JP5427724B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、液状化粧料を塗布するための化粧料容器に関する。
従来、例えばマニキュア液等の液状化粧料を収容すると共に、当該液状化粧料を塗布体を介して被塗布部に塗布する化粧料容器として、以下の特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載の化粧料容器は、具体的には、液状化粧料を収容する収容部及び当該収容部に繋がる開口頚部(口部)を備えた容器本体と、有底筒状に構成されその開口端側が開口頚部の外周側に螺子により着脱自在に装着される蓋部(キャップ)と、を具備し、この蓋部は塗布具を備え、この塗布具は、蓋部に保持され当該蓋部が容器本体の開口頚部に装着されたときに開口頚部の開口を通して容器本体の収容部内に進入する軸部(支持軸)と、当該軸部の先端に設けられ液状化粧料に浸漬する塗布体(ブラシ)と、を有し、さらに、容器本体の開口頚部の内周に、円筒状の中栓部を有する構成とされている。
そして、この化粧料容器を使用する場合には、使用者は、先ず、蓋部を容器本体の開口頚部から取り外し、使用に先立って、中栓部の円形を成す上部内周縁(開口縁)に塗布体を押し当てながら(接触させながら)上方に何度か引き上げることで(摺接させることで)、塗布体に付着している余分な液状化粧料を掻き落とすと共に塗布体の形状を整え、次いで、この液状化粧料を塗布体を介して被塗布部に塗布し、塗布が終わったら、塗布具が容器本体の収容部に進入するように蓋部を容器本体の開口頚部に装着するようになっている。
また、塗布体に付着している余分な液状化粧料を掻き落とすと共に塗布体の形状を整える化粧料容器として、以下の特許文献2には、中栓部の下部の小径の円形を成す内周縁(開口縁)で塗布体(筆穂)を予め或る程度絞り、次いで、中栓部の大径の上部内周縁に周方向に沿って多数形成され中栓部の軸心に向かう小突起(突子)に、塗布体を摺接させることで、塗布体に付着した余分な液状化粧料をさらに掻き落とす(絞る)化粧料容器が開示されている。
実登2598775号公報 実開昭56−159009号公報
このように、塗布体に付着している余分な液状化粧料を掻き落とすと共に塗布体の形状を整える行為を、特許文献1にあっては、円形を成す大径の内周縁に、これより小径の塗布体を摺接させることで行うようにし、特許文献2にあっては、小突起に、これより大きい塗布体を摺接させることで行うようにしているが、何れの場合も、塗布体の余分な液状化粧料をうまく掻き落とし塗布体の形状を良好に整えるには、何度も塗布体を摺接させる必要があり、時間を要するといった問題があった。
そこで、本発明は、塗布体の余分な液状化粧料を容易に掻き落とすことができ、当該塗布体の形状を簡単に整えることができる化粧料容器を提供することを目的としている。
本発明による化粧料容器は、液状化粧料を収容する収容部及び収容部に繋がる開口頚部を備えた容器本体と、有底筒状に構成されその開口端側が開口頚部の外周側に着脱自在に装着される蓋部と、開口頚部の内周側に設けられた筒状の中栓部と、蓋部に設けられ当該蓋部が容器本体の開口頚部に装着されたときに中栓部の筒孔を通して容器本体の収容部内に進入する軸部及び当該軸部の先端に設けられ液状化粧料に浸漬する塗布体を備えた塗布具と、を具備した化粧料容器において、中栓部は、その内周面に、上下方向に延び塗布体が通過可能な調整溝を有し、調整溝の幅は、塗布体に付着した余分な液状化粧料を塗布体の通過時に絞り得る幅とされ、塗布体は、複数個の塗布体を並設して備え、調整溝は、塗布体と同数を並設した調整溝群を有し、この調整溝群が、中栓部の軸線を挟んだ対称位置に配設されていることを特徴としている。
このような化粧料容器によれば、中栓部の内周面に、上下方向に延び塗布体が通過可能な調整溝が設けられ、当該調整溝の幅が、塗布体に付着した余分な液状化粧料を塗布体の通過時に絞り得る幅とされているため、調整溝に対して何回も塗布体を進入させ通過させることなく最少の回数で余分な液状化粧料を絞ることができ、その結果、塗布体の余分な液状化粧料を容易に掻き落とすことができ、当該塗布体の形状を簡単に整えることができる。この調整溝が、塗布体と同数を並設した調整溝群とされているため、複数並設した塗布体群の片側(軸線に直交する横断面円形の塗布体を並設した場合には並設する断面半円部分側)を一度に一の調整溝群で絞り、塗布体群(蓋部)を軸心周りに回転させる(回す)ことなく、向かい側の他の調整溝群で、複数並設した塗布体群の残りの片側を一度に絞れ、塗布体群の余分な液状化粧料を容易に掻き落とすことができ、当該塗布体群の形状を簡単に整えることができる。
また、調整溝は、塗布体の外形形状に対応する形状に構成されていると、塗布体の余分な液状化粧料を一層容易に掻き落とすことができ、当該塗布体の形状を一層簡単に整えることができる。
また、調整溝は、上側から下側に向かうに従って中栓部の軸心に近付くように傾斜していると、調整溝に対して塗布体を進入させ通過させる動作を、無理のない自然な姿勢で行うことができる。
また、調整溝の幅は、その上部と下部で異なると、狭まった側で、塗布体の余分な液状化粧料を確実に絞ることができる。
また、中栓部は、調整溝の軸線方向途中に、内周面と外周面とを連通する連通孔を有していると、この連通孔を形成する孔周縁(エッジ)を利用して、塗布体の余分な液状化粧料を一層容易に掻き落とすことができ、当該塗布体の形状を一層簡単に整えることができる。
また、中栓部は、調整溝の位置を示す目印となる凹部を有していると、液状化粧料により汚れて判別し難くなっている調整溝を、凹部を目印として容易に見つけることができ、使用性を高めることができる
また、中栓部は、調整溝より収容部側に平板状弾性体を備え、平板状弾性体は、塗布具の通過を可能とすると共に塗布具が通過してからは収容部内の液状化粧料の流出を妨げるスリットを有していると、使用に供すべく、塗布具を平板状弾性体のスリットを通して抜くことができ、塗布体がスリットを通過する際に、塗布体に付着した余分な液状化粧料を粗絞りすることができると共に、蓋部を容器本体から取り外した状態で容器本体を倒してしまった場合には、液状化粧料の外部への流出をスリットを有する平板状弾性体により防止することができる。
このように本発明によれば、塗布体の余分な液状化粧料を容易に掻き落とすことができ、当該塗布体の形状を簡単に整えることができる化粧料容器を提供できる。
本発明の第1参考形態に係る化粧料容器を示す外観図である。 図1に示す化粧料容器の縦断面図である。 図1に示す化粧料容器の容器本体から蓋部を取り外した状態を示す斜視図である。 図2及び図3中の中栓部を示す斜視図である。 図4に示す中栓部の平面図である。 図4に示す中栓部の側面図である。 図6に示す中栓部の縦断面図である。 化粧料容器の使用法を説明するための図であり、塗布体の余分な液状化粧料を図4〜図7に示す中栓部の調整溝で掻き落としている状態を示す拡大斜視図である。 本発明の第2参考形態に係る化粧料容器の中栓部を示す斜視図である。 図9に示す中栓部の平面図である。 本発明の第3参考形態に係る化粧料容器の中栓部を示す斜視図である。 図11に示す中栓部の平面図である。 本発明の第4参考形態に係る化粧料容器の中栓部を示す斜視図である。 図13に示す中栓部の平面図である。 図13及び図14に示す中栓部の縦断面図である。 本発明の第5参考形態に係る化粧料容器の中栓部を示す斜視図である。 図16に示す中栓部の平面図である。 図16及び図17に示す中栓部の縦断面図である。 本発明の第実施形態に係る化粧料容器の塗布具の要部を示す斜視図である。 本発明の第実施形態に係る化粧料容器の中栓部を示す斜視図である。 図20に示す中栓部の平面図である。 図21のXXII-XXII矢視図である。 本発明の第実施形態に係る化粧料容器の中栓部を示す縦断面図であり、図22に対応する図である。
以下、本発明による化粧料容器の好適な参考形態及び実施形態について図1〜図23を参照しながら説明する。図1〜図8は、本発明の第1参考形態を、図9及び図10は、本発明の第2参考形態を、図11及び図12は、本発明の第3参考形態を、図13〜図15は、本発明の第4参考形態を、図16〜図18は、本発明の第5参考形態を、図19〜図22は、本発明の第実施形態を、図23は、本発明の第実施形態を各々示すものであり、各図において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
先ず、図1〜図8に示す第1参考形態を説明する。
図1は、第1参考形態に係る化粧料容器を示す外観図、図2は、化粧料容器の縦断面図、図3は、容器本体から蓋部を取り外した状態を示す斜視図、図4〜図7は、中栓部を示す各図、図8は、化粧料容器の使用法を説明するための図であり、本参考形態の化粧料容器100は、使用者により液状化粧料Lを被塗布部である顔等の皮膚に塗布するときに用いられるものである。なお、本参考形態においては、液状化粧料Lを特に好適であるとしてアイライナー液として説明していくが、例えばマニキュア液等の他の液状化粧料であっても勿論良く、種々の液状化粧料を採用できる。
図1〜図3に示すように、化粧料容器100は、液状化粧料Lを収容する容器本体1と、この容器本体1に着脱自在に装着された塗布具付きキャップである蓋部2と、を概略具備している。
容器本体1は、図2及び図3に示すように、液状化粧料Lを収容するための収容部3と、この収容部3の上部に一体に連設され当該収容部3に繋がる開口頚部4と、を備える。収容部3は、有底円筒状に構成されその内部に液状化粧料Lを収容し、開口頚部4は、収容部3より小径の円筒状に構成されて同軸に配置され、その筒内が収容部3内に連通する構成とされている。この開口頚部4には、その外周面に、蓋部2を着脱可能に螺合するための雄螺子5が形成されている。また、開口頚部4の内周面には、塗布体10を絞るための中栓部6(詳しくは後述)が下方に向かって先細りの円筒状に構成されて同軸に固定されている。
蓋部2は、有底筒状に構成され、その開口端側の内周面に、開口頚部4の外周面の雄螺子5に螺合する雌螺子7を備えている。そして、蓋部2は、その雌螺子7を雄螺子5に螺合することで、容器本体1に対して着脱可能に装着される。
この蓋部2には、塗布具11が設けられている。この塗布具11は、蓋部2内から容器本体1の収容部3側(図示下方)に突出する軸部9と、この軸部9の先端に設けられた塗布体10と、を備えている。
軸部9は、蓋部2より小径の円柱体を有し、中栓部6の筒孔より小径に構成されて当該筒孔を通過可能とされている。塗布体10は、例えば、筆穂、ブラシ、刷毛、チップ、コーム等の所謂アプリケータであり、ここでは、筆穂が用いられている。この筆穂は、軸線方向に直交する横断面、すなわち、その全体の外形(外郭)が略円形とされている。
そして、蓋部2が容器本体1の開口頚部4に螺子5,7の螺合により装着されると(蓋部2が締められると)、軸部9は、中栓部6の筒孔を通して容器本体1の収容部3内に進入し、塗布体10は、収容部3に貯留されている液状化粧料Lに浸漬する構成とされている。
中栓部6は、例えばプラスチックやゴム等を成形して成るもので、ここでは、プラスチックをインジェクション成形したものとされている。この中栓部6は、前述したように、先細りの円筒状を成す一方で、その上端に円環状の鍔部6aを有し、当該中栓部6が容器本体1の開口頚部4内に上方から進入し、その鍔部6aの下端面が開口頚部4の上端面に当接した状態で、開口頚部4に固定されている。この中栓部6の筒孔の下端は小径とされ、この小径筒孔6bを軸部9が通過する際に、当該小径筒孔6bを形成する孔周縁により、軸部9の周りに付着した液状化粧料Lを掻き落とす構成とされている。
ここで、特に本参考形態の中栓部6は、図2〜図7に示すように、その内周面に、上下方向に延びる調整溝6cを備えている。この調整溝6cは、周方向に沿って複数個(ここでは4個)が等配に離間して配設され、各々が対面して配置されている。
以下、調整溝6cを詳説する。この調整溝6cは、中栓部6の上端から軸線方向の中程まで設けられてその溝内を塗布体10が通過可能とされ、この調整溝6cの周方向の幅は、塗布体10に付着した余分な液状化粧料Lを塗布体10の通過時に絞り得る幅とされている。
具体的には、調整溝6cの形状は、塗布体10の外形形状に対応する形状に構成され、より具体的には、調整溝6cの内周面は、横断面が略円形を成す筆穂の外周面に合うように、平面視において筆穂の外周面のほぼ半分となる略半円に構成されている。そして、この調整溝6cは、その上端から下側に向かうに従って、中栓部6の軸心に近付くように傾くと共に平面視略半円が相似形で徐々に小さくなる構成とされている。
また、中栓部6にあっては、調整溝6cの軸線方向途中に、内周面と外周面とを連通する横断面矩形の連通孔6kが設けられている。この連通孔6kは、当該連通孔6kを形成する孔内周側の縁(エッジ)が、塗布体10の余分な液状化粧料Lの掻き落としに利用されるものである(詳しくは後述)。この連通孔6kは、塗布体10の余分な液状化粧料Lを掻き落とすという機能を発揮するだけであれば、中栓部6の内周面から径方向外側に向かってへこむ凹部(貫通しない凹部)で良いが、本参考形態では、成形材がプラスチックであるから、この凹部を成形する凸部を外周面に有し中栓部6の筒孔を成形するためのコアピンを軸線方向に無理抜きしなければならず、部品が損傷する虞があるため、ここでは、中栓部6の外周面を成形するための外型(割型;分割型)に、中栓部の内周面に達する(コアピンの外周面に達する)凸部を設け、連通孔6kを成形するようにしている。
従って、調整溝6cは、図4、図5及び図7に示すように、上側から下側に向かって、中栓部6の軸心に近付くように傾くと共に平面視略半円が相似形で徐々に小さくなる形状で塗布体10に付着した余分な液状化粧料Lを絞るための幅を有し実質的な使用面とされる傾斜使用面6dに、上記筒孔の内外を連通する連通孔6kの矩形開口部が中栓部6の軸心に平行を成すように続き、さらに、図7に示すように、当該矩形開口部を介して上記傾斜使用面6dの延長部分となる傾斜面6fが、塗布体10に付着した余分な液状化粧料Lを絞る場合に実質的には使用されない面として続き終端する構成とされている。
また、図2〜図7に示すように、周方向に並ぶ調整溝6c,6c同士の間には、径方向に対して調整溝6cと同程度にへこむと共に、その周方向の幅が調整溝6cの周方向の幅の2倍程度の幅広の大きさとされた溝6gがそれぞれ設けられている。この溝6gは、具体的には、図4、図5及び図7に示すように、その上端から下側に向かうに従って上記調整溝6cの傾斜使用面6dとほぼ同様に傾き傾斜使用面6dと軸線方向長がほぼ同様な傾斜面6hに、中栓部6の軸心に平行を成し上記連通孔6kの矩形開口部と軸線方向長がほぼ同様な面6iが続き、この面6iに上記調整溝6cの傾斜面6fとほぼ同様に傾き傾斜面6fと軸線方向長がほぼ同様な傾斜面6jが続く構成とされている。
この溝6gは、調整溝6c,6c同士を単に繋ぐためのもので、その幅は、上述のように幅広であって塗布体10を溝内で上下に通過させて絞り得る幅ではなく、従って、実質的には使用されない面とされている。
このような化粧料容器100を使用する場合には、図2に示す状態から、使用者は、蓋部2を回し螺子5,7の螺合を解除しながら引き上げて当該蓋部2を容器本体1から取り外す。このとき、中栓部6の小径筒孔6bを蓋部2の軸部9が通過し、当該小径筒孔6bを形成する孔周縁により、軸部9の周りに付着した液状化粧料Lが掻き落とされる。但し、軸部9の外径に対して塗布体10の外径が小さいため、塗布体10の周りには余分な液状化粧料Lが付着した状態で残る。
この状態で、図8に示すように、塗布体10が中栓部6の内周面に設けられている調整溝6cを通過するように蓋部2を引き上げる。具体的には、調整溝6cの傾斜に合わせて塗布体10を斜め上方に引き上げる。
すると、中栓部6の調整溝6cの幅(傾斜使用面6dの幅)が、塗布体10に付着した余分な液状化粧料Lを絞り得る幅とされているため、調整溝6cに対して何回も塗布体10を進入させ通過させることなく最少の回数で余分な液状化粧料Lを絞ることができ、その結果、塗布体10の余分な液状化粧料Lを容易に掻き落とすことができ、当該塗布体10の形状を簡単に整えることができる。
また、この調整溝6cを使用する際に、中栓部6の連通孔6kを形成している孔内周側の縁(エッジ)を利用し、この孔内周側の縁(特に上端縁)に塗布体10を接触させる(押し当てる)ことで、塗布体10の余分な液状化粧料Lを一層容易に掻き落とすことができ、当該塗布体10の形状を一層簡単に整えることができる。
また、この調整溝6cを使用する際に、調整溝6cは周方向に沿って複数設けられているため、何れの調整溝6cでも同様に絞ることができ、使用性を高めることができると共に、ある調整溝6cで、塗布体10の片側(本参考形態では横断面略半円)を絞り、次いで、塗布体10(蓋部2)を軸心周りに殆ど回転させる(回す)ことなく、向かい側の別の調整溝6cで塗布体10の残りの片側を絞れるため、塗布体10の余分な液状化粧料Lを一層容易に掻き落とすことができ、当該塗布体10の形状を一層簡単に整えることができる。
また、調整溝6cは、塗布体10の外形形状に対応する形状に構成されているため、塗布体10の余分な液状化粧料Lを一層容易に掻き落とすことができ、当該塗布体10の形状を一層簡単に整えることができる。
また、調整溝6cは、上側から下側に向かうに従って中栓部6の軸心に近付くように傾斜しているため、調整溝6cに対して塗布体10を進入させ通過させる動作を、無理のない(鉛直に立てることなく)自然な姿勢で行うことができる。
また、調整溝6cの幅は、その上部と下部で異なっていて、ここでは、下部が狭まっているため、狭まった側で、塗布体10の余分な液状化粧料を確実に絞ることができる。
そして、このようにして、塗布体10の余分な液状化粧料Lが掻き落とされ当該塗布体10の形状が整えられたら、塗布体10により液状化粧料Lを被塗布部に塗布し、塗布が終わったら、蓋部2を取り出し時とは逆方向に回し螺子5,7を螺合させながら当該蓋部2を容器本体1に装着する。
このように、本参考形態においては、塗布体10の余分な液状化粧料Lを容易に掻き落とすことができ、当該塗布体10の形状を簡単に整えることができるため、思い通りの綺麗な化粧を施すことができる。
図9は、本発明の第2参考形態に係る化粧料容器の中栓部を示す斜視図、図10は、中栓部の平面図である。
この第2参考形態の中栓部16が第1参考形態の中栓部6と違う点は、調整溝6cの上、すなわち、傾斜使用面6dの上に、中栓部16の上端面より下側にへこむ凹部6mを設けた点である。
この凹部6mは、調整溝6c(傾斜使用面6d)の位置を示す目印となるもので、図10に示すように、平面視略扇形を成し、図9に示すように、凹部6mの外周面は、凹部6mのフラットな底面に対して立ち上がり、凹部6mの底面の内周縁は、傾斜使用面6dの上端縁と一致する構成されている。この調整溝6c(傾斜使用面6d)の機能は第1参考形態と同様であるが、当該調整溝6cは、中栓部16の上端面から凹設された凹部6mの下に位置する構成のため、傾斜使用面6dの軸線方向長は第1参考形態のものより、凹部6mの高さ分短くされている。
このような第2参考形態によれば、塗布体10に対する液状化粧料Lの掻き落とし(絞り)に起因し当該液状化粧料Lにより汚れ、溝6g(傾斜面6h)との判別がし難くなっている調整溝6c(傾斜使用面6d)を、段差である凹部6mを目印として容易に見つけることができ、その結果、使用性を高めることができるようになっている。
図11は、本発明の第3参考形態に係る化粧料容器の中栓部を示す斜視図、図12は、中栓部の平面図である。
この第3参考形態の中栓部26が第1参考形態の中栓部6と違う点は、調整溝6cの近傍、具体的には、調整溝6cより径方向外側の上端面に、当該調整溝6cの位置を示す目印となる小孔である凹部6nを設けた点である。
このように構成しても、第2参考形態と同様に、使用に際して液状化粧料Lにより汚れ、溝6g(傾斜面6h)との判別がし難くなっている調整溝6c(傾斜使用面6d)を、小孔である凹部6nを目印として容易に見つけることができ、その結果、使用性を高めることができるようになっている。
ここまでの参考形態では、プラスチックをインジェクション成形した中栓部6,16,26を説明してきたが、以降の参考形態及び実施形態では、ゴムをコンプレッション成形した中栓部を説明する。なお、中栓部としてゴムを用いる場合には、当該ゴムが、使用する液状化粧料Lにより影響を受けないというのが前提となる。
図13は、本発明の第4参考形態に係る化粧料容器の中栓部を示す斜視図、図14は、中栓部の平面図、図15は、中栓部の縦断面図である。
この第4参考形態にあっては、塗布体10の余分な液状化粧料Lを絞るための中栓部36が円筒状に構成され、その上端に、第1参考形態と同様な機能を果たす円環状の鍔部36aが、開口頚部4の上端面に当接させるものとして設けられている。そして、この中栓部36の上部の内周面には、第1参考形態とは形状が異なるがほぼ同様な機能を果たす調整溝36cが、周方向に沿って多数が連なるように配設され、各々が対面するように配置されている。
この調整溝36cは、その溝内を塗布体10が通過可能とされると共に塗布体10に付着した余分な液状化粧料Lを通過時に絞り得る幅とされ、塗布体10の外形形状に対応する形状を有し、具体的には、中栓部36の孔上部周縁を、略半円形状で下方に行くに従って鉛直ではなく斜めに(中栓部36の軸線方向下側に向かうに従って中栓部36の軸心に近付く傾斜を成すように)えぐっていったものである。
なお、この第4参考形態にあっては、蓋部2を引き上げる際に、軸部9の周りに付着した液状化粧料Lを掻き落とすための小径筒孔36bは、図15に示すように、中栓部36の下端ではなく中栓部36の軸線方向途中に設けられている。
このような第4参考形態においても、中栓部36の調整溝36cの幅が、塗布体10に付着した余分な液状化粧料Lを絞り得る幅とされているため、塗布体10を調整溝36cに通過させることで、第1参考形態と同様に、調整溝36cに対して何回も塗布体10を進入させ通過させることなく最少の回数で余分な液状化粧料Lを絞ることができ、その結果、塗布体10の余分な液状化粧料Lを容易に掻き落とすことができ、当該塗布体10の形状を簡単に整えることができる。
また、第1参考形態の他の効果、すなわち、調整溝36cが複数設けられることにより何れの調整溝36cでも塗布体10の余分な液状化粧料Lを同様に掻き落とすことができ使用性を高めることができるという効果、また、これらの調整溝36cが対向配置されることにより各々の調整溝36cで塗布体10の片側ずつを絞ることができ塗布体10の余分な液状化粧料Lを一層容易に掻き落とすことができるという効果、また、調整溝36cが塗布体10の外形形状に対応する形状に構成されていることにより塗布体10の余分な液状化粧料Lを一層容易に掻き落とすことができるという効果、また、調整溝36cが傾斜していることにより塗布体10を進入させ通過させる動作を無理のない自然な姿勢で行うことができるという効果も、同様に得ることができる。
図16は、本発明の第5参考形態に係る化粧料容器の中栓部を示す斜視図、図17は、中栓部の平面図、図18は、中栓部の縦断面図である。
この第5参考形態の中栓部46が第4参考形態の中栓部36と違う点は、塗布体10の外形形状に対応する形状を有する調整溝36cに代えて、塗布体10の外形形状に対応する形状を有しない調整溝46cを用いた点である。
具体的には、中栓部46の上部の内周面は、上方に行くに従って径が拡大する傾斜面とされ、この傾斜面に対して、平面視三角形を成してその頂点の一つが中栓部46の軸心を向くように突出すると共に当該頂点が中栓部46の軸心に平行を成すように軸線方向(下方)に連続し、平面視三角形が相似形で下方に行くに従い徐々に小さくなる凸部46aが、周方向に沿って多数が連なると共に各々が対面するように配設され、これらの凸部46aを設けることにより、周方向に沿って凸部46a,46a間に調整溝46cが形成されている。
すなわち、中栓部46の筒孔の上部には、上側から下側に向かって、中栓部6の軸心に近付くように傾くと共に、上部から下部にいくに従ってその周方向の幅が徐々に広くなり、塗布体10に付着した余分な液状化粧料Lを絞るための幅を有する調整溝46cが形成されている。
このような第5参考形態においても、第1参考形態と同様に、塗布体10に付着した余分な液状化粧料Lを絞り得る幅の調整溝46cにより、塗布体10の余分な液状化粧料Lを容易に掻き落とすことができ、当該塗布体10の形状を簡単に整えることができる。
また、第1参考形態の他の効果、すなわち、調整溝46cが複数設けられることにより何れの調整溝46cでも塗布体10の余分な液状化粧料Lを同様に掻き落とすことができ使用性を高めることができるという効果、また、これらの調整溝46cが対向配置されることにより各々の調整溝46cで塗布体10の片側ずつを絞ることができ塗布体10の余分な液状化粧料Lを一層容易に掻き落とすことができるという効果、また、調整溝46cが傾斜していることにより塗布体10を進入させ通過させる動作を無理のない自然な姿勢で行うことができるという効果も、同様に得ることができ、さらには、調整溝46cの幅が上部と下部で異なっていて、ここでは、上記参考形態とは反対に狭まっている上部により、塗布体10の余分な液状化粧料を確実に絞ることができるという効果も得ることができる。
なお、第1〜第5参考形態においては、特に好ましいとして、調整溝6c,36c,46cは中栓部6,16,26,36,46の軸心に対して傾斜しているが、傾斜していなくても良い。また、調整溝6c,36c,46cの幅も、必ずしも上部と下部で異なっている必要はなく、溝幅は全長に亘って同一であっても良い。
ここまでの参考形態では、軸部9の先端の塗布体は1個であったが、以降の実施形態では、塗布体を複数としたものについて説明する。
図19は、本発明の第実施形態に係る化粧料容器の塗布具の要部を示す斜視図、図20は、本発明の第実施形態に係る化粧料容器の中栓部を示す斜視図、図21は、中栓部の平面図、図22は、図21のXXII-XXII矢視図である。
この第実施形態の化粧料容器が第1参考形態の化粧料容器と違う第1の点は、容器本体1の収容部3に収容される液状化粧料Lを、例えばアイライナーやアイブロー等の液状化粧料とし、これに伴い、塗布体を、図19に示すように、上記アイライナーやアイブロー等の液状化粧料Lを塗布するのに好適な化粧用コーム20aとすると共に、これらのコーム20aを3本一列に並設し束ねて塗布体群20とし、さらにこれに伴い、1個の塗布体10を先端に備える軸部9を、塗布体群20を先端に備えた軸部19に代え、これらの軸部19及び塗布体群20により塗布具21を構成した点である。
ここで、コーム20aは円柱状とされ、軸部19は、このコーム20aを3本一列に並設し束ねるため、横断面扁平形状で長円形状を成しコーム20aを挿入し得るように筒状に構成されている。
また、第実施形態の化粧料容器が第1参考形態の化粧料容器と違う第2の点は、上記変更に伴い、平面視略半円の調整溝6cを有する中栓部6に代えて、図20〜図22に示すように、平面視略台形の調整溝56cを有する中栓部56を用いた点である。
調整溝56cは、平面視略台形の下底が内側を向いて開放される構成とされると共に、中栓部56の軸心と平行を成し当該中栓部56の上端から下方に向かい中栓部56の中ほど近くまで延びる構成とされている。この調整溝56cは、当該調整溝56c内をコーム20aが通過可能とされ、その幅は、コーム20aに付着した余分な液状化粧料Lをコーム20aの通過時に絞り得る幅とされている。
そして、このような構成の調整溝56cが、中栓部56においてコーム20aと同数(ここでは3個)一列に並設されて、調整溝群56sが構成され、この調整溝群56sが、中栓部56の軸線を挟んだ対称位置、ここでは、90°等配位置の4箇所に設けられている。
また、この第実施形態の中栓部56にあっては、蓋部2を容器本体1から取り外した状態で容器本体1を倒してしまった場合において、容器本体1の収容部3内の液状化粧料Lの外部への流出を防止する構造を有している。
具体的には、中栓部56は、図21及び図22に示すように、調整溝56c(調整溝群56s)より収容部3側(下方側)に、平板状に構成されスリット56xを有するゴム板(平板状弾性体)56rを、一体成形により備えている。このゴム板56rは、中栓部56の筒孔を塞ぐように設けられている。
スリット56xは、ゴム板56rより上方で調整溝56cが存在している領域とゴム板56rより下方で液状化粧料Lが存在している領域とを連通し、塗布具21の通過を可能とする一方で、塗布具21が通過してからは収容部3内の液状化粧料Lの流出を妨げるものであり、ここでは、図21に示すように、中栓部6の軸心を中心として平面視米印を成し放射状に延びるようにゴム板56rに設けられ、その形状は、図22に示すように、スリット56の延びる方向に直交する横断面がY字状を成し、上側のV字状の切欠の下にI字の切欠が続き、前述した上下の領域同士を連通させるように構成されている。
なお、蓋部2を引き上げる際に、軸部19の周りに付着した液状化粧料Lを掻き落とすための小径筒孔56bは、中栓部56の下端に設けられている。
このように構成された第実施形態によれば、液状化粧料Lを塗布に供すべく、蓋部2を容器本体1から取り外すと、塗布具21の軸部19はゴム板56rのスリット56xを通して上方に抜かれていき、このとき、スリット56xを形成するゴム板56rのスリット周縁部分は、塗布具21に摺接しながら上方に捲れ、軸部19の周りに付着した液状化粧料Lは、小径筒孔6bを形成する孔周縁により掻き落とされる。
その後、塗布具21をさらに上方に引き抜いていくと、塗布具21の塗布具群20がゴム板56rのスリット56xを通して上方に抜かれていき、このとき、スリット56xを形成するゴム板56rのスリット周縁部分は、コーム20aに付着した余分な液状化粧料Lを掻き落としながら上方に捲れ、コーム20aに付着した余分な液状化粧料Lは粗絞りされる。このコーム20aがスリット56xを通過すると、上方に捲れていたゴム板56rのスリット周縁部分は、その弾性に従い元の位置に復帰する。
そして、3本のコーム20a(塗布体群20)を中栓部56の一の調整溝群56sに対応させ、塗布体群20の各コーム20aが、一の調整溝群56sの各調整溝56cを通過するように蓋部2を引き上げる。すると、調整溝56cの幅が、コーム20aに付着した余分な液状化粧料Lをコーム20aの通過時に絞り得る幅とされているため、3本コーム20aを並設した塗布体群20の片側を一度に一の調整溝群56sで絞ることができ、その後は、塗布体群20を軸部19の軸心周りに回転させる(回す)ことなく、向かい側の調整溝群56sにそのまま持って行き、塗布体群20の残りの片側を一度に絞れることができる。従って、塗布体群20の余分な液状化粧料Lを容易に掻き落とすことができ、当該塗布体群20の形状を簡単に整えることができる。
また、蓋部2を容器本体1から取り外した状態で容器本体1を倒してしまった場合には、液状化粧料Lが容器本体1から流出しようとし、液状化粧料Lの粘度が低い場合には流出の虞は高くなるが、ここでは、中栓部56にゴム板56rが設けられていると共に、当該ゴム板56rのスリット56xが、塗布具21が通過してからはその弾性に従い元の位置に復帰しているため、液状化粧料Lの流出を妨げることができ、当該液状化粧料Lの流出を防止できる。
なお、スリット56xを有するのはゴム板56rに限定されるものではなく、平板状弾性体であれば良い。
図23は、本発明の第実施形態に係る化粧料容器の中栓部を示す縦断面図であり、図22に対応する図である。
この第実施形態の中栓部66が第実施形態の中栓部56と違う点は、蓋部2を引き上げる際に、軸部19の周りに付着した液状化粧料Lを掻き落とすための小径筒孔56bを、中栓部66の下端ではなく中栓部66の軸線方向途中に設けた点である。
このような第実施形態にあっても、第実施形態と同様な作用・効果を奏するというのはいうまでもない。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、第、第実施形態においては、調整溝56cは中栓部56,66の軸心に対して傾斜していないが、第1〜第5参考形態のように傾斜していても良い。
また、第、第実施形態で用いているスリット56x付き平板状弾性体56rは、他の参考形態に対しても勿論同様に適用できる。
また、第、第実施形態では、塗布体群20を3本のコーム20aより構成しているが、3本に限定されるものではなく、複数個であれば良く、また、特にコームに限定されるものではない。
また、上記第1、第2実施形態においては、中栓部56,66をゴムより成形しているが、これとは逆に、プラスチックより成形しても良く、プラスチックの場合には適宜連通孔6kを設けるのが好ましい。
また、第2、第3参考形態で説明した調整溝6cの位置を示す目印6m,6nは、第1、第2実施形態に対しても勿論同様に適用できる。
また、上記各実施形態においては、横断面扁平形状の塗布体を用いても良く、この場合には、調整溝は、塗布体10の外形形状に対応する形状とするのが好ましい。
1…容器本体、2…蓋部、3…収容部、4…開口頚部、6,16,26,36,46,56,66…中栓部、6c,36c,46c,56c…調整溝、6k…連通孔、6m,6n…凹部(目印)、9,19…軸部、10,20a…塗布体、11,21…塗布具、20…塗布体群、56r…ゴム板(平板状弾性体)、56s…調整溝群、56x…スリット、100…化粧料容器、L…液状化粧料。

Claims (7)

  1. 液状化粧料を収容する収容部及び前記収容部に繋がる開口頚部を備えた容器本体と、有底筒状に構成されその開口端側が前記開口頚部の外周側に着脱自在に装着される蓋部と、前記開口頚部の内周側に設けられた筒状の中栓部と、前記蓋部に設けられ当該蓋部が前記容器本体の前記開口頚部に装着されたときに前記中栓部の筒孔を通して前記容器本体の前記収容部内に進入する軸部及び当該軸部の先端に設けられ前記液状化粧料に浸漬する塗布体を備えた塗布具と、を具備した化粧料容器において、
    前記中栓部は、その内周面に、上下方向に延び前記塗布体が通過可能な調整溝を有し、
    前記調整溝の幅は、前記塗布体に付着した余分な液状化粧料を前記塗布体の通過時に絞り得る幅とされ
    前記塗布体は、複数個の塗布体を並設して備え、
    前記調整溝は、前記塗布体と同数を並設した調整溝群を有し、
    この調整溝群が、前記中栓部の軸線を挟んだ対称位置に配設されていることを特徴とする化粧料容器。
  2. 前記調整溝は、前記塗布体の外形形状に対応する形状に構成されていることを特徴とする請求項1記載の化粧料容器。
  3. 前記調整溝は、上側から下側に向かうに従って前記中栓部の軸心に近付くように傾斜していることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧料容器。
  4. 前記調整溝の幅は、その上部と下部で異なることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の化粧料容器。
  5. 前記中栓部は、前記調整溝の軸線方向途中に、内周面と外周面とを連通する連通孔を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の化粧料容器。
  6. 前記中栓部は、前記調整溝の位置を示す目印となる凹部を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の化粧料容器。
  7. 前記中栓部は、前記調整溝より前記収容部側に平板状弾性体を備え、
    前記平板状弾性体は、前記塗布具の通過を可能とすると共に前記塗布具が通過してからは前記収容部内の前記液状化粧料の流出を妨げるスリットを有することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の化粧料容器。
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