JP5419973B2 - チャネル品質推定値を生成する方法及び装置 - Google Patents

チャネル品質推定値を生成する方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、概して、無線ネットワークにおけるチャネル品質推定に関するものであり、特に、先の期間に移動端末から受信したフィードバックに基いて、後の期間におけるチャネル品質推定値を生成する方法に関するものである。
下りリンク高速パケットアクセス(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)は、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)ネットワークにおいて提供されるパケットデータサービスである。HSDPAは、高い次数の変調、物理レイヤのハイブリッド自動再送要求、マルチコード伝送、高速リンク・アダプテーション、高速スケジューリング、及び空間多重化等の、高度な特徴を使用して高いデータレートを提供する。
HSDPA用の物理チャネルは、複数の移動端末によって共有される時間及び符号多重化チャネルである。移動端末は、基地局にチャネル品質情報(CQI:channel quality indication)報告を定期的に送信する。CQI報告は、受信機によって観察される瞬時のチャンネル状態を示す。移動端末からのCQI報告に基づいて、基地局のスケジューラは、移動端末への下りリンク送信をスケジューリングし、下りリンク送信用の送信フォーマットを決定する。当該送信フォーマットは、例えば、転送ブロックサイズ、変調、及び符号化を含み、これらは所望の誤り特性を達成するために選択される。所与の期間にデータを受信するようにスケジューリングされた移動端末の識別子は、共有下りリンク制御チャネルを介して移動端末に送信される。
HSDPAネットワークにおいて、チャネル品質報告は、チャネル品質情報(CQI)報告として知られている。CQI報告は、移動端末の復調器によって感知された実効的なチャネル品質を記述するチャネル品質情報を含む。CQI報告は、基本的に、復調後の受信信号の規格化されたSIRの測度(measure)を伝達する。CQI報告は、移動端末がその時点で共有下りリンクチャネルでデータを受信中ではない場合にも、HSDPAコネクションがアクティブである間に、当該移動端末によって定期的に送信される。
CQI報告は、移動端末への送信のスケジューリング及び適切な送信フォーマットの選択に有用である一方で、移動端末が基地局にCQI報告を送信する時間と、下りリンクで送信を受信するよう当該移動端末がスケジューリングされる時間との間で、受信機によって観察される干渉状態が変化する可能性がある。自セル干渉及び他セル干渉の両方の量が変化する可能性がある。例えば、CQI報告が行われる期間内に存在する干渉源が、下りリンク送信を受信するよう移動端末がスケジューリングされる期間内にはもはや存在しない可能性がある。さらに、下りリンク送信を受信するように移動端末がスケジューリングされる期間内に存在する干渉源が、基地局にCQIが報告された期間内には存在しなかった可能性がある。干渉源のこれら変動は、選択される送信フォーマットと、下りリンク送信が行われる時点のチャネル状態との間に、不整合を生じさせ得る。
瞬時の干渉パターンの変動による影響を受けた過去のCQI報告をそれでも使用可能にするために、時間的に変動している干渉パターンを平均化するために平滑化を適用してもよい。平滑化を使用することはどのような高速なチャネル変動をも不鮮明にしてしまい、それにより、最適なリソース割り当てのために瞬時チャネルフェージングに追従するスケジューラの機能(ability)が著しく阻害されるおそれがあることを意味する。
関連する問題は、推定されたSIRを対応するCQIにマッピングする前に、移動端末自体が、CQI報告を生成するために使用するSIR推定値に対してある程度の平滑化を適用する可能性があることである。SIR推定値の平滑化は、当該SIR推定値の変動を低減するために使用される。チャネル変動の平均化を避けるためには、平滑化は、数スロット又はわずかな期間に限定されるべきであり、本質的には、SIR測定についてのチャネルに関連した要素の処理のために十分であるべきである。しかし、さらなる干渉が存在する場合には、CQI報告の変動を低減するために、より大幅な平滑化が必要となる。また、これにより、高速スケジューリングと有効なリソース割当てとのためのCQI報告値の有用性を減少させてしまう。
従って、移動端末への下りリンク送信が行われる期間内における当該移動端末のチャネル品質について、より良好な推定値をスケジューラが得られるようにするCQI報告方法が、依然として必要とされる。
本発明は、概して、共有下りリンクチャネルにおける送信を受信する複数の移動端末のスケジューリングに関するものである。移動端末は、サービング(serving)基地局に対してチャネル品質報告を定期的に提供する。チャネル品質報告は、第1の期間における、受信信号の信号電力と、当該受信信号の全障害(total impairment)に寄与する1つ以上の干渉パラメータとを含む。基地局は、チャネル品質報告内で移動端末によって報告された信号電力及び干渉パラメータに基づいて、後続する期間についてのチャネル品質情報を計算する。第2の期間について計算されたチャネル品質情報は、移動端末のスケジューリングを行い、かつ、送信フォーマットを決定するために、基地局のスケジューラによって使用される。
例示的な無線通信ネットワークを示す図である。 移動端末における例示的なGRAKE受信機を示す図である。 パラメトリックGRAKE受信機に関する例示的なGRAKEプロセッサを示す図である。 サービング基地局にチャネル品質フィードバックを提供する移動端末によって実行される例示的な方法を示す図である。 共有下りリンクチャネルにおける移動端末のスケジューリングを行うサービング基地局によって実行される例示的な方法を示す図である。
図1は、例示的な無線通信ネットワーク10を概略的に示す図である。本明細書に記載した例示的な実施形態において、無線通信ネットワーク10は、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)ネットワークを含む。しかし、本発明が、第3世代パートナシップ・プロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)によって現在開発中のロングターム・エボリューション(LTE:Long-Term Evolution)等の、他のアクセス技術を使用する他のタイプのネットワークにおいても使用され得ることは、理解されるべきである。従って、本明細書に記載の例示的な実施形態は、限定するものと解釈されるべきではない。
無線通信ネットワーク10は、複数の移動端末200と通信する少なくとも1つの基地局100を含む。WCDMA/LTE標準規格において、基地局100は、ノードB(NB:node B)又は高度化ノードB(eNB:enhanced node B)と称される。しかし、本願では汎用的な「基地局」100という用語を使用する。移動端末200は、例えば、無線ネットワーク10を介して通信する、セルラ電話機、パーソナル・ディジタル・アシスタント、ラップトップ・コンピュータ、又は他の任意のデバイスを含んでもよい。
下りリンク高速パケットアクセス(HSDPA)の場合、基地局100は、共有下りリンクチャネルを介して移動端末200にデータを送信する送受信機110を含む。下りリンクチャネルは、送信時間間隔(TTI:transmission time interval)と称される複数の時間間隔(期間)に分割される。基地局100のスケジューラ120は、移動端末200からのチャネル品質フィードバックに基づいて、各TTIの期間内にデータを受信する1つ以上の移動端末200を選択する。各移動端末200は、基地局100と通信する送受信機210と、移動端末200が送受信する信号を処理するベースバンド・プロセッサ220とを含む。
移動端末200は、基地局100によって送信されるパイロット信号に基づいて、その時点のチャネル状態を推定するとともに、当該チャネル状態を基地局100に報告する。例えば、移動端末200は、下りリンクチャネルの信号対干渉比(SIR:signal-to-interference ratio)を推定し、推定したSIRを対応するチャネル品質情報(CQI)にマッピングし、計算した当該CQIを含むCQI報告を基地局100に送信してもよい。CQI報告は、移動端末200の受信機によって観察された瞬時のチャネル状態を示す。基地局100内のスケジューラ120は、移動端末200からのCQI報告に基づいて、移動端末200への下りリンク送信のスケジューリングを行うとともに、当該下りリンク送信の送信フォーマットを決定する。送信フォーマットは、例えば、チャネル状態報告に基づいて所望の誤り特性を達成するために選択される、転送ブロックサイズ、変調、及び符号化を含む。所与の期間にデータを受信するようにスケジューリングされた移動端末200の識別子と、送信フォーマットとは、共有下りリンク制御チャネルを介して移動端末200に送信される。
移動端末200によって基地局100に送信されるCQI報告は、移動端末200によってSIR測定が行われる時間に存在する干渉パターンを反映する。CQI報告に伴う1つの問題は、CQIが、その時点のチャネル状態についての簡略化された測度(condensed measure)を表し、当該測定値は、チャネル強度、チャネル分散、他セル干渉、移動端末の受信機の障害及び雑音レベル、移動端末の受信機のタイプ、並びに、干渉抑圧能力(interference suppression capability)を含む、多くの要因による影響を受けている。干渉パターンによって、CQI報告が送信される時間と、下りリンク・トラフィックチャネルにおいて下りリンク送信を受信するように移動端末200がスケジューリングされる時間との間で変化する可能性がある。干渉パターンの変動は、選択された送信フォーマットと、下りリンク送信が後続するTTIにおいて移動端末200に送信される時点のチャネル状態との間に、不整合が生じる可能性がある。干渉状態が劣化すると、移動端末200の受信機は、誤り率の急激な増大を観察するであろう。他方では、干渉状態が改善すると、基地局100は、チャネルによりサポートされ得るレートよりも低いレートでデータを送信する可能性があり、その結果、帯域幅の浪費につながる。
本発明の種々の実施形態によれば、移動端末200は、受信機における全障害に寄与する個々の障害成分(impairment component)に関する情報を、基地局100に提供する。移動端末200は、移動端末200の受信機のタイプ及び干渉抑圧能力を示す情報も、基地局100に提供してもよい。いくつかの実施形態においては、個々の障害成分及び受信機のタイプに関する情報は、CQI報告における従来のCQI推定値とともに送信されてもよい。他の実施形態においては、CQI報告は、個々の干渉成分に関する情報を含んでもよい。基地局100は、障害及び受信機のタイプに関する追加的な情報を用いて、下りリンクチャネルで送信を受信するように移動端末200をスケジューリングしたTTIにおけるチャネルをより高精度に推定することが可能である。即ち、基地局100は、第1のTTIにおいて存在する干渉に関する情報を使用して、送信を受信するように移動端末200をスケジューリングした後続する対象TTIにおけるチャネル状態の推定値を合成することが可能である。
従来のWCDMAシステムでは、移動端末200によって報告されるCQIは、移動端末200によって観察されたSIRの推定値といくつかの受信機モードパラメータとの関数である。一般に、移動端末200は、SIRを推定し、推定したSIRを、CQI報告において基地局100に送信される、対応するCQI値にマッピングする。推定されるSIRは、所望の信号Sの相対的な強度と、干渉として作用する障害信号Ikとの関数である。当該SIRは、次式により与えられ得る。
Figure 0005419973
移動端末200によって観察される全障害に寄与する障害成分が含まれる非網羅的な(non-exhaustive)リストには、自セル干渉Iown、他セル干渉Iother、移動端末200の不完全な処理に起因した受信機障害Irx、受信機の雑音障害Inoise、及び非直交同期チャネルに起因した障害Isyncが含まれる。これらの種々の障害成分は、次のようにモデル化され得る。
Figure 0005419973
式2〜6において、PBS,nは、全ての干渉に寄与するn番目の隣接基地局100に対する電力割当てであり、変数ρ0、ρn、λ及びνは、異なる複数の干渉信号に対するチャネル推定の感度を反映するスケーリング・パラメータである。
移動端末200が式2〜6の障害成分を個別に報告した場合、基地局100のスケジューラ120は、複数の障害成分における予想される変動を考慮する対象となるTTIにおいて予想されるSIRを、推定することが可能である。例えば、基地局100は隣接基地局100からスケジューリング情報を受信できる。サービング基地局100は、隣接基地局100から受信されるスケジューリング情報に基づいて、移動端末200によってCQIの報告を受けた際に存在した障害ソースが、変化するであろうということを判断できる。移動端末200によって観察された障害に関するモデルを使用して、サービング基地局100は、干渉の状態の予想される変化に基づき、対象とするTTIにおいて予想されるSIRを推定することが可能である。基地局100が移動端末200の干渉抑制能力を知っていれば、推定処理を改善することができる。従って、対象とする期間におけるSIRを推定するために基地局100によって使用されるモデルには、移動端末200に含まれる受信機のタイプに関する情報が組み込まれてもよい。
本発明のいくつかの実施形態において、移動端末200は、複数の障害成分についての個々の成分電力Ikを、基地局100にフィードバックしてもよい。種々の障害成分についての成分電力Ikが既知である場合、基地局100は、各障害成分に関連するスケーリング・パラメータを推測(deduce)するとともに、対象とするTTIの期間において予想される、障害成分の電力の変動を、考慮に入れてもよい。本発明の他の実施形態において、サービング基地局100は、隣接セルの電力割り当てPBS,nに関する情報を受信してもよい。この場合、基地局100は、移動端末200からフィードバックされるスケーリング・パラメータρ0、ρn、λ及びνから、対象とするTTIにおけるSIRの推定値を計算してもよい。当該スケーリング・パラメータは、種々の障害成分の相対的な電力に関する情報を、基地局100に提供する。基地局100は、移動端末200からフィードバックされる障害のモデル及びスケーリング・パラメータを使用して、対象とする期間におけるSIRの推定値を計算することができる。
これまでに言及したように、基地局100が対象とするTTIについてのSIRを計算するために使用する複数の障害のモデルには、異なる複数のタイプの干渉を抑制する受信機の能力が考慮されていてもよい。例えば、GRAKE受信機は、典型的には自セル干渉を抑制し、GRAKE2+受信機は、自セル干渉に加えて他セル干渉を抑制できる。従って、本発明のいくつかの実施形態では、基地局100は、移動端末200において使用される受信機のタイプに関する情報及び当該受信機の干渉抑圧能力に関する情報のうち、少なくとも何れかを提供されてもよい。対象とするTTIについてのSIRの推定に受信機タイプの知識を使用することによって、SIR推定値の精度が改善される。
受信機タイプ情報は、移動端末200から基地局100に送信されるCQI報告に含まれていてもよい。通信セッションの過程で受信機のタイプは変化しないため、不定期に、又は移動端末200との通信の設定時等に1回だけ、受信機タイプ情報を送信すれば十分であろう。
本発明のいくつかの実施形態では、種々の障害成分に関する情報は、移動端末200によって、異なる複数の更新レートで基地局100に報告されてもよい。例えば、移動端末200は、自セル干渉I1及び他セル干渉I2を、報告区間(reporting interval)毎に報告してもよい。より緩やかに又はより少ない頻度で変化する他の障害成分は、より少ない頻度で報告されてもよい。さらに、上記で言及したように、受信機タイプは、一度だけ又は極めて不定期に報告されてもよい。
本発明を理解する際に役立つように、以下ではいくつかの例を示す。これらの例では、対象とするTTIのSIRが、基地局100によって式1〜6に示すようにモデル化されているものと仮定する。
例 #1
移動端末200は、受信信号強度S、自セル干渉I1、及び他セル干渉I2を、レイヤ1(L1)シグナリングを使用してTTI毎に報告する。受信機の障害I3又はそれに対応するスケーリング・パラメータλ、及び受信機の雑音障害I4は、受信機タイプと共に、コネクションの設定時に又はより高いレイヤのシグナリングを使用して不定期に、移動端末200から基地局100に送信される。基地局100が干渉成分Ikのうち1つの変化を予想する場合、基地局100は、対象とする期間のSIRの計算に、この変化を考慮することが可能である。
例 #2
この実施形態では、移動端末200は、受信信号強度Sを、自セル干渉I1と共に、レイヤ1シグナリングを使用してTTI毎に報告する。移動端末200は、同様に、他セル干渉I2,nも、各隣接基地局nについて個別に報告する。他セル干渉I2,nは、レイヤ1シグナリングによってTTI毎に報告される。受信機の障害I3及び受信機の雑音障害I4は、受信機タイプと共に、コネクション設定時に報告されてもよいし、又は、より高いレイヤのシグナリングによって不定期に報告されてもよい。この例において、基地局100は、より正確なSIR推定値を生成するために、他セル干渉を各隣接基地局について個別にモデル化する。
例 #3
この実施形態では、移動端末200は、先行技術において行われているようにCQI値を計算して報告する。さらに、移動端末200は、種々の障害成分の相対的な電力Ik、又はそれらに対応する複数のスケーリング・パラメータを、可変の更新レートで報告する。複数の障害成分の相対的な電力Ik又はそれらに対応する複数のスケーリング・パラメータは、L1シグナリングによって報告され得る。基地局100は、対象とするTTIのSIRを計算し、計算したSIRを対応するCQIにマッピングし、計算した当該CQIを、移動端末200によって報告されたCQIと比較する。基地局100は、送信フォーマットを決定するために、計算したCQIと報告されたCQIとの何れかを使用することにより、移動端末200をスケジューリングし、かつ、送信フォーマットを選択し得る。計算したCQIと報告されたCQIとの選択は、計算したCQIと報告されたCQIとの間の比較に基づいて行われ得る。例えば、基地局100は、その時点における報告されたCQIと、計算したCQIとの差分を、所定の閾値と比較してもよい。その変動量が当該閾値より大きく、モデルの誤差を示す場合には、基地局100は、それ以前のTTIに報告されたCQIを使用してもよい。他方で、当該差分が当該閾値よりも小さく、小さな変動量を示す場合には、基地局100は、計算したCQIを使用してよく、その場合、当該CQI値は、それ以前の干渉状態と、基地局100が知っている当該状態からの変化とに基づいて、合成される。
複数の干渉パラメータの種々の組み合わせの報告に基づく多くの代替的な実施形態を考えることが可能である。また、受信機によって観察される障害についての種々のモデルを使用できる。従って、上記で示した例は例示的であり、限定するものではないと考えるべきである。
パラメトリックGRAKE受信機等の一部のタイプの受信機では、信号電力値及び干渉電力値と、対象とする他の複数のスケーリング・パラメータとの少なくとも何れかが既に利用可能である。これは、これらのパラメータと同一のパラメータが合成重みの計算に使用されているためである。パラメトリック・アプローチを使用しないGRAKE受信機では、簡略化したGRAKEパラメータ・フィッティング処理を使用して、種々の障害成分の相対的な電力が導出されてもよい。
図2は、WCDMA通信ネットワーク用の例示的なGRAKE受信機222を示しており、この受信機は移動端末200のベースバンド・プロセッサ220内に実装されてもよい。GRAKE受信機222は、複数のGRAKEフィンガ224と、GRAKE合成器226と、GRAKEプロセッサ230とを備える。複数のGRAKEフィンガ224は、受信信号rを逆拡散して、ベクトル形式yで表される、対象シンボルの複数の逆拡散値を生成する。同様に、パイロットシンボルについて、ベクトル形式ypで表される複数の逆拡散値が生成される。GRAKE合成器226は、GRAKEフィンガ224の複数の逆拡散値yを合成して、GRAKE合成値zを生成する。GRAKEプロセッサ230は、GRAKEフィンガ224用のフィンガ遅延τを決定するとともに、GRAKE合成器226によって、複数の逆拡散シンボル値yの合成に使用される合成重みベクトルwを計算する。合成重みベクトルwの計算において、GRAKEプロセッサ230は、GRAKE合成値zに含まれる干渉を抑制するために、障害共分散を使用する。
例示的な一実施形態において、図3に示すように、GRAKEプロセッサ230は、GRAKE合成重みベクトルwを計算するために、全障害の共分散についてパラメトリック・モデルを使用する。障害共分散行列Rは、成分共分散行列Rkと雑音共分散行列Rnとの重み付け和として、以下に示すようにモデル化される。
Figure 0005419973
上記のモデルにおいて、Rkは、k番目の障害の項に関する共分散行列であり、ρkは、k番目の障害の項のフィッティング・パラメータである。共通パイロットチャネルにおける障害共分散Rの測定と、当該測定された障害共分散Rに、式7により与えられるパラメトリック・モデルをフィッティングさせるフィッティング・パラメータρkの調整とによって、フィッティング・パラメータρkが推定され得る。フィッティング・パラメータρkを推定するためには、最少二乗(LS:least squares)フィッティング処理が使用されてもよい。
GRAKE受信機222用の合成重みベクトルwは、次式により計算され得る。
Figure 0005419973
ここで、hはパイロットチャネルに対応するチャネル応答ベクトルである。チャネルのSIRは、合成重みwに基づいて、次式によって計算され得る。
Figure 0005419973
ここで、
Figure 0005419973
であり、
Figure 0005419973
である。式11は全障害の電力を与えることに留意されたい。全障害に寄与する障害成分の個々の成分電力は、次式によって計算され得る。
Figure 0005419973
ここで、αkは、移動端末200によって観察される全障害に対する障害成分の相対的な寄与を反映するスケーリング・パラメータである。
図3は、例示的なパラメトリックGRAKE受信機222におけるGRAKEプロセッサ230によって実行される処理を、より詳細に示す図である。GRAKEプロセッサ230は、共分散推定器232、遅延推定器234、チャネル推定器236、及び、重み計算ユニット238を含む。共分散推定器232は、共通パイロットチャネルにおいて行われる測定に基づいて、全障害の共分散Rの粗推定値(rough estimate)
Figure 0005419973
を生成する。遅延推定器234は、本技術分野において既知のGRAKEフィンガ224のそれぞれに対するフィンガ遅延τを決定する。チャネル推定器236は、基地局100から送信されたパイロット信号に基づいて、基地局100と移動端末200との間のチャネルのチャネル推定値hを決定する。共分散の粗推定値
Figure 0005419973
と、フィンガ遅延τと、チャネル推定値hとは、重み計算ユニット238に入力される。重み計算ユニット238は、パラメトリック・フィッティング処理を使用して、雑音を含む共分散推定値
Figure 0005419973
から、全障害の共分散の最終的な推定値Rを計算する。最終的な共分散の推定値Rは、その後、GRAKE合成器226用の合成重みwを計算するために使用される。
重み計算ユニット238は、複数の障害モデル化器240、フィッティング・パラメータ推定器242、スケーリング・ユニット244、加算器246、及び、重み計算器248を含む。障害モデル化器240は、遅延推定器234及びチャネル推定器236からそれぞれ得られるフィンガ遅延及びチャネル推定値hに基づいて、移動端末200によって観察される全障害に寄与する種々の障害成分をモデル化する。障害モデル化器240は、個々の障害成分についてモデル化した共分散推定値
Figure 0005419973
を、フィッティング・パラメータ推定器242に出力する。フィッティング・パラメータ推定器242は、障害モデル化器240からのモデル化された共分散推定値
Figure 0005419973
と、共分散推定器232からの雑音を含む共分散推定値
Figure 0005419973
とを使用して、モデル化された各障害の項に対するフィッティング・パラメータρkを決定する。スケーリング・ユニット244は、フィッティング・パラメータ推定器242によって生成された対応するフィッティング・パラメータρkで、障害モデル化器240から出力される、モデル化された障害の項のそれぞれをスケーリングすることによって、各障害成分についての重み付けされた共分散推定値
Figure 0005419973
を生成する。合成器246は、重み付けされた障害の項
Figure 0005419973
を合成することによって、最終的な全ての共分散推定値Rを生成し、当該推定値は重み計算器248に供給される。重み計算器248は、その後、全障害の共分散R及びチャネル推定値hに基づいて、式8に従って合成重みwを計算する。これら合成重みwは、GRAKE合成器226に供給される。
GRAKEプロセッサ230は、1つ以上の干渉電力推定器252と、信号電力推定器250とを含んでいてもよい。干渉電力推定器252は、スケーリングユニット244から出力される重み付けされた共分散推定値
Figure 0005419973
と、重み計算器248から出力される合成重みwとから、式11に従って、各障害成分の干渉電力Ikを計算する。信号電力推定器250は、重み計算器248から出力される合成重みwと、チャネル推定器236からのチャネル推定値hとから、式10に従って受信信号電力Sを計算する。
図2及び図3に示すように、GRAKE受信機によって生成された情報は、CQIの報告の際に使用される。異なる干渉ソースに対応する干渉電力を1つずつ評価することによって、種々の障害成分についての等化後の残留干渉電力が推定されてもよい。個々の障害成分のそれぞれについての成分電力は、式11に従って計算され得る。その後、これらの値は、信号強度Sと共に、CQI報告の一部として基地局100に報告されてもよい。
下記の事項は、CQI報告及びスケジューリングにおいて干渉パラメータがどのように使用され得るのかに関するより詳細な例である。この例では、干渉源として作用する単一の隣接セルを有するサービング基地局100を想定する。移動端末200は、図2及び図3に示すように、GRAKE受信機222を使用する。時間tにおける自セル干渉の共分散をR1と表記し、隣接セルからの干渉の共分散をR2と表記する。これらの共分散は、上述のように、パラメトリック・モデリングによって推定され得る。説明の簡略化のために、N0=0(即ち、無視可能)であると仮定する。移動端末200が第1の期間tに以下の量を報告することも想定する。
・その時点における実際の干渉状況を記述した従来のCQI値。従来のCQI値は、SIRを推定し、当該推定したSIRを対応するCQI値にマッピングすることによって、計算される。
・他セル干渉I2が存在しない状態で干渉抑圧を適用した場合の信号電力S及び自セル干渉の電力I1。信号電力S及び自セル干渉の電力I1は、式10及び式11に従って計算され得る。
・干渉抑圧を行わない場合の瞬時の他セル干渉電力対自セル干渉電力比Q。当該他セル干渉電力対自セル干渉電力比は、次式によって与えられ得る。
Figure 0005419973
これらのパラメータは、移動端末200によって、レイヤ1シグナリングを使用して、TTI毎にCQI報告で基地局100に送信される。
基地局100は、移動端末200から定期的なCQI報告を受信する。基地局100は、移動端末200によって提供される干渉パラメータに基づいて、典型的には数TTI後である後の期間t+TにおけるSIRを計算してもよい。例えば、基地局100は、時間t+TのSIRt+Tを計算するとともに、マッピング関数SIRt+T→CQIt+Tに従って、計算したSIRt+Tを対応するCQIt+Tにマッピングしてもよい。時間t+TにおけるSIRt+Tは、次式に従って計算され得る。
Figure 0005419973
式13において、P1 uは、時間uにおいてサービング基地局100によって送信された(又は、送信される予定の)電力であり、P2 uは、干渉源の基地局100によって送信された(又は、送信される予定の)電力であり、ここでP2 uはスケジューラ120には既知であると仮定する。関数Flは、移動端末200の干渉抑圧能力を考慮する関数である。
関数Flは、自セル干渉に対する割合として他セル干渉の影響を記述するスカラー係数を提供する。最も単純な場合、例えば、自セル干渉成分と他セル干渉成分との両方が白色である場合には、Fl(x)=xである。しかし、実際の受信機は、信号エネルギーの収集(collection)と自セル干渉及び他セル干渉の抑圧との間のトレードオフとして、合成重みwを計算する。従って、合成後の信号電力及び干渉電力は、多数のパラメータの瞬時的な関係によって決定され、変化した干渉シナリオにおいては、それ以前の合成重みから正確な推定値がもたらされないであろう。関数Flは、この不整合を補償する。真のFlの形状は、受信機の干渉抑圧能力、チャネル状況(channel realization)等に依存する。しかし、実際には、近接した整合状態(close match)を提供するためには、限られた数のプリ・テーブル作成(pre-tabulated)関数Flで十分であろう。適切な関数(テーブル)Flは、移動端末200の受信機タイプの情報と、UL受信機(例えば、パス探索器)から利用可能なチャネルプロファイル情報とに基づいて、サービング基地局100によって選択される。移動端末200によって報告される信号及び自セル干渉電力に基づいてSIRtを計算し、SIRtを対応するCQItへマッピングし、CQItを、時間tにおいて移動端末によって報告されたCQIrepと比較することによって、モデル選択の正確性が検証され得る。SIRtは、次式に従って計算され得る。
Figure 0005419973
本明細書で示した例は、基地局100におけるより正確なCQI推定を可能にするための、関連する複数の干渉パラメータを抽出及び適用に関する詳細を示すことを意図している。これまでに言及したように、異なる複数の障害モデルを使用し、かつ、異なる複数の干渉パラメータのフィードバックに依存することで、本発明の多くの実装が可能である。
スケーリング・パラメータρm、N0は、等化前の干渉成分電力を反映する一方で、GRAKEにより適用される最小平均二乗誤差(MMSE:minimum mean square error)基準は、相対的な抑圧を、フィッティング・パラメータαkに比例するようにおおよそ近似させることが可能である。従って、フィッティング・パラメータ推定器242によって計算されるフィッティング・パラメータαkは、等化後の干渉成分の相対的な電力Ikを推定するために使用されてもよい。このアプローチは、単位ノルムに規格化された成分共分散行列Rk及びRnの表現を、好ましくは使用するであろう。
図4は、干渉パラメータを報告するために移動端末200によって実行される例示的な方法300を示す図であり、当該干渉パラメータは、CQI報告処理の一部として送信され得る。移動端末200は、基地局100から信号を受信する(ブロック302)。移動端末200は、所定の報告区間に(例えば、TTI毎に1回)、受信信号電力Sを推定し(ブロック304)、1つ以上の干渉パラメータを推定する(ブロック306)。当該1つ以上の干渉パラメータは、全障害に寄与する個々の障害成分の成分電力Ik、又は、それらに対応するスケーリング・パラメータρ0、ρn、λ、及びν、若しくはそれらの組み合わせを含んでいてもよい。移動端末200は、その後、受信信号電力S及び干渉パラメータを含むCQI報告を、基地局100に送信する(ブロック308)。
図5は、基地局100によって実行される例示的な方法400を示す図である。基地局100は、第1の期間における信号電力及び1つ以上の干渉パラメータを含むチャネル品質フィードバックを、移動端末200から受信する(ブロック402)。いくつかの実施形態では、当該チャネル品質報告は、チャネル品質推定値(例えば、CQI)の報告をさらに含んでいてもよい。当該干渉パラメータは、第1の期間に移動端末200の受信機によって観察された、全障害に寄与する1つ以上の障害成分の電力に関連する。基地局100は、移動端末200からフィードバックされた信号電力及び1つ以上の干渉パラメータに基づいて、第1の期間に後続する、対象とする第2の期間についてのチャネル品質推定値を計算する(ブロック404)。上記で言及したように、第2の期間は、典型的には、移動端末200が、下りリンクチャネルにおいてデータを受信するようにスケジューリングされる期間であり、通常、第1の期間に続く数個のTTIである。いくつかの実施形態では、基地局100は、ユーザ端末200から受信された、第1の期間について報告されたチャネル品質推定値を、それ以前に第1の期間について計算したチャネル品質推定値と比較してもよい(ブロック406)。第1の期間よりも前に基地局100が受信した信号電力及び1つ以上の干渉パラメータに基づいて、第1の期間についてそれ以前に計算したチャネル品質推定値は、当該比較処理のために、一時的に保存され得る。例えば、基地局100は、それ以前に第1の期間について計算したチャネル品質推定値と、第1の期間について報告されたチャネル品質推定値との差分を計算してもよい。当該計算されたチャネル品質推定値と当該報告されたチャネル品質推定値との間の変動量(例えば、差分)が、所定の閾値を超えた場合(ブロック408)、基地局100は、第1の期間についての報告されたチャネル品質推定値に基づいて、第2の期間について移動端末200のスケジューリングを行ってもよい(ブロック410)。他方で、報告されたチャネル品質推定値が所定の閾値以内である場合(ブロック408)、基地局100は、第2の期間について計算したチャネル品質推定値に基づいて、第2の期間について移動端末200のスケジューリングを行ってもよい(ブロック412)。他の実施形態では、ブロック406〜410によって表される動作は省略されてもよく、基地局100は、計算したチャネル品質推定値を報告されたチャネル品質推定値と比較することなく、当該計算したチャネル品質推定値に基づいて、移動端末200のスケジューリングを行ってもよい。
本発明によれば、ネットワーク容量、カバレッジ、及びエンドユーザのスループットの増大が可能であり、その結果、ネットワークのリソースの利用性と全体的なユーザ・エクスペリエンスとが改善される。本明細書に記載のように、拡張されたCQI報告を適用することによって、スケジューラが高速なチャネルフェージングに応答することが可能となる。これは、チャネル変動成分が他の信号品質変動によって見えなくなる(overshadowed)ことがないためである。劣化のない(uncontaminated)信号強度及び干渉測定値を得ることによって、スケジューラ120は、所与のTTIにおける自セル干渉及び他セル干渉の少なくとも何れかの影響を、より正確に評価することができるとともに、隣接セルの影響を少なくとも見積もることができる。本発明の明細書では、相対的な複数の干渉電力の正確な推定についての詳細を提供しているが、障害信号についてのおおよその構成を示すことによっても、著しい改善をスケジューラによって実現することが可能になる。即ち、本発明の利点を得るためには、相対的な干渉電力の推定又は報告が、極めて正確である必要はない。
本発明は、HSDPAのコンテキストに限定されることはない。ユーザからのCQIフィードバックに依存する任意のパケットデータシステムは、スケジューリング精度の改善のために、干渉パラメータを含むように拡張されたCQI報告の概念を適用することができる。さらに、開示した本発明の実施形態では、GRAKE受信機を使用しているが、本発明の他の実施形態では、チップ等化受信機、又は他のタイプの受信機を使用してもよい。
本発明は、当然ながら、本発明の本質的な特徴から逸脱することなく、本明細書で具体的に記述したものと異なる方法で実行されてもよい。本実施形態はあらゆる点において例示的かつ非限定的であると考えられるべきであり、添付した特許請求の範囲の意味及び均等の範囲に属するあらゆる変更は、本発明に包含されることを意図している。

Claims (10)

  1. 共有下りリンクチャネルを介した移動端末への送信をスケジューリングするために、無線ネットワーク内の基地局によって実行される方法であって、
    第1の期間における、移動端末によって受信された信号の信号電力と、当該移動端末によって観察された全障害に寄与する1つ以上の障害成分の電力に関連する1つ以上の干渉パラメータとを、チャネル品質フィードバックとして当該移動端末から受信するステップ(402)と、
    障害ソースについての任意の変化を判定することによって、前記1つ以上の障害成分の電力の予想される変化を判定するステップと、
    前記信号電力と前記1つ以上の障害成分の電力の前記予想される変化とに基づいて、前記第1の期間に後続する第2の期間のチャネル品質推定値を計算するステップ(404)と、
    前記計算されたチャネル品質推定値に基づいて、前記移動端末への送信をスケジューリングするステップ(412)と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記チャネル品質フィードバックは、前記全障害に寄与する1つ以上の障害成分についての成分電力を含み、
    前記第2の期間の前記チャネル品質推定値を計算するステップ(404)では、さらに、報告された前記複数の成分電力に基づいて、前記第2の期間の前記チャネル品質推定値を計算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記チャネル品質フィードバックは、他セル干渉に対する自セル干渉の相対的な電力を示す電力比をさらに含み、
    前記第2の期間の前記チャネル品質推定値を計算するステップ(404)では、さらに、報告された前記電力比に基づいて、前記第2の期間の前記チャネル品質推定値を計算する
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記チャネル品質フィードバックは、1つ以上の障害成分に関連付けられた複数のスケーリング・パラメータを含み、
    前記第2の期間の前記チャネル品質推定値を計算するステップ(404)では、さらに、報告された前記複数のスケーリング・パラメータに基づいて、前記第2の期間の前記チャネル品質推定値を計算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 移動端末から前記第1の期間について報告されるチャネル品質推定値を受信するステップと、
    前記第1の期間について報告された前記チャネル品質推定値と、それ以前に前記第1の期間について計算されたチャネル品質推定値との間の変動を判定するステップ(408)と、
    前記変動の量が所定の量を超える場合に、前記第1の期間について報告された前記チャネル品質推定値を使用するステップ(410)と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 無線通信ネットワークにおける基地局(100)であって、
    共有下りリンク・トラフィックチャネルで移動端末(200)にデータを送信し、
    第1の期間における、前記移動端末(200)によって受信された受信信号の信号電力と、当該受信信号の全障害に寄与する1つ以上の障害成分の電力に関連する1つ以上の干渉パラメータとを、チャネル品質フィードバックとして当該移動端末(200)から上りリンク制御チャネルで受信する
    送受信機(110)と、
    前記信号電力と前記1つ以上の障害成分の電力の予想される変化とに基づいて、前記第1の期間に後続する第2の期間のチャネル品質推定値を計算し、
    前記計算されたチャネル品質推定値に基づいて、前記共有下りリンク・トラフィックチャネルにおける前記移動端末(200)への送信をスケジューリングする
    ベースバンド・プロセッサ(120, 130)と
    を備え、
    前記基地局(110)は、障害ソースについての任意の変化を判定することによって、前記1つ以上の障害成分の電力の前記予想される変化を判定する
    ことを特徴とする基地局。
  7. 前記チャネル品質フィードバックは、前記全障害に寄与する1つ以上の障害成分についての成分電力を含み、
    前記ベースバンド・プロセッサ(120, 130)は、さらに、報告された前記複数の成分電力に基づいて、前記第2の期間の前記チャネル品質推定値を計算する
    ことを特徴とする請求項6に記載の基地局(100)。
  8. 前記チャネル品質フィードバックは、他セル干渉に対する自セル干渉の相対的な電力を示す電力比をさらに含み、
    前記ベースバンド・プロセッサ(120, 130)は、さらに、報告された前記電力比に基づいて、前記第2の期間の前記チャネル品質推定値を計算する
    ことを特徴とする請求項7に記載の基地局(100)。
  9. 前記チャネル品質フィードバックは、1つ以上の障害成分に関連付けられた複数のスケーリング・パラメータを含み、
    前記ベースバンド・プロセッサ(120, 130)は、さらに、報告された前記複数のスケーリング・パラメータに基づいて、前記第2の期間の前記チャネル品質推定値を計算する
    ことを特徴とする請求項6に記載の基地局(100)。
  10. 前記ベースバンド・プロセッサは、さらに、
    前記移動端末(200)から前記送受信機を介して受信された、前記第1の期間について報告された前記チャネル品質推定値と、それ以前に前記第1の期間について計算されたチャネル品質推定値との間の変動を判定し、
    前記変動の量が所定の量を超える場合に、前記第1の期間について報告された前記チャネル品質推定値を、前記移動端末をスケジューリングするために使用する
    ことを特徴とする請求項6に記載の基地局(100)。
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