JP5419818B2 - レーザ加工機 - Google Patents

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Description

この発明は、レーザ光を用いて溶接、切断、穿孔などの加工を行うレーザ加工機に関し、特にレーザ光を収束するレンズの冷却構造に関するものである。
従来のレーザ加工機は、炭酸ガスレーザの光を透過するレンズと、レンズを保持するレンズホルダをレーザ光の光軸と直交し、かつ互いに逆向きの引張り力により支持する一対のスプリングと、レンズホルダとともにレンズを揺動させるクランク機構と、クランク機構を駆動するモータと、を備え、モータによりクランク機構を駆動し、レンズを一対のスプリングの引張り力の方向に揺動させて、レーザ光を走査している(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−169285号公報
加工用のレーザ光は数kWの強力なエネルギーを持つので、レーザ光がレンズを透過する際に、レーザ光のエネルギーがレンズに吸収され、レンズが加熱される。従来のレーザ加工機では、レンズホルダが一対のスプリングにより支持されているだけで、レンズの冷却機構を備えていない。そこで、レンズの熱はレンズホルダに伝達され、レンズホルダの表面から放熱されることになり、レンズの温度が過度に上昇するという不具合があった。
このような不具合を解決する手段として、冷却水ジャケットをレンズホルダに装着して冷却水を流すことが一般的である。しかし、冷却水ジャケットをレンズホルダに装着することから、装置の大型化をもたらすとともに、レンズを含めた可動部分のイナーシャが大きくなり、高速駆動の観点で不利となる。
また、レーザ光の熱を用いて溶接、切断、穿孔などの加工を行う際に、レーザ光とともにノズル先端から噴射されるアシストガスを、レンズおよびレンズホルダに吹き付けてもよいが、この冷却方法による冷却効率は悪く、レンズの過度の温度上昇を抑えることができない。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、レンズを含めた可動部分を大型化することなく、レンズの熱を効率的に放熱させ、レンズの過度の温度上昇を抑制できるレーザ加工機を得ることを目的とする。
この発明によるレーザ加工機は、レーザ光をレンズにより収束してレーザ加工するレーザ加工機であって、加工ヘッドと、上記加工ヘッド内に配置され、上記レンズが保持されたレンズホルダと、上記レンズに入射される上記レーザ光の光軸方向と平行なz軸方向と直交し、かつ互いに直交するx軸方向とy軸方向とに往復移動可能に上記レンズホルダを上記加工ヘッドに保持するレンズホルダ保持機構と、x軸方向に上記レンズホルダを挟んで上記加工ヘッドに装着された第1および第2冷却治具と、U字状に形成され、U字状の開口をx軸方向の一側に向けて、上記第1冷却治具と上記レンズホルダとの間にxy平面と平行に配置され、U字状の一端を該第1冷却治具に熱接触状態に接続され、U字状の他端を該レンズホルダに熱接触状態に接続され、該レンズホルダのx軸方向およびy軸方向の移動に対して、U字状の形状を変形して追従する第1可撓性熱伝導部材と、上記第1可撓性熱伝導部材と同一材料で同一形状に形成され、U字状の開口をy軸方向の一側に向けて、上記第2冷却治具と上記レンズホルダとの間に、該第1可撓性熱伝導部材とz軸方向の位置を同じくしてxy平面と平行に配置され、U字状の一端を該第2冷却治具に熱接触状態に接続され、U字状の他端を該レンズホルダに熱接触状態に接続され、該レンズホルダのx軸方向およびy軸方向の移動に対して、U字状の形状を変形して追従する第2可撓性熱伝導部材と、を備えている。
この発明によれば、第1および第2冷却治具がx軸方向にレンズホルダを挟んで加工ヘッドに装着され、第1可撓性熱伝導部材が第1冷却治具とレンズホルダとを熱接触状態に接続し、第2可撓性熱伝導部材が第2冷却治具とレンズホルダとを熱接触状態に接続している。そこで、レンズの熱は、レンズホルダ、第1および第2可撓性熱伝導部材を介して第1および第2冷却治具に伝達され、第1および第2冷却治具から放熱されるので、レンズの過度の温度上昇が抑制される。また、レンズを含めた可動部分の大型化せず、イナーシャの増大が抑えられ、高速駆動が可能となる。
また、U字状に形成された第1および第2可撓性熱伝導部材が、レンズホルダのx軸方向およびy軸方向の移動に対して、U字状の形状を変形して追従するように構成されているので、レンズホルダのx軸方向およびy軸方向の移動が第1および第2可撓性熱伝導部材に阻害されない。
この発明の実施の形態1に係るレーザ加工機のヘッド部を示す概略構成図である。 図1のII−II矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るレーザ加工機ヘッド部におけるレンズの揺動動作を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係るレーザ加工機のヘッド部を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態2に係るレーザ加工機のヘッド部におけるレンズの揺動動作を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係るレーザ加工機のヘッド部における可撓性熱伝導部材による熱接続状態を説明する要部拡大図である。 この発明の実施の形態4に係るレーザ加工機のヘッド部における可撓性熱伝導部材による熱接続状態を説明する要部拡大図である。 この発明の実施の形態5に係るレーザ加工機のヘッド部における可撓性熱伝導部材による熱接続状態を説明する要部拡大図である。
以下、本発明によるレーザ加工機の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るレーザ加工機のヘッド部を示す概略構成図、図2は図1のII−II矢視断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係るレーザ加工機のヘッド部におけるレンズの揺動動作を説明する図であり、図3の(a)はレンズが中立位置からx軸方向に移動した状態を示し、図3の(b)はレンズが中立位置からy軸方向に移動した状態を示している。ここで、x軸方向およびy軸方向は、図1および図2に記した座標系に示されるように、互いに直交し、かつレンズに入射されるレーザ光の光軸方向(z軸方向とする)と直交する方向である。また、図3では、第1および第2駆動手段を省略している。
図1および図2において、レーザ加工機のヘッド部2は、レーザ加工機本体(図示せず)の先端にz軸方向に移動可能に取付けられ、レーザ光1を収束するレンズ5が収容される加工ヘッド3と、加工ヘッド3の先端に取り付けられ、レンズ5により収束されたレーザ光1が出射されるノズル4と、レンズ5を保持するレンズホルダ6と、レンズホルダ6を加工ヘッド3に互いに直交するx軸方向とy軸方向の2方向に往復移動可能に保持させるレンズホルダ保持機構7と、レンズホルダ6をx軸方向に往復移動させる第1駆動手段11と、レンズホルダ6をy軸方向に往復移動させる第2駆動手段12と、レンズホルダ6の熱を加工ヘッド3に装着された冷却治具15に伝達する第1および第2可撓性熱伝導部材13,14と、を備えている。
レンズホルダ6は、銅、アルミニウムなどの良熱伝導材料を用いて、両底面を正方形とし、所定の高さを有する直角柱に作製され、底面の中心を穴中心とするレンズ収納穴6aが高さ方向に貫通するように形成されている。レンズ5は、レンズ収納穴6aに嵌め込まれ、レンズホルダ6に接して熱接触状態に保持される。
第1および第2駆動手段11,12は、加工ヘッド3に装着され、モータなどの既知装置が用いられ、その回転トルクをクランクを介してレンズホルダ6に伝達し、レンズホルダ6をx軸方向又はy軸方向に往復移動させるように構成されている。
第1および第2可撓性熱伝導部材13,14は、同じ良熱伝導材料を用いて可撓性を有する同一のU字状の形状に作製されている。冷却治具15は、冷却水流通路15aが内部に形成され、レンズホルダ6を挟んで相対するように加工ヘッド3の内壁面に装着されている。第1可撓性熱伝導部材13は、U字状の開口をx軸方向の一側に向けて、冷却治具15とレンズホルダ6との間にxy平面と平行に配置され、U字状の一端を端子部16を介してレンズホルダ6の相対する1組の側面の一方の側面に固着され、U字状の他端を端子部17を介して一方の冷却治具15に固着されている。第2可撓性熱伝導部材14は、U字状の開口側をy軸方向の一側に向けて、冷却治具15とレンズホルダ6との間に、xy平面と平行に配置され、U字状の一端を端子部18を介してレンズホルダ6の相対する1組の側面の他方の側面に固着され、U字状の他端を端子部19を介して他方の冷却治具15に固着されている。なお、xy平面とは、x軸とy軸とを含む平面である。
ここで、冷却治具15および端子部16〜19は、銅、アルミニウムなどの良熱伝導材料で作製されている。そして、端子部16,18のレンズホルダ6へのy軸方向およびz軸方向における取付位置は、互いに等しく、端子部17,19の冷却治具15へのz軸方向における取付位置は、端子部16,18のレンズホルダ6へのz軸方向における取付位置に等しい。さらに、第1および第2可撓性熱伝導部材13,14は、例えば第1および第2支持板ばね9,10の剛性の1/10以下の剛性を有し、第1および第2駆動手段11,12によるレンズホルダ6のx軸方向およびy軸方向の移動に対して、U字状の形状を変形して追従する可撓性を備えている。
つぎに、レンズホルダ保持機構7の構成について説明する。
まず、レンズホルダ6は、図1に示されるように、相対する1組の側面がyz平面と平行となり、他の1組の側面がxz平面と平行となるように配置されているものとする。なお、xz平面とは、x軸とz軸とを含む平面であり、yz平面とは、y軸とz軸とを含む平面である。
レンズホルダ保持機構7は、2つの中間支持部材8と、4枚の第1支持板ばね9と、4枚の第2支持板ばね10と、を備えている。そして、中間支持部材8は、例えばアルミニウムなどの厚い板材を矩形平板に成形して作製されている。第1支持板ばね9は、例えばステンレス、リン青銅、ベリリウム銅などのばね鋼材の薄板を矩形平板に打ち抜いて作製されている。第2支持板ばね10は、第1支持板ばね9と同じ材料を用い、同じ形状に作製されている。
そして、2つの中間支持部材8は、矩形平板の長辺をx軸方向とし、かつ短辺をz軸方向とし、それぞれ、レンズホルダ6の相対する他の1組の側面に向かい合って、レンズホルダ6の底面の中心(レンズ5の中心O)を通るxz平面に対して対称となるように配置される。
2枚の第1支持板ばね9が、矩形平板の長辺をy軸方向とし、かつ短辺をz軸方向とし、一端を一方の中間支持部材8の矩形平板の両短辺側の縁部に溶接などにより固着され、他端をレンズホルダ6の相対する他の1組の側面の一方の側面に溶接などにより固着されている。もう2枚の第1支持板ばね9が、矩形平板の長辺をy軸方向とし、かつ短辺をz軸方向とし、一端を他方の中間支持部材8の矩形平板の両短辺側の縁部に溶接などにより固着され、他端をレンズホルダ6の相対する他の1組の側面の他方の側面に溶接などにより固着されている。
2枚の第2支持板ばね10が、矩形平板の長辺をx軸方向とし、かつ短辺をz軸方向とし、それぞれ、一端を各中間支持部材8の一端面に溶接などにより固着され、他端を加工ヘッド3の内壁面に溶接などにより固着されている。もう2枚の第2支持板ばね10が、矩形平板の長辺をx軸方向とし、かつ短辺をz軸方向とし、それぞれ、一端を各中間支持部材8の他端面に溶接などにより固着され、他端を加工ヘッド3の内壁面に溶接などにより固着されている。
これにより、レンズホルダ6は、レンズ5の中心Oを通るxz平面に対して対称に、かつレンズ5の中心Oを通るyz平面に対称に配置された中間支持部材8、第1支持板ばね9および第2支持板ばね10により、加工ヘッド3に保持される。
ここで、第1支持板ばね9および第2支持板ばね10は、ばね鋼板の薄板を矩形平板に打ち抜いて作製されているので、例えば矩形平板の一端を固定した場合、長辺方向および短辺方向には変位せず、厚み方向にのみ湾曲する可撓性を有する。
つぎに、このように構成されたヘッド部2の動作について説明する。
まず、x軸方向一側への移動力が第1駆動手段11によりレンズホルダ6に作用すると、x軸方向一側の移動力は、第1支持板ばね8の中間支持部材8との固定部を支点として第1支持板ばね8をx軸方向一側に湾曲させるように作用するとともに、第1支持板ばね9を介して中間支持部材8に伝達される。中間支持部材8に伝達されたx軸方向一側の移動力は、第2支持板ばね10の長辺方向に作用するので、中間支持部材8のx軸方向一側への移動が阻止される。これにより、第1支持板ばね9が、図3の(a)に示されるように、弾性変形して中間支持部材8との固定部を支点としてx軸方向一側に湾曲し、レンズホルダ6がx軸方向一側に移動する。
このレンズホルダ6のx軸方向一側への移動により、端子部16が端子部17から離反するようにx軸方向一側に移動し、第1可撓性熱伝導部材13は、U字状からJ字状に変形する。同時に、端子部18が端子部19に接近するようにx軸方向一側に移動し、第2可撓性熱伝導部材14は、U字状の幅が狭くなるように変形する。
また、x軸方向他側への移動力が第1駆動手段11によりレンズホルダ6に作用すると、同様に、第1支持板ばね9が、弾性変形して中間支持部材8との固定部を支点としてx軸方向他側に湾曲し、レンズホルダ6がx軸方向他側に移動する。
このレンズホルダ6のx軸方向他側への移動により、端子部16が端子部17から離反するようにx軸方向他側に移動し、第1可撓性熱伝導部材13は、U字状からJ字状に変形する。同時に、端子部18が端子部19から離反するようにx軸方向他側に移動し、第2可撓性熱伝導部材14は、U字状の幅が広くなるように変形する。
このように、第1駆動手段11によりレンズホルダ6がx軸方向に往復移動すると、第1可撓性熱伝導部材13は、レンズホルダ6のx軸方向の往復移動に追従して、U字状→J字状→U字状・・・と変形する。一方、第2可撓性熱伝導部材14は、レンズホルダ6のx軸方向の往復移動に追従して、U字状の幅が広→狭→広・・・と変形する。
そして、第1駆動手段11によるレンズホルダ6に作用するx軸方向の移動力が無くなると、第1支持板ばね9の復元力により初期位置(中立位置)に戻る。同時に、第1可撓性熱伝導部材13はU字状に復元し、第2可撓性熱伝導部材14が元の幅のU字状に復元する。
また、y軸方向一側への移動力が第2駆動手段12によりレンズホルダ6に作用すると、y軸方向一側への移動力は第1支持板ばね9を介して中間支持部材8に伝達される。このとき、y軸方向一側への移動力は第1支持板ばね9の長辺方向に作用するので、第1支持板ばね9は厚み方向に湾曲しない。これにより、第2支持板ばね10が、図3の(b)に示されるように、弾性変形して加工ヘッド3との固定部を支点としてy軸方向一側に湾曲し、レンズホルダ6がy軸方向一側に移動する。
このレンズホルダ6のy軸方向一側への移動により、端子部16が端子部17に接近するようにy軸方向一側に移動し、第1可撓性熱伝導部材13は、U字状の幅が狭くなるように変形する。同時に、端子部18が端子部19から離反するようにy軸方向一側に移動し、第2可撓性熱伝導部材14は、U字状からJ字状に変形する。
また、Y軸方向他側への移動力が第2駆動手段12によりレンズホルダ6に作用すると、同様に、第2支持板ばね10が、弾性変形して中間支持部材8との固定部を支点としてy軸方向他側に湾曲し、レンズホルダ6がy軸方向他側に移動する。
このレンズホルダ6のy軸方向他側への移動により、端子部16が端子部17から離反するようにy軸方向他側に移動し、第1可撓性熱伝導部材13は、U字状の幅が広くなるように変形する。同時に、端子部18が端子部19から離反するようにy軸方向他側に移動し、第2可撓性熱伝導部材14は、U字状からJ字状に変形する。
このように、第2駆動手段12によりレンズホルダ6がy軸方向に往復移動すると、第1可撓性熱伝導部材13は、レンズホルダ6のy軸方向の往復移動に追従して、U字状の幅が広→狭→広・・・と変形する。一方、第2可撓性熱伝導部材14は、レンズホルダ6のy軸方向の往復移動に追従して、U字状→J字状→U字状・・・と変形する。
そして、第2駆動手段12によるレンズホルダ6に作用するy軸方向の移動力が無くなると、第2支持板ばね10の復元力により初期位置(中立位置)に戻る。同時に、第1可撓性熱伝導部材13は元の幅のU字状に復元し、第2可撓性熱伝導部材14がU字状に復元する。
このように、レンズホルダ6は、レンズホルダ保持機構7により、x軸方向とy軸方向との直交する2方向に往復移動可能に加工ヘッド3に保持されている。また、中間支持部材8は、レンズホルダ6をx軸方向とy軸方向との移動させる力が第1支持板ばね9を介して作用したときに、変形しない程度の剛性を有していればよい。
つぎに、このように構成されたヘッド部2を用いたレーザ加工機の動作について説明する。
まず、レーザ発振器(図示せず)より出力されたレーザ光1は、レンズ系(図示せず)により拡径された口径の大きな平行ビームとなり、ミラー(図示せず)により変向されて加工ヘッド3に導かれる。加工ヘッド3はz軸方向に位置調整され、レーザ光1がレンズ5により収束され、ワーク20の近傍で収束点を結ぶ。また、制御装置(図示せず)が第1および第2駆動手段11,12の駆動を制御し、レンズ5をx軸方向およびy軸方向に往復移動させ、レーザ光1の収束点を小さな振幅で動かす。そして、収束されエネルギー密度が上がったレーザ光1の熱により、ワーク20が加熱、溶融、切断される。このとき、アシストガスが加工ヘッド3に供給され、ノズル4から加工点に噴出される。
そして、レーザ光1がレンズ5を透過する際に、レーザ光1のエネルギーがレンズ5に吸収され、レンズ5が加熱される。レンズ5の熱は、レンズホルダ6および第1および第2可撓性熱伝導部材13,14を介して冷却治具15に伝達され、冷却治具15の冷却水流通路15aを流通する冷却水に吸熱される。
この実施の形態1によれば、レンズホルダ6と冷却治具15とが第1および第2可撓性熱伝導部材13,14を介して熱接続状態となっている。そこで、レンズ5の熱は、レンズホルダ6および第1および第2可撓性熱伝導部材13,14を介して冷却治具15に伝達され、冷却治具15の冷却水流通路15aを流通する冷却水に吸熱され、レンズ5の過度の温度上昇が抑えられる。また、冷却治具15を加工ヘッド3に装着でき、可動部分であるレンズ5が保持されたレンズホルダ6の重量の増大が抑えられるので、可動部分のイナーシャが小さくなり、高速駆動が可能となる。
また、第1および第2可撓性熱伝導部材13,14が、レンズホルダ6のx軸方向およびy軸方向の移動に対して、U字状の形状を変形させて追従できる可撓性を有しているので、第1および第2可撓性熱伝導部材13,14の設置がレンズホルダ6のx軸方向およびy軸方向の移動を阻害することがない。したがって、第1および第2駆動手段11,12の負担の増加が少ない。
第1可動性熱伝導部材13が、U字状の開口をx軸方向の一側に向けて、レンズホルダ6のx軸方向の他側に配置され、第2可動性熱伝導部材14が、U字状の開口をy軸方向の一側に向けて、レンズホルダ6のx軸方向の他側に配置されている。これにより、レンズホルダ6がx軸方向に往復移動するときには、第1可動熱伝導部材13はU字状→J字状→U字状→J字状・・・と変形し、第2可動性熱伝導部材14はU字状の幅が広→狭→広→狭・・・と変形する。一方、レンズホルダ6がy軸方向に往復移動するときには、第1可動熱伝導部材13はU字状の幅が広→狭→広→狭・・・と変形し、第2可動性熱伝導部材14はU字状→J字状→U字状→J字状・・・と変形する。そして、第1および第2可動性熱伝導部材13,14は、同一材料で、同一のU字状の形状に作製されているので、ばね定数は同じである。そこで、レンズホルダ6をx軸方向およびy軸方向に同じ距離だけ変位させるのに要する力が同じとなる。
レンズホルダ保持機構7が、y軸方向にレンズホルダ6を挟んで相対して、かつx軸方向と平行に配置された一対の中間支持部材8と、それぞれ矩形平板に作製され、レンズホルダ6と一対の中間支持部材8とのそれぞれの間に、x軸方向に離間して、かつ矩形平板の長辺方向をy軸方向とし、短辺方向をz軸方向として配置され、それぞれ、両端を中間支持部材8とレンズホルダ6とに固定された4枚の第1支持板ばね9と、それぞれ矩形平板に作製され、一対の中間支持部材8のそれぞれのx軸方向の両側に、矩形平板の長辺方向をx軸方向とし、短辺方向をz軸方向として、中間支持部材8とx軸方向に1列に並んで配置され、それぞれ、両端を中間支持部材8と加工ヘッド3の内壁面とに固定された4枚の第2支持板ばねと、を備えている。そして、第1支持板ばね9と第2支持板ばね10は、同一材料を用いて、同一形状に作製されているので、ばね常数が同じである。さらに、中間支持部材8、第1支持板ばね9、および第2支持板ばね10が、レンズ5の中心Oを通るxz平面およびyz平面に対して対称な位置関係に配置されている。
そこで、レンズホルダ6に作用するx軸方向への移動力は、4枚の支持板ばね9に均等に作用する。同様に、レンズホルダ6に作用するy軸方向への移動力は、4枚の支持板ばね10に均等に作用する。そして、レンズホルダ6をx軸方向およびy軸方向に同じ距離だけ変位させるのに要する力が同じとなる。
なお、上記実施の形態1では、第1可撓性熱伝導部材がU字状の開口をx軸方向の一側(レンズホルダ側)に向くように配置されているものとしているが、第1可撓性熱伝導部材は、U字状の開口がx軸方向の他側(レンズホルダと反対側)に向くように配置されてもよい。同様に、第2可撓性熱伝導部材がU字状の開口をy軸方向の一側(図1中、下側)に向くように配置されているものとしているが、第2可撓性熱伝導部材は、U字状の開口がy軸方向の他側(図1中、上側)に向くように配置されてもよい。
また、上記実施の形態1では、レンズホルダが両底面を正方形とする直角柱に作製されているものとしているが、レンズホルダの形状はこれに限定されるものではなく、底面の中心にレンズの中心Oを一致させてレンズを保持できればよく、例えば直円柱でもよい。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係るレーザ加工機のヘッド部を示す概略構成図、図5はこの発明の実施の形態2に係るレーザ加工機のヘッド部におけるレンズの揺動動作を説明する図であり、図5の(a)はレンズが中立位置からx軸方向に移動した状態を示し、図5の(b)はレンズが中立位置からy軸方向に移動した状態を示している。ここで、図4および図5では、第1および第2駆動手段を省略している。
図4において、第1可撓性熱伝導部材13のU字状の一端が端子部16を介してレンズホルダ6の相対する他の1組の側面の一方の側面に固着される固着部と、第2可撓性熱伝導部材14のU字状の一端が端子部18を介してレンズホルダ6の相対する他の1組の側面の他方の側面に固着される固着部とが、レンズホルダ6の底面の中心、即ちレンズ5の中心Oを通るx軸上に位置している。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成されたヘッド部2Aにおいて、x軸方向の移動力がレンズホルダ6に作用すると、x軸方向の移動力は、第1支持板ばね8の中間支持部材8との固定部を支点として第1支持板ばね8をx軸方向に湾曲させるように作用する。これにより、第1支持板ばね9が、図5の(a)に示されるように、弾性変形して、中間支持部材8との固定部を支点としてx軸方向に湾曲し、レンズホルダ6がx軸方向に移動する。
このレンズホルダ6のx軸方向の移動により、端子部16が端子部17から離反するようにx軸方向に移動し、第1可撓性熱伝導部材13は、U字状からJ字状に変形する。同時に、端子部18が端子部19に接近するようにx軸方向に移動し、第2可撓性熱伝導部材14は、U字状の幅が狭くなるように変形する。このとき、端子部16とレンズホルダ6との接続部(固着部)と端子部18とレンズホルダ6との接続部(固着部)とが、レンズ5の中心Oを通るx軸上に位置しているので、第1および第2可撓性熱伝導部材13,14の変形による反力は、レンズ5の中心Oを通るx線方向に作用し、レンズホルダ6に対してモーメントを与えない。
また、y軸方向の移動力が第2駆動手段12によりレンズホルダ6に作用すると、y軸方向の移動力は第1支持板ばね9を介して中間支持部材8に伝達される。第2支持板ばね10が、図5の(b)に示されるように、弾性変形して、加工ヘッド3との固定部を支点としてy軸方向に湾曲し、レンズホルダ6がy軸方向に移動する。
このレンズホルダ6のy軸方向の移動により、端子部16が端子部17に接近するようにy軸方向に移動し、第1可撓性熱伝導部材13は、U字状の幅が狭くなるように変形する。同時に、端子部18が端子部19から離反するようにy軸方向に移動し、第2可撓性熱伝導部材14は、U字状からJ字状に変形する。このとき、第1可撓性熱伝導部材13の変形による反力は、図5の(b)中、レンズ5の中心Oとしてレンズホルダ6を反時計回りに回転させるように作用する。また、第2可撓性熱伝導部材14の変形による反力は、図5の(b)中、レンズ5の中心Oとしてレンズホルダ6を時計回りに回転させるように作用する。これにより、レンズホルダ6に作用する時計回りのモーメントと反時計回りのモーメントとが相殺され、レンズホルダ6に対してモーメントを与えない。
したがって、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。 この実施の形態2によれば、第1可撓性熱伝導部材13のU字状の一端が端子部16を介してレンズホルダ6に固着される固着部と、第2可撓性熱伝導部材14のU字状の一端が端子部18を介してレンズホルダ6に固着される固着部とが、レンズ5の中心Oを通るx軸上に位置しているので、レンズホルダ6がx軸方向およびy軸方向に往復移動する際、第1および第2可撓性熱伝導部材13,14の変形に伴う反力がレンズホルダ6を傾けるようなモーメントを発生させることはない。
以下、可撓性熱伝導部材の具体例について説明する。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3に係るレーザ加工機のヘッド部における可撓性熱伝導部材による熱接続状態を説明する要部拡大図である。
図6において、第2可撓性熱伝導部材14Aは、銅箔テープ21を複数枚積層して作製されている。そして、第2可撓性熱伝導部材14Aは、両端にカシメ固定、あるいは溶接された端子部18,19をねじ22によりレンズホルダ6および冷却治具15に締着固定され、熱接触状態に接続されている。第2可撓性熱伝導部材14Aは、両端を端子部18,19を介してレンズホルダ6および冷却治具15に接続され、U字状の形状となる。
なお、第1可撓性熱伝導部材も第2可撓性熱伝導部材14Aと同一材料を用いて同一形状に作製されているので、ここではその説明を省略する。
第2可撓性熱伝導部材14Aは、銅箔テープ21を複数枚積層して作製されているので、良好な熱伝導性を有するとともに、レンズホルダ6のx軸方向およびy軸方向の移動に対して、U字状の形状を変形して追従できる可撓性を有する。そこで、レンズ5の熱を効率よく冷却治具15に伝達でき、レンズ5の温度上昇を抑えることができ、レンズホルダ6のx軸方向およびy軸方向の移動を妨げない。
なお、上記実施の形態3では、複数枚の銅箔テープを積層して可撓性熱伝導部材を作製するものとしているが、積層されるテープは銅箔テープに限定されるものではなく、熱伝導性を有する金属箔テープであればよい。また、熱伝導性の観点から、銅箔テープやアルミ箔テープを用いることが好ましい。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4に係るレーザ加工機のヘッド部における可撓性熱伝導部材による熱接続状態を説明する要部拡大図である。
図7において、第2可撓性熱伝導部材14Bは、軟銅線を集束したものを編組して作製された平編組線である。そして、第2可撓性熱伝導部材14Bは、両端にカシメ固定、あるいは溶接された端子部18,19をねじ22によりレンズホルダ6および冷却治具15に締着固定され、熱接触状態に接続されている。第2可撓性熱伝導部材14Bは、両端を端子部18,19を介してレンズホルダ6および冷却治具15に接続され、U字状の形状となる。
なお、第1可撓性熱伝導部材も第2可撓性熱伝導部材14Bと同一材料を用いて同一形状に作製されているので、ここではその説明を省略する。
第2可撓性熱伝導部材14Bは、平編組線で作製されているので、良好な熱伝導性を有するとともに、レンズホルダ6のx軸方向およびy軸方向の移動に対して、U字状の形状を変形して追従できる可撓性を有する。そこで、レンズ5の熱を効率よく冷却治具15に伝達でき、レンズ5の温度上昇を抑えることができ、レンズホルダ6のx軸方向およびy軸方向の移動を妨げない。
なお、上記実施の形態4では、素線として軟銅線を用いるものとしているが、素線は軟銅線に限定されるものではなく、アルミ線、無酸化銅線、ニッケルメッキ軟銅線などの金属線を用いることができる。また、軟銅線を集束したものを編組して平編組線にするものとしているが、丸編組線としてもよい。
実施の形態5.
図8はこの発明の実施の形態5に係るレーザ加工機のヘッド部における可撓性熱伝導部材による熱接続状態を説明する要部拡大図である。
図8において、第2可撓性熱伝導部材14Cは、熱伝導性ゴムである。そして、第2可撓性熱伝導部材14Cは、両端を端子部18,19とねじ22とによりレンズホルダ6および冷却治具15に締着固定され、熱接触状態に接続されている。第2可撓性熱伝導部材14Cは、両端を端子部18,19を介してレンズホルダ6および冷却治具15に接続され、U字状の形状となる。
なお、熱伝導性ゴムは、シリコーンゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴムなどの合成ゴムにカーボン、シリカ、アルミナ、炭化珪素、などの熱導電性フィラーを添加して作製され、例えば1〜2Kw/m/Kの熱伝導率を有する。また、第1可撓性熱伝導部材も第2可撓性熱伝導部材14Cと同一材料を用いて同一形状に作製されているので、ここではその説明を省略する。
第2可撓性熱伝導部材14Cは、熱伝導性ゴムで作製されているので、良好な熱伝導性を有するとともに、レンズホルダ6のx軸方向およびy軸方向の移動に対して、U字状の形状を変形して追従できる可撓性を有する。そこで、レンズ5の熱を効率よく冷却治具に伝達でき、レンズ5の温度上昇を抑えることができ、レンズホルダ6のx軸方向およびy軸方向の移動を妨げない。
なお、上記各実施の形態では、冷却治具が冷却水流通路を内部に形成されているものとしているが、冷却治具は冷却水流通路に代えて放熱フィンを具備し、可撓性熱伝導部材を介して伝達された熱を加工ヘッド内を流通するアシストガスに放熱フィンを介して放熱するようにしてもよい。
1 レーザ光、2 ヘッド部、3 加工ヘッド、5 レンズ、6 レンズホルダ、8 中間支持部材(レンズホルダ保持機構)、9 第1板ばね(レンズホルダ保持機構)、10 第2板ばね(レンズホルダ保持機構)、13 第1可撓性熱伝導部材、14,14A,14B,14C 第2可撓性熱伝導部材、15 冷却治具。

Claims (6)

  1. レーザ光をレンズにより収束してレーザ加工するレーザ加工機であって、
    加工ヘッドと、
    上記加工ヘッド内に配置され、上記レンズが保持されたレンズホルダと、
    上記レンズに入射される上記レーザ光の光軸方向と平行なz軸方向と直交し、かつ互いに直交するx軸方向とy軸方向とに往復移動可能に上記レンズホルダを上記加工ヘッドに保持するレンズホルダ保持機構と、
    x軸方向に上記レンズホルダを挟んで上記加工ヘッドに装着された第1および第2冷却治具と、
    U字状に形成され、U字状の開口をx軸方向の一側に向けて、上記第1冷却治具と上記レンズホルダとの間にxy平面と平行に配置され、U字状の一端を該第1冷却治具に熱接触状態に接続され、U字状の他端を該レンズホルダに熱接触状態に接続され、該レンズホルダのx軸方向およびy軸方向の移動に対して、U字状の形状を変形して追従する第1可撓性熱伝導部材と、
    上記第1可撓性熱伝導部材と同一材料で同一形状に形成され、U字状の開口をy軸方向の一側に向けて、上記第2冷却治具と上記レンズホルダとの間に、該第1可撓性熱伝導部材とz軸方向の位置を同じくしてxy平面と平行に配置され、U字状の一端を該第2冷却治具に熱接触状態に接続され、U字状の他端を該レンズホルダに熱接触状態に接続され、該レンズホルダのx軸方向およびy軸方向の移動に対して、U字状の形状を変形して追従する第2可撓性熱伝導部材と、
    を備えていることを特徴とするレーザ加工機。
  2. 上記第1および第2可撓性熱伝導部材のU字状の他端と上記レンズホルダとの接続部が、上記レンズの中心を通るx軸上に位置していることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工機。
  3. 上記第1および第2可撓性熱伝導部材は、それぞれ、多数枚の金属箔テープを積層して構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレーザ加工機。
  4. 上記第1および第2可撓性熱伝導部材は、それぞれ、金属素線を編み込んで構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレーザ加工機。
  5. 上記第1および第2可撓性熱伝導部材は、それぞれ、熱伝導性ゴムにより構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレーザ加工機。
  6. レンズホルダ保持機構は、y軸方向に上記レンズホルダを挟んで相対して、かつx軸方向と平行に配置された一対の中間支持部材と、上記レンズホルダと上記一対の中間支持部材とのそれぞれの間に、x軸方向に離間して、かつy軸方向と平行に配置され、それぞれ、両端を上記中間支持部材と該レンズホルダとに固定され、該レンズホルダのx軸方向の変位に応じて弾性変形し、該中間支持部材との固定点を支点としてx軸方向に湾曲する4つの第1支持板ばねと、上記一対の中間支持部材のそれぞれのx軸方向の両側に、該中間支持部材とx軸方向に1列に並んで配置され、それぞれ、両端を該中間支持部材と上記加工ヘッドとに固定され、該加工ヘッドとの固定点を支点としてy軸方向に湾曲する4つの第2支持板ばねと、を備え、
    上記第1および第2支持板ばねは、同一材料を用いて、同一形状に作製され、
    上記中間支持部材、上記第1支持板ばね、および第2支持板ばねが、上記レンズの中心を通るxz平面およびyz平面に対して対称な位置関係に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のレーザ加工機。
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