JP5463456B2 - 制動装置および車椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者の乗降に応じて自動的に車椅子に制動をかける制動装置およびそれを備えた車椅子に関する。
従来の車椅子には手動のブレーキが設けられている。このブレーキでは、使用者が車椅子に座ろうとしたり、着座状態から立ち上がろうとしたりするときに、その都度、ブレーキの操作をすることが必要となる。そのため、使用者が勘違いなどでブレーキをかけ忘れることがある。ブレーキのかけ忘れは、転倒などにより使用者の骨折や怪我などにつながることから、安全上、極めて重要な問題である。
例えば、ブレーキがかかっていない状態で、使用者が着座状態から立ち上がろうとしたり、車椅子に移乗しようとしたりしたとする。そのとき、車椅子は使用者の意図に反して、使用者の動作に応じて移動してしまうので、使用者が転倒して、骨折したり怪我をしたりする可能性がある。そのため、従来から、使用者が着座状態から立ち上がったときに自動的にブレーキがかかり、着座したときにブレーキが解除される技術が多数、提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2004−16406号公報 特開2007−283082号公報
しかし、特許文献1の技術では、ブレーキ自体のコストは安価であるが、ブレーキを既存の車椅子に対して設置することができないという問題があった。また、特許文献2の技術では、ブレーキを既存の車椅子に対して設置することは可能であるが、装置が大型であり、車椅子を折り畳むことができないという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、折り畳み可能な状態で既存の車椅子に設置可能な制動装置およびそれを備えた車椅子を提供することにある。
本発明による制動装置は、座部と、座部の両側に設けられた一対の車輪と、座部および一対の車輪を支持する本体フレームとを備えた車椅子に制動をかける装置である。この制動装置は、本体フレームに固定される固定部と、一端が、固定部に回動可能に支持された棒状の回動部とを備えている。回動部には、制動部、弾性部、および支持棒が連結されている。制動部は、回動部の他端に固定された機械部品であって、かつ回動部が当該回動部のうち固定部に支持されている部分を支点として回動するのに伴って、回動部の回動方向に変位することにより、前記車輪に当接したり、前記車輪から離れたりするようになっている。弾性部は、回動部のうち当該回動部の回動軸から離れた部位と固定部とに連結されると共に回動部を、制動部が車輪に当接する方向に付勢するようになっている。支持棒は、回動部のうち当該回動部の回動軸から離れた部位に連結されている。支持棒のうち回動部に連結された部位とは異なる部位には、センサ部が連結されている。センサ部は、座部の下降に伴って座部によって押し下げられると共に座部の上昇に伴って支持棒によって押し上げられるようになっている。
本発明による車椅子は、座部と、座部の両側に設けられた一対の車輪と、座部および一対の車輪を支持する本体フレームと、制動装置とを備えたものである。この車椅子に搭載された制動装置は、上記の制動装置と同一の構成要素を有している。
本発明による制動装置および車椅子では、座部の下降に伴ってセンサ部が座部によって押し下げられると、支持棒を介して回動部が回動軸を中心として回動し、回動部の回動に伴って制動部が車輪から離れる。また、座部が上昇すると、センサ部が座部の上昇分だけ変位可能な状態となり、支持棒を介してセンサ部に連結された回動部も変位可能となる。これにより、回動部が弾性部による付勢力によって回動し、回動部の回動に伴って、センサ部が押し上げられると共に、制動部が車輪に当接する。このように、本発明では、てこの原理と付勢力を利用して、座部の下降または上昇に応じて車輪に自動的に制動がかけられたり、車輪にかけられた制動が自動的に解除されたりする。
本発明による制動装置および車椅子によれば、てこの原理と付勢力を利用して、座部の下降または上昇に応じて、車輪にかけられた制動が自動的に解除されたり、車輪に自動的に制動がかけられたりする。これにより、使用者が手動ブレーキをかけ忘れた場合であっても、使用者が転倒して、骨折したり怪我をしたりする可能性をなくすることができる。また、てこの原理と付勢力が利用されていることから、座部のわずかな下降または上昇を利用して、車輪にかけられた制動を自動的に解除したり、車輪に自動的に制動をかけたりすることが可能である。これにより、既存の車椅子に対して第1の制動装置を取り付けるだけで、車輪に自動的に制動をかけることができ、既存の車椅子に特別な加工を施したり、特別な部品を使用したりする必要がない。また、機械的な原理しか利用されていないので、装置を小型化することができ、第1の制動装置を車椅子に取り付けた状態で、車椅子を折り畳むことが可能である。以上のことから、本発明では、折り畳み可能な状態で既存の車椅子に第1の制動装置を設置することが可能である。
本発明の一実施の形態に係る自動ブレーキを備えた車椅子の外観図である。 図1の車椅子を背後から見たときの外観図である。 図1の自動ブレーキの拡大図である。 図1の自動ブレーキを図2とは異なる方向から見たときの拡大図である。 図3の自動ブレーキの一部の側面図および断面図である。 図3の自動ブレーキの動作の模式図である。 図6とは異なる方向から見たときの、図3の自動ブレーキの動作の模式図である。 図3のセンサ部の折り畳み動作の模式図である。 図3のセンサ部の一変形例の外観図である。 図3のフックを使用しているときの自動ブレーキの外観図である。
以下、発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る自動ブレーキ80(制動装置)が取り付けられた車椅子1の概略構成を表したものである。図2(A),(B)は、車椅子1を背後から見たときの概略構成を表したものである。図2(A)は車椅子1を展開したとき(使用時の状態)の背面図であり、図2(B)は車椅子1を折り畳んだとき(収納時の状態)の背面図である。なお、図2(A),(B)には、車椅子1の主要な骨組みが示されている。図3、図4は、車椅子1のうち自動ブレーキ80およびその近傍の構成の一例を拡大して表したものである。図3は自動ブレーキ80を車椅子1の内側から見たときの斜視図であり、図4は自動ブレーキ80を車椅子1の外側から見たときの斜視図である。なお、図1〜図4は、模式的に表したものであり、実際の寸法や形状と同一であるとは限らない。
この車椅子1は、従前の車椅子に対して、自動ブレーキ80を後付けしたものである。この車椅子1は、例えば、図1に示したように、本体フレーム10、車輪20、シート30、アームレスト40、フットレスト50、グリップ60、手動ブレーキ70および自動ブレーキ80を備えている。ここで、本体フレーム10、車輪20、シート30、アームレスト40、フットレスト50、グリップ60および手動ブレーキ70が、従前の車椅子の構成要素に相当するものであり、この従前の車椅子の構成要素に対して、自動ブレーキ80が追加されている。以下では、まず、従前の車椅子の構成要素について説明し、その後に、自動ブレーキ80について説明する。
[従前の車椅子]
本体フレーム10は、車椅子1の骨格をなすものであり、例えば、バックパイプ11、アームパイプ12、ボトムパイプ13、サイドパイプ14、クロスパイプ15およびフットパイプ16を含んで構成されている。これらのパイプは、例えば、金属製のパイプによって形成されている。
バックパイプ11は、背もたれに相当するバックシート31(後述)を保持するものである。バックパイプ11は、例えば、アームパイプ12に接合されており、車椅子1の後方に延在すると共に、所定の間隙を介して互いに対向する2本のパイプによって形成されている。この2本のパイプの先端には、看護師や付添人などの、使用者を介護する人が車椅子1を操作する際に使用するグリップ60が付設されている。なお、グリップ60は、例えば、自転車などに使われる把手などと同様の形状となっており、例えば、プラスチックなどによって形成されている。
アームパイプ12は、車椅子1の使用者が車椅子1に座ったときに腕を置くためのアームレスト40を支持するものである。アームパイプ12は、例えば、バックパイプ11およびボトムパイプ13に接合されている。アームパイプ12は、車椅子1の使用者が車椅子1に座る際の着座面を構成するボトムシート32(後述)と、ボトムシート32の両脇に設けられた後輪22(後述)との間に配置されている。アームパイプ12は、例えば、U字型に屈曲したパイプを含んで構成されている。このとき、U字型のパイプの先端がボトムパイプ13に接合されており、U字型のパイプとボトムパイプ13とによって形成された開口の全部または一部を塞ぐようにして、サイドシート33(後述)が付設されている。
ボトムパイプ13は、着座時にクロスパイプ15を支持するものである。ボトムパイプ13は、例えば、バックパイプ11、アームパイプ12、サイドパイプ14およびフットパイプ16に接合されており、ボトムシート32の両脇に配置されている。ボトムパイプ13は、例えば、車椅子1の前方から後方に延在すると共に所定の間隙を介して互いに対向する2本の水平パイプと、この2本の水平パイプに接続されると共に着座時にクロスパイプ15を支持するフック(図示せず)とを含んで構成されている。
サイドパイプ14は、車輪20を支持するものである。サイドパイプ14には、例えば、ボトムパイプ13が接合されており、かつクロスパイプ15が回動可能に連結されている。サイドパイプ14は、上から見たときに、ボトムシート32と、ボトムシート32の両脇に設けられた後輪22(後述)との間に配置されており、かつアームパイプ12の下方に配置されている。サイドパイプ14は、例えば、車輪20と連結されるボス(図示せず)と、このボスを支持するパイプとを含んで構成されている。
クロスパイプ15は、ボトムシート32を支持するものであり、車椅子1を折り畳む機構も備えている。クロスパイプ15は、例えば、図2(A)に示したように、ボトムシート32を支持する2本の水平パイプ15Aと、車椅子1を折り畳む機構を担う一組の斜めパイプ15Bとを有している。2本の水平パイプ15Aは、例えば、車椅子1の前方から後方に延在すると共に所定の間隙を介して互いに対向配置されている。一組の斜めパイプ15Bのうちの一本については、例えば、一端が右側の水平パイプに接続され、他端が左側のサイドパイプ14に接続されている。また、一組の斜めパイプ15Bのうちの残りの一本については、例えば、一端が左側の水平パイプに接続され、他端が右側のサイドパイプ14に接続されている。一組の斜めパイプ15Bは、例えば、図2(A)に示したように、中央部分に設けられた回転機構15Cと、サイドパイプ14側の端部に設けられた回転機構15Dとによって、車椅子1の幅を広げたり狭めたりすることができるようになっている。なお、斜めパイプ15Bの組数は、通常は2つであるが、必要に応じて調整可能である。
フットパイプ16は、車椅子1の使用者が車椅子1に座ったときに足を置くためのフットレスト50を支持するものである。フットパイプ16は、例えば、ボトムパイプ13に接合されており、車椅子1の前方に延在すると共に、所定の間隙を介して互いに対向する2本のパイプによって形成されている。この2本のパイプの先端には、フットレスト50が付設されている。なお、フットレスト50は、例えば、自転車などに使われるペダルなどと類似した形状となっており、例えば、プラスチックなどによって形成されている。フットレスト50は、車椅子1の使用者が車椅子1から降りる際に車椅子1の両脇に移動させることが可能なように、フットパイプ16の中心軸を中心として回転可能な構造となっていてもよい。
車輪20は、例えば、図1に示したように、前輪21および後輪22を含んでいる。前輪21は、車椅子1の走行を補助すると共に、車椅子1が前傾するのを防止するものである。前輪21は、例えば、サイドパイプ14に対して、回転可能に連結されており、後輪22の径よりも小さな径を有する円板を含んで構成されている。後輪22は、車椅子1を走行させるものであり、例えば、図1、図2(A),(B)に示したように、タイヤ22a、車軸22b、スポーク22c、ハンドリム22dおよびハブ22eを含んで構成されている。
タイヤ22aは、例えば、環状のリム(図示せず)の外周面を囲む帯状の構造となっており、路面や地面の上を転がる踏面(トレッド)を形成するものである。タイヤ22aは、例えば、ゴムによって形成されている。車軸22bは、後輪22の回転軸をなすものであり、ハブ22eに対して、回転可能に連結されている。車軸22bは、例えば、棒状の金属によって形成されている。スポーク22cは、タイヤ22aを装着するリムを支持するものであり、ハブ22eおよびリムに連結されると共に、ハブ22eとリムとの間に配置されている。スポーク22cは、例えば、細い金属によって形成されており、車軸22bを中心とする放射線と平行な方向に延在している。ハンドリム22dは、車椅子1の使用者が後輪22を駆動する際に手で操作するものである。ハンドリム22dは、例えば、リムよりも一回り小さな径を有する環状のプラスチックなどによって形成されている。ハンドリム22dは、例えば、リムなどに連結されている。ハブ22eは、後輪22の回転を制御するものである。ハブ22eは、車軸22bに対して回転可能に連結されている。ハブ22eは、例えば、車軸22bを中心軸とする円柱状の形状となっており、その外周面にスポーク22cが連結されている。
シート30は、車椅子1の使用者が車椅子1に座った際に使用者の体をソフトに支えるものである。シート30は、例えば、すでに上述されたバックシート31、ボトムシート32およびサイドシート33を含んでいる。なお、ボトムシート32は、本発明の「座部」の一具体例に相当する。
バックシート31は、車椅子1の使用者の背中を支持するものであり、例えば、バックパイプ11のうちグリップ60の連結された2本のパイプに連結されている。ボトムシート32は、車椅子1の使用者の臀部を支持するものであり、例えば、クロスパイプ15の水平パイプ15Aに連結されている。サイドシート33は、車椅子1の使用者の衣服などが後輪22に絡まるのを防止するものであり、例えば、サイドパイプ14に連結されている。
[手動ブレーキ70]
手動ブレーキ70は、使用者の操作により車椅子1に制動をかけるものであり、双方の後輪22に対して1つずつ設けられている。手動ブレーキ70は、例えば、使用者が操作するグリップ71と、手動ブレーキ70をボトムパイプ13に固定する固定部72と、後輪22に制動をかけるブレーキフィン73とを有している。ブレーキフィン73は、グリップ71の動作に応じて動作するようになっており、例えば、グリップ71が車椅子1の前方に倒れると後輪22に接触し、グリップ71が車椅子1の後方に倒れると後輪22から離れるようになっている。
[自動ブレーキ80]
自動ブレーキ80は、使用者の乗降に応じて自動的に車椅子1に制動をかけるものであり、双方の後輪22に対して1つずつ設けられている。自動ブレーキ80は、従前の車椅子に対して後付け可能に構成されたものであり、ボトムパイプ13に取り付けられている。自動ブレーキ80は、全て機械部品で構成されており、例えば、図3、図4に示したように、フレーム81、おさえ板82、回動部83、弾性部84、ブレーキフィン85、支持棒86、センサ部87およびフック88を含んで構成されている。なお、フレーム81およびおさえ板82が、本発明の「固定部」の一具体例に相当する。また、ブレーキフィン85が、本発明の「制動部」の一具体例に相当する。
フレーム81は、回動部83および弾性部84を取り付けるものであり、例えば、板状となっている。フレーム81は、例えば、図3に示したように、締め付け部81Aを有している。締め付け部81Aは、例えば、棒状のボルトである。締め付け部81Aは、例えば、図4に示したように、おさえ板82の貫通孔82B(後述)に挿通されており、締め付け部81Aの一端がフレーム81に固定されている。締め付け部81Aの他端は、おさえ板82の背面側(後輪22側)に位置しており、締め付け部81Aの他端には、雌ネジ81Bが取り付けられている。フレーム81は、さらに、後述するキャップスクリュー83Cをねじ込む凹部81Cを有している。凹部81Cは、その側面にネジ山を有している。フレーム81は、さらに、後述する弾性部84の一端を固定する固定部81Dを有している。固定部81Dは、回動部83の固定部83F(後述)との関係で、車椅子1の後方に配置されている。
おさえ板82は、フレーム81をボトムパイプ13に固定するものであり、所定の間隙を介してフレーム81と対向配置されている。おさえ板82は、例えば、板状となっており、ボトムパイプ13との対向部分に凹部82Aを有している。凹部82Aは、何らかの衝撃などにより、フレーム81がボトムパイプ13から脱落したり、ボトムパイプ13とフレーム81との位置関係がずれたりするのを防止するものである。おさえ板82は、さらに、例えば、締め付け部81Aとの対向部分に貫通孔82Bを有している。貫通孔82Bは、締め付け部81Aの径と同一かまたはそれよりも大きな径を有しており、締め付け部81Aを挿通することが可能となっている。これにより、おさえ板82は、例えば、凹部82Aをボトムパイプ13に当接すると共に締め付け部81Aを貫通孔82Bに挿入し、さらに締め付け部81Aの端部を雌ネジ81Bで締めることによりフレーム81をボトムパイプ13に固定することが可能となっている。
回動部83は、センサ部87の変位に応じてブレーキフィン85を変位させるものである。回動部83は、例えば、図3に示したように、棒状となっており、その一端がフレーム81に対して回動可能に支持されている。
図5(A)は、回動部83をフレーム81に対して回動可能に支持する機構の一例を表したものである。図5(B)は、図5(A)に示した機構の断面構成の一例を表したものである。回動部83は、例えば、図5(B)に示したように、貫通孔83Eを有している。貫通孔83E内には、筒状のスペーサ83Dが設けられている。スペーサ83Dは、その端部が貫通孔83Eから若干はみ出す程度の大きさとなっている。これにより、スペーサ83Dは、スペーサ83Dの両端にワッシャー83Aやスプリングターン83Bを配置し、キャップスクリュー83Cを凹部81Cにねじ込んだときに、回動部83がワッシャー83Aなどによって固定されず、スペーサ83Dを中心として回動できるようになっている(図6のα参照)。回動部83は、さらに、後述する弾性部84の一端を固定する固定部83Fを有している。
弾性部84は、回動部83(ブレーキフィン85)を常に車椅子1の後方に付勢する力(付勢力)を回動部83に与えるものである。弾性部84の付勢力は、ブレーキフィン85が車輪22に当接する方向を向いている。弾性部84は、例えば、バネなどによって形成されている。弾性部84の一端は、回動部83のうち当該回動部83の回動軸(キャップスクリュー83Cの中心軸)から離れた部位に連結されている。具体的には、弾性部84の一端は、回動部83のうち、支持棒86に連結されている部位よりも回動軸側の部位(固定部83F)に連結されている。弾性部84の他端は、フレーム81のうち、車椅子1の後方側の部位(固定部81D)に連結されている。
ブレーキフィン85は、後輪22に制動をかけるものである。ブレーキフィン85は、例えば、棒状となっており、後輪22と接する部分に、凹凸部85A(図4)を有している。凹凸部85Aは、後輪22との接触抵抗を高くするものである。ブレーキフィン85の一端は、回動部83のうち当該回動部83の回動軸(キャップスクリュー83Cの中心軸)から離れた部位に連結されている。例えば、ブレーキフィン85の一端は、回動部83のうち、支持棒86に連結されている部位と、固定部83Fとの間の部位に連結されている。これにより、ブレーキフィン85は、回動部83がスペーサ83Dを中心として回動したときに、変位幅が大きくなるようになっている(図7のβ参照)。ブレーキフィン85は、車椅子1の後方に変位したときに後輪22に接して後輪22に制動をかけ、車椅子1の前方に変位したときに後輪22から離れて後輪22にかけられた制動を解除するようになっている。
支持棒86は、センサ部87の変位を回動部83に伝達するものである。支持棒86は、例えば、棒状となっている。支持棒86の一端がセンサ部87に連結されており、支持棒86の他端がフック88に連結されている。さらに、支持棒86のうちセンサ部87に連結された部位から離れた部位(例えば支持棒86の中央部分)に回動部83が連結されている。ここで、回動部83のうち支持棒86に連結されている部位は、回動部83のうち当該回動部83の回動軸(キャップスクリュー83Cの中心軸)から離れた部位であり、具体的には、回動部83のうち、固定部83Fよりも当該回動部83の回動軸から離れた部位である。回動部83のうち支持棒86に連結されている部位は、例えば、回動部83のうち当該回動部83の回動軸側の端部とは反対側の端部である。これにより、支持棒86は、センサ部87が変位したときに(図6のγ参照)、回動部83およびブレーキフィン85の変位幅が大きくなるようになっている(図6のα、図7のβ参照)。また、支持棒86は、センサ部87が下方に変位したときにブレーキフィン85が車椅子1の前方に変位し、センサ部87が上方に変位したときにブレーキフィン85が車椅子1の後方に変位するようになっている(図6のα、γ、図7のβ参照)。
センサ部87は、使用者が車椅子1のシート30に腰掛けたり、シート30から立ち上がったりしたときに、ボトムシート32に生じる変位を検知するものである。センサ部87は、機械的なセンサであり、電気、磁気、光を使用しておらず、また、使用者がシート30に腰掛けたときの圧力を油圧に変換するなどのエネルギー変換を使用していない。センサ部87は、例えば、図3に示したように、棒状となっており、ボトムシート32と接する部分に丸みを有している。センサ部87の一端が支持棒86の一端に連結されており、センサ部87の他端がボトムシート32の裏面側に向いている。
センサ部87は、例えば、支持棒86の一端に連結された固定部87Aと、固定部87Aと回動可能に連結された検知部87Bとを有している。例えば、図2(A)に示したように、車椅子1が使用可能な状態に展開されているときには、検知部87Bの先端が、車椅子1の幅方向の中央部分に向けられている。一方、例えば、図2(B)に示したように、車椅子1が折り畳まれているときには、検知部87Bの先端が、車椅子1の幅方向の脇部分に向けられている。つまり、このときは、センサ部87が折り畳まれている(図8の拡大図参照)。これは、車椅子1を折り畳もうとしたときに、センサ部87が他の部品と干渉してしまい、車椅子1を折り畳むことができなくなるのを確実に防止するためである。なお、センサ部87を折り畳まなくても、センサ部87が他の部品と干渉しない場合には、センサ部87が折り畳み可能に構成されている必要はない。例えば、センサ部87が、図9に示したように、折り畳み機構を有しない単一の棒状となっていてもよい。
センサ部87は、図2(A)に示したように、ボトムシート32の直下に配置されている。センサ部87は、例えば、使用者がシート30に腰掛けていないときに、所定の間隙を介してボトムシート32と対向配置されている。なお、センサ部87は、使用者がシート30に腰掛けていないときに、ボトムシート32の裏面に接していてもよい。センサ部87は、使用者がシート30に腰掛けていないときに、ブレーキフィン85による後輪22の制動が解除されることのない位置に配置されている。さらに、センサ部87は、使用者がシート30の所定の位置に腰掛けるなどして、ボトムシート32が降下したときに、ボトムシート32によって押し下げられる位置に配置されている。また、センサ部87は、ボトムシート32によって所定の位置まで押し下げられることにより、ブレーキフィン85による後輪22の制動が解除される位置に配置されている。
ここで、センサ部87は、上から見たときに、ボトムシート32の中央部分または後方部分に配置されていることが好ましい。そのようにした場合には、使用者がボトムシート32の前方部分に腰掛けているときや、使用者がシート30からずり落ちてボトムシート32の前方部分でのけ反った状態となってしまったときなどに、センサ部87が使用者を検知できず、ブレーキフィン85によって後輪22に制動がかかった状態となる。従って、そのようなときには、使用者の転倒事故を防止することができる。
センサ部87の感度の調整は、センサ部87の位置および向きを調整することによって可能である。例えば、センサ部87の向きを上方にシフトさせたとする。この場合には、センサ部87の先端とボトムシート32の裏面との間隙が狭くなったり、センサ部87がボトムシート32を押し上げる量が多くなったりするので、センサ部87の感度を上げることができる。一方、例えば、センサ部87の向きを下方にシフトさせたとする。この場合には、センサ部87の先端とボトムシート32の裏面との間隙が広くなったり、センサ部87がボトムシート32を押し上げる量が少なくなったりするので、センサ部87の感度を下げることができる。
フック88は、自動ブレーキ80の機能を無効にする、つまり、ブレーキフィン85によって後輪22に制動がかかっていない状態にするものである。フック88は、例えば、使用者や、使用者を介護する人などが、車椅子1に乗らずに車椅子1を移動させたい場合などに用いられる。フック88は、例えば、支持棒86のうち回動部83およびセンサ部87に連結された部位から離れた部位に連結されている。フック88は、例えば、図10に示したように、車椅子1の前方に設けられており、フック88をフットパイプ16などに引っ掛けることにより、ブレーキフィン85を後輪22に接しない位置に固定することが可能となっている。なお、フック88は、車椅子1の後方に設けられていてもよい。その場合には、フック88は、図示しないが、例えば、グリップ60に引っ掛けることにより、ブレーキフィン85を後輪22に接しない位置に固定することが可能となっていてもよい。
ところで、自動ブレーキ80は、てこの原理を利用している。具体的には、回動部83をフレーム81に対して回動可能に支持する機構が、「てこ」における「支点」(fulcrum)として機能している。また、センサ部87が「てこ」における「力点」(point of effort)としての役割を有している。また、回動部83の固定部83Fが「てこ」における「作用点」(point of load)として機能している。自動ブレーキ80は、てこの原理を利用して、後輪22にかけられた制動を解除するようになっている。具体的には、自動ブレーキ80は、ボトムシート32の下降に伴ってセンサ部87がボトムシート32によって押し下げられたときに、その押し下げによる下方への変位を、回動部83の回転動作を利用して横方向への変位に変換し、ブレーキフィン85を後輪22から離すようになっている。また、自動ブレーキ80は、弾性部84の付勢力(付勢エネルギー)を利用して、後輪22に制動をかけるようになっている。具体的には、自動ブレーキ80は、まず、ボトムシート32の下降に伴ってセンサ部87がボトムシート32によって押し下げられたときに、センサ部87の下方への変位をブレーキフィン85の横方向への変位に変換すると同時に、横方向への変位量を減少させる方向に付勢する付勢エネルギーを弾性部84に蓄積するようになっている。そして、自動ブレーキ80は、ボトムシート32が上昇し始めたときに、弾性部84に蓄積した付勢エネルギーを利用してブレーキフィン85を後輪22側に変位させると共に、回動部83の回転動作を利用してセンサ部87を上方に変位させるようになっている。自動ブレーキ80は、ボトムシート32がさらに上昇し、その上昇量が所定の大きさを超えたときに、弾性部84に蓄積した付勢エネルギーを利用してブレーキフィン85を後輪22に当接させ、それによって後輪22に制動をかけるようになっている。
次に、本実施の形態の自動ブレーキ80およびそれを備えた車椅子1の作用・効果について説明する。
本実施の形態では、ボトムシート32の下降に伴ってセンサ部87がボトムシート32によって押し下げられたときに、その押し下げによる下方への変位が、回動部83の回転動作を利用して横方向への変位に変換され、ブレーキフィン85が後輪22から離れる。その後、ボトムシート32が上昇し始めたときに、弾性部84に蓄積した付勢エネルギーを利用してブレーキフィン85が後輪22側に変位すると共に、回動部83の回転動作を利用してセンサ部87が上方に変位する。その後、ボトムシート32がさらに上昇し、その上昇量が所定の大きさを超えたときに、弾性部84に蓄積した付勢エネルギーを利用して、ブレーキフィン85が後輪22に当接し、それによって後輪22に制動がかけられる。
ところで、本実施の形態では、自動ブレーキ80によって、使用者の乗降に応じて自動的に車椅子1に制動がかけられる。具体的には、ボトムシート32の下降に伴ってセンサ部87がボトムシート32によって押し下げられると、回動部83の回転動作を利用して後輪22にかけられた制動が解除される。また、ボトムシート32が上昇し始めると、弾性部84に蓄積した付勢エネルギーを利用して後輪22に制動がかけられる。このように、ボトムシート32の下降または上昇に応じて後輪22に自動的に制動がかけられたり、後輪22にかけられた制動が自動的に解除されたりする。これにより、使用者が手動ブレーキ70をかけ忘れた場合であっても、使用者が転倒して、骨折したり怪我をしたりする可能性をなくすることができる。
また、本実施の形態では、自動ブレーキ80には、てこの原理と付勢力が利用されていることから、ボトムシート32のわずかな下降または上昇を利用して後輪22にかけられた制動を解除したり、後輪22に制動をかけたりすることが可能である。これにより、既存の車椅子に対して自動ブレーキ80を取り付けるだけで、後輪22に自動的に制動をかけることができ、既存の車椅子に特別な加工を施したり、特別な部品を使用したりする必要がない。
また、本実施の形態では、自動ブレーキ80には機械的な原理しか利用されていないので、装置を小型化することができ、自動ブレーキ80を車椅子1に取り付けた状態で、車椅子1を折り畳むことが可能である。さらに、センサ部87が折り畳み可能に構成されている場合には、車椅子1の折り畳みを難無く行うことができる。また、本実施の形態では、自動ブレーキ80は全て機械部品で構成されており、使用者の乗降を検知するセンサ部87においても、機械的なセンサとなっている。これにより、自動ブレーキ80自体のコストを安くすることができる。
以上のことから、本実施の形態では、折り畳み可能な状態で既存の車椅子に自動ブレーキ80を設置することが可能である。
また、本実施の形態において、センサ部87が、上から見たときに、ボトムシート32の中央部分または後方部分に配置されている場合には、使用者が何らかの原因でシート30からずり落ちてボトムシート32の前方部分でのけ反った状態となってしまったときには、使用者がシート30からずり落ちた時点で、車椅子1の移動が停止する。従って、そのようなときにも、使用者の転倒事故を防止することができる。
このように、本実施の形態の自動ブレーキ80は、折り畳み可能な状態で既存の車椅子にを設置することができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、自動ブレーキ80はボトムパイプ13に固定されていたが、他のパイプに固定されていてもよい。また、上記実施の形態では、センサ部87が棒状となっていたが、ボトムシート32と接触する部分に、ボトムシート32との接触面積を拡大する何らかの部材が設けられていてもよい。また、上記実施の形態では、自動ブレーキ80が手動ブレーキ70とは別体で構成されていたが、必要に応じて、手動ブレーキ70と一体に構成されていてもよい。
1…車椅子、10…本体フレーム、11…バックパイプ、12…アームパイプ、13…ボトムパイプ、14…サイドパイプ、15…クロスパイプ、15A…水平パイプ、15B…斜めパイプ、15C,15D…回転機構、16…フットパイプ、20…車輪、21…前輪、22…後輪、22a…タイヤ、22b…車軸、22c…スポーク、22d…ハンドリム、22e…ハブ、30…シート、31…バックシート、32…ボトムシート、33…サイドシート、40…アームレスト、50…フットレスト、60,71…グリップ、70…手動ブレーキ、72,87A,81D,83F…固定部、73,85…ブレーキフィン、80…自動ブレーキ、81…フレーム、81A…締め付け部、81B…雌ネジ、81C,82A…凹部、82…おさえ板、82B,83E…貫通孔、83…回動部、83A…ワッシャー、83B…スプリングターン、83C…キャップスクリュー、83D…スペーサ、84…弾性部、85A…凹凸部、86…支持棒、87…センサ部、87B…検知部、88…フック。

Claims (7)

  1. 座部と、前記座部の両側に設けられた一対の車輪と、前記座部および前記一対の車輪を支持する本体フレームとを備えた車椅子に制動をかける制動装置であって、
    前記本体フレームに固定される固定部と、
    一端が、前記固定部に回動可能に支持された棒状の回動部と、
    前記回動部の他端に固定された機械部品であって、かつ前記回動部が当該回動部のうち前記固定部に支持されている部分を支点として回動するのに伴って、前記回動部の回動方向に変位することにより、前記車輪に当接したり、前記車輪から離れたりする制動部と、
    前記回動部のうち当該回動部の回動軸から離れた部位と前記固定部とに連結されると共に前記回動部を、前記制動部が前記車輪に当接する方向に付勢する弾性部と、
    前記回動部のうち当該回動部の回動軸から離れた部位に連結された支持棒と、
    前記支持棒のうち前記回動部に連結された部位とは異なる部位に連結され、かつ前記座部の下降に伴って前記座部によって押し下げられると共に前記座部の上昇に伴って前記支持棒によって押し上げられるセンサ部と
    を備えた制動装置。
  2. 前記センサ部は前記支持棒の一端もしくはその近傍に連結され、
    前記回動部は前記支持棒のうち前記センサ部に連結された部位から離れた部位に連結されている
    請求項に記載の制動装置。
  3. 前記センサ部は棒状であり、
    前記センサ部の一端が前記支持棒に連結され、
    前記センサ部の他端が前記座部の下面に接しているか、または近接している
    請求項1または請求項2に記載の制動装置。
  4. 前記センサ部は、前記支持棒に連結された固定部と、前記固定部に回動可能に支持された検出部とを有する
    請求項に記載の制動装置。
  5. 前記センサ部は、折り畳み機構を有しない単一の棒状となっていている
    請求項に記載の制動装置。
  6. 前記支持棒のうち前記回動部および前記センサ部に連結された部位から離れた部位に連結されたフックを備え、
    前記フックは、前記本体フレームに引っ掛けることにより前記制動部を前記車輪に接しない位置に固定することが可能となっている
    請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の制動装置。
  7. 座部と、
    前記座部の両側に設けられた一対の車輪と、
    前記車輪の近傍に設けられた制動装置と、
    前記座部、前記一対の車輪および前記駆動装置を支持する本体フレームと
    を備え、
    前記制動装置は、
    前記本体フレームに固定される固定部と、
    一端が、前記固定部に回動可能に支持された棒状の回動部と、
    前記回動部の他端に固定された機械部品であって、かつ前記回動部が当該回動部のうち前記固定部に支持されている部分を支点として回動するのに伴って、前記回動部の回動方向に変位することにより、前記車輪に当接したり、前記車輪から離れたりする制動部と、
    前記回動部のうち当該回動部の回動軸から離れた部位と前記固定部とに連結されると共に前記回動部を、前記制動部が前記車輪に当接する方向に付勢する弾性部と、
    前記回動部のうち当該回動部の回動軸から離れた部位に連結された支持棒と、
    前記支持棒のうち前記回動部に連結された部位とは異なる部位に連結され、かつ前記座部の下降に伴って前記座部によって押し下げられると共に前記座部の上昇に伴って前記支持棒によって押し上げられるセンサ部と
    を備えた車椅子。
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