JP5461165B2 - コネクタユニット - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタユニットに係り、オスコネクタとメスコネクタとが嵌合するときに、端子金具等の位置誤差を吸収可能としたコネクタユニットに関する。
電気配線におけるオスコネクタとメスコネクタとからなる電気コネクタにあっては、嵌合位置が定められており、端子金具同士の寸法誤差等に対する要求が厳しい場合がある。図1は、従来技術に係るモータユニット210を示している。このモータユニット210は、ECU(Electronic Control Unit)ユニット212とモータ214とを備えている。ECUユニット212とモータ214とは、メスコネクタ220とオスコネクタ280とによって電気的に接続されている。
図2は、メスコネクタ220とオスコネクタ280とを示している。図2(a)〜(c)に示すように、メスコネクタ220は、端子収容室224にメス端子金具290を収容し、ランス226によってメス端子金具290を固定している。また、図2(d)に示すように、オスコネクタ280は、コネクタ本体281の前面282からオスタブ242が突出している。
そして、ECUユニット212をモータ214に取り付けるときに、メスコネクタ220のメス端子金具290とオスコネクタ280のオスタブ242とが接続される。つまり、オスタブ242はメスコネクタ220のコネクタ本体221の前面222に形成された端子挿入開口223より挿入され、メスコネクタ220内部に収容されているメス端子金具290に嵌合する。また、メスコネクタ220は、嵌合用開口216に収容されるため、嵌合位置の自由度は原則として非常に小さい。
ところで、通常は、一定の誤差が許容されるように所定のクリアランスを持って各要素の寸法が設計されている。図3は、オスタブ242が挿入されたときのメスコネクタ220について、上記クリアランスに着目して示している。図示のように、端子挿入開口223の横方向開口寸法全体に対する所定のクリアランスbが設けられている場合、オスタブ242の左右それぞれ半分のb/2となる状態が設計基準となる。また、上下方向には、端子挿入開口223の縦方向開口寸法全体に対する所定のクリアランスaに対して、半分のa/2が設計基準となっている。
そして、寸法誤差により双方のコネクタに位置ずれが生じた場合であっても、吸収可能とする様々な技術が提案されている。例えば、メスコネクタのハウジングに設けられた可撓アームの撓みによりハウジングが移動するようにした技術がある(特許文献1参照)。この技術によると、寸法誤差によって双方のコネクタに位置ずれが生じた場合であっても、それを吸収することができる。
特開平9−139250号公報
ところで、図2(d)に示したようなオスタブ242にあっては、オスタブ242を溶着や接着等の加工を施すことによってユニットに固定する場合に、オスタブ242の水平面に垂直方向の製作上の位置ずれが大きくなる傾向がある。また、複数極を有するコネクタの場合、各オスタブ242においての製作上の位置ずれが一定とならないため、オスタブ242間の位置ずれが発生する可能性がある。
さらに、オスタブ242間に位置ずれが生じた場合、従来構造では、端子収容室(キャビティ)224とメスコネクタ間のクリアランス(片側a/2)分しか、そのずれを吸収することができない。このとき、オスタブ242のずれ量が誤差a以下に保たれていれば、可撓アームの変位量分だけ位置ずれを吸収可能である。一般には、メス端子金具290の固定の観点から、縦方向のクリアランスaは横方向のクリアランスaより相対的に小さい(b>a)。
また、特許文献1に開示の技術では、ハウジングの可撓アームの反力や、接続された電線の屈曲に力が必要となるため、その合力によってハウジングの移動による調芯機能を損なう懸念がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決することができる技術を提供することを目的とする。
本発明に係るコネクタユニットは、第1の端子が取り付けられた第1のコネクタと、前記第1の端子と接触する第2の端子が取り付けられた第2のコネクタとを具備するコネクタユニットであって、前記第1の端子は、板状体であり、前記第1のコネクタのケースに取り付けられる基部と、前記基部に対して垂直に屈曲し、前記基部に対して撓む可動部と、を備え前記第1の端子には、前記屈曲する部位においてスリットが形成されている。
また、前記第1の端子と前記第2のコネクタとの接続は、一方のコネクタに形成された平面に他方のコネクタに形成されたバネ状体が押圧されることでなされてもよい。
また、前記バネ状体は、前記平面に接触する部分に凸状の形状を備えてもよい
本発明によれば、コネクタを嵌合させる際に、寸法誤差や位置ズレを吸収することができる技術を実現できる。
従来技術に係る、モータユニットの外形を示す斜視図である。 従来技術に係る、メスコネクタとオスコネクタを示した図である。 従来技術に係る、オスタブが挿入された状態のメスコネクタを示した図である。 本発明の実施形態に係る、ECUユニットとモータとが分離した状態のモータユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る、オスコネクタの外形を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る、オスタブの外形を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る、メスコネクタの外形を示す図である。 本発明の実施形態に係る、メスコネクタとオスコネクタを示した図である。 本発明の実施形態に係る、オスタブを示した図である。 本発明の実施形態に係る、オスタブが挿入された状態のメスコネクタを示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る、位置ズレが生じたオスタブが挿入された状態のメスコネクタを示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る、ECUユニットとモータとが分離した状態のモータユニットを示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る、メスコネクタとオスコネクタを示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る、メスコネクタの分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る、メスコネクタのアウターハウジングとインナーハウジングの組み付けを説明する図であり、インナーハウジングの挿入前の状態を示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る、メスコネクタのアウターハウジングとインナーハウジングの組み付けを説明する図であり、インナーハウジングが可撓アームに当接するまで挿入された状態を示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る、メスコネクタのアウターハウジングとインナーハウジングの組み付けを説明する図であり、インナーハウジングが完全に挿入された状態を示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る、メスコネクタのアウターハウジングとインナーハウジングの組み付けを説明する図であり、インナーハウジングが上下方向のいずれかに偏って挿入された状態を示した図である。 本発明の第4の実施形態に係る、オスコネクタとメスコネクタとを示した斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る、オスコネクタのオスタブを示した図である。 本発明の第4の実施形態に係る、メスコネクタのメス端子を示した図である。 本発明の第4の実施形態に係る、オスコネクタとメスコネクタの嵌合前の状態を示した図である。 本発明の第4の実施形態に係る、オスコネクタとメスコネクタとが適正位置で嵌合した状態を示した図である。 本発明の第4の実施形態に係る、オスコネクタとメスコネクタとがずれた位置で嵌合した状態を示した図である。 本発明の第5の実施形態に係る、メスコネクタとオスコネクタとを示した斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係る、オスタブを示した図である。 本発明の第5の実施形態に係る、メス端子を示した図である。 本発明の第5の実施形態に係る、嵌合前後のメスコネクタとオスコネクタを示した図である。 本発明の第5の実施形態に係る、メスコネクタとオスコネクタとが基準状態(ズレ無し状態)で嵌合した状態を示した図である。 本発明の第5の実施形態に係る、メスコネクタとオスコネクタ0とがオスタブにピッチズレが生じた状態で嵌合した状態を示した図である。 本発明の第5の実施形態に係る、図29の嵌合状態の断面図を拡大した図である。 本発明の第5の実施形態に係る、図30の嵌合状態の断面図を拡大した図である。 本発明の第5の実施形態に係る、図32の状態において、オスタブに対して上方向に外力が作用した状態を示した図である。 本発明の第5の実施形態に係る、図32の状態において、オスタブに対して下方向に外力が作用した状態を示した図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照しつつ説明する。
<第1の実施形態>
図4は、本実施形態に係るモータユニット10をECUユニット12とモータ14に分離した状態で示した斜視図である。図1(b)で示したモータユニット210の構成と異なる点は、オスコネクタ30のオスタブ40の配置およびそれに対応するメスコネクタ20の端子挿入開口23の配置にある。つまり、オスタブ40は、横並びではなく縦並びに突出するように設けられる。対応するオスコネクタ30も、縦並びに配置される。メスコネクタ20は、モータ14の嵌合用開口16に収容されるようにして、オスコネクタ30と嵌合し、モータ14とECUユニット12は固定される。
図5は、オスコネクタ30の外形を示した斜視図であり、(a)はコネクタ本体50とオスタブ40が一体となった状態を示し、(b)は分離した状態を示している。また、図6は、オスタブ40の斜視図を示している。
図6に示すように、オスタブ40は、導電性の金属板をプレス加工等することで形成されており、途中で90度屈曲されている。具体的には、オスタブ40は、本体ケース51の内部の所定位置に固定される基部42と、基部42の面に対して垂直に屈曲されたタブ本体44とが、屈曲部46で一体となって構成されている。基部42が構成する面は、図示で垂直(矢印Y方向)に形成されている。また、タブ本体44が構成する面は、図示で水平(矢印X方向)に形成されている。なお、図6(b)に示すように、屈曲部46にスリット49が設けられてもよい。スリット49を設けることでタブ本体44の撓み(移動)の自由度が高くなる。撓みについては後述する。
図5において、コネクタ本体50の本体ケース51の前面52には、タブ本体44を内部から外部へ所定長だけ突出できる開口として、幅方向を長手方向とする略長方形のオスタブ突出口53が、上下2段に形成されている。本体ケース51にオスタブ40を取り付ける際には、まず、オスタブ40のタブ本体44が、オスタブ突出口53において内側から外側に挿通される。そして、本体ケース51の内部の所定位置に基部42が配置され、例えば超音波溶着により基部42の接続領域48において本体ケース51に固定される。
図7は、メスコネクタ20の外形を示しており、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は、タブ本体44が挿入された状態における正面図である。
メスコネクタ20は、本体ケース21とその内部に収容されるメス端子金具90とを備えている。なお、メス端子金具90は、図1で示したメス端子金具290と同様である。そして、本体ケース21には、メス端子金具90を収容する収容室が上下2段に形成され、前面22にはそれぞれの収容室に連通する端子挿入開口23が上下2段に形成されている。なお、各収容室の形状は、図2(c)で示した構造と同様であり、メス端子金具90の取り付け構造も同様である。端子挿入開口23における上側の幅広の開口部分は、タブ本体44が挿入される部位であり、下側の開口部分は、メス端子金具90を取り外す際にランス26にアクセスするための部位である。
ここで、オスタブ40と端子挿入開口23のクリアランスについて説明する。
オスタブ40を本体ケース51に溶着等により固定するときに、基部42の水平面に対して垂直方向(図6で矢印X方向)に加工誤差が生じ、その誤差は平面の面方向(図6で矢印Y方向)に生じる加工誤差と比べて大きくなる可能性がある。一方、メスコネクタ20においては、端子挿入開口23の幅方向にクリアランスbと、メス端子金具90固定のための上下方向のクリアランスaが設けられている。上述したように、端子挿入開口23の幅方向のクリアランスbの確保は、比較的自由度が高い。しかし、メス端子金具90の固定の観点から、上下方向のクリアランスaは、その確保が難しく、端子挿入開口23の幅方向のクリアランス(b)より小さくなっているのが一般的である。
上述の通り、オスタブ40では、基部42が形成する面に対して垂直方向の誤差が大きくなる傾向がある。しかし、本実施形態では、屈曲部46で90度屈曲させていることから、タブ本体44においては、垂直方向の誤差が水平方向の誤差へ変換される。これによって、従来であれば、大きな誤差が生じる構成に対して小さなクリアランスしか設定できなかった構成で対応していたが、本実施形態では、大きな誤差が生じる構成に対して十分なクリアランスを設定するようにできる。さらに、そのクリアランスの設定の自由度が大きくなる。その結果、作業効率の向上、不良品の発生低減が図れ、原価低減に大きく貢献できる。また、特許文献1の技術のように、ハウジングの可撓アームの反力や、接続された電線の屈曲の力等の合力によってハウジングの移動による調芯機能を損なうといった不都合も回避できる。さらにまた、オスタブ40にスリット49が設けられている場合に、タブ本体44は左右方向への撓み可能量が多くなるため、誤差が生じたときの調整可能量が大きくなる。
<第2の実施形態>
図8は、本実施形態に係るメスコネクタ120とオスコネクタ130とを示した斜視図である。メスコネクタ120は、図1のメスコネクタ220と同一の構造となっている。ただし、メスコネクタ120内に収容されるメス端子金具は、電気的に接続されている。
図9は、オスコネクタ130に取り付けられるオスタブ140の斜視図である。図示のように、オスタブ140は、導電性の金属板をプレス加工等によって形成されており、本体ケース131に挿入され内部で溶着される基部142と、基部142から二股に延出しているタブ本体144とから構成されている。タブ本体144は、第1のタブ本体144aと第2のタブ本体144bとから構成されているが、対称の形状となっている。そして、第1のタブ本体144aは上側にわずかに(ズレ量a/2)ずらされており、同様に第2のタブ本体144bは下側にわずか(ズレ量a/2)にずらされており、相互の位置にズレ量aが設定されている。
図10は、メスコネクタ120とオスコネクタ130が嵌合した状態、つまり、タブ本体144がメス端子金具290に挿入された状態を示しており、ここでは設計基準値となっているノミナル状態を示している。図10(a)は、平面図、(b)は(a)のB1−B1断面図、(c)は(a)のB2−B2断面図を示している。
端子収容室224には、メス端子金具290の固定のために、所定のクリアランスaが設けられている。タブ本体144において、第1のタブ本体144aと第2のタブ本体144bとで、上下方向にズレを生じさせて形成されることで、第1のタブ本体144aが挿入されたのメス端子金具290は、端子収容室224の上壁側に付勢されている状態になっており、端子収容室224の下側には所定のクリアランスaが生じている。第2のタブ本体144bが挿入されたメス端子金具290は、下壁に付勢されている状態になっており、端子収容室224の上側には所定のクリアランスaが生じている。
ところで、図11に示すように、オスタブ140が下方向にずれた場合、図11(b)に示すように、第2のタブ本体144bはメス端子金具290との接続において、上側部分(領域Z)の接続が離れてしまい、片当たり状態となる。しかし、図11(a)に示すように、第1のタブ本体144aでは適正に接続が保たれる。タブ本体144が二股でなく、ひとつだけであると、ズレが生じ接続が離れるとすぐに非導通状態になってしまう。
しかし、上述のように、オスタブ140をオスコネクタ130に取り付けたときに上下方向に誤差が生じた場合であっても、第1のタブ本体144aまたは第2のタブ本体144bの一方が、メス端子金具290と接続を維持することができる。これによって、導通不良の発生を効果的に防止できる。
<第3の実施形態>
図12は、本実施形態に係るモータユニット310をECUユニット312とモータ314に分離した状態で示した斜視図である。図1(b)で示したモータユニット210の構成と異なる点は、ECUユニット312のメスコネクタ320の形状及び構造にある。そして、ECUユニット312とモータ314とが組み付けられる際に、メスコネクタ320は、モータ314の嵌合用開口316に収容される。
図13は、メスコネクタ320とオスコネクタ330とを示した斜視図である。オスコネクタ330は、図2(d)で示した構造と同一であり、コネクタ本体331の前面332から二つのオスタブ340が水平に並んで突出している。一方で、メスコネクタ320は、アウターハウジング350の内部にインナーハウジング360が収容された状態となっている。さらに、インナーハウジング360にはメス端子金具390が収容されている。
図14(a)は、メスコネクタ320をアウターハウジング350とインナーハウジング360とメス端子金具390に分解して示した斜視図であり、(b)はメスコネクタ320を後方から見た斜視図である。また、図15は、メスコネクタ320のアウターハウジング350とインナーハウジング360の組み付けを説明する図であり、インナーハウジングの挿入前の状態を示した図である。図15(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)のA1−A1断面図及びB1−B1断面図を示している。図示のように、メスコネクタ320のアウターハウジング350は、外形が略直方体となっており、内部に二つのハウジング収容室355を備え、インナーハウジング360をそれぞれに収容可能に構成されている。具体的には、アウターハウジング350の前面351には、ハウジング収容室355に連通する前面開口351aが形成されており、同様に、背面352にも開口が形成されている。
前面開口351aは、略十字状となっており、メス端子金具390を備えたインナーハウジング360が挿入されたときに、メス端子金具390にオスタブ340が適正に挿入可能であり、必要に応じてメス端子金具390を操作可能な形状に構成されている。また、インナーハウジング360が挿入されたときに、内壁面でインナーハウジング360と当接するようになっている(後述の図17(c)参照)。
さらに、各ハウジング収容室355においては、上面には上部可撓アーム358aが、下面には下部可撓アーム358bが設けられている。詳細には、主に図15(c)に示すように、上部可撓アーム358a及び下部可撓アーム358bは、上面及び下面からハウジング収容室355の内部側に凹んだ状態になっている。つまり、上部可撓アーム358a及び下部可撓アーム358bは、断面が略台形の外形となって、両端から水平に架橋している。上部可撓アーム358aと下部可撓アーム358bとの間隔は、インナーハウジング360の高さより若干狭くなっており、インナーハウジング360が挿入されたときに、外側方向に撓むようになっている。そしてこのとき、インナーハウジング360は挿入方向が挿入軸線方向と同方向に、つまり、図示では水平を保ったままとなっている。
また、ハウジング収容室355の内面の両側壁には、それぞれ前後方向に延びる2本のリム357が上下に並列に形成されている。また、ハウジング収容室355の内面側壁の背面352近傍には、リム357に挟まれる位置に係止片356が形成されている。この係止片356は、インナーハウジング360がアウターハウジング350に挿入されたときに、インナーハウジング360をアウターハウジング350のハウジング収容室355に固定する。
インナーハウジング360は、図2(c)と同様の内部構造を有しており、メス端子金具390を収容し、収容室の下面内壁に形成されたランスが、メス端子金具390を固定する。
図16は、インナーハウジング360がアウターハウジング350のハウジング収容室355の途中まで挿入された状態を示している。具体的には、インナーハウジング360の前面361が上部可撓アーム358a及び下部可撓アーム358bの後端部分(図示の破線円)まで挿入された状態を示している。また、図17は、アウターハウジング350の前面351の内壁面に当接するまで完全にインナーハウジング360が挿入された状態を示している。図示のように、インナーハウジング360の上面及び下面は、上部可撓アーム358a及び下部可撓アーム358bによって挟まれた状態となっている。このとき、上部可撓アーム358a及び下部可撓アーム358bは、外方向に撓んでおり、その撓んだ弾性力によってインナーハウジング360を内側方向に付勢している。なお、上部可撓アーム358a及び下部可撓アーム358bは、この状態を基準として、さらに外側に撓むことができるように構成されている。
図18は、インナーハウジング360が完全に挿入されてはいるが、上方向または下方向に偏った状態を示している。図18(c)は、(b)のA4−A4断面を示しておりインナーハウジング360が上方向に偏った状態となっている。それに伴い、上部可撓アーム358aは、図17と比較して、より外側(図示で上方向)に撓んでいる。また、図18(d)はB4−B4断面を示しており、インナーハウジング360が下方向に偏った状態となっている。それに伴い、下部可撓アーム358bは、図17と比較して、より外側(図示で下方向)に撓んでいる。このような撓みは、例えば、オスコネクタ330のオスタブ340の位置ずれによって生じる。
上述の通り、メスコネクタ320の嵌合相手であるオスコネクタ330(オスタブ340)はモータ314に直接固定されている。オスタブ340における溶着等の加工精度によりY方向への位置ずれ誤差が大きい場合、従来の技術では、その誤差を吸収することが難しかった。しかし、インナーハウジング360が上下可動構造となっていることから、上部可撓アーム358a及び下部可撓アーム358bによってインナーハウジング360が動くことにより、そのような誤差を吸収することができる。
なお、本実施形態では、メスコネクタ320をインナーハウジング360とアウターハウジング350の二重構造としたが、オスコネクタ330を二重構造にしてオスタブ340が可動となってもよい。また、可撓アームとして、上部可撓アーム358aまたは下部可撓アーム358bのいずれか一方であってもよい。
<第4の実施形態>
図19は、本実施形態に係るオスコネクタ420とメスコネクタ430とをそれらの嵌合部分に着目して示した斜視図である。また、図20は、オスコネクタ420のオスタブ429を示している。図21はメスコネクタ430のメス端子440を示している。さらに、図22〜図24は、オスコネクタ420とメスコネクタ430の嵌合状態を示している。図22は、オスコネクタ420とメスコネクタ430とが嵌合する前の状態の断面図を示し、図23は嵌合した状態の断面図を示している。さらに、図24は、ずれた状態で嵌合した状態の断面図を示している。
例えば図19や図22に示すように、オスコネクタ420は、オス側ユニット422にオスタブ429が取り付けられる構成となる。同様に、メスコネクタ430は、メス側ユニット450にメス端子440が取り付けられる構造となっている。なお、図19では、オスタブ429やメス端子440は取り外した状態で一部を省略して示している。
また、図19や図20に示すように、オスタブ429は金属の板状体を略L字状に屈曲させて形成したものである。具体的には、オスタブ429は、接触用平面部429aと取付部429bとを一体で備えて構成されており、接触用平面部429aと取付部429bとの境界部分が屈曲している。取付部429bは、オスタブ429を所望の位置に固定するために、オス側ユニット422の端子固定孔428(図22参照)に挿入される。また、接触用平面部429aは、取付部429bが端子固定孔428に挿入されて取付られた状態で、一方の面をオス側ユニット422の端子取付面424に当接し、他方の面を外部(前面側)に露出させる。
また、図19や図22に示すように、オスタブ429が取り付けられるオス側ユニット422は、その嵌合部分において、略箱形を呈しており、前面部分が所定の厚さかつ所定深さで断面矩形の凹状の外周枠として構成される前面部423を有している。凹状の最深部分は平面で構成された端子取付面424が形成されている。端子取付面424には、上述したオスタブ429を挿入して固定するための固定孔428(図22参照)が設けられている。また、前面部423の内周部分はテーパ状の斜面を構成する拾い部425が設けられている。この拾い部425の機能の詳細については、図24(b)で後述する。
一方で、メス端子440の形状を図21(a)及び(b)に示す。ここでは2方向からの斜視図を示している。図示のように、メス端子440は、導電性の金属板をプレス加工等することで形成されている。具体的には、メス端子440は、第1メス端子板部442と、第2メス端子板部444と、第3メス端子板部446と、バネ部447とを備えて構成されている。
第1メス端子板部442は、メス側ユニット450の内部(端子収容部433)の所定位置に固定される部位である。第2メス端子板部444は、第1メス端子板部442に対して屈曲部443で垂直に屈曲された部位である。図示において、屈曲部443は、オス側ユニット422におけるz正方向の端部付近の側面とタブ本体44におけるz負方向の端部付近の側面とが接続しかつ屈曲している部分である。さらに、第3メス端子板部446は、第2メス端子板部444に対して屈曲部445で垂直に屈曲している。そして、第3メス端子板部446には、端部が外側方向(前側方向)に折り畳むように屈曲されたバネ部447が設けられている。バネ部447の略中央には、オスタブ429との接点となるインデント448が外方向に凸状に形成されている。メス端子440がこのような構成を有することで、第1メス端子板部442がx方向に撓み、また、第2メス端子板部444がy方向に撓む。それら撓むことで、オスコネクタ420とメスコネクタ430が嵌合したときに誤差が生じた場合でも、各方向に対する誤差が吸収可能となっている。なお、屈曲部443には撓みを調整するためにスリットが形成されてもよい。
また、メス側ユニット450は、図示で示す嵌合部分において、前面部435の略中央部分を開口とする所定深さで断面矩形の端子収容部433を備えている。端子収容部433の開口の外周部分には、その開口から所定距離離間した位置に開口を囲むように嵌合用リブ431が所定高さで設けられている。ここで、前面部435において、端子収容部433の開口から嵌合用リブ431までの領域が嵌合面432となる。
そして、メス端子440がメス側ユニット450に取り付けられたときに、図22に示すように、バネ部447は、端子収容部433の開口位置、つまり、嵌合面432よりも突出した位置になるように配置される。さらに、インデント448は、リブ前面部437よりも内側になるように配置される。つまり、バネ部447は、リブ前面部437と嵌合面432の間の領域に配置されている。また、第3メス端子板部446は、端子収容部433の開口部分の大部分を塞ぐように配置され、さらに、バネ部447、より具体的にはインデント448が端子収容部433の開口略中央に配置されている。つまり、インデント448は、嵌合用リブ431の略中央に位置している。
以上の構成による、オスコネクタ420とメスコネクタ430の嵌合について説明する。メスコネクタ430とオスコネクタ420に位置ズレがない場合には、図23に示すように、オス側ユニット422の前面部423が嵌合面432に当接したときに、オス側ユニット422の外周部分と嵌合用リブ431の内周部分とは等距離離間して中央に配置される。このとき、メスコネクタ430のメス端子440のバネ部447は、オス側ユニット422の内部に位置してインデント448が接触用平面部429aに当接すると共に、バネ部447が若干撓むようになっている。バネ部447が撓むことで、その弾性復帰力によりインデント448と接触用平面部429aの接触が確実に保持される。
つぎに、図24をもとに、メスコネクタ430とオスコネクタ420に位置ズレが生じた場合について説明する。図24は、メスコネクタ430とオスコネクタ420に最大許容の位置ズレが生じた状態で、オス側ユニット422の前面部423がメスコネクタ430の嵌合面432に当接する直前まで位置した状態を示している。
上述の通り、オス側ユニット422の外周部分と嵌合用リブ431の内周部には所定距離離間するように構成されて、位置ズレ等の誤差を許容するようになっている。しかし、許容誤差ぎりぎりまで位置ズレ(ΔX)が生じた場合において、メス端子440に取付誤差等が生じていると、メス端子440の一部分、より具体的には、屈曲部445がオス側ユニット422の前面部423に接触して嵌合不良となるおそれがある。そこで本実施形態では、前面部423にテーパ状の斜面である拾い部425が設けられている。
上記の構造を採用することで、メス端子440の屈曲部445が拾い部425に当接し(当接点P)さらに前面部423が嵌合面432に近づく方向に移動すると、当接点Pに作用する力によって、第2メス端子板部444が内側方向(図24(b)で左側方向)に撓む。その結果、メスコネクタ430とオスコネクタ420の位置ズレがそのまま維持されて嵌合状態になった場合でも、第2メス端子板部444が適切に撓み、バネ部447のインデント448が接触用平面部429aに当接することが可能となる。つまり、位置ズレ吸収範囲を拡大することができる。また、オスタブ429及びメス端子440において、それぞれ接触する部分が折り曲げられていることから、オスコネクタ420とメスコネクタ430との嵌合部分の低背化が実現でき、コンパクトな嵌合ユニット構造となる。
<第5の実施形態>
図25は、本実施形態に係るメスコネクタ520とオスコネクタ530とを示した斜視図であり、特に、嵌合部分の構造について示している。図示のように、メスコネクタ520は、メス側ユニット521とメス端子570とを備えて構成されている。また、オスコネクタ530は、オス側ユニット531とオスタブ540とを備えて構成されている。なお、ここでは、メス側ユニット521に収容されるメス端子570を分離して示しており、同様に、オス側ユニット531に収容されるオスタブ540を分離して示している。
図26は、オスタブ540を示しており、図9で示したオスタブ140と同様の構造を有している。つまり、オスタブ540は、導電性の金属板をプレス加工等によって形成されており、オス側ユニット531に挿入され内部で溶着等によって固定される基部542と、基部542から二股に延出しているオスタブ本体544とから構成されている。オスタブ本体544は、第1のタブ本体544aと第2のタブ本体544bとから構成されているが、対称の形状となっている。そして、第1のタブ本体544aは上側にわずかに(ズレ量a/2)ずらされており、同様に第2のタブ本体544bは下側にわずか(ズレ量a/2)にずらされており、相互の位置にズレ量aが設定されている。
図27は、オスタブ540を挿入するメス端子570を示している。図27(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)のA1−A1断面図及びB1−B1断面図を示している。メス端子570は、前後が開口となっている箱状体を呈している。具体的には、メス端子570の前面には、左右二つに分割されたバネ部572が形成されている。
図27(b)で示す正面視において、バネ部572は、右側の第1のバネ部572aと左側の第2のバネ部572bとから構成されている。第1のバネ部572aは、上下対称形状であり、上面571aから延出する部分が下側に折れ曲がり端部が内部579に収容される形状となって形成された上側バネ部本体574を有している。また、底面571bから延出する部分が上側に折れ曲がって端部が内部579に収容される形状となって形成された下側バネ部本体575とを有している。そして、上側バネ部本体574と下側バネ部本体575は、それぞれ内部に進むにつれて相互に近接するような斜面を形成している。
また、上側バネ部本体574の端部近傍にはインデント578が下側に凸状に形成されている。同様に、下側バネ部本体575の端部近傍にはインデント578が上側に凸状に形成されている。この二つのインデント578間にオスタブ540が挿入される。そして、オスタブ540が挿入されたときに、接触した状態で挟持可能に、インデント578は所定距離離間している。つまり、所定距離は、オスタブ540の厚さよりも狭く設定されており、オスタブ540が挿入されたときに上側バネ部本体574や下側バネ部本体575が撓むことで弾性復帰力によってメス端子570とオスタブ540との接触状態が保持されるようになっている。
なお、上面571aには、第1のバネ部572a及び第2のバネ部572bに対応する位置において、内側に一部が屈曲された折曲部560が設けられ、内部579において上側バネ部本体574の上面571a側への撓みを所定量に規制している。同様に、底面571bにも折曲部560が形成され、下側バネ部本体575の底面571b側への撓みを所定量に規制している。
以上の構成によるメスコネクタ520とオスコネクタ530の嵌合について図28〜33を参照して説明する。
図28は、嵌合前後のメスコネクタ520とオスコネクタ530を示している。図28(a)は、嵌合前のメスコネクタ520とオスコネクタ530の上面視の状態を示している。ここで、内部に配置されるオスタブ540とメス端子570とは破線で示している。また、図28(b)は、図28(a)におけるC1−C1断面図である。図28(c)は、嵌合した状態のメスコネクタ520とオスコネクタ530の上面視の状態を示している。また、図28(d)は、図28(c)におけるC2−C2断面図である。メスコネクタ520とオスコネクタ530は、図28(a)及び(b)の状態からメスコネクタ520を図示左方向に移動させることで、図28(c)及び(d)の嵌合状態になる。
図29は、メスコネクタ520とオスコネクタ530とが基準状態(ズレ無し状態)で嵌合した状態を示している。図29(a)は平面図(上面図)であり図28(c)の状態と同じである。また、図29(b)はC−C断面図であり、図29(c)はD−D断面図である。また、図30は、メスコネクタ520とオスコネクタ530とがオスタブ540にピッチズレが生じた状態で嵌合した状態を示している。図30(a)は平面図(上面図)であり、図30(b)はG−G断面図であり、図30(c)はH−H断面図である。また、図31は、図29の嵌合状態の断面図を拡大した図であり、図31(a)は図29(b)の領域Eの拡大図、図31(b)は図29(c)の領域Fの拡大図である。さらに、図32は、図30の嵌合状態の断面図を拡大した図であり、図32(a)は図30(b)の領域Jの拡大図、図32(b)は図30(c)の領域Kの拡大図である。
図29及び図31に示すように、基準状態での嵌合状態における第1のタブ本体544a及び第2のタブ本体544bは、それぞれ第1のバネ部572a及び第2のバネ部572bによって挟まれている。図31(a)及び(b)で分かるように、それらの図では嵌合状態が上下反対となっている。ここで、第1のタブ本体544a及び第2のタブ本体544bは、上述のようにa/2ずつピッチ差分だけ上下にずらされているが、許容範囲内であり接続状態が適正に保持されている。
図30及び図32は、図29及び図31に示した状態から、第1のタブ本体544a及び第2のタブ本体544bに下方向にピッチズレが生じた状態を示している。図32(a)で示しように、第2のタブ本体544bはそもそも下側にa/2だけピッチ差が設けられていることから、下側方向に生じたピッチズレによって、第2のタブ本体544bは上側バネ部本体574から離間してクリアランスΔcが発生した状態になる。このとき、下側バネ部本体575は押し下げられた状態となる。このため、片側非接触状態ではあるが、第2のタブ本体544bと第2のバネ部572bとの接触は適正に保たれる。
一方で、第1のタブ本体544aについては、もともと上側にずらされていた状態が、下方向に生じたピッチズレによって、上下方向の略中央位置に移動することになり、上側バネ部本体574及び下側バネ部本体575の両方に接触した状態が保持される。
つぎに、図32の拡大図J及び拡大図Kで示したピッチズレが生じた状態において、振動等によって外力が上下方向に作用した状態について説明する。図33は、オスタブ540に対して上方向に外力F1が作用した状態を示している。図33(a)に示すように、第2のバネ部572bと第2のタブ本体544bの接触状態(クリアランスΔc’)は、上記のクリアランスΔcより縮小した状態(Δc’<Δc)、つまり、第2のバネ部572bと第2のタブ本体544bとの距離が近づいた状態となる。一方で、図33(b)に示すように、第1のバネ部572aと第1のタブ本体544aの接触状態は、両側接触状態が保たれている。さらに、上記の外力F1より大きな外力F1’が作用した場合は、第2のバネ部572bと第2のタブ本体544bとのクリアランスが一層縮小するか、さらには、クリアランスが無くなる。そして、第1のバネ部572aと第1のタブ本体544aとの接触状態は弱くなり、場合によっては、クリアランスが発生する。しかし、いずれの場合であっても、上側バネ部本体574または下側バネ部本体575の少なくともも一方が第2のタブ本体544bと接触状態を保持することができる。
図34は、図33と逆に、オスタブ540に対して下方向に外力F2が作用した状態を示している。図34(a)に示すように、第2のバネ部572bと第2のタブ本体544bの接触状態(クリアランスΔc’’)は、クリアランスが拡大した状態(Δc’’>Δc’)、つまり、第2のバネ部572bと第2のタブ本体544bとの距離が遠のいた状態となる。したがって、図32(a)に示した状態に近づく。一方で、図34(b)に示すように、第1のバネ部572aと第1のタブ本体544aの接触状態は、両側接触状態が保たれている。このように、上下方向に振動が作用しても、オスタブ540とメス端子570との接触状態は維持される。
以上、本発明を実施形態を基に説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素及びその組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 モータユニット
12 ECUユニット
14 モータ
20、120 メスコネクタ
23、123 端子挿入開口
30、130 オスコネクタ
40、140 オスタブ
44、144 オスタブ本体
42 基部
46 屈曲部
49、145 スリット
90 メス端子金具
310 モータユニット
312 ECUユニット
314 モータ
320 メスコネクタ
330 オスコネクタ
340 オスタブ
350 アウターハウジング
356 係止片
357 リム
358a 上部可撓アーム
358b 下部可撓アーム
360 インナーハウジング
390 メス端子金具
420 オスコネクタ
422 オス側ユニット
423 前面部
424 端子取付面
425 拾い部
429 オスタブ
429a 接触用平面部
429b 取付部
430 メスコネクタ
431 嵌合用リブ
432 嵌合面
433 端子収容部
435 前面部
437 リブ前面部
440 メス端子
442 第1メス端子板部
443、445 屈曲部
444 第2メス端子板部
446 第3メス端子板部
447 バネ部
448 インデント
520 メスコネクタ
521 メス側ユニット
523 メス端子収容部
530 オスコネクタ
531 オス側ユニット
533 オスタブ収容部
540 オスタブ
542 基部
544 オスタブ本体
544a 第1のタブ本体
544b 第2のタブ本体
560 折曲部
570 メス端子
571a 上面
571b 底面
572 バネ部
572a 第1のバネ部
572b 第2のバネ部
574 上側バネ部本体
575 下側バネ部本体

Claims (3)

  1. 第1の端子が取り付けられた第1のコネクタと、前記第1の端子と接触する第2の端子が取り付けられた第2のコネクタとを具備するコネクタユニットであって、
    前記第1の端子は、板状体であり、
    前記第1のコネクタのケースに取り付けられる基部と、
    前記基部に対して垂直に屈曲し、前記基部に対して撓む可動部と、
    を備え
    前記第1の端子には、前記屈曲する部位においてスリットが形成されていることを特徴とするコネクタユニット。
  2. 前記第1の端子と前記第2のコネクタとの接続は、一方のコネクタに形成された平面に他方のコネクタに形成されたバネ状体が押圧させることでなされることを特徴とする請求項1に記載のコネクタユニット。
  3. 前記バネ状体は、前記平面に接触する部分に凸状の形状を備えていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタユニット。
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