JP5426972B2 - 管接続装置及び管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、外力により管端部の内外径が強制的に拡径された後に該管端部が自然縮径する合成樹脂管と、前記合成樹脂管の管端部の内外径を自然縮径可能に強制的に拡径する拡径工具と、前記拡径された合成樹脂管の管端部が接続される管継手とからなる管接続装置に関する。
上述ような管継手と合成樹脂管としては、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献6、及び、特許文献8に記載されたものがあり、上述のような拡径工具としては、特許文献5、及び、特許文献7に記載されたものがあり、また、管継手を構成する継手本体と移動スリーブとを接続のために離間状態から接触状態に移動させる接続工具として、特許文献4に記載されたものがある。
しかし、管端部を管継手の内挿筒部に外挿する場合には、管端部をこの内挿筒部の外径より十分大きく拡径して外挿する方が挿入が容易ではあるが、いずれの特許文献1〜8においても、そのような拡径の記載はなかった。
といって、管端部をこの内挿筒部の外径より十分大きく拡径したままで外挿するようにすると、管端部の中心と内挿筒部の中心を如何にして合わせるかという問題があり、自然縮径する管端部の内径が内挿筒部の外径に近くなるまで待つようにすると、同心性の問題は解決されるが、待ち時間が有り作業効率が悪かった。
一方、管端部を内挿筒部の外径に同一程度に拡径してから、外挿する方法があるが、その場合、更に縮径すると入れにくくなるため、作業を慌ててしなければならないという問題があった。
特開2000−2384号公報(図4) 特開平11−230453号公報(図1) 特開2000−220779号公報(図1) 特開2000−263462号公報(図1) 特開2000−37773号公報(図18) 特開2002−349779号公報(図4) 特開2003−25430号公報(図2) 特開2006−336707号公報(図5)
本発明は、上記問題を改善しようとするもので、拡径された合成樹脂管の管端部を抵抗無く管継手の内挿筒部に外挿可能で、かつ、その状態で拡径された管端部と内挿筒部との両中心が一致した状態で合成樹脂管の接続ができ、作業効率の良い管接続装置を提供することを解決課題とする。
本発明の管接続装置は、外力により管端部の内外径が強制的に拡径された後に該管端部が自然縮径する合成樹脂管と、前記合成樹脂管の管端部の内外径を自然縮径可能に強制的に拡径する拡径工具と、前記拡径された合成樹脂管の管端部が接続される管継手とからなる管接続装置であって、
前記管継手は、前記合成樹脂管の非拡径の管の内径より大きい外径を有し、前記拡径工具により拡径された管端部が外挿される内挿筒部と、前記内挿筒部に外挿された管端部を該内挿筒部との間で挟持すべく、非拡径部分の合成樹脂管に外挿された位置から該内挿筒部の外側に配置される位置まで該合成樹脂管に沿ってスライド移動する移動スリーブとを備え、
前記拡径工具は、前記管端部の軸方向全域の内径を、前記内挿筒部の外径より大径となるように拡径するように構成され、前記合成樹脂管は、前記拡径工具による拡径した直後の一定時間は、該管端部を前記内挿筒部に抵抗なく外挿できるように自然縮径するように構成され、
前記管継手は、前記内挿筒部の外側に抵抗なく遊挿された拡径直後の管端部が自然縮径により該内挿筒部に密接するまでの間において、該拡径状態の管端部の中心と該内挿筒部の中心を一致させた状態で前記移動スリーブの移動による挟持を可能とすべく、前記内挿筒部の外側に遊挿された拡径状態の管端部の先端側外周の周縁に配設され、該管端部の外挿状態を位置決めるガイド部を更に備えるので、
拡径された合成樹脂管の管端部を、抵抗無く管継手の内挿筒部に外挿可能で、かつ、その状態で拡径された管端部と内挿筒部との両中心が一致した状態で合成樹脂管の接続ができ、作業効率を向上させることができる。
また、本発明の管接続装置は、管端部がガイド部で位置決めされた状態で、縮径した前記管端部の内周が内挿筒部の外周に接触するように構成されたので、管端部の軸方向に前後する外周と内周とで、内挿筒部との同心性が確保され、同心性が更に向上する。
本発明の管接続装置の効果は、上記手段に記載した通りである。
本発明の管継手の一例の継手本体を示すもので、(a)は、その上面図、(b)は、その半分断面の正面図、(c)は、その下面図、(d)は、その内挿筒部の拡大AA断面図,(e)は、その内挿筒部の拡大正面図 継手本体と組み合わせられて、管継手を構成する移動スリーブを示すもので、(a)は、その半分断面の正面図、(b)は、その側面図、(c)はその移動スリーブに内挿される止めリングの縦断面図、 (d)は(c)の一部拡大側面図 本発明の拡径工具の一例を示すもので、(a)は、その正面図、(b)は、(a)の前面図、(c)は、(a)の縦断面図、(d1),(d2)〜(f1)、(f2)は、それぞれ着脱交換可能な3種類の拡径部の側面図、前面図 本発明の接続工具の一例を示すもので、(a)は、その上面図、(b)は、その正面図、(c)は、その内部機構を示す縦断面図 (a)、(b)、(c)は、本発明の拡径工具による合成樹脂管の管端部の拡径態様を順に示す説明図 (a)〜(d)は、管端部が拡径された合成樹脂管を管継手に接続する態様を順に示す縦断面図 本発明の管継手の継手本体の別例を示すもので、(a)は、その平面図、(b)は、その正面図、(c)は、その半分断面の部分正面図、(d)は、その外観斜視図 本発明の拡径工具の他例を示すもので、(a)は、その側面図、(b)は、その正面図
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
実施形態1
図1は、本発明の管継手の一例の継手本体を示すもので、(a)は、その上面図、(b)は、その半分断面の正面図、(c)は、その下面図、(d)は、その内挿筒部の拡大AA断面図,(e)は、その内挿筒部の拡大正面図である。
この継手本体5は、合成樹脂管1の非拡径の管の内径D1より大きい外径D3を有し、拡径工具により拡径された管端部1aが外挿される内挿筒部2と、管端部1aの外挿状態を位置決めるガイド部3と、接続完了時の合成樹脂管の余肉を収容する余肉収容部4と、合成樹脂管1を接続しない側の各種部品5a〜5dを備え、これらが一体化され、金属(黄銅またはステンレス鋼が好適であるが、これらに限定されるものではない。)または合成樹脂(ポリフェニレンサルファイド(PPS)に熱可塑性エラストマー(TPE)を添加したものが好適であるが、これに限定されるものではない。)を素材とするものである。
合成樹脂管1は、外力により管端部1aの内外径が強制的に拡径された後に該管端部1aが自然縮径するもので、規格等に基づき、様々な内外径、素材のものがあるが、ここで例示するものは、一般に架橋ポリエチレン管と称され、非拡径状態の外径D5が27.3ミリ、肉厚が4.2ミリ、内径D0が18.9ミリで、素材が架橋ポリエチレンのものである。
合成樹脂管1は、また、後述する拡径工具20(図3)により、管端部1aの軸方向全域の内径を、内挿筒部2の外径D3より大径(最大拡径部分の長さH)となるように拡径するように、拡径工具20による拡径した直後の一定時間は、管端部1aを内挿筒部2に抵抗なく外挿できるように自然縮径するように構成されている。
内挿筒部2は、筒状体であり、その最大外径D3を構成する複数の内挿凸部2aと、この内挿凸部2a間のより小さい外径D2の内挿凹部2bと、合成樹脂管1の非拡径の管の内径D0より所定量大きい内径D1をもつ内挿筒内周部2cとを備えている。
内挿凸部2aの最先端のものは、他のより奥に位置する内挿凸部2aより広幅で、その前端縁に自然縮径しつつある管端部1aをよりスムーズに受け入れるための面取りがされている。内挿凹部2bの外径D2は非拡径の合成樹脂管1の内径D0より大きく、後述するように拡径後自然縮径した管端部1aが最終的には圧接密着するものである。
図1(e)では、管端部1aがガイド部3で位置決めされた状態で、縮径した管端部1aの内周が内挿筒部2の先端の内挿凸部2aの外周に接触するように構成され、この際、この部分の管端部1aの内径D3は、内挿凸部2aの外径D3と一致しているが、より開口側の部分では、まだ、縮径はそれほど進行しておらず、縮径した管端部1aの内径と、開口側の内挿凸部2aの外周との間には隙間がある。
一方、この図1(e)の状態では、拡径後自然縮径した管端部1aの外径D6は、ガイド部3の内径D6と一致しており、このガイド部3により該拡径状態の管端部1aの中心と内挿筒部2の中心を一致させた状態となっている。つまり、図1(e)の状態では、内挿筒部2とガイド部3との双方で、該拡径状態の管端部1aの中心と内挿筒部2の中心を一致させた状態となっており、双方が軸一致で平行状態となっっている。
ガイド部3は、内挿筒部2と同じ基端部分から伸び出して円周を4等分するような部分的な突起として形成され、つまり、管端部1aの先端側外周の周縁となるように配設されたもので、この突起の内面であるガイド内面3aと、その突起の内面の奥端となるガイド奥端3bとを備えている。また、ガイド部3の突起の間は、管端部1aが位置決めされた状態を確認するための位置決め確認凹窓3cとなっている。
ガイド部3の突起の高さH1、つまり、ガイド奥端3bからガイド内面3aの先端部分までの長さH1は、このガイド奥端3bから内挿筒部2の先端最大径部分までの管端挿入長さHの1/3から1/4程度の短寸のものとなっている。なお、ガイド部3の外径をガイド部外径D7とする。
このような構成のガイド部3は、そのガイド内面3aの内径D6に拡径後自然縮径する管端部1aがちょうど対応する外径となった際、その拡径状態の管端部1aの内径は内挿筒部2の外径D3より大きくなっており、しかも短寸であるので、ガイド内面3aに該拡径状態の管端部1aの外径を沿わして、少し差し入れるだけで、管端部1aの端面がガイド奥端3b当接して、管端部1aの外挿状態が位置決めされる構成となっている。
図1(e)は上記位置決め状態から、更に、管端部1aの奥側からより早く縮径が進んで、上述したように、縮径した管端部1aの内周が内挿筒部2の先端の内挿凸部2aの外周に接触するに至った状態を示している。
余肉収容部4は、その内周側が、内挿筒部2の内挿凹部2bと同じ外径D2であって、その外周側が、管端部1aの接続が完了して、管端部1aの外径が内挿筒部2に外挿された状態で最小径まで縮径し、後述するように移動スリーブ6(図2)の端面がガイド部3の端面に接触した場合に、生じる余肉を収容するような内径D4のリング状凹所である。
中間部5aは、合成樹脂管1を接続するための上記、内挿筒部2と、ガイド部3と、余肉収容部4とが一体化された部分を、他の接続対象に接続するために、以下に説明する六角部5b、接続ネジ部5c、本体内周部5dに連結するためのものである。
六角部5bは、この管継手5を接続対象にネジ締め付けするためのスパナを作用させる部分であり、接続ネジ部5cは接続対象の雌ネジ孔にネジ締め込みされるものであり、本体内周部5dは、内挿筒部2の内挿筒内周部2cと同軸で連通している。
本体内周部5dの内径は、内挿筒内周部2cの内径より大きく、内挿筒内周部2cを通過してくる流体の通過の支障とならないようになっている。
継手本体5の、合成樹脂管1を接続しない側で、この合成樹脂管1を接続対象に接続するための、上記中間部5a、六角部5b、接続ネジ部5c、及び、本体内周部5dを総称して本体側接続部5fとする。
図2は、継手本体と組み合わせられて、管継手を構成する移動スリーブを示すもので、(a)は、その半分断面の正面図、(b)は、その側面図、(c)はその移動スリーブに内挿される止めリングの縦断面図、(d)は(c)の一部拡大側面図である。
この移動スリーブ6は、継手本体5の内挿筒部2に外挿された管端部1aを該内挿筒部2との間で挟持すべく、非拡径部分の合成樹脂管1に外挿された位置から該内挿筒部2の外側に配置される位置まで該合成樹脂管1に沿ってスライド移動するもので、全体として筒状のもので、素材は金属、特に、黄銅が好適であるが、この材料に限定されるものではない。
移動スリーブ6の外径D7は、接続時に接触する相手である継手本体5のガイド部3の外径D7と同じである。これは、接続時に特に、これら両者間に特に段差を設ける必要がなく、外観的に外径が揃っている方が良く見えるからであり、必ずしも、両者の外径を同一にすることが必須なものではない。
移動スリーブ6のスリーブ内周部6aの内径D8は、非拡径の合成樹脂管1の外径D5よりわずかに大きく、継手本体5のガイド部3の内径D6より小さく、内挿筒部2の最大外径D3より大きく、また、内挿筒部2に外挿され、最大に縮径した管端部1aの外径より小さくなるように構成されている。
移動スリーブ6の、合成樹脂管1に外挿された状態で拡径された管端部1aに先に接触する側には、傾斜開口部6cが設けられ、管端部1aの拡径開始部分及び拡径部分との圧接が滑らかに生じるようにしている。
移動スリーブ6の、傾斜開口部6cとは反対側の端部から所定距離の内周部分には、リング収容溝6bが設けられ、このリング収容溝6bには、図2(c),(d)に示す
抜け止めリング6eが収容されている。
抜け止めリング6eは、弾性のある合成樹脂製(特に、ポリエチレン(PE)が好適であるが、これに限定されるものではない。)のリング体であって、全体がリング収容溝6bに収容されるものであり、そのリング内周部6gは、移動スリーブ6へ突出するものではない。つまり、リング内周部6gの内径は、スリーブ内周部6aの内径D8以上である。
一方、スリーブ内周部6aには、部分的にスリーブ内周部6aを円とした場合の弦形状の中心方向への張出である抜け止め部6fが設けられている。この抜け止め部6fの見かけ内径(抜け止め部6fを接線とする円の内径)は、スリーブ内周部6aの内径D8より小さいが、その弾性により非拡径の合成樹脂管1の外周に対応して撓んで接触する。
このような構成で、この移動スリーブ6は、非拡径の合成樹脂管1に外挿されると、人の手でスライド移動させることはできるが、手を放しても、自重では、合成樹脂管1対してスライド移動しない、抜け止め効果を発揮する。なお、図1の継手本体5と、この図2の移動スリーブ6とを合わせて、管継手10とする。
図3は、本発明の拡径工具の一例を示すもので、(a)は、その正面図、(b)は、(a)の前面図、(c)は、(a)の縦断面図、(d1),(d2)〜(f1)、(f2)は、それぞれ着脱交換可能な3種類の拡径部の側面図、前面図である。
この拡径工具20は、その基本的構成は、特許文献7に記載のものと同一であり、特許文献7に記載されておらず、この拡径工具20の特徴とし、特許文献7に記載のものと異なる点は、その拡径部分の長さB1〜B3と、拡径部14〜15Bの外径C1〜C3との間に一定の関係がある、という点である。
この拡径工具20は、操作ハンドル11を近接・離間させる操作を繰り返すと、円錐先部を有する拡径芯体13が不可逆的に図3(a)で右方向に段階的に移動し、これにより6分割で構成された拡径部14の外径が順次拡大して、合成樹脂管1の管端部1aを拡径するものである。
レバー12を図5(c)の二点鎖線で示す状態に回動させると、拡径芯体13が内蔵されたスプリングにより、元の位置に戻り、拡径部14の外径も元の外径となる。
ここで、図3(a)〜(c),(d1)、(d2)に記載された拡径工具20によると、その拡径部分長さB1で、拡径部外径C1の拡径部14により、図1、2で示した管継手10に好適に接続されるように合成樹脂管1の管端部1aを拡径することができるのである。
つまり、この拡径部14によれば、拡径部外径C1が、非拡径の合成樹脂管1の内径D0より小さいので、容易にその管端部1aに挿入でき、拡径することによって、管端部1aの外径が継手本体5のガイド部3のガイド内面3aに対応した状態で、内挿筒部2に抵抗なく外挿でき、その管端部1aの端面がガイド奥端3bに接触して、容易に管端部1aの外挿状態を位置決めするようにできる。その詳細は、図6で後述する。
なお、既述の合成樹脂管1と、継手本体5と移動スリーブ6とからなる管継手10と、拡径工具20とを総称して、管接続装置50と称する。また、拡径部14A、14Bはそれぞれ異なる内外径の合成樹脂管に対応したものであり、それぞれ4分割構成となっている。
図4は、本発明の接続工具の一例を示すもので、(a)は、その上面図、(b)は、その正面図、(c)は、その内部機構を示す縦断面図である。
この接続工具30は、特許文献4に記載のものと同一のものであり、図1の継手本体5に図3の拡径工具20で管端部1aが拡径された合成樹脂管1を外挿位置決めした後、継手本体5に対して移動スリーブ6を管端部1aに外挿された状態で押圧移動させて、移動スリーブ6が内挿筒部2の外側に位置し、移動スリーブ6の前端がガイド部3の端面に接触するように移動させるものである。
そのため、接続工具30は、継手本体5の中間部5aの内挿筒部2側端面に当接する本体側二股押圧部21Aと、移動スリーブ6の反管端部1a側端面に当接するスリーブ側二股押圧部21Bとを備え、操作ハンドル22を操作することで、本体側二股押圧部21Aに対して、スリーブ側二股押圧部21Bを双方の平行状態を維持したまま近接移動させることができるようになっている。
また、この接続工具30は、ラチェット機構を内蔵し、上記近接移動を不可逆的に達成するが、ラチェットの解除機構も内蔵しており、近接移動が終了した後には、元の開き状態に戻すことができるものである。
これより、上記の合成樹脂管1を拡径工具20で拡径し、その拡径された管端部1aを継手本体5に外挿し、接続工具30で移動スリーブ6を移動させて、合成樹脂管1を管継手10に接続する態様を、図5、6を用いて説明する。
図5(a)、(b)、(c)は、本発明の拡径工具による合成樹脂管の管端部の拡径態様を順に示す説明図である。これより既に説明した部分については同じ符号を付して、重複説明を省略する。
まず、図5(a)に示すように、非拡径の合成樹脂管1に、移動スリーブ6がその傾斜開口部6c側が管端部1aとなるように外挿され、拡径工具20が用意される。
ついで、図5(b)に示すように、移動スリーブ6が外挿されたまま、非拡径の管端部1aが、拡径工具20の最小径状態の拡径部14に外挿される。
次に、図5(c)に示すように、拡径工具20の操作ハンドル11の操作が繰り返されると、管端部1aは上述した条件を満たす内外径になるように拡径される。ここで、レバー12が二点鎖線で示すような向きに回動されると、不可逆のロックが解除され、拡径部14は最小径状態に戻り、管端部1aが拡径された合成樹脂管1が取り外しでき、図6の管継手10との接続工程ができるようになる。
図6(a)〜(d)は、管端部が拡径された合成樹脂管を管継手に接続する態様を順に示す縦断面図である。
まず、図6(a)に示すように、拡径後自然縮径して管端部1aの外径が、継手本体5のガイド部3のガイド内面3aに対応する径となったら、管端部1aがガイド内面3aに沿った状態で、管端部1aの端面がガイド奥端3bに接触する位置まで、管端部1aが内挿筒部2に外挿される。これで、管端部1aの外挿状態の位置決めが達成される。
この際、図6(a)で解るように、この拡径状態の管端部1aの内周と内挿筒部2の外周との間には隙間があり、内挿筒部2が管端部1a挿入の抵抗となることなく、管端部1aが容易に継手本体5に対して、位置決め外挿され得る。かつ、この間、ガイド部3のガイド内面3aと管端部1aの外周との接触により、管端部1aの中心と、内挿筒部2の中心との一致状態が維持される。
なお、この図6(a)の状態で、更なる自然縮径を待つことなく、図6(c)、(d)に示すように、接続工具30で、移動スリーブ6を継手本体5に移動接触させて、接続を完了することもで、その場合、作業効率が向上する。
ついで、時間が経過すると、図6(b)に示すように、管端部1aの先端は、ガイド部3のガイド内面3aに接触しながら、管端部1aの奥側から縮径することにより、管端部1aの内面が内挿筒部2の先端の内挿凸部2aに接触する状態となる。これで、軸方向に前後する2箇所で、継手本体5と管端部1aとの同心性が確保されることになり、より良い同心状態で、合成樹脂管1が継手本体5に接続される。
ついで、図6(c)に示すように、接続工具30の本体側二股押圧部21Aとスリーブ側二股押圧部21Bとで、継手本体5と移動スリーブ6とが挟み込まれ、接続工具30の操作により、スリーブ側二股押圧部21Bが移動して本体側二股押圧部21Aに近づくようにすると、図6(d)に示すように両者の接続が完了する。
こうして、この管接続装置50によれば、拡径された合成樹脂管1の管端部1aを、抵抗無く管継手10の内挿筒部2に外挿可能で、かつ、その状態で拡径された管端部1aと内挿筒部2との両中心が一致した状態で合成樹脂管の接続ができ、作業効率を向上させることができる。
また、図6(a)、(b)の過程で、拡径された合成樹脂管1の管端部1aが、ガイド部3のガイド内面3aに対応した外径となる状態には、管端部1aの外径がガイド内面3aより少し大きいが、人の手で圧入できる程度の状態から、管端部1aの外径がガイド内面3aより小さいが、ガイド奥端3bの内径D4より大きい状態(管端部1aの外挿基準決めが維持されている)までが含まれる。
その間の自然縮径が進行する一定の時間の間、管端部1aの内径は内挿筒部2の外径D3より大きい状態を維持することができ、管端部1aを内挿筒部2に抵抗なく挿入することができるので、慌てることなく、落ち着いて、管端部1aの継手本体5への外挿をすることができ、作業性が向上する。
また、図6(b)に示すように、管端部1aの内径の奥側が内挿筒部2の最先端の内挿凸部2aに接触した状態で、管端部1aの先端側の外周がガイド部3のガイド内面3aに対して隙間を生じる程度に縮径していても、管端部1aの外挿位置決めは、すでに、ガイド奥端3bへの管端部1aの端面の接触で達成され、拡径された管端部1aと内挿筒部2との同心性は両者の内外面の接触で維持されるので問題はない。
よって、本発明の管接続装置50によれば、管端部1aの拡径後、よりゆとりをもって、かつ、抵抗なく、管端部1aの外挿位置決めができ、加えて、作業性も向上する。
換言すれば、上述した管接続装置50によれば、管継手10は、内挿筒部2の外側に抵抗なく遊挿された拡径直後の管端部1aが自然縮径により内挿筒部2に密接するまでの間において、該拡径状態の管端部1aの中心と内挿筒部2の中心を一致させた状態で移動スリーブ6の移動による挟持を可能とすべく、内挿筒部2の外側に遊挿された拡径状態の管端部1aの先端側外周の周縁に配設され、管端部1aの外挿状態を位置決めるガイド部3を備えたものとなり、それにより上述の効果を発揮する、と言うこともできる。
更に、加えて言えば、本発明の管接続装置50は、拡径後より遅く縮径する管端部1aの先端側をガイド部3で内挿筒部2の抵抗なく外挿位置決めした後は、拡径後より早く縮径する管端部1aの奥側で同心性を持続させながら、作業性よく、移動スリーブ6の移動による合成樹脂管1の管継手10への接続を達成することができ、合成樹脂管1の拡径後の自然縮径の態様を巧みに利用したものである。
実施形態2
図7は、本発明の管継手の継手本体の別例を示すもので、(a)は、その平面図、(b)は、その正面図、(c)は、その半分断面の部分正面図、(d)は、その外観斜視図である。
この継手本体5Aは、図1の継手本体5に比べ、中間部5gを中心として、同一軸中心で対向する方向に、内挿筒部2A、ガイド部3Aが設けられ、合成樹脂管1同士を接続するのに用いられるものである点が異なっている。移動スリーブ6は図2と同じものを使用する。
また、ガイド部3Aが円周を2等分する対向する2箇所に設けられ、ガイド内面3dが平面で構成され、ガイド奥端3eもリブ状のものと、円弧状のものとで構成されている点が異なっている。なお、位置決め確認凹窓3fは、図1の継手本体5のガイド部3の位置決め確認凹窓3cに相当するものである。
しかしながら、この継手本体5Aを備えた管接続装置によれば、上述の管接続装置10の構成と要部において、同一であり、管接続装置10と同様の効果を発揮することが解る。
なお、ガイド内面3dが対向する2か所しかなく、このガイド内面3dに直交する方向への同心性は保証されないが、ガイド奥端3eによる管端部1aの外挿位置決めは達成され、その後、管端部1aの内周と内挿筒部2Aの外周との間で、両者の同心性は確保されるので、その点の問題はない。
図8は、本発明の拡径工具の他例を示すもので、(a)は、その側面図、(b)は、その正面図である。
この拡径工具20Aは、その基本的構成は、特許文献5に記載のものと同一であり、特許文献5に記載されておらず、この拡径工具20Aの特徴とし、特許文献5に記載のものと異なる点は、その拡径部分の長さB4、B5と、拡径部14C、Dの外径C4、C5との間に一定の関係がある、という点である。
この拡径工具20Aは、操作ハンドル11Aを近接させると、リンク機構により、2分割である拡径部14C、Dの各部分間距離が大きくなり、合成樹脂管の管端部を拡径するものであるが、上記、拡径部分の長さB4、B5と、拡径部14C、Dの外径C4、C5との間の関係は、拡径工具20と同じであり、同じ効果を発揮する。
なお、この拡径工具20Aによれば、拡径部14C、Dが2分割であるので、合成樹脂管の対向する一方向にしか拡径できないが、その拡径状態で、合成樹脂管の管端部と拡径部14C、Dを相対的に回動させれば、合成樹脂管の管端部の全周に渡る拡径が可能となる。
また、図7で説明したような対向する2箇所だけのガイド部3Aを持つ継手本体5Aに接続する場合、その方向にだけ、ガイド内面3dに対応するように拡径し、他の部分は、内挿筒部2Aの外径を越える程度に拡径するようにすることもでき、その場合、その分だけ拡径の手間を省くことができる。
なお、本発明の管接続装置は、上記の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせもその権利範囲に含むものである。
例えば、ガイド部の個数は、ここでは、2個と4個の場合を示したが、3個でもよく、5個以上であってもよい。
本発明の管接続装置は、拡径された合成樹脂管の管端部を抵抗無く管継手の内挿筒部に外挿可能で、かつ、その状態で拡径された管端部と内挿筒部との両中心が一致した状態で合成樹脂管の接続ができ、作業効率の向上が要請される管接続に関する産業分野に用いることができる。
1 合成樹脂管
2、2A 内挿筒部
3 ガイド部
4 余肉収容部
5、5A 継手本体
6 移動スリーブ
10 管継手
20、20A 拡径工具
30 接続工具
50 管接続装置

Claims (5)

  1. 外力により管端部の内外径が強制的に拡径された後に該管端部が自然縮径する合成樹脂管と、前記合成樹脂管の管端部の内外径を自然縮径可能に強制的に拡径する拡径工具と、
    前記拡径された合成樹脂管の管端部が接続される管継手とからなる管接続装置であって、
    前記管継手は、前記合成樹脂管の非拡径の管の内径より大きい外径を有し、前記拡径工具により拡径された管端部が外挿される内挿筒部と、前記内挿筒部に外挿された管端部を該内挿筒部との間で挟持すべく、非拡径部分の合成樹脂管に外挿された位置から該内挿筒部の外側に配置される位置まで該合成樹脂管に沿ってスライド移動する移動スリーブとを備え、
    前記拡径工具は、前記管端部の軸方向全域の内径を、前記内挿筒部の外径より大径となるように拡径するように構成され、
    前記合成樹脂管は、前記拡径工具による拡径した直後の一定時間は、該管端部を記内挿筒部に抵抗なく外挿できるように自然縮径するように構成され、
    前記管継手は、前記内挿筒部の外側に抵抗なく遊挿された拡径直後の管端部が自然縮径により該内挿筒部に密接するまでの間において、該拡径状態の管端部の中心と該内挿筒部の中心を一致させた状態で前記移動スリーブの移動による挟持を可能とすべく、前記内挿筒部の外側に遊挿された拡径状態の管端部の先端側外周の周縁に配設され、該管端部の外挿状態を位置決めるガイド部を更に備えることを特徴とする管接続装置。
  2. 管端部がガイド部で位置決めされた状態で、縮径した前記管端部の内周が内挿筒部の外周に接触するように構成された請求項1記載の管接続装置。
  3. 前記ガイド部は、前記内挿筒部の外側に遊挿された拡径状態の管端部の外周に沿って配置されたガイド内面と、前記管端部の端面に当接するガイド奥端とを備え、
    前記拡径状態の管端部の外径を前記ガイド内面に沿わせて差し入れ、前記端部の端面を前記ガイド奥端に当接させることにより、該拡径状態の管端部の中心と該内挿筒部の中心とを一致させるように前記管端部の外挿状態を位置決めすることを特徴とする請求項1又は2に記載の管接続装置。
  4. 外力により管端部の内外径が強制的に拡径された一定時間経過後に該管端部が自然縮径する合成樹脂管が接続される管継手であって、
    前記合成樹脂管の非拡径の管端部の内径より大きいと共に前記拡径した管端部の内径より小さい外径を有し、前記拡径された管端部が外挿される内挿筒部と、
    前記内挿筒部に外挿された管端部を該内挿筒部との間で挟持すべく、非拡径部分の合成樹脂管に外挿された位置から該内挿筒部の外側に配置される位置まで該合成樹脂管に沿ってスライド移動する移動スリーブと、
    前記内挿筒部の外側に抵抗なく遊挿された拡径直後の管端部が自然縮径により該内挿筒部に密接するまでの間において、該拡径状態の管端部の中心と該内挿筒部の中心とを一致させた状態で前記移動スリーブの移動による挟持を可能とすべく、前記内挿筒部の外側に遊挿される拡径状態の管端部の先端側外周の周縁に配設され、該管端部の外挿状態を位置決めするガイド部と、を備えることを特徴とする管継手。
  5. 前記ガイド部は、前記内挿筒部の外側に遊挿される拡径状態の管端部の外周に沿って配置されたガイド内面と、前記管端部の端面に当接するガイド奥端とを備え、
    前記拡径状態の管端部の外径を前記ガイド内面に沿わせて差し入れ、前記端部の端面を前記ガイド奥端に当接させることにより、該拡径状態の管端部の中心と該内挿筒部の中心とを一致させるように前記管端部の外挿状態を位置決めすることを特徴とする請求項4記載の管継手。
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