JP2012074850A - ヘッドホン - Google Patents

ヘッドホン Download PDF

Info

Publication number
JP2012074850A
JP2012074850A JP2010217295A JP2010217295A JP2012074850A JP 2012074850 A JP2012074850 A JP 2012074850A JP 2010217295 A JP2010217295 A JP 2010217295A JP 2010217295 A JP2010217295 A JP 2010217295A JP 2012074850 A JP2012074850 A JP 2012074850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
bushing
housing
peripheral surface
bending deformation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010217295A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Uchida
孝之 内田
Masaaki Tanaka
正明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2010217295A priority Critical patent/JP2012074850A/ja
Priority to US13/246,077 priority patent/US20120076340A1/en
Publication of JP2012074850A publication Critical patent/JP2012074850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/033Headphones for stereophonic communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
    • H04R1/1058Manufacture or assembly
    • H04R1/1066Constructional aspects of the interconnection between earpiece and earpiece support
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
    • H04R1/1016Earpieces of the intra-aural type
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2201/00Details of transducers, loudspeakers or microphones covered by H04R1/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/10Details of earpieces, attachments therefor, earphones or monophonic headphones covered by H04R1/10 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/105Manufacture of mono- or stereophonic headphone components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

【課題】ブッシングとコードとの間に異物が侵入しても性能に影響が及ぶ虞が少ないヘッドホンを提供する。
【解決手段】上記第1実施形態のヘッドホン1は、ドライバユニット4と、コード3と、ハウジング5と、ブッシング13と、を備える。ドライバユニット4は、供給されたオーディオ信号に基づいて音波を発生させる。コード3は、オーディオ信号を外部からドライバユニット4に供給するためにドライバユニット4に接続される。ハウジング5は、ドライバユニット4を収容すると共に、コード3が挿入可能なコード挿入孔10を有する。ブッシング13は、コード3の外周面3aを隙間gを空けて覆うことでコード3を屈曲による断線から保護するための筒体である。ブッシング13は、コード挿入孔10に取り付けられる。そして、ブッシング13の内周面13aには、コード3の外周面3aに対して環状に密着する密着部17が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明はヘッドホンに関する。
この種の技術として、特許文献1は、本体部と、本体部の内部に収められたスピーカユニットと、一端側がユニットに接続され本体部から外部に延出するコードと、そのコードを、本体部から延出する出口付近にて支持するブッシングと、を備えたイヤホンを開示している。
特開2001−333484号公報
一般に、上記のブッシングは、コード屈曲時における断線防止を目的として設けられている。また、コードを繰り返し屈曲させて断線に至るまでの屈曲回数で評価される所謂屈曲性能を向上させるべく、ブッシングとコードとの間には、一定の隙間が設けられている。
ところで、昨今、ジョギングに代表されるスポーツ活動中においてもイヤホンが利用されるようになってきている。このようなケースでは、ブッシングとコードとの間に、汗や水滴、ホコリなどの異物が侵入し、イヤホンの性能に悪影響を及ぼす虞がある。
本願発明の目的は、ブッシングとコードとの間に異物が侵入しても故障し難いヘッドホンを提供することにある。なお、本明細書において「ヘッドホン」と「イヤホン」は同義とする。
本願発明の観点によれば、ヘッドホンは、供給されたオーディオ信号に基づいて音波を発生させる電気音響変換素子と、前記オーディオ信号を外部から前記電気音響変換素子に供給するために前記電気音響変換素子に接続されるコードと、前記電気音響変換素子を収容すると共に、前記コードが挿入可能なコード挿入孔を有するハウジングと、前記コードの外周面を隙間を空けて覆うことで前記コードを屈曲による断線から保護するための筒体であって、前記コード挿入孔に取り付けられるブッシングと、を備える。前記ブッシングの内周面には、前記コードの前記外周面に対して環状に密着する密着部が形成されている。
好ましくは、前記ブッシングは、前記ハウジング内に収容されることで屈曲変形が禁止される屈曲変形禁止部と、前記ハウジングから露出することで屈曲変形が許容される屈曲変形許容部と、を含んでいる。前記密着部は、前記ブッシングの前記屈曲変形禁止部に形成されている。
好ましくは、前記密着部は、前記ブッシングの前記電気音響変換素子側の端部に形成されている。
本願発明によれば、前記ブッシングと前記コードとの間の前記隙間に汗や水滴、ホコリなどの異物が侵入しても、前記密着部の存在により、前記異物が前記電気音響変換素子に到達することがない。従って、前記ブッシングと前記コードとの間の前記隙間に汗や水滴、ホコリなどの異物が侵入しても、性能に影響が及ぶ虞が少ないヘッドホンが実現される。
図1は、ヘッドホンの斜視図である。(第1実施形態) 図2は、ヘッドホンユニットの分解斜視図である。(第1実施形態) 図3は、ヘッドホンユニットの側面断面図である。(第1実施形態) 図4は、図3の部分拡大図である。(第1実施形態) 図5は、図4の部分拡大図である。(第1実施形態) 図6は、図4の部分拡大図である。(第1実施形態) 図7は、図4の部分拡大図である。(第2実施形態)
以下、図1〜図6を参照しつつ、第1実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態のヘッドホン1は、一対で使用されるものである。各ヘッドホン1は、ヘッドホン本体2とコード3によって構成されている。各ヘッドホン1のコード3は、図示しないプラグに接続されている。
図2及び図3に示すように、ヘッドホン本体2は、ドライバユニット4と、ハウジング5と、ブッシングユニット6と、イヤーピース7とを主たる構成として備えている。また、図1及び図3に示すコード3は、信号線としての芯線8とこの芯線を覆う皮膜9によって構成されている。
ドライバユニット4は、供給されたオーディオ信号に基づいて音波を発生させる電気音響変換素子である。ドライバユニット4には、コード3が接続されている。詳しくは、ドライバユニット4の端子4aには、コード3の芯線8が半田付けされている。そして、オーディオ信号は、例えばオーディオ機器などの外部機器からコード3を介してドライバユニット4に供給される。
ハウジング5は、ドライバユニット4を収容すると共に、コード3が挿入可能なコード挿入孔10を有する。詳しくは、ハウジング5は、鼓膜に近い側の前ハウジング11と、鼓膜から遠い側の後ハウジング12とによって構成されている。コード挿入孔10は、前ハウジング11と後ハウジング12のちょうど境目に形成される。コード挿入孔10には、ブッシング13(後述)が挿入される。
ブッシングユニット6は、図2に示すように、ブッシング13と、リング14とを含む。
ブッシング13は、図3に示すように、コード3の外周面3aを隙間gを空けて覆うことでコード3を屈曲による断線から保護するための筒体である。コード3の外周面3aは、コード3の皮膜9の外周面に相当する。
ブッシング13は、ハウジング5のコード挿入孔10に取り付けられている。詳しくは、ブッシング13は、一部がハウジング5のコード挿入孔10内に嵌め込まれている。
ブッシング13は、例えばエラストマーによって形成されている。これにより、ブッシング13は、可撓性を有する。
ブッシング13は、図4に示すように、屈曲変形禁止部15と、屈曲変形許容部16とを含む。この屈曲変形禁止部15と屈曲変形許容部16とは、ブッシング13単体で形状的に区別されなくてもよく、少なくともブッシング13をハウジング5に装着した状態で区別され得る部位である。具体的には以下のとおりである。
屈曲変形禁止部15は、ハウジング5内に収容されることで屈曲変形が禁止される部分である。ここで言う「ハウジング5に収容された屈曲変形禁止部15」とは、完全被収容部分15aと、コード挿入孔内部分15bとを含む。完全被収容部分15aは、ハウジング5内に完全に収容される部分である。完全被収容部分15aは、コード挿入孔内部分15bよりもブッシング13の径方向に若干太く形成されており、ハウジング5からのブッシング13の抜け止めの機能を発揮する。併せて、完全被収容部分15aは、筒体のブッシング13が回転するのを防ぐ機能も発揮する。コード挿入孔内部分15bは、コード挿入孔10内に位置する部分である。コード挿入孔内部分15bの外周面15cとコード挿入孔10の内周面10aとの間には、積極的(意図的)な隙間は設けられていない。しかし、後述する第2実施形態のように、コード挿入孔内部分15bの外周面15cとコード挿入孔10の内周面10aとの間には、部分的にであれば積極的な隙間を設けてもよい。
屈曲変形許容部16は、ハウジング5から露出することで屈曲変形が許容される部分である。
そして、本実施形態において、ブッシング13の内周面13aには、密着部17が形成されている。密着部17は、コード3の外周面3aに対して環状に密着するものである。密着部17は、ブッシング13の屈曲変形禁止部15に形成されている。密着部17は、ブッシング13の屈曲変形禁止部15の完全被収容部分15aに形成されている。密着部17は、ブッシング13のドライバユニット4側の端部としての奥側端部13b(第1端部)に形成されている。
密着部17は、ブッシング13の内周面13aに接続し、ブッシング13の内周面13aからコード3の中心軸Cに向かって突出して環状に形成されている。密着部17の内径は、コード3の外周面3aの外径と同じに、若しくは若干小さく設定される。
密着部17は、コード対向面18とキャビティ面19、ガイド面20を有している。コード対向面18は、コード3の外周面3aに対して平行となるように形成された面である。キャビティ面19は、ドライバユニット4とハウジング5との間の空間としてのバックキャビティ21側を向く面である。ガイド面20は、ブッシング13の奥側端部13bとは反対側の端部としての露出端部13c(第2端部、図3参照)から離れるにつれて窄まるように傾斜して形成されている。換言すれば、ガイド面20は、結びコブ22(図3参照)に近づくにつれて窄まるように傾斜して形成されている。
リング14は、図2に示すように、環状に形成されている。リング14は、ブッシング13と一体形成されている。リング14は、ハウジング5の前ハウジング11と後ハウジング12に挟まれることで、ハウジング5に保持される。
イヤーピース7は、図3に示すようにハウジング5の前ハウジング11に取り付けられる。
(組み立て方法)
以下に説明する各部材の組み立てにおいて、固定方法については接着や溶着など周知の方法を採用することができる。
上述した構成のヘッドホン1を組み立てるには、図2に示す状態で、ハウジング5の前ハウジング11にドライバユニット4を取り付ける。
また、図3に示すブッシングユニット6のブッシング13内にコード3を露出端部13cから奥側端部13bに向かって挿入する。そして、ブッシング13の奥側端部13bから露出したコード3の先端に結びコブ22を作ると共に、コード3の芯線8を皮膜9から若干露出させる。
次に、ブッシングユニット6をハウジング5の後ハウジング12に取り付ける。この状態で、コード3の各芯線8をドライバユニット4の各端子4aに半田付けする。
そして、ハウジング5の前ハウジング11と後ハウジング12でブッシングユニット6を挟み込むように、ブッシングユニット6をハウジング5の前ハウジング11に取り付ける。最後に、ハウジング5の前ハウジング11にイヤーピース7を取り付け、ヘッドホン1が完成する。このときの取り付け方法としては、イヤーピース7をハウジング5の前ハウジング11の外側に単に嵌め合わせることで着脱可能としている。
なお、図5では、ブッシング13の密着部17がコード3の外周面3aに対して強力に接触している様子が示されている。図5の例では、密着部17が若干、キャビティ面19側に倒れるように弾性変形している。図6にも、ブッシング13の密着部17がコード3の外周面3aに対して強力に接触している様子が示されている。図6の例では、密着部17が若干、ガイド面20側に倒れるように弾性変形している。
以下、寸法例を説明する。図3に示すコード3の外径は1.4mmである。図4に示すブッシング13の内周面13aの内径は1.7mmである。図4に示す密着部17のコード対向面18の内径は1.3mmである。従って、図4に示す隙間gの厚みは(1.7−1.3)/2=0.2mmである。また、密着部17の内径は、コード3の外径よりも(1.4−1.3)=0.1mm狭くなるように設定されている。
以上に本願発明の好適な第1実施形態を説明した。上記の第1実施形態は、要するに、以下の特長を有している。
即ち、上記第1実施形態のヘッドホン1は、図1〜図4に示すように、ドライバユニット4(電気音響変換素子)と、コード3と、ハウジング5と、ブッシング13と、を備える。ドライバユニット4は、供給されたオーディオ信号に基づいて音波を発生させる。コード3は、オーディオ信号を外部からドライバユニット4に供給するためにドライバユニット4に接続される。ハウジング5は、ドライバユニット4を収容すると共に、コード3が挿入可能なコード挿入孔10を有する。ブッシング13は、コード3の外周面3aを隙間gを空けて覆うことでコード3を屈曲による断線から保護するための筒体である。ブッシング13は、コード挿入孔10に取り付けられる。そして、ブッシング13の内周面13aには、コード3の外周面3aに対して環状に密着する密着部17が形成されている。
以上の構成によれば、ブッシング13とコード3との間の隙間gに汗や水滴、ホコリなどの異物が侵入しても、密着部17の存在により、異物がドライバユニット4やバックキャビティ21内に到達することはない。従って、ブッシング13とコード3との間の隙間gに汗や水滴、ホコリなどの異物が侵入しても、性能に影響が及ぶ虞が少ないヘッドホン1が実現される。
なお、ヘッドホン1のコード3は、周知の通り、他の分野のコードと比較して極めて高い可撓性を有している。従って、ブッシング13の内周面13aに密着部17を設けると、コード3をブッシング13内に通すときにコード3が密着部17に引っ掛かって甚だ邪魔である。つまり、ブッシング13の内周面13aに密着部17を設ける構成は、組み立て作業性を著しく低下させるという理由から、本願出願時の技術常識に反するものであることを付言しておく。
また、ブッシング13は、ハウジング5内に収容されることで屈曲変形が禁止される屈曲変形禁止部15と、ハウジング5から露出することで屈曲変形が許容される屈曲変形許容部16と、を含んでいる。密着部17は、ブッシング13の屈曲変形禁止部15に形成されている。
以上の構成によれば、ブッシング13の屈曲変形許容部16が屈曲変形した際の、コード3の外周面3aに対する密着部17の密着性が低下し難い。また、ブッシング13の屈曲変形許容部16が屈曲変形した際の密着部17自体の変形が抑制され、もって、密着部17自体の経年劣化を抑制することができる。従って、ブッシング13とコード3との間の隙間gに汗や水滴、ホコリなどの異物が侵入しても、上述した異物侵入防止機能により、一層性能に影響が及ぶ虞が少ないヘッドホン1が実現される。
また、密着部17は、図3及び図4に示すように、ブッシング13のドライバユニット4側の端部としての奥側端部13b(第1端部)に形成されていることが好ましい。
即ち、ブッシング13の奥側端部13bとは反対側の端部としての露出端部13c(第2端部)から奥側端部13bに向かってコード3をブッシング13内に挿入するに際し、コード3が密着部17に引っ掛かってうまく挿入できない場合がある。そこで、以上の構成によれば、例え、コード3が密着部17に引っ掛かってしまったとしても、密着部17がブッシング13の奥側端部13bに形成されているので、コード3の挿入方向先端をブッシング13の奥側端部13b側から摘んで引っ張り出すことが可能となる。また、密着部17のガイド面20は、コード3の挿入方向において窄まるように傾斜して形成されている。従って、以上の構成は、密着部17を備えたヘッドホン1の組み立て作業性の改善に寄与する。
また、コード3は、図3に示すように、ブッシング13から出て、ドライバユニット4とハウジング5との間の空間としてのバックキャビティ21内を通過し、ドライバユニット4に至る。
以上の構成によれば、密着部17をブッシング13の何処に形成するかによって、バックキャビティ21の形状が少なからず変わることになる。これに対し、前述した『密着部17は、ブッシング13の奥側端部13bに形成される』構成は、以下のような効果を発揮する。即ち、密着部17がブッシング13の奥側端部13bに形成されているので、バックキャビティ21がブッシング13内の奥深くまで延長されることはない。別の言葉で言えば、バックキャビティ21の形状がまとまりある形状になると言える。このことは、ヘッドホン1の音響設計を容易にする効果がある。
上記の第1実施形態は、以下のように変更することができる。
即ち、例えば、ブッシングユニット6のリング14は、必須の構成ではなく、省略してもよい。
また、密着部17のガイド面20は、結びコブ22へ近づくにつれて窄まるように傾斜して形成されるとしたが、これに代えて、結びコブ22から離れるにつれて窄まるように傾斜して形成してもよい。ただし、ブッシング13にコード3を挿通する作業の容易性の観点から前者の形状の方が望ましい。
(第2実施形態)
次に、図7を参照しつつ、本願発明の第2実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。なお、説明の便宜上、図7ではハッチングを省略している。
本実施形態において、ハウジング5のコード挿入孔10を取り囲むハウジング5の周縁部5aにはRが付されている。詳しくは、ハウジング5の周縁部5aは、上端部5bと下端部5cを有する。ハウジング5の周縁部5aの上端部5bは、ブッシング13の外周面13dに対して密着している。ハウジング5の周縁部5aの下端部5cは、ブッシング13の外周面13dに対して密着していない。ハウジング5の周縁部5aの下端部5cと、ブッシング13の外周面13dと、の間には隙間hが形成されている。
図7において、屈曲変形禁止部15は、ハウジング5内に収容されることで屈曲変形が禁止される部分である。ここで言う「ハウジング5に収容された屈曲変形禁止部15」とは、完全被収容部分15aと、コード挿入孔内部分15bとを含む。完全被収容部分15aは、ハウジング5内に完全に収容される部分である。コード挿入孔内部分15bは、コード挿入孔10内に位置する部分である。図7においてコード挿入孔内部分15bを二点鎖線でイメージしている。コード挿入孔内部分15bの外周面15cとコード挿入孔10の内周面10aとの間には、積極的(意図的)な隙間は設けられていない。
屈曲変形許容部16は、ハウジング5から露出することで屈曲変形が許容される部分である。ここで言う「ハウジング5から露出した屈曲変形許容部16」とは、完全露出部分16aと、コード挿入孔内部分16bとを含む。完全露出部分16aは、ハウジング5から完全に露出している部分である。即ち、完全露出部分16aは、ハウジング5によっては全く覆われていない。一方、コード挿入孔内部分16bは、コード挿入孔10内に位置する部分である。図7においてコード挿入孔内部分16bを二点鎖線でイメージしている。コード挿入孔内部分16bの外周面16cとコード挿入孔10の内周面10aとの間には、積極的(意図的)な上記隙間hが存在している。
要するに、本実施形態において屈曲変形禁止部15と屈曲変形許容部16の境界は、ブッシング13の外周面13dとコード挿入孔10の内周面10aとの間に形成されている積極的(意図的)な隙間hの有無に着目して定めるものとする。
1 ヘッドホン
2 ヘッドホン本体
3 コード
4 ドライバユニット
5 ハウジング
6 ブッシングユニット
7 イヤーピース
8 芯線
9 皮膜
10 コード挿入孔
10a 内周面
11 前ハウジング
12 後ハウジング
13 ブッシング
14 リング
15 屈曲変形禁止部
16 屈曲変形許容部
17 密着部

Claims (3)

  1. 供給されたオーディオ信号に基づいて音波を発生させる電気音響変換素子と、
    前記オーディオ信号を外部から前記電気音響変換素子に供給するために前記電気音響変換素子に接続されるコードと、
    前記電気音響変換素子を収容すると共に、前記コードが挿入可能なコード挿入孔を有するハウジングと、
    前記コードの外周面を隙間を空けて覆うことで前記コードを屈曲による断線から保護するための筒体であって、前記コード挿入孔に取り付けられるブッシングと、
    を備え、
    前記ブッシングの内周面には、前記コードの前記外周面に対して環状に密着する密着部が形成されている、
    ヘッドホン。
  2. 請求項1に記載のヘッドホンであって、
    前記ブッシングは、前記ハウジング内に収容されることで屈曲変形が禁止される屈曲変形禁止部と、前記ハウジングから露出することで屈曲変形が許容される屈曲変形許容部と、を含んでおり、
    前記密着部は、前記ブッシングの前記屈曲変形禁止部に形成されている、
    ヘッドホン。
  3. 請求項2に記載のヘッドホンであって、
    前記密着部は、前記ブッシングの前記電気音響変換素子側の端部に形成されている、
    ヘッドホン。
JP2010217295A 2010-09-28 2010-09-28 ヘッドホン Pending JP2012074850A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010217295A JP2012074850A (ja) 2010-09-28 2010-09-28 ヘッドホン
US13/246,077 US20120076340A1 (en) 2010-09-28 2011-09-27 Headphone

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010217295A JP2012074850A (ja) 2010-09-28 2010-09-28 ヘッドホン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012074850A true JP2012074850A (ja) 2012-04-12

Family

ID=45870695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010217295A Pending JP2012074850A (ja) 2010-09-28 2010-09-28 ヘッドホン

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20120076340A1 (ja)
JP (1) JP2012074850A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5418434B2 (ja) * 2010-07-22 2014-02-19 株式会社Jvcケンウッド ヘッドホン
US9426558B2 (en) * 2012-09-14 2016-08-23 Puma SE Earphone with chassis enclosure
GB2505919B (en) * 2012-09-14 2015-02-18 Wolfson Microelectronics Plc Earphone
CN103957492A (zh) * 2014-04-30 2014-07-30 周跃 一种磁连接耳机
US9769551B2 (en) * 2014-12-31 2017-09-19 Skullcandy, Inc. Method of connecting cable to headphone, and headphone formed using such methods
GB201917870D0 (en) * 2019-12-06 2020-01-22 Pss Belgium Nv Method of making a loudspeaker enclosure

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01117195U (ja) * 1988-01-29 1989-08-08
JPH02237392A (ja) * 1989-03-10 1990-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヘッドホン
JPH0711092U (ja) * 1993-06-30 1995-02-14 アツデン株式会社 ワイヤレスヘッドホン
JPH11225387A (ja) * 1998-02-05 1999-08-17 Aiwa Co Ltd イヤホン
JP2004334423A (ja) * 2003-05-06 2004-11-25 Nippon Aleph Corp 防犯機器の挿通孔構造
JP2010081306A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Foster Electric Co Ltd イヤホン

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4981194A (en) * 1987-10-30 1991-01-01 Sony Corporation Electro-acoustic transducer
JP2827872B2 (ja) * 1993-09-20 1998-11-25 住友電装株式会社 防水コネクタ用ゴム栓
US7616772B2 (en) * 2004-11-09 2009-11-10 Shure Acquisition Holdings, Inc. Earphone for sound reproduction

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01117195U (ja) * 1988-01-29 1989-08-08
JPH02237392A (ja) * 1989-03-10 1990-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヘッドホン
JPH0711092U (ja) * 1993-06-30 1995-02-14 アツデン株式会社 ワイヤレスヘッドホン
JPH11225387A (ja) * 1998-02-05 1999-08-17 Aiwa Co Ltd イヤホン
JP2004334423A (ja) * 2003-05-06 2004-11-25 Nippon Aleph Corp 防犯機器の挿通孔構造
JP2010081306A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Foster Electric Co Ltd イヤホン

Also Published As

Publication number Publication date
US20120076340A1 (en) 2012-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012074850A (ja) ヘッドホン
US10178464B2 (en) Earpiece
RU2395261C2 (ru) Наушник
JP2005278015A (ja) イヤホン
JP2015023495A (ja) イヤホンマイク
JP6812463B2 (ja) ノイズキャンセリングヘッドホン用のフィードバックマイクロホンアダプタ
JP2011009909A (ja) イヤホン
JP5008762B2 (ja) ヘッドホン
JP2006222492A (ja) インナーイヤーヘッドホン装置
US10878798B2 (en) Earphone with an active noise cancelling feedback microphone arranged at the rear-side of a speaker diaphragm
KR20220101834A (ko) 마이크로폰 모듈 및 상기 마이크로폰 모듈을 포함하는 전자 장치
JP3193854U (ja) カナル型イヤホンマイクアセンブリ
KR102020330B1 (ko) 이어폰 어셈블리
JP2011211459A (ja) マイク付きヘッドホン装置
JP5600571B2 (ja) イヤホン
JP2011035522A (ja) ヘッドホン
JP6482600B2 (ja) インイヤー型イヤホン用のカバー
US8311251B2 (en) Electronic apparatus for connection to a hearing apparatus component with a two-part sleeve
JP4751802B2 (ja) 狭指向性マイクロホン
KR102163066B1 (ko) 이어 팁 및 이를 갖춘 이어폰
JPWO2020148819A1 (ja) イントラコンカ型イヤホン
TWI269599B (en) Earphone speaker with electrostatic discharge protection
JP2011135480A (ja) 接話型コンデンサマイクロホン
JP2020043547A (ja) イヤホン用スピーカ
JP3221593U (ja) 耳栓付イヤホン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130521