JP5457605B2 - レーザ接合部品およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、融点の異なる異種金属板を備えるレーザ接合部品およびその製造方法に関する。
従来の異種金属板のレーザ接合部品およびその製造方法としては、融点の高い素材の下面に融点の低い素材を重ね合せ、上記融点の高い素材の上面にレーザ光を照射するに際し、レーザ光の出力値は融点の高い素材の溶融液が融点の低い素材の適宜深さまで楔状に溶け込ませるものがある(例えば、特許文献1参照)。図14は、特許文献1に記載された従来のレーザ接合部品およびその製造方法を示す接合部の断面図である。図14において、レーザ光を融点の高い素材1側に照射してこの素材の溶融液3が金属間化合物を破って融点の低い素材2の内部まで適宜深さの楔状領域4に溶け込ましている。
また、従来のレーザ接合部品およびその製造方法として、重ね合わせた異種金属板に同時にレーザ照射するものもある(例えば、特許文献2参照)。図15は、特許文献2に記載された従来のレーザ接合部品およびその製造方法を示す概念図である。図15において、レーザを融点の低いアルミニウム系金属からなる安全弁装置8のかしめ部先端8bと、融点の高い鉄系金属からなる電池蓋7のフランジ部7aに同時に照射すると、融点の違いにより鉄系金属の表面が溶融する間にアルミニウム系金属はある程度の深さまで溶融する。その結果、重力により、溶融したアルミニウム系金属9は流れ出し、溶融した鉄系金属(電池蓋7のフランジ部7a)の表面の一部または全部を覆うように流れ込む。そして、流動したアルミニウム系金属とこれと接する溶融した鉄系金属は融合する。
しかしながら、上記従来の技術では、融点の低い金属板側からしかレーザ照射などの加熱溶融できない製品構造の場合には、必要な接合ができないという課題を有していた。
上記課題を解決する手段として、例えば特許文献3には融点の異なる第1、第2の異種金属板を重ね合わせ、相対的に融点が低い第2の金属板の上面側から、レーザ照射して複数のスポット状の溶接部を設ける技術が開示されている。しかし、相対的に融点が高い第1の金属板の下面側に対する熱影響については考慮されていなかった。そのため、第1の金属板の下面側に配置される部材によっては、使用が制限されていた。他にも第1、第2の異種金属板の接合強度にも課題が残されていた。
特開2007−136489号公報 特開2003−187773号公報 米国特許出願公開第2009/0223940号明細書
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、融点の異なる異種金属板の重ね合せ接合において、融点の低い金属側からの接合を可能にするレーザ接合部品およびその製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は融点の高い金属の下面側の温度上昇を抑制することが可能なレーザ接合部品およびその製造方法を提供することを目的とする。異種金属板間の接合強度の向上を図ることを目的とする。
本発明の第1の態様は、鋼材より形成され、電池の外装ケースを構成する第1の金属板と、前記第1の金属板よりも融点が低いアルミニウムより形成され、前記電池のアルミニウム電極を構成する第2の金属板と、を備え、前記第2の金属板は、前記第1の金属板上にレーザ接合され、溶融した前記アルミニウムが前記第1の金属板の一部に食い込み、前記第1の金属板と前記第2の金属板との接合界面において、前記第2の金属板側から前記第1の金属板の内側に向かい楔状の領域が形成されており、前記楔状の領域の前記第1の金属板の上面からの深さは、前記第1の金属板の板厚の75%以下であり、前記第2の金属板の上面表面に、交差しないように一重の円状に形成された溶融跡がある、レーザ接合部品を要旨とする。
本発明の第2の態様は、鋼材より形成され、電池の外装ケースを構成する第1の金属板上に、前記第1の金属板よりも融点の低いアルミニウムより形成され、前記電池のアルミニウム電極を構成する第2の金属板を配置する工程と、前記第2の金属板の上面側から曲線状にレーザ照射して、前記第2の金属板の上面表面に交差しない一重の円状に溶融跡を形成しつつ、前記第1の金属板上に前記第2の金属板をレーザ接合する工程とを含み、溶融した前記アルミニウムが前記第1の金属板の一部に食い込み、前記第1の金属板と前記第2の金属板との接合界面において、前記第2の金属板側から前記第1の金属板の内側に向かい楔状の領域が形成されており、前記楔状の領域の前記第1の金属板の上面からの深さは、前記第1の金属板の板厚の75%以下である、レーザ接合部品の製造方法を要旨とする。
以上のように、本発明のレーザ接合部品およびその製造方法によれば、融点の異なる異種金属板の重ね合せ接合において、融点の低い金属側からの接合を可能にし、融点の高い金属の下面側の温度上昇をも抑制することができる。異種金属板間の接合強度の向上を図ることができる。
図1Aは実施の形態1に係るレーザ接合部品の上面図である。図1Bは実施の形態1に係るレーザ接合部品の断面図である。 図2は実施の形態1におけるレーザ接合部品およびその製造方法に用いられる製造装置の構成概念図である。 図3Aは実施の形態1におけるレーザ接合部品の製造方法における接合工程の断面の模式図である。図3Bは実施の形態1におけるレーザ接合部品の製造方法における接合工程の断面の模式図である。 図4は、実施の形態1の実施例において得られたレーザ接合部品の接合部近傍の断面写真である。 図5は、実施の形態1の実施例において得られたレーザ接合部品の接合部近傍の模式図である。 図6Aは実施の形態1の変形参考例に係るレーザ接合部品の上面図である。図6Bは実施の形態1の変形参考例に係るレーザ接合部品の断面図である。 図7Aは実施の形態1の変形例におけるレーザ接合部品の製造方法における接合工程の断面の模式図である。図7Bは実施の形態1の変形例におけるレーザ接合部品の製造方法における接合工程の断面の模式図である。 図8は、実施の形態2におけるレーザ接合部品およびその製造方法の工程(製造装置)の概念図である。 図9Aは実施の形態2におけるレーザ接合部品の製造方法における接合工程の断面の模式図である。図9Bは実施の形態2におけるレーザ接合部品の製造方法における接合工程の断面の模式図である。 図10は実施の形態2におけるレーザ接合部品の接合部近傍の断面写真である。 図11は実施の形態2におけるレーザ接合部品の接合部近傍の断面写真である。 図12は参考例としてのレーザ接合部品の第2の金属板の上面表面に形成された溶融跡を示す写真である。 図13は参考例としてのレーザ接合部品の接合部の断面写真である。 図14は特許文献1に記載された従来のレーザ接合部品およびその製造方法を示す接合部の断面図である。 図15は特許文献2に記載された従来のレーザ接合部品およびその製造方法を示す表面図である。
以下に、実施の形態を挙げて本発明の説明を行うが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。図中同一の機能又は類似の機能を有するものについては、同一又は類似の符号を付して説明を省略する。但し、図面は模式的なものである。したがって、具体的な寸法等は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。
[実施の形態1](レーザ接合部品)
図1Aは実施の形態1に係るレーザ接合部品の上面図である。図1Bは実施の形態1に係るレーザ接合部品の断面図である。図1Bに示すように、実施の形態1に係るレーザ接合部品は、鋼材より形成された第1の金属板11と、第1の金属板11上にレーザ接合された、第1の金属板11よりも融点が低いアルミニウムより形成された第2の金属板12と、を備える。第2の金属板12の上面表面12aには溶融跡26が形成されている。
図1Aに示すように、溶融跡26は、線が交差しないように曲線状に形成されていることが好ましい。第1の金属板11と第2の金属板12との狭い接合面積において、十分な接合強度が得やすくなるからである。具体的には、図1Aに示すように円状に形成されていることが好ましい。溶融跡26を円状にすることで、接合部に対して外部から等方的に力がかかることで接合強度が増加するからである。実施の形態1によれば、異種金属板同士の接合強度を増加させることができる。
図1Bに示すように、第1の金属板11と第2の金属板12との接合界面において、第2の金属板側12から第1の金属板11の上面表面11aから内側に向かい楔状の領域25が形成されている。楔状の領域25が形成されていることで、アンカー効果により、第1の金属板11と第2の金属板12との接合強度が向上する。
楔状の領域25の第1の金属板11の上面からの深さは、第1の金属板11の板厚の75%以下であることが好ましい。第1の金属板11の下面側への熱影響をなくすためである。第1の金属板11の下面表面11bには熱履歴(熱の影響)が見られない。そのため、第1の金属板11の下面側に配置される部材の特性に制限されることなく、種々の異種金属板の接合を行うことができる。
第2の金属板12の厚さは、構造体としての剛性が確保できるのであれば、特に制限されることはないが、0.1mm以上2.0mm以下であることが好ましい。第2の金属板12の板厚が0.1mm未満であると、構造体としての剛性が確保しづらくなるからである。第2の金属板12の板厚が2.0mmを超えると、溶融したアルミニウム24が第1の金属板11との境界部まで達したとき、温度勾配によりレーザ光照射側の表面温度が沸点まで達し、アルミニウムの急速な蒸発で除去加工が進行し板厚が薄くなってしまうからである。
楔状の領域25の接合界面近傍において、第2の金属板12の金属中に第1の金属板11の金属あるいは金属層の少なくとも一方が含まれる混合層が存在する。また楔状の領域の接合界面近傍において、第1の金属板11の金属中に第2の金属板12の金属あるいは金属層の少なくとも一方が含まれる混合層が存在する。混合層は非平衡相であることが好ましい。
(製造装置)
図2は、本発明の実施の形態1におけるレーザ接合部品およびその製造方法に用いられる製造装置の構成図である。図2に示されるように、製造装置は、Y軸テーブル16と、Y軸テーブル16上に連結されたX軸テーブル15と、X軸テーブル15上に固定された固定板14とを備える。固定板14上には、第1の金属板(鋼板)11、第2の金属板(アルミニウム板)12を配置することができる。第1の金属板11と第2の金属板12は、固定金具13により、固定板14上に固定され得る。
製造装置は、さらに制御器21と、YAGレーザ発振器17と、反射鏡19と、集光レンズ20を備える。制御器21は信号線22を介してX軸テーブル15とY軸テーブル16に繋がっている。制御器21は信号線23を介してYAGレーザ発振器17に繋がっている。制御器21からX軸テーブル15とY軸テーブル16に位置合わせの信号を送ることで、固定板14上に配置された、第1の金属板11と第2の金属板12のX軸、Y軸方向の位置調整を行うことができる。レーザ光の光源と第2の金属板12との相対的位置を移動させることで、レーザ光を第2の金属板12上に走査することができる。
また制御器21からYAGレーザ発振器17に指示を出すことで、YAGレーザ発振器17から出射されたレーザ光18が発射される。YAGレーザ発振器17から出射されたレーザ光18は反射鏡19で90度曲げられ、集光レンズ20を通過した後、第2の金属板12に照射される。これにより、第1の金属板11と第2の金属板12とが接合される。
なお、製造装置としてX、Y軸テーブル移動方式の装置を説明した。しかし、レーザ光の光源と第2の金属板12との相対的位置を移動させ、レーザ光18を第2の金属板12上に走査することができるのであれば、他の方式の製造装置を用いても構わない。例えば光移動方式の製造装置としたり、またはX、Y軸テーブル移動方式と光移動方式の併用方式の製造装置としても構わない。
制御器21は、図示は省略されているが、(イ)演算制御部と、(ロ)第1の金属板11、第2の金属板12の物性情報や、レーザの照射条件および照射パターンを入力するための入力装置と、(ハ)レーザ照射結果等を出力するための出力装置と、(ニ)レーザ照射結果等を表示するための表示装置と、(ホ)レーザ接合部品の製造に関する種々の情報、例えばロット番号と、第1、第2の金属板11,12の物性情報、レーザの照射条件、照射パターンとを関連付けて記憶し、レーザを照射した際に、どのような楔状の領域25が形成されるかに関する情報を記憶するための記憶装置と、を有する。
演算制御部としては、CPU等の通常のコンピュータシステムで用いられる演算装置等で構成すればよい。入力装置としては、例えばキーボード、マウス等のポインティングデバイスが挙げられる。出力装置としては、例えばプリンタ等が挙げられる。表示装置としては、例えば液晶ディスプレイ、モニタ等の画像表示装置等が挙げられる。記憶装置としてはROM、RAM、磁気ディスクなどの記憶装置が使用可能である。
(レーザ接合部品の製造方法)
図3Aは接合工程におけるレーザ照射中の断面の模式図である。図3Bは接合工程におけるレーザ照射が終わり固化した状態の模式図である。図3A、図3Bを参照しながらレーザ接合部品の製造方法について説明する。
(イ)まず図2に示すような製造装置を用意する。また鋼材より形成された第1の金属板(鋼板)11と、第1の金属板11よりも融点の低いアルミニウムより形成された第2の金属板(アルミニウム板)12を用意する。
(ロ)固定板14上に第1の金属板11を配置し、第1の金属板11上に第2の金属板12を配置する。固定金具13により、第1の金属板11、第2の金属板12を固定板14上に固定する。そして、第1の金属板11、第2の金属板12の物性情報や、レーザの照射条件および照射パターンを制御器21に入力する。または記憶装置から所望のレーザの照射条件等を呼び出すことにより、レーザの照射条件等を設定してもよい。
(ハ)第2の金属板12の上面側からレーザ照射する。すると、図3Aに示すように、第2の金属板12では、レーザ光18が照射された場所から溶融したアルミニウム24が深さ方向に発達し第1の金属板11に達する。アルミニウムの溶融温度では第1の金属板11は溶けない。しかし、第1の金属板11の境界面が溶ける程度にレーザの熱エネルギーが十分であると界面の第1の金属板11の上面表面11aの一部が溶融する。そして、溶融したアルミニウム24が第1の金属板11内に食い込む。このとき溶け出した第1の金属板11の成分元素が、溶融したアルミニウム24内でアルミニウムと混じり合う。
(ニ)次に、第2の金属板12の上面表面12aに溶融跡26を形成しつつ、第2の金属板12上にレーザを走査させる。具体的には制御器21からX軸テーブル15、Y軸テーブル16に信号を送り、第2の金属板12の位置調整を行いながら、(ハ)工程と同様にして第2の金属板12にレーザ照射を行う。溶融跡26が交差しないように曲線状にレーザ照射されるように、第2の金属板12の位置調整を行うことが好ましい。同じ箇所に2度以上レーザ照射すると、2度照射された部分において、第2の金属板12の部分のアルミニウムの溶解が進み、楔状の領域25が必要以上に、第1の金属板11の下面側に向かって進んでしまうおそれがあるからである。具体的には、溶融跡26が円状になるようにレーザ照射することが好ましい。直線で照射する場合と比べ照射開始点に戻る時間を省略できるためである。また適宜、制御器21によりYAGレーザ発振器17から照射されるレーザの出力を調整しながら、レーザ照射を続ける。
レーザ照射が終わった部分については、図3Bに示すように、第1の金属板11と第2の金属板12との接合界面において、第2の金属板側12から第1の金属板11の内側に向かい楔状の領域25が形成される。即ち、溶融したアルミニウム24が固化すると、第1の金属板11内に楔状の領域25が残る。また第2の金属板12の上面表面には、レーザ照射による熱の影響で溶融跡26が形成される。
(ホ)以上により第1の金属板11上に第2の金属板12がレーザ接合される。
上述の実施の形態1によれば、第1の金属板11の下面表面11bに熱履歴(熱の影響)を残すことなく、レーザ接合部品を製造することができる。実施の形態1によれば、第1の金属板11の下面表面11b側に配置される部材による制限を受けることなく、異種金属板同士を強い接合強度で接合することができる。この実施の形態1の特性を活かす用途としては、例えば、後に実施の形態2として説明する、アルミニウム電極と電池とを接合して得られるレーザ接合部品が挙げられる。
(実施の形態1の実施例)
実施の形態1の製造工程に準じて、以下の条件でレーザ接合部品を製造した。
第1の金属板11として板厚0.3mmの炭素量0.3%の炭素鋼を用いた。第2の金属板12として、板厚0.4mmの純度99.5%のアルミニウム(Al)板を用いた。レーザ照査条件を、レーザ出力200W、照射スポット径0.15mm、走査速度30mm/秒とした。
図4は、実施例において得られたレーザ接合部品の接合部近傍の断面写真である。図4には、図3Bに示される楔状の領域25の境界部分に相当する部分が示されている。図5は、実施の形態においてレーザ接合部品およびその製造方法の接合部近傍の断面写真の模式図である。
図4において、X線光電子分光法を用いて成分比を分析したところ、接合境界のAl側に存在する厚さ3μm程度の(1)部の成分比(原子比)は、Alが64、Feが36であり、Al:Fe=1.8:1の混合層であった。状態図から見るとFeAlの金属間化合物に近い相であった。(2)部はAlが100、Feが0で、(3)部はAlが0、Feが100であり、それぞれAlと鋼は混じり合っていないと考えられる。この接合を引張破断させると、破断はアルミニウム内で起こった。
(実施の形態1の変形例および変形参考例
実施の形態1においては、溶融跡を円状に形成した。しかし、溶融跡の形状は円状に限定されず、他の曲線形状であっても構わない。例えば図6A,6Bに示すように、螺旋状(渦巻き状)の溶融跡26bを形成しても構わない(変形参考例)。その他にも波状に溶融跡26を形成してもよい。
実施形態の1においては、レーザ接合する工程において、第2の金属板12の上面に対して、垂直にレーザ照射を行った。そして楔状の領域を、第1の金属板の上面から下面に向かって、垂直方向に形成させた。しかし、図7Aに示すように、レーザ接合する工程において、第2の金属板12の上面に対して斜めからレーザ照射して、溶融したアルミニウム24aの領域を形成しても構わない。即ち、図7Bに示されるように、楔状の領域25aは、第1の金属板11の上面表面11aに対して斜めに傾斜して形成されても構わない。
実施形態1においては、第1の金属板11には金属層が設けられていなかった。しかし、第1の金属板の少なくとも一方の表面に金属層を有しても構わない。金属層として例えばニッケルメッキ層を設けることで、接着強度が向上するからである。これは溶融部にニッケルが加わることで、強度の低いアルミニウムの構成比率が相対的に下がるため、接合強度が強くなると考えられる。金属層は、第2の金属板12との接合面側に設けられていることが好ましい。金属層としては、ニッケル,亜鉛,スズを用いることができる。
(実施の形態2)
(レーザ接合部品)
以下に実施の形態2として、アルミニウム電極と電池との接合方法およびそれにより得られるレーザ接合部品について説明する。
図8は、実施の形態2におけるレーザ接合部品およびその製造方法の工程(製造装置)の概念図である。図9A、図9Bは実施の形態2におけるレーザ接合部品の製造方法における接合工程の断面の模式図である。図8に示すように、レーザ接合部品は、電池31と、電池31の底面31a上に接合(配置)されたアルミニウム電極32と、を備える。電池31の外装ケースとしては、図9Aに示すような、板厚0.3mmの鋼板34の表面にニッケルメッキ層35,36を設けたものを用いることができる。表面のニッケルメッキ層35の厚さは3μm、下面のニッケルメッキ層36の厚さは0.3μmとすることができる。アルミニウム電極32としては、板厚が0.4ミリメートルのものを用いることができる。
(レーザ接合部品の製造方法)
図9A、図9Bを参照しながらレーザ接合部品の製造方法について説明する。(イ)まず電池31とアルミニウム電極32を用意する。(ロ)次に、図8に示すように、底面31aを上にして電池31を配置する。(ハ)電池31の底面31a上にアルミニウム電極32を配置し、固定治具33によりアルミニウム電極32を押え付ける。(ニ)実施の形態1と同様にして、レーザ光18をアルミニウム電極32に照射すると同時にレーザ光18を走査する。すると図9Aに示すように、アルミニウム電極32において、レーザ光18が照射された場所から溶融部(溶融したアルミニウム37)が深さ方向に発達し、鋼板34表面のニッケルメッキ層35に達する。
アルミニウムの溶融温度ではニッケルメッキ層35は溶けないが、レーザの照射熱エネルギーが十分であると界面のニッケルメッキ層35は溶け、鋼板34表面の一部も溶ける。このとき溶け出したニッケルメッキ層35や鋼板34の成分元素が、溶融したアルミニウム37内でアルミニウムと混じり合う。図9Bに示すように、レーザ照射が終わると、溶融したアルミニウム37は、ニッケルメッキ層35を貫通して鋼板34内に楔状の領域38が残こる。(ホ)以上によりアルミニウム電極32が電池31に溶接される。
(実施の形態2の実施例)
実施の形態2の製造工程に準じて、以下の条件でレーザ接合部品を製造した。レーザ照射条件を、レーザ出力230W、照射スポット径0.15mm、走査速度60mm/秒とした。図10は、実施の形態2におけるレーザ接合部品の接合部近傍の断面写真である。
図10に示されるように、鋼板側に楔状の突起(1)が食い込んでいることが確認された。図10において、X線光電子分光法を用いて成分比を分析したところ、接合境界の楔状の突起(1)部の成分比(原子比)は、Alが92、Feが0、Niが8であった。突起(1)部はAlとNiのみが混合した層と考えられるが、これに相当する構成比のAl−Ni系の金属間化合物は見当たらなかった。
図10の(2)部の成分比(原子比)は、Feが100、AlとNiは0であった。元の鋼にAlは混入していないと考えられる。
図11は、図10と同一の試料において、図10とは異なる場所について撮影した接合部近傍の断面写真である。鋼板側の楔状の突起(1)部の成分比(原子比)は、Alが70、Feが36、Niが1であった。(2)部の成分比(原子比)は、Alが95、Feが4、Niが1であった。(3)部の成分比(原子比)は、Alが14、Feが86、Niが0であった。これらに相当する構成比の金属間化合物を考えると、突起(1)部がFeAlに近いが、他は相当する金属間化合物は見当たらなかった。
また、一般に、Fe中には50atm%までAlが固溶できることが知られている。この一般則は、(3)部のみに当て嵌る。従って、図10と図11の接合部界面近傍の楔状の部分には、融点の低い金属中に融点の高い金属、または、表面金属の少なくとも一方が含まれる混合層が存在していると考えられる。これら混合層は金属間化合物や合金相以外に、少なくとも非平衡相を含んでいると考えられる。
これら接合界面近傍の層は、非平衡相であっても、電池の使用条件範囲の高温側である60℃以下の使用環境であれば、10年程度では各元素の自己拡散はほとんど起こらず、組織変化もほとんど起こらない。
(参考例1)
参考例1として、溶融跡の始点と終点が重なりあうようにレーザ照射したことを除き、実施形態2の実施例と同様にしてレーザ接合部品を製造した。
図12は、参考例1にかかるレーザ接合部品の第2の金属板の上面表面に形成された溶融跡を示す写真である。図12に示されるように、アルミニウム電極32に円状の溶融跡39が形成されるように、レーザ照射を行った。40はレーザ照射の終点部(始点)である。加熱溶融部が移動することで、鋼板34内の深さ方向への熱伝導が小さくなり、その結果として裏側のニッケルメッキ層36への熱影響が小さくなることが分かった。参考例1において円状にレーザを照射したのは、直線で照射する場合と比べ照射開始点に戻る時間を省略できるためである。また、接合強度はニッケルメッキ層を設けることで、ニッケルメッキ層がない場合に比べ、若干強くなることが分かった。溶融部にニッケルが加わることで、強度の低いアルミニウムの構成比率が相対的に下がったため、接合強度が若干強くなったと考えられる。
(参考例2)
参考例2として、レーザ出力を250Wとした点と、鋼板の表裏にニッケルメッキ層を設けた点を除き、実施の形態2の実施例と同様にしてレーザ接合部品を製造した。
図13は、参考例2として製造されたレーザ接合部品の接合部の断面写真である。参考例2の条件では、ニッケルメッキ層36の下面に、焦げやニッケルメッキが剥がれるなどの熱影響が見られた。この熱影響が生じた理由は以下のように考えられる。アルミニウム電極32から発達した楔状の領域41が、鋼板34の板厚の78%に達した。その結果、高温の溶融物が鋼板34の下面近傍に近づいたため、上述のような下面の熱影響を起こしたものと考えられる。以上より、下面の熱影響を抑えるためには楔状の突起の長さを鋼板の75%以下にすることが好ましいことが確認された。
他にも、参考例2により、アルミニウムの再凝固部42には楔状の領域41に存在した鋼板34やニッケルメッキ層35の構成元素が混入していることが確認された。
なお、参考例2では、鋼板34の表裏にニッケルメッキ層35と36を設けたが、接合界面側にだけあっても構わない。また、ニッケル以外に、鋼の防錆に用いられる亜鉛やスズなどのメッキ、或いは他の元素を表面層としても構わない。接合部近傍では非平衡相を形成できるからである。特に亜鉛やスズは、アルミニウムと合金を形成するので、より接合に適する点で好ましい。
本出願は、同出願人により先にされた日本国特許出願、すなわち、特願2011−119980号(出願日2011年5月30日)に基づく優先権主張を伴うものであって、これらの明細書の内容を参照して本発明の一部としてここに組み込むものとする。
本発明のレーザ接合部品およびその製造方法によれば、融点の異なる異種金属板の重ね合せ接合において、融点の低い金属側からの接合が可能になる。しかも融点の高い金属の下面側の温度上昇を制限することができので、機構部品や電極材料だけでなく金属の薄板を用いた構造部材の接合の用途に広く適用できる。
11 第1の金属板(鋼板)
12 第2の金属板(アルミニウム板)
18 レーザ光
24,37 溶融したアルミニウム
25,38,41 楔状の領域
26 溶融跡
32 アルミニウム電極
34 鋼板
35 ニッケルメッキ層

Claims (11)

  1. 鋼材より形成され、電池の外装ケースを構成する第1の金属板と、
    前記第1の金属板よりも融点が低いアルミニウムより形成され、前記電池のアルミニウム電極を構成する第2の金属板と、を備え、
    前記第2の金属板は、前記第1の金属板上にレーザ接合され、
    溶融した前記アルミニウムが前記第1の金属板の一部に食い込み、
    前記第1の金属板と前記第2の金属板との接合界面において、前記第2の金属板側から前記第1の金属板の内側に向かい楔状の領域が形成されており、前記楔状の領域の前記第1の金属板の上面からの深さは、前記第1の金属板の板厚の75%以下であり、
    前記第2の金属板の上面表面に、交差しないように一重の円状に形成された溶融跡がある、レーザ接合部品。
  2. 前記楔状の領域の接合界面近傍において、前記第2の金属板の金属中に前記第1の金属板の金属が含まれる混合層が存在する、請求項に記載のレーザ接合部品。
  3. 前記楔状の領域の接合界面近傍において、前記第1の金属板の金属中に前記第2の金属板の金属が含まれる混合層が存在する、請求項に記載のレーザ接合部品。
  4. 前記楔状の領域は、前記第1の金属板の上面に対して斜めに傾斜して形成されている、請求項に記載のレーザ接合部品。
  5. 前記第1の金属板は、少なくとも一方の表面に金属層を有し、前記金属層は、前記第2の金属板との接合面側に設けられている、請求項1に記載のレーザ接合部品。
  6. 前記金属層はニッケル,亜鉛,スズの何れかである、請求項に記載のレーザ接合部品。
  7. 前記第1の金属板の下面表面には熱履歴が見られない、請求項1に記載のレーザ接合部品。
  8. 前記第2の金属板の厚さは0.1mmから2.0mmである、請求項1に記載のレーザ接合部品。
  9. 前記混合層は非平衡相である、請求項2又は3に記載のレーザ接合部品。
  10. 鋼材より形成され、電池の外装ケースを構成する第1の金属板上に、前記第1の金属板よりも融点の低いアルミニウムより形成され、前記電池のアルミニウム電極を構成する第2の金属板を配置する工程と、
    前記第2の金属板の上面側から曲線状にレーザ照射して、前記第2の金属板の上面表面に交差しない一重の円状に溶融跡を形成しつつ、前記第1の金属板上に前記第2の金属板をレーザ接合する工程とを含み、
    溶融した前記アルミニウムが前記第1の金属板の一部に食い込み、前記第1の金属板と前記第2の金属板との接合界面において、前記第2の金属板側から前記第1の金属板の内側に向かい楔状の領域が形成されており、前記楔状の領域の前記第1の金属板の上面からの深さは、前記第1の金属板の板厚の75%以下である、レーザ接合部品の製造方法。
  11. 前記レーザ接合する工程において、前記第2の金属板の上面に対して、斜めからレーザ照射する、請求項10に記載のレーザ接合部品の製造方法。
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