JP5466149B2 - 光学異方性化合物及びこれを含む樹脂組成物 - Google Patents

光学異方性化合物及びこれを含む樹脂組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP5466149B2
JP5466149B2 JP2010510233A JP2010510233A JP5466149B2 JP 5466149 B2 JP5466149 B2 JP 5466149B2 JP 2010510233 A JP2010510233 A JP 2010510233A JP 2010510233 A JP2010510233 A JP 2010510233A JP 5466149 B2 JP5466149 B2 JP 5466149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
compound
reaction formula
formula
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010510233A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010528110A (ja
Inventor
ジェホ・チョン
ミンジン・コ
ブムギュ・チェ
キユル・イ
ユンボン・キム
ミュンスン・ムン
テホ・カン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Chem Ltd
Original Assignee
LG Chem Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Chem Ltd filed Critical LG Chem Ltd
Publication of JP2010528110A publication Critical patent/JP2010528110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5466149B2 publication Critical patent/JP5466149B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0803Compounds with Si-C or Si-Si linkages
    • C07F7/081Compounds with Si-C or Si-Si linkages comprising at least one atom selected from the elements N, O, halogen, S, Se or Te
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/10Compounds having one or more C—Si linkages containing nitrogen having a Si-N linkage

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、高分子樹脂との相溶性に優れ、かつ高い光学異方性を有するシリコン含有化合物に関する。また、本発明は、前記化合物を含む樹脂組成物及び前記樹脂組成物を含む光学部材に関する。
最近、電子産業が発達するに従い、光学用高分子樹脂の使用が急増している。例えば、ストレージ媒体として使用される光ディスク基板、光学用レンズ、光通信に使用される光ファイバー、映写スクリーン用フレネルレンズ及び液晶ディスプレイに使用されるプリズムシート、偏光板保護フィルム、補償フィルムなど種々の光学用高分子に対する需要が急増している。
このような光学用高分子樹脂は、通常光学的に等方性が要求されているが、高分子樹脂の構造または加工中の応力によって最終生産品の高分子樹脂が異方性を持つことがあり得る。また、光学樹脂が多層構造に挿入されている場合は、各層間での熱膨張/収縮などによって光学的に異方性を持つことがあり得る。
このような光学異方性を持つフィルム、レンズなどが光路中に存在する場合、相変化を起こして信号読取りに悪影響を与えるおそれがあるため、異方性をできるだけ抑制した光学樹脂で構成される光学部材を使用することが好ましい。
一方、人為的に光学的複屈折性を付与する場合もある。例えば、液晶ディスプレイでは、液晶と偏光フィルムに起因した光学的複屈折性によって、斜め方向から見た場合は、コントラストが低下するという問題点がある。この問題を改善するため、特定方向の光学的異方性を付与した高分子樹脂を用いて液晶と偏光フィルムに起因した複屈折性を補償することで、視野角を改善する方法もある。このように、光学的目的として使用される高分子樹脂においては、希望の方向に光特性を制御する必要がある。
特開平2−129211号 特開2000−44614号 特開2004−35347号 特開平8−110402号
高分子の光特性を制御する従来の技術としては、特開平2−129211及び特開2000−44614のように高分子樹脂の構造を調節して複屈折性を制御する方法が知られている。しかし、この方法は、複屈折性を制御するために共重合体のモノマー組成を変えるなどの煩わしさがあり、モノマーの組成変化による高分子樹脂の他の物性が変化するという問題点がある。
また、高分子樹脂の複屈折性を制御する方法として、異方性物質を添加する方法が知られている。特開2004−35347号では、光特性を調節するため、異方性物質として針状の無機粒子を導入している。しかし、無機微粒子は、溶媒に対する溶解度が低く、密度が高いため、溶媒への均一な分散が難しく、安定性が落ちて凝集が起こり易くなり、高分子樹脂の透明性を害するおそれがある。また、特開平8−110402では、低分子有機化合物を添加して高分子樹脂の光特性を調節する方法が開示されている。しかし、通常、大きな異方性を持つ化合物は、結晶化度が高く、溶媒に対する溶解度が低くかつ高分子樹脂との相溶性が低いため、混合後、結晶化して析出されるという問題点があり、しかも、溶媒に溶解されないことがあるが、この問題に対する具体的な解決策は提示されていない。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、光学異方性が高く、少量使用で効果的に高分子樹脂の光学特性を制御することができると共に、溶媒に対する溶解度が優れており、高分子樹脂との相溶性に優れた、析出などの問題点がない光学異方性化合物を提供することにある。
また、本発明の目的は、前記光学異方性物質及び高分子樹脂を含む樹脂組成物を提供することにある。
本発明は、下記の化1で表されるシリコン含有化合物を提供する。
Figure 0005466149
(式中、
Figure 0005466149
は、
Figure 0005466149
または
Figure 0005466149
を示し、
Figure 0005466149
は、
Figure 0005466149
または
Figure 0005466149
を示し、
Figure 0005466149
は、
Figure 0005466149
または
Figure 0005466149
を示し、
Figure 0005466149
は、
Figure 0005466149
または
Figure 0005466149
を示し、
乃至Q12は、それぞれ独立に、−H、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−CF、−OCF、−R、−OR、−NHR、−NRまたは−C(=O)Rを示し、
Zは、CまたはNを示し(ZがNの場合、対応するQ乃至Q12との結合は存在しない)、
l、m及びnは、それぞれ独立に、0〜2の整数を示し(l+m+nは、1以上の整数である)、
Y、G及びGは、それぞれ独立に、−(CHSiW(CH−、−O−、−NR−、−S−、−SO−、−SO−、−(CH−、−CH=CH−、−C≡C−、−C(=O)O(CH−、−OC(=O)(CH−、−(CHC(=O)O−、−(CHOC(=O)−、−C(=O)(CH−、−(CHC(=O)−、−C(=O)NR−、−NRC(=O)−、−C(=O)S−または−SC(=O)−を示し(qは、0〜5の整数、r及びsは、それぞれ独立に0〜2の整数である)、
Eは、−H、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−NCO、−NCS、−SiW、−R、−N(R、−OR、−CFまたは−OCFを示し、
乃至Xは、それぞれ独立に、−SiW−、−O−、−NR−、−S−、−SO−、−SO−、−(CH−、−C(=O)NR−、−NRC(=O)−、−NRC(=O)NR−、−C(=O)O−、−OC(=O)−または−OC(=O)O−を示し(pは、0〜2の整数である)、
は、−R、−OR、−NHRまたは−N(Rを示し、
は、−R、−OR、−NHRまたは−N(Rを示し、
乃至Rは、それぞれ独立に、−H、C〜C20のアルキル、C〜C20のフルオロアルキル、C〜C20のアルケニル、C〜C20のフルオロアルケニル、C〜C20のアルキニル、C〜C20のフルオロアルキニル、−(CHCHO)CH、−(CHCHCHO)CHまたは−(CHCHCHO)CHを示し(tは、1〜5の整数である)、
前記Y、G、G、E及びX乃至Xの少なくとも1つは、Si含有置換基を示す(前記Si含有置換基は、Y、G及びGの場合は、−(CHSiW(CH−、Eの場合は、−SiW、X乃至Xの場合は、−SiW−である))
また、本発明は、高分子樹脂及び前記化1で表されるシリコン含有化合物を含む樹脂組成物を提供する。
さらに、本発明は、前記樹脂組成物を含む光学部材を提供する。
本発明の化1で表されるシリコン含有化合物は、高分子樹脂との相溶性に優れ、かつ光学異方性に優れた化合物である。従って、化1で表されるシリコン含有化合物を含む高分子樹脂組成物を用いて光学部材を製造することにより、相分離現象がなく、少量で目的の光特性を実現することができる。
図1及び図2は、それぞれ実施例3及び実施例4に係る相溶性評価の結果を示す光学顕微鏡写真(x5)である。 図3及び図4は、それぞれ比較例1及び比較例2に係る相溶性評価の結果を示す光学顕微鏡写真(x5)である。
以下、本発明の詳細を説明する。
本発明の前記化1で表される化合物は、屈折率異方性が0.2以上の光学異方性化合物であって、必ず少なくとも1つのシリコン基を持つ化合物である。具体的には、前記化1において、前記Y、G、G、E及びX乃至Xの少なくとも1つは、Si含有置換基であり、前記Si含有置換基は、Y、G及びGの場合は、−(CHSiW(CH−、Eの場合は、−SiW、X乃至Xの場合は、−SiW−である。
本発明の化1において、R乃至RのC〜C20アルキルとしては、例えば、−CH、−CHCH、−CHCHCH、−CH(CH、−CHCHCHCH、−CH(CH)CHCH、−CHCH(CHなどの線状または分岐状アルキルが挙げられるが、これらに限定されない。なお、化1において、R乃至RのC〜C20のフルオロアルキルは、前述のように定義されたアルキル基に少なくとも1つのフルオロ基が水素の代わりに置換されたものであることができる。
また、化1において、R乃至RのC〜C20のアルケニルとしては、例えば、−CH=CH、−CH=CHCH、−CCH=CH、−CHCH=CH、−CH=CHCHCH、−CH=C(CH、−CCH=CHCH、−CHCH=CHCH、−CHCCH=CH、−CHCHCH=CH、−CHCHCH=CHなどの線状または分岐状アルケニルが挙げられるが、これらに限定されない。なお、化1において、R乃至RのC〜C20のフルオロアルケニルは、前述のように定義されたアルケニル基に少なくとも1つのフルオロ基が水素の代わりに置換されたものであることができる。
さらに、化1において、R乃至RのC〜C20のアルキニルとしては、例えば、−C≡CH、−CHC≡CH、−C≡CCH、−CHCHC≡CH、−CHCHC≡CH、−CHC≡CCH、−C≡CCHCHなどの線状または分岐状アルキニルが挙げられるが、これらに限定されない。なお、 R乃至RのC〜C20のフルオロアルキニルは、前述のように定義されたアルキニル基に少なくとも1つのフルオロ基が水素の代わりに置換されたものであることができる。
また、前記化1において、l+m+nは、1以上の整数であり、好ましくは、1〜4の整数、より好ましくは、1〜3の整数である。
本発明の化1で表される化合物は、種々の高分子樹脂との混合が容易で、低温でも溶解度が高く、液晶表示装置が通常使用される条件下で、物理的及び化学的に安定しており、かつ熱及び光に対しても安定している。
これによって、前記化1で表される化合物は、種々の高分子樹脂と混合して高分子樹脂の光特性制御に使用されることができる。
前記化1で表される化合物は、より詳しくは、下記の化合物の通りであるが、本発明に係る化合物は、これらに限定されない。
Figure 0005466149
前記化1で表される化合物の製造方法は、次の通りである。但し、下記の反応式は、例示に過ぎず、本発明に係る化合物の製造方法は、これらの反応式に限定されない。
前記化1で表される化合物は、下記の反応式1で製造されることができる。
[反応式1]
Figure 0005466149
(式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、G、G及びEは、化1で定義した通りであり、L及びLは、それぞれ独立に、ハライド、メシラート、トシラートまたはトリフラートなどの脱離基を示す)
反応式1において、トリメチルシリルアセチレンなどのアセチレン類とPd触媒を用いて上記のトラン化合物を製造することができる。
また、前記化1で表される化合物は、下記の反応式2で製造されることができる。
[反応式2]
Figure 0005466149
(式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、W、W、r、s、G、G及びEは、化1で定義した通りであり、L及びLは、反応式1で定義した通りであり、LiまたはMgは、アニオンを形成し得る金属であって、Li、n−BuLi、Mgなどを意味する)
また、前記化1で表される化合物は、下記の反応式3で製造されることができる。
[反応式3]
Figure 0005466149
(式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、G、G、R及びEは、化1で定義した通りであり、Lは、反応式1で定義した通りである)
また、前記化1で表される化合物は、下記の反応式4で製造されることができる。
[反応式4]
Figure 0005466149
(式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、G、G及びEは、化1で定義した通りである)
反応式3及び4において、アリール置換反応を用いてY=NR、O、Sなどのある化合物を合成することができ、酸化反応によりSO及びSOを導入することができる。
また、前記化1で表される化合物は、下記の反応式5で製造されることができる。
[反応式5]
Figure 0005466149
(式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、q、G、G及びEは、化1で定義した通りであり、L及びLは、反応式1で定義した通りであり、LiまたはMgは、アニオンを形成し得る金属であって、Li、n−BuLi、Mgなどを意味する)
反応式5のように、親核置換反応を通じてY=(CH、CH=CH、COの化合物を作ることができる。
また、前記化1で表される化合物は、下記の反応式6で製造されることができる。
[反応式6]
Figure 0005466149
(式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、q、G、G、R及びEは、化1で定義した通りであり、Lは、反応式1で定義した通りであり、LiまたはMgは、アニオンを形成し得る金属であって、Li、n−BuLi、Mgなどを意味する)
また、前記化1で表される化合物は、下記の反応式7で製造されることができる。
[反応式7]
Figure 0005466149
(式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、q、G、G、R及びEは、化1で定義した通りであり、Lは、反応式1で定義した通りであり、LiまたはMgは、アニオンを形成し得る金属であって、Li、n−BuLi、Mgなどを意味し、Pは、保護基を示す)
反応式6及び7によれば、COガスをバブリングしてCOH基を作ることができ、(MeSiO)を用いてOH基を導入することができる。ここに、SOCl、COCl、MsCl、TsCl、EDC、DCCなどを用いてエステル化合物を作ることができ、または、ディーン・スタークを用いてエステル化反応を行うことができる。
本発明に係る化1で表される化合物の製造方法は、前記反応式1乃至7で使用した反応物と同一または類似した効果を奏する反応物を使用することができ、または、前記反応式1乃至7と類似したスキームで製造する方法をも含む。
本発明に係る樹脂組成物は、高分子樹脂と本発明の化1で表されるシリコン含有化合物を含むものである。なお、前記化1で表されるシリコン含有化合物は、高分子樹脂の光学特性を制御する役割を果たすことができる。
このような目的として使用する場合、前記化1で表されるシリコン含有化合物は、1種または2種以上を混合して使用することもできる。また、樹脂組成物内において高分子樹脂及び化1で表される化合物の使用量は、重量比で高分子樹脂:化1で表される異方性化合物=50:50〜99:1、好ましくは、70:30〜99:1、より好ましくは、80:20〜99:1であることができる。
前記化1で表される化合物と混合可能な前記高分子樹脂は、特に制限されず、通常光学的目的として使用される高分子樹脂を使用することができる。例えば、前記高分子樹脂としては、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルケトン、ポリケトンスルフィド、ポリエーテルスルホン、シクロオレフィンポリマー、ポリスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンオキシド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリアクリレート、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリプロピレン、セルロース、トリアセチルセルロース、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などが挙げられるが、これらに制限されない。なお、これらの高分子樹脂は、単独または2種以上を混合して使用することができ、使用量は、特に限定されない。
また、本発明の樹脂組成物は、高分子樹脂と異方性化合物に加え、必要によっては有機溶媒を含むことができる。有機溶媒を含むことで、本発明の樹脂組成物を使用して基材上に塗布(コーティング)することが容易になる。
前記有機溶媒としては、特に限定されず、当該技術分野で公知のものを使用することができる。例えば、シクロヘキサン、シクロペンタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ブチルベンゼンなどの炭化水素類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類;酢酸エチル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ガンマ−ブチロラクトンなどのエステル類;2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類;クロロホルム、ジクロロメタン、四塩化炭素、ジクロロエタン、テトラクロロエタン、テトラクロロエチレン、クロロベンゼンなどのハロゲン類;t−ブチルアルコール、ジアセトンアルコール、グリセリン、モノアセチン、エチレングリコール、トリエチレングリコール、ヘキシレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテルなどのアルコール類;フェノール、パラクロロフェノールなどのフェノール類;メトキシベンゼン、1,2−ジメトキシベンゼン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテルなどのエーテル類などが挙げられるが、これらに制限されない。また、これらの有機溶媒は、単独または2種以上を混合して使用することができ、使用量は、特に限定されない。
また、本発明の樹脂組成物は、必要によって界面活性剤を含むことができる。界面活性剤は、基材上への塗布を容易にするため使用することができる。前記界面活性剤としては、特に限定されず、当該技術分野で公知のものを使用することができ、その添加量は、界面活性剤の種類、混合物の構成成分の組成比、溶媒の種類、基材の種類によって異なる。
また、本発明の樹脂組成物は、他の添加剤として応力緩和剤、平滑化剤などを含むことができる。
本発明に係る光学部材は、本発明の樹脂組成物を含む。
なお、本発明の樹脂組成物を用いてフィルム状の光学部材を製造する場合、前記化1で表される化合物を含む樹脂固形分が、溶媒を含む全体樹脂組成物に対して、通常0.1〜90重量%、好ましくは、1〜50重量%、より好ましくは、5〜40重量%になるようにする。樹脂組成物の濃度が上記の範囲を下回る場合は、フィルムの厚さを確保し難くなり、上記の範囲を上回る場合は、溶液の粘度が大きすぎて均一な厚さのフィルムを得ることが難しい。
また、本発明の樹脂組成物を使用して製造される前記フィルムは、一軸延伸フィルムまたは二軸延伸フィルムであることができ、前記高分子フィルムは、親水性処理や疎水性処理などの表面処理が施されたものであることができ、積層フィルムまたはガラスであることができる。
また、前記フィルムは、本発明の樹脂組成物を使用して、溶融成形法または溶剤キャスト法などで透明フィルムとすることができる。溶剤キャスト法による透明フィルムの製造では、前記樹脂組成物を、金属ドラム、スチールベルト、ポリエステルフィルム、テフロン(登録商標)などの支持体上に塗布し、ローラーを用いて乾燥炉で溶媒を乾燥させた後、支持体からフィルムを剥離して製造することができる。透明フィルム中の残留溶媒量は、通常10重量%以下、好ましくは、5重量%以下、より好ましくは、1重量%以下である。残留溶媒量が上記の上限を上回る場合は、フィルムの耐熱性が低くなる傾向を示す。なお、製造された透明フィルムは、一軸延伸または二軸延伸によって高分子樹脂の光特性を制御することもできる。
以下、本発明の実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。但し、これらの実施例は、本発明の例示に過ぎず、本発明はこれらに限定されない。
(実施例1)
Figure 0005466149
1,4−ジブロモベンゼンを無水THF溶媒に溶かし、−78℃で1.0当量のn−BuLiを徐々に加えた。低温で2時間程度攪拌してアニオンを生成した後、1.05当量の化合物1を滴加した。滴加完了後、徐々に昇温し、常温で2時間程度攪拌を行った。反応終了後、ヘキサンと水で増量し、シリカゲルで精製することで、95%の収率で化合物2を得た。
化合物2を無水THF溶媒に溶かし、−78℃で1.05当量のn−BuLiを徐々に加えた。低温で2時間程度攪拌してアニオンを生成した後、過量のCOをバブリングした。反応終了後、10%HClでpHを約3程度に調節し、エーテルと水で増量し、シリカゲルで精製することで、80%の収率で化合物3を得た。
化合物3と4−シアノ−4’−ヒドロキシビフェニルをCHClに溶解させ、ここに1.1当量のEDCと0.1当量のDMAPを入れ、常温で10時間程度攪拌を行った。反応終了後、CHClで増量し、ヘキセンで再結晶することで、85%以上の収率で最終化合物4を得た。この化合物4のHNMRは、下記の通りである。
1HNMR (400MHz, CDCl3): δ 0.30 (s, 6H), 0.69-0.81 (m, 2H), 0.85-0.93 (m, 3H), 1.20-1.39 (m, 8H), 7.62 (d, 2H), 7.35 (d, 2H), 7.67 (d, 2H), 7.70 (d, 2H), 7.74 (d, 2H), 8.17 (d, 2H).
(実施例2)
Figure 0005466149
1,4−ジヨードベンゼンを無水THF溶媒に溶かし、−78℃で1.0当量のn−BuLiを徐々に加えた。低温で2時間程度攪拌してアニオンを生成した後、1.05当量の化合物5を滴加した。滴加完了後、徐々に昇温し、常温で2時間程度攪拌を行った。反応終了後、ヘキサンと水で増量し、シリカゲルで精製することで、92%の収率で化合物6を得た。
化合物6をベンゼンに溶かし、0.1当量のCuI、0.03当量のPdCl(PPh、5.0当量のDBU、0.5当量のトリメチルシリルアセチレン及び0.4当量のHOを入れ、60℃で10時間程度攪拌を行った。反応終了後、10%HClとエーテルで増量し、シリカゲルで精製することで、83%の収率で最終化合物7を製造した。この化合物7のHNMRは、下記の通りである。
1HNMR (400MHz, CDCl3): δ 0.31 (s, 12H), 0.69-0.80 (m, 4H), 0.86-0.92 (m, 6H), 1.62-1.71 (m, 4H), 7.45-7.54 (m, 8H).
(実施例3)相溶性の評価
汎用のアクリレート高分子樹脂(Mw=100,000)90重量部と実施例1で合成した化合物10重量部をエチルアセテート400重量部(濃度=20wt%)に溶解させ、ガラス上に塗布した後、110℃で3分間焼いた。24時間常温で保管した後、表面から固体が析出されるか否かを光学顕微鏡または肉眼で確認し、その結果を図1に示した。相溶性評価の結果、24時間後も異方性化合物は析出されなかった。
(実施例4)相溶性の評価
実施例1で合成した化合物の代わりに、実施例2で合成した化合物を10重量部使用した以外は、実施例3と同様にして相溶性を評価し、その結果を図2に示した。相溶性評価の結果、24時間後も異方性化合物は析出されなかった。
(比較例1)相溶性の評価
Figure 0005466149
p−ヒドロキシ安息香酸をエタノール:水=7:3の混合溶媒に溶かした後、1.0当量のブロモヘキサンと2.2当量のKOHを入れ、90℃で10時間程度攪拌を行った。エタノールを減圧蒸留した後、10%HCl(aq)を徐々に加えてpHを1〜3に調節した。生成した固体をろ過及び乾燥処理した後、1.0当量の4−シアノ−4’−ヒドロキシビフェニルと共にCHClに溶解させた。ここに1.1当量のEDCと0.1当量のDMAPを入れ、常温で10時間程度攪拌を行った。反応終了後、CHClで増量し、シリカゲルで精製することで、最終化合物8を製造した。
実施例1で合成した化合物の代わりに化合物8を10重量部使用した以外は、実施例3と同様にして相溶性を評価し、その結果を図3に示した。相溶性評価の結果、フィルム製造後、常温で化合物8がフィルムの表面から析出した。
(比較例2)相溶性の評価
Figure 0005466149
p−ヨードフェノールと同当量のブロモプロパンを1,4−ジオキサンに溶解させ、KCOベースでアルキル化反応を行った後、実施例2のPdカップリング反応から化合物9を得た。
実施例1で合成した化合物の代わりに化合物9を10重量部使用した以外は、実施例3と同様にして相溶性を評価し、その結果を図4に示した。相溶性評価の結果、フィルム製造後、常温で化合物9がフィルムの表面から析出した。
実施例3〜4及び比較例1〜2の結果から、化1で表される異方性シリコン化合物は、高分子樹脂との相溶性に優れていることがわかる。

Claims (12)

  1. 下記の化学式1で表されるシリコン含有化合物。
    Figure 0005466149
    [化学式1]
    (式中、
    Figure 0005466149
    は、
    Figure 0005466149
    を示し、
    Figure 0005466149
    は、
    Figure 0005466149
    を示し、
    Figure 0005466149
    は、
    Figure 0005466149
    を示し、
    Figure 0005466149
    は、
    Figure 0005466149
    を示し、
    乃至Q12は、それぞれ独立に、−H、−CN、−CF、−OCF、−R、−OR、−NHR、−NRまたは−C(=O)Rを示し、
    Zは、Cを示し、
    l、m及びnは、それぞれ独立に、0〜2の整数を示し(l+m+nは、2以上の整数である)、
    Yは、−(CHSiW(CH−、−NR−、−SO−、−SO−、−(CH−、−CH=CH−、−C≡C−、−C(=O)O(CH−、−OC(=O)(CH−、−(CHC(=O)O−、−(CHOC(=O)−、−C(=O)NR−、−NRC(=O)−、−C(=O)S−または−SC(=O)−を示し、
    及びGはそれぞれ独立に、−(CHSiW(CH−、−NR−、−SO−、−SO−、−(CH−、−CH=CH−、−C≡C−、−C(=O)NR−、−NRC(=O)−、−C(=O)S−または−SC(=O)−を示し(qは、0〜5の整数、r及びsは、それぞれ独立に0〜2の整数である)、
    Eは、−CNを示し、
    、X 、X 、及び は−(CH−を示し(pは、整数0である)、
    は−SiW −を表し、
    は、−R、−OR、−NHRまたは−N(Rを示し、
    は、−R、−OR、−NHRまたは−N(Rを示し、
    、R 、R 、及びR Hを示し、
    はC 〜C 20 アルキルを示し、
    〜R はそれぞれ独立に、−HまたはC 〜C 20 アルキルを示す。
  2. 前記l+m+nは、2〜3の整数であることを特徴とする請求項1に記載のシリコン含有化合物。
  3. 下記の反応式1で製造されることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
    [反応式1]
    Figure 0005466149
    (式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、G、G及びEは、請求項1で定義した通りであり、L及びLは、それぞれ独立に、ハライド、メシラート、トシラートまたはトリフラートを示す。)
  4. 下記の反応式2で製造されることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
    [反応式2]
    Figure 0005466149
    (式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、W、W、r、s、G、G及びEは、請求項1で定義した通りであり、L及びLは、それぞれ独立に、ハライド、メシラート、トシラートまたはトリフラートを示す)
  5. 下記の反応式3で製造されることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
    [反応式3]
    Figure 0005466149
    (式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、G、G、R及びEは、請求項1で定義した通りであり、Lは、ハライド、メシラート、トシラートまたはトリフラートを示す)
  6. 下記の反応式4で製造されることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
    [反応式4]
    Figure 0005466149
    (式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、G、G及びEは、請求項1で定義した通りである)
  7. 下記の反応式5で製造されることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
    [反応式5]
    Figure 0005466149
    (式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、q、G、G及びEは、請求項1で定義した通りであり、L及びLは、それぞれ独立に、ハライド、メシラート、トシラートまたはトリフラートを示す)
  8. 下記の反応式6で製造されることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
    [反応式6]
    Figure 0005466149
    (式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、q、G、G、R及びEは、請求項1で定義した通りであり、Lは、ハライド、メシラート、トシラートまたはトリフラートを示す)
  9. 下記の反応式7で製造されることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
    [反応式7]
    Figure 0005466149
    (式中、環A、環B、環C、環D、l、m、n、q、G、G、R及びEは、請求項1で定義した通りであり、Lは、ハライド、メシラート、トシラートまたはトリフラートを示し、Pは、保護基を示す)
  10. 高分子樹脂と請求項1乃至のいずれか一項に記載のシリコン含有化合物を含む樹脂組成物。
  11. 前記高分子樹脂:化学式1で表されるシリコン含有化合物の重量比は、50:50〜99:1であることを特徴とする請求項10に記載の樹脂組成物。
  12. 請求項10に記載の樹脂組成物を含む光学部材。
JP2010510233A 2007-06-05 2008-06-04 光学異方性化合物及びこれを含む樹脂組成物 Active JP5466149B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020070055016A KR100993451B1 (ko) 2007-06-05 2007-06-05 광학 이방성 화합물 및 이를 포함하는 수지 조성물
KR10-2007-0055016 2007-06-05
PCT/KR2008/003127 WO2008150099A2 (en) 2007-06-05 2008-06-04 Optically anisotropic compound and resin composition comprising the same

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013232902A Division JP2014159399A (ja) 2007-06-05 2013-11-11 光学異方性化合物及びこれを含む樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010528110A JP2010528110A (ja) 2010-08-19
JP5466149B2 true JP5466149B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=40094303

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010510233A Active JP5466149B2 (ja) 2007-06-05 2008-06-04 光学異方性化合物及びこれを含む樹脂組成物
JP2013232902A Pending JP2014159399A (ja) 2007-06-05 2013-11-11 光学異方性化合物及びこれを含む樹脂組成物

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013232902A Pending JP2014159399A (ja) 2007-06-05 2013-11-11 光学異方性化合物及びこれを含む樹脂組成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8883952B2 (ja)
JP (2) JP5466149B2 (ja)
KR (1) KR100993451B1 (ja)
WO (1) WO2008150099A2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101057546B1 (ko) * 2007-06-05 2011-08-17 주식회사 엘지화학 광학 이방성 화합물 및 이를 포함하는 수지 조성물

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3770790A (en) * 1971-11-29 1973-11-06 Dow Corning Phenoxyphenyl silanes
JPS5148794B2 (ja) * 1974-04-23 1976-12-22
JPS5148794A (ja) 1974-10-24 1976-04-27 Katsumi Fujii
JP2774114B2 (ja) 1988-11-09 1998-07-09 保治 大塚 非複屈折性材料
JPH05245789A (ja) 1992-03-02 1993-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 産業用ロボットのケーブル処理装置
JPH05345789A (ja) * 1992-06-15 1993-12-27 Shin Etsu Chem Co Ltd シリルビフェニル系化合物の製造方法
EP0603786A3 (en) 1992-12-23 1994-08-17 Hoechst Ag Alkyl-substituted hydroquinone derivatives for use in ferro-electric liquid crystal mixtures.
JPH06319970A (ja) 1993-03-19 1994-11-22 Nippon Zeon Co Ltd 気体分離膜
JP3696649B2 (ja) 1994-08-18 2005-09-21 康博 小池 非複屈折性の光学樹脂材料及びその製造方法並びに光学樹脂材料を用いた液晶素子用の部材
JP2000044614A (ja) 1998-07-31 2000-02-15 Hitachi Chem Co Ltd 非複屈折性光学用樹脂の製造法及びこの製造法により得られる樹脂を用いた光学用素子
JP4415456B2 (ja) 2000-05-30 2010-02-17 チッソ株式会社 シリコン誘導体、液晶組成物および液晶表示素子
JP4140884B2 (ja) 2002-07-04 2008-08-27 独立行政法人科学技術振興機構 炭酸ストロンチウムの製造方法、非複屈折性光学樹脂材料並びに光学素子
US7229911B2 (en) 2004-04-19 2007-06-12 Applied Materials, Inc. Adhesion improvement for low k dielectrics to conductive materials
KR100821844B1 (ko) 2005-01-13 2008-04-11 주식회사 엘지화학 신규 실리콘 함유 화합물을 포함하는 액정 조성물 및 이를이용한 액정 디스플레이 장치
US7919008B2 (en) 2005-01-13 2011-04-05 Lg Chem, Ltd. Liquid crystal composition comprising novel silicon containing compounds and liquid crystal display device using the same
JP4593352B2 (ja) 2005-02-25 2010-12-08 国立大学法人京都大学 ハロゲン含有ポリ(ジフェニルアセチレン)誘導体およびハロゲン含有ジフェニルアセチレン化合物
DE102005023437A1 (de) 2005-05-20 2006-11-30 Merck Patent Gmbh Verbindungen für organische elektronische Vorrichtungen
JP5158856B2 (ja) * 2005-05-31 2013-03-06 東邦チタニウム株式会社 アミノシラン化合物、オレフィン類重合用触媒成分および触媒並びにこれを用いたオレフィン類重合体の製造方法
BRPI0615149B1 (pt) 2005-08-08 2017-06-27 Toho Titanium Co., Ltd. Component of a catalyst for polymerization of olefin, catalyst for polymerization of olefins, and process for production in polymer of olefin
JP2007051071A (ja) 2005-08-15 2007-03-01 Hokko Chem Ind Co Ltd トリオルガノクロロシランの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014159399A (ja) 2014-09-04
KR100993451B1 (ko) 2010-11-09
US20100105816A1 (en) 2010-04-29
WO2008150099A3 (en) 2009-01-29
KR20080107110A (ko) 2008-12-10
US8883952B2 (en) 2014-11-11
WO2008150099A2 (en) 2008-12-11
JP2010528110A (ja) 2010-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5510321B2 (ja) 重合性液晶化合物、重合性液晶組成物、液晶性高分子及び光学異方体
JP5401822B2 (ja) 重合性液晶化合物、重合性液晶組成物、液晶性高分子および光学異方体
JP5201130B2 (ja) 液晶性化合物、液晶性組成物、光学フィルムおよび光学積層体
JP2013249311A (ja) 光学異方性化合物及びこれを含む樹脂組成物
JP2009227667A (ja) 化合物および該化合物を含む光学フィルム
JPWO2009028572A1 (ja) 液晶ポリマー積層体の製造方法
JPWO2009028576A1 (ja) ポリマー液晶、光学異方性膜、および光学素子
JP5401823B2 (ja) 重合性液晶化合物、重合性液晶組成物、液晶性高分子および光学異方体
WO2008091096A1 (en) Fluorene derivative, liquid crystal composition comprising the same, and optical film using the same liquid crystal composition
KR101042055B1 (ko) 광학 이방성 화합물 및 이를 포함하는 수지 조성물
WO2008091089A1 (en) Novel liquid crystal compound, liquid crystal composition comprising the same, and optical film using the same liquid crystal composition
KR101077417B1 (ko) 위상차 필름, 이를 포함하는 편광판 및 액정 표시 장치
JP5466149B2 (ja) 光学異方性化合物及びこれを含む樹脂組成物
WO2008091092A1 (en) Biaxial liquid crystal compound, liquid crystal composition comprising the same, and optical film using the same liquid crystal composition
TW200932801A (en) Process of manufacturing optical film
KR101182512B1 (ko) 위상차 필름, 이를 포함하는 편광판 및 액정 표시 장치
KR101115075B1 (ko) 위상차 필름, 이를 포함하는 편광판 및 액정 표시 장치
CN107794056A (zh) 聚合性液晶化合物、聚合性液晶组合物、液晶聚合体、相位差膜及显示元件
JP2008197522A (ja) 光学フィルムの製造方法
CN108018047A (zh) 聚合性液晶化合物、聚合性液晶组合物、液晶聚合膜类、相位差膜、偏振板及显示元件
KR20100071871A (ko) 광학 이방성 화합물 및 이를 포함하는 수지 조성물 및 광학부재
WO2022210589A1 (ja) フマル酸ジエステル系樹脂、フィルム、及び偏光板

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121001

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131111

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20131128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5466149

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250