JP5433388B2 - コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置 - Google Patents
コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5433388B2 JP5433388B2 JP2009275543A JP2009275543A JP5433388B2 JP 5433388 B2 JP5433388 B2 JP 5433388B2 JP 2009275543 A JP2009275543 A JP 2009275543A JP 2009275543 A JP2009275543 A JP 2009275543A JP 5433388 B2 JP5433388 B2 JP 5433388B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner cartridge
- connector
- image forming
- substrate member
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Description
このように、トナーカートリッジは消耗品であり、交換された使用済みトナーカートリッジは業者によって回収され、リサイクル後、再びリサイクル済みトナーカートリッジとしてユーザーのもとに届けられる。
しかしながら、近年の画像形成装置は画像品質の向上に伴い、トナーについてもそれに見合った高い性能が要求され、非純正のトナーカートリッジを用いると目的とする画像品質が得られないばかりでなく、装置内を汚染して故障を引き起こす原因にもなる。
さらに、トナーカートリッジのリサイクルについても際限なく何度でも繰り返せるわけではなく、トナーカートリッジ本体の機構的な寿命からリサイクルできる回数には限度がある。
しかし、上記の清掃作業時に微細な粉末であるトナーとトナーカートリッジの内壁とが激しく接触し、トナーカートリッジに静電気が帯電し易くなる。
また、清掃作業後に新たなトナーを充填する際にも、微細な粉末であるトナーの流動によりトナーカートリッジに静電気が帯電し易くなる。
このような静電気の帯電は、特に冬期の低湿度の環境では数千ボルトもの高電圧になることもあり、回収したトナーカートリッジをリサイクルする際に帯電した静電気が一気に放電されると記憶素子が破壊されてしまう恐れがある。
また、リサイクル作業時に飛散するトナーによって画像形成装置の被接続部と電気的に接続される電気接点部が汚染されると、接続不良を引き起こす恐れもある。
したがって、トナーカートリッジをリサイクルする際には、トナーカートリッジから記憶素子と電気接点部を予め取り外しておくことが望ましい。
しかしながら、コネクタの背面側にメモリIC基板が設けられているため、トナーカートリッジからコネクタを取り外してからでなければメモリIC基板を取り外すことができず手間を要する。
また、画像形成装置の被接続部と電気的に接続される接点端子がメモリIC基板と別に設けられているため、リサイクル作業時の接点端子の汚染を防止するためにはコネクタ自体をトナーカートリッジから取り外さなければならない。
このため、トナーカートリッジのリサイクルに先立ち、トナーカートリッジからコネクタを取り外すことなく基板部材だけを予め取り外すことが可能となり、トナーカートリッジに帯電した静電気が一気に放電されることによる記憶素子の破壊と、トナーの飛散による電気接点部の汚染を防止できる。
ここで、画像形成装置とは、特に限定されるものではないが、感光体とトナーを用いる電子写真方式または静電記録方式により記録媒体上に画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置全般を意味する。
基板部材とは、トナーカートリッジに関連する関連情報を記憶する記憶素子が実装され、かつ、トナーカートリッジが画像形成装置に装着される際に該画像形成装置と電気的に接続される電気接点部が形成された基板を意味し、該基板には、記憶素子以外の様々な電子回路や電子部品が設けられていてもよい。
関連情報に含まれる情報は、例えば、固有情報、履歴情報およびリサイクル情報の3つに大別できる。
ここで、固有情報としては、例えば、品番、内容量、収容しているトナーの色、ロット番号、製造年月日、製造業者等の情報を挙げることができる。これらの一部或いは全部は、書換不可能な電子情報として記憶素子に記憶される。
また、履歴情報としては、例えば、トナー残量、使用開始時期、実使用時間等の情報を挙げることができる。
また、リサイクル情報としては、例えば、リサイクル回数、リサイクル年月日、回収業者等の情報を挙げることができる。これら履歴情報及びリサイクル情報は、通常、書換可能な電子情報として記憶素子に記憶される。
このような関連情報は、主に、(1)非純正トナーカートリッジの使用への注意喚起、(2)トナーカートリッジの交換時期の予測、(3)上限回数を超えたリサイクルの防止、(4)不良品が発生した場合の追跡調査等を目的に記憶される。
このような構成によれば、搭載部が基板部材の縁に接するリブを有するので、基板部材をハウジング部材の搭載部に搭載する際の位置決めが容易になる。
また、付勢部材の付勢によって基板部材と係合部との係合が維持されるので、切り欠き部から露出した基板部材の縁を操作して付勢部材の付勢に抗するように基板部材を移動させると基板部材と係合部との係合を解除でき、基板部材を搭載部から容易に取り外すことができる。
また、基板部材を取り外す操作が、付勢部材の付勢に抗するように基板部材を移動させる操作となるため、操作感が作業者に分かり易く、無理な取り外しによるハウジング部材や基板部材の損傷も防止できる。
このような構成によれば、方形の基板部材の両側縁と前縁にリブが接するので、高い精度で基板部材を位置決めできる。
このような構成によれば、切り欠き部から露出した基板部材の両側縁の一部を操作して基板部材の取り外し作業を行うことができ、作業性に優れたものとなる。
両側縁の一部の操作するにあたっては、作業者の手で当該一部を直接把持してもよいし、両側縁の一部を操作するのに適した治具を用いてもよい。
このような構成によれば、切り欠き部から露出した基板部材の前縁の中央を操作して基板部材の取り外し作業を行うことができ、作業性に優れたものとなる。
前縁の中央を操作するにあたっては、作業者の手で当該中央部を直接把持してもよいし、中央部を操作するのに適した治具を用いてもよい。
このような構成によれば、基板部材の一平面上に複数の接点端子が配設されるので、接点端子が複数の面に配設される場合と比較して基板部材の構成が簡易なものとなり、ハウジング部材に搭載し易いものとなる。
また、複数の接点端子はそれらの長手方向が画像形成装置に接続される接続方向に沿って平行に並ぶように基板部材上に配設されるので、画像形成装置とスムーズに接続できる。
この発明による上記のトナーカートリッジによれば、この発明による上述のコネクタで得られるのと同様の効果が得られる。
すなわち、トナーカートリッジのリサイクルに先だって、記憶素子を搭載し電気接点部が形成された基板部材を容易に取り外すことができ、トナーカートリッジがリサイクル回数の上限を迎えた場合には、基板部材を取り外して再利用できる。
また、記憶素子に記憶されたトナーカートリッジの関連情報を画像形成装置に提供することにより、非純正トナーカートリッジの使用への注意喚起、非適合トナーカートリッジの誤装着防止、リサイクル回数の管理など、様々な効果を奏することができる。
図1は本発明の実施形態に係るコネクタを備えたトナーカートリッジが装着される画像形成装置の全体構成を概略的に示す説明図、図2は図1に示される画像形成装置を制御する制御部の構成を示すブロック図である。
画像形成部10は、露光ユニット1、画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pd、中間転写ベルトユニット2および定着ユニット3等を備えている。
一方、用紙搬送部20は、用紙搬送装置4、給紙トレイ5および排紙トレイ6等を備えている。
画像形成ステーションPa〜Pdは、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナー像をそれぞれ形成して、各色のトナー像を中間転写ベルトユニット2の中間転写ベルト11に転写する。
これらの画像形成ステーションPa〜Pdは、現像器21a,21b,21c,21d、トナーカートリッジ22a,22b,22c,22d、感光体ドラム23a,23b,23c,23d、帯電器24a,24b,24c,24d、及びクリーナユニット25a,25b,25c,25d等をそれぞれ備えている。
帯電器24a〜24dは、感光体ドラム23a〜23dにそれぞれ接触するローラ型やブラシ形のもの、あるいはチャージャー型のものであり、感光体ドラム23a〜23d表面を一様に帯電させる。
なお、露光ユニット1として、ELやLED等の発光素子をアレイ状に並べた書き込みヘッドを用いてもよい。
駆動支持ローラ31は、中間転写ベルト11を2次転写ローラ33へ押さえつけるバックアップローラとしての役目を果たしつつ回転駆動され、1次転写ローラ26a〜26dと感光体ドラム23a〜23d間の各ニップ域が順次下流側へ移動するように中間転写ベルト11を移動方向Bに回転移動させる。これにより、各ニップ域が安定的に維持される。
1次転写ローラ26a〜26dは、例えば、直径8〜10mmの金属軸の外周を導電性の弾性材(EPDM、発泡ウレタン等)により被覆したものである。
1次転写ローラ26a〜26dには、1次転写ローラ26a〜26dと感光体ドラム23a〜23d間のニップ域に中間転写ベルト11を挟み込んだ状態で、トナーの帯電極性とは逆極性のバイアス電圧が印加される。
なお、1次転写ローラ26a〜26dとしてローラの代わりにブラシ等が用いられても構わない。
こうして中間転写ベルト11に転写され重ね合わされた多色(カラー)トナー像は、中間転写ベルト11の回転移動に伴い、駆動支持ローラ31と2次転写ローラ33間のニップ域へと搬送される。
この時、レジストローラ8は、ニップ域へ搬送された多色トナー像の先端と記録用紙の先端が一致するタイミングで前記ニップ域に記録用紙を搬送し、多色トナー像が記録用紙に転写される。
その後、記録用紙は、用紙搬送装置4により排紙トレイ6へ排出され、画像形成面を下に向けたフェイスダウン方式で排紙トレイ6上に載置される。
トナーカートリッジ22a〜22dは、画像形成ステーションPa〜Pdにそれぞれ離脱可能に装着されるが、具体的には、画像形成ステーションPa〜Pdの現像器21a〜21dにそれぞれ離脱可能に装着されることとなる。
以下、トナーカートリッジ22a〜22dについて説明するが、各トナーカートリッジ22a〜22dは共通の構成を有するのでトナーカートリッジ22aを例に説明する。
図3は、この発明の実施形態によるトナーカートリッジとトナーカートリッジが装着される現像器を示す斜視図である。
コネクタ60の記憶素子81は、非純正トナーカートリッジの使用への注意喚起、間違った色のトナーカートリッジの誤装着防止、トナーカートリッジ22aの交換時期の予測、上限回数を超えたリサイクルの防止、不良品が発生した場合の追跡調査等の目的のために、トナーカートリッジ22aに関連する関連情報を電子情報として記憶する。
また、履歴情報には、トナー残量、使用開始時期、実使用時間、トナーエンド時期、累積使用量データ(例えば、総累積印字枚数)等の情報が含まれる。
また、リサイクル情報としては、リサイクル回数、リサイクル年月日、回収業者等の情報が含まれる。
図示しないが、トナーカートリッジ22aのトナー排出口51や現像器21aのトナー受け入れ口52にはシャッター部材が設けられており、トナーカートリッジ22aが現像器21aに装着されたときのみシャッター部材が開き、トナー排出口51とトナー受け入れ口52が連通するようになっている。
図4に示されるように、トナーカートリッジ22aが現像器21aに装着されると(ステップS1)、制御部40は現像器21aの被接続部53を介して記憶素子81に記憶された上述の関連情報を読み出し(ステップS2)、装着されたトナーカートリッジ22aが機種に適合した純正品であるかどうかを判別し(ステップS3)、機種に適合しない非純正品であると判断した場合は、機種に適合した純正トナーカートリッジ22aへの交換を促す旨の注意喚起を行う(ステップS4)。または、フローチャートには記載していないが、注意喚起を行うステップS4の代わりに、ユーザーの意思を確認するステップを設け、ユーザーが使用したければ、そのまま非純正品を使用するようにしてもよい。この場合、記憶素子も機種に適合しない非純正品である可能性が高い為、ステップS5以下のステップは省略し、トナーエンドの検知は、たとえば、現像カートリッジの透磁率センサにより行う。
そして、トナー残量の情報が所定量以下になったと判断すると(ステップS10)、トナーカートリッジ22aの交換が近々必要になると判断し、ユーザーに新しいトナーカートリッジの準備を促す旨の注意喚起を行う(ステップS11)。また、トナー残量の情報が空を示すとトナーが消費し尽くされたと判断し(ステップS12)、トナーエンド時期の情報を記憶素子81に書き込み(ステップS13)、一連のフローを終了する。
次に、コネクタの構成について詳細に説明する。
図5は本発明の実施形態に係るコネクタの斜視図、図6は図5に示されるコネクタの分解斜視図、図7は図5に示されるコネクタのA−A矢視断面図、図8は図5に示されるコネクタのB−B矢視断面図である。
基板部材80の前縁82a側に形成された接点端子83a,83b,83c,83dと、基板部材80の後縁82b側に実装された記憶素子81は、基板82の表面に形成された図示しない回路によって電気的に接続されている。
図示しないが、被接続部53にも同様の接点端子が形成され、コネクタ60が被接続部53に接続されると、基板部材80に形成された接点端子83a,83b,83c,83dが被接続部53の接点端子とそれぞれ電気的に接続される。
このため、図8に示されるように基板部材80の後縁82bを板バネ76に押し当てながら基板部材80を搭載部71上に載置した後、板バネ76の付勢に従って基板部材80を搭載部71上でスライドさせると、基板部材80の前縁82aがリブ72の前縁部73に当接し、基板部材80は搭載部71上で位置決めされる。
なお、弾性部材としては、弾性変形可能で基板部材80を付勢できるものであればよく、本実施形態のような板バネ76以外にも、例えば、コイルスプリングやスポンジなどを用いることができる。
このため、上述のように基板部材80を搭載部71上に載置し、搭載部71上をスライドさせて前縁82aをリブ72の前縁部73に当接させると前縁82aの両端が押さえ片77の下に潜り込む。
これにより、基板部材80の前縁82aの両端がリブ72の前縁部73から延出する2つの押さえ片77とそれぞれ係合した状態となり、基板部材80は位置決めされた状態で固定される。
この状態で板バネ76は基板部材80の後縁82bを前縁82aへ向かって付勢し続けているため、板バネ76の付勢に抗して基板部材80を移動させない限り、基板部材80の前縁82aの両端と押さえ片77との係合が維持される。
そして、組み上がったコネクタ60は、ハウジング部材70のトナーカートリッジ22a(図3参照)と接触する面に形成されたネジ孔(図示せず)を利用してトナーカートリッジ22aにネジ止めにより装着される。
また、ハウジング部材70をトナーカートリッジ22aに装着する方法は上述のようなネジ止めに限られず、接着剤や両面テープを用いて装着されてもよい。さらには、トナーカートリッジ22aとハウジング部材70とが一体に成形されていてもよい。
この際、搭載部71のリブ72は、被接続部53と最初に接触する前縁部73の厚みが接続方向C(図3参照)へ向かって徐々に薄くなるように成形され、さらに前縁部73の両端は角が落とされ丸みを帯びるように成形されているので、コネクタ60は被接続部53に引っ掛かることなく被接続部53へスムーズに接続されるようになっている。
ここで、図6および図7に示されるように、リブ72の側縁部74,75には、搭載部71上に搭載された基板部材80の側縁82c,82dの一部をハウジング部材70の外部へ露出させるように側縁部74,75の一部を切り欠いて形成された2つの切り欠き部78がそれぞれ形成されている。
その後、基板部材80の後縁82bを板バネ76へ押さえつけたまま、基板部材80の前縁82a側を持ち上げると、基板部材80が搭載部71から離脱し、基板部材80の取り外しが完了する。
また、基板部材80の側縁82c,82dの一部が切り欠き部78からハウジング部材70の外部へそれぞれ露出し、切り欠き部78から露出した側縁82c,82dの一部を外部から操作することにより基板部材80を搭載部71から取り外せるので、トナーカートリッジ22aからコネクタ60を取り外すことなく基板部材80のみを取り外すことができる。
また、リサイクルに先だって基板部材80を予め取り外すことにより、接点端子83a,83b,83c,83dが、リサイクル作業中に飛散するトナーによって汚損されることも防止でき、接点端子83a,83b,83c,83dの汚損による接続不良も防止できる。
次に、本発明の実施形態に係るコネクタの変形例について、図9〜11に基づいて説明する。図9は変形例に係るコネクタの斜視図、図10は図9に示されるコネクタの分解斜視図、図11は図9に示されるコネクタのD−D矢視断面図である。
すなわち、上述の実施形態では、搭載部71のリブ72の側縁部74,75に切り欠き部78を形成していたが、変形例に係るコネクタ160は搭載部171のリブ172の前縁部173に切り欠き部178を形成し、側縁部174,175から切り欠き部を廃したものである。
1a レーザ光源
1b ミラー
2 中間転写ベルトユニット
3 定着ユニット
3a 加圧ローラ
3b 加熱ローラ
4 用紙搬送装置
4−1,4−2,4−3,4−4,4−5,4−6,4−7,4−8 搬送 ローラ
5 給紙トレイ
6 排紙トレイ
7−1,7−2 ピックアップローラ
8 レジストローラ
9 手差しトレイ
10 画像形成部
11 中間転写ベルト
20 用紙搬送部
21a,21b,21c,21d 現像器
22a,22b,22c,22d トナーカートリッジ
23a,23b,23c,23d 感光体ドラム
24a,24b,24c,24d 帯電器
25a,25b,25c,25d クリーナユニット
26a,26b,26c,26d 1次転写ローラ
31 駆動支持ローラ
32 従動支持ローラ
33 2次転写ローラ
34 クリーニングユニット
40 制御部
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 I/Oポート
45 ドライバ回路
51 トナー排出口
52 トナー受入口
53 被接続部
60,160 コネクタ
70,170 ハウジング部材
71,171 搭載部
72,172 リブ
73,173 前縁部
74,75,174,175 側縁部
76 板バネ
77,177 押さえ片
78,178 切り欠き部
80 基板部材
81 記憶素子
82 基板
82a 前縁
82b 後縁
82c,82d 側縁
83a,83b,83c,83d 接点端子
100 画像形成装置
Pa,Pb,Pc,Pd 画像形成ステーション
S 空間
Claims (8)
- トナーカートリッジに設けられトナーカートリッジが画像形成装置へ装着される際に前記画像形成装置と電気的に接続されるコネクタであって、トナーカートリッジに関連する関連情報を記憶する記憶素子を搭載し記憶素子と画像形成装置とを電気的に接続させる電気接点部を形成した基板部材と、基板部材を離脱可能に搭載しトナーカートリッジに固定されるハウジング部材とを備え、ハウジング部材は基板部材を位置決めして搭載する搭載部を有し、搭載部は基板部材の縁に接するリブを有し、搭載部は、基板部材の一部と解除可能に係合する係合部と、基板部材と係合部との係合が維持されるように基板部材を付勢する付勢部材と、基板部材の縁の一部をハウジング部材の外部へ露出させるようにリブの一部を切り欠いて形成された切り欠き部とを有することを特徴とするコネクタ。
- 基板部材は互いに対向する側縁と互いに対向する前縁および後縁を有する方形であって、リブは基板部材の両側縁と前縁に接するように設けられることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 係合部は基板部材の前縁の両端に被さるようにリブからそれぞれ張り出した2つの押さえ片からなり、付勢部材は基板部材の前縁の両端が前記押さえ片にそれぞれ係合するように基板部材の後縁を付勢することを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
- 切り欠き部は基板部材の両側縁の一部をそれぞれ露出させるように形成されることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
- 切り欠き部は基板部材の前縁の中央を露出させるように形成されることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
- 電気接点部は、記憶素子から基板部材上に延出した複数の細長い接点端子からなり、前記複数の接点端子はそれらの長手方向が画像形成装置に接続される接続方向に沿って基板部材上に平行に並ぶように配設されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のコネクタ。
- 請求項1〜6のいずれか1つに記載のコネクタを備えたことを特徴とするトナーカートリッジ。
- 請求項7に記載のトナーカートリッジが離脱可能に装着される画像形成装置であって、画像情報に応じた画像を形成する画像形成部と、画像形成部に用紙を搬送する用紙搬送部と、画像形成部および用紙搬送部を制御する制御部とを備え、画像形成部は前記トナーカートリッジが装着された際に該トナーカートリッジのコネクタと電気的に接続され、制御部は前記コネクタから当該トナーカートリッジの関連情報を読み取り、更新又は追加すべき情報を前記コネクタへ書き込むことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009275543A JP5433388B2 (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009275543A JP5433388B2 (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011118160A JP2011118160A (ja) | 2011-06-16 |
JP5433388B2 true JP5433388B2 (ja) | 2014-03-05 |
Family
ID=44283575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009275543A Active JP5433388B2 (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5433388B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013174653A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Canon Inc | カートリッジ及び画像形成装置 |
JP5820403B2 (ja) * | 2013-01-31 | 2015-11-24 | 株式会社沖データ | 交換ユニット、画像形成装置及び取付判別部材搭載方法 |
AU2014230442B2 (en) * | 2013-03-15 | 2017-04-06 | Ricoh Company, Limited | Powder container and image forming apparatus |
JP6348379B2 (ja) * | 2014-08-28 | 2018-06-27 | 株式会社沖データ | 画像形成装置及び着脱ユニット |
JP6475155B2 (ja) * | 2015-12-25 | 2019-02-27 | 株式会社沖データ | 基板取付機構、現像剤収容器、画像形成ユニット及び画像形成装置 |
CN105549361A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-05-04 | 珠海奔图电子有限公司 | 一种存储元件、使用该存储元件的显影盒及图像形成设备 |
JP7261112B2 (ja) * | 2019-07-19 | 2023-04-19 | シャープ株式会社 | 第1コネクタ、これに接続される第2コネクタ及びこれらを含むコネクタセット |
JP2022157975A (ja) * | 2021-04-01 | 2022-10-14 | ブラザー工業株式会社 | ドラムカートリッジに使用されている部品の再利用判定方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1174022A (ja) * | 1997-08-29 | 1999-03-16 | Olympus Optical Co Ltd | メモリカード着脱装置 |
JP2003051688A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電子回路装置 |
JP4681489B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-05-11 | 株式会社沖データ | トナーカートリッジ、現像装置、及び画像形成装置 |
JP5130784B2 (ja) * | 2007-05-15 | 2013-01-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像剤収容器および画像形成装置 |
-
2009
- 2009-12-03 JP JP2009275543A patent/JP5433388B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011118160A (ja) | 2011-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4789982B2 (ja) | トナーカートリッジおよびそれを用いた画像形成装置 | |
JP5433388B2 (ja) | コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置 | |
JP6581797B2 (ja) | カートリッジ及び画像形成装置 | |
US8406640B2 (en) | Toner cartridge and control method of displaying the residual toner quantity in the same toner cartridge | |
JP2012053361A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2010032947A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004013025A (ja) | 画像形成装置、その消耗部材の交換方法および交換システム | |
US9042744B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2006276275A (ja) | 交換部品、画像形成装置 | |
JP5802099B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP4177611B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016151727A (ja) | 電子部品の取付構造、着脱ユニット及び画像形成装置 | |
CN109946937B (zh) | 显影装置和具备显影装置的图像形成装置 | |
JPH03230172A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4135435B2 (ja) | 現像キット | |
JP4722170B2 (ja) | プロセスユニットおよび画像形成装置 | |
JP2010266525A (ja) | コネクタおよびそれを備えたトナーカートリッジ、並びに、画像形成装置 | |
JP4731588B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5638028B2 (ja) | 画像形成装置、及び定着装置 | |
JP2011022315A (ja) | プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP2006201244A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006220875A (ja) | 画像形成装置、帯電装置及び現像装置 | |
JP5768611B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022085425A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008176157A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5433388 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |