JP5408423B2 - モールドモータ - Google Patents

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Description

本発明は、ステータ全体がモールド樹脂によって一体的にモールド成形されたモールドモータに関し、さらに詳しく言えば、電食を防ぐためのモールドモータのアース構造に関する。
例えば特許文献1に示すように、インバータ制御によるブラシレスDCモータは、モータの出力軸とフレームと間に微小電圧が誘起される。この電圧がベアリングの油脂の絶縁抵抗に対して許容される電圧よりも高くなると、ベアリングの転動面で放電して、放電加工効果によってベアリングが損傷することがある。これを電食という。
電食が発生すると、ベアリングの転動面には、フレーキングやピッチング、フルーティング(洗濯板状のパターン)などを引き起こし、これらが早期のベアリング不良の原因となる。
そこで、特許文献1では、ステータの左右に設けられる軸受用のブラケット同士を導電性テープを介して電気的に接続することにより、出力軸とフレームの電位差を小さくして、電食の発生を予防している。
しかしながら、従来の電食の予防方法には、以下のような問題があった。すなわち、特許文献1は、各ブラケット同士を導電性テープを介して電気的に接続していたが、導電性テープは、テープであるが故に剥がれ落ちやすい。また、導電性テープを貼り付ける工程が増える分、生産性も悪くなる。
さらには、モータの表面に導電性テープが剥き出しであるため、モータを製品に組み込む際に導電性テープに他の部品が接触しないように気を遣わなければならない。また、輸送や衝撃によって、導電性テープが剥離するおそれもある。
特開2007−20348号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、一対のブラケット同士の導通をより確実に行い、電食の発生を防止することにある。
述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ステータコアがモールド樹脂によって一体的にモールド成形され、モールド樹脂部で覆われたステータと、上記ステータの内周面側に配置されるロータおよび上記ロータに取り付けられた出力軸と、上記ステータの軸方向両端面側に配置された一対の金属製のブラケットと、上記出力軸に取り付けられた一対のベアリングとを有し、上記各ブラケットには、上記各ベアリングを支持するベアリング支持部が設けられているモールドモータにおいて、
上記一対のブラケットは、一方の上記ベアリングを保持する第1ブラケットと、他方のベアリングを保持する第2ブラケットとからなり、上記モールド樹脂部には、上記ステータコアとは電気的に非接続であって、上記第1ブラケットと上記第2ブラケットに電気的に接続する導電部材が埋設されており、上記ステータコアの外周面には、凹部が上記出力軸の軸線方向に沿って延在しており、上記導電部材は、上記凹部に沿って配置されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、ステータコアがモールド樹脂によって一体的にモールド成形され、モールド樹脂部で覆われたステータと、上記ステータの内周面側に配置されるロータおよび上記ロータに取り付けられた出力軸と、上記ステータの軸方向両端面側に配置された一対の金属製のブラケットと、上記出力軸に取り付けられた一対のベアリングとを有し、上記各ブラケットには、上記各ベアリングを支持するベアリング支持部が設けられているモールドモータにおいて、
上記一対のブラケットは、一方の上記ベアリングを保持する第1ブラケットと、他方のベアリングを保持する第2ブラケットとからなり、上記モールド樹脂部には、上記ステータコアとは電気的に非接続であって、上記第1ブラケットと上記第2ブラケットに電気的に接続する導電部材が埋設されており、上記ステータコアには、インシュレータが設けられており、上記インシュレータには、上記導電部材を保持する保持部材が設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項2において、上記保持部材は、上記出力軸の軸線方向に沿って上記ステータコアの外周面に設けられており、上記保持部材には、上記導電部材を保持する保持溝が設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1ないし3のいずれか1項において、上記導電部材は、上記ステータコアの軸方向一端面から外周面に沿って配置されるL字型の金属板からなり、上記第1ブラケットは、上記導電部材の一端と電気的に接続された状態で上記モールド樹脂で一体にモールド成形されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項において、上記導電部材の他端は、上記ステータの外周面の一部から露出されており、上記露出面に上記第2ブラケットが接触するように固定されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、モールド樹脂の内部に埋設されている導電部材を介して第1ブラケットと第2ブラケットとが電気的に接続されていることにより、導通を確実に確保することができる。また、導電部材がモールド樹脂内に埋設されているため、輸送などの際に外れたりすることがない。このようにして、電食を防ぐことができるが、さらに、ステータコアの外周面に軸線方向に沿って延在する凹部に沿って導電部材を配置することにより、導電部材の径方向への張り出しを抑えることができ、モータ全体を大型化せずに導電部材を設けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、インシュレータの一部に導電部材を保持する保持部材が設けられていることにより、インシュレータをステータコアに取り付けたり、ステータコアと一体成形する際に、同時に保持部材を形成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、保持部材をステータコアの軸線方向に沿って形成し、さらに導電部材を保持する保持溝を設けたことにより、導電部材を保持しつつ、導電部材とステータコアとの間の絶縁処理を確実に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、ステータの端面から外周面に沿って配置されるL字型の金属板からなる導電部材の一端を第1ブラケットに電気的に接続した状態でモールド樹脂で一体にモールド成形することにより、第1ブラケットと導電部材の導通を確実に行うことができる。さらには、接点をモールド樹脂によって覆うことで、接点不良やショートを防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、導電部材の他端をステータの外周面の一部から露出させ、その露出面に第2ブラケットが被さるように固定したことにより、第2ブラケットをステータに取り付けることで、第2ブラケットと導電部材とを接触させることができる。
本発明の一実施形態に係るモールドモータの中央縦断面図。 上記モールドモータの導電部材の周囲を拡大した部分拡大断面図。 上記モールドモータのインシュレータの部分断面図。 (a)保持部材に導電部材を取り付けた状態の部分拡大断面図,(b)保持部材に導電部材を取り付けた状態の正面図。 (a)保持部材の部分拡大断面図,(b)保持部材の正面図。 保持部材の変形例を表す部分拡大断面図。 導電部材の側面図。 (a)導電部材と第1ブラケットの接点部分の拡大図,(b)導電部材と第1ブラケットの接点の変形例を示す拡大図。 (a)導電部材と第2ブラケットの接点部分の拡大図,(b)導電部材と第2ブラケットの接点の変形例を示す拡大図。 ステータコアを金型内に配置した状態の要部断面図。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこの限りではない。図1に示すように、この電動機1は、環状に打ち抜かれた電磁鋼板を積層して構成したステータコア6が内周面(ティース面63)を除いてモールド樹脂によって一体的にモールド成形され、モールド樹脂部21で覆われたステータ2と、同ステータ2のティース面63と対向するように、ステータ2の内周側に配置されるロータ3とを備えている。
ステータ2の軸方向の両端面側(図1の左側面側と右側面側)には、ロータ3の出力軸31を回転可能に支持する一対のベアリング41,42と、同ベアリング41,42を保持する一対のブラケット51,52が設けられている。
一方のブラケット51(以下、第1ブラケット51とする)は、1枚の金属板をプレス加工した成型品からなり、ステータ2の一方の開口部2aを塞ぐように円盤状に形成されている。第1ブラケット51の中央には、一方のベアリング41(以下、第1ベアリング41とする)が収納される第1ベアリング保持部53が設けられている。
第1ベアリング保持部53は、第1ブラケット51の中央部分をステータ2とは離反する方向に凹まされた凹部であって、その内周面に第1ベアリング41の外輪が嵌合されている。
他方のブラケット52(以下、第2ブラケット52とする)は、同じく1枚の金属板をプレス加工した成型品からなり、ステータ2の他方の開口部2bを覆うとともに、ステータ2の外周面に沿って嵌め込まれるカップ状に形成されている。
第2ブラケット52の中央には、他方のベアリング42(以下、第2ベアリング42とする)が収納される第2ベアリング保持部54が設けられている。第2ベアリング保持部54は、第2ブラケット52の中央部分をステータ2とは離反する方向に凹まされた凹部であって、その内周面に第2ベアリング42の外輪が嵌合されている。
この実施形態において、ロータ3は、永久磁石を備える永久磁石型ロータが用いられているが、それ以外のロータ、例えば永久磁石を備えないかご形ロータや巻線型ロータが用いられてもよい。本発明において、ロータ3の具体的な形態は、任意であってよい。
ステータ2は、環状のステータコア6と、ステータコア6を絶縁するインシュレータ7と、各ブラケット51,52同士を電気的に接続するための導電部材8とを備え、ステータコア6のティース面63を残して、全体がモールド樹脂により一体的にモールド成形され、モールド樹脂部21で覆われている。
図3を併せて参照して、ステータコア6は、環状に形成されたヨーク61と、同ヨーク61の内周面からロータ3の磁極面に向かって突設された複数のティース62とを備えている。ステータコア6は、ヨーク61とティース62とが一体に打ち抜かれた電磁鋼板を軸線方向(図3では紙面方向)に沿って積層したものからなる。
この例において、各ティース62は、ヨーク61の内周面から中央に向かって棒状に延びている。隣接するティース62同士は、周方向に約30°間隔で配置されており、この例では全部で12本(12極)設けられているが、ティース62の極数は、本発明において任意である。各ティース62の先端には、ロータ3の磁極面に対向する円弧状のティース面63が設けられている。各ティース62には、絶縁部材であるインシュレータ7を介してコイル65が各ティース62に巻回されている。
インシュレータ7は、樹脂の成型品からなり、ステータコア6のティース面63を除き、ステータコア6の表面を覆い隠すようになっている。この例において、インシュレータ7は、ステータコア6の軸方向の中央部分から軸線方向に2分割されており、ステータコア6に向かって軸方向の両側から互いに嵌め合わせることで、ステータコア6を覆うようになっている。なお、インシュレータ7は、モールド成型によりステータコア6に一体的に成形してもよく、インシュレータ7の具体的な形状やその組み立てなどについては、本発明において任意であってよい。
インシュレータ7の一部には、導電部材8を保持するための保持部材71が一体的に設けられている。なお、保持部材71は別体で設けてもよい。図4および図5を併せて参照して、保持部材71は、インシュレータ7の外周面から軸線方向に沿って延在する板状を呈し、ステータコア6の外周面に沿って設けられている。このように保持部材71をステータコア6の外周面に設けることで、保持部材71は導電部材8とステータコア6とを絶縁する絶縁部材としての役割も兼ねる。なお、絶縁部材を保持部材71とは別に設けてもよい。
保持部材71は、ステータコア6の外周面の軸線方向沿って延在する凹部64に沿って設けられている。凹部64は、ステータコア6の外周面側であって、各ティース72と対向する位置に設けられている。なお、保持部材71は、少なくとも1つの凹部64に設けられていればよい。
これによれば、保持部材71を凹部64に設けるため、ステータ2を大径化せずに導電部材8をステータコア6の外周面側に配置することができる。また、凹部64が各ティース62と径方向に対向する位置に設けられるので、ヨーク61の磁路を確保しつつ、磁気抵抗を大きくせずに凹部64を設けることができる。なお、ステータコア6の凹部64は、ステータコア6にインシュレータ7を設ける際やコイル65を巻回する際のステータコア6の位置決めに用いることもできる。
保持部材71には、導電部材8の取り付けを案内するとともに、導電部材8を保持する保持溝72が設けられている。図5(a),(b)を併せて参照して、保持溝72は、保持部材71の中央に延在方向に沿って形成されており、導電部材8を挟み込んで支持するように断面C字状に形成されている。
これによれば、導電部材8を保持溝72の一端側から差し込んでゆくことで、保持溝72に沿って導電部材8を取り付けることができるようになっている。この例において、保持溝72は、保持部材71の延在方向に沿って連続して設けられているが、所定の間隔で間欠的に設けられていてもよい。
また、保持溝72は、断面C字状に形成されており、そこに導電部材8を差し込んで狭持しているが、これ以外に例えばL字型のフック形状であってもよいし、O字型でもよい。導電部材8を保持しつつ、ステータコア6との絶縁を確保することができるならばその形状は任意である。また、導電部材8を絶縁しつつ保持することができれば、単なる深溝であってもよい。
この例において、保持部材71の外周は、図4(a)に示すように、円弧状のモールド樹脂部21で覆われているが、図6に示すように、モールド樹脂部21の一部21aを外側に張り出すように形成してもよい。このようにモールド樹脂部21の一部21aを外周に張り出すことで、モールド樹脂部21の径方向の厚みを保つことができるので、モールド樹脂部21の強度が上がる。また、この張り出し部21aをモータの製品組み込み時の位置決めとしても使用できる。
図2および図7に示すように、導電部材8は、例えばステンレスなどの導電性金属板の成型品からなる。導電部材8は、ステータコア6の軸方向の一端面(図2では左端面)に沿って配置される第1導電部81と、ステータコア6の角部に沿って配置される屈曲部82と、屈曲部82からステータコア6の外周面に沿って配置される第2導電部83とを備えている。なお、導電部材8の鋼板は、モールド樹脂部21で全体が覆われるため、錆びたり、腐食することがないため、防さびなどの表面処理は施されていなくてもよい。これによれば、表面処理に係る費用を抑えることができる。
第1導電部81は、ステータコア6とコイル65に非接触となるようにステータコア6に対して所定の間隙をもって配置されている。第1導電部81の先端はさらにクランク状に折り曲げられており、第1ブラケット51に接続される第1端子部84が設けられている。
図8(a)に示すように第1端子部84は、第1ブラケット51の外周に形成されたフランジ部511に沿って当接するように設けられている。これによれば、第1端子部84と第1ブラケット51とが接触した状態のまま、モールド樹脂によって覆い固められることで、確実に導通を得ることができる。
この例において、第1端子部84はフランジ部511に沿って配置されるが、より確実に導通状態を維持するためには、図8(b)に示すように、第1端子部84の先端をコ字状に折り曲げて、ほぼ直角に折り曲げたフランジ部511の外周を挟み込むようにしてもよい。
第2導電部83は、ステータコア6の外周面に沿ってほぼ平行に配置されており、上述した保持部材71によってステータコア6とは非接触となるように配置され、全体がモールド樹脂部21に埋設されている。
ここで、ステータ2の軸方向の他端面側(図2では右端面側)の外周面には、第2ブラケット52を嵌め込むためのブラケット嵌合面22が設けられている。ブラケット嵌合面22は、ステータ2のモールド樹脂部21の外径よりも一段小さい外径を有する環状面であって、ブラケット嵌合面22に第2ブラケット52の内周面が嵌め込まれることで、ステータ2に第2ブラケット52が取り付けられるようになっている。
そこで、上述したブラケット嵌合面22の一部から、導電部材8と第1ブラケット52との接点となる第2端子部83aが露出するように設けられている。図9(a)に示すように、第2端子部83aは、ブラケット嵌合面22に第2導電部83の先端の一部が露出する露出面であって、ブラケット嵌合面22とほぼ同一平面となるように設けられている。このように第2端子部83の一部をブラケット嵌合面22に露出するように配置するので、第2ブラケット52をステータ2に被せることで、第2ブラケット52と導電部材8とを電気的に接続する。
ここで、第2端子部83aは、ブラケット嵌合面22と同一面上に露出するように設けられているが、図9(b)に示すように、ブラケット嵌合面22とステータ2の外周面との段差面の一部に第2端子部83aを設けてもよい。
ここで、本実施例では、第2ブラケット52の第2端子部83aに対向する部位は、第2ブラケット52をブラケット嵌合面22に嵌合させたのち、カシメ加工により第2端子部83a側に凹まされている。これにより、第2ブラケット52と導電部材8がより密着した状態となり、電気的な接続がより一層確実なものとなる。なお、カシメ加工などの機械的加工以外にも、第2ブラケット52と第2端子部83aとの間に導電性テープなどを介在させるなどして導通を確保してもよい。
ところで、上述した第1端子部84とフランジ部511との接点は、面接触であるが故に、ステータコア6をモールド樹脂でモールド成形する際に生じるモールド樹脂の射出圧力によって接点が外れるおそれがある。
そこで、図10に示すように、ステータ2を金型内でモールドする際に、ステータコア6が収納される金型(下型100)には、導電部材8の一部をフランジ部511に押圧する押圧部110が設けられている。
押圧部110は、下型100の底部から突設された凸部からなり、第1ブラケット51のフランジ部511と導電部材8との接点に対向するように配置されている。これによれば、モールド成形する際に、押圧部110によって導電部材8の第1端子部84をフランジ部511に押し付けた状態でモールド樹脂を流し込むことにより、フランジ部511と導電部材8との導通状態を維持したまま、モールド成形することができる。
図1および10を参照して、ステータ2の組み立て手順の一例について説明する。まず、らかじめ組み立てられたステータコア6にインシュレータ7を取り付けたのち、専用の巻線機を用いて各ティース62の外周にコイル65を巻回する。
次に、芯金120にステータコア6とブラケット5とを順番に嵌めたのち、導電部材8を取り付ける。導電部材8の第2端子部83の先端を保持部材71の保持溝72の一端(図10では下端)の開口部側から差し込む。そのまま導電部材8を移動させてゆき、第1端子部84とフランジ部511とが接触するまで押し込む。これにより、第1端子部84とフランジ部511とが弾性的に接触する。
次に、導電部材8を備えたステータコア6と第1ブラケット51とが芯金120とともに下型100に挿入される。そして、図示しない上型を上から被せてステータコア6を密閉する。その際、下型100内に設けられた押圧部110が導電部材8の第1端子部84の一部を押圧することにより、第1端子部84がフランジ部511に強制的に押し付けられる。
しかる後、図示しないインサート成型機から熔融したモールド樹脂を金型内に流し込み、ステータコア6の外周がモールド樹脂部21によって覆われる。これにより、導電部材8は、第2端子部83aを残して、全ての部分がモールド樹脂部21内に埋没する。このとき、押圧部110によって第1端子部84がフランジ部511に押さえ付けられているため、モールド樹脂の射出圧力で導電部材8と第1ブラケット51との接触面にモールド樹脂が流れ込むことがない。
モールド樹脂がある程度冷却されると、金型からモールド樹脂部21に覆われたステータ2が取り出される。金型から取り出したステータ2の第1ブラケット51に第1ベアリング41を取り付け、そこにロータ3の出力軸31を圧入するとともに、ロータ3をステータ2の中心に同軸的に配置する。
併せてステータ2の他方の端面に制御基板130を取り付けたり、制御基板130とコイル65との結線処理を行うなどしたのち、あらかじめ第2ベアリング42が備え付けられた第2ブラケット52をロータ3の出力軸31の他端から圧入してゆく。
第2ブラケット52をステータ2のブラケット嵌合面22に沿ってステータ2の段差面に突き当たるまで差し込む。これにより、第2ブラケット52の内周面と第2端子部83aとが接触し、第1ブラケット51と第2ブラケット52とが導電部材8を介して電気的に導通する。
しかるのち、第2ブラケット52の第2端子部83aに対向する外周部分を内径側に向かってカシメ加工して強制的に密着させる。これにより、第2ブラケット52をステータ2に固定させるとともに、第2ブラケット52と第2端子部83aとの接触不良を予防する。以上、一連の工程により、電動機1が組み立てれる。
この実施形態において、電動機1はインナーロータ型電動機を例にとって説明したが、本発明は、ロータ出力軸のベアリング支持機構を備えたブラケット同士を電気的に導通させて同電位として電食を抑制することが目的である。したがって、この目的を達成することができれば、例えばアウターロータ型電動機やアキシャルギャップ型電動機に本発明が適用されてもよい。
1 電動機
2 ステータ
21 モールド樹脂
3 ロータ
31 出力軸
41 第1ベアリング
42 第2ベアリング
51 第1ブラケット
52 第2ブラケット
6 ステータコア
7 インシュレータ
71 保持部材
8 導電部材
100 金型
110 押圧部

Claims (5)

  1. ステータコアがモールド樹脂によって一体的にモールド成形され、モールド樹脂部で覆われたステータと、上記ステータの内周面側に配置されるロータおよび上記ロータに取り付けられた出力軸と、上記ステータの軸方向両端面側に配置された一対の金属製のブラケットと、上記出力軸に取り付けられた一対のベアリングとを有し、上記各ブラケットには、上記各ベアリングを支持するベアリング支持部が設けられているモールドモータにおいて、
    上記一対のブラケットは、一方の上記ベアリングを保持する第1ブラケットと、他方のベアリングを保持する第2ブラケットとからなり、上記モールド樹脂部には、上記ステータコアとは電気的に非接続であって、上記第1ブラケットと上記第2ブラケットに電気的に接続する導電部材が埋設されており、
    上記ステータコアの外周面には、凹部が上記出力軸の軸線方向に沿って延在しており、上記導電部材は、上記凹部に沿って配置されていることを特徴とするモールドモータ。
  2. ステータコアがモールド樹脂によって一体的にモールド成形され、モールド樹脂部で覆われたステータと、上記ステータの内周面側に配置されるロータおよび上記ロータに取り付けられた出力軸と、上記ステータの軸方向両端面側に配置された一対の金属製のブラケットと、上記出力軸に取り付けられた一対のベアリングとを有し、上記各ブラケットには、上記各ベアリングを支持するベアリング支持部が設けられているモールドモータにおいて、
    上記一対のブラケットは、一方の上記ベアリングを保持する第1ブラケットと、他方のベアリングを保持する第2ブラケットとからなり、上記モールド樹脂部には、上記ステータコアとは電気的に非接続であって、上記第1ブラケットと上記第2ブラケットに電気的に接続する導電部材が埋設されており、
    上記ステータコアには、インシュレータが設けられており、上記インシュレータには、上記導電部材を保持する保持部材が設けられていることを特徴とするモールドモータ。
  3. 上記保持部材は、上記出力軸の軸線方向に沿って上記ステータコアの外周面に設けられており、上記保持部材には、上記導電部材を保持する保持溝が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のモールドモータ。
  4. 上記導電部材は、上記ステータコアの軸方向一端面から外周面に沿って配置されるL字型の金属板からなり、上記第1ブラケットは、上記導電部材の一端と電気的に接続された状態で上記モールド樹脂で一体にモールド成形されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のモールドモータ。
  5. 上記導電部材の他端は、上記ステータの外周面の一部から露出されており、上記露出面に上記第2ブラケットが接触するように固定されていることを特徴とする請求項に記載のモールドモータ。
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