JP5418434B2 - ヘッドホン - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドホンに係り、特に、コードの抜け防止のためにその一端側に外形寸法拡大部を設け、他端側をブッシングを介してハウジングから外部に引き出す構造を有するヘッドホンに関する。
従来、コードの一端側がスピーカユニットに接続され他端側がハウジングから外部へ引きだされるヘッドホンにおいて、コードに外形寸法拡大部(例えば結び玉)をハウジング内に収め、コードの他端側をハウジングのコード出口部分に設けられた柔軟性を有するブッシングに挿通させて外部に引き出す構造のものが知られている。
この構造は、ヘッドバンドを備えて頭部に装着するオーバーヘッド型、ヘッドバンドを備えずに本体を耳介内に装着するインナーイヤー型など、タイプを問わず採用されており、インナーイヤー型の一例が特許文献1に示されている。
この構造にすると、コードの外形寸法拡大部である結び玉の外形が他の部位より大きいのでコード抜けが防止される。また、コードがブッシングを介して外部に引き出されることでコードの耐屈曲性が向上する。ここで結び玉とは、コードを玉結びして形成される玉を意味する。
特開平7−288887号公報
ところで、コードの抜け防止のための外形寸法拡大部(結び玉)は、ハウジング内のブッシングとスピーカユニットとの間に設けられている。
この外形寸法拡大部をブッシングの直近に設けると、コードが外部から引っ張られたときに引き出され得る量が少なくなりヘッドホンとして品位的に良好である。また、コードが半田付けされたスピーカユニットの接続部へ負荷がかかりにくくなるので品質が維持される。従って、外形寸法拡大部を収める空間はハウジング内のブッシング近傍に設ける必要がある。
また、スピーカユニットは、高音質を得るために大型のものを採用することが望まれる。大型のスピーカユニットは、より大径の振動板やより大きなマグネットを備える。
一方で、ヘッドホンは、屋外での使用が日常的になった近年、より小型であることが望まれており、ハウジングも小型化が進んでいる。
従って、ハウジング内部に、大型のスピーカユニットを収める空間と結び玉を収める空間との双方を確保する必要があるので、ハウジングの大きさを小さくすることには限界がありヘッドホンの小型化が難しくなっている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、外形寸法拡大部とブッシングとを備えてコードの抜け防止と高い耐屈曲性を有しつつハウジングの小型化が可能なヘッドホンを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の(1)〜(3)の構成を有する。
・ ハウジングと
前記ハウジングに収納されたスピーカと
前記スピーカに一端側が接続され他端側が前記ハウジングの引き出し部を通して外部に引き出されたコードと
第1の貫通孔を有する筒状に形成され、前記引き出し部において前記コードを前記第1の貫通孔に挿通して支持するブッシングと
前記ハウジングの内面の前記ブッシングより前記スピーカ側に位置するリブと、
を備え、
前記コードは、
前記スピーカと前記ブッシングとの間の位置に設けられ前記コードの外形を拡大する外形寸法拡大部を有し
前記ブッシングは、
前記ブッシングの前記スピーカ側の端部に設けられ前記外形寸法拡大部の少なくとも一部を収めた凹部を有し、
前記外形寸法拡大部は、
前記凹部と前記リブとによって位置を規制される
ことを特徴としたヘッドホンである。
(2) 第2の貫通孔を有し前記ハウジングと一体化された筒部を備え、前記第2の貫通孔に前記ブッシングの前記スピーカ側の部位が嵌め込まれていることを特徴とする(1)に記載のヘッドホンである。
(3) 前記スピーカは、前記外形寸法拡大部に対し前記ブッシングの前記第1の貫通孔の軸方向に直接対向又は間接対向するよう配置されており、前記コードの前記外形寸法拡大部から前記一端側が前記第1の貫通孔の軸方向とは異なる方向に引き出されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載のヘッドホンである。
本発明によれば、外形寸法拡大部とブッシングとを備えてコードの抜け防止と高い耐屈曲性を有しつつハウジングの小型化が可能であるという効果が得られる。
本発明のヘッドホンの実施例における外観を示す斜視図である。 本発明のヘッドホンの実施例における本体部の外観を示す斜視図である。 図2に示した本体部の分解図である。 本体部を構成する一部材を説明するための三面図である。 本体部を構成する他の部材を説明するための三面図である。 一部材と他の部材との係合状態を説明するための斜視的断面図である。 本体部の内部構造を説明するための縦断面図である。 本体部からカバーを外した状態を説明するための斜視図である。 本体部の内部構造を説明するための断面図である。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図9を用いて説明する。
図1は実施例のヘッドホン50の外観を示す斜視図である。
ヘッドホン50は、いわゆるオーバーヘッドタイプのヘッドホンであり、ヘッドバンド部1とヘッドバンド部1の両端に接続された略U字状のハンガ部2L,2Rと、各ハンガ部に支持された本体部3L,3Rとを有する。
ヘッドホン50は、使用状態と使用状態から折り畳まれた収納状態との2つの態様を取り得る。図1は折り畳んだ収納状態を示している。
本体部3L,3Rからは、ブッシング4を介してコード5がそれぞれ引き出されている。この引き出し位置を引き出し部HDとして図2に示す。
また、本体部3L,3Rには、イヤーパッド6がそれぞれ着脱可能に取り付けられている。
次に本体部3Lについて説明する,左耳用の本体部3Lと右耳用の本体部3Rとは、互いにほぼ面対称形状なので、代表として本体部3Lについて説明する。
図2は、イヤーパッド6を取り外した状態の本体部3Lを示す外観斜視図である。図3は、図2に示す本体部3Lの分解図である。
図2及び図3に示されるように、本体部3Lは、ベース7,リングベース8,オーナメントリング9,及びカバー10を有する。さらに、ベース7に取り付けられたスピーカユニット11と、オーナメントリング9に取り付けられた筒状のブッシング4と、を有する。ブッシング4にはコード5が挿通されている。
以下、ベース7,リングベース8,オーナメントリング9,及びカバー10を組み合わせた筐体を便宜的にハウジングHGと称する。
従って、スピーカユニット11はハウジングHGに収納され、ブッシング4はハウジングHGから突出するように設けられている。
ベース7は、長手軸CL1(図2参照)を有する楕円形状を呈するバッフルボード部7aと、バッフルボード部7aの周囲に連結されると共に径方向外方に張り出してイヤーパッド6が取り付けられる環状のフランジ部7bと、バッフルボード部7aにおいて環状に立設されたリブ7cと、バッフルボード部7aにおけるリブ7cで囲まれた部分に設けられた複数の放音孔7dと、を有している。
バッフルボード部7aの表面は、それを含む平面がフランジ部7bを含む平面に対して直交せず所定の角度で傾くように形成されている。
リングベース8は、ベース7の形状に対応した概ね楕円形状のリングとして形成され、ベース7に対しそのバッフルボード部7aを取り囲むように嵌合する。
スピーカユニット11は、ベース7のリブ7cの内側に収納され接着剤によりベース7に対して固定されている。スピーカユニット11から出力された音声は、放音孔7dを通過して外部に放出される。
オーナメントリング9は、その三面図である図4も参照して説明すると、貫通孔9aを有する筒部9bと、ベース7及びリングベース8の外形形状に対応した楕円形形状に形成された輪部9cと、を有している。
ブッシング4は、その三面図である図5も参照して説明すると、貫通孔4aを有する筒部4bと、筒部4bの一端側に連結し先細りの外形を有する先端筒部4cと、筒部4bの他端側に形成された矩形形状のフランジ部4dと、を有している。
また、他端部には、フランジ部4dの一辺をU字状に抉る凹部4eが形成されている。
オーナメントリング9の貫通孔9aには、その内側の開口部から外側に向けて、ブッシング4が図3における矢印DR1のように先端筒部4c側から挿入される。その後、ブッシング4の貫通孔4aにコード5が挿通される。貫通孔4aに挿通されたコード5をブッシング4は支持する。
図3では、ブッシング4が貫通孔9aに挿入される前の状態でコード5が挿通されている状態を示している。図3において、コード5には、その外形の寸法を拡大する外形寸法拡大部GKが設けられている。実施例において外形寸法拡大部GKは結び玉5aである。この外形寸法拡大部GKの外形寸法は、貫通孔4aの最小径よりも大きくなるように設定されている。従って、外形寸法拡大部GKは貫通孔4aに進入することができず、コード5の引き抜きが防止される。
また、コード5の結び玉5aよりも先端側(先端コード部5b)の端部は芯線が露出するよう加工され、スピーカユニット11の図示しない端子に電気的に接続される。
オーナメントリング9は、筒部9bにブッシング4が挿入された状態でリングベース8の端部に係合している。接着剤によりリングベース8に対して固定してもよい。
カバー10は、外形がオーナメントリング9の形状に対応した概ね楕円形状であって中央部が最も突出した扁平の椀状を呈して形成されている。カバー10はオーナメントリング9の輪部9cに係合している。
また、カバー10は、一方の長手軸CL1端に切り欠き10cが形成されている(図2,図7,及び図9参照)。
この切り欠き10cから、オーナメントリング9の筒部9b外部に突出するようになっている。すなわち、筒部9bの一部がハウジングHGから外部に露出するようになっている。
本体部3Lは、ベース7とカバー10とが、タッピングネジYにより、リングベース8及びオーナメントリング9を間に挟み込むようにして締め付け固定されている(図9も参照)。例えば3箇所をタッピングネジYによって締め付ける。図3では便宜的に2箇所について示している。
ハウジングHGは、外観形状として外形が略楕円状に形成されている。ハウジングHGには、その長手軸CL1に沿ってオーナメントリング9の筒部9bの一部が長手軸CL1に沿って外部に突出するように設けられ、突出した筒部9bの先端からブッシング4の先端筒部4cが突出し、先端筒部4cの先端から長手軸CL1に沿ってコード5が引き出されている。
ベース7,リングベース8,オーナメントリング9,及びカバー10は、樹脂を射出成形することで形成されている。材料例はABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂である。
オーナメントリング9にはクロムメッキなどの装飾加工が施される。
ブッシング4は、柔軟性を有する材料で形成されている。材料例はシリコーンゴムである。
図6は、オーナメントリング9を、図4のS1−S1で切断した斜視的断面図であり、筒部4bにブッシング4が挿入された状態を示している。
オーナメントリング9の筒部9bの貫通孔9aの内径は、ブッシング4の筒部4bの外径とほぼ同じかわずかに小さく設定されている。従って、貫通孔9aに対してブッシング4はガタなく挿入されている。
ブッシング4の筒部4bの貫通孔4aの内径は、コード5の外形とほぼ同じに設定されている。従って、貫通孔4bに対してコード5はほとんどガタなく挿通されている。
次に、本体部50Lの詳細構造を、図7〜図9を主に用いて説明する。
図7は、本体部3Lを図2におけるS2−S2(ベース7の楕円形状の長手軸に相当)で切断した断面図である。
図8は、本体部3Lからカバー10を取り外した状態を示す斜視図である。
図9は、本体部3Lを図7におけるS3−S3で切断し矢印DR3方向から見た斜視的断面図である。
図7〜図9から明らかなように、ブッシング4の筒部4bは、オーナメントリング9の筒部9bにより少なくとも長手方向距離Lb(図7参照)の範囲で覆われ、外形が先すぼまりとなるよう傾斜した先端筒部4cが外部に露出している。
筒部9bのスピーカユニット11側の端部は、ブッシング4のフランジ部4dに突き当たるようになっている。また、その状態でブッシング4の凹部4eに対応する部分には、凹部4eの凹み形状に対応して凹部4eを覆わないよう切り込まれた切り欠き部9b1が形成されている(図3も参照)。
ブッシング4は、そのフランジ部4dが長手軸CL1上においてベース7のリブ7cと近接する位置にあるよう配設されている。
また、カバー10の内側の面10aにおけるコード5の引き出し側には、長手軸CL1をまたぐようにリブ10bが設けられている。リブ10bの先端の中央部分は平面的にも断面的にも曲線状に抉られた抉り部10b1が形成されている。
そして、ブッシング4のスピーカユニット11側の端部とスピーカユニット11との間には、バッフルボード部7aと、リブ7cと、凹部4eと、切り欠き部9b1と、抉り部10b1と、に囲まれた空間Vが形成されている。
この空間Vにコード5の外形寸法拡大部GKが収められている。従って、凹部4eには外形寸法拡大部GKの少なくとも一部が収められている。実施例において外形寸法拡大部GKは結び玉5aである。
リブ7cの先端とバッフルボード部7aとの間には、隙間L1が設けられており(図9参照)、この隙間L1から、外形寸法拡大部GKよりもスピーカユニット11側の先端コード部5bがスピーカユニット11に向けて引き出されている(図3及び図9以外の図において先端コード部5bは省略。また、図9においては先端コード部5bを切断して一部のみ図示)。
コード5の先端コード部5bは、外形寸法拡大部GKから長手軸CL1方向ではない方向に引き出されている。図9においては、長手軸CL1に対してほぼ直交方向に引き出されている。実施例においてブッシング4の長手方向は長手軸CL1の方向と一致している。
外形寸法拡大部GKである結び玉5aは、その先端側(スピーカユニット11側)がベース7のリブ7cによって位置が規制され、側面側が抉り部10b1及び凹部4eによって位置が規制され、他端側(ブッシング4側)が凹部4eによって位置が規制されている。
ブッシング4のフランジ部4dは矩形形状とされている。実施例では四角形であり、フランジ部4dにおける凹部4eが形成された一辺の端面がバッフルボード部7aに当接するようになっている。
これにより、ブッシング4の長手軸CL1回りの回動が防止されている。
図7において、ブッシング4のフランジ部4dにおける凹部4eが形成された一辺と対向する一辺4d1(図9も参照)は、オーナメントリング9の筒部9bとカバー10のリブ10bとの間にほぼ隙間無く挟まれて、長手軸CL1方向の位置が規制されている。
これにより、先端筒部4cを摘んでブッシング4を引き抜こうとしても、引き抜くことはできない。また、ブッシング4がオーナメントリング9に対して移動してしまうこともない。
上述の構成において、ブッシング4は、その筒部4bがオーナメントリング9の筒部9bにコードの延在方向に長さLbの範囲で覆われてこの範囲で屈曲しないようにしっかりと保持されている。長さLbはブッシング4の材質に応じて設定される。
このように、ブッシング4に対して筒部9bで覆われる部分を設けていることにより、凹部4eが形成されていても屈曲に対してブッシング4が裂けるなどの不具合が極めて生じにくくなっている。
また、筒部4bから先端側の先端筒部4cが筒部9bから開放されて屈曲可能となっているので、コード5に負荷される屈曲に対し良好な耐屈曲性が発揮される。
実施例では、ブッシング4のフランジ4d側に凹部4eを設けて外形寸法拡大部GK(結び玉5a)を収める空間Vを形成しているので、ブッシング4のフランジ部4dをスピーカユニット11側により接近させることができる。
また、コード5の先端コード部5bを、外形寸法拡大部GK(結び玉5a)から長手軸CL1方向ではない、例えば長手軸CL1に直交する方向に引き出すようにしている。
長手軸CL1方向は、実施例において、ブッシング4の貫通孔4aの軸方向と一致する。ハウジングHGが長手軸CL1を有さない外形形状を有する場合は、先端コード部5bは、貫通孔4aの軸方向ではない方向に引き出されるようになっていればよい。
従って、本体部の外形が従来と同じサイズであってもより大きなスピーカユニットを採用することができる。逆に、従来と同じサイズのスピーカユニットを採用しても本体部の外形をより小型にすることができる。
実施例では、オーナメントリング9の筒部9bの一部が外部に露出するようカバー10などから突出させているので、ブッシング4のフランジ4dを本体部3Lの周縁部に近い位置に配置できている。
これにより、本体部3Lの内部におけるブッシング4が占める空間の体積が減少している。
従って、本体部の外形が従来と同じサイズであってもより大きなスピーカユニットを採用することができる。逆に、従来と同じサイズのスピーカユニットを採用しても本体部の外形をより小型にすることができる。
また、本体部の外形及びスピーカユニットが従来と同じサイズである場合に、内部の空間容積(いわゆるバックキャビティに相当)を大きくできるので、低音の量感が増した良好な再生音をユーザに提供することができる。
また、ブッシング4はシリコーンゴムなどの柔軟性を有する材料で形成されるので、ユーザにはゴムの質感が認知される。ハウジングHGから直接ブッシング4が突出する場合、樹脂材からなるカバー10他のハウジングHG構成部材とゴム材からなるブッシング4との質感の違いを違和感なくユーザに認知してもらうためのデザインは制約が多い。
しかしながら、実施例では、外観上、オーナメントリング9の筒部9bを介してブッシング4が露出して突出するので、オーナメントリング9の色や表面処理を適宜工夫することができ違和感を減少させるためのデザイン上の自由度が増す。従って、ヘッドホン50の外観性能をより向上させることが可能である。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
ブッシング4及びコード5は、本体部3L,3Rの長手軸上に延出するものに限定されない。
実施例のヘッドホン50は、ヘッドバンド部1を備えたオーバーヘッドタイプを説明したが、これに限るものではなく、耳介内に装着するいわゆるインナーイヤータイプ(耳栓タイプを含む)であってもよい。
また、ブッシング4を支持する筒部9bは、実施例のようなオーナメントリング9の一部として形成されているものに限定されない。
また、コード5の外形寸法拡大部GKは結び玉5aに限らない。例えば、コードに熱溶着や一体形成で設けられたフランジ状部材でもよく、コード5の外形寸法を部分的に大きくするためのものであればよい。
フランジ状部材の形状も限定されない。矩形、矩形以外の多角形、円形、半円形、特に名称で分類されない異形などであってもよい。
1 ヘッドバンド部
2L,2R ハンガ部
3L,3R 本体部
4 ブッシング
4a 貫通孔
4b 筒部
4c 先端筒部
4d フランジ部
4e 凹部
5 コード
5a 外形寸法拡大部(結び玉)
5b 先端コード部
6 イヤーパッド
7 ベース
7a バッフルボード部
7b フランジ部
7c リブ
7d 放音孔
8 リングベース
9 オーナメントリング
9a 貫通孔
9b 筒部
9b1 切り欠き部
9c 輪部
10 カバー
10a 内側の面
10b リブ
10b1 抉り部
GK 外形寸法拡大部
HG ハウジング

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに収納されたスピーカと、
    前記スピーカに一端側が接続され他端側が前記ハウジングの引き出し部を通して外部に引き出されたコードと、
    第1の貫通孔を有する筒状に形成され、前記引き出し部において前記コードを前記第1の貫通孔に挿通して支持するブッシングと、
    前記ハウジングの内面の前記ブッシングより前記スピーカ側に位置するリブと、
    を備え、
    前記コードは、
    前記スピーカと前記ブッシングとの間の位置に設けられ前記コードの外形を拡大する外形寸法拡大部を有し
    前記ブッシングは、
    前記ブッシングの前記スピーカ側の端部に設けられ前記外形寸法拡大部の少なくとも一部を収めた凹部を有し、
    前記外形寸法拡大部は、
    前記凹部と前記リブとによって位置を規制される
    ことを特徴としたヘッドホン。
  2. 第2の貫通孔を有し前記ハウジングと一体化された筒部を備え、前記第2の貫通孔に前記ブッシングの前記スピーカ側の部位が嵌め込まれていることを特徴とする請求項1記載のヘッドホン。
  3. 前記スピーカは、前記外形寸法拡大部に対し前記ブッシングの前記第1の貫通孔の軸方向に直接対向又は間接対向するよう配置されており、前記コードの前記外形寸法拡大部から前記一端側が前記第1の貫通孔の軸方向とは異なる方向に引き出されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のヘッドホン。
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