JP5466027B2 - 2シリンダロータリ圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機構部に2基のシリンダを有する2シリンダロータリ圧縮機に関する。
一般に、従来の2シリンダロータリ圧縮機においては、圧縮機構部は、圧縮室を有する2基のシリンダと、2基の偏心部を有し、動力源に連結されて回転するクランクシャフトと、クランクシャフトの軸と偏心部が通過可能な穴から、この2基の偏心部のいずれか一方を通すことで、2基の偏心部の間に配置される円環状の仕切板と、クランクシャフトを軸支しつつ、仕切板の円環状面とともに2基のシリンダを密閉し、圧縮室を構成する2基のシリンダヘッドと、偏心部に装着されて各シリンダ内を回転するローリングピストンによって構成されている。偏心部がシリンダ内を回転することで、シリンダ内に吸入された冷媒の圧縮が行われる(例えば、特許文献1)。
特開2009−180203公報(第3頁、第3図)
従来の圧縮機においては、図18及び図19は従来の圧縮機の構成図に示すように、組み立て工程において、仕切板をシリンダ間に配置させるために、クランクシャフトの軸及び偏心部が通過可能な穴が仕切板に必要とされ、この穴の内径φd1は、穴を通過させる偏心部の外径φD1よりもわずかに大きくする必要があった。このため、両シリンダ間に挿入された仕切板の内周面と、これに対向するクランクシャフトの外周面との間に、密閉されない空隙が存在しており、各シリンダ圧縮室からこの空隙への冷媒の隙間Lが生じることで、両圧縮室の冷媒が空隙内に流入する結果、冷媒の圧縮率が低下するという課題があった。このような課題を解決するために、従来の圧縮機では、ローリングピストンを偏心部に装着し、仕切板内の穴の縁とローリングピストンの端面の一部を重ね合わせ、シールを形成することで、各シリンダの圧縮室からこの空隙への圧縮冷媒の漏れを防いでいた。しかしながら、この方法では、圧縮率を拡大するために偏心部の偏心量を大きくすると、仕切板の穴も大きくしなければならないため、再び仕切板の穴の縁とローリングピストン外周面との間に隙間Lが生じ、圧縮率が低下するという問題があった。これに対し、特許文献1においては、図20及び図21に示すように、偏心部の一方の外径φD2‘を他方の偏心部の外径φD2より小さくし、仕切板の穴の内径φd2’をφD2と略同一な寸法まで小さくし、一方の偏心部に装着されるローリングピストンの外径を大きくすることで、空隙の縮小と圧縮室から空隙への圧縮冷媒の漏れを防ぐ構成を示している。しかしながら、偏心部の外周面をクランクシャフトの外周面より内側に削り込むことは強度的な問題等を生じ、また偏心部を小さくすることは、偏心部の振幅を小さくする事と等価であって排気量の向上には限界があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、仕切板に設けられた穴の内周面とクランクシャフトの外周面の間に存在している空隙を解消し、かつ、偏心部の外径を小さくすることなく圧縮漏れを防ぐことで、圧縮率の改善が可能な構成の2シリンダロータリ圧縮機を提供することを目的とする。
本発明の2シリンダロータリ圧縮機は、
外部動力によって回転するクランクシャフトを備えた2シリンダロータリ圧縮機において、
圧縮機構部は、
円筒型の第1のシリンダと、
この第1の円筒型シリンダと同軸に並設された円筒型の第2のシリンダと、
クランクシャフトに一体として設けられ、第1のシリンダの内周面に沿って回転する第1の偏心部と、
クランクシャフトに一体として設けられ、第2のシリンダの内周面に沿って回転する第2の偏心部と、
第1の偏心部及び第2の偏心部の間に、第1の偏心部及び第2の偏心部及びクランクシャフトと一体として設けられ、クランクシャフトと同じ回転軸を有し、第1の偏心部及び第2の偏心部の間を仕切る円盤部と、
円盤部の外周面および、第1の偏心部と嵌合する円環状の仕切板と、
第1のシリンダに固定され、第1のシリンダの、仕切板と対面する開口面を封止するとともに、クランクシャフトを軸支する第1のシリンダヘッドと、
第2のシリンダに固定され、第2のシリンダの、円盤部及び仕切板と対面する開口面を封止するとともに、クランクシャフトを軸支する第2のシリンダヘッドとを備え、
第1のシリンダヘッドの内壁面と、第1の偏心部の外周面と、第1のシリンダヘッドと対面する仕切板の盤面と、第1のシリンダの内周面とによって密閉される第1の圧縮室と、
第2のシリンダヘッドの内壁面と、第2の偏心部の外周面と、第2のシリンダヘッドと対面する円盤部及び仕切板の盤面と、第2のシリンダの内周面とによって密閉される第2の圧縮室と、
を形成することを特徴とするものである。
この2シリンダロータリ圧縮機の圧縮機構部は、
円筒型の第1のシリンダと、
この第1の円筒型シリンダと同軸に並設された円筒型の第2のシリンダと、
クランクシャフトに一体として設けられ、第1のシリンダの内周面に沿って回転する第1の偏心部と、
クランクシャフトに一体として設けられ、第2のシリンダの内周面に沿って回転する第2の偏心部と、
第1の偏心部及び第2の偏心部の間に、第1の偏心部及び第2の偏心部及びクランクシャフトと一体として設けられ、クランクシャフトと同じ回転軸を有し、第1の偏心部及び第2の偏心部の間を仕切る円盤部と、
円盤部の外周面および、第1の偏心部と嵌合する円環状の仕切板と、
第1のシリンダに固定され、第1のシリンダの、仕切板と対面する開口面を封止するとともに、クランクシャフトを軸支する第1のシリンダヘッドと、
第2のシリンダに固定され、第2のシリンダの、円盤部及び仕切板と対面する開口面を封止するとともに、クランクシャフトを軸支する第2のシリンダヘッドとを備え、
第1のシリンダヘッドの内壁面と、第1の偏心部の外周面と、第1のシリンダヘッドと対面する仕切板の盤面と、第1のシリンダの内周面とによって密閉される第1の圧縮室と、
第2のシリンダヘッドの内壁面と、第2の偏心部の外周面と、第2のシリンダヘッドと対面する円盤部及び仕切板の盤面と、第2のシリンダの内周面とによって密閉される第2の圧縮室と、
を形成することを特徴とするものなので、
偏心部の偏心量を小さくすることなく、従来の2シリンダロータリ圧縮機の両シリンダの間に存在していた空隙を解消し、かつ、圧縮室からの圧縮漏れを防ぐことができる結果、圧縮率の改善が可能となる。
本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態1における圧縮機構部の構成図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態1における圧縮機構部の部分分解斜視図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態2における圧縮機構部の構成図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態3における圧縮機構部の構成図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態4における圧縮機構部の構成図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態4における仕切板を示す断面図及び底面図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態4におけるクランクシャフト及びクランクシャフト廻りの断面図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態4における圧縮機の圧縮機構部を示す分解斜視図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態4における圧縮機の圧縮機構部を示す分解斜視断面図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態4におけるクランクシャフト及び第1の偏心部及び円盤部を示す斜視図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態4におけるクランクシャフト及び第1の偏心部及び円盤部を示す正面図及び平面図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態4における仕切板を示す斜視図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態4におけるクランクシャフト及び第1の偏心部及び円盤部及び仕切板とガイドとの取付状態を示す斜視図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態4におけるクランクシャフト及び第1の偏心部及び円盤部及び仕切板とガイドとの取付状態を示す斜視断面図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態5における圧縮機構部の構成図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機の実施の形態6における圧縮機構部の構成図である。 本発明にかかる2シリンダロータリ圧縮機実施の形態7における圧縮機構部の構成図である。 従来の2シリンダロータリ圧縮機の圧縮機構部の構成図である。 従来の2シリンダロータリ圧縮機におけるクランクシャフト及びクランクシャフト廻りの断面図である。 特許文献1の2シリンダロータリ圧縮機の圧縮機構部の構成図である。 特許文献1の2シリンダロータリ圧縮機におけるクランクシャフト及びクランクシャフト廻りの断面図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における2シリンダロータリ圧縮機の圧縮機構部100の構成図である。
第1・第2のシリンダヘッド109a・109bに軸支され、図示しない駆動部に連結されたクランクシャフト101と第1・第2の偏心部102a・102bと円盤部104は、金属等の材料から切削加工等によって一体成型されている。第1・第2の偏心部102a・102bは、180度の位相差を有しており、円盤部104を間に挟むようにして、円盤部104と一体成型されている。第1・第2の偏心部102a・102bの外周面には、ローリングピストン103が回転可能に装着されている。また、円盤部104の外周面には、円盤部104と滑り嵌合する内周面を有するガイド106が配置され、円盤部104とガイド106の両面に、円筒型の第1・第2のシリンダ107a・107bが配置される。第1・第2のシリンダ107a・107bとガイド106と、クランクシャフトを軸支する第1・第2のシリンダヘッド109a・109bとがボルト等によって締結されることで、第1・第2のシリンダ107a・107b内に、密閉された第1・第2の圧縮室108a・108bが形成されている。
各圧縮室の内部空間の構成について説明する。第1の圧縮室108aは、第1のシリンダヘッド109aの内壁面と、第1の偏心部102aに回転可能に装着されたローリングピストン103の外周面と、円盤部104の第1のシリンダヘッド109aと対面する盤面と、第1のシリンダ107aの内周面とによって密閉される。第2の圧縮室108bは、第2のシリンダ107bの内周面と、第2のシリンダヘッド109bの内壁面と、第2の偏心部102bに回転可能に装着されたローリングピストン103の外周面と、円盤部104の第2のシリンダヘッド109bと対面する盤面と、第2のシリンダ107bの内周面とによって密閉される。また、円盤部104の直径を、第1・第2のシリンダ107a・107bの内径より大きくし、第1・第2のシリンダ107a・107bの間に周端部が挟まれる形状に形成することで、円盤部104と、ガイド106と、第1・第2のシリンダ107a・107bとの滑り嵌合部がラビリンス構造として形成されている。
ここで、第1・第2の圧縮室108a・108bの内部機構について、図を用いて説明する。図2は圧縮機構部100の部分分解斜視図である。ここでは下側の第2の圧縮室108bについてのみ説明する。圧縮室108bの内壁面を構成する第2のシリンダ107bの内周面の1か所には、このシリンダの軸方向に溝を切っていて、その溝の中に、バネ又はガス圧等で付勢されたベーン110を設けている。また、ベーン110を挟んで両側には、外部から冷媒を吸入する吸入口と、図示しない圧縮した冷媒を外部に送出する吐出口を備えている。このベーン110が付勢によってローリングピストン103に常に当接することで、第2の圧縮室108b内の低圧冷媒と高圧冷媒を遮断することができる。なお、第1の圧縮室108aにおいても、同様の内部機構が構成される。
次に、圧縮機構部100における冷媒の圧縮過程について説明する。ベーン110によって仕切られた第1・第2の圧縮室108a・108bに流入してきた冷媒は、第1・第2の偏心部102a・102bの外周部に回転自由に装着されたローリングピストン103が、第1・第2の圧縮室108a・108b内を、第1・第2の圧縮室108a・108bの内壁面に沿って1回転することで圧縮される。このようにして圧縮された冷媒は、吐出口から圧縮室外へ吐出される。
このように圧縮機構部100を構成すると、円盤部104が、第1・第2の偏心部102a・102bとクランクシャフトと一体に設けられるので、第1・第2の偏心部102a・102bのいずれかを貫通させるための穴を円盤部104に設ける必要がなくなる。この結果、従来、仕切板の間に設けた穴の内周面とクランクシャフトの外周面との間に存在していた空隙の解消が可能となる。また、第1・第2の圧縮室108a・108bは円盤部104によって常に密閉されるため、第1・第2の圧縮室108a・108bからの圧縮漏れを防ぐことが可能となる。さらに、第1・第2の偏心部102a・102bの外径寸法に依拠することなく、円盤部104がクランクシャフト101と一体形成されるため、第1・第2の偏心部102a・102bの偏心量を大きくとることが可能となる。さらに、円盤部104とガイド106と第1・第2のシリンダ107a・107bとの滑り嵌合部がラビリンス構造として形成されることで、滑り嵌合部の密閉性の向上が可能となる。
このようにして、偏心部の偏心量を小さくすることなく、従来の2シリンダロータリ圧縮機の両シリンダの間に存在していた空隙を解消し、かつ、圧縮室からの圧縮漏れを防ぐことができる結果、圧縮率の改善が可能な、2シリンダロータリ圧縮機を提供することが可能となる。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2を図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。図3は、本発明の実施の形態2における2シリンダロータリ圧縮機の圧縮機構部200の構成図である。
圧縮機構部200が図1に示す圧縮機構部100と異なる点は、ガイド206と第1・第2のシリンダ107a・107bの内径が、同一の径を有する点である。第2に異なる点は、円盤部204が、第1・第2のシリンダ107a・107bの内径と、略同一な外径を有する点である。この構成とすることで、図示していないが、第1・第2のシリンダ107a・107bとガイド206は、一体成型された部品として構成することも可能となる。
第1・第2の圧縮室108a・108bの内部機構及び圧縮過程は実施の形態1と同様なので、省略する。
このように、ガイド206の外径と第1・第2のシリンダ107a・107bの内径が同一の径を有し、円盤部204が第1・第2のシリンダ107a・107bの内径と略同一な外径を有する構成としても、所定の目的を達成し得る。また、第1・第2のシリンダ107a・107bとガイド206は、一体成型された部品として構成することができるため、生産性の向上も可能となる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3を図に基づいて、実施の形態2と異なる部分を中心に説明する。図4は、本発明の実施の形態3における2シリンダロータリ圧縮機の圧縮機構部300の構成図である。
圧縮機構部300が図3に示す圧縮機構部200と第1に異なる点は、クランクシャフト301と第1・第2の偏心部102a・102bに一体として設けられた円盤部304の外周面に嵌合する円環状の仕切板305を設けた点である。第2に異なる点は、第1の圧縮室308aが、第1のシリンダヘッド109aの内壁面と、第1の偏心部102aに装着したローリングピストン103の外周面と、円盤部304及び仕切板305の第1のシリンダヘッド109aと対面する盤面と、第1のシリンダ107aの内周面とによって密閉される点である。第3に異なる点は、第2の圧縮室308bが、第2のシリンダヘッド109bの内壁面と、第2の偏心部102bに装着したローリングピストン103の外周面と、円盤部304及び仕切板305の第2のシリンダヘッド109bと対面する盤面と、第2のシリンダ107bの内周面とによって密閉される点である。第4に異なる点は、円盤部304と嵌合した仕切板305が、第1・第2のシリンダ107a・107bの内径より大きい直径を有し、ガイド106と第1・第2のシリンダ107a・107bと共にラビリンス構造を形成する点である。
第1・第2の圧縮室308a・308bの内部機構及び圧縮過程は実施の形態2と同様なので、省略する。
なお、仕切板305は、円盤部304に対し、圧入、溶接、又は接着等するとよい。
このように、円盤部304と仕切板305によって、第1・第2のシリンダ107a・107bが仕切られる構成としても、所期の目的を達成し得る。また、円盤部304の直径を小さくすることが可能となる結果、クランクシャフト301の最大径が小さくなる。このため、クランクシャフトを製作する際の加工時間を短縮することができ、製作に要する金属材料の量も削減できる。この結果、クランクシャフト401の生産コストの削減が可能となる。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4を図に基づいて、実施の形態3と異なる部分を中心に説明する。図5は本発明の実施の形態4における2シリンダロータリ圧縮機の圧縮機構部400の構成図である。図6は仕切板405を示す断面図及び底面図である。図7はクランクシャフト401及び第1の偏心部402a及び円盤部404及び仕切板405及びローリングピストン103の断面図及び平面図である。圧縮機構部400が図4に示す圧縮機構部300と異なる点について図5及び図6を用いて説明する。第1に異なる点は、円形状の仕切板405は、その一面に円盤部404が嵌合するザグリ加工された円状の凹部を有し、更に、図6に示すように、この凹部の上面には、偏心部402aの端部が嵌合するための貫通穴が設けられている点である。第2に異なる点は、クランクシャフト401に一体として設けられた第1の偏心部402aのクランクシャフト401の軸方向の高さが、第1のシリンダの高さより円盤部404側に大きくなっている点である。第3に異なる点は、仕切板405が、第1の偏心部402aと嵌合し、二重嵌合構造を形成している点である。第4に異なる点は、二重嵌合された仕切板405の第1の偏心部402a側の盤面上には、第1の偏心部402aに装着されたローリングピストン103が当接している点である。第5に異なる点は、第1の圧縮室408aが、第1のシリンダヘッド109aの内壁面と、第1の偏心部402aに回転可能に装着されたローリングピストン103の外周面と、仕切板405の第1のシリンダヘッド109aと対面する盤面と、第1のシリンダ107aの内周面とによって密閉される点である。
ここで、仕切板405の詳細について、図を用いて説明する。図8は本発明の実施の形態4における圧縮機構部400の分解斜視図である。図9は、圧縮機構部400の分解斜視断面図である。図10は、クランクシャフト401及び第1の偏心部402a及び円盤部404の斜視図である。図11は、クランクシャフト401及び第1の偏心部402a及び円盤部404の正面図及び平面図である。図12は、仕切板405の斜視図である。図13は、クランクシャフト401及び第1の偏心部402a及び円盤部404及び仕切板405並びにガイド106との取付状態を示す斜視図である。図14は、クランクシャフト401及び第1の偏心部402a及び円盤部404及び仕切板405並びにガイド106との取付状態を示す斜視断面図である。ここでは特に図14を用いて説明する。仕切板405の凹部が円盤部404と嵌合することで、仕切板405は円盤部404に対して正確に位置決めされる。さらに、第1の偏心部402aと、凹部に設けられた貫通穴において嵌合する結果、第1の偏心部402aに対して正確に位置決めされる。このようにして、仕切板405と円盤部404と第1の偏心部402aとの二重嵌合構造が形成される。なお、図示していないが、第2の偏心部102bを仕切板405に突出させた構成とし、仕切板405と第2の偏心部102bと円盤部404とによる二重嵌合構造としてもよい。
第1・第2の圧縮室408a・308bの内部機構及び圧縮過程は実施の形態3と同様なので、省略する。
このように、偏心部402aと円盤部404と仕切板405が二重嵌合構造を形成する構成としても、所期の目的を達成し得る。また、二重嵌合構造とすることによって、仕切板405が、偏心部402aと円盤部404とに対して正確な位置決めを得ることが可能となる。また、上記の貫通穴の加工精度について、加工誤差を吸収できる程度の範囲で設定することができるため、生産性の一層の向上を図ることが可能となる。さらに、円盤部404の外径及びクランクシャフトの軸方向の厚みを小さくすることができるため、クランクシャフト401の生産コストの一層の削減が可能となる。
実施の形態5.
以下、本発明の実施の形態5を図に基づいて、実施の形態4と異なる部分を中心に説明する。図15は、本発明の実施の形態5における2シリンダロータリ圧縮機の圧縮機構部500の構成図である。
圧縮機構部500が図5に示す圧縮機構部400と第1に異なる点は、ガイド206と第1・第2のシリンダ107a・107bの内径が、同一の径を有する点である。第2に異なる点は、円盤部404及び第1の偏心部402aの突出部と二重嵌合を構成する仕切板505が、第1・第2のシリンダ107a・107bの内径と略同一な外径を有する点である。この構成とすることで、図示していないが、第1・第2のシリンダ107a・107bとガイド206は、一体成型された部品として構成することも可能となる。
第1・第2の圧縮室408a・308bの詳細及び圧縮過程の事項は実施の形態4と同様なので、省略する。
このように、ガイド206の外径と第1・第2のシリンダ107a・107bの内径が、同一の径を有し、仕切板505が第1・第2のシリンダ107a・107bの内径と略同一な外径を有する構成としても、所定の目的を達成し得る。また、第1・第2のシリンダ107a・107bとガイド206は、一体成型された部品として構成することもできるため、生産性の向上が可能となる。さらに、仕切板505の外径と厚みを小さくすることが可能になるため、一層の生産性向上と生産コストの削減が可能となる。
実施の形態6.
以下、本発明の実施の形態6を図に基づいて、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。図16は、本発明の実施の形態6における2シリンダロータリ圧縮機の圧縮機構部600についての構成図である。
圧縮機構部600が図1に示す圧縮機構部100と第1に異なる点は、クランクシャフト601に一体として設けられた第1・第2の偏心部602a・602bは、ローリングピストンを装着せず、第1・第2のシリンダ107a・107bの内周面に沿って回転可能な外径を有する点である。第2に異なる点は、第1の圧縮室608aが、第1のシリンダヘッド109aの内壁面と、第1の偏心部602aの外周面と、円盤部604の第1のシリンダヘッド109aと対面する盤面と、第1のシリンダ107aの内周面とによって密閉される点である。第3に異なる点は、第2の圧縮室608bが、第2のシリンダヘッド109bの内壁面と、第2の偏心部602bの外周面と、円盤部604の第2のシリンダヘッド109bと対面する盤面と、第2のシリンダ107bの内周面とによって密閉される点である。
次に、圧縮機構部600における第1・第2の圧縮室608a・608bの内部機構について、実施の形態1に示す圧縮機構部100と異なる点を中心に説明する。圧縮機構部600が実施の形態1と異なる点は、第1・第2のシリンダ107a・107bに設けられたベーン110は、ばねやガス圧等によって第1・第2の偏心部602a・602bの外周部に当接することで、第1・第2の圧縮室608a・608b内の低圧冷媒と高圧冷媒を遮断する点である。左記以外の内部機構については、実施の形態1と同様なので省略する。
冷媒の圧縮過程について実施の形態1と異なる点を中心に説明する。実施の形態1に示す圧縮機構部100と異なる点は、第1・第2の圧縮室608a・608bにおいて、第1・第2の偏心部602a・602bの外周面が、ローリングピストン103を介することなく第1・第2の圧縮室608a・608bの内周面に沿って1回転することで、両圧縮室内に流入した冷媒を圧縮する点である。この他の過程は、実施の形態1と同様なので省略する。
このように、クランクシャフト601に一体として設けられた第1・第2の偏心部602a・602bが、ローリングピストン103を介せず、直接冷媒圧縮を行う構成及び機構としても、所定の目的を達成し得る。また、ローリングピストン103の装着が不要となるため、組立工程に要する時間が短縮される結果、生産性の向上とコスト削減が可能となる。
実施の形態7.
以下、本発明の実施の形態7を図に基づいて、実施の形態4と異なる部分を中心に説明する。図17は、本発明の実施の形態7における2シリンダロータリ圧縮機の圧縮機構部700の構成図である。
圧縮機構部700が図5に示す圧縮機構部400と第1に異なる点は、クランクシャフト701に一体として設けられた第1・第2の偏心部702a・602bは、ローリングピストンを装着せず、第1・第2のシリンダ107a・107bの内周面に沿って回転可能な外径を有する点である。第2に異なる点は、第1の圧縮室708aが、第1のシリンダヘッド109aの内壁面と、第1の偏心部702aの外周面と、円盤部704及び仕切板705の第1のシリンダヘッド109aと対面する盤面と、第1のシリンダ107aの内周面とによって密閉される点である。第3に異なる点は、第2の圧縮室708bが、第2のシリンダヘッド109bの内壁面と、第2の偏心部602bの外周面と、円盤部704及び仕切板705の第2のシリンダヘッド109bと対面する盤面と、第2のシリンダ107bの内周面とによって密閉される点である。
第1・第2の圧縮室708a・708bの詳細及び圧縮過程の事項は実施の形態6と同様なので、省略する。
このように、クランクシャフト701に、一体として設けられた第1・第2の偏心部702a・602bが、ローリングピストン103を介せず、直接冷媒圧縮を行う構成及び機構としても、所定の目的を達成し得る。また、ローリングピストン103の装着が不要となるため、組立工程に要する時間が短縮される結果、生産性の向上とコスト削減が可能となる。
尚、本発明の実施の形態は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
100,200,300,400,500,600,700 圧縮機構部、
101,201,301,401,601,701 クランクシャフト、
102a,402a,602a,702a 第1の偏心部、
102b,602b 第2の偏心部、103 ローリングピストン、
104,204,304,404,604,704 円盤部、
305,405,505,705 仕切板、106,206 ガイド、
107a 第1のシリンダ、107b 第2のシリンダ、
108a,308a,408a,608a,708a 第1の圧縮室、
108b,308b,608b,708b 第2の圧縮室、
109a 第1のシリンダヘッド、109b 第2のシリンダヘッド、110 ベーン。

Claims (4)

  1. 外部動力によって回転するクランクシャフトを備えた2シリンダロータリ圧縮機において、
    圧縮機構部は、
    円筒型の第1のシリンダと、
    この第1の円筒型シリンダと同軸に並設された円筒型の第2のシリンダと、
    前記クランクシャフトに一体として設けられ、前記第1のシリンダの内周面に沿って回転する第1の偏心部と、
    前記クランクシャフトに一体として設けられ、前記第2のシリンダの内周面に沿って回転する第2の偏心部と、
    前記第1の偏心部及び前記第2の偏心部の間に、前記第1の偏心部及び前記第2の偏心部及び前記クランクシャフトと一体として設けられ、前記クランクシャフトと同じ回転軸を有し、前記第1の偏心部及び前記第2の偏心部の間を仕切る円盤部と、
    前記円盤部の外周面および、前記第1の偏心部と嵌合する円環状の仕切板と、
    前記第1のシリンダに固定され、前記第1のシリンダの、前記仕切板と対面する開口面を封止するとともに、前記クランクシャフトを軸支する第1のシリンダヘッドと、
    前記第2のシリンダに固定され、前記第2のシリンダの、前記円盤部及び前記仕切板と対面する開口面を封止するとともに、前記クランクシャフトを軸支する第2のシリンダヘッドとを備え、
    前記第1のシリンダヘッドの内壁面と、前記第1の偏心部の外周面と、前記第1のシリンダヘッドと対面する前記仕切板の盤面と、前記第1のシリンダの内周面とによって密閉される第1の圧縮室と、
    前記第2のシリンダヘッドの内壁面と、前記第2の偏心部の外周面と、前記第2のシリンダヘッドと対面する前記円盤部及び前記仕切板の盤面と、前記第2のシリンダの内周面とによって密閉される第2の圧縮室と、
    を形成することを特徴とする2シリンダロータリ圧縮機。
  2. 前記第1の偏心部及び前記第2の偏心部は、前記クランクシャフトの軸方向に垂直な断面が円形状であり、前記第1の偏心部及び前記第2の偏心部の外周面に装着されるローリングピストンを備えることを特徴とする請求項1に記載の2シリンダロータリ圧縮機。
  3. 前記第1のシリンダ及び前記第2のシリンダの間に、前記仕切板の外周面と滑り嵌合する内周面を有したガイドが挟装されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の2シリンダロータリ圧縮機。
  4. 前記仕切板は、前記円盤部に圧入、溶接、又は接着されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の2シリンダロータリ圧縮機。
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