回路でも同様)は、入力電圧が同相入力電圧範囲を超えると正常に動作することができない。例えば、オペアンプの差動入力トランジスタにNチャネル型MOSトランジスタを用いた場合、0Vから差動入力トランジスタのしきい値電圧VthNまでの入力電圧範囲において入出力特性が非線形となる。同様に、差動入力トランジスタにPチャネル型MOSトランジスタを用いた場合、電源電圧から差動入力トランジスタのしきい値電圧VthPまでの入力電圧範囲において入出力特性が非線形となる。広い入力電圧範囲において正常に動作させるためには、NMOS差動対とPMOS差動対とを組み合わせる必要があり、回路が複雑化してレイアウト面積も増大する。
入出力特性のリニアリティを改善するため、特許文献1に記載されたボルテージフォロア回路は、差動増幅回路とバッファ回路を備え、さらに差動増幅回路の非反転入力端子と反転入力端子の前段にそれぞれレベルシフト回路を備えている。これにより、入力信号および出力信号の各レベルが一定電圧だけシフトされて差動増幅回路に与えられ、ボルテージフォロア回路の入出力特性中、線形部分の領域に入力信号のダイナミックレンジを確保することができる。
特開平7−115334号公報
一般に、オペアンプ(差動増幅回路)の入力バイアス電圧が変化すると、オペアンプの特性例えばゲインやスルーレートも変化する。このため、ゲインやスルーレートが大きく且つ安定した状態となるように、オペアンプに最適なバイアス電圧を与えて、そのバイアス電圧の下で動作させることが好ましい。しかしながら、上記特許文献1に記載されたボルテージフォロア回路は、入力電圧を一定電圧だけレベルシフトして差動増幅回路に与えるようになっているので、入力電圧が変化するとそれに応じて差動増幅回路の入力電圧も変化してしまい、オペアンプの入力バイアス電圧を一定化することはできなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、入力電圧が変化してもオペアンプ(差動増幅回路)の入力バイアス電圧を一定に保ち得るバッファ回路を提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、バッファ回路は、第1端子への入力電圧に応じた電圧を第2端子から出力する。その動作は、まず電荷設定動作状態において、所定のバイアス電圧と第1端子への入力電圧との差電圧に応じた電荷を第1コンデンサと第2コンデンサに蓄積する。そして、バッファ動作状態において、その蓄積した電荷を保持したまま第1コンデンサを第1端子とオペアンプの非反転入力端子との間に接続し、同様に蓄積した電荷を保持したまま第2コンデンサをオペアンプの反転入力端子と出力端子との間に接続する。これら電荷設定動作状態とバッファ動作状態における接続状態の切り換えは、切換回路が行う。
この動作によれば、バッファ動作状態において、オペアンプの非反転入力端子と反転入力端子には、その時の第1端子への入力電圧を上記差電圧だけレベルシフトした電圧が印加される。このオペアンプの入力電圧は、バッファ動作状態における第1端子の電圧とその直前の電荷設定動作状態における第1端子の電圧とが等しい場合には、上記所定のバイアス電圧に等しくなる。一方、バッファ動作状態における第1端子の電圧がその直前の電荷設定動作状態における第1端子の電圧から変化した場合には、その変化した電圧だけ上記所定のバイアス電圧からずれる。
そこで、バイアス電圧のずれが問題となる場合には、再びバッファ動作状態から電荷設定動作状態に移行して、その時の第1端子への入力電圧に基づいて第1コンデンサと第2コンデンサに電荷を再設定する。この動作を繰り返すことにより、第1端子への入力電圧が大きく変化してもオペアンプの入力電圧を所定のバイアス電圧に保つことができ、オペアンプを望ましいゲインおよびスルーレートで動作させることができる。
請求項2に記載した手段によれば、電荷設定動作状態において、第1端子とオペアンプの非反転入力端子、第1端子と反転入力端子との間にそれぞれ第1コンデンサ、第2コンデンサが接続される。オペアンプの非反転入力端子には所定のバイアス電圧が与えられ、さらにオペアンプはボルテージフォロアとして動作するので、オペアンプの反転入力端子の電圧は、所定のバイアス電圧にオペアンプのオフセット電圧を加えた電圧に等しくなる。その結果、第1コンデンサと第2コンデンサに、所定のバイアス電圧と第1端子の電圧との差電圧に応じた電荷およびオペアンプのオフセット電圧に応じた電荷が蓄積される。
一方、バッファ動作状態においては、バイアス電圧生成回路がオペアンプから切り離され、第1端子とオペアンプの非反転入力端子との間に上記電荷を保持した第1コンデンサが接続され、オペアンプの反転入力端子と出力端子との間に上記電荷を保持した第2コンデンサが接続される。本手段によれば、バッファ動作状態においてオペアンプのオフセット電圧を打ち消すことができる。
請求項3、4に記載した手段によれば、請求項1、2に記載した手段と同様の作用とともに分圧回路による電圧可変作用が得られるので、1以外のゲインを持つバッファ回路が得られる。
請求項5に記載した手段によれば、電荷設定動作状態において、オペアンプをボルテージフォロアとして動作させるのに替えて、オペアンプの反転入力端子に対し直接バイアス電圧を印加する。本手段ではオペアンプのオフセット電圧を打ち消すことはできないが、上述したようにオペアンプの入力電圧を所定のバイアス電圧に保つことができる。
請求項6に記載した手段によれば、バッファ回路は、反転入力端子と出力端子とが接続されたオペアンプを備え、第1端子への入力電圧に応じた電圧を第2端子から出力する。その動作は、まず電荷設定動作状態において、所定のバイアス電圧と第1端子への入力電圧との差電圧に応じた電荷を第1コンデンサと第2コンデンサに蓄積する。そして、バッファ動作状態において、その蓄積した電荷を保持したまま第1コンデンサを第1端子とオペアンプの非反転入力端子との間に接続し、同様にして蓄積した電荷を保持したまま第2コンデンサをオペアンプの出力端子と第2端子との間に接続する。これら電荷設定動作状態とバッファ動作状態における接続状態の切り換えは、切換回路が行う。
この動作によれば、バッファ動作状態において、オペアンプの非反転入力端子と反転入力端子には、その時の第1端子への入力電圧を上記差電圧だけレベルシフトした電圧が印加され、第2端子からはこの印加電圧を上記差電圧だけ逆方向にレベルシフトした電圧(つまり第1端子への入力電圧に等しい電圧)が出力される。本手段によっても、請求項1記載のバッファ回路と同様に、必要に応じて電荷設定動作状態に移行することによりオペアンプの入力電圧を所定のバイアス電圧に保つことができる。
請求項7に記載した手段によれば、電荷設定動作状態において、第1端子とオペアンプの非反転入力端子、第1端子とオペアンプの出力端子との間にそれぞれ第1コンデンサ、第2コンデンサが接続される。オペアンプの非反転入力端子には所定のバイアス電圧が与えられ、さらにオペアンプはボルテージフォロアとして動作するので、オペアンプの反転入力端子の電圧は、所定のバイアス電圧にオペアンプのオフセット電圧を加えた電圧に等しくなる。その結果、第1コンデンサと第2コンデンサに、所定のバイアス電圧と第1端子の電圧との差電圧に応じた電荷およびオペアンプのオフセット電圧に応じた電荷が蓄積される。
一方、バッファ動作状態においては、バイアス電圧生成回路が切り離され、第1端子とオペアンプの非反転入力端子との間に上記電荷を保持した第1コンデンサが接続され、オペアンプの出力端子と第2端子との間に上記電荷を保持した第2コンデンサが接続される。本手段によれば、バッファ動作状態においてオペアンプのオフセット電圧を打ち消すことができる。
請求項8に記載した手段によれば、オペアンプの非反転入力端子と反転入力端子に、オペアンプの同相入力電圧範囲の中央値にほぼ等しいバイアス電圧を与えるので、バッファ動作状態における第1端子の電圧がその直前の電荷設定動作状態における第1端子の電圧から変化した場合でも、オペアンプへの入力電圧が同相入力電圧範囲から外れにくくなり、電荷設定動作状態への移行回数を減らすことができる。
請求項9に記載した手段によれば、第1端子への入力電圧の変化幅が所定のしきい値以下の場合には、バッファ動作状態に先立って少なくとも1回電荷設定を行うことにより、その後のバッファ動作状態において、オペアンプへの入力電圧は所定のバイアス電圧に対し上記変化幅の範囲内でのみ変化する。従って、この変化幅の範囲内で、オペアンプが望ましいゲインおよびスルーレートを維持できるように上記しきい値を設定すれば、1回の電荷設定で比較的長期にわたりバッファ動作状態を継続することができる。
一方、第1端子への入力電圧の変化幅が上記しきい値よりも大きい場合には、バッファ動作状態において入力電圧の変化幅が上記しきい値を超える前に一旦電荷設定動作状態に移行することにより、オペアンプを望ましいゲインおよびスルーレートで動作させることができる。なお、実際にはコンデンサの電荷はリーク電流により徐々に低減するので、リーク電流に応じて少なくとも所定時間ごとに(あるいは定期的に)コンデンサの電荷設定を行うことが好ましい。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1は、バッファ回路の構成を示している。このバッファ回路1は、例えばA/Dコンバータの入力側に設けられるもので、CMOSプロセスを用いたICとして構成されている。このバッファ回路1は、入力端子2(第1端子に相当)から入力した入力電圧Vinに等しい電圧を、出力端子3(第2端子に相当)から出力電圧Voutとして出力するユニティゲインバッファである。
オペアンプ4は、電源電圧Vcc(例えば5V)により単電源動作するようになっている。入力端子2とオペアンプ4の非反転入力端子との間にはコンデンサC1(第1コンデンサに相当)が接続されており、入力端子2とオペアンプ4の反転入力端子との間には、スイッチ回路SW1とコンデンサC2(第2コンデンサに相当)とが直列に接続されている。オペアンプ4の非反転入力端子とグランドとの間には、スイッチ回路SW2とバイアス電圧生成回路5とが直列に接続されている。このバイアス電圧生成回路5は、オペアンプ4の同相入力電圧範囲の中央値に等しいバイアス電圧Vref(例えば2.5V)を生成するようになっている。
オペアンプ4の出力端子は、バッファ回路1の出力端子3に接続されており、オペアンプ4の反転入力端子と出力端子との間にはスイッチ回路SW3が接続されている。また、スイッチ回路SW1とコンデンサC2との接続ノードとオペアンプ4の出力端子との間にはスイッチ回路SW4が接続されている。スイッチ回路SW1〜SW4(第1〜第4スイッチ、切換回路に相当)は、アナログスイッチにより構成されている。
次に、本実施形態の作用について図2ないし図4を参照しながら説明する。
バッファ回路1は、電荷設定動作モードとバッファ動作モードの2つの動作モードを有している。図2(a)、(b)は、それぞれ電荷設定動作モード、バッファ動作モードにおけるバッファ回路1の接続状態を示している。図中、コンデンサの記号で示すCin1、Cin2は、それぞれオペアンプ4の非反転入力端子、反転入力端子の入力寄生容量を表しており、電圧源の記号で示すVosは、オペアンプ4のオフセット電圧を表している。従って、図2ではx点、y点がそれぞれオペアンプ4の非反転入力端子、反転入力端子となっている。また、図2(a)に示すように仮想ショートが成立している。以下、各動作モードについて説明する。
(1)電荷設定動作モード
この電荷設定動作モードは、オペアンプ4のバイアス点を設定するため、シフト電圧に応じた電荷とオペアンプ4のオフセット電圧Vosに応じた電荷とをコンデンサC1、C2に蓄積する動作モードである。図1に示すスイッチ回路SW1、SW2、SW3はオン、スイッチ回路SW4はオフとなっており、オペアンプ4の非反転入力端子xにバイアス電圧Vrefが与えられている。オペアンプ4は、反転入力端子yと出力端子とが接続されてボルテージフォロアとして動作する。
バッファ回路1の入力電圧をVin1とすると、コンデンサC1と入力寄生容量Cin1に蓄積される電荷Q1(x点における電荷)は、次の(1)式のようになる。
Q1=C1(Vref−Vin1)+Cin1・Vref …(1)
オペアンプ4は入力電圧がVrefのユニティゲインバッファとして動作するが、オペアンプ4の差動対のミスマッチに起因するオフセットが存在するため、オペアンプ4の出力電圧Voutは次の(2)式のようになる。
Vout=Vref+Vos …(2)
従って、コンデンサC2と入力寄生容量Cin2に蓄積される電荷Q2(y点における電荷)は、次の(3)式のようになる。
Q2=C2(Vref+Vos−Vin1)+Cin2(Vref+Vos) …(3)
このように、電荷設定動作モードの期間においては、コンデンサC1にはシフト電圧(Vref−Vin1)が保存され、コンデンサC2にはシフト電圧(Vref+Vos−Vin1)が保存される。
(2)バッファ動作モード
このバッファ動作モードは、実際に入力電圧Vinを入力し、それに等しい電圧Voutを出力する動作モードである。スイッチ回路SW1、SW2、SW3はオフ、スイッチ回路SW4はオンとなっており、バイアス電圧生成回路5はオペアンプ4の非反転入力端子xから切り離され、オペアンプ4の反転入力端子yと出力端子との間にコンデンサC2が接続されている。電荷設定動作モードからバッファ動作モードへの移行に際し、コンデンサC1、C2の電荷は保存される。
この電荷設定動作モードからバッファ動作モードへの切り換えは、まずスイッチ回路SW2、SW3を同時にオフする。オフ時にフィードスルーやチャージインジェクションによる電荷がx点およびy点に注入されるが、電荷の極性と量はx点とy点とでほぼ等しいので、オペアンプ4にとって同相入力電圧変化となる。このため、オペアンプ4の高い同相除去特性により、オペアンプ4の出力には影響を与えない。その後、スイッチ回路SW1をオフする。この時もフィードスルーやチャージインジェクションによる電荷はコンデンサC1とC2にほぼ等分されて注入されるので、オペアンプ4にとって同相入力電圧変化となり、オペアンプ4の出力には影響を与えない。最後にスイッチ回路SW4をオンする。
バッファ動作モードにおいて、x点における電圧をVx、バッファ回路1の入力電圧をVinとすると、コンデンサC1と入力寄生容量Cin1に蓄積される電荷Q1は、次の(4)式のようになる。
Q1=C1(Vx−Vin)+Cin1・Vx …(4)
x点において電荷の流入出経路はなく電荷保存則が成立するので、(1)式に示す電荷Q1と(4)式に示す電荷Q1とは等しく、x点における電圧Vxは次の(5)式のようになる。
Vx=(C1/(C1+Cin1))・(Vin−Vin1)+Vref …(5)
また、y点における電圧をVyとすると、コンデンサC2と入力寄生容量Cin2に蓄積される電荷Q2は、次の(6)式のようになる。
Q2=C2(Vy−Vout)+Cin2・Vy …(6)
x点と同様にy点についても電荷保存則が成立するので、(3)式に示す電荷Q2と(6)式に示す電荷Q2とは等しく、y点における電圧Vyは次の(7)式のようになる。
Vy=(C2/(C2+Cin2))・(Vout−Vin1)+Vref+Vos …(7)
オペアンプ4の差動入力電圧ΔVはVx−(Vy−Vos)なので、オペアンプ4のゲインをAとすると、出力電圧Voutは次の(8)式のようになる。
Vout=A・ΔV=A(Vx−(Vy−Vos))
=(α/(1/A+β))Vin+((β−α)/(1/A+β))Vin1
…(8)
ただし、α=C1/(C1+Cin1)、β=C2/(C2+Cin2)
ここで、1/A<<1、Cin1<<C1、Cin2<<C2とすると、Vout=Vinとなる。すなわち、バッファ回路1は、ユニティゲインバッファとして動作し、その出力電圧Voutにオフセット電圧Vosは現れない。代表的な数値として、C1=C2=1pF、Cin1=Cin2=0.1fF、A=60dBの場合、Vout=0.999Vinとなり、誤差は約0.1%となる。また、A=80dBの場合には誤差は約0.01%となる。
また、Cin1<<C1、Cin2<<C2の場合、上記(5)式、(7)式は、それぞれ次の(9)式、(10)式となる。
Vx=Vin−Vin1+Vref …(9)
Vy=Vin−Vin1+Vref+Vos …(10)
すなわち、オペアンプ4の入力電圧Vx、Vyは、バイアス電圧Vrefにバッファ回路1への入力電圧変化分Vin−Vin1が加算された電圧とほぼ等しくなる。
図3および図4は、バッファ回路1の入力電圧Vinと出力電圧Voutおよびオペアンプ4の入力電圧Vx、Vyの波形を示している。図中のBで示す期間はバッファ動作モードであり、Cで示す期間は電荷設定動作モードである。また、電荷設定動作モードにおいて、入力電圧Vinを実線で示し、出力電圧Voutを一点鎖線で示している。
図3は、入力電圧Vinの変化幅が小さい場合である。時刻t1以前の電荷設定動作モードにおいては、オペアンプ4の入力電圧Vx、Vyおよび出力電圧Voutは、上述したように(オフセット電圧Vosを無視すれば)バイアス電圧Vrefに等しい。そして、時刻t1以降のバッファ動作モードにおいては、出力電圧Voutは入力電圧Vinに等しく、オペアンプ4の入力電圧Vx、Vyは、バイアス電圧Vrefを基準として入力電圧Vinと時刻t1における入力電圧Vin1との差電圧だけシフトした電圧となる。
入力電圧Vinの変化幅が小さい場合には、バッファ動作モードにおけるオペアンプ4の入力電圧Vx、Vyが、オペアンプ4が望ましいゲインおよびスルーレートを維持可能な電圧範囲内に留まるので、電荷設定動作モードにおいて1回電荷設定を行えば、コンデンサC1、C2の放電(リーク)による影響がない限りバッファ動作を継続することができる。
これに対し、図4は、入力電圧Vinの変化幅が大きい場合を示している。オペアンプ4の望ましいゲインおよびスルーレートを維持可能な入力電圧Vx、Vyの範囲Rを電圧Vref1から電圧Vref2の間とすると、時刻t1、t3、…に電荷設定動作モードからバッファ動作モードに移行した後、入力電圧Vinの変化に伴ってオペアンプ4の入力電圧Vx、Vyが上記入力電圧範囲Rを超えてしまう。
そこで、バッファ動作モードにおいて入力電圧Vx、Vyが上記入力電圧範囲Rを超える前に電荷設定動作モードに移行し(時刻t2、t4、…)、その時の入力電圧Vin1に基づいてコンデンサC1、C2に対し電荷を再設定する。電荷設定動作モードの時間幅は、少なくともコンデンサC1、C2への電荷の蓄積が完了するのに必要な時間である。これにより、バッファ動作中において、オペアンプ4の入力電圧Vx、Vyを常に望ましい入力電圧範囲R内に留めることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、バッファ動作モードから電荷設定動作モードに移行するごとに、その時の入力電圧Vin1に基づいてオペアンプ4の入力電圧Vx、Vyがバイアス電圧に等しくなるようにコンデンサC1、C2の電荷設定が行われる。従って、バッファ動作モードにおいて、入力電圧Vinの変化やコンデンサC1、C2の電荷抜け等に応じて電荷設定動作モードに一旦移行させることにより、オペアンプ4をバイアス電圧Vrefの近傍で動作させることができ、オペアンプ4の有する好ましいゲインおよびスルーレートを用いることができる。
この場合、バイアス電圧Vrefをオペアンプ4の同相入力電圧範囲の中央値に設定したので、バッファ動作モードにおける入力電圧Vinがその直前の電荷設定動作モードにおける入力電圧Vin1から変化した場合でも、オペアンプ4への入力電圧Vx、Vyが同相入力電圧範囲から外れにくくなり、電荷設定動作モードへの移行回数を減らすことができる。また、一般に、オペアンプ4に対し上記バイアス電圧Vrefを与えることにより、オペアンプ4のゲイン、スルーレートなどの特性が最も安定し且つ大きくなる。
電荷設定動作モードにおいて、コンデンサC1、C2にはバイアス電圧Vrefと入力電圧Vin1との差電圧に応じた電荷およびオペアンプ4のオフセット電圧Vosに応じた電荷が蓄積されるので、バッファ動作モードにおいてオペアンプ4のオフセット電圧Vosが打ち消され、バッファ回路1の入出力特性の精度を一層高めることができる。
入力電圧Vinの変化幅が、オペアンプ4の同相入力電圧範囲(特にはオペアンプ4のゲイン、スルーレートなどの特性が良好となる範囲)の幅に比べて小さければ、バッファ動作に先立って少なくとも1回電荷設定を行うことにより、その後のバッファ動作におけるオペアンプ4の入力電圧Vx、Vyは、バイアス電圧Vrefに対し上記変化幅の範囲内でのみ変化する。従って、1回の電荷設定を行えば、オペアンプ4のゲイン、スルーレートなどの特性を良好な状態に保ちつつ、バッファ動作を維持することができる。ただし、コンデンサC1、C2の電荷はリーク電流により徐々に低減するので、定期的に電荷設定動作を行うことが好ましい。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態であるバッファ回路の構成を示しており、図1と同一構成部分には同一符号を付している。このバッファ回路6は、1よりも大きいゲインを持っている。出力端子3とグランドとの間には、抵抗R1とR2の直列回路からなる分圧回路7が接続されている。スイッチ回路SW4の一端は、スイッチ回路SW1とコンデンサC2との接続ノードに接続され、他端は、抵抗R1とR2との接続ノードN(分圧出力点に相当)に接続されている。
図6(a)、(b)は、それぞれ電荷設定動作モード、バッファ動作モードにおけるバッファ回路6の接続状態を示している。電荷設定モードでは、スイッチ回路SW1、SW2、SW3はオン、スイッチ回路SW4はオフとなっており、第1の実施形態における電荷設定動作モードと同様の接続状態となる。
一方、バッファ動作モードでは、スイッチ回路SW1、SW2、SW3はオフ、スイッチ回路SW4はオンとなっており、コンデンサC2は、オペアンプ4の反転入力端子yとノードNとの間に接続されている。電荷設定動作モードからバッファ動作モードへの移行に際し、コンデンサC1、C2の電荷は保存される。このときの出力電圧Voutは、1/A<<1(Aはオペアンプ4のゲイン)、Cin1<<C1、Cin2<<C2とすると、次の(11)式のようになる。
Vout=((R1+R2)/R2)・Vin …(11)
本実施形態によっても、バッファ動作モードから電荷設定動作モードに移行するごとに、その時の入力電圧Vin1に基づいてオペアンプ4の入力電圧Vx、Vyがバイアス電圧に等しくなるようにコンデンサC1、C2の電荷設定が行われる。従って、オペアンプ4をバイアス電圧Vrefの近傍で動作させることができ、オペアンプ4の有する好ましいゲインおよびスルーレートを用いることができる。また、抵抗値R1、R2を変更することにより、バッファ回路6のゲインを1よりも大きい所望する値に設定することができる。その他、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態であるバッファ回路の構成を示しており、図1と同一構成部分には同一符号を付している。このバッファ回路8は、図1に示したバッファ回路1に対し、スイッチ回路SW3に替えて、オペアンプ4の非反転入力端子とバイアス電圧生成回路5との間にスイッチ回路SW5(第5スイッチ、切換回路に相当)を備えている。
電荷設定動作モードにおいてスイッチ回路SW1、SW2、SW5がオン、スイッチ回路SW4がオフとされ、バッファ動作モードにおいてスイッチ回路SW1、SW2、SW5がオフ、スイッチ回路SW4がオンとされる。この構成によっても第1の実施形態と同様の作用、効果が得られる。ただし、第1の実施形態と異なり、バッファ動作においてオペアンプ4のオフセット電圧Vosを打ち消すことはできない。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態であるバッファ回路の構成を示しており、図1と同一構成部分には同一符号を付している。このバッファ回路9は、ユニティゲインバッファである。入力端子2とオペアンプ4の非反転入力端子との間にはコンデンサC1(第1コンデンサに相当)が接続されている。オペアンプ4は、反転入力端子と出力端子とが接続されたボルテージフォロアの形態を有しており、オペアンプ4の出力端子とバッファ回路9の出力端子3との間にはコンデンサC2(第2コンデンサに相当)が接続されている。
オペアンプ4の非反転入力端子とグランドとの間には、スイッチ回路SW6とバイアス電圧生成回路5とが直列に接続されており、入力端子2と出力端子3との間にはスイッチ回路SW7が接続されている。スイッチ回路SW6、SW7(第1、第2スイッチ、切換回路に相当)は、アナログスイッチにより構成されている。
図9(a)、(b)は、図2と同様にそれぞれ電荷設定動作モード、バッファ動作モードにおけるバッファ回路1の接続状態を示している。
電荷設定動作モードにおいて、スイッチ回路SW6、SW7はオンしており、オペアンプ4の非反転入力端子xにバイアス電圧Vrefが与えられる。このとき、コンデンサC1と入力寄生容量Cin1に蓄積される電荷Q1、コンデンサC2と入力寄生容量Cin2に蓄積される電荷Q2は、それぞれ上述した(1)式、(3)式に示したようになる。
一方、バッファ動作モードにおいて、スイッチ回路SW6、SW7はオフしており、バイアス電圧生成回路5はオペアンプ4の非反転入力端子xから切り離され、バッファ回路9の入力端子2と出力端子3の間も切り離される。このとき、コンデンサC1と入力寄生容量Cin1に蓄積される電荷Q1、コンデンサC2と入力寄生容量Cin2に蓄積される電荷Q2は、それぞれ上述した(4)式、(6)式に示したようになる。
従って、本実施形態のバッファ回路9は、第1の実施形態で説明したバッファ回路1と同様に動作し、バッファ動作モードにおいてオペアンプ4のオフセット電圧が打ち消されることも含めて第1の実施形態と同様の効果が得られる。ただし、本実施形態のバッファ回路9は出力ドライブ能力が低いので、後段に設ける回路は高入力インピーダンスを有することが好ましい。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
上述したバッファ回路1、8、9はユニティゲインバッファであるが、第2の実施形態に示す構成または周知の回路構成を組み合わせてゲインを1からずらしてもよい。
第2の実施形態に対しても、第3の実施形態と同様にスイッチ回路SW3に替えてスイッチ回路SW5を設けてもよい。
第3の実施形態において、スイッチ回路SW5に替えて、オペアンプ4の非反転入力端子と反転入力端子との間にスイッチ回路を設けてもよい。この場合の各動作モードにおける当該スイッチ回路の開閉は、スイッチ回路SW5と同様に行えばよい。
バイアス電圧Vrefは、必ずしもオペアンプ4の同相入力電圧範囲の中央値に等しくなくてもよい。
本発明の第1の実施形態を示すバッファ回路の構成図 (a)は電荷設定動作モードにおけるバッファ回路の接続状態を示す図、(b)はバッファ動作モードにおけるバッファ回路の接続状態を示す図 入力電圧Vinの変化幅が小さい場合における入力電圧Vin、出力電圧Voutおよびオペアンプの入力電圧Vx、Vyの波形を示す図 入力電圧Vinの変化幅が大きい場合における図3相当図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 図2相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 本発明の第4の実施形態を示す図1相当図 図2相当図
符号の説明
図面中、1、6、8、9はバッファ回路、2は入力端子(第1端子)、3は出力端子(第2端子)、4はオペアンプ、5はバイアス電圧生成回路、7は分圧回路、C1、C2はコンデンサ(第1、第2コンデンサ)、SW1〜SW5はスイッチ回路(第1〜第5スイッチ、切換回路)、SW6、SW7はスイッチ回路(第1、第2スイッチ、切換回路)である。

Claims (9)

  1. 第1端子への入力電圧に応じた電圧を第2端子から出力するバッファ回路において、
    出力端子が前記第2端子に接続されたオペアンプと、
    所定のバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成回路と、
    電荷設定動作状態において前記バイアス電圧と前記第1端子への入力電圧との差電圧に応じた電荷が蓄積され、バッファ動作状態において前記電荷を保持したまま前記第1端子と前記オペアンプの非反転入力端子との間に接続される第1コンデンサと、
    前記電荷設定動作状態において前記バイアス電圧と前記第1端子への入力電圧との差電圧に応じた電荷が蓄積され、前記バッファ動作状態において前記電荷を保持したまま前記オペアンプの反転入力端子と出力端子との間に接続される第2コンデンサと、
    前記電荷設定動作状態と前記バッファ動作状態に対応して前記第1端子、第2端子、オペアンプ、バイアス電圧生成回路、第1コンデンサおよび第2コンデンサの接続状態の切り換えを行う切換回路とを備えていることを特徴とするバッファ回路。
  2. 前記第1コンデンサは、前記第1端子と前記オペアンプの非反転入力端子との間に接続されており、
    前記第2コンデンサの一端は、前記オペアンプの反転入力端子に接続されており、
    前記切換回路は、前記第1端子と前記第2コンデンサの他端との間に接続された第1スイッチと、前記オペアンプの非反転入力端子と前記バイアス電圧生成回路との間に接続された第2スイッチと、前記オペアンプの反転入力端子と出力端子との間に接続された第3スイッチと、前記第2コンデンサの他端と前記オペアンプの出力端子との間に接続された第4スイッチとを備え、前記電荷設定動作状態において前記第1スイッチないし第3スイッチがオン、第4スイッチがオフとなり、前記バッファ動作状態において前記第1スイッチないし第3スイッチがオフ、第4スイッチがオンとなるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のバッファ回路。
  3. 第1端子への入力電圧に応じた電圧を第2端子から出力するバッファ回路において、
    出力端子が前記第2端子に接続されたオペアンプと、
    所定のバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成回路と、
    前記第2端子の電圧を分圧して出力する分圧回路と、
    電荷設定動作状態において前記バイアス電圧と前記第1端子への入力電圧との差電圧に応じた電荷が蓄積され、バッファ動作状態において前記電荷を保持したまま前記第1端子と前記オペアンプの非反転入力端子との間に接続される第1コンデンサと、
    前記電荷設定動作状態において前記バイアス電圧と前記第1端子への入力電圧との差電圧に応じた電荷が蓄積され、前記バッファ動作状態において前記電荷を保持したまま前記オペアンプの反転入力端子と前記分圧回路の分圧出力点との間に接続される第2コンデンサと、
    前記電荷設定動作状態と前記バッファ動作状態に対応して前記第1端子、第2端子、分圧出力点、オペアンプ、バイアス電圧生成回路、第1コンデンサおよび第2コンデンサの接続状態の切り換えを行う切換回路とを備えていることを特徴とするバッファ回路。
  4. 前記第1コンデンサは、前記第1端子と前記オペアンプの非反転入力端子との間に接続されており、
    前記第2コンデンサの一端は、前記オペアンプの反転入力端子に接続されており、
    前記切換回路は、前記第1端子と前記第2コンデンサの他端との間に接続された第1スイッチと、前記オペアンプの非反転入力端子と前記バイアス電圧生成回路との間に接続された第2スイッチと、前記オペアンプの反転入力端子と出力端子との間に接続された第3スイッチと、前記第2コンデンサの他端と前記分圧回路の分圧出力点との間に接続された第4スイッチとを備え、前記電荷設定動作状態において前記第1スイッチないし第3スイッチがオン、第4スイッチがオフとなり、前記バッファ動作状態において前記第1スイッチないし第3スイッチがオフ、第4スイッチがオンとなるように構成されていることを特徴とする請求項3記載のバッファ回路。
  5. 前記第3スイッチに替えて、前記オペアンプの反転入力端子と前記バイアス電圧生成回路との間に第5スイッチを設けたことを特徴とする請求項2または4記載のバッファ回路。
  6. 第1端子への入力電圧に応じた電圧を第2端子から出力するバッファ回路において、
    反転入力端子と出力端子が接続されたオペアンプと、
    所定のバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成回路と、
    電荷設定動作状態において前記バイアス電圧と前記第1端子への入力電圧との差電圧に応じた電荷が蓄積され、バッファ動作状態において前記電荷を保持したまま前記第1端子と前記オペアンプの非反転入力端子との間に接続される第1コンデンサと、
    前記電荷設定動作状態において前記バイアス電圧と前記第1端子への入力電圧との差電圧に応じた電荷が蓄積され、前記バッファ動作状態において前記電荷を保持したまま前記オペアンプの出力端子と前記第2端子との間に接続される第2コンデンサと、
    前記電荷設定動作状態と前記バッファ動作状態に対応して前記第1端子、第2端子、オペアンプ、バイアス電圧生成回路、第1コンデンサおよび第2コンデンサの接続状態の切り換えを行う切換回路とを備えていることを特徴とするバッファ回路。
  7. 前記第1コンデンサは、前記第1端子と前記オペアンプの非反転入力端子との間に接続されており、
    前記第2コンデンサは、前記オペアンプの出力端子と前記第2端子との間に接続されており、
    前記切換回路は、前記オペアンプの非反転入力端子と前記バイアス電圧生成回路との間に接続された第1スイッチと、前記第1端子と前記第2端子との間に接続された第2スイッチとを備え、これら第1スイッチと第2スイッチは、前記電荷設定動作状態においてオンとなり、前記バッファ動作状態においてオフとなるように構成されていることを特徴とする請求項6記載のバッファ回路。
  8. 前記バイアス電圧生成回路は、前記オペアンプの同相入力電圧範囲の中央値にほぼ等しいバイアス電圧を生成することを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載のバッファ回路。
  9. 前記第1端子への入力電圧の変化幅が所定のしきい値以下の場合には、前記バッファ動作状態に先立って少なくとも1回前記電荷設定動作状態に移行し、
    前記第1端子への入力電圧の変化幅が前記しきい値よりも大きい場合には、前記バッファ動作状態において前記入力電圧の変化幅が前記しきい値を超える前に一旦前記電荷設定動作状態に移行することを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載のバッファ回路。

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