JP5426679B2 - モジュール式区域照明システム - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
[0001] 本出願は、「An Aircraft LED Washlight System and Method for Controlling Same」という名称の2008年9月24日出願の米国仮出願第61/099713号、及び「An Aircraft LED Washlight System and Method for Controlling Same」という名称の2008年10月15日出願の米国仮出願第61/105506号の利益を主張し、いずれも参照により本明細書に組み込む。
[0002] ウォッシュライトは、一般に間接照明(すなわち、ある区域が、主に他の面から反射された照明源からの光によって照らされる)を介した照明アクセントを提供するために使用される。一般に車両の場合、また本明細書では具体的に航空機の場合、ウォッシュライトを使用して、特にカラー照明が使用される場合に様々な雰囲気を作り出すことができる。
[0003] 発光ダイオード技術は、その進歩により、低電力の照明ソリューションが望ましい場所での理想的な光源となってきており、特に使用可能な電力が限られている航空機内ではその通りである。しかしながら、従来のシステムでは、LED及び同様の特性を有する光源を用いることで可能となる全範囲に及ぶ制御に関してはいくぶん洗練さに欠ける。
[0004] 一定の照明及びムード効果を作り出すための、マルチカラーとしてもよいモジュール及びモジュールグループがLEDバンクを備えるモジュール式照明システムが提供される。モジュール又はモジュールグループは、照明の効率的な制御を可能にするための制御回路を含むという点でインテリジェントである。
[0005] 理想的には、このモジュール式照明システムは、旧システムを最小の中断及び努力で置換又は取り替えできるように、白熱電球又は蛍光電球及び/又は取付け具などの既存の照明構造を利用するように設計されうる。
[0006] インテリジェント照明モジュールグループは、それぞれが複数の離散照明源を備える1つ又は複数の照明モジュールと、電源と、a)照明源の照明レベルを制御する回路、及びb)情報を送受信するためのインターフェースを備えるインテリジェントモジュールグループコントローラとを有する。システムはまた、a)ユーザインターフェースとして働く付帯制御パネル、及びb)モジュールグループコントローラインターフェースに接続されたシステムコントローラインターフェースを備えるシステムコントローラをさらに備える。
[0007] 以下、本発明について、本発明の様々な実施形態を例示する図面を参照しながら説明する。
照明システム構成要素の例示的構成を示すブロック図である。 照明モジュールグループの主要構成要素を示すブロック図である。 異なるレベルの照明を示す階層ツリー図である。 モジュールの領域グループ分けを示すブロック図である。 例示的照明モジュールを示す底面図である。 図2Aに示された照明モジュールの側断面図である。 そのプラグアセンブリを示す例示的照明モジュールを示す図である。 例示的照明モジュールグループを示す図である。 U字型に接続された例示的照明モジュールグループを示す側面図である。 U字型に接続された例示的照明モジュールグループを示す上面図である。 U字型に接続された例示的照明モジュールグループを示す斜視図である。 照明モジュールグループの様々な構成を示すブロック図である。 ACPを使用するシーン変更に関する例示的フローチャートである。 RS485通信バスへのLRUの例示的接続を示すブロック図である。
概要及び構造階層
[0008] モジュール又はモジュールグループがインテリジェント制御を含むモジュール式照明システムが提供される。図1Aは、航空機照明システム10で使用可能なグループ分け階層の例示的組織を提供する。照明システムは、航空機上で使用できる異なるアドレス指定可能照明領域20に細分化できる。例えば、航空機内の領域は、側壁照明、クロスビン照明、主翼上出口照明、天井照明、直接照明などを含むことができる。照明システムの領域細分化により、航空機の広範な区域にわたって照明制御可能となる。
[0009] これらのそれぞれの領域20内に、1つ又は複数の照明モジュールグループ60を提供することができる。これらのモジュールグループ60は、即時組み立て、保守、及び交換を可能にするために、ライン交換可能ユニット(LRU)として形成することができる。例えば、1つのモジュールグループ60は、列10〜15用の主客室クロスビン照明とすることができる。
[0010] 航空機照明システム10は、例えばフライト中(接地中を含む)の乗務員照明制御用並びに保守用の1次ユーザインターフェースとしての乗務員制御パネル(ACP)40を使用できるシステムコントローラ30をさらに備える。
[0011] システムのLEDモジュールは、互いにモジュールグループと相互接続されるように設計される。添付の付録は、モジュールをまとめて、及び既存の航空機構造へと接続するために使用してもよい一括化及び配線の例を提供する。
[0012] 照明モジュールグループ60は、それぞれ、航空機の電力をモジュールグループ80が使用可能な電力に変換する電源70を備え、有害な雑音及び他の信号をフィルタリングするためのフィルタ80を備えることができる。各モジュールグループは、システムコントローラ30からの高水準命令をインテリジェントに処理し、おそらく有用な情報をシステムコントローラ30に返信できるモジュールグループコントローラ90を備える。
[0013] 照明モジュールグループ60は、それぞれがLEDグループ120に編成されうる複数のLED130を備える1つ又は複数の照明モジュール110を備えることができる。個々のLED130は、2つ以上のグループ120に属することができることに留意されたい。例えばLED130は、製造業者に基づいて1つのグループに従って配置でき、その色に基づいて他のグループ内に配置することができる。
[0014] 照明モジュールグループ60が単一の照明モジュール110を備える場合、(電源70、フィルタ80、及びコントローラ90などの)特性は、モジュール110自体に関連付けすることができることに留意されたい。言い換えれば、照明モジュールグループ60及び照明モジュール110は、グループ60内に単一のモジュール110しか存在しない場合、同じものであると解釈することができる。
[0015] 各モジュール110は、次の1つ又は複数を備えるように設計することができる。a)グループ60内のモジュール及びおそらくは他の接続されたスレーブモジュール110’を制御するための制御回路90。b)LEDウォッシュライトを例えばAC115V、400Hz電源から機能できるようにする電源回路70。電源70は、例えばAC115V、400Hzを受け取り、これをDC28V、DC12V、DC5V、又は通常はLED及び電子機器を動作させるために必要なあらゆるDC電圧にも変換することがでる。電源70の設計は、好ましくはスイッチング電源であるが、約75%〜85%効率であり、約7.5Wを受け取り、5.7WをLED、マイクロコントローラ、及び他の電子機器負荷に提供する線形又は他のトポロジーも可能である。c)モジュールへの受電電力をフィルタリングし、問題のある高調波放射、スパイク、又は他の望ましくない電力条件が航空機電力バスに確実に逆導入されないようにするためのフィルタリング回路80。
[0016] モジュール内のLED130は、おそらくはモジュール内の特定LEDグループ分け120内で個別に、又は集合的に(モジュール内のすべてのLED)制御することができる。グループ分け120は、任意の数のLEDを備えるか、又は区域ゾーン、色、LED特性、又は他のスキームに従ってグループ分けすることができる。
[0017] 図1Cは、例示的設計における全体階層構造を示すが、あらゆる実施形態に様々なレベルの階層が存在する必要がないことに留意されたい。図1Dは、いくつかの領域照明構成20に接続されたACP40(本明細書におけるACP40の考察は、関連付けられたシステムコントローラ30への参照も推論することができる)を示す例示的構成である。ACP40は、RS−485ポートなどのポート、又は例えばイーサネット(登録商標)、TCP/IPなどを使用するネットワーキングポートを介して通信することができる。図1Dは、異なる照明構成要素が、照明モジュールグループ60、又は個々の照明モジュール110自体(単一の照明モジュール110を有するモジュールグループ60としても解釈可能)であってよいことを示す。
[0018] 図2Aは、例示的照明モジュール110の底面図である。図からわかるように、個々のLED130 A1.1、130 A1.4をLEDグループに編成することができる(示された2つのLEDはLEDグループ120 A1に属する)。LED130は互いに同一(色又は他の動作特性に関して)とするか、又は異なるようにすることができる。同様に、LEDグループ120は互いに同一(例えば120 A1、120 A2)とすることができ、又は互いに異なる(例えば120 A1、120 B1)とすることができる。LEDは任意の構成で配置することができる。図2Bは、図2Aに示されたモジュール110の側断面図であり、モジュールケース内での回路構成要素の例示的レイアウトを示す。図2Bは、電源70、フィルタ80、及び、PCB上の特定位置に配置されるモジュールグループコントローラ90を示すが、構成要素の実際の位置は工学設計原理に基づいて変更することができる。例えば電源又は他の構成要素は、熱伝達を容易にするためにバックプレートに取り付けて裏返すことができる。
[0019] 図3Aは、電源プラグアセンブリ112と、モジュール110を追加モジュール110と接合するのに使用できる終端コネクタ114とを有するLRUとして構成されたモジュール110を示す。
[0020] 上記のように、複数のモジュール110をモジュールグループ60に、例えば3つのモジュール110をモジュールグループ60にまとめてもよい。図3Bは、グループ60として配置された3つのこうしたモジュール110の集合体を示す。図4A〜図4Cは、モジュール110のモジュールグループ60への他の配置構成を示し、モジュール110はU字型の並列構成に配置されている。
[0021] 図4A〜図4Cは、それぞれが押出し成型ハウジングを有し、プラグを介して相互接続された個々のモジュール110を示す。しかしながら、モジュールグループ60が共通ハウジングを備えること、及び個々のモジュール110をハウジング内のプリント基板として実施し、例えばジャンパー板又は他の形のプラグを介して互いに接合することも可能である。これらの設計機構によって組み立て及び修理が容易となり、ハウジング及び取付けブラケットを備えたモジュール式構成によって極めて容易かつ効率的な設置及び取り外しが可能となる。
[0022] 図5に示すように、モジュールグループ60は、それぞれが外部コントローラに外部的に接続され、互いに独立に制御されたすべてのマスタモジュール(構成1)を備えることができる。あるいは、(構成2)グループは、外部コントローラに直接接続され、これによって制御されるマスタモジュールと、通信を受信し接続されたマスタモジュール110を介して信号を制御するスレーブモジュール110’との任意の組み合わせを備えることができる。
[0023] 構成Aは、各モジュール110が電源70と、フィルタ80と、コントローラ90とを備えるモジュールグループ60を示す。しかしながら、構成Bでは、第1のモジュール110がフィルタのみを備え、第2のモジュール110は電源70及びコントロールを備え、最後の第3のモジュール110は電源70、フィルタ80、又はコントローラ90を備えないことが理解されよう。この例示では、第3のモジュール110は、グループ内の異なるモジュールから電源及びコントロールを受け入れるだけのダミーである。
[0024] モジュールグループ60の場合、ユニット当たり1電源70、又は好ましくはデバイスの両端にユニット当たり2電源70、さらに好ましくは、ウォッシュライト押出し内のフィッティング、又はウォッシュライトの各端部のブラケット区域があってもよい。より多くの電力が必要な場合、照明ユニットをまとめてアセンブリに接続するブラケット区域内へと、電源70が延在することもでき、これによって電源出力性能を増大させることができる。
[0025] LED130は、線形アレイ、交流用LED130、若しくはU字型アレイ、又はそれらの任意の組み合わせのいずれかで、一方又は両方の電源70から供給することができる。これらの構成は、LED130の電源が入った場合、又は一連のLEDが停止した場合わずかに異なって機能する。
[0026] 2つの線形ストリップアレイ方式によって、照明レベルを増分的に及び独立に上げることもでき、これによって各電源70がそれらの動作を交替にし、各電源70が最大よりも低レベルで実行され、又は電源70が冷えるようにある期間オフとすることができるため、デバイスの耐用年数の延長を助長するはずである。特定のLED130への電力は、LEDへの電圧/電流レベルの修正、パルス幅変調などの方式(scheme)などにより制御することができる。
[0027] また、好ましくはブラケット区域内に配置された追加の外部電源70を上述と同様の方法で追加及び制御し、全体の電源出力及びデバイス耐用年限を増大させることもできる。
[0028] 上記のように、モジュール110自体又はモジュールグループ60は、マスタ又はシステムコントローラ30によってまとめて制御することができる。こうしたマスタコントローラ30は、以前に可能であったレベルよりも大幅に高い機能レベルでモジュール110又はモジュールグループ60を動作させることができる。
シーンの利用
[0029] 非常に高水準の制御には、例えば航空機全体に適用できる一定の照明特性を決める様々な「シーン」を定義することが含まれる。これらの高水準シーンの利用により、複雑な照明制御を大幅に簡略化し、システム/メインコントローラ30に接続された乗務員制御パネル(ACP)40を使用して、特定の照明パターンを作成するために、例えば客室乗務員などがいくつかの基本シーンからシーンを選択することができる。
[0030] 例えば、「搭乗/降機」又は「クリーニング/保守」と指定されたシーンは、最大レベルの白色照明(例えば5000ケルビン)を指定し、「昼間飛行中」のシーンは、黄色の構成要素を多く有するより低い色温度(例えば3000ケルビン)の中間レベル照明を指定することができる。「夜間就寝中」のシーンは、かなり薄暗い青色照明を指定することができる。このように、特定の予め設定されたシーンを使用して客室照明を容易に制御することができる。メイン制御デバイスのユーザインターフェースから各色グループに対する特定レベルを操作させるオーバライドを提供することができる。
[0031] コントローラ30自体が、LED130の精密な調整を可能にし、例えば経時的なLED130のエージング、色ずれなどを補償することができる補正アルゴリズムを有してもよい。同様に、補正アルゴリズムは、モジュールグループ60又はモジュール110自体に常駐することができる。
[0032] さらに、1つのシーンから移行する場合、又は色/レベルの設定時であっても、円滑な移行を行うために特定のアルゴリズムを実施することができ、これは必ずしもそれぞれの色の線形調整ではない。したがって、100%輝度から20%輝度の白色から青色へと調整するために、線形調整は、望ましくない赤色構成要素を移行に導入する可能性がある。かように、一実施形態では、移行時の適切な調整に必要な輝度値を含む制御プロセッサ(システムコントローラ30及び/又はグループ/モジュールコントローラ90)によって使用される特定のルックアップテーブル(LUT)を提供することができる。制御は、シーンの作成及び移行の制御のために特別に設計されたソフトウェアアルゴリズムを使用して実行することができる。
電力制御
[0033] さらに、電力使用に所与の制約が与えられた場合、全体の電力消費を何らかの指定限度内に制限する能力を備えた制御回路を(システム30又はグループ/モジュールコントローラ90内に)提供することが望ましい場合があり、この制限は、航空機の状況に応じて変更することができる。これによって、たとえシステムの総電力消費が予め設定された制限を超える可能性があっても、システムの精密な制御が可能である。
[0034] 例えば、照明システムは、その最高輝度構成に全面的に関与している場合、2000Wを消費してもよい。しかしながら、着地及び駐機している場合は2000Wすべてを使用可能であっても、飛行中は1000Wの電力使用制限が課せられる可能性がある。このシナリオにおいて、コントローラは、航空機が飛行中の場合、照明システムには1000Wのみが確実に送達されるようにすることができる。
[0035] これを達成する方法の1つが、マスタコントローラ30に関連付けられた各モジュール110についての電力消費特性のデータベースを有することである。許容値を超える要求が受け取られた場合、マスタコントローラ30は、システムを必要制限値以下に保つように照明レベルを適切に下げることができる。例えば、客室乗務員が不注意で最高照明要件の2000Wを伴うシーン「搭乗/降機」を選択した場合、マスタコントローラはこれが不適切であることを検出し、1000W容量が維持されるようにレベルを50%以下に制限することができる。
[0036] 照明システム10全体、所与のアプリケーションタイプ、LRU、又はデバイスに対して固定又は変動の総電力消費を超えるシーン又はモードが確実にないようにするために、シーン開発者のソフトウェアを提供することができる。このソフトウェアは、ワット数負荷を自動的に規制し、制限値に近づいているか、制限値に到達したか、又は制限値を超えた旨をユーザ又はプログラマなどに通知することができ、いったん制限値に達するとそれ以上デバイスが追加できなくなる。
[0037] 加えて、コントローラ30は、照明アプリケーション、LRU、又はデバイスに対して、ランダム及び/又は特定可能な特性を設定できるようにするための他のオプションを有することができ、結果として、選択されたアプリケーションへの総電力を引き下げることによって、最大電力を超えることがなくなり、優先順位の低いアプリケーションに対する照明出力を自動的に削減する一方で、その他にはより多くの出力を可能にする。
[0038] これは線形であるか、又はより複雑な関係及びアルゴリズム及び各負荷タイプに対する重み付け係数を使用することができる。これは、好ましくはユーザの介入なしに自動的に実行され、ディスプレイ及びメモリテーブルを使用して、電流引き込み、ワット数消費、優先順位設定値などに関するそれぞれのルックアップ値を表示及び格納し、この情報及び最終構成を現場の客室乗務員パネルなどの製造機器に表示することができる。このソフトウェアはマスタコントローラ30又はACP40のLCDディスプレイに格納してもよく、要件に応じた個々の照明負荷に関する情報は、必要に応じて送信(又は事前ロード)し、照明デバイス(モジュールグループ60及び/又はモジュール110)自体に格納することもできる。
[0039] より詳細な航空機照明システム10の概説及び提供は、それぞれが複数のLED130を備える多数のモジュール(モジュール110又はグループ60)を組み込むことができる。このシステム10では、以下の属性を提供することができ、任意のレベル(LED130、LEDグループ120、モジュール110、モジュールグループ60、領域20、及び全体システム10)での照明及びグループ分けを個別にアドレス指定可能であるが、必ずしもその必要はない。
[0040] 有利なことに、照明及びモジュールの「グループ」又は「ゾーン」の階層は、制御しやすいように、及び照明がまとめて機能できるように提供される。システム10は、経時的に変化する動的シーンを提供することができ、これらのシーンは、乗務員制御パネル(ACP)40に関連付けられた制御論理30を介して簡単に制御できる。
[0041] 一実施形態では、照明ユニット(モジュール110又はモジュールグループ60のいずれか)をライン交換可能ユニット(LRU)として、事前構成されたシーン情報がすでに格納済みの状態で工場から出荷することができる。上記のようなシーンの基本セットは、モジュール110又はグループ60内にプログラミングすることができるため、既存のシステムに容易に組み込むことができる。システム10は、シーン開発者が彼ら独自のシーン及びシーン間の移行を設計できるようにするシーン作成ツールを備えることもできる。これは、最大許容電力を確実に超えないようにする助けとなるように、又は電力消費コストを削減する助けとなるように、電力管理ツールと統合することもできる。さらに一実施形態では、同じシーンに対して複数の輝度を指定することもできる。例えば飛行中シーンは、高/中/低/夜間の設定で提供することができる。
[0042] 好ましい実施形態では、何らかのシステムインテリジェンスを、グループ60のコントローラ90のシーン生成ツール内に配置することができる。こうした設計では、コントローラ90内の照明LRU60ファームウェアは単純かつ同一である。システム10は、現場でのLRU60電気的消去可能(E)メモリの更新を禁止するように設計することができる(この設計ガイドの下では、工場に戻されたデバイスは出荷された時点と同じ構成であるものとする)。このシナリオでは、コントローラ通信は最小限に抑えられ、より小さな帯域幅を実現することができる。
[0043] シーンデータの例示的LRU Eメモリレイアウトを以下に示す(この例では、高=0、中=1、低=2、夜間=3)。もちろんこれは、各シーンに対して4つの輝度設定値が提供されることを想定している(したがって、すべてのシーンが実際に、メモリレイアウト内のそれぞれのデータに値する4行を有する)が、この数は変更することができる。
[0044] 未使用のシーン及び/又は輝度の変形は、すべての照明値について単に0を有する(その選択では電源が確実にオフであるようにする)ことができる。すべての列がすべての照明タイプによって使用される訳ではないが、すべての照明ユニットLRU60上に存在する。照明LRU60のタイプは、好ましくは、ユニットが製造センタから出荷されようとしている時点で、最終較正段階中に(較正データと共に)Eメモリに書き込まれる。ユニットの製造番号を提供でき、その後の参照用にその特性を関連付け及び格納することができる。照明LRUファームウェアは、どの値を使用するかを決定するのにそのEメモリ内の照明タイプを使用することができる。
[0045] 以下の表は、シーンテーブルを格納するための例示的配置構成を示す。
Figure 0005426679
[0046] この理念を使用すると、シーンテーブル全体で12シーンについてほぼ708バイトのEメモリを占有することができる。較正データも同様に(以下のサンプルテーブルで示すように)格納してもよい。
Figure 0005426679
[0047] したがって、各輝度グループについて1つのバイアステーブルエントリ(較正オフセット)があってもよい。4つの輝度が示されたこの例では、テーブル全体で4行(48バイトを占有)を有する。必要であれば、あらゆる組み込みシーンが独自のバイアスエントリを有するようにバイアステーブルを拡張することができる。
[0048] 好ましい動作は、LRU60の電源が投入されると、ファームウェアが0番のシーン、高輝度、及び高に関するバイアステーブル値をRAMにロードし、RS−485などの通信リンクを介してACP40との通信を確立しようと試みる。指定された時間間隔内にACP40との通信が確立できない場合、結果として例えばこのデフォルトシーンが起動される可能性がある。これによって、ACP40が故障するか、見つからないか、又は機能しないなどの場合にフェイルセーフモードが提供され、航空機内を点灯させることができる。メモリ要件への影響がほとんどない「フェイルセーフ」として、特別なシーンを提供することができる。シーンの選択又は輝度を変更する旨の有効なコマンドをACP40から受信すると、適切なテーブルエントリをファームウェアによってRAMにロードすることができ、シーン移行が開始される。
[0049] このスキームの下では、ACP40はデフォルトの「用意されたシーン」に関して何も「知っている」必要がない。単に、そのすべての通信(例えばRS−485)ポート上で、輝度レベルY、シーンX番に変更する旨の同報メッセージを、領域20、モジュールグループ60、又はモジュール120レベルの要素に送信するだけである。ACP40では、例えばシーン1=搭乗/降機、2=安全ビデオ、3=滑走/離陸/上昇などのワンタイム相関を実行でき、結果として、ディスプレイ起動により、内部テーブルに格納されたデータに対応させるために正しいシーン番号が送信される。この単純な方式が、基準システムに関するすべての要件を満たす。
プロトコルについての考察
[0050] 先に述べたように、ACP40は「追加設定なしの」システム10に対して何も特別な動作を行う必要がない。単に、現在のシーン番号及び輝度値の同報通信及び(所定間隔での)反復を実行すればよい。特定の照明タイプがそのシーンに関与していない場合、そのテーブルエントリは0となり、それらの照明はオフのままとなる。
[0051] プロトコルは、ビット/バイト、LRUグループ分け又はゾーン、カスタムシーン、及び保守モードが可能なように構成することができる。ビット/バイトシーケンスは、かなり単純化されたアドレスステータスの要求及び回答である。回答が受信されない場合、障害のログ記録/表示などが実行される。グループ分け又はゾーンは、好ましくはACP40から実行される。
[0052] どのグループに属しているかをアドレス指定されたそれぞれのLRU60、110に伝えるためのメカニズム(例えば照明LRU60、110内のRAMに維持される)が提供されうる。これは、各システムの電源投入時、及び変更時に、ACP40によって再送されるはずである(ACP40はゾーンの動的移動が可能であると想定)。ACP40から照明LRU60、110へ送信されたメッセージは、その後、シーン/輝度変更の送信先であるグループ番号を組み込むことができる。そのグループ又はゾーンのメンバーであるように構成されている照明LRU60、110のみが、シーン変更に関する要求に実際に応答する。
[0053] 好ましい実施形態では、最小パケットサイズは6バイトであり、最大パケットサイズは256バイトである。
[0054] ACP40で各シーン変更が開始されると、結果として、各LRU60、110に対して、所定のミリ秒間隔で3回、通知メッセージが同報通信される。ACP40は、例えば所定のミリ秒間、シーン選択をデバウンス(連続ボタン押し)することができる。ACP40は、周期的に所定の間隔で現在のシーン選択を再同報通信することができる。
[0055] ゾーンが採用された場合にすべての照明ユニットを強制的に動作させるために、「すべて」のグループ値を含めることもできる。カスタムシーン部分の場合、新しいシーンを追加するために、照明ユニットを取り外してそれらを工場に戻すことは望ましくないため、ACP40を再度含める必要が生じる。
[0056] 基本的に、カスタムシーンが選択されると、ACP40は照明LRU60、110へカスタム輝度値を送信する旨のメッセージを使用することができる。照明LRU60、110はこれらのコマンドを受信した場合、RAM内にデータを配置し、シーン移行を開始する。カスタムシーンは、それらが製造施設で開発されていない、及び統一するために較正されていない可能性があるため、それらに適用されるいかなるバイアス又は較正も有する必要がない。保守モードも同様に提供することができる。
シーン生成
[0057] PCベースのシーン生成ツールをシステムのブレーンとして使用でき、温度及び輝度の変更のためにいずれかの補償方程式を組み込むことができる。これは、予想値のデータベースと測定値とを容易に比較すること、及び所望の結果を達成するために必要なバイアスを計算することができるため、好ましくは、工場から出荷される際にLRUの較正を実行するための場所である。これを使用して、システムの物理的温度及び電流引き込みを制限することもできる。このツールが生成できるテーブルは、これら要素のすべてを考慮の対象とすることができ、最終的に個々の照明LRU60、110に格納されるものとすることができる。
一般的な客室照明通信プロトコル
[0058] 上記のように、一般的な客室照明システム10は、航空機の内部客室を照明するために使用される。システム10は、照明ユニット(グループ60又はモジュール110)及びACP40という2つのメイン部分を備えることができる。ACP40は、客室乗務員及び保守要員用の、メインインターフェースポイントとして使用してもよい。これにより、ユーザからの入力によって航空機客室内部で様々な客室照明シナリオを実行させることができる。照明ユニット60、110は、選択された照明シナリオで航空機客室を照明するために使用される航空機全体に設置される物理ユニットである。
[0059] 以下の異なる通信機能の説明は、通常動作、アドレス指定動作、ビット/バイト動作、及び起こり得るその他の雑動作(通信の損失、圧縮解除など)という、4つのセクションに分割される。
Figure 0005426679
[0060] ある照明ユニットは、他のウォッシュライトファミリーと同一に動作することに留意されたい。例えば、ウォッシュライトの9250−XXXファミリーは、別の専用DC6V非常用電力線によって電力供給及び制御される追加の白色LEDを除き、仮想上はウォッシュライトの9150ファミリーと同一である。
[0061] 図6は、通常動作を示すフローチャートである。システムはアイドル状態にあり、ACPが始動されるまで待機するS210。いったん活性化されると、照明シーンが活性化されたか否かが判別されS212、活性化された場合はプロセスが続行される。ACPは選択されたシーンに関する照明データベースにアクセスしS214、その後データベースを解析して、各LRUへの輝度及び色のコマンドの伝送を開始するS216。
[0062] 照明LRUはコマンドを受信し、受信した色/輝度への移行を開始するS218。選択されたシーンに関するすべてのメッセージの再同報通信を実行してもよくS220、必要な再同報通信が完了すると、シーン伝送を完了することができるS220。ACP40及び関連付けられたコントローラ30は、例えば各個別のLED130のアドレスへ、きわめて基本的なレベル(明るさレベル、可能であれば色情報)でLRU60、110に情報を渡すことができることに留意されたい。LEDグループ120に情報を送信することもできる。より高いレベルでは、どのシーンを活性化及び提供すべきかに関する情報も同様に送信される。
[0063] グループ60、モジュール110、システムコントローラ30などへの、及びそれらの間の通信は、255までのデバイスを115200bpsのレートで処理することができるRS−485マルチドロップバスを介して行うことができる。例示的なコマンドを以下に示す。
9150−XXX天井、側壁、コーブ、及びダイレクトウォッシュライト(RGB+W)
Figure 0005426679
Figure 0005426679
アドレス指定動作
[0064] 上記のように、各照明ユニットはアドレスを組み込むことができる。このアドレスは、航空機内の照明ユニットの位置を識別する際の助けとなる。旅客設備照明レイアウト(LOPA)を使用して、個人が航空機内の照明の正確な位置を決定することができる。各照明のアドレス指定により、システムは照明の複数ゾーンを処理できるようになり、さらにシステムは不良LRUを特定するための組み込みテスト機器(BITE)のテストを実行できるようになる。
[0065] ACP40及び関連付けられたコントローラ30は、ウォッシュライトのアドレス指定を制御することができる。ACP40は、RS485回線に加えてトークン通信回線を使用して、ウォッシュライトのアドレス指定の助けとなることができる。各ウォッシュライトLRUは、RS485トランシーバ、トークンイン回線、及びトークンアウト回線を有することができる。
[0066] トークン回線を使用して、どのウォッシュライトが現在アドレス指定されているかを識別することができる。ウォッシュライトのトークンイン回線が活性の場合、ウォッシュライトは現在アドレス指定されており、いずれのアドレス入力メッセージもそのデバイス向けである。ウォッシュライトがアドレス入力メッセージを受信すると、ウォッシュライトは、アドレス肯定応答メッセージでアドレスの受信を確認応答することができる。これは、そのデバイスについてのアドレス指定が完了し、次のデバイスに移動する時が来たことを示す。次に、ACP40は、列内の次のウォッシュライトのアドレス指定を可能にするPass Tokenコマンドを送信することによって、トークンを渡すことができる。これが受信されると、現在アドレス指定されているウォッシュライトがそのトークンアウト回線を活性状態に設定するため、結果として次の順番のウォッシュライトがアドレス指定可能となる。これと同時に、以前にアドレス指定されたデバイスはそのトークンアウト回線を非活性状態にし、現在アドレス指定されているユニットのアドレス指定動作を完了する。
[0067] 図7は、このアドレス指定を示す。図7では、そのトークンイン回線が以前にアドレス指定されたLRUによって活性状態(グランドへの引き込み)のため、中央LRUが現在アドレス指定されている。この通信の仕様は以下のとおりである。
制御方法:RS485半二重
RS485トランシーバロード:1/8ロード、最大可能デバイス数=255
ボーレート:115200bps
ボーレート許容差:±185bps
メッセージ周波数:アドレスモードのメッセージはコマンド間に50ミリ秒の休止を有するものとする
トークン回線VIH:ウォッシュライトトークン基準回線に関してDC4.7V(最小値)
トークン回線VIL:ウォッシュライトトークン基準回線に関してDC0.3V(最大値)
Figure 0005426679
Figure 0005426679
Figure 0005426679
ビット/バイト動作
[0068] コントロール30を備えたACP40は、ビット/バイトが開始されるタイミングを制御する。ACPはRS485回線を使用して、ウォッシュライトが依然として活性状態であるか否かを判別するために、システム内の各ウォッシュライトのポーリングの助けとなる。ACPは、各デバイスのポーリングに加えて、各LRU上のLEDをそれぞれオンにするランプ試験メッセージを送信することができるため、目視検査も実行することができる。
Figure 0005426679
Figure 0005426679
その他の動作
[0069] システム10によって、多岐にわたる動作も提供することができる。
チェックサム計算:
[0070] 伝送されたデータの整合性を確保するための助けとしてチェックサム計算が提供される。チェックサム計算は、SOTバイトからチェックサム値の前の最後のバイトまでを含むすべてのバイトの1バイトXORチェックサムとすることができる。チェックサムは0x55のXOR PRESETを有する。チェックサム計算が完了した後、バイトは値のASCII表現に分割される。したがって、値=0xA3の場合、メッセージプロトコル内のチェックサム値は0x41及び0x33となる。以下に、メッセージ上でXsum計算を実行するCコード、及びこれを2進値に変換する方法を示す。
伸張(decompression)信号:
[0071] ウォッシュライトは、直接伸張除信号メッセージを有さない。ACPは伸張信号を受信した場合、すべての照明ユニットに対して単に100%の白色輝度コマンドを送信するのみとする。
通信の損失:
[0072] LRUはACPとの通信を失った場合、コマンドを受け取った最後の状態を維持することができる。
デバイスの較正
[0073] 補正アルゴリズム及びルックアップテーブルを使用して、色の突合せ、白色温度の突合せ、様々な輝度にわたる突合せ、及び様々なLED製造業者の使用について照明デバイスを較正することができる。これは、個々のデバイス、LRU、サブアセンブリ、及び完全なアプリケーションレベルで実行することができる。修正は、照明デバイス、LRU、及び/又は、マスタコントローラを含む他のリモートデバイス内などで実行及び格納することができる。
[0074] 補正アルゴリズム及びルックアップテーブルを使用して、色の突合せ、白色温度の突合せ、様々な輝度にわたる突合せ、及び様々なLED製造業者の使用(製造業者間での差異に対処するため)について、照明デバイスを較正することができる。これは、個々のデバイス(LED130、LEDグループ120)、LRU(モジュール110、モジュールグループ60)、サブアセンブリ(モジュールグループ60、領域照明グループ20)、及び完全なアプリケーション(システム10)レベルで実行することができる。修正は、照明デバイス、LRU60、110、及び/又は、マスタコントローラ30を含む他のリモートデバイス内などで実行及び格納することができる。
[0075] 照明デバイス130は経時的に変更することができ、使用率(電力)及び環境条件に基づいて変更することができるということを理解してきた。例えば、LEDの耐用年限にわたる変化が知られている場合、モジュール110の動作時間を追跡することができ、経時的変化に対する補償及び調整のためにルックアップテーブルを提供することができる。したがって、LEDの明るさが200時間使用後に98%まで低下することが分かった場合、モジュールの時間を追跡し、200時間の時点で、そのモジュールに新しい調整値を適用することができるか、又はLEDグループさらには単一のLEDまでもアドレス指定が可能であることから、所望であれば、単一LEDレベルに至るまで新しい調整値を解決することが可能である。ルックアップテーブル(LUT)を使用することにより、LEDの従来の経時的変化特性を補償することができる。上記のように、これらのテーブルはシステムコントローラ30上のシステムレベル、グループコントローラ90上のモジュールグループ/モジュールレベルで常駐するか、又はこの2つの間で共有することができる。
[0076] 同様に、温度によって変化する特性も、LUT又は何らかの他のデータベースの形で同様に提供することができる。したがってモジュール110は、製造業者からの出荷準備が整った場合、初期較正手順を実行して、正確な色波長又は色度図上のx,y座標を決定してもよく、さらに、製造されたデバイスを出荷する前に、LEDの経年変化又は異なる温度での動作に応じてこれらを修正できる所定のテーブルを提供することができる。
[0077] さらに、LUT又は他のデータベースパラメータは固定するか、又は好ましくは、LEDの新しい特性が習得されると、それに応じてテーブルを調整できるように更新可能とすることができる。このようにして、温度及び耐用年限に基づくモジュール使用の補正調整が提供することができる。
[0078] 一実施形態では、モジュール110又はモジュールグループ60によって生成された色及び輝度の情報を正確に読み取る内部及び/又は外部光学センサを介して、較正をすることができ、調整情報は、このフィードバックに基づいて決定することができる。更新された調整情報は、照明デバイス、LRU60、110、マスタコントローラ30などへ直接又は間接的に提供することができる。
追加の例示的実施形態
[0079] 次に、システムの実施に関する追加の例示的実施形態及び通信について説明する。ACPは客室乗務員及び保守要員用のメインインターフェースポイントであり、ユーザからの入力で航空機客室内の様々な客室照明シナリオを実行すること、及びアドレスを構成すること、及びそのLCDタッチスクリーンインターフェースからのBIT情報を表示することを可能にする。
[0080] この実施形態では、すべての照明LRUはそれらのシーン情報をLRU内でローカルに維持する。ACPは、照明システムに対して、客室クルーによって選択された特定のシーンについてコマンドを発行する責務を負う。照明アセンブリは、RS485を介してACPからメッセージを受信するための機能を有する。照明アセンブリは個別にアドレス指定可能であり、ACPが各照明アセンブリと個別に通信できるようにするか、又は照明アセンブリのグループと通信できるようにする。照明アセンブリは、アセンブリが依然としてシステムと通信しているか否かを検出するために、BITテストを受ける機能も有する。照明システムからのBIT情報は、ACP上で見ることができる。
[0081] この実施形態では、照明LRUは、16の予めプログラミングされたシーン及び16の再プログラミング可能シーンを有する機能を備える。予めプログラミングされたシーンは、変更機能を有していない。再プログラミング可能シーンは、デバイスを作業台で補修する必要なしに、航空機に取り付けた状態でACPによって変更することができる。照明シナリオは静的であり、可変レートでの移行はシーン間で5分を超えない。この実施形態では、物理層要件は以下の通りである。
Figure 0005426679
Figure 0005426679
ACPプロトコル要件
[0082] ACPは照明システムの制御の中心である。プロトコル要件は、本発明の実施形態においてACPが照明システムを正しく動作させるために従うタイミング及び伝送ガイドラインである。
1)ACPで開始された各シーン変更の結果として、照明システムに通知メッセージが同報通信される。このメッセージは3回繰り返され、各メッセージの間隔は50ミリ秒である。
2)ACPは、照明システムに送信される各連続メッセージの間隔が50ミリ秒を確実に下回らないようにする。
3)ACPは、現在のシーン選択を10秒間隔で周期的に再同報通信する。
4)照明LRUからACPへの応答は、すべて50ミリ秒以内に行われる。
5)チェックサム計算は<SOT>バイトを含んで開始され、<ASCII XOR XSUM>バイトまで続行される。
6)未知の<CMD>を伴うメッセージはいずれも廃棄される。
7)特定の<CMD>に関して不正又は未使用の値を含むフィールドを伴うメッセージは、いずれも廃棄されるものとする。
8)LRUがその活性状態のInput Token信号を有する場合、アドレス割り当てメッセージのほかにすべてのメッセージが廃棄されるものとする。
[0083] この実施形態における各照明LRUは、個々の固有アドレスを組み込む。このアドレスは、航空機内の照明LRUの場所を識別する際の助けとなる。照明LOPAを使用して、個人が航空機内の照明の正確な位置を決定することができる。シーン選択メッセージにより、ACPは、特定のLRU、照明ゾーン、又は航空機全体について照明シーンを選択することができる。シーン選択メッセージにより、ACPは、予めロードされた航空機照明シーン又は顧客特有の照明シーンのいずれかを選択することができる。
シーン選択
仕様
ソースデバイス:ACP
宛先デバイス:照明LRU
1)照明アセンブリは、プログラミングされていないシーンを選択するいかなるシーン選択メッセージも無視する。
2)システムの電源が投入されると、各LRUはシーン選択メッセージを受信するまで30秒待機しなければならない。この期間に何も受信しない場合、LRUは自動的に100%白色光へと移行する。
3)シーン選択メッセージを受信すると、進行中の可能性のあるいかなるビット/バイトモードも取消/終了しなければならない。
4)照明アセンブリは、シーンをダウンロードしている間、又はアドレス指定が実行されている間は、このメッセージを無視するものとする。
Figure 0005426679
CMD設定記述
<SOT>=0x01−伝送文字の開始
<EOT>=0x04−伝送文字の終了
<DEST MODE>=[0x30−0x32]−宛先モード選択バイト
0x30=同報通信メッセージ
0x31=グループ/ゾーンメッセージ
0x32=アドレスメッセージ
<DEST>=[0x20−0xFF]−宛先アドレス
<DEST MODE>=0x30:
<DEST>=[0x30]−無関係
<DEST MODE>=0x31:
<DEST>=[0x31−0xFF]−ゾーン選択
<DEST MODE>=0x32:
<DEST>=[0x21−0xFF]0x20オフセット+アドレス、最大可能LRU数=222
<CMD>=0x20
<DATA>=2バイト<SCENE><INTENSITY>
<SCENE>=シーン選択バイト。LRUに格納されたシーン情報を示す。ACPはこのバイトの最初のニブルを変更することによって、標準の航空機シーン又は顧客特有のシーンのいずれかを選択することができる。
標準シーン:0x30オフセット+4ビットシーン数。最大16シーン。
顧客特有シーン:0xC0オフセット+4ビットシーン数。最大16シーン。
<INTENSITY>[0x31−0x34]−選択されたシーンに関する相対的な輝度設定を示す。
0x31=高
0x32=中
0x33=低
0x34=夜間
アドレス指定動作
[0084] ACPはウォッシュライトのアドレス指定を制御する。ACPは、ウォッシュライトのアドレス指定の助けとするために、RS485回線に加えてトークン回線を使用することができる。この実施形態では、各ウォッシュライトLRUがRS485トランシーバ、トークンイン回線、及びトークンアウト回線を有する。
[0085] トークン回線は、現在どのウォッシュライトがアドレス指定されているかを識別するために使用される。ウォッシュライトのトークンイン回線が活性状態である場合、そのウォッシュライトは現在アドレス指定されており、いずれのアドレス割り当てメッセージもそのLRU向けのみである。ウォッシュライトがアドレス入力メッセージを受信すると、アドレス応答メッセージでアドレスの受信を確認応答する。これは、そのLRUについてのアドレス指定が完了し、次のLRUへ移動する時が来たことを示す。
[0086] 次に、ACPは、列内の次のウォッシュライトのアドレス指定を可能にするPass Tokenコマンドを送信することによって、トークンを渡すことができる。これが受信されると、現在アドレス指定されているウォッシュライトがそのトークンアウト回線を活性状態に設定するため、結果として次の順番のウォッシュライトがアドレス指定可能となる。これと同時に、以前にアドレス指定されたLRUはそのトークンアウト回線を非活性状態にし、現在アドレス指定されているLRUのアドレス指定動作を完了する。
プロトコル−アドレス割り当てメッセージ
仕様
ソースデバイス:ACP
宛先デバイス:照明LRU
1)アドレス指定メッセージは、トークンイン回線が活性状態の照明アセンブリによってのみ処理される。
2)ACPは、第1のアドレス割り当てメッセージの送信を開始する前に、そのトークンアウト回線を活性状態にアサートする。
3)照明アセンブリは、航空機に搭載されたLRUが交換された場合は常に再割り当てされる。
4)トークン回線は、これらの信号がトークン基準回線(GND)の電位を有する場合、活性状態であるとみなされる。
Figure 0005426679
CMD設定記述
<SOT> =[0x01]−伝送文字の開始
<EOT> =[0x04]−伝送文字の終了
アドレス割り当てメッセージ:
<DEST MODE> =[0x30]−宛先モード選択バイト
0x30=同報通信メッセージ
<DEST> =[0x30]−宛先アドレス
<DEST MODE>=0x30:
<DEST>=[0x30]−無関係
<CMD> =[0x10]−このコマンドはウォッシュライトアドレスを設定する。
<DATA> =<Address><Group/Zone>
<Address>=[0x21−0xFF]0x20オフセット+アドレス、最大可能LRU数=222
<Group/Zone>=[0x30−0xFF]−グループ/ゾーン割り当て
プロトコル−アドレス応答メッセージ
仕様
ソースデバイス:アドレス指定済み照明LRU
宛先デバイス:ACP
1)ACPは、アドレス割り当てメッセージの送信後、50ミリ秒以内にアドレス応答メッセージを受信しない場合、「アドレス指定モード」を終了するものとする。
2)ACPは、正しい照明タイプが対象となるアドレスにあることを確認するために、アドレス応答メッセージで戻された情報と、その内部データベースとを比較するものとする。これにより、製造番号、ハードウェアバージョン番号、及びファームウェアバージョン番号を検証することもできる。戻された情報にいずれかの不一致があれば、ACPのアドレス指定モードを停止し、オペレータにその問題を警告するものとする。
Figure 0005426679
CMD設定記述
<ACK SOT> =[0x06]−伝送文字の開始
<EOT> =[0x04]−伝送文字の終了
アドレス応答メッセージ:
<CMD> =[0x1F]−このコマンドはウォッシュライトからの確認応答メッセージである。
<DATA>=<Address><Device ID><Serial #><Hardware Rev><Firmware Rev>
<Address>=[0x21−0xFF]−新しく割り当てられたLRUのアドレス
0x20オフセット+アドレス値、最大可能LRU数=222
<Device ID>=[0x41−0x43]−LRUタイプ
[0x41]=9100直接照明(W+A)
[0x42]=9150クロスビンウォッシュライト(W+A)
[0x42]=9150COSウォッシュライト(W+A)
[0x43]=9200天井ウォッシュライト(RGB+W)
[0x43]=9200側壁ウォッシュライト(RGB+W)
[0x43]=9200コーブウォッシュライト(RGB+W)
[0x43]=9250主翼上出口ウォッシュライト(RGB+WW)
<Serial #>=LRU製造番号を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
<Hardware Rev>=LRUハードウェア改訂を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
<Firmware Rev>=LRUファームウェア改訂番号を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
プロトコル−Pass Tokenコマンド
仕様
ソースデバイス:ACP
宛先デバイス:照明LRU
<Addressing Complete>=最後のウォッシュライトがアドレス指定されている場合、0x31
Figure 0005426679
CMD設定記述
<SOT> =[0x01]−伝送文字の開始
<EOT> =[0x04]−伝送文字の終了
Pass Tokenコマンド:
<DEST MODE> =[0x32]−宛先モード選択バイト
0x32=アドレスメッセージ
<DEST> =[0x20−0xFF]−宛先アドレス
<DEST MODE>=0x32:
<DEST>=[0x21−0xFF]0x20オフセット+アドレス、最大可能LRU数=222
<CMD> =[0x11]−このコマンドは、ウォッシュライトにトークンを渡すように伝える。
<DATA> =<Addressing Complete>
<Addressing Complete>=そのアドレス指定が完了したことを示す1バイト
[0x30]=アドレス指定は完了していない
[0x31]=アドレス指定は完了した
メッセージフォーマット例
Figure 0005426679
ビット/バイト動作
[0087] ACPは、ビット/バイトが開始されるタイミングを制御することができる。ACPは例えばRS485回線を使用して、ウォッシュライトが依然として活性状態であるか否かを判別するために、システム内の各ウォッシュライトをポーリングすることができる。これにより、各LRUのポーリングに加えて、ウォッシュライトがビット要求を受信した場合、照明の輝度及びカラーが、目視ランプ試験機能を提供する特定レベルに設定される。すべてのビット/バイト要求が処理され、50ミリ秒以内に照明LRUから肯定応答を受け取る。
プロトコル−ビット/バイト要求メッセージ
仕様
ソースデバイス:ACP
宛先デバイス:照明LRU
1)シーン選択メッセージの受信により、進行中の可能性があるいずれのビット/バイトモードも取消/終了される。
2)照明アセンブリは、シーンをダウンロードしている間、又はアドレス指定が実行されている間は、ビット/バイトメッセージを無視する。
3)ACPは、現在ポーリングされている照明LRUの宛先アドレスに対して<DEST MODE>=0x32及び<DEST>を設定することによって、各LRUをポーリングする。
Figure 0005426679
CMD設定記述
<SOT>=0x01−伝送文字の開始
<EOT>=0x04−伝送文字の終了
<DEST MODE>=[0x30−0x32]−宛先モード選択バイト
0x30=同報通信メッセージ
0x31=グループ/ゾーンメッセージ
0x32=アドレスメッセージ
<DEST>=[0x30−0xFF]−宛先アドレス
<DEST MODE>=0x30:
<DEST>=[0x30]−無関係
<DEST MODE>=0x31:
<DEST>=[0x31−0xFF]−ゾーン選択
<DEST MODE>=0x32:
<DEST>=[0x21−0xFF]0x20オフセット+アドレス値、最大可能LRU数=222
<CMD>=0x30
プロトコル−ビット/バイト肯定応答メッセージ
仕様
ソースデバイス:アドレス指定済み照明LRU
宛先デバイス:ACP
1)<DEST MODE>=ビット/バイト要求の0x32の場合、LRUは、要求の<DEST>が照明アセンブリのアドレスと一致すると、ビット/バイト要求メッセージを受信するとすぐにビット/バイトACK応答メッセージで応答する。
2)ACPは、50ミリ秒のビット/バイト要求メッセージ送信の間に、ビット/バイト肯定応答メッセージを受信するものとする。
3)<DEST MODE>=ビット/バイト要求メッセージの0x30の場合、照明アセンブリはそれぞれ、50ミリ秒間隔の遅延後、ビット/バイトACK応答メッセージで応答する。LRUアドレスは、各LRUがそのビット/バイトACK応答メッセージの伝送まで待機する時間長さを決定するためのシード値として使用することができることに留意されたい。
4)<DEST MODE>=ビット/バイト要求メッセージの0x31の場合、照明アセンブリはそれぞれ、50ミリ秒間隔の遅延後、ビット/バイトACK応答メッセージで応答する。LRUアドレスは、各LRUがそのビット/バイトACK応答メッセージの伝送まで待機する時間長さを決定するためのシード値として使用することができることに留意されたい。
5)ACPは、照明アセンブリ内の情報が正しいことを確認するために、ビット/バイト肯定応答メッセージで戻された情報と、その内部データベースとを比較するものとする。戻された情報にいずれかの不一致があれば、オペレータにその問題を警告するものとする。
Figure 0005426679
CMD設定記述
<ACK SOT> =[0x06]−ACK応答メッセージの伝送文字の開始
<EOT> =[0x04]−伝送文字の終了
アドレス応答メッセージ:
<CMD>=[0x3F]−このコマンドはウォッシュライトからの確認応答メッセージである。
<DATA>=<Address><Device ID><Serial #><Hardware Rev><Firmware Rev>
<B Scene Rev><User Scene Rev><Cal Flag>
<Address>=[0x21−0xFF]−新しく割り当てられたLRUのアドレス
0x20オフセット+アドレス値、最大可能LRU数=222
<Device ID>=[0x41−0x43]−LRUタイプ
[0x41]=9100直接照明(W+A)
[0x42]=9150クロスビンウォッシュライト(W+A)
[0x42]=9150COSウォッシュライト(W+A)
[0x43]=9200天井ウォッシュライト(RGB+W)
[0x43]=9200側壁ウォッシュライト(RGB+W)
[0x43]=9200コーブウォッシュライト(RGB+W)
[0x43]=9250主翼上出口ウォッシュライト(RGB+WW)
<Serial #>=LRU製造番号を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
<Hardware Rev>=LRUハードウェア改訂を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
<Firmware Rev>=LRUファームウェア改訂番号を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
<B Scene Rev>=LRU航空機シーンP/N及び改訂番号を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
<User Scene Rev>=LRUユーザシーンP/N及び改訂番号を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
<Cal Flag>=そのウォッシュライトが較正されたことを示す1バイト
0x30=ウォッシュライトは較正されない
0x31=ウォッシュライトは較正される
シーンダウンロード動作
[0088] シーンダウンロード動作は、照明LRU上にローカルに格納されたシーンを更新するために使用される。ACPはスクリーンダウンロード動作が開始されるタイミングを制御する。ACPはRS485回線を使用して、システム内の各ウォッシュライトにシーン情報を格納する際の助けとする。ACPは第1に、シーンダウンロード要求メッセージをシステム内のすべてのウォッシュライトに送信する。これによって、保護されたEEPROMスペースを変更できるようにウォッシュライトに指示する。次にACPは、各シーンに関するシーンコンテンツメッセージを伝送することができる。シーンコンテンツメッセージは、一度に1シーンのシーン情報を含む。
[0089] すべての新しいシーンが伝送されると、ACPはシーン照会要求メッセージで各ウォッシュライトをポーリングすることができる。シーン照会メッセージは、すべてのシーンを受信したか否かをウォッシュライトに尋ねることができる。ウォッシュライトはすべての情報を受信した/受信していない旨をACPに通知するシーン照会応答メッセージで回答する。ウォッシュライトが情報を受信した場合、すべてのシーン情報を不揮発性EEPROMにコミットするものとする。ウォッシュライトがすべての情報を受信していない旨の応答をした場合、ACPはすべてのウォッシュライトにシーンコンテンツメッセージを再送し、ウォッシュライトへの再照会を再開するものとする。
[0090] すべてのシーン照会要求メッセージは、50ミリ秒以内に照明LRUによって処理及び確認応答されるものとする。
プロトコル−シーンダウンロード要求
仕様
ソースデバイス:ACP
宛先デバイス:照明LRU
1)照明アセンブリは、シーンをダウンロードしている間、又はアドレス指定が実行されている間は、ビット/バイトメッセージを無視するものとする。
2)すべての他のダウンロードコマンドは、シーンダウンロード要求が伝送されない限り、無視されるものとする。
3)シーンダウンロード要求は、同報通信メッセージとすることができる。あらゆる照明LRUはこのメッセージを受信する。
Figure 0005426679
CMD設定記述
<SOT> =[0x01]−伝送文字の開始
<EOT> =[0x04]−伝送文字の終了
<DEST MODE> =[0x30]−宛先モード選択バイト
0x30=同報通信メッセージ
<DEST> =[0x30]−宛先アドレス
<DEST MODE>=0x30:
<DEST>=[0x30]−無関係
<CMD> =0x50
<DATA> =<User Scene Rev><Total Scenes Num><Empty>
<User Scene Rev>=LRUユーザシーンP/N及び改訂番号を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
<Total Scenes Num>=[0x31−0x40]−1(0x31)から16(0x40)までの更新される合計シーン数。
<Empty>=0x30
プロトコル−シーンコンテンツメッセージ
仕様
ソースデバイス:ACP
宛先デバイス:照明LRU
シーンコンテンツメッセージは、同報通信メッセージとすることができる。あらゆる照明LRUはこのメッセージを受信するものとする。
Figure 0005426679
CMD設定記述
<SOT> =[0x01]−伝送文字の開始
<EOT> =[0x04]−伝送文字の終了
<DEST MODE> =[0x30]−宛先モード選択バイト
0x30=同報通信メッセージ
<DEST> =[0x30]−宛先アドレス
<DEST MODE>=0x30:
<DEST>=[0x30]−無関係
<CMD> =0x51
<DATA> =S1,R1,R2,G1,G2,B1,B2,W1,W2,E1,E2,A1,A2,T1,T2
S1=[0x31−45]−シーン選択バイト。シーン情報が格納されたLRU、0x30オフセット+4ビットシーン番号を示す。最大16シーン。
Rx−赤色輝度値は12ビット幅であり、R1及びR2の2バイトに分割される
R1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(RED)
R2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(RED)
Gx−緑色輝度値は12ビット幅であり、G1及びG2の2バイトに分割される
G1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(GREEN)
G2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(GREEN)
Bx=青色輝度値は12ビット幅であり、B1及びB2の2バイトに分割される
B1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(BLUE)
B2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(BLUE)
Wx=白色輝度値(RGB+Wウォッシュライト)は12ビット幅であり、W1及びW2の2バイトに分割される
W1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(WHITE)
W2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(WHITE)
Ex=白色輝度値(W+Aウォッシュライト)は12ビット幅であり、E1及びE2の2バイトに分割される
E1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(WHITE)
E2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(WHITE)
Ax=琥珀色輝度値は12ビット幅であり、A1及びA2の2バイトに分割される
A1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(AMBER)
A2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(AMBER)
Tx−シーン移行時間は、シーンが移行される秒数を表す。これは12ビット幅値であり、T1及びT2の2バイトに分割される
T1=0x40オフセット+12ビットの最上位6
T2=0x40オフセット+12ビットの最下位6
プロトコル−シーン照会要求
仕様
ソースデバイス:ACP
宛先デバイス:照明LRU
1)シーン照会要求メッセージを受信した後、照明アセンブリは通常の動作を再開することができる。
2)ACPは、現在ポーリングされている照明LRUの宛先アドレスに対して<DEST MODE>=0x32及び<DEST>を設定することによって、各LRUをポーリングすることができる。
3)各照明LRUが照会されるものとする。
Figure 0005426679
CMD設定記述
<SOT> =0x01−伝送文字の開始
<EOT> =0x04−伝送文字の終了
<DEST MODE> =[0x32]−宛先モード選択バイト
0x32=アドレスメッセージ
<DEST> =宛先アドレス
<DEST>=[0x21−0xFF]0x20オフセット+アドレス、最大可能LRU数=222
<CMD>=0x52
プロトコル−シーン照会応答
仕様
ソースデバイス:アドレス指定済み照明LRU
宛先デバイス:ACP
1)ACPは、50ミリ秒のシーン照会要求メッセージ送信の間に、シーン照会応答メッセージを受信するものとする。
2)照明LRUがシーン照会要求に応答しない場合、ACPはこの問題をオペレータに警告するものとする。
3)ACPは、照明アセンブリ内に正しい情報が格納されていることを確認するために、シーン照会応答メッセージで戻された情報をその内部データベースと比較するものとする。戻された情報にいずれかの不一致があれば、オペレータにその問題を警告するものとする。
Figure 0005426679
CMD設定記述
<ACK SOT> =[0x06]−肯定応答メッセージの伝送文字の開始
<EOT> =[0x04]−伝送文字の終了
シーン照会応答メッセージ:
<CMD>=[0x5F]−このコマンドはウォッシュライトからの肯定応答メッセージである。
<DATA>=<Address><B Scene Rev><User Scene Rev>
<Address>=[0x21−0xFF]−照会されたウォッシュライトのアドレス
0x20オフセット+アドレス値、最大可能LRU数=222
<B Scene Rev>=LRU航空機シーンP/N及び改訂番号を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
<User Scene Rev>=LRUユーザシーンP/N及び改訂番号を示す20ASCIIバイト(LRU不揮発性メモリ内に格納)
シーン構成データベース
[0091] シーン構成データベースは、カスタム照明シーンに関する情報を格納するファイルである。このデータベースは客室照明設計者プログラムを使用して外部で生成することができる。データベースは、例えばASCII復帰改行によって分離される16のシーンコンテンツメッセージを備える。
データベースファイルフォーマット:
<SOT><SCENE1><CR><LF><SCENE2><CR><LF><SCENE3><CR><LF><SCENE4><CR><LF>
<SCENE5><CR><LF><SCENE6><CR><LF><SCENE7><CR><LF><SCENE8><CR><LF>
<SCENE9><CR><LF><SCENE10><CR><LF><SCENE11><CR><LF><SCENE12><CR><LF>
<SCENE13><CR><LF><SCENE14><CR><LF><SCENE15><CR><LF><SCENE16><CR><LF>
<XSUM>
Figure 0005426679
Figure 0005426679
CMD設定記述
<SOT> =0x01−伝送文字の開始
<EOT> =0x04−伝送文字の終了
<DEST MODE> =[0x30]−宛先モード選択バイト
0x30=同報通信メッセージ
<DEST> =[0x30]−宛先アドレス
<DEST MODE>=0x30:
<DEST>=[0x30]−無関係
<CMD> =0x51
<DATA> =S1,R1,R2,G1,G2,B1,B2,W1,W2,E1,E2,A1,A2,T1,T2
S1=[0x30−3F]−シーン選択バイト。シーン情報が格納されたLRU、0x30オフセット+4ビットシーン番号を示す。最大16シーン。
Rx−赤色輝度値は12ビット幅であり、R1及びR2の2バイトに分割される
R1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(RED)
R2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(RED)
Gx−緑色輝度値は12ビット幅であり、G1及びG2の2バイトに分割される
G1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(GREEN)
G2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(GREEN)
Bx=青色輝度値は12ビット幅であり、B1及びB2の2バイトに分割される
B1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(BLUE)
B2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(BLUE)
Wx=白色輝度値(RGB+Wウォッシュライト)は12ビット幅であり、W1及びW2の2バイトに分割される
W1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(WHITE)
W2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(WHITE)
Ex=白色輝度値(W+Aウォッシュライト)は12ビット幅であり、E1及びE2の2バイトに分割される
E1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(WHITE)
E2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(WHITE)
Ax=琥珀色輝度値は12ビット幅であり、A1及びA2の2バイトに分割される
A1=0x40オフセット+12ビットの最上位6(AMBER)
A2=0x40オフセット+12ビットの最下位6(AMBER)
Tx−シーン移行時間は、シーンが移行される秒数を表す。これは12ビット幅値であり、T1及びT2の2バイトに分割される
T1=0x40オフセット+12ビットの最上位6
T2=0x40オフセット+12ビットの最下位6
照明LOPA構成データベース
[0092] 照明LOPA構成データベースは、航空機上に正確な照明レイアウトを構成する際の助けとなる。これには、各照明LRU、ステーション位置、及びファームウェア/ハードウェア及びデータベース改訂情報に関する記述を含むことができる。データベースファイルフォーマットは、ASCII復帰改行によって分離される複数のデバイスタイプ()を備えることができる。ACPは、ファイルの終わりのXSUM計算でデータベースの妥当性を検査することができる。
データベースファイルフォーマット:
<SOT><DEVICE1><CR><LF><DEVICE2><CR><LF><DEVICE3><CR><LF><DEVICE4><CR><LF>
<DEVICE5><CR><LF><DEVICE6><CR><LF><DEVICE7><CR><LF>...<DEVICEX><CR><LF>
<XSUM>
<SOT>=0x01
<CR>=ASCII復帰
<LF>=ASCII改行
<XSUM>=2バイトのXOR XSUM。XSUMは通信プロトコルと同一である
<DEVICEX>=<Device Type><Device Address><Comm Port><STA LOC><Device Description>
Figure 0005426679
システムの電源投入
[0093] システムの電源が投入されると、各LRUはシーン選択メッセージを受信するために30秒待機することができる。この期間に何も受信しない場合、LRUは自動的に100%白色光又は何らかの他のデフォルト設定へと移行するものとする。
[0094] これまでは航空機内の照明としての使用に関して説明してきたが、本発明はこれに限定されず、他の応用範囲にも適用することができる。「航空機」という用語は、本明細書で使用される場合、任意の乗用車又は任意の照明区域の代用として理解されるものとする。同様に、LED又は発光ダイオードという用語は、上述と同様の方法で制御可能な任意の照明ソースの代用として理解されるものとする。
[0095] このシステムは、任意の汎用コンピュータ上に実施してもよく、構成要素は専用アプリケーションとして、又はウェブベースアーキテクチャを含むクライアントサーバアーキテクチャ内で実施してもよい。いずれのコンピュータも、プロセッサ、プログラムデータの格納及び実行用のメモリ、ディスクドライブなどの永久ストレージ、外部デバイスとの通信を処理するための通信ポート、及び、ディスプレイ、キーボード、マウスなどを含むユーザインターフェースデバイスを備えることができる。ソフトウェアモジュールが含まれる場合、これらのソフトウェアモジュールは、テープ、CD−ROMなどの媒体上にプロセッサ上で実行可能なプログラム命令として格納してもよく、この媒体は、コンピュータによる読み取り、メモリ内への格納、及びプロセッサによる実行が可能である。
[0096] 本発明の原理についての理解を深めるために、これまでは図面に示された好ましい実施形態を参照し、これらの実施形態を説明するために特定の言語を使用してきた。しかしながら、本発明の範囲はこの特定の言語によるいかなる制限も意図されておらず、本発明は、当業者であれば通常思い付くであろうすべての実施形態を包含するものと解釈されるべきである。
[0097] 本発明は、機能ブロック構成要素及び様々な処理ステップに関して説明することができる。こうした機能ブロックは、指定された機能を実行するように構成された任意の数のハードウェア及び/又はソフトウェア構成要素により実現してもよい。例えば本発明は、1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は他の制御デバイスの制御の下で様々な機能が実行できる例えばメモリ要素、処理要素、論理要素、ルックアップテーブルなどの、様々な集積回路構成要素を使用することができる。同様に、本発明の要素がソフトウェアプログラミング又はソフトウェア要素を使用して実施される場合、本発明は、データ構造、オブジェクト、プロセス、ルーチン、又は他のプログラミング要素の任意の組み合わせで実施される様々なアルゴリズムを備えた、C、C++、Java(登録商標)、アセンブラなどの任意のプログラミング又はスクリプト言語で実施してもよい。さらに本発明は、電子構成、信号処理及び/又は制御、データ処理などに関する任意の数の従来の技術を使用することができる。ワードメカニズムは幅広く使用され、機械的又は物理的実施形態に限定されるものではなく、プロセッサなどと連動するソフトウェアルーチンを含むことができる。
[0098] 本明細書明示及び説明された特定の実施形態は、本発明を例示するものであり、いかなる方法においても本発明の範囲を他の形で限定することは意図されていない。簡潔にするために、従来のエレクトロニクス、制御システム、ソフトウェア開発、及びシステムの他の機能上の態様(及びシステムの個々の作動構成要素の構成要素)については、詳細に説明されていない場合がある。さらに、提示された様々な図面に示された接続線又はコネクタは、様々な要素間の例示的な機能関係、及び/又は物理又は論理結合を表すことが意図されている。多くの代替又は追加の機能関係、物理接続、又は論理接続が、実際のデバイス内に存在してもいいことに留意されたい。さらに、要素が具体的に「不可欠」又は「重要」であると説明されていない限り、本発明の実施に不可欠なアイテム又は構成要素は存在しない。
[0099] 本発明の説明との関連において(特に、以下の特許請求の範囲との関連において)、「a」、「an」、「the」、及び類似の指示物は、単数及び複数の両方をカバーするものと解釈される。さらに、本明細書における値の範囲の記載は、本明細書にその他の形で示されていない限り、単に、その範囲内にあるそれぞれ別の値を個別に参照する省略方法としての役割を果たすものと意図され、それぞれ別の値は、あたかも本明細書で個別に記載されているかのように明細書に組み込まれる。最後に、本明細書で説明されるすべての方法のステップは、本明細書に別の形で示されていない限り、又は文脈によって明らかに矛盾していない限り、任意の好適な順序で実行することができる。
[00100] 当業者であれば、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、多くの修正及び適合が容易に明らかとなろう。
10 航空機照明システム
20 領域照明
30 航空機照明システムコントローラ
40 乗務員制御パネル(ACP)
60 インテリジェント照明モジュールグループ
70 電源
80 フィルタ
90 モジュールグループコントローラ
110 モジュール(マスタモジュール)
110’ スレーブモジュール
112 電源プラグアセンブリ
114 終端コネクタ
120 LEDグループ
130 LED/照明光源要素

Claims (14)

  1. それぞれが照明源を有する複数の照明モジュールを備えるモジュール式区域照明システムであって、
    インテリジェント照明モジュールグループを備え、
    前記インテリジェント照明モジュールグループは、それぞれが複数の離散照明源を有する複数の照明モジュールと、電源と、a)前記照明源の照明レベルを制御する回路及びb)情報を受信するためのインターフェースを有するインテリジェントモジュールグループコントローラと、を備え、
    前記照明モジュールのうちの少なくとも1つが、マスタモジュールであり、前記照明モジュールのうちの少なくとも1つが、前記マスタモジュールから電力を受け取るスレーブモジュールである
    ステム。
  2. それぞれが照明源を有する複数の照明モジュールを備えるモジュール式区域照明システムであって、
    インテリジェント照明モジュールグループを備え、
    前記インテリジェント照明モジュールグループは、それぞれが複数の離散照明源を有する複数の照明モジュールと、電源と、a)前記照明源の照明レベルを制御する回路及びb)情報を受信するためのインターフェースを有するインテリジェントモジュールグループコントローラと、を備え、
    前記電源及びモジュールグループコントロールが、2つ以上のモジュールにわたって分散される
    ステム。
  3. 前記照明モジュールグループが、単一のハウジングと、前記ハウジング内に取り付けられた複数のPCBと、前記PCBのそれぞれに取り付けられたモジュール回路と、を有する、
    請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記モジュールグループ及びモジュールのうちの少なくとも1つが、外部システムコントローラによって個別にアドレス指定可能である、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記モジュールグループコントローラが、補正アルゴリズムと、照明源のエージング、色ずれ又は輝度変化を補償するために精密な補正値を格納するための関連付けられたメモリと、を有する、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記電源が、その輝度を変更するために照明源に送達される電力を制御するパルス幅変調器を有する、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記モジュールグループにグループ識別子を割り当てるためのアルゴリズムをさらに備え、
    前記モジュールグループが、前記グループ識別子を保持するためのデータストアを有する、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 複数の照明モジュール又はグループに単一のシーン設定が使用できるように、複数の照明モジュール又はグループ間に整合性のある照明テーマを作成するために、照明源のレベル設定値に関連付けられたデータを備える複数のシーンを有するシーンデータベースをさらに備える、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記シーンデータベースが、工場設定シーンと、シーン作成ツールを使用するユーザ定義シーンと、を有する、
    請求項に記載のシステム。
  10. グループモジュールが、シーン変更通知メッセージを受信及び処理するためのアルゴリズムを有する、
    請求項8又は9に記載のシステム。
  11. システムコントローラをさらに備え、
    前記システムコントローラが、a)ユーザインターフェースとして働く付帯制御パネルと、b)前記モジュールグループコントローラインターフェースに接続されたシステムコントローラインターフェースと、を有する、
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載のシステム。
  12. 前記システムコントローラ及び前記モジュールグループコントローラのうちの少なくとも1つが、補正アルゴリズムと、照明源のエージング、色ずれ、又は輝度変化を補償するために精密な補正値を格納するための関連付けられたメモリと、を有する、
    請求項11に記載のシステム。
  13. 前記システムコントローラが、個々の消費電力量を合計するための加算器を使用して前記システム内のすべてのモジュールグループの合計電力消費を決定する電力制御アルゴリズムを有する、
    請求項11又は12に記載のシステム。
  14. 前記システムコントローラが、前記モジュールグループにシーン情報を同報通信するためのアルゴリズムを有する、
    請求項11乃至13のいずれか一項に記載のシステム。
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