JP5422993B2 - 電子機器及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信機能の停止及び復帰を制御することができる電子機器及びコンピュータプログラムに関する。
従来、携帯電話機又はパーソナルコンピュータなどの電子機器が盗難され、記憶してある秘密情報が漏洩することが問題となっている。そこで、携帯電話機にあっては、被害者が遠隔から命令信号を送信して、盗難された本体の使用を禁止するか又はデータを消去することにより、秘密情報の漏洩を回避することができる。
上述の防犯システムは、通信機能が継続されている必要がある。しかし、携帯電話機は、離着陸時の飛行機内又は病院内などの通信禁止エリア内にあっては電源が切られ、通信機能を含む本体機能が停止する。その後、利用者による本体機能の再開し忘れが発生する。そこで、従来、電源投入忘れを防止する装置が提案された(例えば、特許文献1)。また、動作の再開を行うことが可能な携帯電話装置が提案された(例えば、特許文献2)。また、無線端末からのコマンドに対する応答が可能な装置が提案された(例えば、特許文献3)。また、遠隔操作情報に応じた所定の情報保全処理を実行可能とする携帯端末装置が提案された(例えば、特許文献4)。
特開平1−240026号公報 特開2006−324829号公報 特開2006−33852号公報 特開2006−303817号公報
上述の携帯電話機は、本体機能への給電制御と通信機能への給電制御とが共通している。しかしながら、自ら通信機能を有していない、携帯電話機以外の電子機器にあっては、通信機能への給電制御と、本体機能への給電制御とが個別である。従って、当該電子機器にあっては、通信機能のみ停止させた状態で、本体機能を継続させることができる。
従来の装置は、上述の電子機器の如く、複数の給電制御を行う電子機器に関する問題を解決することができない。また、従来の装置は、所定のエリア内で通信機能を停止又は再開させるにすぎない。また、従来のシステムは、エリアを管理する基地局が必要となり、高額な設備投資を必要とする。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、通信機能が停止している状態において、通信機能の復帰の可能性を判定することにより、停止させた通信機能の再開し忘れを防止することができる電子機器及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
開示の電子機器は、外部と通信する通信手段を備え、該通信手段の機能の停止及び復帰を制御することができる電子機器であって、前記通信手段の機能が停止している状態において、自機の使用状況を取得する取得手段と、取得した使用状況に基づき、前記通信手段の機能が復帰する可能性を判定する判定手段と、前記通信手段の機能が停止している旨の通知画面を、前記判定手段にて判定した可能性に応じた時間間隔で表示することにより、自機の利用制限を実行する制御手段とを備える。
開示のコンピュータプログラムは、コンピュータに、外部と通信する通信機能の停止及び復帰を制御させるコンピュータプログラムであって、前記通信機能が停止している状態において、コンピュータ本体の使用状況を取得させるステップと、取得した使用状況に基づき、前記通信機能が復帰する可能性を判定させるステップと、前記通信機能が停止している旨の通知画面を、前記可能性に応じた時間間隔で表示させることにより、コンピュータ本体の利用制限を実行させるステップとをコンピュータに実行させる。
この電子機器及びコンピュータプログラムは、通信機能の停止及び復帰と、本体機能の停止及び復帰とが独立制御可能な電子機器において、通信機能を停止している間に、自機の使用状況を検出することにより、自機がおかれている使用状況を自ら把握する。また、検出した使用状況に基づき、通信機能の復帰の可能性を判定する。また、復帰の可能性があると判定した場合、自機の利用を制限させるよう制御する。自機の利用を制御することにより、例えば、通信機能の復帰の操作を利用者に勧告すること、又は秘密情報の漏洩を防止することが可能となる。
開示の電子機器及びコンピュータプログラムは、通信機能の停止及び復帰と、本体機能の停止及び復帰とが独立制御可能な電子機器において、停止させた通信機能の再開し忘れを防止することができる。
開示の電子機器及びコンピュータプログラムの内容を、実施の形態を示す図面に基づいて以下説明する。なお、以下説明では、運搬可能なノート型のパーソナルコンピュータ(laptop computer)を電子機器とする一例を挙げる。
図1は本実施の形態における電子機器の構成を示すブロック図、図2は本実施の形態における通知画面の表示例を示す図、図3は本実施の形態における使用状況データのフォーマット例を示す図、図4は本実施の形態におけるスケジュールデータの一例を示す図、図5は本実施の形態における判定情報データベースの格納例を示す図である。
図中には、本実施の形態における電子機器1が図示されている。本実施の形態における電子機器1は、外部記憶装置11、第1通信部12、ROM13、RAM14、入力制御部15、入力装置15a、出力制御部16、出力装置16a、補助記憶装置17、タイマ18、カウンタ19、自律位置推定部20、第1給電制御部21、第2給電制御部22、第2通信部30及びCPU10を有する。各部は、バス23により相互に接続されている。また、電子機器1は、各部へ給電する電源(図示せず)を内蔵する。
外部記憶装置11は、記録媒体11aの記録データ(プログラムを含む)を読み取り、補助記憶装置17に出力する。本実施の形態において、プログラムは、オペレーションシステム(以下OSという)、開示のコンピュータプログラム及びその他のアプリケーションソフトウェアである。
第2通信部30は、電子機器1の通信手段である。本実施の形態において、第2通信部30は、Bluetooth(登録商標)の送受信機である。第2通信部30は、Bluetoothを用いて外部の通信端末3と通信可能であり、プロファイルにより通信端末3との通信が標準化されている。プロファイルは、GAP(Generic Access Profile)及びSDAP(Service Discovery Application Profile)などである。GAPは、通信端末3との接続、認証及び暗号化を行うためのプロファイルである。SDAPは、他のBluetooth機器が提供する機能を調べるためのプロファイルである。プロファイルは、第2通信部30の記憶領域に記憶されている。
通信端末3は、Bluetooth通信機能を有するマウス、キーボード、リムーバブルディスクなどである。
第2通信部30及び通信端末3は、以下の手順により相互の接続を行う。接続元には、認証及び暗号化が予め設定されている。接続元は、電波を周辺機器に送信する。周辺機器は、接続元と同一の認証及び暗号化が設定されている場合、自らが有する暗号鍵を送信元に返信する。接続元は、暗号鍵を受信した場合、自らの鍵と照合する。照合が成功した場合、接続元及び接続先の通信が可能となる。なお、接続元は、周辺機器の機能が停止している場合、機能が復帰するまで、電波を繰り返し送信する。
第1通信部12は、第2通信部30と同じく電子機器1の通信手段である。本実施の形態において、第1通信部12は、PHS(Personal Handy-phone System)の送受信機である。第1通信部12は、PHSを用いて外部のPHS基地局と通信可能であり、基地局を通じてインターネットなどの公衆網に接続することが可能である。第1通信部30は、遠隔制御の信号を外部の装置からインターネットを介して受信し、受信した信号をCPU10に出力する。CPU10は、受け付けた遠隔制御の信号に従い、各部を制御する。
第1通信部12は、第1給電制御部21により給電の開始(継続)又は停止を制御される。第1通信部12は、その他の部から独立して給電制御される。第1通信部12は、給電が停止された場合に機能が停止し、給電が開始された場合に機能が復帰する。
第1給電制御部21は、電源から第1通信部12への給電の開始及び停止を切り替える開閉回路である。切り替えは、利用者により操作される。第1給電制御部21は、給電停止の要求を受けた場合、受け付けた要求をCPU10又はBIOSに出力する。CPU10又はBIOSは、給電停止のための認証処理を実行する。CPU10又はBIOSは、認証結果を第1給電制御部21に出力する。第1給電制御部21は、権限があるとの認証結果を受け付けた場合、給電を停止する。一方、第1給電制御部21は、権限がないとの認証結果を受け付けた場合、給電停止を実行しない。また、第1給電制御部21は、給電開始の要求を受けた場合、認証することなく、給電を開始して第1通信部12の機能を復帰させる。
ROM13は、記録してあるデータを読み出すことが可能な記憶装置である。ROM13は、Basic Input/Output System(以下BIOSという)及びその他のファームウェアを記憶する半導体素子である。BIOSは、ファームウェアの一つであり、各部との最も低レベルの入出力を行うためのシステムである。BIOSは、電源が給電を開始したときにROM13からRAM14に読み出される。BIOSは、OSの起動、認証処理などを実行する。
RAM14は、CPU10の実行により生じたデータ又は補助記憶装置17から読み出したデータを一時記憶する。RAM14は、SDRAM(Synchronous DRAM)又はSRAM(Static RAM)などの半導体が該当する。
入力制御部15は、入力装置15aから受け付けた入力データをRAM14又は補助記憶装置17に出力する。入力装置15aは、キーボード、タッチパッド、指紋読取ユニット及びUSBデバイス読取装置である。入力装置15aは、給電の開始/停止の切替要求及びその他の第1給電制御部21に対する要求、指紋データ、USBデバイス内の鍵情報及びその他の識別情報、並びに利用者のスケジュールデータなどを受け付ける。本実施の形態において、給電開始の切替要求は、第1通信部12の機能の復帰要求に該当する。
出力制御部16は、出力データを出力装置16aに出力する。出力装置16aは、液晶モニタ及びスピーカである。出力データは、認証画面又は通知画面などである。認証画面は、利用者の権限を認証する画面であり、入力すべき識別情報の種類の表示と、識別情報の入力欄とを有する。
通知画面は、給電開始の要求を行うよう利用者に促す画面であり、第1通信部12への給電が停止していることの伝言、及び操作ボタンを有する(図2参照)。操作ボタンは、入力装置15aへの入力に応じて押下される。操作ボタンは、「確認」ボタン及び「後で確認」ボタンを含む。「確認」ボタンは、給電開始の要求のとき押下される。「後で確認」ボタンは、給電開始の要求のキャンセルのとき押下される。出力制御部16は、CPU10により制御される。
出力制御部16は、「確認」ボタンが押下された場合、通知画面の表示を終了する。また、「後で確認」ボタンが押下された場合、通知画面の表示を一旦終了し、所定の時間の経過後に再表示する。所定の時間については、後述にて説明する。利用者は、通知画面の表示により、電子機器の利用を一時的に妨げられることになる。すなわち、電子機器が有する通信手段の機能を復帰させても良い状況である度合に応じて、電子機器の利用者に対して電子機器の適度な利用制限を課すことができる。これにより、電子機器が有する通信手段の機能を復帰させることを、利用者に促すことができる。
補助記憶装置17は、外部記憶装置11、第1通信部12、ROM13、RAM14、入力制御部15及び第2通信部30などから受け付けたデータを記憶し、適宜読み出される。補助記憶装置17は、磁気ディスク記録方式のハードディスクドライブ(HDD)又はNAND素子で構成されるフラッシュソリッドステートドライブ(Flash SSD)が該当する。本実施の形態において、補助記憶装置17は、OS、その他のプログラム、各種データ、及び判定情報データベースを記憶する。各種データは、使用状況データ、スケジュールデータ、及び利用者の識別情報などである。
本実施の形態において、使用状況データは、CPU10がタイマ18、カウンタ19及び自律位置推定部20、第2通信部30から取得したデータである。使用状況データは、経過時間、信号の受信回数、移動距離、OS利用時間、及び移動予定場所を含む(図3参照)。経過時間は、第1通信部12への給電を停止してからの経過時間である。信号の受信回数は、通信端末3から送信された電波の受信回数である。移動距離は、電子機器1の移動距離、言い換えれば、電子機器1を携帯する利用者の移動距離である。OS利用時間は、OSがBIOSにより起動されて利用されている時間である。移動予定場所は、電子機器1の移動先予定場所、言い換えれば、電子機器1を携帯する利用者の移動先予定場所である。上述の使用状況データの取得方法については、後述に説明する。
本実施の形態において、スケジュールデータは、利用者の移動先に関するデータであり、予定の時刻及び移動先を含む(図4参照)。移動先は、利用者が予定の時刻に移動する移動先である。移動先は、移動中、利用者の自宅及び利用者の勤務先となる事務所などである。予定の時刻は、後述するタイマ18のクロック/ウォッチ機能により取得される。スケジュールデータは、利用者により予め設定される。
本実施の形態において、判定情報データベースは、第1通信部12への給電を開始して、通信部12の機能が復帰する可能性の度合と、閾値とを対応付けて格納する(図5参照)。本実施の形態において、度合は、百分率で示してあり、値が大きくなるに従い、第1通信部12の機能が復帰する可能性が高いことを示す。閾値は、第1通信部12の機能が復帰し得る使用状況を示す指標値であり、使用状況毎に設定されている。閾値及び度合は、利用者により予め設定される。対応付けは、使用状況毎になされている。
本実施の形態において、閾値及び度合は、経過時間が2時間以上のときに度合を10%とし、5時間以上のときに50%とし、24時間以上のときに90%と設定されている。第1通信部12への給電の停止時間が長くなるほど、給電停止の理由が解消して、第1通信部12の機能が復帰するが高くなるからである。給電停止の理由とは、離着陸時の飛行機内、病院内、又はペースメーカ利用患者の近傍などに位置することである。
また、他の閾値及び度合は、受信回数が2回以上のときに10%とし、5回以上のときに50%とし、10回以上のときに90%と設定されている。通信端末3から送信された電波の受信回数が多くなるほど、電波の使用可能エリアに位置する可能性が高くなり、第1通信部12の機能が復帰する可能性が高くなるからである。
また、他の閾値及び度合は、移動距離が100歩以上のときに10%とし、500歩以上のときに50%とし、900歩以上のときに90%と設定されている。移動距離が長くなるほど、通信禁止エリアから脱した可能性が高くなり、第1通信部12の機能が復帰する可能性が高くなるからである。なお、図5に示す例では、電子機器1を携帯する利用者の歩数に基づく移動距離に応じて第1通信部12への給電を制御する例としている。他の例として、所定単位時間内に電子機器1を携帯する利用者の歩数を検出した場合の単位時間を累積して得た移動時間に応じて第1通信部12への給電を制御してもよい。例えば、移動時間が2分以上のときに10%とし、10分以上のときに50%とし、20分以上のときに90%と対応付けてもよい。すなわち、電子機器1を携帯する利用者の移動量に応じて、第1通信部12への給電を開始してもよいと判定できる度合を対応付けて管理することができればよい。
また、他の閾値及び度合は、OS利用時間が1時間以上のときに10%とし、2時間以上のときに50%とし、24時間以上のときに90%と設定されている。OS利用時間が長くなるほど、給電停止の理由が解消する可能性が高くなり、第1通信部12の機能が復帰する可能性が高くなるからである。
また、他の閾値及び度合は、移動予定場所が移動中のときに10%とし、自宅のときに50%とし、及び事務所のときに90%と設定されている。事務所では通信手段が不可欠であるので度合が高くなる。自宅では通信手段が必要となるがペースメーカ利用患者の近傍などの特別な理由があるので度合が中程度となる。移動中は離着陸時の飛行機内、病院内、電車内でペースメーカ利用患者の近傍にいるなどの多数の理由があるので度合が低くなる。
タイマ18は、開始時点からの経過時間を計時するストップウォッチ機能、及び日中の何分の一が経過したか(時刻)を計時するクロック/ウォッチ機能を有する回路である。タイマ18は、CPU10により制御される。タイマ18は、計時結果をCPU10に出力する。
カウンタ19は、通信端末3から送信された電波の受信回数を計数する回路である。カウンタ19は、CPU10により制御される。カウンタ19は、計数結果をCPU10に出力する。
自律位置推定部20は、電子機器1の移動距離を算出する回路である。本実施の形態において、自律位置推定部20は、加速度センサ及びジャイロセンサである。自律位置推定部20は、電子機器1に掛かる重力及び加速度を検出し、電子機器1を携帯する利用者の歩数を算出する。自律位置推定部20は、CPU10により制御される。自律位置推定部20は、算出結果をCPU10に出力する。
第2給電制御部22は、電源から第1通信部12以外の各部への給電の開始及び停止の切り替える開閉回路である。切り替えは、利用者により操作される。第2給電制御部22は、給電の開始の要求を受けた場合、各部への給電を開始する。給電の開始によってBIOSがROM13からRAM14に読み出される。BIOSは、OSを補助記憶装置17から読み出して起動する。第2給電制御部22は、給電の停止の要求を受けた場合、OSを終了し、各部への給電を停止する。
図6は本実施の形態におけるCPU10の機能を説明するブロック図、図7は本実施の形態におけるCPU10が実行する対応処理を説明する図である。CPU10は、上述のOS、アプリケーションソフトウェア、各種データ及び判定情報データベースなどに基づき以下の複数の機能を発揮する。
(制御部100)
CPU10は、OS、その他のプログラム又は遠隔制御の信号に従い、各部を制御する制御部100として機能する。
(I/O監視部101)
CPU10は、I/O監視部101として機能する。CPU10は、第1通信部12、タイマ18、カウンタ19、自律位置推定部20及びその他の部の使用状況を監視する。CPU10は、タイマ18及び自律位置推定部20から計測結果を受け付けて、使用状況データに登録する。CPU10は、第2通信部30が電波を受信した場合、電波により第2通信部30内で発生したカウント信号を検出し、検出したカウント信号をカウンタ19に出力する。CPU10は、カウンタ19から計測結果を受け付けて、使用状況データに登録する。このように、本実施の形態における電子機器1は、自機の使用状況を自ら把握することができる。更に、通信機能が停止している状態であっても、自機の使用状況を自ら把握することができる。
(機能復帰判定部102)
CPU10は、機能復帰判定部102として機能する。CPU10は、補助記憶装置17から使用状況データ、スケジュールデータ及び判定情報データベースを読み出す。CPU10は、使用状況データ及びスケジュールデータと、判定情報データベースとを比較することにより、第1通信部12への給電を開始し得るか否かを判定する。また、給電を開始すべき度合を算出する。このように、本実施の形態における電子機器1は、第1通信部12の機能が復帰する可能性を自力で判定することができるので、基地局を必要としない。また、所定のエリア以外であっても機能を停止又は再開させることができる。また、停止させた給電の再開し忘れを防止することができる。
(画面出力制御部103)
CPU10は、第1通信部12への給電を開始し得ると判定した場合、画面出力制御部103として機能する。CPU10は、補助記憶装置17から通知画面のデータを読み出す。CPU10は、読み出した通知画面のデータを出力制御部16に出力する。CPU10は、算出した度合に応じた所定の時間を決定する。CPU10は、通知画面の「後で確認」ボタンが押下されたとき、出力制御部16を介して、通知画面の表示を一旦終了し、所定の時間の経過後に再表示させる。CPU10は、通知画面の「確認」ボタンが押下されたとき、通知画面の表示を終了させる。
所定の時間は、例えば、度合が10%のときに5分間隔とし、50%のときに10秒間隔とし、90%のときに2秒間隔として決定される(図7参照)。度合が高くなるほど、第1通信部12の機能が復帰する可能性が高くなるので、給電開始の要求を利用者に促すためである。すなわち、通知画面の表示により、利用者は、電子機器の利用を一時的に妨げられることになる。特に、電子機器が有する通信手段の機能を復帰させても良い状況である度合に応じて、通知画面の表示頻度を変更することにより、電子機器の利用者に対して電子機器の適度な利用制限を課すことができる。これにより、電子機器が有する通信手段の機能を復帰させることを、利用者に対して適切に促すことができる。
(認証部104)
CPU10は、第1通信部12への給電を開始し得ると判定した場合、認証部104として機能する。CPU10は、補助記憶装置17から認証画面のデータを読み出す。CPU10は、算出した度合に応じた識別情報の種類を決定する。CPU10は、決定した識別情報を入力するための認証画面を出力制御部16に出力する。CPU10は、全ての識別情報が認証画面を介して入力されたとき、入力された識別情報に基づく認証処理を実行する。CPU10は、認証の結果、利用者に権限があると判定した場合、所定の処理を開始する。CPU10は、利用者に権限がないと判定した場合、所定の処理を中止する。認証要求が必要な所定の処理とは、例えば、OSの起動、給電の停止、休止モード・サスペンドモードからの復帰、アプリケーションソフトウェアのインストール、及び各種設定の登録である。
識別情報の種類は、例えば、度合が10%のときにパスワードとし、50%のときにパスワード及び指紋データとし、90%のときにパスワード・指紋データ及びトークンとして決定される(図7参照)。パスワードは、利用者に付与された固有識別番号であり、キーボードに入力される。指紋データは、利用者の指紋データであり、指紋読取ユニットに入力される。トークンは、セキュリティトークンのことであり、利用者が所持するUSBデバイスに格納された鍵情報である。トークンは、USBデバイス読取装置に入力される。度合が高くなるに応じて認証要求を厳しくして、給電開始の要求を利用者に促す。すなわち、認証画面の表示により、利用者は電子機器の利用を妨げられることになる。特に、電子機器が有する通信手段の機能を復帰させても良い状況である度合が高くなるに従い認証の種類を増加させることにより、電子機器の利用者に対して電子機器の適度な利用制限を課すことができる。これにより、電子機器が有する通信手段の機能を復帰させることを、利用者に対して適切に促すことができる。また、通信機能が停止している間は、上述の遠隔制御によるデータの消去を実行することができない。即ち、秘密情報の漏洩を防止することができなくなるので、不正な使用がなされないよう自己防衛を図ることができる。
(通信先限定部105)
CPU10は、第1通信部12への給電を開始し得ると判定した場合、通信先限定部105として機能する。CPU10は、算出した度合に応じて通信先の限定を決定する。CPU10は、限定した通信先との通信のみを行う。
通信先の限定は、例えば、度合が10%のときに全ての通信先との通信を有効とし、50%のときに通信先を特定IPに限定し、90%のときに全ての通信先との通信を無効と決定される(図7参照)。特定IPは、通信可能な端末の宛先を示し、補助記憶装置17に記憶してあり、利用者により予め設定される。度合が高くなるに応じて通信先を限定して、給電開始の要求を利用者に促すためである。すなわち、第2通信部30の通信機能を制限することにより、利用者は電子機器の利用を妨げられることになる。特に、電子機器が有する通信手段(第1通信部12)の機能を復帰させても良い状況である度合が高くなるに従い第2通信部30の通信機能を制限する度合を高くすることにより、電子機器の利用者に対して電子機器の適度な利用制限を課すことができる。これにより、電子機器が有する通信手段の機能を復帰させることを、利用者に対して適切に促すことができる。
電子機器1のCPU10は、上述の機能を発揮させて以下の処理を実行する。図8は本実施の形態におけるCPU10が実行する機能復帰処理の手順を示すフローチャートである。CPU10は、第1通信部12への給電がなされているか否かを判定する(S101)。第1給電制御部21は、給電停止の要求を受け付けた場合、第1通信部12への給電を停止する。一方、給電開始の要求を受け付けた場合、第1通信部12への給電を開始する。
CPU10は、給電を停止していると判定した場合(S101でNO)、使用状況データを初期化する(S102)。CPU10は、タイマ18のストップウォッチ機能に給電停止からの経過時間を計時させる(S103)。CPU10は、計時結果をタイマ18から受け取る。
CPU10は、その他の使用状況を取得する(S104)。CPU10は、電波の受信回数をカウンタ19に計数させて、計数結果を受け取る。また、移動距離を自律位置推定部20に検出させて、結果を受け取る。また、タイマ18のストップウォッチ機能にOS利用時間を計時させて、計時結果を受け取る。また、スケジュールデータから移動手予定場所を抽出する。
CPU10は、取得した使用状況に基づき、第1通信部12の機能が復帰する可能性を判定する機能復帰判定処理を実行する(S105)。なお、機能復帰判定処理の手順は、後述にて説明する。
CPU10は、機能復帰判定処理の結果に応じて対応処理を実行する(S106)。本実施の形態において、対応処理は、上述の画面出力制御部103による通知画面の出力、認証部104による認証要求、及び通信先限定部105による通信先の限定である。CPU10は、ステップS101に戻り、第1通信部12への給電がなされているか否かを判定する。
一方、CPU10は、ステップS101において、第1通信部12への給電を開始したと判定した場合(S101でYES)、上述の対処処理の解除を決定する(S107)。CPU10は、機能復帰処理を終了する。
次にステップS105の機能復帰判定処理の手順について説明する。図9は本実施の形態におけるCPU10が実行する機能復帰判定処理の手順を示すフローチャートである。電子機器1のCPU10は、補助記憶装置17から判定情報データベースを読み出す(S201)。
CPU10は、取得した使用状況(経過時間、受信回数、移動距離、OS利用時間又は移動予定場所)と、判定情報データベースとを順次比較する。CPU10は、取得した使用状況に対応する度合を判定情報データベースから抽出する。CPU10は、抽出した度合が10%以上であるか否かを判定する(S202)。CPU10は、度合が10%未満と判定した場合(S202でNO)、ステップS205に進む。
一方、CPU10は、度合が10%以上であると判定した場合(S202でYES)、更に度合が50%以上であるか否かを判定する(S203)。CPU10は、度合が50%未満であると判定した場合(S203でNO)、ステップS205に進む。
一方、CPU10は、度合が50%以上であると判定した場合(S203でYES)、度合が90%であると判定する(S204)。CPU10は、ステップS205に進む。
CPU10は、度合が10%未満と判定した場合(S202でNO)、50%未満と判定した場合(S203でNO)又は90%と判定した場合(S204)、全ての使用状況に対して上述の判定を行ったか否かを判断する(S205)。CPU10は、いずれかの使用状況に対して上述の判定を行っていないと判断した場合(S205でNO)、ステップS202に戻る。
一方、CPU10は、全ての使用状況に対して上述の判定を行ったと判断した場合(S205でYES)、抽出した度合のうち、最大値を選定する。CPU10は、選定した最大値を出力する(S206)。CPU10は、機能復帰処理に戻る。CPU10は、使用状況のいずれかが閾値を満たしていれば、機能復帰処理を実行する。
上述の実施の形態では、Bluetooth送受信機が第2通信部30である一例を説明した。しかし、開示の電子機器は、これに限定されるものでなく、Wi-Fi(登録商標)の送受信機が通信部であってもよい。また、無線の送受信機でなく、有線の送受信機であってもよい。
上述の実施の形態では、PHS送受信機が第1通信部12である一例を説明した。しかし、開示の電子機器は、これに限定されるものではなく、WiMAX(登録商標)の送受信機、HSPA(High Speed Packet Access)方式をサポートする携帯電話モジュールであってもよい。
また、上述の実施の形態では、電子機器1のCPU10が実行する対応処理が、通知画面の出力、認証要求及び通信先の限定である一例を挙げた。しかし、開示の電子機器は、これに限定されるものでなく、液晶モニタの解像度を下げる、キーボードの反応速度を下げる、警告音を出力する、又はその他の電子機器の機能を制限する処理であってもよい。
また、上述の実施の形態では、第1通信部12の機能が復帰する可能性があると判定した場合、給電開始の要求を利用者に促す一例を説明した。しかし、開示の電子機器は、これに限定するものでなく、自律で給電を開始するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、使用状況データが、経過時間、電波の受信回数、移動距離、OS利用時間及び移動予定場所の5種である一例を説明した。しかし、開示の電子機器は、これに限定されるものでなく、上述のうちの1〜4種であってもよい。また、利用者により入力された通信要求の受付回数、OSの起動/終了回数などであってもよい。
また、上述の実施の形態では、第1通信部12の機能が復帰する可能性の度合を百分率で示す一例を説明した。しかし、開示の電子機器は、これに限定されるものでなく、その他の割合方法で示してもよい。
また、上述の実施の形態では、3個の度合を用いた一例を説明した。しかし、開示の電子機器は、これに限定されるものでなく、0〜2個の度合、4個以上の度合を用いてもよい。
また、上述の実施の形態では、電子機器1がノート型のパーソナルコンピュータである一例を説明した。しかし、開示の電子機器は、これに限定されるものでなく、通信可能なカーナビゲーションなど、通信部への給電制御が本体への給電制御から独立している機器であればよい。
また、上述の実施の形態では、第1通信部12の機能の停止又は復帰を、給電の停止又は開始を利用して実行する一例を説明した。しかし、開示の電子機器は、これに限定されるものでなく、OSのカーネルの機能を利用して実行するようにしてもよい。
上述の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
外部と通信する通信手段を備え、該通信手段の機能の停止及び復帰を制御することができる電子機器であって、
前記通信手段の機能が停止している状態において、自機の使用状況を取得する取得手段と、
取得した使用状況に基づき、前記通信手段の機能が復帰し得るか否かを判定する判定手段と、
前記通信手段の機能が復帰し得ると判定した場合、自機の利用を制限させる制御手段と
を備えることを特徴とする電子機器。
(付記2)
前記通信手段の機能の復帰要求を受付ける受付手段を更に備え、
前記復帰要求を受付けた場合、前記通信手段の機能を復帰させることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
(付記3)
前記通信手段の機能が復帰し得る使用状況を示す閾値を記憶するデータベースを更に備え、
前記判定手段は、取得した使用状況と前記データベースに記憶してある閾値との関係に基づき、前記通信手段の機能が復帰し得るか否かを判定することを特徴とする付記1又は2に記載の電子機器。
(付記4)
前記データベースは、前記閾値と前記通信手段の機能が復帰し得る度合とを対応付けて記憶してあり、
前記判定手段は、更に、
取得した使用状況と前記データベースに記憶してある閾値との関係に基づき、前記度合を取得する手段と、
取得した度合に基づき、自機の利用制限の内容を変更することを特徴とする付記3に記載の電子機器。
(付記5)
前記使用状況は、前記通信手段の機能を停止してからの経過時間であり、
前記取得手段は、該経過時間を計時することを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の電子機器。
(付記6)
前記使用状況は、前記通信手段の機能を停止してからの、外部から送信された信号の受信回数であり、
前記取得手段は、該受信回数を計数することを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の電子機器。
(付記7)
前記使用状況は、前記通信手段の機能を停止してからの自機の移動距離であり、
前記取得手段は、該移動距離を計測することを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の電子機器。
(付記8)
前記使用状況は、前記通信手段の機能を停止してからの自機の使用時間であり、
前記取得手段は、該使用時間を計時することを特徴とする付記1乃至7のいずれかに記載の電子機器。
(付記9)
自機の移動予定場所を記憶する記憶手段を更に備え、
前記使用状況は、前記通信手段の機能を停止した後の自機の移動予定場所であり、
前記取得手段は、前記記憶手段から自機の移動予定場所を抽出することを特徴とする付記1乃至8のいずれかに記載の電子機器。
(付記10)
前記復帰要求を促す通知画面を表示することができる出力手段を更に備え、
前記制御手段は、前記通信手段の機能が復帰し得ると判定した場合、前記通知画面を前記出力手段に表示させることを特徴とする付記1乃至9のいずれかに記載の電子機器。
(付記11)
自機の使用権限の有無を判別する認証手段を更に備え、
前記制御手段は、前記通信手段の機能が復帰し得ると判定した場合、自機の使用権限の有無を前記認証手段に判別させることを特徴とする付記1乃至10のいずれかに記載の電子機器。
(付記12)
自機が通信可能な通信先を限定する通信制限手段を更に備え、
前記制御手段は、前記通信手段の機能が復帰し得ると判定した場合、前記通信制御手段により前記通信先を限定させることを特徴とする付記1乃至11のいずれかに記載の電子機器。
(付記13)
前記通信手段は、無線通信することを特徴とする付記1乃至12のいずれかに記載の電子機器。
(付記14)
外部から信号を受信する手段を更に備え、
受信した信号に応じて遠隔制御されることを特徴とする付記1乃至13のいずれかに記載の電子機器。
(付記15)
外部と通信する通信手段を備え、該通信手段の機能の停止及び復帰を制御することができる電子機器において、
前記機能を停止した場合、自機の使用状況を検出する検出手段と、
検出した使用状況に基づき、復帰の可能性を判定する判定手段と、
復帰の可能性があると判定した場合、所定の処理を実行する制御手段と
を備えることを特徴とする電子機器。
(付記16)
前記機能の復帰要求を受付ける受付手段を更に備え、
前記復帰要求を受付けた場合、前記通信手段の機能を復帰させることを特徴とする付記15に記載の電子機器。
(付記17)
復帰の可能性の大小を示す閾値を各使用状況に対応付けて記憶する記憶手段を更に備え、
前記判定手段は、検出した使用状況と前記記憶手段に記憶してある閾値との関係に基づき、復帰の可能性を判定することを特徴とする付記15又は16に記載の電子機器。
(付記18)
前記記憶手段は、復帰の可能性の度合を示す指標値を各使用状況に対応付けて記憶してあり、
前記判定手段は、検出した使用状況と前記記憶手段に記憶してある指標値との関係に基づき、復帰の可能性の度合を算出する手段と、
算出した度合に応じて、復帰の可能性を判定する手段と
を備えることを特徴とする付記17に記載の電子機器。
(付記19)
コンピュータに、外部と通信する通信機能の停止及び復帰を制御させるコンピュータプログラムであって、
前記通信機能が停止している状態において、コンピュータ本体の使用状況を取得させるステップと、
取得した使用状況に基づき、前記通信機能が復帰し得るか否かを判定させるステップと、
前記通信機能が復帰し得ると判定した場合、コンピュータ本体の利用を制限させるステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
(付記20)
コンピュータに、外部と通信する通信機能の停止及び復帰を制御させるコンピュータプログラムにおいて、
前記通信機能を停止した場合、コンピュータ本体の使用状況を検出させるステップと、
検出した使用状況に基づき、復帰の可能性を判定させるステップと、
復帰の可能性があると判定した場合、所定の処理を実行させるステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
本実施の形態における電子機器の構成を示すブロック図である。 本実施の形態における通知画面の表示例を示す図である。 本実施の形態における使用状況データのフォーマット例を示す図である。 本実施の形態におけるスケジュールデータの一例を示す図である。 本実施の形態における判定情報データベースの格納例を示す図である。 本実施の形態におけるCPUの機能を説明するブロック図である。 本実施の形態におけるCPUが実行する対応処理を説明する図である。 本実施の形態におけるCPUが実行する機能復帰処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるCPUが実行する機能復帰判定処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電子機器
10 CPU
100 制御部
101 I/O監視部
102 機能復帰判定部
103 画面出力制御部
104 認証部
105 通信先限定部
11 外部記憶装置
12 第1通信部
13 ROM
14 RAM
15 入力制御部
15a 入力装置
16 出力制御部
16a 出力装置
17 補助記憶装置
18 タイマ
19 カウンタ
20 自律位置推定部
21 第1給電制御部
22 第2給電制御部
23 バス
3 通信端末
30 第2通信部

Claims (5)

  1. 外部と通信する通信手段を備え、該通信手段の機能の停止及び復帰を制御することができる電子機器であって、
    前記通信手段の機能が停止している状態において、自機の使用状況を取得する取得手段と、
    取得した使用状況に基づき、前記通信手段の機能が復帰する可能性を判定する判定手段と、
    前記通信手段の機能が停止している旨の通知画面を、前記判定手段にて判定した可能性に応じた時間間隔で表示することにより、自機の利用制限を実行する制御手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記通信手段の機能の復帰要求を受付ける受付手段を更に備え、
    前記復帰要求を受付けた場合、前記通信手段の機能を復帰させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記通信手段の機能が復帰し得る使用状況を示す閾値を記憶するデータベースを更に備え、
    前記判定手段は、取得した使用状況と前記データベースに記憶してある閾値との関係に基づき、前記通信手段の機能が復帰する可能性を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記データベースは、前記閾値と前記通信手段の機能が復帰し得る度合とを対応付けて記憶してあり、
    前記判定手段は、更に、
    取得した使用状況と前記データベースに記憶してある閾値との関係に基づき、前記度合を取得する手段と、
    取得した度合に基づき、自機の利用制限の内容を変更することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. コンピュータに、外部と通信する通信機能の停止及び復帰を制御させるコンピュータプログラムであって、
    前記通信機能が停止している状態において、コンピュータ本体の使用状況を取得させるステップと、
    取得した使用状況に基づき、前記通信機能が復帰する可能性を判定させるステップと、
    前記通信機能が停止している旨の通知画面を、前記可能性に応じた時間間隔で表示させることにより、コンピュータ本体の利用制限を実行させるステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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