JP5455677B2 - サービスサーバ、コンテンツ配信方法及びプログラム - Google Patents

サービスサーバ、コンテンツ配信方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、サービスサーバ、コンテンツ配信方法及びプログラムに関し、特に、宅内のコンテンツを宅外の機器に配信するためのサービスサーバ、コンテンツ配信方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ、デジタルレコーダ等の普及に伴い、写真、ムービー、録画番組等大量のコンテンツ(デジタルデータ)を家庭内のホームサーバに記憶しておき、宅内にて好きな時に視聴するユーザが増えてきている。ホームサーバは、ユーザの宅内に設置され、宅内のネットワークに接続されている。ユーザは、宅内のネットワークに接続可能なユーザ機器を用いてコンテンツを宅内で視聴することができる。一方、インターネット等の宅外のネットワークに接続されたユーザ機器は、ホームサーバに直接アクセスすることはできない。
そこで、例えばDAP(Direct Access Platform)サーバを用いてホームサーバにアクセスするためのアクセス情報を取得し、宅外のユーザ機器からの要求に応じて、DAPサーバから取得したアクセス情報によりホームサーバへのアクセスを可能とし、アクセスしたホームサーバを制御するシステムが提案されている(特許文献1を参照。)。かかるシステムによれば、ユーザは、見たい番組の録画予約を忘れて外出した場合であっても、外出先からホームサーバに録画予約を要求することができる。
特開2008-301265号公報
しかし、上記システムでは、外出先からの録画予約は可能にするものの、ホームサーバに記憶されたコンテンツを宅外のネットワークを介して配信し、外出先(宅外)のユーザ機器にて再生することはできなかった。よって、ユーザは、自らのコンテンツであるにも関わらず、外出先でホームサーバに記憶されたコンテンツを視聴することができず、利便性に欠けていた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ホームサーバに記憶されたコンテンツを宅外にて視聴可能な、新規かつ改良されたサービスサーバ、コンテンツ配信方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、宅内にて複数のコンテンツを記憶するホームサーバとホームサーバへのアクセス情報を提供するアクセス情報提供サーバとに接続可能なサービスサーバであって、宅外に位置するユーザ機器からの視聴の要求に応じて、前記アクセス情報提供サーバから所定のホームサーバへのアクセス情報を取得するアクセス情報取得部と、前記ユーザ機器からの視聴の要求に応じて、該視聴が要求されたコンテンツの識別情報と前記ユーザ機器に接続するためのユーザ機器接続情報とを特定する配信情報特定部と、前記アクセス情報取得部により取得されたアクセス情報を用いて前記所定のホームサーバにアクセスし、前記配信情報特定部により特定されたユーザ機器接続情報とコンテンツ識別情報とを前記アクセスした所定のホームサーバに送信することにより、前記所定のホームサーバに記憶された複数のコンテンツのうち前記送信されたコンテンツ識別情報により識別されるコンテンツを、前記所定のホームサーバから前記送信されたユーザ機器接続情報により特定されるユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御するコンテンツ配信制御部と、を有することを特徴とする、サービスサーバが提供される。
かかる構成によれば、サービスサーバは、アクセス情報を用いて所定のホームサーバにアクセスし、ユーザ機器接続情報とコンテンツ識別情報とを前記アクセスした所定のホームサーバに送信する。これにより、前記所定のホームサーバに記憶された複数のコンテンツのうち前記送信されたコンテンツ識別情報により識別されるコンテンツを、前記所定のホームサーバから前記送信されたユーザ機器接続情報により特定されるユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御することができる。これに応じて、ホームサーバは、コンテンツ識別情報により識別されるコンテンツをユーザ機器接続情報により特定されるユーザ機器に配信する。この結果、ユーザは、自らのコンテンツであるホームサーバに記憶されたコンテンツを、外出先にて視聴することができる。
前記配信情報特定部は、前記所定のホームサーバに記憶されたコンテンツの配信可否を示す情報を取得してフラグに設定し、前記コンテンツ配信制御部は、前記配信情報特定部により設定されたフラグに基づき、配信可能なコンテンツのみ前記所定のホームサーバから前記ユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御してもよい。
前記ユーザ機器により視聴が要求されたコンテンツが動画コンテンツの場合、前記コンテンツ配信制御部は、前記動画コンテンツを前記ユーザ機器にて追いかけ再生させるために、前記所定のホームサーバから配信される動画コンテンツを前記ユーザ機器にコピーさせるように前記所定のホームサーバを制御してもよい。
前記コンテンツ管理部は、前記所定のホームサーバから配信されたコンテンツを前記ユーザ機器にて再生開始後、該コンテンツの再生が中断された場合、前記コンテンツの再生中断状況を示す中断情報を前記所定のホームサーバに送信し、該送信された中断情報に基づき前記所定のホームサーバにて前記中断を反映させた前記コンテンツの再生が行われるように前記所定のホームサーバを制御してもよい。
前記所定のホームサーバから配信されたコンテンツが前記ユーザ機器の記憶領域にコピーされた後、該コンテンツが前記記憶領域から削除された場合、前記所定のホームサーバに記憶された複数のコンテンツのうち前記削除されたコンテンツを削除するように前記所定のホームサーバを制御してもよい。
前記配信情報特定部は、前記ユーザ機器により視聴が要求されたコンテンツの画質を示す画質情報を特定し、前記コンテンツ配信制御部は、前記コンテンツの画質情報に応じて所定の画質のコンテンツを前記所定のホームサーバから前記ユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御してもよい。
前記ユーザ機器にて前記コンテンツが再生される際に出力されるメッセージを生成するメッセージ生成部をさらに備え、前記コンテンツ配信制御部は、前記ユーザ機器にコンテンツを配信する際、前記メッセージ生成部により生成されたメッセージを送信するように前記所定のホームサーバを制御してもよい。
前記メッセージ生成部は、文字情報又は音声情報の少なくともいずれかにより前記メッセージを生成してもよい。
前記コンテンツ配信制御部は、前記ユーザ機器が前記所定のホームサーバのユーザが所有する機器又は該ユーザにより予め許可された第三者の機器であると判断した場合、前記所定のホームサーバから前記ユーザ機器が視聴を要求したコンテンツを配信するように前記所定のホームサーバを制御してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、宅内にて複数のコンテンツを記憶するホームサーバとホームサーバへのアクセス情報を提供するアクセス情報提供サーバとに接続可能なサービスサーバにより所望のコンテンツを配信するコンテンツ配信方法であって、宅外に位置するユーザ機器からの視聴の要求に応じて、前記アクセス情報提供サーバから所定のホームサーバへのアクセス情報を取得するステップと、前記ユーザ機器からの視聴の要求に応じて、該視聴が要求されたコンテンツの識別情報と前記ユーザ機器に接続するためのユーザ機器接続情報とを特定するステップと、前記取得されたアクセス情報を用いて前記所定のホームサーバにアクセスし、前記特定されたユーザ機器接続情報とコンテンツ識別情報とを前記ホームサーバに送信することにより、前記所定のホームサーバに記憶された複数のコンテンツのうち前記送信されたコンテンツ識別情報により識別されるコンテンツを、前記所定のホームサーバから前記送信されたユーザ機器接続情報により特定されるユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御するステップと、を含むことを特徴とする、コンテンツ配信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、宅内にて複数のコンテンツを記憶するホームサーバとホームサーバへのアクセス情報を提供するアクセス情報提供サーバとに接続可能なサービスサーバが有する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、宅外に位置するユーザ機器からの視聴の要求に応じて、前記アクセス情報提供サーバから所定のホームサーバへのアクセス情報を取得する処理と、前記ユーザ機器からの視聴の要求に応じて、該視聴が要求されたコンテンツの識別情報と前記ユーザ機器に接続するためのユーザ機器接続情報とを特定する処理と、前記取得されたアクセス情報を用いて前記所定のホームサーバにアクセスし、前記特定されたユーザ機器接続情報とコンテンツ識別情報とを前記ホームサーバに送信することにより、前記所定のホームサーバに記憶された複数のコンテンツのうち前記送信されたコンテンツ識別情報により識別されるコンテンツを、前記所定のホームサーバから前記送信されたユーザ機器接続情報により特定されるユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、ホームサーバに記憶されたコンテンツを宅外にて視聴することができる。
本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ配信システムの概要を示した全体構成図である。 同実施形態に係るサービスサーバの機能構成図である。 同実施形態に係るコンテンツ配信方法を示したシーケンス図である。 同実施形態に係るユーザ機器のコンテンツリスト画面の一例を示した図である。 同実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ配信条件設定画面の一例を示した図である。 同実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ視聴画面の一例を示した図である。 同実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ配信条件設定画面の他の一例を示した図である。 同実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ削除確認画面の一例を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ配信システムの概要を示した全体構成図である。 同実施形態に係るサービスサーバの機能構成図である。 同実施形態に係るコンテンツ配信方法を示したシーケンス図である。 同実施形態に係るユーザ機器のコンテンツリスト画面の一例を示した図である。 同実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ配信条件設定画面の一例を示した図である。 同実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ閲覧画面の一例を示した図である。 本発明の第1及び第2の実施形態に係るサービスサーバのハードウェア構成の一例を示す構成図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1の実施形態>
〔コンテンツ配信システムの全体構成〕
まず、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ配信システムについて説明する。図1は、本実施形態に係るコンテンツ配信システムの概要を示した全体構成図である。
コンテンツ配信システム10は、サービスサーバ100、ユーザ機器200、アクセス情報提供サーバ300及びホームサーバ400を有する。サービスサーバ100、ユーザ機器200、アクセス情報提供サーバ300及びホームサーバ400のそれぞれは、インターネット等の宅外のネットワークに接続可能である。
具体的には、サービスサーバ100は、宅外のネットワークを介してユーザ機器200及びアクセス情報提供サーバ300とそれぞれ接続可能である。一方、サービスサーバ100からホームサーバ400への接続は、アクセス情報提供サーバ300からホームサーバへのアクセス情報を取得することにより可能となる。つまり、サービスサーバ100は、アクセス情報提供サーバ300から取得したアクセス情報を用いてホームサーバ400にアクセスする。
サービスサーバ100は、ユーザ機器200が宅外のネットワークを介してホームサーバ400に記憶された複数のコンテンツのリストを参照し、ユーザ機器200から視聴の要求がなされたコンテンツを、ホームサーバ400からユーザ機器200に配信するようにホームサーバ400を制御する装置である。
本実施形態では、ホームサーバ400として、テレビ番組を録画する機能を有するレコーダを挙げて説明する。ホームサーバ400は、録画した番組コンテンツ、ユーザの撮影した写真又はムービーなどの画像、及び、音楽などの音声コンテンツを記憶する。ホームサーバの他の例としては、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)、テレビ、レコーダ、オーディオ機器、デジタルフォトフレームが挙げられる。
ユーザ機器200は、宅外に位置し、ホームサーバ400に記憶されたいずれかのコンテンツの視聴をサービスサーバ100に要求する。ユーザ機器200は、ホームサーバ400のユーザが所有する機器又はホームサーバ400のユーザにより予め許可された第三者の機器である。具体的には、ユーザ機器200は、ホームサーバ400が設置された宅内に居住する家族のいずれかが所有する機器であってもよく、その家族と血縁関係にあり予めホームサーバ400の使用が許可された第三者の機器であってもよい。
ユーザ機器200は、宅外のネットワークに接続する機能を有し、ホームサーバ400内に記憶されたコンテンツがホームサーバ400からユーザ機器200に配信された場合、そのコンテンツを再生する。ユーザ機器200は、宅外に位置しているため、宅内のネットワークを介してホームサーバ400に直接接続可能な宅内の機器とは異なり、直接ホームサーバ400に接続することはできない。本実施形態では、ユーザ機器200の一例としてホームサーバ400のユーザが所有する携帯電話を例に挙げて説明するが、これに限られない。ユーザ機器200は、例えば、PC、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機器、テレビなどであってもよい。
アクセス情報提供サーバ300は、ホームサーバ400との間で常時セッションが確立されている。アクセス情報提供サーバ300は、ホームサーバ400にアクセスするためのアクセス情報を提供する。ユーザは、ユーザ機器200の情報を予めアクセス情報提供サーバ300に登録する必要がある。アクセス情報提供サーバ300は、登録されたユーザ機器200の情報と、ユーザ機器200が視聴を要求するコンテンツを記憶したホームサーバ400の情報と、ユーザ機器200が利用するサービスサーバ100が提供するサービスの情報とを対応付けて管理する。
ホームサーバ400は、ユーザの宅内に配置され、複数のコンテンツを記憶する記憶装置を有するサーバである。ホームサーバ400は、前述したとおり、アクセス情報提供サーバ300と常時セッションが確立されており、アクセス情報提供サーバ300からの要求に応じて、自ホームサーバ400へのアクセス情報をアクセス情報提供サーバ300に通知する。アクセス情報を用いてアクセスしてきたサービスサーバ100から視聴要求が通知された際には、ホームサーバ400は、ホームサーバ400に記憶されたコンテンツのリストをサービスサーバ100に送信する。さらに、ホームサーバ400は、サービスサーバ100の制御に従い、所望のコンテンツをユーザ機器200に配信する。
〔サービスサーバの機能構成〕
次に、サービスサーバの機能構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係るサービスサーバ100の機能構成を示す。
サービスサーバ100は、通信部102、アクセス情報取得部104、コンテンツリスト取得部106、配信情報特定部108、コンテンツ配信制御部110及びコンテンツ管理部112にて示した各機能を有する。
通信部102は、宅外のネットワーク及びアクセス情報を用いて宅内のネットワークに接続する通信インタフェースである。これにより、通信部102は、ユーザ機器200、アクセス情報取得サーバ300のみならずアクセス情報を用いてアクセスしたホームサーバ400との接続ができる。
アクセス情報取得部104は、宅外に位置するユーザ機器200からの視聴の要求に応じて、アクセス情報提供サーバ300からホームサーバ400へのアクセス情報を取得する。
アクセス情報取得部104は、ユーザ機器接続情報とサービスサーバ100により提供されるサービスの識別情報とをアクセス情報提供サーバ300に送信する。アクセス情報提供サーバ300には、ユーザ機器接続情報とサービスの識別情報とに対応づけてホームサーバ400にアクセスするためのアクセス情報が登録されているので、アクセス情報提供サーバ300は、配信情報特定部108により特定されたユーザ機器接続情報とサービスの識別情報とに対応づけて登録されているアクセス情報を選択する。ここで、ユーザ機器接続情報とサービスの識別情報とに対応づけて登録されたホームサーバ400が複数ある場合には、アクセス情報取得部104は、ユーザにより選択されたホームサーバの識別情報も合わせて送信し、所望のホームサーバにアクセスするためのアクセス情報を取得する。
コンテンツリスト取得部106は、ホームサーバ400に記憶されたコンテンツの内容を示すリストを取得する。具体的には、コンテンツリスト取得部106は、コンテンツリストを要求する。通信部102は、その要求に応じて、アクセス情報取得部104により取得されたアクセス情報を用いてホームサーバ400にアクセスし、ホームサーバ400からコンテンツリストを取得する。コンテンツリスト取得部106は、通信部102を介してホームサーバ400から取得したコンテンツリストからコンテンツリスト画面を生成し、ユーザ機器200に出力する。ユーザ機器200に表示されたコンテンツリスト画面の情報に基づき、ユーザがコンテンツリストの中から1つのコンテンツを選択すると、配信情報特定部108は、選択されたコンテンツの識別情報を視聴が要求されているコンテンツの識別情報として特定する。
配信情報特定部108は、サービスサーバ100により提供されるサイトにアクセスしてきたユーザ機器200からの視聴の要求に応じて、該視聴が要求されたコンテンツの識別情報とユーザ機器200に接続するためのユーザ機器接続情報とを特定する。
配信情報特定部108は、ホームサーバ400に記憶されたコンテンツのうち、宅外に位置するユーザ機器200に配信するコンテンツの識別情報を含むコンテンツ配信条件を設定する。配信情報特定部108は、ユーザにより選択されたコンテンツの詳細情報をホームサーバ400から取得すると共に、当該詳細情報を含むコンテンツ配信条件設定画面をユーザ機器200に出力する。具体的には、配信情報特定部108は、前記特定したコンテンツの識別情報をホームサーバ400に送信し、ホームサーバ400からコンテンツの識別情報に対応するコンテンツの詳細情報を取得する。配信情報特定部108は、取得したコンテンツの詳細情報を含むコンテンツ配信条件設定画面を通信部102を介してユーザ機器200に出力し、コンテンツ配信条件の入力を受付ける。
コンテンツ配信条件設定画面において設定されるコンテンツ配信条件としては、例えば、配信する画像の画質、及び、コンテンツの配信方法(例えば、コピー、コピー&追いかけ再生、ストリーミング再生)を含むことができる。そして、配信情報特定部108は、前記特定されたコンテンツの識別情報を少なくとも含むコンテンツ配信条件を設定する。
コンテンツ配信制御部110は、アクセス情報取得部104により取得されたアクセス情報を用いてホームサーバ400にアクセスし、配信情報特定部108により特定されたユーザ機器接続情報とコンテンツ識別情報とを前記アクセスしたホームサーバ400に送信する。これにより、コンテンツ配信制御部110は、ホームサーバ400に記憶された複数のコンテンツのうち前記送信されたコンテンツ識別情報により識別されるコンテンツを、ホームサーバ400から前記送信されたユーザ機器接続情報により特定されるユーザ機器200に配信するようにホームサーバ400を制御する。コンテンツ配信制御部110により送信されるユーザ機器接続情報は、ユーザ機器200がサービスサーバ100にアクセスしてきた際に取得したものである。コンテンツ配信制御部110は、コンテンツ配信条件に含まれるコンテンツの識別情報により識別されるコンテンツをホームサーバ400からユーザ機器200に配信させる。
コンテンツ配信制御部110は、コンテンツ配信条件に画質情報が含まれる場合には、コンテンツの画質情報に応じて所定の画質のコンテンツをホームサーバ400からユーザ機器200に配信するようにホームサーバ400を制御する。コンテンツの画質情報は、ユーザ機器200により視聴が要求されたコンテンツの画質を示し、配信情報特定部108により特定される。
また、ユーザ機器により視聴が要求されたコンテンツが動画コンテンツである本実施形態では、コンテンツ配信制御部110は、コンテンツ配信条件がコンテンツの配信方法として「コピー&追いかけ再生」を含む場合には、ホームサーバ400からユーザ機器200にコンテンツをコピーさせるようにホームサーバ400を制御すると共に、ユーザ機器200にコピーされたコンテンツを追いかけ再生させる。ここで、「コピー&追いかけ再生」は、コンテンツのデータ自体をコピーしながら再生するため、コンテンツのチャプター情報などを利用することもできる。即ち、ストリーミング再生と比較して、「コピー&追いかけ再生」は、巻き戻し、早送り、スキップ再生を利用することができるという利点がある。
コンテンツ配信条件の配信方法としてコピー又はコピー&追いかけ再生が選択されている場合には、コンテンツ配信制御部110は、ホームサーバ400からユーザ機器200へのダビングは10回のみ認められるという取り決めがある場合には、そのうちの1回のコピーにカウントしてコンテンツを配信させるようにしてもよい。
コンテンツ管理部112は、ホームサーバ400から配信されたコンテンツがユーザ機器200の記憶領域にコピーされた後、該コンテンツが前記記憶領域から削除された場合、ホームサーバ400に記憶された複数のコンテンツのうち前記削除されたコンテンツを削除するようにホームサーバ400を制御する。
また、コンテンツ管理部112は、ホームサーバ400から配信されたコンテンツをユーザ機器200にて再生開始後、該コンテンツの再生が中断された場合、前記コンテンツの再生中断状況を示す中断情報をホームサーバ400に送信し、該送信された中断情報に基づきホームサーバ400にて前記中断を反映させた前記コンテンツの再生が行われるようにホームサーバ400を制御する。これにより、ホームサーバ400は、コンテンツを中断した時点を反映してコンテンツの途中から再生を開始することができる。このため、ユーザは、例えば外出先にて配信されたコンテンツを視聴し、途中で視聴することができなくなったり又は視聴途中で自宅に到着してしまった、といった場合であっても、引き続き自宅において前記コンテンツの視聴を再開することができる。
〔コンテンツ配信システムの動作例〕
次に、本実施形態に係るコンテンツ配信システム10のコンテンツ配信方法について図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係るコンテンツ配信方法を説明するためのシーケンス図である。
以下の説明中、図4を参照しながら本実施形態に係るユーザ機器のコンテンツリスト画面の一例を説明する。また、図5を参照しながら本実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ配信条件設定画面の一例を説明する。また、図6を参照しながら本実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ視聴画面の一例を説明する。
まず、ユーザ機器200は、サービスサーバ100に接続し、サービスサーバ100の提供するサイトにアクセスをする(S102)。このとき、サービスサーバ100の配信情報特定部108は、ユーザ機器200からユーザ機器接続情報を取得する。サービスサーバ100のアクセス情報取得部104は、サイト上にてユーザ機器200がアクセス情報を要求する操作情報を受け取ると、アクセス情報提供サーバ300にユーザ機器接続情報及びサービスサーバ100の提供するサービスの識別情報を送信し、アクセス情報を要求する(S104)。このとき、ユーザ機器接続情報及びサービスの識別情報と対応づけて登録されたホームサーバ400が複数ある場合には、サービスサーバ100のアクセス情報取得部104は、ユーザにより選択されたホームサーバの識別情報も合わせて送信する。
アクセス情報提供サーバ300は、受信したユーザ機器接続情報及びサービスサーバ100の提供するサービスの識別情報に基づいて、予め登録された情報の中からユーザ機器接続情報とサービスの識別情報とに対応づけられたホームサーバ400を特定する。ここで対応づけられたホームサーバ400が複数ある場合には、さらに受信したホームサーバの識別情報に基づいて、登録された機器の中から対象となるホームサーバ400を特定する。アクセス情報提供サーバ300は、特定されたホームサーバ400にアクセス情報を要求する(S106)。
ホームサーバ400は、アクセス情報提供サーバ300からアクセス情報の要求を受信すると、ホームサーバ400に接続するためのアクセス情報をアクセス情報提供サーバ300に送信する(S108)。アクセス情報提供サーバ300は、受信したアクセス情報をサービスサーバ100に送信する(S110)。
サービスサーバ100のコンテンツリスト取得部106は、受信したアクセス情報に基づいてホームサーバ400に接続し、ホームサーバ400に対してコンテンツリストを要求する(S112)。ホームサーバ400は、コンテンツリスト取得部106からの要求に応じて、ホームサーバ400内に記憶されたコンテンツのリストをサービスサーバ100に送信する(S114)。
サービスサーバ100のコンテンツリスト取得部106は、ホームサーバ400からコンテンツリストを受信すると、受信したコンテンツリストを含むコンテンツリスト画面を生成し、ユーザ機器200の画面に表示するようにコンテンツリスト画面を出力する(S116)。図4のコンテンツリスト画面210には、ホームサーバ選択領域212、ホームサーバ選択ボタン214、コンテンツリスト216及びコンテンツの状態を示す状態表示218が主に示されている。コンテンツリスト216は、ひとつひとつのコンテンツをユーザにより選択することができるように表示されている。
ユーザ機器200の画面に表示されたコンテンツリスト216の中から、ユーザが1つのコンテンツを指定すると(S118)、サービスサーバ100の配信情報特定部108は、指定されたコンテンツを識別する識別情報を取得する。配信情報特定部108は、コンテンツの識別情報を含むコンテンツの詳細情報要求をホームサーバ400に送信する(S120)。ホームサーバ400は、配信情報特定部108の要求に応じて、受信したコンテンツの識別情報により識別されるコンテンツの詳細情報をサービスサーバ100に送信する(S122)。
サービスサーバ100の配信情報特定部108は、コンテンツ詳細情報をホームサーバ400から受信すると、受信したコンテンツの詳細情報を含む、コンテンツ配信条件設定画面をユーザ機器200の画面に表示させる(S124)。
ここで表示されるコンテンツ配信条件設定画面の一例を図5に示す。コンテンツ配信条件設定画面220aは、コンテンツのタイトル221、コンテンツ詳細情報(番組情報)222、画質選択領域224、視聴方法選択領域226及び視聴開始ボタン228を主に含む。ここでは、図4のコンテンツリスト画面において、「タイトルA」のコンテンツが選択されたとする。コンテンツ詳細情報222には、ホームサーバ400より取得したコンテンツ詳細情報、例えば、番組の内容、出演者、放送時刻などの番組情報が表示される。画質選択領域224では、ユーザは高画質と低画質とのいずれかを選択することができる。視聴方法選択領域226では、ユーザはコピー&追いかけ再生、ストリーミング再生、コピーのみのいずれかを選択することができる。
ユーザは、ユーザ機器200に表示されたコンテンツ配信条件設定画面からいずれかの画質、視聴方法を選択し、視聴開始ボタン228を押下する。すると、サービスサーバ100の配信情報特定部108は、ユーザ機器200により入力されたコンテンツ配信条件を取得する(S126)。配信情報特定部108は、取得したコンテンツ配信条件をコンテンツ配信制御部110に入力する。そして、コンテンツ配信制御部110は、ホームサーバ400にユーザ機器200に接続するためのユーザ機器接続情報と、設定されたコンテンツ配信条件とを含むコンテンツ配信要求を送信する(S128)。
ホームサーバ400は、このコンテンツ配信要求に応じて、受信したユーザ機器接続情報を用いてユーザ機器200に接続し、ユーザ機器200にコンテンツを配信する。ここでは、コンテンツ配信条件として視聴方法が「コピー&追いかけ再生」に設定されているとすると、ホームサーバ400はユーザ機器200に選択されたコンテンツをコピーする(S130)。ユーザ機器200は、コピーされたコンテンツを内蔵する記憶装置(図示せず)に記憶させると共に、記憶されたコンテンツを追いかけ再生する。
図6にユーザ機器200の画面に表示される視聴画面の一例を示す。視聴画面230は、受信したコンテンツの映像を表示すると共に、コンテンツ操作ボタン232を表示してもよい。ここで、コンテンツはコピーされると共に再生されるコピー&追いかけ再生であるため、早送り、巻き戻しが可能である他、スキップ再生も可能である。また、チャプター情報もコピーする場合には、チャプター情報を利用して所望の場面から視聴を開始することも可能である。
次に、ユーザ機器200にて配信されたコンテンツを視聴後そのコンテンツを削除した場合、ホームサーバ400に記憶されたコンテンツも削除する動作について図7及び図8を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ配信条件設定画面の一例を示し、図8は、本実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ削除確認画面の一例を示す。
たとえば、図4の状態表示218を参照すると、タイトルDにより識別されるコンテンツは、視聴済みのコンテンツであることが分かる。このコンテンツリスト画面210よりタイトルDのコンテンツを選択すると、図7に示すコンテンツ配信条件設定画面220dが表示される。コンテンツ配信条件設定画面220dは、コンテンツ配信条件設定画面220aと比較して、コンテンツ削除ボタン229を含む点で異なる。ここでは、視聴済みのコンテンツのコンテンツ配信条件設定画面220dにのみ削除ボタン229が表示されることとしたが、これに限られない。例えば、視聴前のコンテンツや視聴途中のコンテンツのコンテンツ配信条件設定画面220aにおいても削除ボタン229が表示されるようにしてもよい。
ユーザが、コンテンツ配信条件設定画面220dにおいて、タイトルDにより識別されるコンテンツは視聴済みであるため不要であると判断し、削除ボタン229を押下すると、次画面として図8に示すコンテンツ削除確認画面240が表示される。コンテンツ削除確認画面240には、コンテンツ削除確認メッセージ242、削除実行ボタン244及び取消ボタン246が表示されている。コンテンツ削除確認画面240において、ユーザが削除実行ボタン244を押下すると、ユーザ機器200は、ユーザ機器200内のタイトルDのコンテンツを削除すると共に、タイトルDのコンテンツの識別情報を含む削除要求をサービスサーバ100に送信する。サービスサーバ100は、削除要求を受信すると、ホームサーバ400に対して、タイトルDのコンテンツの識別情報を含む削除要求を送信し、ホームサーバ400がコンテンツの識別情報により識別されるコンテンツを削除するように制御する。
尚、図示しないが、ユーザ機器200とホームサーバ400とで削除情報の同期を取るだけでなく、ユーザ機器200にてコンテンツ再生開始後、そのコンテンツの再生が中断された場合、そのコンテンツの再生中断状況を示す中断情報をホームサーバ400に送信し、送信された中断情報に基づきホームサーバ400にて前記中断を反映させた前記コンテンツの再生が行われるようにホームサーバ400を制御するようにしてもよい。
〔効果の例〕
以上、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ配信システム10によれば、ユーザは、外出先から自宅のホームサーバ400に記憶されたコンテンツを視聴することができる。このとき、サービスサーバ100は、予め登録されたユーザ機器200にのみ要求するコンテンツを配信するようにホームサーバ400を制御するため、システムの安全性も高く保つことができる。
また、サービスサーバ100は、ユーザの選択した画質のコンテンツをユーザ機器200に配信するように制御する。これにより、ユーザは、ユーザ機器200の性能又は接続しているネットワークの帯域など接続環境に合わせた画質のコンテンツを視聴することができる。さらに、サービスサーバ100は、ホームサーバ400がユーザ機器200にコンテンツをコピーすると共に、ユーザ機器200がコピーされたコンテンツを追いかけ再生するコピー&追いかけ再生を制御する。配信されるコンテンツは、データ自体がユーザ機器200に記憶されるため、ユーザ機器200において再生時に巻き戻し、早送り、コマ送り再生などの操作ができるようになる。かかる操作は、例えば、ストリーミング再生の場合には実現できない効果である。
<第2の実施形態>
〔コンテンツ配信システムの全体構成〕
次に、図9を参照しながら、本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ配信システム10について説明する。図9は、本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ配信システムの全体構成図である。
コンテンツ配信システム10は、サービスサーバ100、ユーザ機器200a、ユーザ機器200b、アクセス情報提供サーバ300及びホームサーバ400を主に有する。
コンテンツ配信システム10は、第1の実施形態と比較して、配信されるコンテンツがテレビ番組でなく個人で撮影された画像である点、コンテンツの配信を要求するユーザ機器200aに対してコンテンツの配信先は別のユーザ機器200bである点、配信可否を示すフラグを用いて許可されたコンテンツのみ配信する点、及びコンテンツ配信とともにメッセージを配信できる点において主に相違する。よって、以下の説明では以上の相違点を中心に説明し、第1実施形態と同じ点については説明を省略する。
本実施形態に係るコンテンツ配信システム10では、コンテンツの配信先であるユーザ機器200bのユーザとユーザ機器200aのユーザとが異なる場合もある。例えば、子供のいる夫婦が両親に孫の写真を見せてあげたい場合などにかかる構成は有効である。この場合、夫婦がユーザ機器200a及びホームユーザ400の所有者となり、その夫婦の両親がユーザ機器200bの所有者となる。
サービスサーバ100は、ユーザ機器200aの操作に応じて、ホームサーバ400がユーザ機器200bにコンテンツを配信するように制御する。サービスサーバ100は、ユーザ機器200a及びアクセス情報提供サーバ300とそれぞれ接続可能である。サービスサーバ100は、アクセス情報提供サーバ300からアクセス情報を取得することにより、取得したアクセス情報を用いてホームサーバ400に接続することができる。
ユーザ機器200aは、ホームサーバ400のユーザ又はホームサーバ400のユーザに関連するユーザの有する機器である。例えば、ホームサーバ400の設置された宅内に居住する家族のいずれかが有する機器であってよい。
ユーザ機器200bは、ホームサーバ400の設置された宅内より外に持ち出し可能な携帯機器、又はホームサーバ400の設置された家とは異なる宅内に配置された機器である。本実施形態においては、ユーザ機器200bは、ホームサーバ400のユーザの両親の宅内に配置されたデジタルフォトフレームであるとしたが、これに限られない。例えば、ユーザ機器200bは、ホームサーバ400のユーザの父親の有する携帯電話であってもよい。また、ユーザ機器200bは、ホームサーバ400のユーザの母親の有するPCであってもよい。ユーザ機器200bは、ユーザにより予めコンテンツ配信を許可され、ホームサーバ400からの配信を受けるために登録された機器であり、宅外及び宅内のネットワークに接続する機能を有する機器であればよい。
〔サービスサーバの機能構成〕
次に、コンテンツ配信システム10のサービスサーバ100の機能構成について、図10を参照しながら説明する。図10は、本実施形態に係るサービスサーバの機能構成図である。
サービスサーバ100は、通信部102、アクセス情報取得部104、コンテンツリスト取得部106、配信情報特定部108、メッセージ生成部109及びコンテンツ配信制御部110を有する。
配信情報特定部108は、ホームサーバ400に記憶されたコンテンツに対して配信可否を示すフラグを設定する。配信情報特定部108は、ユーザにより選択されたコンテンツの詳細情報をホームサーバ400から取得すると共に、当該詳細情報を含むコンテンツ配信条件設定画面をユーザ機器200aに表示する。ユーザ機器200aは、コンテンツ配信条件設定画面において、コンテンツの配信方法(例えば、ストリーミング再生、又は、コピー)、メッセージの付加の要否を設定することができる。コンテンツリスト取得部106は、コンテンツリストに含む情報として、コンテンツの配信設定に関する情報を含む。
メッセージ生成部109は、配信情報特定部108によりメッセージを付加すると設定された場合、所望のメッセージを生成してコンテンツ配信制御部110に入力する。ここで、メッセージ生成部109は、文字情報又は音声情報の少なくともいずれかによりメッセージを生成してもよい。本実施形態のように、コンテンツの保有者とコンテンツの配信先のユーザとが異なる場合、配信先のユーザに対してコンテンツと合わせてメッセージを送ることにより、コンテンツの内容を分かりやすく説明したり、互いの親近感を高める効果を奏することができる。例えば、コンテンツ配信システム10により写真を配信することができたとしても、配信された写真がどんな場面の写真であるかの情報がなければ、写真の楽しみは半減してしまうかもしれない。特に、物理的に離れた相手に写真を送る場合には、写真を見ながら説明をすることが困難である。そこで、本実施形態に係るサービスサーバ100では、写真などのコンテンツにメッセージを付加して配信する。このため、配信先のユーザは、コンテンツが再生される際、出力されるメッセージによってコンテンツをより理解することができる。これにより、従来と異なる新たな画像の楽しみ方をユーザに提供することができる。
コンテンツ配信制御部110は、配信情報特定部108により設定されたコンテンツ配信条件に従って、ホームサーバ400からユーザ機器200bへのコンテンツの配信を制御する。具体的には、コンテンツ配信制御部110は、アクセス情報取得部104により取得されたアクセス情報を用いて通信部102を介してホームサーバ400と接続し、接続されたホームサーバ400に対してユーザ機器200bに接続するためのユーザ機器接続情報、配信情報特定部108により特定されたコンテンツ配信条件、及びメッセージ生成部109により生成されたメッセージを送信する。ここで送信されるユーザ機器接続情報は、例えば、ユーザ機器200aから取得したものであってもよく、予め登録されたものであってもよい。そして、コンテンツ配信制御部110は、コンテンツ配信条件に含まれる識別情報により識別されるコンテンツをホームサーバ400からユーザ機器200bに配信させる。
コンテンツ配信制御部110は、配信情報特定部108により設定されたフラグに基づき、配信可能なコンテンツのみホームサーバ400からユーザ機器200bに配信させる。また、コンテンツに対してメッセージが付加されている場合には、コンテンツ配信制御部110は、配信するコンテンツに付加されたメッセージがユーザ機器200bに配信されたコンテンツと共に出力されるようにコンテンツとともにメッセージをホームサーバ400からユーザ機器200bに送信させる。
〔コンテンツ配信システムの動作例〕
次に、本実施形態に係るコンテンツ配信システム10のコンテンツ配信方法について図11を参照しながら説明する。図11は、本実施形態に係るコンテンツ配信方法を説明するためのシーケンス図である。
以下の説明中、図12を参照しながら本実施形態に係るユーザ機器のコンテンツリスト画面の一例を説明する。また、図13を参照しながら本実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ配信条件設定画面の一例を説明する。また、図14を参照しながら本実施形態に係るユーザ機器のコンテンツ閲覧画面の一例を説明する。
まず、図11におけるステップS202〜ステップS214までの動作は、図3におけるステップS102〜ステップS114までの動作と同様であるため、説明を省略する。ステップS214までの処理が完了すると、サービスサーバ100のコンテンツリスト取得部106は、ホームサーバ400から受信したコンテンツリストを含むコンテンツリスト画面を生成し、ユーザ機器200aの画面に表示するためにコンテンツリスト画面を出力する(S216)。図12に示したコンテンツリスト画面250には、ホームサーバ選択領域252、ホームサーバ選択ボタン254、コンテンツリスト256及び配信設定258が表示されている。コンテンツリスト256は、各コンテンツをそれぞれ選択することができるように表示される。また、配信設定258は、配信希望状態をコンテンツ毎に設定できるように表示される。配信設定258は、ここで示されるようにサービスサーバ100の提供する画面上から設定されてもよい。また、ホームサーバ400の機能として設定できるようにしてもよい。
ユーザが、ユーザ機器200aを介して、コンテンツリスト256の中から1つのコンテンツを指定すると(S218)、サービスサーバ100の配信情報特定部108は、指定されたコンテンツを識別する識別情報を取得する。配信情報特定部108は、指定されたコンテンツの識別情報を含むコンテンツの詳細情報要求をホームサーバ400に送信する(S220)。ホームサーバ400は、配信情報特定部108の要求に応じて、受信したコンテンツの識別情報により識別されるコンテンツの詳細情報をサービスサーバ100に送信する(S222)。
サービスサーバ100のコンテンツ詳細情報をホームサーバ400から受信すると、配信情報特定部108は、受信したコンテンツ詳細情報を含むコンテンツ配信条件設定画面をユーザ機器200aに表示させる(S224)。
図13に示したコンテンツ配信条件設定画面260では、コンテンツのタイトル261、コンテンツの詳細情報である撮影情報262、メッセージ付加の要否選択領域264、配信方法選択領域266及び登録ボタン268が表示されている。
ユーザは、ユーザ機器200aに表示されたコンテンツ配信条件設定画面を介してコンテンツ配信条件を設定することができる(S226)。設定するコンテンツ配信条件は、例えば、図13に示すメッセージ付加の要否及び配信方法が含まれてもよい。
また、ユーザは、ユーザ機器200aを介してコンテンツと一緒に配信されるメッセージを入力する(S228)。例えば、図13のメッセージ付加の要否選択領域264でメッセージを「付加する」を選択すると、図示しないメッセージ入力画面が表示され、メッセージを入力するようにしてもよい。サービスサーバ100のメッセージ生成部109は、この入力に基づいてコンテンツと対応づけられたメッセージを生成し、コンテンツ配信制御部110に入力する。
以上のようにして、コンテンツ配信に関する設定がなされると、サービスサーバ100のコンテンツ配信制御部110は、ホームサーバ400にユーザ機器200bに接続するためのユーザ機器接続情報と、配信対象となるコンテンツの識別情報と、設定されたコンテンツ配信条件と、配信対象となるコンテンツに対して対応づけられたメッセージとを含むコンテンツ配信要求を送信する(S230)。
ホームサーバ400は、コンテンツ配信要求に応じて、受信したユーザ機器接続情報を用いてユーザ機器200bに接続し、ユーザ機器200bにコンテンツおよびメッセージを配信する(S232)。ここで、コンテンツを配信するタイミングとしては、ユーザ機器200aを介して配信の設定がなされたタイミングで配信されてもよい。また、ホームサーバ400は、定期的に配信設定を確認し、コンテンツを配信してもよい。
図14に示したコンテンツ閲覧画面は、ユーザ機器200bの画面表示の一例であり、配信されたコンテンツと、コンテンツに付加されたメッセージ274とが表示される。
なお、新着情報がある場合には、新着マーク272を表示させることで新しく配信されたコンテンツの存在を知らせてもよい。また、ユーザ機器200bは、配信されたコンテンツが複数ある場合には、スライドショーで配信されたコンテンツを表示してもよい。
〔効果の例〕
以上、本実施形態に係るコンテンツ配信システム10によれば、第1の実施形態において説明した効果に加えて、例えば、離れて住む家族に、写真や動画などのコンテンツを配信することができる。その際、コンテンツ毎に付加された配信可否を示すフラグに基づき、配信可能なフラグが付加されたコンテンツのみホームサーバからユーザ機器へ該当コンテンツを配信するため、セキュリティのレベルをユーザが調整することができる。さらに、コンテンツにメッセージを付加することにより、例えば、ホームサーバ内のコンテンツの保有者と配信先のユーザとが異なる場合に、写真や動画などのコンテンツと合わせてメッセージを配信することができる。例えば、配信するコンテンツについての説明をメッセージに加えれば、配信を受けたユーザは写真や動画などのコンテンツが撮影された状況についてより詳しく知ることができる。このようにして、写真や動画に加えてメッセージを用いたコンテンツ配信を実現することができる。
<ハードウェア構成例>
なお、以上説明してきた第1及び第2の実施形態に係るサービスサーバ100のハードウェア構成について、図15を参照しながら説明する。
サービスサーバ100は、CPU(Central Processing Unit)801、ROM(Read Only Memory)802、RAM(Random Access Memory)803、ホストバス804、ブリッジ805、外部バス806、インタフェース807、ストレージ装置808、通信装置809、ドライブ810、入力装置811及び出力装置812を有する。
CPU801は、演算処理装置及び制御装置として機能する。そして、CPU801は、各種プログラムに従ってサービスサーバ100内の動作全般を制御する。CPU801は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM802は、例えば、CPU801が使用するプログラム、及び、演算パラメータを記憶する。RAM803は、CPU801の実行において使用するプログラム、及びその実行において適宜変化するパラメータなどを一時記憶する。CPU801、ROM802、及びRAM803は、CPUバスなどから構成されるホストバス804により相互に接続されている。
ホストバス804は、ブリッジ805を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス806と接続されている。なお、必ずしもホストバス804、ブリッジ805及び外部バス806を分離構成する必要はない。一のバスにこれらの機能が実装されてもよい。
ストレージ装置808は、データ格納用の装置であり、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記録媒体からデータを読み出す読出し装置、及び、記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含むことができる。ここで、記憶媒体は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記録媒体や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、PRAM(Phase change Random Access Memory)などの不揮発性メモリが挙げられるが、上記に限られない。
通信装置809は、例えば、ネットワーク50に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インタフェースである。通信装置809は、CPU801からの制御にしたがって、ネットワーク50を介して、ユーザ機器200、アクセス情報提供サーバ300及びホームサーバ400と各種データを送受信する。
ドライブ810は、記憶媒体用リーダライタであり、サービスサーバ100に内蔵、若しくは、外付けされる。ドライブ810は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は、半導体メモリなどのリムーバブル記憶媒体60に記録されている情報を読出して、RAM803に出力する。
入力装置811は、ユーザが情報を入力するための入力部と、入力に基づいて入力信号を生成し、CPU801に出力する入力制御回路とを含む。入力部は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイク、スイッチ、及びレバーなどである。
出力装置812は、例えば、表示装置と音声出力装置で構成される。表示装置は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどが挙げられる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記第1の実施形態では、配信するコンテンツを番組コンテンツとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、個人的に撮影された画像コンテンツ(動画像及び静止画像を含む)、音楽コンテンツであってもよい。
また、例えば、上記第2の実施形態では、配信を要求するユーザ機器200aと配信先のユーザ機器200bとが異なる構成について説明したが、これに限られない。例えば、第1の実施形態と同様に、配信を要求したユーザ機器200と配信先のユーザ機器200aとが同じ構成であってもよい。
尚、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
100 サービスサーバ
102 通信部
104 アクセス情報取得部
106 コンテンツリスト取得部
108 配信情報特定部
109 メッセージ生成部
110 コンテンツ配信制御部
112 コンテンツ管理部
200、200a、200b ユーザ機器
300 アクセス情報提供サーバ
400 ホームサーバ


Claims (11)

  1. 宅内にて複数のコンテンツを記憶するホームサーバとホームサーバへのアクセス情報を提供するアクセス情報提供サーバとに接続可能なサービスサーバであって、
    宅外に位置するユーザ機器から、前記サービスサーバによって提供されるサイトにアクセスされ、所定のホームサーバへのアクセス情報を要求する旨が設定された情報を受け取ると、前記ユーザ機器に接続するためのユーザ機器接続情報および前記サービスサーバの提供するサービスの識別情報を含むアクセス情報要求を前記アクセス情報提供サーバに送信して前記アクセス情報要求に対する応答として前記アクセス情報提供サーバから前記ユーザ機器接続情報および前記サービスの識別情報に対応付けられた前記アクセス情報を取得するアクセス情報取得部と、
    前記ユーザ機器からコンテンツの識別情報を含むコンテンツ指定情報を取得すると、前記コンテンツ指定情報から該コンテンツの識別情報を特定し、前記サービスサーバが提供するサイトへの前記ユーザ機器によるアクセス時に、前記ユーザ機器接続情報特定する配信情報特定部と、
    前記アクセス情報取得部により取得されたアクセス情報を用いて前記所定のホームサーバにアクセスし、前記配信情報特定部により特定されたユーザ機器接続情報とコンテンツ識別情報とを前記アクセスした所定のホームサーバに送信することにより、前記所定のホームサーバに記憶された複数のコンテンツのうち前記送信されたコンテンツ識別情報により識別されるコンテンツを、前記所定のホームサーバから前記送信されたユーザ機器接続情報により特定されるユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御するコンテンツ配信制御部と、
    を備えることを特徴とする、サービスサーバ。
  2. 前記配信情報特定部は、前記所定のホームサーバに記憶されたコンテンツの配信可否を示す情報を前記所定のホームサーバから取得してフラグに設定し、
    前記コンテンツ配信制御部は、前記配信情報特定部により設定されたフラグに基づき、配信可能なコンテンツのみ前記所定のホームサーバから前記ユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御することを特徴とする、請求項1に記載のサービスサーバ。
  3. 前記コンテンツの識別情報によって識別されるコンテンツが動画コンテンツの場合、
    前記コンテンツ配信制御部は、前記動画コンテンツを前記ユーザ機器にて追いかけ再生させるために、前記所定のホームサーバから配信される動画コンテンツを前記ユーザ機器にコピーさせるように前記所定のホームサーバを制御することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のサービスサーバ。
  4. 前記所定のホームサーバから配信されたコンテンツを前記ユーザ機器にて再生開始後、該コンテンツの再生が中断された旨が前記ユーザ機器から通知された場合、前記コンテンツの再生中断を示す情報を設定した中断情報を前記所定のホームサーバに送信し、前記コンテンツの再生が再開された旨が前記ユーザ機器から通知されると、該送信された中断情報に基づき前記所定のホームサーバにて前記中断を反映させた前記コンテンツの再生が行われるように前記コンテンツの再生を指示することにより前記所定のホームサーバを制御するコンテンツ管理部、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のサービスサーバ。
  5. 前記コンテンツ管理部は、前記所定のホームサーバから配信されたコンテンツが前記ユーザ機器の記憶領域にコピーされた後、該コンテンツが前記記憶領域から削除された旨が前記ユーザ機器から通知された場合、前記所定のホームサーバに記憶された複数のコンテンツのうち前記削除されたコンテンツを削除するように前記所定のホームサーバを制御することを特徴とする、請求項に記載のサービスサーバ。
  6. 前記配信情報特定部は、前記コンテンツの識別情報によって識別されるコンテンツの画質を示す画質情報を前記ユーザ機器から通知されたユーザの設定に基づいて特定し、
    前記コンテンツ配信制御部は、前記コンテンツの画質情報に応じて所定の画質のコンテンツを前記所定のホームサーバから前記ユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のサービスサーバ。
  7. 前記ユーザ機器にて前記コンテンツが再生される際に出力されるメッセージを生成するメッセージ生成部をさらに備え、
    前記コンテンツ配信制御部は、前記ユーザ機器に配信するコンテンツとともに、前記メッセージ生成部により生成されたメッセージを送信するように前記所定のホームサーバを制御することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のサービスサーバ。
  8. 前記メッセージ生成部は、文字情報又は音声情報の少なくともいずれかにより前記メッセージを生成することを特徴とする、請求項7に記載のサービスサーバ。
  9. 前記ユーザ機器が前記所定のホームサーバのユーザが所有する機器又は該ユーザにより予め許可された第三者の機器のユーザ機器接続情報が予め登録されており、
    前記コンテンツ配信制御部は、特定された前記ユーザ機器接続情報と前記予め登録された前記ユーザ機器接続情報とが一致する場合、前記ユーザ機器が前記所定のホームサーバのユーザが所有する機器又は該ユーザにより予め許可された第三者の機器であると判断し前記所定のホームサーバから前記コンテンツの識別情報によって識別されるコンテンツを配信するように前記所定のホームサーバを制御することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のサービスサーバ。
  10. 宅内にて複数のコンテンツを記憶するホームサーバとホームサーバへのアクセス情報を提供するアクセス情報提供サーバとに接続可能なサービスサーバにより所望のコンテンツを配信するコンテンツ配信方法であって、
    宅外に位置するユーザ機器から、前記サービスサーバによって提供されるサイトにアクセスされ、所定のホームサーバへのアクセス情報を要求する旨が設定された情報を受け取ると、前記ユーザ機器に接続するためのユーザ機器接続情報および前記サービスサーバの提供するサービスの識別情報を含むアクセス情報要求を前記アクセス情報提供サーバに送信して前記アクセス情報要求に対する応答として前記アクセス情報提供サーバから前記ユーザ機器接続情報および前記サービスの識別情報に対応付けられた前記アクセス情報を取得するステップと、
    前記ユーザ機器
    からコンテンツの識別情報を含むコンテンツ指定情報を取得すると、前記コンテンツ指定情報から該コンテンツの識別情報を特定し、前記サービスサーバが提供するサイトへの前記ユーザ機器によるアクセス時に、前記ユーザ機器接続情報特定するステップと、
    前記取得されたアクセス情報を用いて前記所定のホームサーバにアクセスし、前記特定されたユーザ機器接続情報とコンテンツ識別情報とを前記ホームサーバに送信することにより、前記所定のホームサーバに記憶された複数のコンテンツのうち前記送信されたコンテンツ識別情報により識別されるコンテンツを、前記所定のホームサーバから前記送信されたユーザ機器接続情報により特定されるユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御するステップと、
    を含むことを特徴とする、コンテンツ配信方法。
  11. 宅内にて複数のコンテンツを記憶するホームサーバとホームサーバへのアクセス情報を提供するアクセス情報提供サーバとに接続可能なサービスサーバが有する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    宅外に位置するユーザ機器から、前記サービスサーバによって提供されるサイトにアクセスされ、所定のホームサーバへのアクセス情報を要求する旨が設定された情報を受け取ると、前記ユーザ機器に接続するためのユーザ機器接続情報および前記サービスサーバの提供するサービスの識別情報を含むアクセス情報要求を前記アクセス情報提供サーバに送信して前記アクセス情報要求に対する応答として前記アクセス情報提供サーバから前記ユーザ機器接続情報および前記サービスの識別情報に対応付けられた前記アクセス情報を取得する処理と、
    前記ユーザ機器からコンテンツの識別情報を含むコンテンツ指定情報を取得すると、前記コンテンツ指定情報から該コンテンツの識別情報を特定し、前記サービスサーバが提供するサイトへの前記ユーザ機器によるアクセス時に、前記ユーザ機器接続情報特定する処理と、
    前記取得されたアクセス情報を用いて前記所定のホームサーバにアクセスし、前記特定されたユーザ機器接続情報とコンテンツ識別情報とを前記ホームサーバに送信することにより、前記所定のホームサーバに記憶された複数のコンテンツのうち前記送信されたコンテンツ識別情報により識別されるコンテンツを、前記所定のホームサーバから前記送信されたユーザ機器接続情報により特定されるユーザ機器に配信するように前記所定のホームサーバを制御する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。

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