JP5430331B2 - 車両用シートスライドロック装置のロックユニット取付構造 - Google Patents

車両用シートスライドロック装置のロックユニット取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、自動車等の車両用シートのスライドロック装置に用いられるロックユニットの取付構造に関するものである。
従来から、自動車等の車両用シートのスライドロック装置は知られている。この従来の車両用シートスライドロック装置としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。このものは、保持部材(保持器)に、複数のロック片(ロックボルト)を上下移動可能に保持させるようにして保持部材やロック片等をロックユニットとしてユニット化し、その保持部材の両端側を、例えばアッパーレール(頂部レール)内に、ボルトやピン等の固定部材を用いて固定的に取り付ける。これにより、ロアレール(底部レール)に設けられた複数のロック孔に、ロック片が出入りして係止・係止解除し、アッパーレールとロアレールとをロック・アンロック状態にできる(特許文献1、Fig.12参照)。
特表平10−500647号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のもののように、保持部材をアッパーレールに、ボルトやピン等の固定部材を用いて取り付けたのでは、部品点数が多くなるとともに、製作コストも高く付いてしまう。しかも、アッパーレール内は、その幅が狭く、固定部材を用いて保持部材をアッパーレール内に取り付けるのに時間を要するという問題点がある。
本発明は、固定部材を不要とし、部品点数が少なく、製作コストを低くでき、しかも、ロックユニットをレールに容易に短時間で取り付けることができる車両用シートスライドロック装置のロックユニット取付構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、複数のロック片を上下移動可能に保持部材に保持したロックユニットを、ロアレールとそのロアレールの長手方向に沿う前後方向に移動可能なアッパーレールとのいずれか一方のレールに取り付け、前記ロック片を前記いずれか他方のレールに係止・係止解除させることによって、前記アッパーレールとロアレールとをロック・アンロック状態にする車両用シートスライドロック装置のロックユニット取付構造であって、前記一方のレールは、左右方向に距離を持って対向配置された第1壁及び第2壁と、前記第1壁及び第2壁夫々を連結した第3壁とを備えているとともに、前記第1壁と第2壁とによってそれらの間に形成され開口幅が当該レールの有する弾性によって広狭可能な壁間開口部を備え、前記第1壁と第2壁とは、夫々、互いに前後方向に距離を持って配置された前後一対の第1係止孔を備え、前記保持部材は、第1ブラケットと第2ブラケットとを備え、前記第1ブラケットと第2ブラケットとは、夫々の基端側が連結片によって連結されて互いに前後方向に距離を持って対向配置されているとともに、夫々の幅方向の端部に、幅方向に突設された第1レール係止片を備え、前記第1レール係止片は、前記壁間開口部から前記第1壁と第2壁との間に、前記レールの弾性に抗して前記壁間開口部の開口幅を押し広げるようにして押し入れられるとともに、その押し入れに際して前記第1係止孔に入り込むように構成されていることを特徴とする車両用シートスライドロック装置のロックユニット取付構造を提供する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のロックユニット取付構造において、前記第1壁及び第2壁が、夫々、第2係止孔を、更に備え、前記連結片は、第2レール係止片を備え、前記第2レール係止片は、前記第1レール係止部が前記第1係止孔に入り込むに際して前記第2係止孔に入り込むように構成されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載のロックユニット取付構造において、前記第3壁が、がたつき防止用孔を備え、前記第1ブラケットと第2ブラケットとは、夫々、その先端側に、がたつき防止部を備えているとともに、保持部材の有する弾性によって、前記がたつき防止部同士の距離が大きく又は小さくなるように構成され、前記がたつき防止部は、夫々、前記保持部材が有する弾性に抗して前記がたつき防止部同士の距離を小さく又は大きくされて前記がたつき防止用孔に入り込むとともに、前記保持部材の弾性によってそのがたつき防止用孔を区画形成した内側面を押圧するように構成されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項1によれば、保持部材の第1ブラケットと第2ブラケットとは、第1レール係止片を備える。又、第1レール係止片は、第1ブラケットと第2ブラケットとがレールの壁間開口部から第1壁と第2壁との間にそのレールの弾性に抗して壁間開口部の開口幅を押し広げるようにして押し入れられ、その押し入れに際して、第1係止孔に入り込むように構成されている。
これにより、第1レール係止片が第1係止孔に挿入された後は、アッパーレール又はロアレールの壁間開口部は弾性によって復元して押し広げられた開口幅が元に戻り、第1レール係止片が第1係止孔から抜け出ようとしても、第1レール係止片が第1係止孔を区画形成した内側面に当接して抜け出ることのないものにできる。
従って、保持部材の第1ブラケットと第2ブラケットとを、アッパーレール又はロアレールに容易に短時間で取り付けることができる。しかも、ボルト等の固定部材を用いることなく取り付けることができ、部品点数を少なくできるとともに、製作コストを低く抑えることができる。
請求項2によれば、第1壁及び第2壁は、夫々、第2係止孔を備え、連結片は、第2レール係止片を備える。又、第2レール係止片は、第1レール係止部が第1係止孔に挿入されるに際して第2係止孔に入り込むように構成されている。
これにより、保持部材に、その保持部材を取り付けたアッパーレール又はロアレールに対する前後方向の力がかかった場合には、第1レール係止片を、第1係止孔を区画形成した内側面に当接させることに加えて、第2レール係止片を、第2係止孔を区画形成した内側面に当接させることができる。
従って、保持部材とその保持部材を取り付けたアッパーレール又はロアレールとの相互の動きを防止でき、両者が外れるのを確実に防止できる。
請求項3によれば、第1ブラケットと第2ブラケットとは、夫々、保持部材が有する弾性に抗して当該がたつき防止部同士の距離を小さく又は大きくされてがたつき防止用孔に入り込まされているとともに、保持部材の弾性によってそのがたつき防止用孔を区画形成した内側面を押圧するように構成されている。
これにより、第1ブラケットと第2ブラケットとを、夫々、アッパーレール又はロアレールのがたつき防止用孔を区画形成した内側面に押し付けた状態にできる。従って、保持部材とその保持部材を取り付けたアッパーレール又はロアレールとのがたつきを防止できる。
本発明のロックユニット取付構造を有する車両用シートスライドロック装置の平面図である。 図1の車両用シートスライドロック装置の側面図である。 車両用シートスライドロック装置の操作部材を省略した状態の左スライド部の側面図である。 図3の底面図である。 図3の拡大した背面図である。 アッパーレールの一部を断面した要部拡大側面図である。 図4のVI−VI線端面図である。 ロックユニットを取り付けたアッパーレールの側面図である。 図8の底面図である。 図8のX−X線断面図である。 ロックユニットの分解斜視図である。 ロックユニットの側面図である。 図12のロックユニットの正面図である。 図12のロックユニットの平面図である。 ロックユニットがアッパーレールに組み付けられる際の断面説明図に係り、(a)は、第1レール係止片によってアッパーレールの壁間開口部を押し広げた状態の断面説明面、(b)は、その壁間開口部を押し広げた状態におけるアッパーレールの第2係止孔と第2レール係止片との位置関係を示す断面説明面である。 (a)は、第1レール係止片がアッパーレールの第1係止孔に入り込んだ状態の断面説明面、(b)は、第2レール係止片がアッパーレールの第2係止孔に入り込んだ状態の断面説明面である。 アッパーレールとロアレールとをアンロック状態にした断面説明図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明のロックユニット取付構造を有する車両用シートスライドロック装置の一実施の形態の平面図、図2は、図1の側面図、図3は、車両用シートスライドロック装置の操作部材を省略した状態の左スライド部の側面図、図4は、図3の底面図、図5は、図3の拡大した背面図である。尚、図1のX方向を前方側とし、Y方向を後方側として説明する。
この車両用シートスライドロック装置は、アッパーレール2がロアレール1に対してスライドするのを適宜ロック・アンロック(ロック解除)するもので、この実施形態では、自動車用のものとされており、図1〜図5に示すように、車両用シート、例えば運転者用シートの左下方側に配設される左スライド部10aと、運転者用シートの右下方側に配設される右スライド部10bとを備えている。
これらの左スライド部10aと右スライド部10bとは、左右対称をなすように配設されている。以下、左スライド部10aについて説明し、右スライド部10bの説明を省略する。
左スライド部10aは、図3〜図5に示すように、ロアレール1と、アッパーレール2と、ロックユニット3と、ロック解除操作部材7とを備えている。
ロアレール1は、長尺状のものから構成されており、その長手方向を自動車の前後方向に沿わすようにして自動車のフロアに固定される。このロアレール1は、図5に示すように互いに左右方向に距離を持って対向配置された第1壁としての左側壁11及び第2壁としての右側壁12と、それらの両側壁の下端側(基端側)を連結した第3壁としての底壁13とを備えている。
この実施形態では、左側壁11と右側壁12とは、底壁13の左端縁、右端縁夫々から上方に折り曲げ成形されている。又、これらの左側壁11及び右側壁12は、夫々、上端から内側に折り返された折り返し片10を備えている。
又、底壁13は、後述のロックユニット3のロック片4を入り込ませるための複数の四角形状のロック孔14、15を備えている。また、この実施形態のロック孔は、複数の第1ロック孔14と、複数の第2ロック孔15との前後長さの異なる2種類のものから構成されている。
これらの第1ロック孔14と第2ロック孔15とは、この実施形態では、底壁13の上面から下面に貫通するようにあけられた孔から構成されている。
各第1ロック孔14の前後長さ及び左右幅は、各ロック片4のロック爪部41の前後長さ及び左右幅と略同じに形成されており、各ロック片4のロック爪部41が第1ロック孔14夫々に出入りできるようになっている。
各第2ロック孔15の左右幅は、第1ロック孔14のそれと略同じであるが、前後幅は、第1ロック孔14の前後幅の略2倍、即ち、後述の各ロック片4のロック爪部41の前後長さの略2倍に形成されており、第2ロック孔15夫々に、2つのロック片4のロック爪部41が同時に出入りできるようになっている。
そして、第1ロック孔14と第2ロック孔15とは、底壁13の長手方向に沿って交互に並設されている。又、互いに隣り合う第1ロック孔14と第2ロック孔15との距離がその第1ロック孔14の前後長さと略同じまたはやや大きくなるように設定されている。
又、左側壁11と右側壁12と底壁13との少なくとも1つは(この実施形態では、全部)、弾性を有するものから構成されている。
尚、ロアレール1における左側壁11と右側壁12の間の上方側には、壁間開口部が設けられている。そして、この壁間開口部は、その開口幅を広げるような外力がかかると左側壁11と右側壁12と底壁13とが撓んで(弾性に抗して)その開口幅が押し広げられ、その外力が除去されると、弾性によって元の幅に復元するように構成されている。
アッパーレール2は、ロアレール1とほぼ同じ長さの長尺状のものから構成されており、自動車のシート(図示せず)に固定的に取り付けられてロアレール1の長手方向に沿ってスライド可能に配置される。そして、アッパーレール2がロアレール1をスライドすることにより、自動車のシートが前後方向に移動可能とされる。
このアッパーレール2は、図5に示すように左右方向に距離を持って対向配置された第1壁としての左側壁21及び第2壁としての右側壁22と、それらの上端側(基端側)を連結した上壁23とを備えている。
又、この実施形態では、左側壁21と右側壁22とは、上壁23の左右両端から下方に折り曲げ成形されているとともに、その下先端側から外側上方に折り曲げられた折り返し片26を備えている。
又、左側壁21と右側壁22とは、夫々、図6に示すように、長手方向(前後方向)に距離をもって形成された前後一対の第1係止孔25を備えている。尚、この図6では、左側壁21の前後一対の第1係止孔25だけが現れているが、右側壁22にも、左側壁21の第1係止孔25と左右対称になるように設けられている。
また、左側壁21と右側壁22とは、夫々、その下方側に、前後方向に1列状に形成された3つの第2係止孔27を備えている。
上壁23は、ロック片4を移動可能に通すロック片挿通孔23aと、ロック片挿通孔23aの前後両側夫々に形成された前がたつき防止用孔23bと後がたつき防止用孔23cとを備えている。
又、このアッパーレール2は、上記ロアレール1と同様に、その左側壁21と右側壁22と上壁23との少なくとも1つは(この実施形態では、全部)、弾性を有するものから構成されている。
又、図5に示すようにアッパーレール2における左側壁21と右側壁22との間の下方側には、壁間開口部24が形成されている。そして、この壁間開口部24は、壁間開口部24の開口幅W1(図16(a)に図示)を広げるような外力がかかると、左側壁21と右側壁22と底壁23とが撓んでその開口幅が押し広げられ(図15参照)、その外力が除去されると、弾性によって元の幅に復元する。
次に、ロックユニット3について説明する。このロックユニット3は、図11〜図14に示すように、複数のロック片4と、ロック片4を保持する保持部材とを備えている。
ロック片4は、この実施形態では、5つから構成されている。各ロック片4は、下部側に、ロアレール1のロック孔14、15を出入りするロック爪部41と、後述のロック解除操作部材に引き上げ操作される***作部42とを備えている。
ロック爪部41は、この実施形態では、下方側に漸次前後幅が狭くなるテーパ部を備え、このテーパ部によって、ロアレール1のロック孔14、15に出入りし易いようになっている。
保持部材は、ロック片4を上下移動可能に保持する保持枠5と、保持枠5を支持した支持部材6とを備えている。
支持部材6は、前後方向に距離を持って対向配置された前後一対の第1ブラケット61及び第2ブラケット62と、これらの下端側(基端側)を連結した連結片63とを備えている。この実施形態では、所定厚さの一枚の板状体の前後両側部を上方に折り曲げ成形することにより、第1ブラケット61、第2ブラケット62及び連結片63が形成されている。
第1ブラケット61と第2ブラケット62とは、夫々、その左右の幅方向の両端に、左方向、右方向の夫々に突設された第1レール係止片65を備えている。
これらの第1レール係止片65夫々の前後長さL1は、上記アッパーレール2の第1係止孔25の前後長さL2(図6に図示)と同程度に設定されている。第1レール係止片65同士の距離L3は、アッパーレール2の第1係止孔25同士の距離L4(図6に図示)と同程度に設定されており、第1レール係止片65が第1係止孔25夫々に入り込めるようになっている。
一方、図13、図16に示すように第1レール係止片65同士の外幅W2は、アッパーレール2の壁間開口部24の内幅W1よりも大きく設定されている。
又、第1ブラケット61と第2ブラケット62とは、図11〜図15に示すように、夫々、その先端側に、アッパーレール2に対する保持部材のがたつきを防止するための第1がたつき防止部64a、第2がたつき防止部64bを備えている。これらの第1及び第2がたつき防止部64a、64bは、それらの互いの前後の距離を小さく又は大きくする方向の外力がかかると、第1ブラケット61と第2ブラケット62と連結片63との少なくとも1つ(この実施形態では、全部)が撓んで(弾性に抗して)その距離が小さく又は大きくなる。そして、その外力が除去されると、がたつき防止部64a、64bは、弾性によって復元して元の距離に戻るように構成されている。
この実施形態では、第1がたつき防止部64aと第2がたつき防止部64bとの前後方向の距離L5は、外力が付与されていない通常状態で、アッパーレール2の前がたつき防止用孔23bと後がたつき防止用孔23cとの距離L6(前がたつき防止用孔23bを区画形成した前内側面と後がたつき防止用孔23cを区画形成した後内側面との距離、図7に示す)より大きくなるように設定されている。
そして、第1がたつき防止部64aと第2がたつき防止部64bとが、その前後の距離L5を小さくする方向の外力がかかると、第1ブラケット61と第2ブラケット62と連結片63とが弾性に抗して撓んでその距離L5を狭めてアッパーレール2の前がたつき防止用孔23b、後がたつき防止用孔23c夫々に入り込むようになっている。
また、この実施形態では、第1がたつき防止部64aと第2がたつき防止部64bとには、夫々、先端側(上端側)に行くに従い、漸次互いの距離が小さくなるように形成された傾斜面からなる案内部64cが設けられている。この案内部64cによって、第1がたつき防止部64aと第2がたつき防止部64bとがアッパーレール2の前がたつき防止用孔23b、後がたつき防止用孔23c夫々に入る際に入り込み易いようになっている。
連結片63は、ロック片4を下方に通すロック片下挿通孔66と、左右の幅方向の両端側の夫々に、幅方向に突設された第2レール係止片67とを備えている。この実施形態では、第2レール係止片67は、上記アッパーレール2の第2係止孔27(図6参照)に対応する位置に、第2係止孔27の前後長さと略同じ前後長さで形成されている。
次に、保持部材の保持枠5について、図11〜図15に基づいて説明する。保持枠5は、筒部51を備え、この筒部51内に、ロック片4が前後に並べられて上下移動可能に保持されている。
又、この筒部51に保持されたロック片4は、付勢部材としてのコイルバネ44によって、常時保持枠5に対して下方側に付勢されている。
詳しくは、コイルバネ44は、ロック片4に設けられた第1バネ受け部45と、保持枠5に設けられた第2バネ受け部52との間に配設されている。そして、コイルバネ44の下端が、第1バネ受け部45に当接され、コイルバネ44の上端が第2バネ受け部52に当接されており、第1バネ受け部45がコイルバネ44の付勢力によって第2バネ受け部52に対して退行する方向の下方側に付勢されている。
そして、この保持枠5は、前後両端夫々に設けられた支持片53が、上記第1ブラケット61と第2ブラケット62との夫々に設けられた支持孔68に入れられるようにして第1ブラケット61と第2ブラケット62とに支持されている。
以上のように構成されたロックユニット3は、次のようにしてアッパーレール2に取り付けられている。
支持部材6の第1ブラケット61と第2ブラケット62との夫々の支持孔68に保持枠5の支持片53を入れて支持した図12に示す状態で、第1ブラケット61と第2ブラケット62とを、アッパーレール2の壁間開口部24から押し入れる。
これにより、図15(a)に示すように、第1ブラケット61と第2ブラケット62との夫々における第1レール係止片65がアッパーレール2の壁間開口部24をアッパーレール2の弾性に抗して押し広げ、第1ブラケット61と第2ブラケット62とがアッパーレール2の左側壁21と右側壁22との間の上方側(奥)に入っていく。
そして、第1ブラケット61の第1がたつき防止部64aの案内部64cがアッパーレール2の前がたつき防止用孔23bを区画した前内側壁に当接するとともに、第2ブラケット62の第2がたつき防止部64bの案内部64cが後がたつき防止用孔23cを区画した後内側壁に当接する。
この状態から更に、第1ブラケット61及び第2ブラケット62が、アッパーレール2の上方側に押し入れられると、上記各案内部64cが上記前内側壁、後内側壁を滑り上がる。これにより、第1がたつき防止部64aと第2がたつき防止部64bとは、弾性に抗して互いの距離が小さくなり、前がたつき防止用孔23b、後がたつき防止用孔23c夫々に入り込む。
その際、案内部64cによって第1がたつき防止部64aと第2がたつき防止部64bとを、容易に前がたつき防止用孔23b、後がたつき防止用孔23c夫々に入り込ませることができ、操作容易なものにできる。
更に、第1ブラケット61及び第2ブラケット62が押し入れられていき、第1ブラケット61及び第2ブラケット62夫々の第1レール係止片65がアッパーレール2の左側壁21、右側壁22夫々の第1係止孔25に合致すると、図16(a)に示すように、それらに入り込む。第1レール係止片65が第1係止孔25に入り込むと、アッパーレール2の壁間開口部24が弾性によって復元しその開口幅W1が元の状態に戻る。
これにより、第1ブラケット61及び第2ブラケット62のアッパーレール2に対する下方側への移動に際して第1レール係止片65が第1係止孔25を区画した下内側面に係止して第1係止孔25から抜け止めされる。
又、第1レール係止片65とアッパーレール2の第1係止孔25とが合致するのと略同時期に、第2レール係止片67が、アッパーレール2の第2係止孔27に合致し、図16(b)に示すように、上記アッパーレール2の復元に際して第2係止孔27に入り込む。
この状態で、第1ブラケット61の第1がたつき防止部64aがアッパーレール2の前がたつき防止用孔23bを区画した前内側壁を弾性によって前方側に押圧すると同時に、第2がたつき防止部64bが後がたつき防止用孔23cを区画した後内側壁を弾性によって前方側に押圧し、ロックユニット3とアッパーレール2との互いのがたつきがないものにできる。
又、ロックユニット3に、アッパーレール2に対する長手方向に沿う前後方向の力がかかったような場合には、第1レール係止片65が第1係止孔25を区画した前又は後内側面に当接することに加えて、第2レール係止片67が第2係止孔27を区画した前又は後内側面に当接する。
従って、ロックユニット3がアッパーレール2から外れるおそれの少ないものにでき、しかも、支持部材6の変形を抑えることができ、両者の固定状態を維持できる。
次に、ロック解除操作部材7について、説明する。ロック解除操作部材7は、ロック片4をロック解除操作するためのもので、図1〜図5に示すように、ロック片4を引き上げるロック片引上部材71と、ロック片引上部材71を付勢する引上部材用付勢バネ70と、ロック片引上部材71を可動操作する操作部材72とを備えている。
ロック片引上部材71は、図9、図10に示すようにその一端側に、ロック片4の***作部42と係脱自在に係止するロック片係止部71aを備え、他端側に、操作部材72に押圧操作される押圧操作部71bを備えている。
このロック片係止部71aは、図3に示すように、その前後方向の長さが5つのロック片4全体の前後方向の長さよりも長く設定されている。そして、このロック片係止部71aは、ロック片4夫々の***作部42の下方位置に配置されている。
又、ロック片引上部材71におけるロック片係止部71aと押圧操作部71bとの間には、図3、図5、図8、図10に示すように、アッパーレール2に設けられた取付部材20に回動自在に軸支された軸支部71cが設けられている。
そして、この軸支部71cによって、ロック片引上部材71は、押圧操作部71bが下方側に押し下げられるとロック片係止部71aが上方側に移動するようになっている。又、この上方側への移動に際してロック片係止部71aがロック片4夫々の***作部42と係止してロック片4夫々を上方に引き上げる。
引上部材用付勢バネ70は、一端側が取付部材20に係止され、他端側がロック片引上部材71における軸支部71cよりも右側の押圧操作部71b側の部分に取り付けられており、これにより、引上部材用付勢バネ70の付勢力によって、押圧操作部71bが常時上方側に付勢されている。
操作部材72は、この実施形態では、図1、図2に示すように、丸棒をほぼU字状に折り曲げ成形したものから構成されており、前端に把持部72aを備え、操作部材72の左右の後端には、夫々、左スライド部10a、右スライド部10bのロック片引上部材71の押圧操作部71bを押圧する押圧部72bを備えている。
把持部72aは、図示しないシートの前端側の下方側に配置されるようになっており、シートに座った着座者が座った状態で把持部72aを把持できるようになっている。また、押圧部72bは、押圧操作部71bの上方側に配置されている。
そして、この操作部材72は、この実施形態では、軸73を介して揺動自在に配置されている。詳しくは、アッパーレール2に軸73が保持されている。そして、操作部材72は、把持部72aと押圧部72bとの中間部がその軸73に回動自在に取り付けられている。
これにより、着座者によって把持部72aが上方側に引き上げられると、押圧部72bが下方側に移動して押圧操作部71bを下方側に押圧するようになっている。又、この実施形態の軸73は、操作部材用付勢バネ74によって付勢されており、把持部42aが手で上方側に引き上げられた後、その手が放されると、その操作部材用付勢バネ74によって、把持部72aが元の図2の状態にまで戻されるようになっている。
次に、この実施形態の車両用シートスライドロック装置の動作について説明する。着座者によって、操作部材72の把持部72aが引き上げ操作されるとロック片引上部材71の押圧操作部42bが下方側に押圧される。
これにより、図17に示すようにロック片引上部材71のロック片係止部71aが全部のロック片4の***作部42と係止して全てのロック片4をコイルバネ44の付勢力に抗して上方に引き上げることができる。この状態で、全てのロック片4のロック爪部41がロック孔13、14から出た状態になる。
又、この状態で、アッパーレール2は、ロアレール1に対してスライド可能状態になり、例えばシートが着座者によって前方側又は後方側に押圧されると、アッパーレール2がロアレール1に対して前方側又は後方側にスライドし、シートが前方側又は後方側に移動する。
そして、シートが着座者によって前方側又は後方側の適宜位置に前後位置調整がされた後、把持されていた操作部材72から手が放されると、操作部材72が操作部材用付勢バネ74の付勢力によって元の状態に戻ると共に、任意な位置に配置されたロック片4が付勢部材35によって下方側に付勢される。
この付勢によって、5つのロック片4の内の隣接する2つが同時に第2ロック孔15に入り込み(図7に示す状態)、或いは、その隣接する2つの内の何れかが第2ロック孔15に入り込む。
隣接する2つのロック片4が同時に第2ロック孔15に入り込んだ場合は、図7に示すように他の1つのロック片4が同時に第1ロック孔15に入り込んでアッパーレール2とロアレール1とがロック状態になってスライド不能状態になる。
一方、隣接する2つのロック片4の内の何れかが第2ロック孔15に入り込んだ場合は、ロック片4が第1ロック孔15内を移動する分だけアッパーレール2がロアレール1に対してスライドするが、ロック片4が第1ロック孔15内を前又は後に移動して第1ロック孔15の前側壁又は後側壁に当たると、そのロック片4に隣接するものが第1ロック孔15に入り込む。又、同時に他のロック片4が第1ロック孔15に入り込んで図7に示す状態になる。
従って、この状態で、アッパーレール2とロアレール1とがロック状態になってスライド不能状態になる。
尚、上記実施形態では、アッパーレールに第1係止孔を設け、保持部材の第1ブラケットと第2ブラケットとの夫々の第1レール係止片を係止しているが、この形態のものに限らず、ロアレール1に第1係止孔を設け、それに第1レール係止片を係止するようにしてもよく、適宜変更できる。
又、上記実施形態では、保持部材の連結片に、第2レール係止片を設け、この第2レール係止片を、アッパーレールに設けた第2係止孔に係止するようにしているが、この形態のものに限らず、第2レール係止片及び第2係止孔を、設けない形態のものでも良く、適宜変更できる。
また、上記実施形態では、保持部材の第1ブラケットと第2ブラケットとの夫々に、がたつき防止部を設け、これらのがたつき防止部を、アッパーレールに設けたがたつき防止用孔に入り込まされて保持部材のがたつきを防止するようにしているが、この形態のものに限らず、がたつき防止部及びがたつき防止用孔を設けない形態のものでもよく、適宜変更できる。
又、上記実施形態のように、第1ブラケットに第1がたつき防止部を、第2ブラケットに第2がたつき防止部を設ける場合において、例えば第1がたつき防止部と第2がたつき防止部同士の距離を弾性に抗して大きくすることによってアッパーレール2の前がたつき防止用孔、後がたつき防止用孔の夫々に入れ、弾性によって、第1がたつき防止部が前がたつき防止用孔を区画した後内側壁を後方側に押圧し、第2がたつき防止部が後がたつき防止用孔23cを区画した前内側壁を前方側に押圧するようにしてもよい。
1 ロアレール
2 アッパーレール
3 ロックユニット
4 ロック片
5 保持枠(保持部材)
6 支持部材(保持部材)
25 第1係止孔
27 第2係止孔
61 第1ブラケット
62 第2ブラケット
64a 第1がたつき防止部
64b 第2がたつき防止部
65 第1レール係止片
67 第2レール係止片

Claims (3)

  1. 複数のロック片を上下移動可能に保持部材に保持したロックユニットを、ロアレールとそのロアレールの長手方向に沿う前後方向に移動可能なアッパーレールとのいずれか一方のレールに取り付け、前記ロック片を前記いずれか他方のレールに係止・係止解除させることによって、前記アッパーレールとロアレールとをロック・アンロック状態にする車両用シートスライドロック装置のロックユニット取付構造であって、
    前記一方のレールは、左右方向に距離を持って対向配置された第1壁及び第2壁と、前記第1壁及び第2壁夫々を連結した第3壁とを備えているとともに、前記第1壁と第2壁とによってそれらの間に形成され開口幅が当該レールの有する弾性によって広狭可能な壁間開口部を備え、
    前記第1壁と第2壁とは、夫々、互いに前後方向に距離を持って配置された前後一対の第1係止孔を備え、
    前記保持部材は、第1ブラケットと第2ブラケットとを備え、
    前記第1ブラケットと第2ブラケットとは、夫々の基端側が連結片によって連結されて互いに前後方向に距離を持って対向配置されているとともに、夫々の幅方向の端部に、幅方向に突設された第1レール係止片を備え、
    前記第1レール係止片は、前記壁間開口部から前記第1壁と第2壁との間に、前記レールの弾性に抗して前記壁間開口部の開口幅を押し広げるようにして押し入れられるとともに、その押し入れに際して前記第1係止孔に入り込むように構成されていることを特徴とする車両用シートスライドロック装置のロックユニット取付構造。
  2. 前記第1壁及び第2壁は、夫々、第2係止孔を、更に備え、
    前記連結片は、第2レール係止片を備え、
    前記第2レール係止片は、前記第1レール係止部が前記第1係止孔に入り込むに際して前記第2係止孔に入り込むように構成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用シートスライドロック装置のロックユニット取付構造。
  3. 前記第3壁は、がたつき防止用孔を備え、
    前記第1ブラケットと第2ブラケットとは、夫々、その先端側に、がたつき防止部を備えているとともに、保持部材の有する弾性によって、前記がたつき防止部同士の距離が大きく又は小さくなるように構成され、
    前記がたつき防止部は、夫々、前記保持部材が有する弾性に抗して前記がたつき防止部同士の距離を小さく又は大きくされて前記がたつき防止用孔に入り込むとともに、前記保持部材の弾性によってそのがたつき防止用孔を区画形成した内側面を押圧するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用シートスライドロック装置のロックユニット取付構造。
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