JP5413656B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
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Description
請求項2記載の発明は、前記モータ再駆動信号発生手段によって前記電動モータが駆動された後、エンジンが再始動されないまま、所定時間が経過したときに、前記電動モータの駆動を停止させる手段(50,S11,S12)をさらに含む、請求項1に記載の車両の制御装置である。
請求項3記載の発明は、エンジンを再始動させるための条件として、前記操舵量が前記第2のしきい値以上であるというエンジン再始動条件以外に、1または複数の他のエンジン再始動条件が設定されており、前記エンジン自動停止手段によってエンジンが停止されている場合において、前記他のエンジン再始動条件のいずれかが成立したときに、エンジンを再始動させるためのエンジン再始動信号および前記電動モータを再駆動させるためのモータ再駆動信号を発生する手段(50,S9,S9a,S9b,S13)を含む、請求項1に記載の車両の制御装置である。
図1は、この発明の一実施形態に係る車両の制御装置によって制御されるパワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。
パワーステアリング装置1は、車両のステアリング機構2に関連して設けられ、このステアリング機構2に操舵補助力を与えるためのものである。ステアリング機構2は、車両の操向のために運転者によって操作される操作部材としてのステアリングホイール3と、このステアリングホイール3に連結されたステアリングシャフト4と、ステアリングシャフト4の先端部に油圧制御弁14を介して連結され、ピニオンギア6を持つピニオンシャフト5と、ピニオンギア6に噛合するラックギヤ部7aを有し、車両の左右方向に延びた転舵軸としてのラック軸7とを備えている。
ステアリングホイール3が操作されてステアリングシャフト4が回転されると、この回転が、ピニオンギア6およびラックギア部7aによって、ラック軸7の軸方向X1に沿う直線運動に変換される。この直線運動は、ナックルアーム11のキングピン12まわりの回転運動に変換され、これにより、左右の転舵輪9,10の転舵が達成される。
油圧制御弁14は、トーションバーに一方方向のねじれが加わった場合には、油路19,20のうちの一方を介してパワーシリンダ15のシリンダ室17,18のうちの一方に作動油を供給するとともに、他方の作動油をリザーバタンク21に戻す。また、トーションバーに他方方向のねじれが加えられた場合には、油路19,20のうちの他方を介してシリンダ室17,18のうちの他方に作動油を供給するとともに、一方の作動油をリザーバタンク21に戻す。
エンジンコントローラ40は、車両の駆動輪に対して駆動力を与えるためのエンジン41の動作を制御するためのものである。エンジン41は、エンジンを始動するためのスタータモータ42を含んでいる。アイドルストップコントローラ50は、エンジン41の自動停止および再始動を制御するとともに、パワーステアリング装置1の電動モータ24の駆動停止および再駆動を制御する。
パワーステアリングコントローラ30は、車速センサ61、操舵角センサ62および回転位置センサ63の検出信号等に基づいて、適切な操舵補助力がステアリング機構2に与えられるように電動モータ24の駆動を制御する。
エンジン停止条件としては、この実施形態では、車速が零でかつアクセル開度が零という条件が設定されているものとする。車速は、車速センサ61の出力信号から取得される。また、アクセル開度は、アクセル開度センサ64の出力信号から取得される。
次に、コントローラ50は、操舵速度ωを演算する(ステップS3)。そして、コントローラ50は、操舵速度ωがモータ再駆動用しきい値ωS以上であるか否かを判別する(ステップS4)。操舵速度ωがモータ再駆動用しきい値ωS未満である場合には(ステップS4:NO)、エンジン再始動条件のうち、操舵速度ωがエンジン再始動用しきい値ωE以上であるという条件は成立しないことは明らかなので、コントローラ50は、他のエンジン再始動条件のいずれかが成立しているか否かを判別する(ステップS9)。
ステップS8では、コントローラ50は、操舵速度ωがエンジン再始動用しきい値ωE以上であるか否かを判別する。操舵速度ωがエンジン再始動用しきい値ωE未満である場合には(ステップS8:NO)、コントローラ50は、他のエンジン始動条件のいずれかが成立しているか否かを判別する(ステップS9)。他のエンジン始動条件のいずれかが成立している場合には(ステップS9:YES)、上述したようにステップS13に進む。
この動作例においては、操舵速度ωの代わりに、所定期間(たとえば3秒)当たりの操舵角変位Δθ(以下、単に「操舵角変位Δθ」という)が用いられる。操舵角変位Δθは、たとえば、次のようにして演算することができる。つまり、コントローラ50は、操舵角センサ62の出力値に基づいて、所定単位時間(たとえば0.5秒)毎にその時点での操舵角を記憶していく。この際、最新の操舵角から前記所定期間より長い期間分のデータを保持するようにする。そして、最新の操舵角と、前記所定期間前の操舵角との偏差を、操舵角変位Δθとして演算する。
この動作例では、エンジン再始動条件として、操舵速度ωがエンジン再始動用しきい値ωE以上であるという条件、操舵角変位Δθがエンジン再始動用しきい値αE以上であるという条件、アクセル開度が所定開度以上であるという条件等の複数の条件が設定されている。操舵速度ωは、図2の動作例において説明した演算方法と同様な方法で演算することができる。また、操舵角変位Δθは、図3の動作例において説明した演算方法と同様な方法で演算することができる。エンジンが自動的に停止されている状態において、これらの複数の条件のうちのいずれか1つの条件が成立すれば、エンジンが再始動される。この動作例では、これらの条件のうち、「操舵速度ωがエンジン再始動用しきい値ωE以上であるという条件」および「操舵角変位Δθがエンジン再始動用しきい値αE以上であるという条件」以外の条件を、「他のエンジン再始動条件」ということにする。
ステップS8において、操舵速度ωがエンジン再始動用しきい値ωE未満であると判別された場合には(ステップS8:NO)、コントローラ50は、操舵角変位Δθがエンジン再始動用しきい値αE以上であるか否かを判別する(ステップS22)。操舵角変位Δθがエンジン再始動用しきい値αE以上であれば(ステップS22:YES)、コントローラ50はステップS13に移行し、操舵角変位Δθがエンジン再始動用しきい値αE未満である場合には(ステップS22:NO)、コントローラ50はステップS9bに移行する。
図2、図3および図4を用いて説明したアイドルコントローラ50の各動作例では、タイマを用いることにより、電動モータ24が再駆動された後、エンジン41が再始動されないまま、所定時間Tが経過した場合には、電動モータ24の駆動を停止させている。これにより、エンジン自動停止中において、電動モータ24が長時間にわたって駆動され続けるといった事態を回避している。また、たとえば、操舵速度ωがモータ再駆動用しきい値ωSを境として上下に変動した場合に、電動モータ24がオンオフを繰り返す現象(ハンチング)が発生するのを防止できる。
フラグFがリセット(F=0)されている場合において、操舵速度ωがモータ再駆動用しきい値ωS未満を維持しておりかつ他のエンジン再始動条件のいずれもが成立していない場合には、ステップS3,S4,S9およびS10の処理が繰り返される。このような処理が繰り返されている場合において、他のエンジン再始動条件のいずれかが成立した場合には、ステップS9でYESとなるので、コントローラ50は、エンジン再始動信号をエンジンコントローラ40に出力するとともに、モータ再駆動信号をパワーステアリングコントローラ30に出力する(ステップS13)。これにより、エンジン41が再始動されるとともに、電動モータ24が再駆動される。
フラグFがセット(F=1)されている場合に、ステップS4において、操舵速度ωがモータ再駆動用しきい値ωS未満であると判別された場合には(ステップS4:NO)、ステップS9に移行し、他のエンジン始動条件のいずれかが成立しているか否かを判別する(ステップS9)。他のエンジン始動条件のいずれかが成立している場合には(ステップS9:YES)、ステップS13に進む。一方、他のエンジン始動条件のいずれもが成立していない場合には(ステップS9:NO)、コントローラ50は、ステップS10を介してステップS12に移行し、モータ駆動停止信号をパワーステアリングコントローラ30に出力するとともにフラグFをリセット(F=0)する。そして、ステップS3に戻る。
図6は、図3の動作例において、タイマを使用しないようにした動作例を示している。図6において、図3と同じ処理が行なわれるステップには、同じステップ番号を付してその説明を省略する。図6のフローチャートにおいては、タイマに関係する、図3のステップS7の処理とステップS11の処理とは存在しない。そして、ステップS32が追加されている。
たとえば、図4または図7の動作例において、ステップS8およびS22のうちのいずれか一方のステップを省略してもよい。つまり、エンジン再始動条件の1つである操舵速度ωがエンジン再始動用しきい値ωE以上であるという条件(ステップS8参照)と、エンジン再始動条件の1つである操舵角変位Δθがエンジン再始動用しきい値αE以上であるという条件(ステップS22参照)のうち、一方の条件を外してもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
Claims (3)
- 電動モータによって駆動される油圧ポンプによって操舵補助力を発生させるパワーステアリング装置と、
所定のエンジン停止条件が成立したときに、エンジンを自動的に停止させるとともに、前記電動モータの駆動を停止させるエンジン自動停止手段と、
車両の操向のために操作される操作部材の操舵量を演算する手段と、
前記エンジン自動停止手段によってエンジンが停止されている場合において、前記操舵量が第1のしきい値以上となったときに、前記電動モータを再駆動させるためのモータ再駆動信号を発生するモータ再駆動信号発生手段と、
前記エンジン自動停止手段によってエンジンが停止されている場合において、前記操舵量が、前記第1のしきい値より大きな第2のしきい値以上となったときに、エンジンを再始動させるためのエンジン再始動信号を発生するエンジン再始動信号発生手段と、
を含む車両の制御装置。 - 前記モータ再駆動信号発生手段によって前記電動モータが駆動された後、エンジンが再始動されないまま、所定時間が経過したときに、前記電動モータの駆動を停止させる手段をさらに含む、請求項1に記載の車両の制御装置。
- エンジンを再始動させるための条件として、前記操舵量が前記第2のしきい値以上であるというエンジン再始動条件以外に、1または複数の他のエンジン再始動条件が設定されており、
前記エンジン自動停止手段によってエンジンが停止されている場合において、前記他のエンジン再始動条件のいずれかが成立したときに、エンジンを再始動させるためのエンジン再始動信号および前記電動モータを再駆動させるためのモータ再駆動信号を発生する手段を含む、請求項1に記載の車両の制御装置。
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