JP5461799B2 - 荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画装置におけるdacアンプユニットの診断方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画装置におけるdacアンプユニットの診断方法 Download PDF

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Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画装置におけるDACアンプユニットの診断方法に関する。
半導体デバイスの製造において、微細な回路パターンを形成するためにレチクルが用いられている。レチクルにパターンを描画するために、荷電粒子ビーム描画装置の1つである電子ビーム描画装置を用いることが知られている。
近年、半導体デバイスの高集積化を実現するため、レチクルのパターンをより一層微細化すると共に、1レチクル当たりのショット数をテラショットレベルにまで増大させている。ショット数の増大に伴い全体のショットデータ量が増大する一方で、描画スループットを向上させる必要があるため、偏向制御回路からDAC(デジタル・アナログ・コンバータ)アンプユニットまでの間のデータ転送速度や、DACアンプユニットの処理速度が高速化されている。
DACアンプユニットは、偏向制御回路から入力されるデジタルデータをDACに出力するデジタル部を有しており、上記高速化に伴ってデジタル部に入力されるデジタルデータが高速で切り替わる。その結果、DACアンプユニットのデジタル部でエラーが発生しやすくなる。DACアンプユニットでエラーが発生すると、レチクルが不良となってしまうため、DACアンプユニットの動作を診断する必要がある。
従来から行われているDACアンプユニットの診断方法として、デジタルマルチメータを用いたリニアリティ試験が知られている。リニアリティ試験では、DACによってDA変換されたアナログデータを実描画速度よりも遅い速度でデジタルマルチメータに入力し、デジタルマルチメータによりAD(アナログ・デジタル)変換されたデジタルデータを元のデジタルデータと比較することで、DACアンプユニットの静特性が診断される。
しかし、上記高速化に伴ってデジタル部で発生するエラーは、DACアンプユニットの静特性を診断するだけでは見つけることができない。従って、DACアンプユニットの診断が不十分であり、DACアンプユニットの動特性の診断を行う必要性が高くなった。さらに、DACアンプユニットで故障が発生した場合、その故障位置の特定が困難であるため、電子ビーム描画装置のダウンタイムが長くなってしまう問題もあった。
ところで、電子ビーム描画装置の正常性の維持管理を行う装置が知られているが(例えば、特許文献1参照。)、この特許文献1記載の装置では、所定のレイアウト情報と描画条件とを描画回路に入力した結果出力される描画処理データ回収し、回収した描画処理データを正解データと比較することで描画回路の診断を行うことができるものの、DACアンプユニットの動特性を診断することについて開示されていない。
特開2007−324229号公報
本発明の課題は、上記課題に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の課題は、DACアンプユニットの動特性を診断することが可能な荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画装置におけるDACアンプユニットの診断方法を提供することにある。
本発明の他の課題および利点は、以下の記載から明らかとなるであろう。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、荷電粒子ビーム描画装置の偏向制御回路からDACアンプユニットに回路診断用の第1デジタルデータを製品レチクルの描画速度と同等の速度で送信すると共に記憶し、前記第1デジタルデータに対応して前記DACアンプユニットのデジタル部から出力される第2デジタルデータを記憶し、記憶された前記第1デジタルデータと前記第2デジタルデータとを読み出し、読み出した前記第1デジタルデータと前記第2デジタルデータとをビット毎に比較することで、前記デジタル部の診断を行うことを特徴とするものである。
本発明の第1の態様において、前記第1デジタルデータと前記第2デジタルデータとが一致しない場合には、不一致のビットの情報を診断結果として出力してもよい。
本発明の第1の態様において、前記第1デジタルデータとして、複数のビットが同時に反転することを繰り返すように生成されたデータを用いることができる。
本発明の第1の態様において、製品レチクルの描画前と描画後の少なくとも何れか一方で前記デジタル部の診断を行えばよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の第2の態様は、偏向器を制御するためのデジタルデータを送信し、送信したデジタルデータを内部の第1メンテナンスメモリに記憶する偏向制御回路と、前記偏向制御回路から受信したデジタルデータをDACに出力するデジタル部、前記DACによりDA変換されたアナログデータを増幅するアナログ部、および、前記デジタル部から出力されるデジタルデータを記憶する第2メンテナンスメモリを有するDACアンプユニットと、前記デジタル部の診断を行う診断手段とを備え、前記診断手段は、前記偏向制御回路から前記DACアンプユニットに回路診断用の第1デジタルデータを製品レチクルの描画速度と同等の速度で送信させると共に前記第1デジタルデータを第1メンテナンスメモリに記憶させ、前記第1デジタルデータに対応して前記デジタル部から出力される第2デジタルデータを前記第2メンテナンスメモリに記憶させ、前記第1メンテナンスメモリに記憶された第1デジタルデータと前記第2メンテナンスメモリに記憶された第2デジタルデータとを読み出し、読み出した前記第1デジタルデータと前記第2デジタルデータとをビット毎に比較することで前記デジタル部の診断を行うことを特徴とするものである。
本発明の第1の態様では、偏向制御回路からDACアンプユニットに回路診断用の第1デジタルデータが製品レチクルの描画速度と同等の速度で送信されると共に記憶され、この第1デジタルデータに対応してDACアンプユニットのデジタル部から出力される第2デジタルデータが記憶される。そして、記憶された第1デジタルデータと第2デジタルデータとが読み出され、読み出された第1デジタルデータと第2デジタルデータとがビット毎に比較されることにより、DACアンプユニットのデジタル部の診断が行われる。従って、第1の態様によれば、DACアンプユニットのデジタル部の動特性の診断を行うことができる。
本発明の第2の態様では、診断手段によって、偏向制御回路からDACアンプユニットに回路診断用の第1デジタルデータが製品レチクルの描画速度と同等の速度で送信されると共に第1メンテナンスメモリに記憶され、この第1デジタルデータに対応してDACアンプユニットのデジタル部から出力される第2デジタルデータが第2メンテナンスメモリに記憶される。そして、第1メンテナンスメモリに記憶された第1デジタルデータと第2メンテナンスメモリに記憶された第2デジタルデータとが読み出され、読み出された前記第1デジタルデータと前記第2デジタルデータとがビット毎に比較される。従って、第2の態様によれば、DACアンプユニットのデジタル部の動特性の診断を行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態による電子ビーム描画装置の構成を示す概念図である。図1に示す電子ビーム描画装置は描画部100を備え、この描画部100は電子鏡筒102を備えている。この電子鏡筒102内には、電子銃110から発せられた電子ビーム(例えば、50kVで加速された電子ビーム)112を第1成形アパーチャ120に照射するための照明レンズ114が配置されている。
照明レンズ114と第1成形アパーチャ120との間には、ブランキング(BLK)偏向器116とBLKアパーチャ118とが配置されている。ブランキングON時(非描画期間)には、BLK偏向器116により偏向された電子ビーム112が、BLKアパーチャ118でカットされる。BLK偏向器116は、例えば、1対の電極(2つの電極)によって構成することができる。尚、後述するDACアンプユニットの診断時には、ブランキングONにされる。
電子ビーム112は、矩形の開口を有する第1成形アパーチャ120を透過することで、その断面形状が矩形に成形される。成形された電子ビーム112は、投影レンズ122により第2成形アパーチャ126上に投影される。この第2成形アパーチャ126と第1成形アパーチャ120との間には、電子鏡筒102と同心で成形偏向器124が配置されている。成形偏向器124により第2成形アパーチャ126上の第1成形アパーチャ像の位置が制御される。この制御によって第1成形アパーチャ像と第2成形アパーチャ126の開口との重なり具合が変化するため、電子ビーム112の形状と寸法を制御することができる。
第2成形アパーチャ126を透過した電子ビーム112の焦点は、対物レンズ128によって描画室104内の試料142表面に合わせられる。試料142は、描画室104内でX方向(図中左右方向)及びY方向(図中奥行き方向)に連続移動するXYステージ140上に載置される。XYステージ140は駆動回路244により駆動され、その位置がレーザ測長計242により測定される。
試料142は、例えば、ガラス基板上にクロム膜等の遮光膜とレジスト膜とが積層されたもの(レチクル)である。
試料142と第2成形アパーチャ126との間には、電子鏡筒102と同心で対物偏向器である主偏向器130及び副偏向器132が配置されている。主偏向器130及び副偏向器132により試料142上の電子ビーム112の照射位置が決定される。
上記電子ビーム描画装置を用いて描画する際には、図2に示すように、試料142上に描画されるべきパターン11が短冊状のフレーム領域12に分割され、XYステージ140をX方向に連続移動させながら各フレーム領域12を描画する。フレーム領域12は更にサブフィールド領域13に分割され、サブフィールド領域13内の必要な部分のみ、上記第1及び第2成形アパーチャ120、126により成形された電子ビーム112を偏向させて描画する。
電子ビーム112の偏向には、主偏向器130と副偏向器132とで構成される2段の対物偏向器が用いられる。サブフィールド領域13の位置決めは主偏向器130により行われ、サブフィールド領域13内のパターン描画位置の位置決めは副偏向器132により行われる。
図1に示す電子ビーム描画装置は、制御部200を備えている。制御部200は、電子ビーム描画装置の各種制御を行う制御計算機202を備えている。
制御計算機202には記憶装置204が接続されており、記憶装置204には複数のパターンデータが記憶されている。ここで、パターンデータとは、パターン形状やパターン位置等が記述されたデジタルデータである。
また、制御計算機202はメモリ203(図4参照)を内蔵しており、メモリ203にはDACアンプユニット222、232、240のデジタル部の回路診断用のパターンデータが記憶されている。この回路診断用のパターンデータとは、上記パターンデータのうち、過去にDACアンプユニット222、232、240のデジタル部でエラーを発生させたものである。
制御計算機202には、描画データ生成回路206が接続されており、この描画データ生成回路206には、BLK偏向制御回路210、成形偏向制御回路220及び位置偏向制御回路230が接続されている。
描画データ生成回路206は、制御計算機202から受信したパターンデータに分散処理及び展開処理等を施すことで、ショット毎の描画データを生成する。生成された各ショットの描画データは、各偏向制御回路210、220、230に送信される。各偏向制御回路210、220、230は、受信した描画データから偏向器制御用のデジタルデータを生成する。
BLK偏向制御回路210は、ブランキングON(非描画期間)とブランキングOFF(描画期間)を制御するものである。このBLK偏向制御回路210は、描画データ生成回路206から受信した描画データに含まれるブランキングONとブランキングOFFの時間幅情報を取得し、この時間幅情報からタイミングパルス信号を生成し、このタイミングパルス信号をBLKアンプユニット214に送信する。BLKアンプユニット214は、受信したタイミングパルス信号をBLK偏向器116を駆動可能な振幅まで増幅してBLK偏向器116に送信する。
ビーム形状及びサイズを制御する成形偏向制御回路220は、成形偏向器124制御用の複数のデジタルデータを複数のDACアンプユニット222に同期をとりながら送信する。該複数のデジタルデータとは、成形偏向器124を構成する複数の電極(後述)への指示電圧信号(デジタル信号)である。各電極に対応して設けられた各DACアンプユニット222は、成形偏向制御回路220から受信したデジタルデータをDA変換し、DA変換後のアナログデータを増幅し、さらにその増幅されたアナログデータを対応する成形偏向器124の電極に送信する。
試料上のビーム照射位置を制御する位置偏向制御回路230は、主偏向器130及び副偏向器132制御用の複数のデジタルデータを複数のDACアンプユニット232、240に同期をとりながら送信する。該複数のデジタルデータとは、主偏向器130及び副偏向器132を構成する複数の電極(後述)への指示電圧信号(デジタル信号)である。各電極に対応して設けられた各DACアンプユニット232、240は、位置偏向制御回路230から受信したデジタルデータをDA変換し、DA変換後のアナログデータを増幅し、さらにその増幅されたアナログデータを対応する主偏向器130、副偏向器132の電極に送信する。
ここで、上記成形偏向器122、主偏向器130及び副偏向器132は、例えば、8個の電極(対向する4対の電極)からなる静電偏向器によって構成することができる。このうち8極の静電偏向器からなる主偏向器130について、図3を参照して説明する。図3は、8極の主偏向器130と、各電極にアナログデータを印加する8個のDACアンプユニット232を示す図である。
図3に示すように、主偏向器130は8個の電極130a〜130hからなり、これらの電極130a〜130hにはそれぞれ対応するDACアンプユニット232a〜232hからアナログ電圧が印加される。
具体的には、電極130aにはDACアンプユニット232aから電圧「y」が、電極130aの対極となる電極130eにはDACアンプユニット232eから電圧「−y」が印加される。また、電極130bにはDACアンプユニット232bから電圧「(x+y)/√2」が、電極130bの対極となる電極130fにはDACアンプユニット232fから電圧「(−x−y)/√2」が印加される。
また、電極130cにはDACアンプユニット232cから電圧「x」が、電極130cの対極となる電極130gにはDACアンプユニット232gから電圧「−x」が印加される。また、電極130dにはDACアンプユニット232dから電圧「(x−y)/√2」が、電極130dの対極となる電極130gにはDACアンプユニット232gから電圧「(−x+y)/√2」が印加される。
位置偏向制御回路230から主偏向器130の各電極130a〜130h制御用のデジタルデータが各DACアンプユニット232a〜232hに送信されると、各DACアンプユニット232a〜232hから各電極130a〜130hにアナログ電圧が印加される。従って、主偏向器130によるサブフィールド領域13の位置決めを精度良く行うことができる。
なお、図3においては4対(8個)の電極で構成された主偏向器130を示しているが、この主偏向器130を2対(4個)の電極で構成してもよい。同様に、成形偏向器124や副偏向器132を2対(4個)の電極で構成してもよい。また、図1においては、図示簡略化のため、成形偏向器124、主偏向器130及び副偏向器132の1対(2つ)の電極のみをそれぞれ示している。
次に、本発明の特徴的部分であるDACアンプユニットの動特性の診断について説明する。ここで、「動特性」とは、DACアンプユニットの実描画速度での動作特性をいう。本実施の形態では、図4乃至図6を参照して、主偏向器130用のDACアンプユニット232の動特性の診断について説明する。
図4は、DACアンプユニット232の診断を行うために必要な構成を示す図である。診断手段たる制御計算機202に内蔵されたメモリ203には、上述の回路診断用のパターンデータが格納されている。
DACアンプユニット232の診断時には、制御計算機202のメモリ203に格納されている上記回路診断用のパターンデータが描画データ生成回路206に送信される。描画データ生成回路206は、受信した回路診断用のパターンデータに分散処理や展開処理等を施すことにより回路診断用の描画データを生成し、生成した回路診断用の描画データを位置偏向制御回路230に送信する。なお、これと同期して、回路診断用の描画データが、BLK偏向制御回路210及び成形偏向制御回路220にも送信される。
位置偏向制御回路230は、受信した回路診断用の描画データから主偏向器130及び副偏向器132の各電極の指示電圧である複数のデジタルデータを生成し、生成した複数のデジタルデータを同期を取りながら実描画速度で各DACアンプユニット232、240に送信する。各DACアンプユニット232、240に送信されるデジタルデータ(指示電圧信号)は、例えば、16ビット(Hx8000〜7FFF)のデータである。位置偏向制御回路230は、DACアンプユニット232に送信したデジタルデータを、内部のメンテナンスメモリ231に記憶する。尚、メンテナンスメモリ231の容量は、DACアンプユニット232内部のメンテナンスメモリ238(後述)の容量と同等であればよい。
DACアンプユニット232は、位置偏向制御回路230から入力された(受信した)デジタルデータをアナログデータにDA変換し、DA変換されたアナログデータを増幅するものである。
DACアンプユニット232は、デジタル部233、DAC(DAコンバータ)234、及びアナログ部235を備えている。デジタル部233は、位置偏向制御回路230からのデジタルデータの入力を受け付ける入力部236を有する。入力部236には、例えば、上記16ビット(Hx8000〜7FFF)のデジタルデータがパラレル入力される。入力部236に入力されたデジタルデータは、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)によって構成されるロジック部237により所定の処理(例えば、補正処理等)が施される。
ロジック部237で所定の処理が施される前のデジタルデータが、ロジック部237から出力され、メンテナンスメモリ238に記憶される。メンテナンスメモリ238は、例えば、1万ショット分のデジタルデータ(指示電圧信号)を記憶可能な容量を有する大容量メモリである。
ロジック部237で上記所定の処理が施されたデジタルデータは、DAC234に入力される。DAC234によってDA変換されたアナログデータは、アナログ部235に入力される。アナログ部235は、アンプ回路によって構成されており、入力されたアナログデータを所定のレベルまで増幅する。増幅されたアナログデータは、主偏向器130の各電極に印加される。尚、上述したように、回路診断時はブランキングONにされているため、試料142へのビーム照射は行われない。
制御計算機202は、データ読み出し用のクロック信号を発生するメンテナンスクロック発生器239に接続されている。制御計算機202からの指令に基づいて、メンテナンスクロック発生器239からメンテナンスメモリ231、238にクロック信号が入力されると、メンテナンスメモリ231、238に記憶されたデジタルデータが制御計算機202に読み出される。制御計算機202は、メンテナンスメモリ231から読み出したデジタルデータと、メンテナンスメモリ238から読み出したデジタルデータとをビット毎に比較することで、DACアンプユニット232のデジタル部233の動特性診断を行うことができる。
なお、本実施の形態では、上記動特性診断のほか、静特性診断であるリニアリティ試験も行われる。すなわち、DAC234は、DA変換したアナログデータをDMM(Digital Multimeter)250に出力する。DMM250は、入力されたアナログデータをデジタルデータにAD(アナログ・デジタル)変換し、AD変換したデジタルデータを制御計算機202に出力する。制御計算機202は、DMM250から入力されるデジタルデータに基づいて、DACアンプユニット232の静特性診断であるリニアリティ試験を行う。
次に、上述したDACアンプユニット232のデジタル部233の動特性診断の具体的制御について説明する。図5は、本実施の形態において実行されるDACアンプユニット232の診断制御ルーチンを示すフローチャートである。図6は、図5に示すルーチンにおいて実行されるサブルーチンである。図5に示すルーチンは、所定間隔毎に起動されるものである。
図5に示すルーチンによれば、先ず、描画実施指令の入力があるか否かを判別する(ステップS100)。ここで、オペレータによりレチクルがセットされ、描画スタートボタンが“ON”されると、制御計算機202に描画実施指令が入力される。上記ステップS100で描画実施指令の入力があると判別された場合には、DACアンプユニット232の診断を実施する(ステップ102)。
このステップ102では、図6に示すサブルーチンが起動される。このサブルーチンによれば、回路診断用のデジタルデータを偏向制御回路230からDACアンプユニット232に実描画速度(つまり、製品レチクルの描画速度と同等の速度)で送信する(ステップS130)。このステップ130では、例えば、1ショット分のデータが100nsec以下、好ましくは60nsecで送信される。
上記ステップS130では、先ず、制御計算機202のメモリ203に格納された上記回路診断用のパターンデータが、描画データ生成回路206に送信される。回路診断用のパターンデータを受信した描画データ生成回路206は、分散処理や展開処理等の各種処理を実行することで回路診断用の描画データを生成し、生成した描画データを位置偏向制御回路230に送信する。回路診断用の描画データを受信した位置偏向制御回路230は、主偏向器130及び副偏向器132の各電極の指示電圧信号である回路診断用のデジタルデータを生成し、生成したデジタルデータをDACアンプユニット232に送信する。
ここで、回路診断用のデジタルデータは、複数ショット(例えば、一万ショット)分の指示電圧信号によって構成されており、複数ビットが同時に反転することを繰り返すデータであることが望ましい。DACアンプユニット232のデジタル部233に入力されるデジタルデータの複数ビットがショット間で同時に反転することを繰り返すと、エラーが発生しやすく、デジタル部232の動特性の診断に適しているためである。
偏向制御回路230からDACアンプユニット232に送信された回路診断用のデジタルデータは、偏向制御回路230内のメンテナンスメモリ231に記憶される(ステップS132)。
DACアンプユニット232のデジタル部233の入力部236に入力されたデータは、ロジック部237に入力され、さらにこのロジック部237で所定の処理が施される前に出力されるデジタルデータが、DACアンプユニット232内のメンテナンスメモリ238に記憶される(ステップS134)。
その後、メンテナンスメモリ231、238に記憶されているデジタルデータを読み出す(ステップS136)。このステップS136では、メンテナンスクロック発生器239で発生させたメンテナンスクロック信号をメンテナンスメモリ231、238に入力することで、各メンテナンスメモリ231、238に記憶されているデジタルデータが制御計算機202に読み出される。
次いで、上記ステップS136でメンテナンスメモリ231、238から読み出されたデジタルデータをビット毎に比較することでDACアンプユニット232のデジタル部233の診断が実施される(ステップS138)。このステップS138の後、本サブルーチンを終了する。
次に、上記ステップS102の診断結果が正常であるか否か、つまり、デジタルデータが相互に一致していたか否かを判別する(ステップS104)。このステップS104で診断結果が“異常”であると判別された場合、つまり、デジタルデータが相互に不一致であると判別された場合には、アラームを発生し(ステップS106)、電子ビーム描画装置のオペレータに修理を促す。このアラームには、一致しないビット(すなわち、エラーが発生したビット)の情報が含まれ、この情報は図示省略する表示部に表示される。診断結果が異常である場合には、描画の実施が禁止されるため、欠陥レチクルの製造を防止することができる。
一方、上記ステップS104で診断結果が“正常”であると判別された場合には、ブランキングOFFにして描画を実施する(ステップS108)。1枚のレチクルの描画が終了した場合、ステップS110で“YES”と判別される。描画終了後、上記ステップS102と同様に、図6に示すサブルーチンが起動され、DACアンプユニット232のデジタル部233の動特性の診断が実施される(ステップS112)。このステップS112でサブルーチンを実行することにより、描画中にDACアンプユニット232のデジタル部233が故障したか否かを診断することができる。
その後、上記ステップS112の診断結果の良否を判別する(ステップS114)。このステップS114で診断結果が“異常”であると判別された場合には、一致しないビット(すなわち、エラーが発生したビット)の情報を含むアラームを発生させ(ステップS106)、オペレータに修理を促す。オペレータは、エラーが発生したビットを取得することで、DACアンプユニット232のデジタル部233の故障箇所を把握することができる。一方、上記ステップS114で診断結果が“正常”であると判別された場合には、本ルーチンを終了する。
また、レチクルがセットされておらず、描画スタートボタンが“OFF”の状態、すなわち、電子ビーム描画装置がアイドルの状態では、上記ステップS100で“NO”と判定される。その後、前回回路診断を実施してから所定時間が経過したか否かを判別する(ステップS116)。ここで、所定時間とは、例えば、1時間乃至2時間の範囲内で設定された時間である。このステップS116で前回の診断から所定時間が経過していないと判別された場合には、ステップS100の処理に戻る。
一方、上記ステップS116で前回の診断から所定時間が経過したと判別された場合には、上記ステップS102と同様に、図6に示すサブルーチンが起動され、DACアンプユニット232のデジタル部233の動特性の診断が実施される(ステップS118)。その後、上記ステップS112の診断結果の良否を判別する(ステップS114)。このステップS114で診断結果が“異常”であると判別された場合には、アラームを発生し(ステップS106)、オペレータに修理を促す。一方、上記ステップS114で診断結果が“正常”であると判別された場合には、本ルーチンを終了する。
以上述べたように、本実施の形態では、描画前及び描画後において、位置偏向制御回路230から各DACアンプユニット232に回路診断用のデジタルデータを実描画速度で入力すると共にメンテナンスメモリ231に記憶し、このデジタルデータに対応してデジタル部233から出力され、かつ、このデジタル部233で所定の処理が施される前のデジタルデータをメンテナンスメモリ238に記憶した。そして、メンテナンスメモリ231から読み出したデジタルデータと、メンテナンスメモリ238から読み出したデジタルデータをビット毎に比較するようにした。これにより、DACアンプユニット232のデジタル部233の動特性の診断を行うことができる。
また、比較したデジタルデータのうち不一致であるビットの情報をアラームに含ませて出力することで、DACアンプユニット232のデジタル部233の故障位置を特定することができ、デジタル部233の修理を迅速に行うことができるため、電子ビーム描画装置のダウンタイムを短縮することができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。例えば、上記実施の形態では電子ビームを用いたが、本発明はこれに限られるものではなく、イオンビームなどの他の荷電粒子ビームを用いた場合にも適用可能である。
また、図5に示すルーチンによれば、アイドル時のほか、描画前及び描画後にDACアンプユニットの動特性の診断を実施しているが、描画前と描画後の少なくとも何れか一方で実施すればよい。また、診断時間が許容されるならば、描画実施中の途中にDACアンプユニットの動特性の診断を実施してもよい。
上記実施の形態では、過去に描画エラーが発生した回路診断用のパターンデータを制御計算機202のメモリ203に格納しておき、この回路診断用のパターンデータを描画データ生成回路206に送信して、位置偏向制御回路230からDACアンプユニット232に回路診断用のデジタルデータを送信する構成としているが、本発明はこのような構成に限られない。例えば、パターンデータとは無関係であり、故意に複数のビットが同時に反転することを繰り返すデジタルデータを予め作成しておき、この作成したデジタルデータを回路診断用のデジタルデータとしてメモリ203に格納しておいてもよい。この場合、上記ステップS130ではこのデジタルデータを制御計算機202から位置偏向制御回路230に直接送信することで、位置偏向制御回路230からDACアンプユニット232に回路診断用のデジタルデータが送信される。これにより、多様な回路診断用のデジタルデータを用いることができる。
本発明の実施の形態による電子ビーム描画装置の構成を示す概念図である。 製品レチクル142の描画処理を説明するための図である。 8極の主偏向器130と、各電極に電圧を印加する8個のDACアンプユニット232を示す図である。 DACアンプユニット232の診断を行うために必要な構成を示す図である。 本実施の形態において実行されるDACアンプユニット232の診断制御ルーチンを示すフローチャートである。 図5に示すルーチンにおいて実行されるサブルーチンである。
符号の説明
202 制御計算機
220 成形偏向制御回路
230 位置偏向制御回路
231 メンテナンスメモリ
222,232(232a〜232h) DACアンプユニット
233 デジタル部
234 DAC
235 アナログ部
238 メンテナンスメモリ

Claims (5)

  1. 荷電粒子ビーム描画装置の偏向制御回路からDACアンプユニットに回路診断用の第1デジタルデータを製品レチクルの描画速度と同等の速度で送信すると共に記憶し、前記第1デジタルデータに対応して前記DACアンプユニットのデジタル部から出力される第2デジタルデータを記憶し、記憶された前記第1デジタルデータと前記第2デジタルデータとを読み出し、読み出した前記第1デジタルデータと前記第2デジタルデータとをビット毎に比較することで、前記デジタル部の診断を行うことを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置におけるDACアンプユニットの診断方法。
  2. 前記第1デジタルデータと前記第2デジタルデータとが一致しない場合には、不一致のビットの情報を診断結果として出力することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム描画装置におけるDACアンプユニットの診断方法。
  3. 前記第1デジタルデータは、複数のビットが同時に反転することを繰り返すように生成されたデータであることを特徴とする請求項1又は2記載の荷電粒子ビーム描画装置におけるDACアンプユニットの診断方法。
  4. 製品レチクルの描画前と描画後の少なくとも何れか一方で前記デジタル部の診断を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の荷電粒子ビーム描画装置におけるDACアンプユニットの診断方法。
  5. 偏向器を制御するためのデジタルデータを送信し、送信したデジタルデータを内部の第1メンテナンスメモリに記憶する偏向制御回路と、
    前記偏向制御回路から受信したデジタルデータをDACに出力するデジタル部、前記DACによりDA変換されたアナログデータを増幅するアナログ部、および、前記デジタル部から出力されるデジタルデータを記憶する第2メンテナンスメモリを有するDACアンプユニットと、
    前記デジタル部の診断を行う診断手段とを備え、
    前記診断手段は、前記偏向制御回路から前記DACアンプユニットに回路診断用の第1デジタルデータを製品レチクルの描画速度と同等の速度で送信させると共に前記第1デジタルデータを第1メンテナンスメモリに記憶させ、前記第1デジタルデータに対応して前記デジタル部から出力される第2デジタルデータを前記第2メンテナンスメモリに記憶させ、前記第1メンテナンスメモリに記憶された第1デジタルデータと前記第2メンテナンスメモリに記憶された第2デジタルデータとを読み出し、読み出した前記第1デジタルデータと前記第2デジタルデータとをビット毎に比較することで前記デジタル部の診断を行うことを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
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