JP7507428B2 - 点灯システム、照明器具、及び照明システム - Google Patents

点灯システム、照明器具、及び照明システム Download PDF

Info

Publication number
JP7507428B2
JP7507428B2 JP2020032382A JP2020032382A JP7507428B2 JP 7507428 B2 JP7507428 B2 JP 7507428B2 JP 2020032382 A JP2020032382 A JP 2020032382A JP 2020032382 A JP2020032382 A JP 2020032382A JP 7507428 B2 JP7507428 B2 JP 7507428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
unit
level
signal
update
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020032382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021136178A (ja
Inventor
和史 長添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2020032382A priority Critical patent/JP7507428B2/ja
Publication of JP2021136178A publication Critical patent/JP2021136178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7507428B2 publication Critical patent/JP7507428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本開示は、点灯システム、照明器具、及び照明システムに関する。
従来、特許文献1に示すように、複数の照明器具を一括管理する照明システムにおいて、照明器具の制御プログラムを更新する照明制御プログラム更新システムがある。照明制御プログラム更新システムは、複数の照明器具と、更新機とを備える。更新機は、複数の照明器具の制御プログラムを更新するために用いられる。更新機は、複数の照明器具に対して、制御プログラムの更新命令を同報出力する。複数の照明器具は、制御プログラムの更新命令に応じて、それぞれの制御プログラムの更新を行う。
更新機は、電波等を用いて無線による通信を行い、無線通信によって照明器具に更新命令を出力する。また、更新機は、照明器具に制御プログラムの更新プログラムの配信を一括で行う。
特開2019-125536号公報
上述の照明制御プログラム更新システムで用いられる照明器具は、ソフトウェア(プログラム)の更新時に、調光レベルが不安定になって、照射範囲内の人に違和感を与える可能性がある。
そこで、本開示の目的は、ソフトウェアの更新時に、人に与える違和感を抑制することができる点灯システム、照明器具、及び照明システムを提供することにある。
本開示の一態様に係る点灯システムは、点灯装置と、第1取得部と、記憶部と、信号生成部と、照明制御部と、第2取得部と、更新部と、を備える。前記点灯装置は、照明負荷を点灯させる。前記第1取得部は、前記照明負荷の状態を指示する制御信号を受け取る。前記記憶部は、前記照明負荷の調光レベルを示す調光信号を前記制御信号に基づいて生成するためのソフトウェアを格納する。前記信号生成部は、前記記憶部から読み出した前記ソフトウェアを実行することで、前記制御信号に基づいて前記調光信号を生成する。前記照明制御部は、前記調光信号に基づいて前記点灯装置を制御する。前記第2取得部は、前記ソフトウェアを更新するための更新データを受け取る。前記更新部は、前記更新データに基づいて前記ソフトウェアを更新する。前記照明制御部が前記調光レベルを前記調光信号に基づく第1レベルに調整しているときに前記第2取得部が前記更新データを受け取ると、前記照明制御部は前記調光レベルを予め決められた第2レベルに調整する。前記更新部は、前記調光レベルが前記第2レベルであるときに、前記更新データに基づいて前記ソフトウェアを更新する。前記照明制御部が前記調光レベルを前記第1レベルに調整しているときに前記第2取得部が前記更新データを受け取ると、前記照明制御部は前記調光レベルを前記第1レベルから前記第2レベルに予め決まった時間変化率で徐々に変化させるフェード制御を行う。前記調光レベルが前記第2レベルに達すると前記信号生成部は前記ソフトウェアの更新に伴い前記調光信号の出力を停止し、前記照明制御部は、前記調光信号が入力されなければ、前記調光レベルが前記第2レベルを維持するように前記点灯装置を制御する。
本開示の一態様に係る照明器具は、上述の点灯システムと、前記点灯システムによって点灯させられる照明負荷と、少なくとも前記照明負荷を支持する器具本体と、を備える。
本開示の一態様に係る照明システムは、複数の照明器具と、前記複数の照明器具のうち少なくとも1つの照明器具に前記更新データを送信する親機と、を備え、前記複数の照明器具はそれぞれ、上述の照明器具である。
以上説明したように、本開示では、ソフトウェアの更新時に、人に与える違和感を抑制することができるという効果がある。
図1は、実施形態に係る照明システムを示すブロック図である。 図2は、同上の照明器具の点灯システムを示すブロック図である。 図3は、同上の点灯システムにおけるソフトウェアの更新処理のタイムチャートである。 図4は、同上の照明システムの第1変形例を示すブロック図である。 図5は、同上の照明器具の点灯システムを示すブロック図である。 図6は、同上の照明システムの第2変形例を示すブロック図である。 図7は、同上の照明システムの第5変形例における照明器具の配置を示す平面図である。 図8は、同上の照明システムの第7変形例を示すブロック図である。 図9は、同上の照明器具の点灯システムを示すブロック図である。 図10は、同上の第8変形例における照明器具を示す斜視図である。
以下の実施形態は、一般に、点灯システム、照明器具、及び照明システムに関する。より詳細には、ソフトウェアの更新機能を有する点灯システム、照明器具、及び照明システムに関する。なお、以下の実施形態は、本開示の実施形態の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
実施形態の点灯システム、照明器具、及び照明システムは、主に、オフィス、工場、店舗、又は住戸などで用いられる。住戸は、戸建住宅及び集合住宅のいずれでもよい。
(実施形態)
(1)照明システムの概要
図1は、本実施形態の照明システム1の構成を示す。照明システム1は、親機2、複数の通信端末3、及び複数の照明器具4を備える。
複数の通信端末3のそれぞれは親機2に対する子機を構成する。親機2と通信端末3とは、同一の通信線L1に接続している。親機2と複数の通信端末3のそれぞれとは、通信線L1を介して互いに通信可能に構成されている。親機2は、複数の通信端末3のそれぞれに通信線L1を介して有線信号を送信でき、複数の通信端末3のそれぞれから通信線L1を介して有線信号を受け取ることができる。
照明器具4は、点灯システム40、及び照明負荷41を備える。点灯システム40は、照明負荷41を点灯させ、点灯した照明負荷41は、照射範囲6に光を照射する。さらに、照明器具4は無線通信機能を有しており、無線信号による照明器具4の制御が可能となる。
(2)照明器具のブロック構成
照明器具4は、点灯システム40、及び照明負荷41を備える。点灯システム40は、図2に示すように、点灯装置42、照明制御部43、及び調光モジュール44を有する。
照明負荷41は、複数の固体発光素子として、例えば複数のLED(Light Emitting Diode)を具備する。なお、照明負荷41は、固体発光素子としてLEDを有する構成に限らない。照明負荷41は、例えば、有機EL(Organic Electro Luminescence、OEL)、又は半導体レーザダイオード(Laser Diode、LD)などの他の固体発光素子を有していてもよい。また、固体発光素子の数は、複数に限らず、1つであってもよい。複数の固体発光素子の電気的な接続関係は直列接続であるが、この接続関係に限らない。複数の固体発光素子の電気的な接続関係は、並列接続であってもよいし、直列接続と並列接続とを組み合わせた接続関係であってもよい。
点灯装置42は、外部電源9から入力電力を供給されて、照明負荷41へ点灯電力を供給する。点灯装置42は、例えば昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路、及び昇降圧チョッパ回路の少なくとも1つを含む。外部電源9は、例えば商用電力系統、又は蓄電池などである。
照明制御部43は、後述の点灯信号、消灯信号、及び調光信号に基づいて点灯装置42を制御して、照明負荷41の点灯及び消灯を切り替えたり、照明負荷41の調光レベルを変化させたりする。点灯信号は、照明負荷41の点灯を指示する信号である。消灯信号は、照明負荷41の消灯を指示する信号である。調光信号は、照明負荷41の調光レベルを指示する信号である。
調光モジュール44は、無線通信部441、記憶部442、信号生成部443、及び更新部444を備える。
調光モジュール44は、コンピュ-タシステムを含む。そして、このコンピュータシステムでは、CPU(Central Processing Unit)、又はMPU(Micro Processing Unit)などのプロセッサがメモリに記憶されているソフトウェア(プログラム)を読み出して実行することによって、調光モジュール44の一部又は全部の機能が実現される。コンピュータシステムは、ソフトウェアに従って動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、ソフトウェアを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、又はLSI(large scale integration)を含む一つ又は複数の電子回路で構成される。ここでは、ICやLSIと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(very large scale integration)、若しくはULSI(ultra large scale integration) と呼ばれるものであってもよい。LSIの製造後にプログラムされる、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、又はLSI内部の接合関係の再構成又はLSI内部の回路区画のセットアップができる再構成可能な論理デバイスも同じ目的で使うことができる。複数の電子回路は、一つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは一つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。
具体的に、無線通信部441は、照明負荷41の状態(点灯、消灯、及び調光レベル)を指示する無線制御信号を受け取る第1取得部4411として機能する。無線通信部441は、さらに後述のソフトウェアを更新するための更新データを受け取る第2取得部4412としても機能する。
記憶部442は、制御信号に基づいて点灯信号、消灯信号、及び調光信号を生成するためのソフトウェアを格納する。記憶部442は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、又はフラッシュメモリなどの書き換え可能な不揮発性メモリであることが好ましい。
信号生成部443は、記憶部442から読み出したソフトウェアを実行することで、無線制御信号に基づいて、点灯信号、消灯信号、又は調光信号などの各信号を生成する。
更新部444は、更新データに基づいて記憶部442に格納されているソフトウェアを更新する。
なお、ソフトウェアは、制御信号に基づいて少なくとも調光信号を生成する機能を有していればよい。
(3)照明器具の制御
親機2と通信端末3とは、通信線L1を介した有線通信を行う。有線通信は、イーサネット(Ethernet)(登録商標)などの有線LAN(Local Area Network)の規格に準拠することが好ましい。この場合、通信線L1は、UTPケーブル又はSTPケーブルなどのLANケーブルとなり、親機2及び通信端末3は、少なくともMACアドレスを用いた通信制御を行う。また、親機2及び通信端末3は、MACアドレス及びIPアドレスを用いた通信制御を行ってもよい。
本実施形態では、複数の通信端末3として、無線通信端末31、及びスイッチ端末32を含む。
無線通信端末31は、通信線L1を介して受け取った有線信号を無線信号に変換し、無線信号を照明器具4へ送信する。また、無線通信端末31は、照明器具4から受け取った無線信号を有線信号に変換し、有線信号を通信線L1を介して親機2へ送信する。本実施形態では、無線信号として電波信号を用いる。電波信号は、例えば920MHz帯の信号であることが好ましい。なお、電波信号は、920MHz帯以外の信号、例えば2.4GHz帯の信号でもよい。また、電波信号は、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はZigBee(登録商標)などの規格に準拠した信号であってもよい。
スイッチ端末32は、ユーザの操作を受け付ける少なくとも1つの操作部を備える。操作部は、複数の照明器具4のうちの1つ又は2つ以上の照明器具4に対応する。すなわち、操作部には、当該操作部の制御対象となる1つ又は2つ以上の照明器具4が予め対応付けられている。また、スイッチ端末32は、操作部に対応付けられている照明器具4の現在の状態(照明負荷41の点灯、消灯、及び調光レベルなど)を表示するための表示部を備える。表示部は、LEDなどの発光素子、又は液晶パネルなどを有する。
スイッチ端末32は、操作部に施されたユーザの操作に応じた信号を操作信号として、通信線L1を介して親機2へ送信する。操作部に対するユーザの操作は、当該操作部に対応付けられている照明器具4の状態(照明負荷41の点灯、消灯、及び調光レベルなど)を切り替えるための操作を含む。スイッチ端末32は、スイッチ端末32の識別情報(例えば、MACアドレス、IPアドレスなどのアドレス情報)を予め記憶しており、操作信号は、当該スイッチ端末32の識別情報を含む。
親機2は、通信線L1に接続されている複数の通信端末3(無線通信端末31、及びスイッチ端末32など)の各識別情報を記憶している。さらに、親機2は、操作信号を受け取ると、操作信号に基づく制御信号を通信線L1を介して無線通信端末31に送信する。制御信号は、制御対象となる照明器具4の制御内容を含む。無線通信端末31は、制御信号を無線信号に変換し、制御信号を制御対象の照明器具4へ送信する。
照明器具4では、無線通信部441が当該照明器具4宛の制御信号を受信すると、信号生成部443は、制御信号によって指示された制御内容に応じて、点灯信号、消灯信号、及び調光信号などを生成する。制御信号によって照明負荷41の点灯が指示された場合、信号生成部443は、点灯を指示する点灯信号を生成する。制御信号によって照明負荷41の消灯が指示された場合、信号生成部443は、消灯を指示する消灯信号を生成する。制御信号によって照明負荷41の調光レベルが指示された場合、信号生成部443は、調光レベルを指示する調光信号を生成する。
信号生成部443が点灯信号を生成すると、照明制御部43は、照明負荷41を点灯させるように点灯装置42を制御する。信号生成部443が消灯信号を生成すると、照明制御部43は、照明負荷41を消灯させるように点灯装置42を制御する。信号生成部443が調光信号を生成すると、照明制御部43は、照明負荷41の調光レベルが指示された調光レベルに一致するように点灯装置42を制御する。
照明制御部43が点灯装置42を制御するために点灯装置42に出力する信号は、PWM信号であることが好ましい。PWM信号は、所定の直流電圧(例えば12V)の電圧信号であり、電圧信号のデューティを可変とすることで調光レベルを指示する。例えば、PWM信号は、デューティが0%~5%であれば、調光レベル100%(全点灯)を指示する。PWM信号は、デューティが98%~100%であれば、調光レベル0%(消灯)を指示する。PWM信号は、デューティが90%であれば、調光レベル5%を指示する。PWM信号は、デューティが5%~90%であれば、デューティに応じた調光レベルを指示する。なお、90%~98%のデューティは、誤動作防止のために使用しない。この場合、照明制御部43によるPWM信号の出力が停止すると、PWM信号のデューティが0%になり、照明制御部43は、調光レベル100%を指示する。したがって、照明制御部43によるPWM信号の出力が停止したときには、照明負荷41は全点灯する。
照明器具4は、照明負荷41の点灯、消灯、及び調光レベルなどを制御すると、制御後の照明負荷41の状態を監視信号として、無線通信端末31を介して親機2へ送信する。無線通信端末31は、監視信号を受け取ると、監視信号を有線信号に変換し、通信線L1を介して監視信号を親機2へ送信する。
親機2は、監視信号を受信すると、監視信号に基づいて表示信号を生成し、通信線L1を介して表示信号をスイッチ端末32へ送信する。表示信号は、スイッチ端末32の表示部の表示内容を制御するための有線信号である。スイッチ端末32は、表示信号に基づいて、表示部の表示内容を変更する。この結果、スイッチ端末32の表示部は、制御後の照明負荷41の状態を表示することができる。
(4)ソフトウェアの更新
照明器具4の記憶部442に格納されているソフトウェアは、信号生成部443が制御信号に基づいて点灯信号、消灯信号、及び調光信号を生成するためのソフトウェアであり、照明器具4の機能向上及び機能変更などのために随時更新される。すなわち、信号生成部443による点灯信号、消灯信号、及び調光信号の生成処理は、信号生成部443がソフトウェアを実行することで実現されている。したがって、ソフトウェアの更新時には、信号生成部443がソフトウェアを実行できない期間が発生するので、信号生成部443の動作が停止してしまう。したがって、照明負荷41を点灯させているときにソフトウェアの更新が行われると、信号生成部443で調光信号が生成されないので、照明負荷41の調光レベルが不安定になる可能性があった。照明負荷41の調光レベルが不安定になると、照射範囲6(図1参照)内の人に違和感を与えてしまう。
そこで、本実施形態の照明器具4は、ソフトウェアの更新時に図3に示す動作を行う。
まず、照明器具4では、記憶部442の全記憶領域を第1領域及び第2領域の2つに分割し、信号生成部443が実行中のソフトウェア(更新前のソフトウェア)は第1領域及び第2領域のいずれか一方に格納されている。ここでは、更新前のソフトウェアは第1領域に格納されているとする。そして、信号生成部443は、時間t0において通常モードで動作し、第1領域に格納されているソフトウェアを実行して、制御信号に応じた調光レベルとして第1レベルD1を指示する調光信号を生成している。すなわち、時間t0~t1では、照明負荷41の調光レベルは第1レベルD1となる。なお、第1レベルD1は、調光レベル100%未満であり、照明負荷41は調光点灯している。
そして、親機2は、ソフトウェアの更新の必要性が生じると、通信線L1を介して無線通信端末31へ更新データを送信する。更新データは、更新後のソフトウェア、又はソフトウェアを部分的に更新するためのパッチを含む。無線通信端末31は、更新データを無線信号に変換して、配下の全ての照明器具4へ送信する。無線通信端末31は、複数の照明器具4へ更新データを送信するのであれば、更新データを複数の照明器具4へ無線信号でブロードキャスト又はマルチキャストしてもよいし、更新データを複数の照明器具4へ無線信号で順次ユニキャストしてもよい。
また、親機2は、図1に示す設定器5を介して更新データを取得してもよい。設定器5は、人が携行可能なタブレット端末又はスマートフォンなどの情報端末であり、インターネットなどのネットワーク上のサーバから更新データを取得して記憶する。そして、設定器5は、無線LANなどの無線信号によって更新データを親機2へ送信する。親機2は、設定器5から受け取った更新データを記憶しておく。
照明器具4では、無線通信部441が更新データを受け取る。無線通信部441が更新データを受け取ると、更新部444は、記憶部442の第2領域に更新データを格納する。第2領域に以前のソフトウェア又は更新データが格納されていれば、更新部444は、第2領域に今回の更新データを上書きする。この時点で、記憶部442の第1領域には更新前のソフトウェアが格納され、記憶部442の第2領域には更新データが格納されている。すなわち、時間t0~t1では、通常モードで動作している信号生成部443が、制御信号に応じた調光レベルである第1レベルD1を指示する調光信号を生成し、かつ、記憶部442に更新データがダウンロードされる。
次に、親機2は、時間t1において、通信線L1を介して無線通信端末31へ更新開始コマンド(制御信号)を送信する。無線通信端末31は、更新開始コマンドを無線信号に変換して、配下の全ての照明器具4へ送信する。無線通信端末31は、複数の照明器具4へ更新開始コマンドを送信するのであれば、更新開始コマンドを複数の照明器具4へ無線信号でブロードキャスト又はマルチキャストしてもよいし、更新開始コマンドを複数の照明器具4へ無線信号で順次ユニキャストしてもよい。
照明器具4では、無線通信部441が更新開始コマンドを受け取る。無線通信部441が更新開始コマンドを受け取ると、信号生成部443は、動作モードを通常モードからフェードモードに移行させる。フェードモードで動作する信号生成部443は、現在の調光レベルである第1レベルD1のデータを一時記憶した後に、第1レベルD1から予め決められた調光レベルである第2レベルD2へ徐々に変化させる調光信号を生成するフェード制御を行う。図3では、第2レベルD2は照明負荷41を全点灯させる調光レベル100%であり、信号生成部443は、第1レベルD1から予め決められた時間変化率(時間当たりの調光レベルの変化量)で調光レベルを徐々に増加させている。この結果、照明負荷41の調光レベルは、時間t1に第1レベルD1から増加し始めて、時間t2に第2レベルD2に達する。フェードモード時の調光レベルの時間変化率は、調光レベルの変化によって照射範囲6内の人に与える違和感を十分に抑制できる程度の値に設定されている。例えば、フェードモード時の調光レベルの時間変化率は、調光レベルの変化によって照射範囲6内の人に違和感を与えない値に設定されることが好ましい。
調光信号で指示される調光レベルが時間t2に第2レベルD2に達すると、信号生成部443は調光信号の出力を停止する。照明制御部43は、調光信号が入力されなければ、調光レベルが第2レベルD2となるように点灯装置42を制御するように予め構成されている。したがって、信号生成部443が調光信号の出力を停止すると、調光レベルは第2レベルD2を維持する。なお、照明制御部43は、調光信号の出力が停止する直前の第2レベルD2を調光レベルが維持するように、点灯装置42を制御するように構成されていてもよい。
そして、時間t2以降、照明負荷41の調光レベルが第2レベルD2を維持しているときに、更新部444は、更新データに基づいてソフトウェアを更新する。具体的に、更新部444は、信号生成部443をリセットする。
更新データが更新後のソフトウェアであれば、信号生成部443は、リセットした後、記憶部442の第2領域から更新後のソフトウェアを読み出して実行する。この場合、次回の更新データは、記憶部442の第1領域に格納される。
更新データがパッチであれば、更新部444は、第1領域に格納されている更新前のソフトウェアと第2領域に格納されているパッチの両方を読み出す。そして、更新部444は、更新前のソフトウェアをパッチに基づいて修正することで更新後のソフトウェアを生成する。更新部444は、更新後のソフトウェアを第1領域に上書きする。信号生成部443は、リセットした後、第1領域に上書きされた更新後のソフトウェアを読み出して実行する。この場合、次回の更新データは、記憶部442の第2領域に格納される。
信号生成部443は、更新前の調光レベルである第1レベルD1のデータを一時記憶している。信号生成部443は、更新後のソフトウェアを正常に実行できれば、調光レベルを第2レベルD2から第1レベルD1へ徐々に変化させる調光信号を生成するフェード制御を行う。信号生成部443は、第2レベルD2から予め決められた時間変化率(時間当たりの調光レベルの変化量)で調光レベルを徐々に低下させている。この結果、照明負荷41の調光レベルは、時間t3に第2レベルD2から低下し始めて、時間t4に第1レベルD1に達する。フェードモード時の調光レベルの時間変化率は、調光レベルの変化によって照射範囲6内の人に与える違和感を十分に抑制できる程度の値に設定されている。例えば、フェードモード時の調光レベルの時間変化率は、調光レベルの変化によって照射範囲6内の人に違和感を与えない値に設定されることが好ましい。
調光信号で指示される調光レベルが時間t4に第1レベルD1に達した後、信号生成部443は、制御信号に応じた調光レベルとなるように、調光信号を生成する。
上述のように、点灯システム40は、ソフトウェアの更新時に、照明負荷41の調光レベルを予め決められた第2レベルD2に維持する。したがって、ソフトウェアの更新時に、照明負荷41の調光レベルが不安定にならず、照射範囲6内の人に与える違和感を抑制することができる。
また、点灯システム40は、ソフトウェアの更新に伴って照明負荷41の調光レベルを変化させる際に、照明負荷41の調光レベルをフェード制御する。したがって、ソフトウェアの更新時に、調光レベルの変化を照射範囲6内の人に気付かれ難くでき、照射範囲6内の人に与える違和感をより抑制することができる。
(5)第1変形例
照明システム1の第1変形例として、図4の照明システム1Aを示す。照明システム1Aは、通信端末3として、複数の人感センサ33を更に備える。複数の人感センサ33は、複数の照明器具4と1対1に対応付けられている。複数の人感センサ33のそれぞれは、対応付けられている照明器具4の照射範囲6内に存在する人を検出する。人感センサ33は、当該人感センサ33に対応付けられている照明器具4へ検出結果を送信する。人感センサ33は、親機2を介して照明器具4へ検出結果を送信してもよい。
照明システム1Aの点灯システム40の調光モジュール44は、図5に示すように、更新許可部445を更に備える。
更新許可部445は、対応付けられている人感センサ33の検出結果に基づいて、更新部444によるソフトウェアの更新処理を許可するか否かを判定する。更新許可部445は、照射範囲6内に人が存在していれば、更新部444によるソフトウェアの更新処理を禁止する。更新許可部445は、照射範囲6内に人が存在していなければ、更新部444によるソフトウェアの更新処理を許可する。このとき、更新許可部445は、照射範囲6内に人が存在していない状態が所定時間以上継続すれば、更新部444によるソフトウェアの更新処理を許可することが好ましい。
具体的に、照明器具4では、無線通信部441が更新開始コマンドを受け取った後、更新許可部445は、照射範囲6内に人が存在していれば、信号生成部443の動作モードを通常モードに維持させる。すなわち、照射範囲6内に人が存在していれば、信号生成部443の動作モードはフェードモードに移行せず、更新部444によるソフトウェアの更新処理は待機状態になる。
一方、無線通信部441が更新開始コマンドを受け取った後、更新許可部445は、照射範囲6内に人が存在していなければ(あるいは、照射範囲6内に人が存在していない状態が所定時間以上継続すれば)、信号生成部443の動作モードを通常モードからフェードモードに移行させる。すなわち、照射範囲6内に人が存在していなければ、信号生成部443の動作モードはフェードモードに移行し、更新部444によるソフトウェアの更新処理が行われる。
なお、「更新部444によるソフトウェアの更新処理を許可する」とは、「照明制御部43が調光レベルを第2レベルD2に調整することを許可する」ことと同義である。
上述のように、点灯システム40は、照射範囲6内に人が存在していれば、ソフトウェアの更新処理を行わず、照射範囲6内に人が存在していなければ、ソフトウェアの更新処理を行う。したがって、ソフトウェアの更新時に、調光レベルの変化を人に気付かれ難くでき、人に与える違和感をより抑制することができる。
(6)第2変形例
照明システム1の第2変形例として、図6の照明システム1Bを示す。照明システム1Bは、通信端末3として、複数の照度センサ34を更に備える。複数の照度センサ34は、複数の照明器具4と1対1に対応付けられている。複数の照度センサ34のそれぞれは、対応付けられている照明器具4の照射範囲6の照度を検出する。照度センサ34は、当該照度センサ34に対応付けられている照明器具4へ検出結果を送信する。照度センサ34は、親機2を介して照明器具4へ検出結果を送信してもよい。
照明システム1Bの点灯システム40の調光モジュール44は、図4に示すように、更新許可部445を更に備える。
信号生成部443は、照射範囲6内の照度が目標値に一致するように、調光信号で指示する調光レベルを調整する。この結果、外光の有無及び外光の強度に関わらず、照射範囲6内の照度を目標値に維持できる。
更新許可部445は、照度センサ34の検出結果に基づいて、更新部444によるソフトウェアの更新処理を許可するか否かを判定する。更新許可部445は、照射範囲6内の照度が変化しない照度一定状態が所定時間以上継続していなければ、更新部444によるソフトウェアの更新処理を禁止する。更新許可部445は、照度一定状態が所定時間以上継続すれば、更新部444によるソフトウェアの更新処理を許可する。なお、照度一定状態は、照射範囲6内の照度が予め決められた変化量を超えて変化しない状態のことである。
具体的に、照明器具4では、無線通信部441が更新開始コマンドを受け取った後、更新許可部445は、照度一定状態が所定時間以上継続していなければ、信号生成部443の動作モードを通常モードに維持させる。すなわち、照度一定状態が所定時間以上継続していなければ、信号生成部443の動作モードはフェードモードに移行せず、更新部444によるソフトウェアの更新処理は待機状態になる。
一方、無線通信部441が更新開始コマンドを受け取った後、更新許可部445は、照度一定状態が所定時間以上継続すれば、信号生成部443の動作モードを通常モードからフェードモードに移行させる。すなわち、照度一定状態が所定時間以上継続すれば、信号生成部443の動作モードはフェードモードに移行し、更新部444によるソフトウェアの更新処理が行われる。
上述のように、点灯システム40は、照度一定状態が所定時間以上継続していなければ、ソフトウェアの更新処理を行わず、照度一定状態が所定時間以上継続すれば、ソフトウェアの更新処理を行う。照度一定状態は、照射範囲6に入射する外光の量が一定であるときに生じやすい。照射範囲6に入射する外光の量の頻繁に変化すると、信号生成部443による調光レベルの調整処理も頻繁に行われる。したがって、点灯システム40は、信号生成部443による調光レベルの調整処理も頻繁に行われているときには、ソフトウェアの更新処理を行わないので、照射範囲6の照度が不安定になることを抑制できる。
(7)第3変形例
照明システム1、1A、1Bでは、複数の照明器具4による更新データのダウンロード経路を以下のように構成してもよい。
複数の照明器具4は、親機2から更新データを取得する少なくとも1つの第1照明器具と、複数の照明器具4のうちいずれかの照明器具4から更新データを取得する少なくとも1つの第2照明器具とを含む。本変形例では、図1、図4、及び図6のいずれかに示す3台の照明器具4をそれぞれ、第1照明器具4a、第2照明器具4b、4cとする。
そして、親機2は、ソフトウェアの更新の必要性が生じると、通信線L1を介して無線通信端末31へ更新データを送信する。無線通信端末31は、更新データを無線信号に変換して、第1照明器具4aへ送信する。第1照明器具4aは、無線通信端末31から更新データを受け取る。次に、第1照明器具4aは、第2照明器具4bへ更新データを送信し、第2照明器具4bは、第1照明器具4aから更新データを受け取る。次に、第2照明器具4bは、第2照明器具4cへ更新データを送信し、第2照明器具4cは、第2照明器具4bから更新データを受け取る。すなわち、更新データは、第1照明器具4aから第2照明器具4b、4cにマルチホップ方式で伝送される。
また、第1照明器具4aは、第2照明器具4b、4cに対して、更新データをブロードキャスト又はマルチキャストしてもよい。
すなわち、無線通信端末31は、第1照明器具4aにのみ更新データを送信すればよいので、無線通信端末31で実行される処理の量を抑制できる。また、親機2による更新データの送信回数を少なくできるので、通信線L1での通信トラフィックを抑制できる。
(8)第4変形例
照明システム1、1A、1Bでは、複数の照明器具4を1つのゾーンZ0(図1、図4、図6参照)内に配置してもよい。例えば、ビル、オフィス、又は店舗などのフロアを複数のエリアに分割し、複数のエリアのそれぞれを更に複数のゾーンに分割する。通常、ゾーン内の全ての照明器具4は、互いに同じ状態(点灯、消灯、調光レベル)に制御される。
ゾーンZ0内の複数の照明器具4がソフトウェアの更新処理を行うとき、ゾーンZ0内の複数の照明器具4は、ソフトウェアの更新処理を同時に行わず、複数の照明器具4のそれぞれは1台ずつ順にソフトウェアの更新処理を行う。ソフトウェアの更新処理中である照明器具4は、照明負荷41の調光レベルを第2レベルD2に設定する。ソフトウェアの更新処理中ではない他の照明器具4は、ゾーンZ0の平均照度が所定値になるように、照明負荷41の調光レベルを調整する。
本変形例では、図1、図4、及び図6のいずれかに示す3台の照明器具4をそれぞれ、照明器具4a、4b、4cとする。
照明器具4aがソフトウェアの更新処理を開始すると、照明器具4aの照明負荷41の調光レベルは第2レベルD2(全点灯)に調整される。そこで、照明器具4b、4cは、照明負荷41の調光レベルを現状の第1レベルD1よりも低下させることで、ゾーンZ0の平均照度が一定値になるように制御する。このとき、照明器具4b、4cの少なくとも一方の照明負荷41の調光レベルを現状の第1レベルD1よりも低下させればよい。
同様に、照明器具4bがソフトウェアの更新処理を開始すると、照明器具4a、4cは、照明負荷41の調光レベルを現状の第1レベルD1よりも低下させる。照明器具4cがソフトウェアの更新処理を開始すると、照明器具4a、4bは、照明負荷41の調光レベルを現状の第1レベルD1よりも低下させる。
したがって、ゾーンZ0内の1台の照明器具4がソフトウェアの更新処理を開始して、照明負荷41の調光レベルを第2レベルD2に調整したとしても、ゾーンZ0内の平均照度を一定に維持できる。この結果、ソフトウェアの更新時に、ゾーンZ0内の人に与える違和感を抑制することができる。
(9)第5変形例
第5変形例では、図7に示すように、1つのエリアR1を3つのゾーンZ1~Z3に分割し、複数の照明器具4のそれぞれを3つのゾーンZ1~Z3のいずれかに配置している。ゾーンZ1~Z3のそれぞれには、4台の照明器具4が配置されている。
そして、ゾーンZ1でソフトウェアの更新処理が行われる場合、ゾーンZ1に配置されている4台の照明器具4は、ソフトウェアの更新処理を同時に行わず、4台の照明器具4のそれぞれは1台ずつ順にソフトウェアの更新処理を行う。ゾーンZ2、Z3でも同様に、4台の照明器具4のそれぞれは1台ずつ順にソフトウェアの更新処理を行う。
したがって、ゾーンZ1~Z3のそれぞれにおいて1台の照明器具4がソフトウェアの更新処理を開始して、照明負荷41の調光レベルを第2レベルD2に調整したとしても、ゾーンZ1~Z3のそれぞれに存在する人に与える違和感を抑制することができる。
(10)第6変形例
第6変形例では、図4の照明システム1A又は図6の照明システム1Bにおいて、親機2が更新データを送信するタイミングを以下のように設定する。なお、照明システム1Aの人感センサ33、及び照明システム1Bの照度センサ34は、本開示において照射範囲6内の環境(人の有無、照度など)を検出するセンサに相当する。
照明システム1Aの人感センサ33は、人感センサ33の動作モードとして、検出モードと待機モードとを有する。検出モードは、人感センサ33が人を検出しているときの動作モードであり、人感センサ33が検出結果を送信する頻度が待機モードに比べて増加し、通信線L1での通信トラフィックが増加する。待機モードは、人感センサ33が人を検出していないときの動作モードであり、人感センサ33検出結果を送信する頻度が検出モードに比べて減少し、通信線L1での通信トラフィックが減少する。
そこで、親機2は、通信線L1を介して人感センサ33の動作を監視し、人感センサ33が検出モードで動作していないとき、又は人感センサ33が待機モードで動作しているときに、更新データを送信する。すなわち、人感センサ33による通信線L1での通信トラフィックが低いときに更新データがダウンロードされる。したがって、更新データのダウンロード時に、通信線L1での通信トラフィックを抑制できる。
また、照明システム1Bでは、親機2は、通信線L1を介して照度センサ34の動作を監視する。親機2は、照度一定状態が所定時間以上継続していなければ、無線通信端末31へ更新データを送信せず、照度一定状態が所定時間以上継続すれば、無線通信端末31へ更新データを送信する。照度センサ34は、照度一定状態でなければ、検出結果を送信する頻度が増加し、照度一定状態であれば、検出結果を送信する頻度が減少する。したがって、更新データのダウンロード時に、通信線L1での通信トラフィックを抑制できる。
(11)第7変形例
照明システム1の第7変形例として、図8の照明システム1Cを示す。なお、照明システム1Cの照明器具4を照明器具4Cとする。
照明システム1Cでは、照明器具4Cは、通信端末3と同様に親機2に対する子機を構成し、親機2と照明器具4Cとは、同一の通信線L1に接続している。親機2と複数の照明器具4Cのそれぞれとは、通信線L1を介して互いに通信可能に構成されている。親機2は、複数の照明器具4Cのそれぞれに通信線L1を介して有線信号を送信でき、複数の照明器具4Cのそれぞれから通信線L1を介して有線信号を受け取ることができる。
照明器具4Cは、図9に示すように、通信線L1を介して有線信号を用いた通信を行う有線通信部441Cを備える。有線通信部441Cは、照明負荷41の状態(点灯、消灯、及び調光レベル)を指示する有線制御信号を受け取る第1取得部4411Cとして機能する。有線通信部441Cは、ソフトウェアを更新するための更新データを受け取る第2取得部4412Cとしても機能する。
この場合、親機2による照明器具4Cの点灯制御、消灯制御、及び調光制御などは、照明制御の国際標準通信規格であるDALI(Degital Addressable Lighting Interface)などに基づいて行われる。すなわち、親機2は、DALIなどの規格に準拠したコマンドを含む有線制御信号を用いて照明器具4Cを制御する。
また、親機2から照明器具4Cへの更新データのダウンロードは、照明システム1Cの専用通信、又は有線LANなどの通信規格に準拠して行われることが好ましい。
(12)第8変形例
照明器具4は、図10に示すように、光源ユニット402と、光源ユニット402を支持する器具本体401とを備える。光源ユニット402は、天井に直付けされる器具本体401に着脱可能に取り付けられる。ただし、器具本体401は、天井に埋め込まれてもよいし、あるいは、壁に直付けされてもよいし、壁に埋め込まれてもよい。光源ユニット402は、点灯システム40、及び照明負荷41を含む。
照明器具4Cも、照明器具4と同様に図10の構成を備えてもよい。
なお、点灯システム40、及び照明負荷41を備える照明器具は、図10の照明器具4、4Cに限定されず、他の照明器具であってもよい。
(13)第9変形例
通信線L1を介した親機2による通信端末3の監視及び制御のための通信は、時分割多重伝送方式で行われてもよい。時分割多重伝送方式の通信プロトコルとしては、例えば、NMAST(登録商標)の通信規格を採用することができる。親機2及び通信端末3は、通信線L1に対して、有線信号として双極性(±24V)の時分割多重信号を送出し、パルス幅変調によって操作信号及び制御信号などを伝送する。この場合、親機2は、更新データを時分割多重信号に重畳させることで、更新データを無線通信端末31へ送信する。
また、通信線L1を介した親機2による通信端末3などの子機の監視及び制御のための通信は、RS485の物理層に独自プロトコルの通信信号を流すことで実現されてもよい。
また、通信線L1を介した親機2による通信端末3などの子機の監視及び制御のための通信は、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)方式で行われてもよい。電力線搬送通信は、高速電力線通信(例えば、HD-PLCなど)であることが好ましい。
また、親機2と通信端末3などの子機との間の通信は、無線通信であってもよい。無線通信は、例えば無線LAN、Bluetooth、又はZigBeeなどの規格に準拠していることが好ましい。
また、照明器具4は、親機2以外の端末から更新データを取得してもよい。例えば、照明器具4は、図1、図4、図6、図8に示す設定器5から更新データを取得してもよい。設定器5は、人が携行可能な情報端末であり、無線信号によって更新データを送信する。
また、照明器具4は、無線通信端末31を介さずに、親機2から直接に更新データを取得してもよい。
また、第1取得部4411及び第2取得部4412は別々に構成されてもよい。例えば、第1取得部4411が用いる通信方式と第2取得部4412が用いる通信方式とは異なっていてもよい。
また、第2レベルD2は、照明負荷41を全点灯させる調光レベル100%以外であってもよい。例えば、第2レベルD2は、調光レベルの下限値であってもよい。
また、上述の実施形態、各変形例のそれぞれの構成は、適宜組み合わせることが可能である。
また、照明負荷41は、互いに異なる色の光を発する複数種類の固体発光素子を備えていてもよい。例えば、照明負荷41は、赤(R)の光を発する赤LED、緑(G)の光を発する緑LED、及び青(B)の光を発する青LEDを備える。点灯システム40は、赤LED、緑LED、青LEDの各調光レベルを調整することで、照明負荷41が発する光を調色する。この場合、点灯システム40は、ソフトウェアの更新時に、赤LED、緑LED、青LEDの各調光レベルを予め決められた第2レベル(例えば調光レベル100%)に維持する。
(14)まとめ
以上のように、実施形態に係る第1の態様の点灯システム(40)は、点灯装置(42)と、第1取得部(4411、4411C)と、記憶部(442)と、信号生成部(443)と、照明制御部(43)と、第2取得部(4412、4412C)と、更新部(444)と、を備える。点灯装置(42)は、照明負荷(41)を点灯させる。第1取得部(4411、4411C)は、照明負荷(41)の状態を指示する制御信号を受け取る。記憶部(442)は、照明負荷(41)の調光レベルを示す調光信号を制御信号に基づいて生成するためのソフトウェアを格納する。信号生成部(443)は、記憶部(442)から読み出したソフトウェアを実行することで、制御信号に基づいて調光信号を生成する。照明制御部(43)は、調光信号に基づいて点灯装置(42)を制御する。第2取得部(4412、4412C)は、ソフトウェアを更新するための更新データを受け取る。更新部(444)は、更新データに基づいてソフトウェアを更新する。照明制御部(43)が調光レベルを調光信号に基づく第1レベル(D1)に調整しているときに第2取得部(4412、4412C)が更新データを受け取ると、照明制御部(43)は調光レベルを予め決められた第2レベル(D2)に調整する。更新部(444)は、調光レベルが第2レベル(D2)であるときに、更新データに基づいてソフトウェアを更新する。
上述の点灯システム(40)は、ソフトウェアの更新時に、人に与える違和感を抑制することができる。
実施形態に係る第2の態様の点灯システム(40)では、第1の態様において、照明制御部(43)が調光レベルを第1レベル(D1)に調整しているときに第2取得部(4412、4412C)が更新データを受け取ると、照明制御部(43)は調光レベルを第1レベル(D1)から第2レベル(D2)に予め決まった時間変化率で徐々に変化させるフェード制御を行うことが好ましい。
上述の点灯システム(40)は、ソフトウェアの更新時に、調光レベルの変化を照射範囲(6)内の人に気付かれ難くでき、人に与える違和感をより抑制することができる。
実施形態に係る第3の態様の点灯システム(40)では、第2の態様において、更新部(444)がソフトウェアを更新した後、照明制御部(43)は調光レベルを第2レベル(D2)から第1レベル(D1)に予め決まった時間変化率で徐々に変化させるフェード制御を行うことが好ましい。
上述の点灯システム(40)は、ソフトウェアの更新時に、調光レベルの変化を照射範囲(6)内の人に気付かれ難くでき、人に与える違和感をより抑制することができる。
実施形態に係る第4の態様の点灯システム(40)では、第1乃至第3の態様のいずれか1つにおいて、記憶部(442)は、2つの記憶領域を有することが好ましい。信号生成部(443)が2つの記憶領域の一方に格納されているソフトウェアを実行しているときに第2取得部(4412、4412C)が更新データを受け取ると、記憶部(442)は、更新データを2つの記憶領域の他方に格納する。更新部(444)は、調光レベルが第2レベル(D2)であるときに、信号生成部(443)が実行するソフトウェアを更新データに基づいて更新する。
上述の点灯システム(40)は、ソフトウェアと更新データとを区別して記憶できる。
実施形態に係る第5の態様の点灯システム(40)では、第1乃至第4の態様のいずれか1つにおいて、第2レベル(D2)は、照明負荷(41)を全点灯させる調光レベル、又は照明負荷(41)の調光レベルの下限値であることが好ましい。
上述の点灯システム(40)は、ソフトウェアの更新時における照明負荷(41)の調光レベルを統一できる。
実施形態に係る第6の態様の点灯システム(40)は、第1乃至第5の態様のいずれか1つにおいて、無線信号又は有線信号を受信する1つの通信部(441、441C)備えることが好ましい。1つの通信部(441)が、第1取得部(4411)及び第2取得部(4412)として機能する。
上述の点灯システム(40)は、第1取得部(4411、4411C)及び第2取得部(4412、4412C)の構成の簡易化を図ることができる。
実施形態に係る第7の態様の点灯システム(40)は、第1乃至第6の態様のいずれか1つにおいて、更新許可部(445)を更に備えることが好ましい。更新許可部(445)は、照明負荷(41)が光を照射する照射範囲(6)に存在する人を検出する人感センサ(33)の検出結果を取得する。更新許可部(445)は、人感センサ(33)が人を検出していない状態が所定時間以上継続すれば、照明制御部(43)が調光レベルを第2レベル(D2)に調整することを許可する。
上述の点灯システム(40)は、ソフトウェアの更新時に、調光レベルの変化を人に気付かれ難くでき、人に与える違和感をより抑制することができる。
実施形態に係る第8の態様の点灯システム(40)は、第1乃至第6の態様のいずれか1つにおいて、更新許可部(445)を更に備えることが好ましい。更新許可部(445)は、照明負荷(41)が発する光による照度を検出する照度センサ(34)の検出結果を取得する。更新許可部(445)は、照度が変化しない状態が所定時間以上継続すれば、照明制御部(43)が調光レベルを第2レベル(D2)に調整することを許可する。
上述の点灯システム(40)は、照射範囲(6)の照度が不安定になることを抑制できる。
実施形態に係る第9の態様の照明器具(4、4C)は、第1乃至第8の態様のいずれか1つの点灯システム(40)と、点灯システム(40)によって点灯させられる照明負荷(41)と、少なくとも照明負荷(41)を支持する器具本体(401)と、を備える。
上述の照明器具(4、4C)は、ソフトウェアの更新時に、人に与える違和感を抑制することができる。
実施形態に係る第10の態様の照明システム(1、1A、1B、1C)は、複数の照明器具(4、4C)と、複数の照明器具(4、4C)のうち少なくとも1つの照明器具(4、4C)に更新データを送信する親機(2)と、を備えることが好ましい。複数の照明器具(4、4C)はそれぞれ、第9の態様の照明器具(4、4C)である。
上述の照明システム(1、1A、1B、1C)は、ソフトウェアの更新時に、人に与える違和感を抑制することができる。
実施形態に係る第11の態様の照明システム(1、1A、1B、1C)では、第10の態様において、複数の照明器具(4、4C)は、少なくとも1つの第1照明器具(4a)と、少なくとも1つの第2照明器具(4b、4c)とを含むことが好ましい。少なくとも1つの第1照明器具(4a)は、親機(2)から更新データを取得する。少なくとも1つの第2照明器具(4b、4c)は、複数の照明器具(4、4C)のうちいずれかの照明器具(4、4C)から更新データを取得する。
上述の照明システム(1、1A、1B、1C)は親機(2)による更新データの送信回数を少なくできるので、通信トラフィックを抑制できる。
実施形態に係る第12の態様の照明システム(1、1A、1B)では、第10又は第11の態様において、複数の照明器具(4、4C)は1つのゾーン(Z0)に配置されることが好ましい。親機(2)は、複数の照明器具(4、4C)のうち少なくとも1つの照明器具(4、4C)がソフトウェアを更新するときに、ゾーン(Z0)の平均照度が所定値になるように、複数の照明器具(4、4C)のうち他の照明器具(4、4C)の照明負荷(41)の調光レベルを調整する。
上述の照明システム(1、1A、1B、1C)は、ソフトウェアの更新時に、ゾーン(Z0)内の人に与える違和感を抑制することができる。
実施形態に係る第13の態様の照明システム(1、1A、1B、1C)では、第10の態様において、複数の照明器具(4、4C)のそれぞれは、複数のゾーン(Z1~Z3)のうちいずれかのゾーンに配置されることが好ましい。複数のゾーン(Z1~Z3)のそれぞれでは、複数のゾーン(Z1~Z3)のそれぞれに属する照明器具(4、4C)のうち、ソフトウェアの更新を行う照明器具(4、4C)が1台ずつ順次切り替えられる。
上述の照明システム(1、1A、1B、1C)は、ゾーン(Z1~Z3)のそれぞれに存在する人に与える違和感を抑制することができる。
実施形態に係る第14の態様の照明システム(1、1A、1B)は、第10乃至第13の態様のいずれか1つにおいて、照明負荷(41)の光を照射される照射範囲(6)内の環境を検出するセンサ(33、34)を更に備えることが好ましい。親機(2)は、センサ(33、34)が環境を検出している動作モードで動作していないとき、及びセンサ(33、34)の検出結果が変化しない状態が所定時間以上継続したときの少なくとも一方において、更新データを少なくとも1つの照明器具(4、4C)に送信することが好ましい。
上述の照明システム(1、1A、1B、1C)は、更新データのダウンロード時に、通信トラフィックを抑制できる。
また、上述の実施形態及び変形例は一例である。このため、本開示は、上述の実施形態及び変形例に限定されることはなく、この実施形態及び変形例以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
1、1A、1B、1C 照明システム
2 親機
33 人感センサ(センサ)
34 照度センサ(センサ)
4、4C 照明器具
4a 第1照明器具(照明器具)
4b、4c 第2照明器具(照明器具)
40 点灯システム
41 照明負荷
42 点灯装置
43 照明制御部
441 無線通信部(通信部)
441C 有線通信部(通信部)
442 記憶部
443 信号生成部
444 更新部
445 更新許可部
4411、4411C 第1取得部
4412、4412C 第2取得部
401 器具本体
6 照射範囲
D1 第1レベル
D2 第2レベル
Z0~Z3 ゾーン

Claims (12)

  1. 照明負荷を点灯させる点灯装置と、
    前記照明負荷の状態を指示する制御信号を受け取る第1取得部と、
    前記照明負荷の調光レベルを示す調光信号を前記制御信号に基づいて生成するためのソフトウェアを格納する記憶部と、
    前記記憶部から読み出した前記ソフトウェアを実行することで、前記制御信号に基づいて前記調光信号を生成する信号生成部と、
    前記調光信号に基づいて前記点灯装置を制御する照明制御部と、
    前記ソフトウェアを更新するための更新データを受け取る第2取得部と、
    前記更新データに基づいて前記ソフトウェアを更新する更新部と、を備え、
    前記照明制御部が前記調光レベルを前記調光信号に基づく第1レベルに調整しているときに前記第2取得部が前記更新データを受け取ると、前記照明制御部は前記調光レベルを予め決められた第2レベルに調整し、
    前記更新部は、前記調光レベルが前記第2レベルであるときに、前記更新データに基づいて前記ソフトウェアを更新し、
    前記照明制御部が前記調光レベルを前記第1レベルに調整しているときに前記第2取得部が前記更新データを受け取ると、前記照明制御部は前記調光レベルを前記第1レベルから前記第2レベルに予め決まった時間変化率で徐々に変化させるフェード制御を行い、
    前記調光レベルが前記第2レベルに達すると前記信号生成部は前記ソフトウェアの更新に伴い前記調光信号の出力を停止し、
    前記照明制御部は、前記調光信号が入力されなければ、前記調光レベルが前記第2レベルを維持するように前記点灯装置を制御する、
    点灯システム。
  2. 前記更新部が前記ソフトウェアを更新した後、
    前記照明制御部は前記調光レベルを前記第2レベルから前記第1レベルに予め決まった時間変化率で徐々に変化させるフェード制御を行う
    請求項1の点灯システム。
  3. 前記記憶部は、2つの記憶領域を有し、
    前記信号生成部が前記2つの記憶領域の一方に格納されている前記ソフトウェアを実行しているときに前記第2取得部が前記更新データを受け取ると、前記記憶部は、前記更新データを前記2つの記憶領域の他方に格納し、
    前記更新部は、前記調光レベルが前記第2レベルであるときに、前記信号生成部が実行する前記ソフトウェアを前記更新データに基づいて更新する
    請求項1又は2の点灯システム。
  4. 無線信号又は有線信号を受信する1つの通信部を備え、
    前記1つの通信部が、前記第1取得部及び前記第2取得部として機能する
    請求項1乃至3のいずれか1つの点灯システム。
  5. 前記照明負荷が光を照射する照射範囲に存在する人を検出する人感センサの検出結果を取得し、前記人感センサが前記人を検出していない状態が所定時間以上継続すれば、前記照明制御部が前記調光レベルを前記第2レベルに調整することを許可する更新許可部を更に備える
    請求項1乃至4のいずれか1つの点灯システム。
  6. 前記照明負荷が発する光による照度を検出する照度センサの検出結果を取得し、前記照度が変化しない状態が所定時間以上継続すれば、前記照明制御部が前記調光レベルを前記第2レベルに調整することを許可する更新許可部を更に備える
    請求項1乃至4のいずれか1つの点灯システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つの点灯システムと、
    前記点灯システムによって点灯させられる照明負荷と、
    少なくとも前記照明負荷を支持する器具本体と、を備える、
    照明器具。
  8. 複数の照明器具と、
    前記複数の照明器具のうち少なくとも1つの照明器具に前記更新データを送信する親機と、を備え、
    前記複数の照明器具はそれぞれ、請求項7の照明器具である
    照明システム。
  9. 前記複数の照明器具は、前記親機から前記更新データを取得する少なくとも1つの第1照明器具と、前記複数の照明器具のうちいずれかの照明器具から前記更新データを取得する少なくとも1つの第2照明器具とを含む
    請求項8の照明システム。
  10. 前記複数の照明器具は1つのゾーンに配置され、
    前記親機は、前記複数の照明器具のうち少なくとも1つの照明器具が前記ソフトウェアを更新するときに、前記ゾーンの平均照度が所定値になるように、前記複数の照明器具のうち他の照明器具の前記照明負荷の前記調光レベルを調整する
    請求項8又は9の照明システム。
  11. 前記複数の照明器具のそれぞれは、複数のゾーンのうちいずれかのゾーンに配置され、
    前記複数のゾーンのそれぞれでは、前記複数のゾーンのそれぞれに属する前記照明器具のうち、前記ソフトウェアの更新を行う照明器具が1台ずつ順次切り替えられる
    請求項8の照明システム。
  12. 前記照明負荷の光を照射される照射範囲内の環境を検出するセンサを更に備え、
    前記親機は、前記センサが前記環境を検出している動作モードで動作していないとき、及び前記センサの検出結果が変化しない状態が所定時間以上継続したときの少なくとも一方において、前記更新データを前記少なくとも1つの照明器具に送信する
    請求項8乃至11のいずれか1つの照明システム。
JP2020032382A 2020-02-27 2020-02-27 点灯システム、照明器具、及び照明システム Active JP7507428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020032382A JP7507428B2 (ja) 2020-02-27 2020-02-27 点灯システム、照明器具、及び照明システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020032382A JP7507428B2 (ja) 2020-02-27 2020-02-27 点灯システム、照明器具、及び照明システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021136178A JP2021136178A (ja) 2021-09-13
JP7507428B2 true JP7507428B2 (ja) 2024-06-28

Family

ID=77661527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020032382A Active JP7507428B2 (ja) 2020-02-27 2020-02-27 点灯システム、照明器具、及び照明システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7507428B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024014422A1 (ja) * 2022-07-13 2024-01-18 京セラ株式会社 照明装置および照明システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001273980A (ja) 2000-03-28 2001-10-05 Mitsubishi Electric Corp 照明制御システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001273980A (ja) 2000-03-28 2001-10-05 Mitsubishi Electric Corp 照明制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021136178A (ja) 2021-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10542598B2 (en) Lighting control
EP3092874B1 (en) Handheld device that is capable of interacting with a lighting fixture
JP6236464B2 (ja) 自動グルーピングのための照明器具
JP5611596B2 (ja) 光源
CN109952812B (zh) 用于控制作为亮度的函数的色温的照明***
KR20100116615A (ko) 광원
KR100956790B1 (ko) 무선 통신을 이용한 실내 조명 제어 시스템
US10356869B2 (en) Apparatus and methods for external programming of processor of LED driver
US11641706B2 (en) Illumination system and method that presents a natural show to emulate daylight conditions with smoothing dimcurve modification thereof
US10251249B2 (en) Illumination apparatus and lighting method
US11012534B2 (en) Node for a multi-hop communication network, related lighting system, method of updating the software of lighting modules and computer-program product
US20220070982A1 (en) Enhanced fixtures for area lighting
US20240153721A1 (en) Illumination system and method for maintaining a common illumination value on a release command sent from a keypad
US11399423B2 (en) Lighting device and lighting system comprising the lighting device
US20140167645A1 (en) Lighting Apparatus and Lighting System
JP2016149214A (ja) 照明システムおよび照明システムの制御方法
KR101278540B1 (ko) 정전류와 정전압 smps를 지원하는 led 램프용 하이브리드 디밍 제어 시스템 및 그 방법
US10779383B2 (en) Command execution synchronization in a flood network
JP7507428B2 (ja) 点灯システム、照明器具、及び照明システム
JP2013539181A (ja) 照明器具ノードのグループを動作させるための方法および装置
JP6516303B2 (ja) 出荷時新品状態への装置のリセット
US20100237803A1 (en) Dimmable color selectable light emitting diodes
JP2016213140A (ja) 照明システム
KR101622330B1 (ko) 무선 통신을 이용한 컨버터 모듈을 포함하는 조명 제어 시스템
WO2018007282A1 (en) Controlling an illumination source

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240219

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240607