JP5457922B2 - 産業用ロボット - Google Patents

産業用ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP5457922B2
JP5457922B2 JP2010093153A JP2010093153A JP5457922B2 JP 5457922 B2 JP5457922 B2 JP 5457922B2 JP 2010093153 A JP2010093153 A JP 2010093153A JP 2010093153 A JP2010093153 A JP 2010093153A JP 5457922 B2 JP5457922 B2 JP 5457922B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
driving
rotation
arm
tool mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010093153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011218525A (ja
Inventor
浩 中桐
盛載 尹
亮 近藤
達治 湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Daihen Corp
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp, Kobe Steel Ltd filed Critical Daihen Corp
Priority to JP2010093153A priority Critical patent/JP5457922B2/ja
Priority to KR1020110034366A priority patent/KR101248627B1/ko
Priority to US13/085,890 priority patent/US8434387B2/en
Priority to CN201110097496.5A priority patent/CN102218733B/zh
Publication of JP2011218525A publication Critical patent/JP2011218525A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5457922B2 publication Critical patent/JP5457922B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/06Programme-controlled manipulators characterised by multi-articulated arms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J17/00Joints
    • B25J17/02Wrist joints
    • B25J17/0258Two-dimensional joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/104Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with cables, chains or ribbons
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19023Plural power paths to and/or from gearing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19023Plural power paths to and/or from gearing
    • Y10T74/19051Single driven plural drives
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20305Robotic arm
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20305Robotic arm
    • Y10T74/20317Robotic arm including electric motor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、溶接などを行う回動するアームを備える産業用ロボットに関する。
例えば、溶接ロボットなどの産業用ロボットとしては、いわゆる、多関節型ロボットなどが用いられている。溶接ロボットなど産業用ロボットには、狭隘箇所などへの溶接の要求が高まっており、これに伴い、ワークなどの周囲との干渉を回避するため、ツールを取り付けるツール取付部の周辺及びその近傍の小型化が望まれている。このため、ツール取付部の駆動機構、ツール取付部が搭載されるアームの駆動機構などの最適化が必要となる。
多関節型ロボットのツールを取り付けるツール取付部の構造に関する技術として、エンドエフェクタ装着部に対してエンドエフェクタ回転駆動用モータ搭載部の位置を付け替えることにより、ワークなどの周囲との干渉を回避する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、産業用ロボットとして、片持ち支持された2軸線を共用し、ねじれ方向が対称的な2組のギアセットを上下対称に配設することにより手首構造をコンパクトにし、ワークなどの周囲との干渉を回避する構造が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、産業用ロボットとして、アーム内部にエンドエフェクタ用の動力線、配管、信号線を通す障害のない連続した通路を有するロボットにおいて、揺動軸上に揺動駆動用の減速機構を配置することにより、手首構造をコンパクトにし、ワークなどの周囲との干渉を回避する構造が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−26748号公報 特許第4233578号 特開平5−131388号公報
しかし、特許文献1に開示されている産業用ロボットは、図7に示すように、ツール601を取り付けるツール取付部602に、ツール601を回転駆動するモータ603を取付配置しているため、図7(a)、及び図7(b)に示すように、ツール取付部602が取り付けられているアーム604をアーム605に対して矢印X方向に揺動させると、ツール取付部602に取り付けられたツール601に接続されるケーブル606がモータ603に干渉する。
更に、図7(c)に示すように、作業対象607の狭隘箇所にツール601を挿入するときに、モータ603が作業対象607に干渉する。このとき、特許文献1に記載のロボットでは、作業に応じてモータ603の取付位置を変更していたので、作業効率が低下する。
また、産業用ロボットにおいては、図8(a)に示すように、ツール611が取り付けられるツール取付部612と、ツール取付部612が取り付けられるアーム613のアーム614に対する回転軸A11との距離を短くすると、ツール611と接続されるケーブル615の曲げ半径が小さくなり、ケーブル615に負荷が加わる。これにより、例えば、溶接ロボットなどにおいては、溶接ワイヤの送給および溶接ガスの供給に不良が発生し、溶接不良が発生する。
よって、産業用ロボットにおいては、図8(b)に示すように、ツール611が取り付けられるツール取付部612と、ツール取付部612が取り付けられるアーム613のアーム614に対する回転軸A11との距離を長くすることが望まれている。
しかし、特許文献2に開示されている産業用ロボットは、図9(a)、及び図9(b)に示すように傘歯車621を介してアーム613に取り付けられたツール取付部612を回転駆動する構造であるため、ツール取付部612から回転軸A21までの距離を大きくすると、傘歯車621をツール取付部612に噛合させるために、傘歯車621の径を大きくする必要がある。傘歯車621の径が大きくなると、アーム613の周辺が大型化するため、ワークへの適用効率が悪化するとともに、歯車比が増速となるため、ツール611の位置決め精度が悪化する。
また、特許文献2に開示されている産業用ロボットにおいて、図10(a)、及び図10(b)に示すように傘歯車621の径を小さくすると、ケーブル615の曲げ半径が小さくなり、アーム613を回転させたときにケーブル615に負荷がかかる。
さらに、特許文献3に開示されている産業用ロボットは、アームの揺動軸上にアームを揺動するための減速機構と、ツール取付部を回転させるための減速機構の2つの減速機構を配置する必要があるため、アームの厚さが厚くなり、大型化する。また、特許文献3に開示されている構造は、アームに直接減速機構を組み付けているため、組み立て、メンテナンスを容易に行えなかった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、コンパクトな構造で、アームの回転軸からツール取付部までの距離を大きくとれ、かつ、ツール取付部を精度よく位置決めできる産業用ロボットを提供することを課題とする。
本発明の請求項1に係る産業用ロボットは、溶接用のツールが取り付けられるツール取付部が回転軸を中心に回転するように取り付けられるツール取付回転アームと、前記ツール取付回転アームをその先端部に設けられた円筒状の揺動軸を介して揺動自在に支持する揺動アームと、前記揺動アームの貫通孔を通して前記ツールに接続されるケーブルと、を備えた産業用ロボットであって、前記揺動アーム内に設けられ、前記ツール取付回転アームの回転駆動力を発生するツール取付回転アーム駆動用モータと、前記ツール取付回転アーム駆動用モータの回転駆動力を前記揺動軸に伝達するツール取付回転アーム駆動用伝達機構と、前記揺動アーム内に設けられ、前記揺動軸の外周に係合し、前記揺動軸の回転駆動力を減速して、前記ツール取付回転アームを揺動させるツール取付回転アーム駆動用減速機構と、前記揺動アーム内に設けられ、前記ツール取付部の回転駆動力を発生するツール取付部駆動用モータと、前記揺動軸内に配置され、同軸線上で動作する中間動力伝達軸と、前記ツール取付部駆動用モータから供給される回転駆動力を、前記中間動力伝達軸に伝達するツール取付部駆動用第1伝達機構と、前記ツール取付回転アームに、前記中間動力伝達軸に対して平行な軸線に設けられた出力動力伝達軸と、前記ツール取付回転アーム内に設けられ、前記中間動力伝達軸の回転を前記出力動力伝達軸に伝達するツール取付部駆動用第2伝達機構と、前記出力動力伝達軸に取り付けられ、前記平行な軸線上で動作する中間出力歯車と、前記ツール取付回転アーム内に設けられ、前記中間出力歯車に噛合し、前記中間出力歯車の回転を減速する前記出力動力伝達軸に直交する軸線上に設けられたツール取付部駆動用減速ユニットと、前記ツール取付回転アーム内で前記ツール取付部駆動用減速ユニットに設けられ、前記直交する軸線に対して平行な軸線上に配設される前記ツール取付部の外歯車に噛合し、前記ツール取付部駆動用減速ユニットで減速した回転を前記ツール取付部に伝達する出力歯車とを備えたことを特徴とする産業用ロボット
かかる構成により、産業用ロボットは、揺動アームに設けられたツール取付部駆動用モータの回転をツール取付部駆動用第1伝達機構を介して揺動軸の内周に設けられた中間動力伝達軸に伝達する。そして、中間動力伝達軸が回転すると、ツール取付部駆動用第2伝達機構を介して出力動力伝達軸に伝達して、中間出力歯車が回転する。中間出力歯車が回転すると、これに噛合したツール取付部駆動用減速ユニットの入力歯車が回転し、その入力回転軸が回転する。入力回転軸が回転すると、減速機構が入力回転軸の回転を減速して出力回転軸を回転する。出力回転軸が回転すると、出力歯車が回転し、これに外歯車が噛合するツール取付部が回転する。
本発明の請求項2に係る産業用ロボットは、請求項1において、ツール取付部駆動用減速ユニットは、中間出力歯車に噛合する入力歯車と、出力動力伝達軸に直交する方向に延長して設けられ、入力歯車の回転で回転する入力回転軸と、入力回転軸の外周に設けられ、入力回転軸上で動作し、入力回転軸に係合し、入力回転軸の回転を減速する減速機構と、減速機構の一端の側に設けられ、減速機構で減速した回転で、端部に取り付けられた出力歯車を回転する出力回転軸とを備えた構成とした。
かかる構成により、産業用ロボットは、中間出力歯車の回転により入力歯車が回転すると、これに伴い入力回転軸が回転する。入力回転軸が回転すると、入力回転軸に係合する減速機構が入力回転軸の回転を減速して、出力回転軸を回転させる。出力回転軸が回転すると、これに取り付けられた出力歯車が回転し、出力歯車に外歯車が噛合するツール取付部が回転する。
本発明の請求項3に係る産業用ロボットは、請求項1又は請求項2において、ツール取付部駆動用第2伝達機構は、中間動力伝達軸の他端に取り付けられたツール取付部駆動用第2入力プーリと、出力動力伝達軸に取り付けられたツール取付部駆動用第2出力プーリと、ツール取付部駆動用第2入力プーリ、及びツール取付部駆動用第2出力プーリに巻き付けられ、ツール取付部駆動用第2入力プーリの回転をツール取付部駆動用第2出力プーリに伝達するツール取付部駆動用第2ベルトとを備える構成とした。
かかる構成により、ツール取付部駆動用モータの回転により中間動力伝達軸が回転すると、ツール取付部駆動用第2入力プーリが回転し、これに伴い、ツール取付部駆動用第2ベルトが移動し、ツール取付部駆動用第2出力プーリが回転する。ツール取付部駆動用第2出力プーリが回転すると、出力動力伝達軸が回転し、中間出力歯車が回転する。そして、中間出力歯車が回転すると、ツール取付部駆動用減速ユニットを介して出力歯車が回転し、ツール取付部が回転する。
本発明の請求項4に係る産業用ロボットは、請求項2において、ツール取付部駆動用減速ユニットは、入力回転軸と、減速機構と、出力回転軸とを一体に保持する保持部を備えた構成とした。
かかる構成により、産業用ロボットは、保持部に、入力回転軸と、減速機構と、出力回転軸とが保持されて一体化され、ユニット化されているので、小型化が図れる。
本発明の請求項1に係る産業用ロボットによれば、ツール取付部駆動用モータから中間出力歯車までの回転トルクを小さく設定できるので、揺動アーム、揺動軸、ツール取付回転アーム周辺の形状を小型化することができるため、揺動アーム、揺動軸、ツール取付回転アームなどのワークなどの周囲への干渉を回避でき、よって、狭隘箇所などへの適用も容易に行える。また、ツール取付回転アーム駆動用減速ユニットのツール取付回転アームへの収納状態をコンパクトにできるため、ツール取付回転アームのワークなどの周囲への干渉を回避でき、よって、狭隘箇所などへの適用も容易に行える。
本発明の請求項2に係る産業用ロボットによれば、ツール取付部駆動用モータから中間出力歯車までの回転トルクを小さく設定できるので、揺動アーム、揺動軸、ツール取付回転アーム周辺の形状を小型化することができるため、揺動アーム、揺動軸、ツール取付回転アームなどのワークなどの周囲への干渉を回避でき、よって、狭隘箇所などへの適用も容易に行える。
本発明の請求項3に係る産業用ロボットによれば、中間動力伝達軸の回転をツール取付部駆動用第2入力プーリと、ツール取付部駆動用第2出力プーリと、ツール取付部駆動用第2ベルトを介して出力動力伝達軸に伝達し、ツール取付部駆動用減速ユニットを回転させることにより、大きなトルクを伝達する部品が必要がなく、また、構成が簡単であるので、ツール取付アーム周辺の形状を小型化することができ、ワークなどの周囲への干渉を回避でき、よって、狭隘箇所などへの適用も容易に行える。
本発明の請求項4に係る産業用ロボットによれば、入力回転軸、減速機構、出力回転軸を保持部により保持することにより、一体的に取り扱うことができるようになるため、ツール取付回転アームへの装着脱を容易に行えるため、産業用ロボットの製造が容易となるとともに、メンテナンス性が向上する。
本発明に係る産業用ロボットの一実施形態の要部の構成図であり、(a)は、要部の側面側断面図、(b)は、揺動アーム及びツール取付回転アームの上面側断面図である。 本発明に係る産業用ロボットの一実施形態の第5軸周辺の側面断面図である。 本発明に係る産業用ロボットの一実施形態のツール取付回転アームの側面の断面図である。 本発明に係る産業用ロボットの一実施形態のツール取付回転アームの上面側断面図である。 本発明に係る産業用ロボットの一実施形態の斜視図である。 本発明に係る産業用ロボットの一実施形態の斜視図である。 従来の一例の側面図であり、(a)は、ツール取付回転アームを鋭角に折曲した時、(b)は、ツール取付回転アームを90度折曲した時、(c)は溶接作業時の断面図である。 従来の一例の側面図であり、(a)は、揺動軸からツール取付部までの距離が短い場合、(b)は、揺動軸からツール取付部までの距離が長い場合の側面図である。 従来のツール取付部を、大径の傘歯車を用いて駆動する産業用ロボットの一例の構成図であり、(a)は、上面側断面図、(b)は、側面図である。 従来のツール取付部を、小径の傘歯車を用いて駆動する産業用ロボットの一例の構成図であり、(a)は、上面側断面図、(b)は、側面図である。
まず、本発明に係わる産業用ロボット100の全体外観構成を、図5、及び図6を用いて説明する。
本実施例の産業用ロボット100は、いわゆる、6軸多関節型溶接ロボットであり、図5、及び図6に示すように、設置面に固定されるロボットベース110と、ロボットベース110上で第1軸A1を中心に回転する旋回フレーム120と、旋回フレーム120に接続され、第2軸A2を中心に回転する下腕130と、下腕130に接続され、第3軸A3を中心に回転する上腕131から構成されている。
ロボットベース110は、例えば、作業場所の床面などの所定の設置面に固定されている。ロボットベース110には、旋回フレーム120が第1軸A1を中心に回転駆動するように取り付けられている。第1軸A1は、設置面に対して直交する方向に延長する軸である。旋回フレーム120は、下腕130を第2軸A2に沿って回転駆動できるようにロボットベース110上に設けられている。
下腕130は、一端が旋回フレーム120に、第2軸A2を中心に回転駆動するように取り付けられている。第2軸A2は、第1軸A1に直交する方向に延長する軸であり、設置面に対して平行に設けられている。また、下腕130には、上腕131が第3軸A3を中心に回転駆動するように取り付けられている。
上腕131は、下腕130に接続され、第3軸A3を中心に回転するショルダ140と、ショルダ140に接続され、第4軸A4を中心に回転する揺動アーム(5軸アーム)150と、揺動アーム150に接続され、第5軸A5を中心に回転するツール取付回転アーム(エンドアーム)160と、ツール取付回転アーム160に取付られ、第6軸A6を中心に回転するツール取付部170とから構成されている。
ショルダ140は、下腕130の他端に第3軸A3を中心に回転駆動可能に取り付けられる。第3軸A3は、揺動アーム150を上下方向に駆動する軸であり、第2軸A2に平行となる方向に延長する軸である。ショルダ140は、第3軸A3に直交する方向に揺動アーム150の一端が取り付けられる。揺動アーム150は、ショルダ140に、第4軸A4を中心に回転駆動するように取り付けられている。第4軸A4は、第3軸A3に直交する方向に延長する軸である。
ツール取付回転アーム160は、一端が揺動アーム150の他端に、第5軸A5を中心に回転駆動するように取り付けられる。第5軸A5は、第3軸A3に対して平行な方向であり、かつ、第4軸A4に対して直交する方向に延長する軸である。
ツール取付部170は、略円筒形状をなし、ツール取付回転アーム160の他端の側に、第6軸A6を中心に回転駆動するように取り付けられている。ツール取付部170には、ツール180が取り付けられる。第6軸A6は、第5軸A5に直交する軸であり、かつ、第5軸A5上で第4軸A4に交差する軸であり、ツール取付部170の回転中心となる軸である。ツール180は、ツール取付部170の内周側に挿入され、ツール取付部170に固定される。ツール180は、例えば、溶接ツールであり、ツール取付部170の揺動アーム150側でケーブル190に接続される。揺動アーム150には、第4軸A4上にケーブル貫通部150aが設けられている。ケーブル貫通部150aは、第4軸A4方向に貫通する貫通孔150b、150cを備え、ケーブル190は、貫通孔150bを通して、ツール180に接続される。
次に、本発明に係る産業用ロボット100の揺動アーム150、ツール取付回転アーム160、ツール取付部170の内部構造を、図1乃至図4を用いて説明する。
揺動アーム150は、図1に示すように揺動アーム本体151、揺動アームカバー152を備え、揺動アーム本体151、揺動アームカバー152により形成される駆動機構収納部153に、ツール取付回転アーム160の回転駆動力を発生するツール取付回転アーム駆動用モータ311と、ツール取付回転アーム駆動用モータ311の回転により回転する揺動軸313と、ツール取付回転アーム駆動用モータ311の回転を揺動軸313に伝達するツール取付回転アーム駆動用伝達機構300と、揺動軸313を囲んで配置され、同軸線上で動作する中間動力伝達軸422と、ツール取付部駆動用モータ411の回転を中間動力伝達軸422に伝達するツール取付部駆動用第1伝達機構412aとが収納されている。
駆動機構収納部153は、図5、及び図6に示す姿勢においてY2で示す側が底面となり、Y1で示す方向側が開口部となるように形成されている。駆動機構収納部153の開口部は、揺動アームカバー152により閉蓋される。
駆動機構収納部153に収納されるツール取付回転アーム駆動用モータ311は、ツール取付回転アーム160を、第5軸A5を中心に揺動させる回転駆動力を発生するためのモータであり、揺動アーム本体151の駆動機構収納部153のショルダ140側に設けられる。また、ツール取付回転アーム駆動用モータ311とともに駆動機構収納部153に収納されるツール取付部駆動用モータ411は、ツール取付部170を、第6軸A6を中心に回転させるための回転駆動力を発生するためのモータであり、ツール取付回転アーム駆動用モータ311に並列に設けられている。ツール取付回転アーム駆動用モータ311、及びツール取付部駆動用モータ411は、図5、及び図6の揺動アーム150の姿勢において、ツール取付回転アーム駆動用モータ311とツール取付部駆動用モータ411とは上下に配置される関係となる。
ツール取付回転アーム駆動用モータ311の回転軸311aは、ツール取付回転アーム駆動用モータ311の延在方向(図1のX1、X2で示す矢印の方向)に直交し、かつ、揺動軸313の回転中心となる第5軸A5と平行となる方向に設けられている。ツール取付部駆動用モータ411の回転軸411aは、ツール取付部駆動用モータ411の延在方向(図1のX1、X2で示す矢印の方向)に直交し、かつ、揺動軸313の回転中心となる第5軸A5に平行となる方向に設けられている。そして、ここでは、図5、及び図6の揺動アーム150の姿勢において、ツール取付回転アーム駆動用モータ311の回転軸311aが上側、ツール取付部駆動用モータ411の回転軸411aが下側となるように、上下方向に並べて揺動アームカバー152側に向けてツール取付回転アーム駆動用モータ311、ツール取付部駆動用モータ411から突出して設けられている。
ツール取付回転アーム駆動用モータ311の回転は、ツール取付回転アーム駆動用伝達機構300を介して揺動軸313に伝達され、ツール取付部駆動用モータ411の回転は、ツール取付部駆動用第1伝達機構412aを介して中間動力伝達軸422に伝達される。
ツール取付回転アーム駆動用伝達機構300は、ツール取付回転アーム駆動用モータ311の回転軸311aに取り付けられたツール取付回転アーム駆動用入力プーリ312と、揺動軸313の一端に取り付けられたツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314と、ツール取付回転アーム駆動用入力プーリ312とツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314とに巻回され、ツール取付回転アーム駆動用入力プーリ312の回転をツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314に伝達するツール取付回転アーム駆動用ベルト315とから構成されている。
ツール取付部駆動用第1伝達機構412aは、ツール取付部駆動用モータ411の回転軸411aに取り付けられたツール取付部駆動用第1入力プーリ421と、中間動力伝達軸422の一端に取り付けられたツール取付部駆動用第1出力プーリ423と、ツール取付部駆動用第1入力プーリ421とツール取付部駆動用第1出力プーリ423とに巻回され、ツール取付部駆動用第1入力プーリ421の回転をツール取付部駆動用第1出力プーリ423に伝達するツール取付部駆動用第1ベルト424とから構成されている。
前記ツール取付回転アーム駆動用入力プーリ312、及びツール取付部駆動用第1入力プーリ421は、ツール取付回転アーム駆動用入力プーリ312が揺動アーム本体151側となり、ツール取付部駆動用第1入力プーリ421が揺動アームカバー152側となるように、回転軸311a、411aの軸高さ方向にずれた位置に設けられている。
ツール取付回転アーム駆動用入力プーリ312は、ツール取付回転アーム駆動用モータ311の回転に応じて矢印R1方向に回転する。また、ツール取付部駆動用第1入力プーリ421は、ツール取付部駆動用モータ411の回転に応じて矢印R11方向に回転する。
揺動アーム150のツール取付回転アーム160の側には、図2に示すように、第5軸A5上に中間動力伝達軸422が第5軸A5を中心に回転するように設けられている。中間動力伝達軸422の外周部には、軸受部313aを介して揺動軸313が第5軸A5を中心に回転するように設けられている。
中間動力伝達軸422は、揺動軸313よりも揺動アームカバー152側に突出して設けられており、その端部にはツール取付部駆動用第1出力プーリ423がボルトにより固定されている。また、ツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314は、中心孔に中間動力伝達軸422が貫通して、揺動軸313においてツール取付部駆動用第1出力プーリ423の下に隙間を設けた状態で、ボルトにより揺動軸313に沿って取り付けられている。つまり、揺動軸313は、中間動力伝達軸422において同じ軸上で動作できるように設けられている。ツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314、及びツール取付部駆動用第1出力プーリ423は、第5軸A5上で、ツール取付部駆動用第1出力プーリ423が揺動アームカバー152側となり、ツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314が揺動アーム本体151側となるように軸方向に隔てて配置される。ツール取付回転アーム駆動用ベルト315は、ツール取付回転アーム駆動用入力プーリ312とツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314に巻き付けられ、ツール取付部駆動用第1ベルト424は、ツール取付部駆動用第1入力プーリ421とツール取付部駆動用第1出力プーリ423に巻き付けられる。
図1(a)に示すように、ツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314は、ツール取付回転アーム駆動用入力プーリ312の矢印R1方向の回転により駆動するツール取付回転アーム駆動用ベルト315により第5軸A5を中心として矢印R2方向に回転し、揺動軸313を矢印R2方向に回転させる。ツール取付部駆動用第1出力プーリ423は、ツール取付部駆動用第1入力プーリ421の矢印R11方向の回転により駆動するツール取付部駆動用第1ベルト424により第5軸A5を中心として矢印R2方向に回転し、中間動力伝達軸422を矢印R2方向に回転させる。
図2に示すように、揺動軸313は、揺動軸313の周囲に設けられたツール取付回転アーム駆動用減速機構316に係合しており、ツール取付回転アーム駆動用減速機構316を駆動する。ツール取付回転アーム駆動用減速機構316は、揺動軸313の周囲において、揺動軸313とツール取付回転アーム160との間に設けられ、揺動軸の回転を減速し、ツール取付回転アーム160を揺動させる減速機構であり、例えば、ハーモニック減速機構と呼ばれる波動歯車装置から構成されている。
ツール取付回転アーム駆動用減速機構316は、図2に示すように、サーキュラ・スプライン(C/S)316a、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)316b、フレクスプライン(F/S)316cから構成されている。ウェーブ・ジェネレータ(W/G)316bは、横断面形状が略楕円カム形状をなし、ツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314に接続されており、ツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314の回転に応じて回転する。フレクスプライン(F/S)316cは、金属弾性体からなる部材であり、ツール取付回転アーム160に固定され、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)の外周側に配置される。ウェーブ・ジェネレータ(W/G)316bは、フレクスプライン(F/S)316cの内周側を摺動する構成とされている。
サーキュラ・スプライン(C/S)316aは、剛体リング状の部材であり、揺動アーム150に固定されている。サーキュラ・スプライン(C/S)316aは、フレクスプライン(F/S)316cの外周側に配置される。サーキュラ・スプライン(C/S)316aの外周側とフレクスプライン(F/S)316cの内周側には、歯車が形成されている。サーキュラ・スプライン(C/S)316aの歯車とフレクスプライン(F/S)316cの歯車とは、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)316bの長軸方向で噛合している。ウェーブ・ジェネレータ(W/G)316bが回転すると、サーキュラ・スプライン(C/S)316aの歯車とフレクスプライン(F/S)316cの歯車との噛合位置が順次変移する。
フレクスプライン(F/S)316cの歯車の歯数がサーキュラ・スプライン(C/S)316aの歯車の歯数に比べて少なければ、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)316bの回転に対してフレクスプライン(F/S)316cの回転が徐々に遅れることになる。すなわち、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)316bの回転に対してフレクスプライン(F/S)316cの回転が減速される。なお、減速比は、サーキュラ・スプライン(C/S)316aの歯車の歯数とフレクスプライン(F/S)316cの歯車の歯数との比により決定されている。
なお、ツール取付回転アーム駆動用減速機構316は、波動歯車機構などに限定されるものではなく、遊星歯車機構など他の減速歯車機構であってもよい。ツール取付回転アーム駆動用減速機構316には、ツール取付回転アーム160が取り付けられている。ツール取付回転アーム160は、ツール取付回転アーム駆動用減速機構316の回転により第5軸A5を中心に揺動する。
図2及び図4に示すように、ツール取付回転アーム160は、ツール取付回転アーム本体161、ツール取付部装着部162、ツール取付回転アームカバー163、軸受カバー164、伝達機構収納部カバー165、減速機構収納部166、出力動力伝達軸収納部167、伝達機構収納部168を備えた構成とされている。
ツール取付回転アーム本体161は、主に、揺動アーム取付部161a、減速機構取付部161bを含む構成とされている。揺動アーム取付部161aは、揺動アーム150の第4軸A4側に伝達機構収納部168を備えている。伝達機構収納部168には、第5軸A5上に中間動力伝達軸422が貫通する貫通孔161cを形成している。この伝達機構収納部168内には、ツール取付部駆動用第2伝達機構412bが収納されている。ツール取付部駆動用第2伝達機構412bは、ツール取付部駆動用第2入力プーリ425、ツール取付部駆動用第2出力プーリ427、ツール取付部駆動用第2ベルト428から構成されている。
揺動アーム取付部161aは、図2に示すように、貫通孔161cの周囲がツール取付回転アーム駆動用減速機構316の出力側に軸受けを介して固定されている。伝達機構収納部168は、貫通孔161cを介して中間動力伝達軸422の一部が突出している。突出する中間動力伝達軸422には、ツール取付部駆動用第2入力プーリ425がボルトにより取り付けられている。ツール取付部駆動用第2入力プーリ425は、中間動力伝達軸422の回転に応じて矢印R2方向(図1(a)参照)に回転する。図3、及び図4に示すように、後記するこの出力動力伝達軸426に、図3に示すように、伝達機構収納部168に突出する部分にツール取付部駆動用第2出力プーリ427が取り付けられている。ツール取付部駆動用第2入力プーリ425、及びツール取付部駆動用第2出力プーリ427には、ツール取付部駆動用第2ベルト428が巻き付けられている。
揺動アーム取付部161aは、図1、及び図4に示すように、先端側で減速機構取付部161bを接続している。減速機構取付部161bは、揺動アーム150とツール取付部170との間に設けられている。そして、減速機構取付部161bは、減速機構収納部166、出力動力伝達軸収納部167を含む構成とされている。減速機構収納部166は、揺動アーム150の先端方向に開口されており、出力動力伝達軸収納部167は、伝達機構収納部168に隣接して設けられている。出力動力伝達軸収納部167と伝達機構収納部168とは、貫通孔161dにより連通している。貫通孔161dには、出力動力伝達軸426の一端側が軸受などにより回転自在に取り付けられている。伝達機構収納部168の開口部は、伝達機構収納部カバー165によりカバーされる。
図4に示すように、出力動力伝達軸収納部167は、回転軸A51上の伝達機構収納部168とは反対側が開口自在に形成されており、その開口部には軸受カバー164がボルトなどにより取り付けられている。軸受カバー164は、出力動力伝達軸426の端部を軸受により回転自在に保持している。これにより、出力動力伝達軸426は、貫通孔161d、及び軸受カバー164の軸受けに保持されて、ツール取付部駆動用第2ベルト428を介してツール取付部駆動用第2入力プーリ425の回転がツール取付部駆動用第2出力プーリ427に伝達されて、ツール取付部駆動用第2出力プーリ427が回転することで、回転軸A51を中心に回転する。
減速機構収納部166と出力動力伝達軸収納部167は、図4に示すように、貫通孔161eにより連通している。出力動力伝達軸426には、中間出力歯車429が取り付けられている。中間出力歯車429は、傘歯車から構成されており、貫通孔161eを介して、ツール取付部駆動用減速ユニット413に噛合している。
ツール取付部駆動用減速ユニット413は、図4に示すように、ツール取付回転アーム160の減速機構収納部166に装着され、中間出力歯車429から供給された動力を減速して、ツール取付部170を回転駆動する。ツール取付部駆動用減速ユニット413は、入力歯車431、入力回転軸432、減速機構433、出力回転軸434が、入力側保持部436、中間保持部437、出力側保持部438によって保持されて一体化されて、ユニット化されている。出力歯車435は、ツール取付部170の外歯車170aに噛合しており、ツール取付部駆動用減速ユニット413の出力回転軸434にねじ403cにより取り付けられて、ツール取付部駆動用減速ユニット413によって減速された動力により回転し、ツール取付部170を回転させる。
入力歯車431は、例えば、傘歯車から構成され、入力回転軸432に固定されている。入力回転軸432は、第6軸A6に平行な軸である回転軸A61を中心に回転するように入力側保持部436に軸受けなどにより回転自在に保持されており、入力歯車431の回転に応じて回転する。入力回転軸432は、減速機構433に係合している。減速機構433は、回転軸と同軸上で減速を行う減速機構、例えば、波動歯車装置などから構成されている。
図4に示すように、減速機構433は、例えば、波動歯車装置、いわゆる、ハーモニック減速機構と呼ばれる減速機構から構成されている。減速機構433は、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)441、フレクスプライン(F/S)442、サーキュラ・スプライン(C/S)443などから構成されている。
ウェーブ・ジェネレータ(W/G)441は、楕円状カム部材であり、入力回転軸432に接続され、入力回転軸432の回転に応じて回転する。ウェーブ・ジェネレータ(W/G)441の周囲には、フレクスプライン(C/S)442が配置される。フレクスプライン(F/S)434は、略有底円筒状をなし、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)443の周囲に、回転軸A61を中心に回転するように設けられており、内周側がウェーブ・ジェネレータ(W/G)443の長軸方向に摺接している。また、フレクスプライン(C/S)442は、開口部側内周部分がウェーブ・ジェネレータ(W/G)441の長軸方向の外周部が摺接するように配置されている。
また、フレクスプライン(C/S)442は、開口部外周部に外歯歯車が形成されている。フレクスプライン(C/S)442の外歯車は、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)441の長軸方向の部分で、サーキュラ・スプライン(C/S)443の内周部に形成された内歯歯車に噛合する。フレクスプライン(C/S)442の外歯車は、サーキュラ・スプライン(C/S)443の内歯歯車の歯数より少ない歯数に設定されており、その歯数は、減速比に応じた歯数とされている。サーキュラ・スプライン(C/S)443は、その外縁部分がねじ430bにより入力側保持部436と中間保持部437とにより挟持されて固定される。
中間出力歯車429の回転により入力歯車431が回転すると、入力回転軸432が回転する。この入力回転軸432に回転に応じてウェーブ・ジェネレータ(W/G)441が回転し、フレクスプライン(C/S)442の外歯歯車のサーキュラ・スプライン(C/S)443の内歯歯車への噛合位置が順次遷移する。このとき、フレクスプライン(C/S)442の外歯歯車の歯数に比べてサーキュラ・スプライン(C/S)443の内歯歯車の歯数は、多くなっている。よって、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)441の1回転毎に、フレクスプライン(C/S)442は、サーキュラ・スプライン(C/S)443との歯数の差に応じた分だけ遅れて回転することになる。すなわち、フレクスプライン(C/S)442の回転が、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)442の回転に比べて減速することになる。これにより、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)442の回転が減速されて、フレクスプライン(C/S)442を回転させる。
そして、フレクスプライン(C/S)442には、出力回転軸434が固定し、また、出力回転軸434は、中間保持部437に軸受けなどを介して取り付けられ、中間保持部437、出力側保持部438に対して回転軸A61を中心に回転自在に保持されているので、フレクスプライン(C/S)442の回転に応じて出力回転軸434が回転する。
ツール取付部駆動用減速ユニット413は、減速機構収納部166にねじ430aにより固定されている。また、ツール取付部駆動用減速ユニット413の出力回転軸434には、出力歯車435がねじ430cにより固定されている。出力歯車435は、ツール取付部駆動用減速ユニット413の出力回転軸434に固定されて、ツール取付部170の外周部に形成された外歯車170aに噛合する。そのため、出力歯車435は、フレクスプライン(F/S)434の回転に応じて回転軸A61を中心に回転し、ツール取付部170を、第6軸A6を中心に回転させる。
ツール取付部装着部162は、第6軸A6を中心とする円筒状をなし、ツール取付回転アーム本体161の減速機構取付部161bに隣接して設けられている。このツール取付部装着部162にツール取付部170が装着されている。ツール取付部170は、円筒形状をなし、外周の全周にわたって外歯車170aが形成されている。ツール取付部170は、外歯車170aの揺動アーム150側の端面がツール取付部装着部162の段部に係合して軸受などを介してツール取付部装着部162の内周側に装着されている。また、ツール取付部170は、ツール取付部装着部162に装着されて、外歯車170aに出力歯車435が噛合する。
ツール取付回転アームカバー163は、減速機構収納部166の開口部、及びツール取付部装着部162の周囲をカバーする。ツール取付回転アームカバー163は、ツール取付部170の外歯車170aの先端方向の端面に当接するように設置される。ツール取付部170は、ツール取付部装着部162とツール取付回転アームカバー163で回転自在に保持されて、ツール取付回転アーム160に取り付けられているので、外歯車170aが出力歯車435により駆動力が伝達されることで第6軸A6回りに回転する。
次に、揺動アーム150の揺動動作を図1、図2、図3を参照して説明する。
なお、R1、R11、L1、L11、R2で示す方向は、その矢印で示すいずれかの一方の側に回転、あるいは移動する方向であるものとして説明する。
ツール取付回転アーム駆動用モータ311には、ロボットコントローラから駆動信号が供給される。ツール取付回転アーム駆動用モータ311は、ロボットコントローラからの駆動信号に応じて回転軸311aを矢印R1方向に回転させる。
ツール取付回転アーム駆動用モータ311の回転軸311aが矢印R1方向に回転すると、ツール取付回転アーム駆動用入力プーリ312が矢印R1方向に回転する。ツール取付回転アーム駆動用入力プーリ312が回転することによりツール取付回転アーム駆動用ベルト315が矢印L1方向に移動する。ツール取付回転アーム駆動用ベルト315が矢印L1方向に回転することにより、ツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314が矢印R2方向に回転する。
ツール取付回転アーム駆動用出力プーリ314が矢印R2方向に回転すると、揺動軸313が矢印R2方向に回転する。揺動軸313が矢印R2方向に回転すると、ツール取付回転アーム駆動用減速機構316が第5軸A5を中心に回転し、揺動軸313の回転を減速させ、ツール取付回転アーム160を矢印R2方向に回転駆動する。以上のようにして、ツール取付回転アーム駆動用モータ311の回転によりツール取付回転アーム160を、第5軸A5を中心に図1(a)にCで示す矢印の方向に揺動させることができる。
次に、ツール取付部170の回転駆動動作を図1、図3を用いて説明する。
図1(a)に示すように、ツール取付部駆動用モータ411の回転軸が矢印R11方向に回転すると、ツール取付部駆動用第1入力プーリ421が矢印R11方向に回転する。ツール取付部駆動用第1入力プーリ421が矢印R11方向に回転すると、ツール取付部駆動用第1ベルト424が矢印L11方向に移動する。ツール取付部駆動用第1ベルト424が矢印L11方向に移動すると、ツール取付部駆動用第1出力プーリ423が矢印R2方向に回転する。
ツール取付部駆動用第1出力プーリ423が矢印R2方向に回転すると、中間動力伝達軸422が矢印R2方向に回転し、図3に示すようにツール取付部駆動用第2入力プーリ425を矢印R2方向に回転させる。ツール取付部駆動用第2入力プーリ425が矢印R2方向に回転すると、ツール取付部駆動用第2ベルト428が矢印L12方向に移動する。ツール取付部駆動用第2ベルト428が矢印L12方向に移動すると、ツール取付部駆動用第2出力プーリ427が矢印R3方向に回転する。ツール取付部駆動用第2出力プーリ427が矢印R3方向に回転すると、中間出力歯車429が矢印R3方向に回転する。中間出力歯車429が矢印R3方向に回転すると、図4に示すように、ツール取付部駆動用減速ユニット413の入力歯車431が回転軸A61を中心に回転する。入力歯車431が、回転軸A61を中心に回転すると、入力回転軸432が回転し、減速機構433を駆動する。
減速機構433は、入力回転軸432の回転を減速して、出力回転軸434を、回転軸A61を中心に回転させる。出力回転軸434が回転軸A61を中心に回転すると、出力歯車435が回転軸A61を中心に回転する。出力歯車435が回転軸A61を中心に回転すると、出力歯車435が噛合したツール取付部170が第6軸A6を中心に回転する。このようにして、ツール取付部駆動用モータ411の回転が第5軸A5を通して伝達されて、ツール取付部170を、第6軸A6を中心に回転させることができる。
本実施形態によれば、揺動アーム150にツール取付部駆動用モータ411を内蔵し、ツール取付部駆動用モータ411の回転をツール取付部駆動用第1入力プーリ421、中間動力伝達軸422、ツール取付部駆動用第1出力プーリ423、ツール取付部駆動用第1ベルト424、ツール取付部駆動用第2入力プーリ425、出力動力伝達軸426、ツール取付部駆動用第2出力プーリ427、ツール取付部駆動用第2ベルト428、中間出力歯車429を介してツール取付回転アーム160に内蔵されたツール取付部駆動用減速ユニット413を駆動し、ツール取付回転アーム160のツール取付部170の直前の部分で、ツール取付部駆動用モータ411から伝達された駆動力を減速し、ツール取付部170を駆動する構成とすることにより、ツール取付部駆動用モータ411とツール取付部駆動用減速ユニット413との間にかかる回転トルクを小さくし、ツール取付部170にかかる回転トルクは大きくできる。これにより、ツール取付部駆動用モータ411とツール取付部駆動用減速ユニット413との間に配置される部品の強度の設定をツール取付部駆動用減速ユニット413に比べて低下させることができ、ツール取付部駆動用モータ411とツール取付部駆動用減速ユニット413との間に配置される部品を安価な部品で構成することができる。
例えば、ツール取付部駆動用減速ユニット413の減速比が1/30であれば、ツール取付部駆動用モータ411とツール取付部駆動用減速ユニット413との間に配置される部品は出力トルクの1/30に耐える部品強度があればよいことになる。また、本実施形態では、ツール取付部駆動用減速ユニット413がユニット化されているため、ツール取付部駆動用減速ユニット413をツール取付回転アーム160の減速機構収納部166にユニットごと組み付けられるので、組立性、メンテナンス性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、第5軸A5からツール取付部駆動用第2入力プーリ425、ツール取付部駆動用第2ベルト428、ツール取付部駆動用第2出力プーリ427を介して出力動力伝達軸426を駆動し、中間出力歯車429を回転させて、ツール取付部駆動用減速ユニット413を駆動しているため、第5軸A5からツール取付部170までの距離を比較的長くとることができ、よって、ツール180に接続されるケーブル190の曲がり半径を大きくできるので、ツール取付回転アーム160の第5軸A5を中心とした回転によるケーブル190への負荷を軽減できる。
また、本実施形態によれば、ツール取付部170を、第6軸A6を中心に回転させるためのツール取付部駆動用モータ411を揺動アーム150に内蔵しているので、ツール取付部170の周辺を小型化でき、よって、狭隘箇所などへの適応性を向上させることができる。
さらに、本実施形態によれば、ツール取付部駆動用減速ユニット413を構成する減速機構433は、波動歯車装置を用いて減速を行う構成であり、小型で、比較的大きな減速比をとることができるため、ツール取付部170の周辺を小型化できるとともに、ツール取付部170の回転位置を精度よく位置決めすることができる。
また、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲で、適宜適用することができることは言うまでもない。
100 産業用ロボット
110 ロボットベース
120 旋回フレーム
130 下腕
131 上腕
140 ショルダ
150 揺動アーム
151 揺動アーム本体
152 揺動アームカバー
153 駆動機構収納部
160 ツール取付回転アーム
170 ツール取付部
170a 外歯車
180 ツール
300 ツール取付回転アーム駆動用伝達機構
311 ツール取付回転アーム駆動用モータ
312 ツール取付回転アーム駆動用入力プーリ
313 揺動軸
314 ツール取付回転アーム駆動用出力プーリ
315 ツール取付回転アーム駆動用ベルト
316 ツール取付回転アーム駆動用減速機構
412a ツール取付部駆動用第1伝達機構
411 ツール取付部駆動用モータ
412b ツール取付部駆動用第2伝達機構
413 ツール取付部駆動用減速ユニット
421 ツール取付部駆動用第1入力プーリ
422 中間動力伝達軸
423 ツール取付部駆動用第1出力プーリ
424 ツール取付部駆動用第1ベルト
425 ツール取付部駆動用第2入力プーリ
426 出力動力伝達軸
427 ツール取付部駆動用第2出力プーリ
428 ツール取付部駆動用第2ベルト
429 中間出力歯車
431 入力歯車
432 入力回転軸
433 減速機構
434 出力回転軸
435 出力歯車
436 入力側保持部
437 中間保持部
438 出力側保持部
A5 第5軸
A6 第6軸

Claims (4)

  1. 溶接用のツールが取り付けられるツール取付部が回転軸を中心に回転するように取り付けられるツール取付回転アームと、前記ツール取付回転アームをその先端部に設けられた円筒状の揺動軸を介して揺動自在に支持する揺動アームと、前記揺動アームの貫通孔を通して前記ツールに接続されるケーブルと、を備えた産業用ロボットであって、
    前記揺動アーム内に設けられ、前記ツール取付回転アームの回転駆動力を発生するツール取付回転アーム駆動用モータと、
    前記ツール取付回転アーム駆動用モータの回転駆動力を前記揺動軸に伝達するツール取付回転アーム駆動用伝達機構と、
    前記揺動アーム内に設けられ、前記揺動軸の外周に係合し、前記揺動軸の回転駆動力を減速して、前記ツール取付回転アームを揺動させるツール取付回転アーム駆動用減速機構と、
    前記揺動アーム内に設けられ、前記ツール取付部の回転駆動力を発生するツール取付部駆動用モータと、
    前記揺動軸内に配置され、同軸線上で動作する中間動力伝達軸と、
    前記ツール取付部駆動用モータから供給される回転駆動力を、前記中間動力伝達軸に伝達するツール取付部駆動用第1伝達機構と、
    前記ツール取付回転アームに、前記中間動力伝達軸に対して平行な軸線上に設けられた出力動力伝達軸と、
    前記ツール取付回転アーム内に設けられ、前記中間動力伝達軸の回転を前記出力動力伝達軸に伝達するツール取付部駆動用第2伝達機構と、
    前記出力動力伝達軸に取り付けられ、前記平行な軸線上で動作する中間出力歯車と、
    前記ツール取付回転アーム内に設けられ、前記中間出力歯車に噛合し、前記中間出力歯車の回転を減速する前記出力動力伝達軸に直交する軸線上に設けられたツール取付部駆動用減速ユニットと、
    前記ツール取付回転アーム内で前記ツール取付部駆動用減速ユニットに設けられ、前記直交する軸線に対して平行な軸線上に配設される前記ツール取付部の外歯車に噛合し、前記ツール取付部駆動用減速ユニットで減速した回転を前記ツール取付部に伝達する出力歯車とを備えたことを特徴とする産業用ロボット。
  2. 前記ツール取付部駆動用減速ユニットは、前記中間出力歯車に噛合する入力歯車と、
    前記出力動力伝達軸に直交する方向に延長して設けられ、前記入力歯車の回転で回転する入力回転軸と、
    前記入力回転軸の外周に設けられ、前記入力回転軸上で動作し、前記入力回転軸に係合し、前記入力回転軸の回転を減速する減速機構と、
    前記減速機構の一端の側に設けられ、前記減速機構で減速した回転で、端部に取り付けられた前記出力歯車を回転する出力回転軸とを備えたことを特徴とする請求項1に記載された産業用ロボット。
  3. 前記ツール取付部駆動用第2伝達機構は、前記中間動力伝達軸の他端に取り付けられたツール取付部駆動用第2入力プーリと、
    前記出力動力伝達軸に取り付けられたツール取付部駆動用第2出力プーリと、
    前記ツール取付部駆動用第2入力プーリ、及び前記ツール取付部駆動用第2出力プーリに巻き付けられ、前記ツール取付部駆動用第2入力プーリの回転を前記ツール取付部駆動用第2出力プーリに伝達するツール取付部駆動用第2ベルトとを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された産業用ロボット。
  4. 前記ツール取付部駆動用減速ユニットは、前記入力回転軸と、前記減速機構と、前記出力回転軸とを一体に保持する保持部を備えることを特徴とする請求項2に記載された産業用ロボット。
JP2010093153A 2010-04-14 2010-04-14 産業用ロボット Active JP5457922B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010093153A JP5457922B2 (ja) 2010-04-14 2010-04-14 産業用ロボット
KR1020110034366A KR101248627B1 (ko) 2010-04-14 2011-04-13 산업용 로봇
US13/085,890 US8434387B2 (en) 2010-04-14 2011-04-13 Industrial robot
CN201110097496.5A CN102218733B (zh) 2010-04-14 2011-04-14 工业用机器人

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010093153A JP5457922B2 (ja) 2010-04-14 2010-04-14 産業用ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011218525A JP2011218525A (ja) 2011-11-04
JP5457922B2 true JP5457922B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=44775569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010093153A Active JP5457922B2 (ja) 2010-04-14 2010-04-14 産業用ロボット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8434387B2 (ja)
JP (1) JP5457922B2 (ja)
KR (1) KR101248627B1 (ja)
CN (1) CN102218733B (ja)

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2419244B1 (en) * 2009-04-15 2013-03-06 ABB Research Ltd. An apparatus for a robot arm
DE102009043405B3 (de) * 2009-09-29 2011-04-07 Kuka Roboter Gmbh Industrieroboter mit einem Gewichtsausgleichssystem
CN102338197B (zh) * 2010-07-20 2014-01-15 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 齿轮传动装置及具有该齿轮传动装置的机械手臂
EP2444207B1 (en) * 2010-10-21 2014-05-28 Università di Pisa Variable stiffness actuator
IT1404528B1 (it) * 2011-02-24 2013-11-22 Comau Spa Polso di robot articolato.
JP2012223849A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Yaskawa Electric Corp ロボット
US9267585B2 (en) * 2011-06-02 2016-02-23 Empire Technology Development Llc Actuator with joints
CN103029125B (zh) * 2011-09-30 2015-05-20 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 机器人
CN103101058B (zh) * 2011-11-11 2016-01-06 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 机器人臂部件
DE102012208448A1 (de) * 2012-05-21 2013-11-21 Kuka Roboter Gmbh Industrieroboter mit in einem Handgrundgehäuse sich erstreckenden Antrieben
JP5549950B2 (ja) * 2012-11-19 2014-07-16 株式会社安川電機 ロボット
JP5413524B1 (ja) 2013-01-17 2014-02-12 株式会社安川電機 ロボット
JP2014155983A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Kobe Steel Ltd 多関節ロボットの制御方法
US9745081B2 (en) * 2013-07-12 2017-08-29 The Boeing Company Apparatus and method for moving a structure in a manufacturing environment
KR101510009B1 (ko) * 2013-12-17 2015-04-07 현대자동차주식회사 착용식 로봇의 구동 장치
KR20150142361A (ko) 2014-06-11 2015-12-22 삼성전자주식회사 링크 구조체
JP6237520B2 (ja) * 2014-07-24 2017-11-29 株式会社安川電機 ロボット
JP2016022571A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 株式会社安川電機 ロボットの関節機構およびロボット
JP6229617B2 (ja) * 2014-08-01 2017-11-15 株式会社安川電機 ロボット
JP2016068200A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 セイコーエプソン株式会社 ロボット
JP6247200B2 (ja) * 2014-12-10 2017-12-13 ファナック株式会社 ロボット手首のためのツールアダプタ及びツールアダプタを取り付けたロボット
JP1535383S (ja) * 2015-02-27 2015-10-19
JP1535382S (ja) * 2015-02-27 2015-10-19
JP6586162B2 (ja) * 2015-05-15 2019-10-02 株式会社Fuji アームロボット
CN106142129B (zh) * 2016-07-28 2018-09-07 佛山市三水区诺尔贝机器人研究院有限公司 一种用于动力转向的同步皮带传动结构
CN106428292A (zh) * 2016-11-15 2017-02-22 深圳市中舟智能科技有限公司 用于移动机器人的四轮式行走机构
CN106863285A (zh) * 2017-03-09 2017-06-20 广东天机工业智能***有限公司 一种适用性广的高精度高负载四轴工业机器人
JP7009929B2 (ja) * 2017-11-02 2022-01-26 セイコーエプソン株式会社 ロボット
WO2019118477A1 (en) * 2017-12-12 2019-06-20 Schlumberger Technology Corporation Adjustable cable management system
JP1625162S (ja) * 2018-04-11 2019-02-25
JP6810102B2 (ja) * 2018-07-04 2021-01-06 ファナック株式会社 ロボットの手首構造
CN111166481B (zh) * 2018-11-13 2024-04-30 重庆金山医疗机器人有限公司 外科手术辅助机器人的器械减速器及器械***
USD921733S1 (en) * 2018-12-11 2021-06-08 Flexiv Ltd. Robotic arm exterior
JP1646772S (ja) * 2019-01-16 2019-12-02
JP1646704S (ja) 2019-02-08 2019-11-25
JP1654262S (ja) * 2019-03-27 2020-03-09
JP1646442S (ja) * 2019-03-27 2019-11-25
JP1661505S (ja) * 2019-06-12 2020-06-15
US11759946B2 (en) * 2019-09-25 2023-09-19 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vertical articulated robot and two-axis robot
USD911407S1 (en) * 2019-09-27 2021-02-23 Beijing Tsinew Technologies Co., Ltd. Six-axis robotic arm
JP1666995S (ja) * 2019-12-13 2020-08-31
JP1667001S (ja) * 2019-12-13 2020-08-31
JP1666997S (ja) * 2019-12-13 2020-08-31
USD932530S1 (en) * 2020-06-18 2021-10-05 Ubtech Robotics Corp Ltd Mechanical arm
USD1026058S1 (en) * 2021-10-22 2024-05-07 Denso Wave Incorporated Industrial robot
JP1730097S (ja) * 2021-10-28 2022-11-17 ロボットアーム
JP1730098S (ja) * 2021-12-31 2022-11-17 ロボットアーム
JP1730099S (ja) * 2022-04-02 2022-11-17 ロボットアーム

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60127996A (ja) * 1983-12-15 1985-07-08 松下電器産業株式会社 工業用ロボツトの塵埃飛散防止装置
JPS6133890A (ja) * 1984-07-26 1986-02-17 松下電器産業株式会社 工業用ロボツト
JPH01240291A (ja) * 1988-03-22 1989-09-25 Texas Instr Japan Ltd ロボット
JPH089154B2 (ja) * 1989-02-20 1996-01-31 トキコ株式会社 工業用ロボット
JP2886991B2 (ja) 1990-12-28 1999-04-26 アルパイン株式会社 車両位置修正方法
JPH05131388A (ja) 1991-11-07 1993-05-28 Hitachi Ltd 工業用ロボツトの手首装置
JPH08216072A (ja) * 1995-02-20 1996-08-27 Tokico Ltd 工業用ロボット
JP3327770B2 (ja) 1996-04-26 2002-09-24 川崎重工業株式会社 ロボット装置
JP2000141272A (ja) * 1998-09-10 2000-05-23 Fanuc Ltd 産業用ロボット
JP2000141270A (ja) * 1998-11-06 2000-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多関節型ロボット
EP1633534B1 (en) * 2003-04-28 2018-09-12 Nikon Metrology NV Cmm arm with exoskeleton
JP4286684B2 (ja) * 2004-02-27 2009-07-01 株式会社ダイヘン アーク溶接ロボットにおけるケーブル配設構造
JP2005262340A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Fanuc Ltd 産業用ロボット
JP4112570B2 (ja) * 2004-05-21 2008-07-02 ファナック株式会社 産業用ロボットの線条体処理構造
JP4168008B2 (ja) * 2004-06-04 2008-10-22 ファナック株式会社 産業用ロボットの線条体処理構造
JP2006026748A (ja) 2004-07-12 2006-02-02 Daihen Corp ロボット手首機構およびそれに取り付けられたエンドエフェクタ操作方法
WO2006085818A2 (en) * 2005-02-11 2006-08-17 Abb Ab An industrial robot and a drive package for the third axis, with a multistage gear transmission
EP1864765B1 (en) * 2005-03-29 2010-02-17 Nabtesco Corporation Swing part structure for industrial robot
JP4233578B2 (ja) 2006-08-10 2009-03-04 ファナック株式会社 産業用ロボットの手首駆動構造
JP5060969B2 (ja) * 2008-01-15 2012-10-31 住友重機械工業株式会社 ロボットの関節駆動装置
JP5341421B2 (ja) * 2008-07-31 2013-11-13 株式会社ダイヘン 溶接ロボット
USD636004S1 (en) 2010-03-19 2011-04-12 Kobe Steel, Ltd. Industrial robot
USD636419S1 (en) 2010-03-19 2011-04-19 Kobe Steel, Ltd. Industrial robot
USD636803S1 (en) 2010-03-19 2011-04-26 Kobe Steel, Ltd. Industrial robot

Also Published As

Publication number Publication date
US8434387B2 (en) 2013-05-07
KR101248627B1 (ko) 2013-04-02
CN102218733B (zh) 2014-02-19
CN102218733A (zh) 2011-10-19
JP2011218525A (ja) 2011-11-04
KR20110115096A (ko) 2011-10-20
US20110252921A1 (en) 2011-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5457922B2 (ja) 産業用ロボット
JP4148280B2 (ja) 平行リンク機構及び産業用ロボット
JP5450223B2 (ja) 産業用ロボット
US8960042B2 (en) Robot arm assembly
US9095982B2 (en) Drive apparatus and robot
KR20130025340A (ko) 로봇
JP5270449B2 (ja) ロボットの関節構造、及びそれを備えるロボット
JP2007229874A (ja) 産業用ロボット
US20130333509A1 (en) Wrist configuration unit of industrial robot
JP5408840B2 (ja) 2軸回転型ポジショナー
JP6277672B2 (ja) ロボット
JP5423910B1 (ja) ロボット
JP6535976B2 (ja) ロボット
JP2009184049A (ja) 産業用ロボットの手首機構
JPH02152788A (ja) 工業用ロボット
JPH08141968A (ja) 工業用ロボットの手首機構
KR20160122296A (ko) 손목장치 및 이를 포함하는 다관절 로봇
WO2022163789A1 (ja) アームロボット
JP4165019B2 (ja) ロボットの関節装置及びその組立方法
CN217915385U (zh) 一种机器人手腕关节的摆臂结构
US11759946B2 (en) Vertical articulated robot and two-axis robot
CN211333202U (zh) 工业机器人手臂结构
JPH089154B2 (ja) 工業用ロボット
JP2011000672A (ja) ロボット
CN115042222A (zh) 一种机器人手腕关节

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5457922

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250