JP5403791B2 - 表面処理装置の搬送コンベア - Google Patents

表面処理装置の搬送コンベア Download PDF

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Description

本発明は、成形品の加工過程などにおいて生じるバリの除去や表面研磨,あるいはレーザー加工品の切断ドロスの除去などを行うための表面処理装置の搬送コンベアに関するものである。
合成樹脂などの製品(成形品)の表面に、装飾や機能性の向上といった目的のため、フィルムや箔を設けることは広く行われている。このような成形品に被膜を設けるには、転写成形やインモールド成形のように、樹脂製品の成形と被膜の接触を同時に行う手法など様々なものがあるが、いずれの手法を用いても成形品の表面縁部にバリが生じる場合が多い。また、樹脂成形品に限らず、例えば、板金加工物の加工過程においても、縁部にバリが生じる。バリが残っていると、製品(成形品)のバリによる怪我の恐れがあり、また、見栄えも低下するため取り除く必要がある。
一方、レーザー加工品では、従来、切断ドロスが表面・裏面に発生する問題が生じることがあったが、近年ではレーザー加工機が進歩し、ほとんど切断時のドロスの発生は見られなくなった。しかしながら、カット部分について表面・裏面ともに面がなく、エッジが立っている状態になっているため、表裏ともにドロス除去及びカット面のR付けを行う必要がでてきている。上述したバリ取りについても、表裏両面の処理が必要な場合がある。下記特許文献1には、このような表面処理を行うためのバリ取り方法及び装置が開示されている。
特開2003−25200号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術で両面にバリが形成されているワークを処理する場合には、バリ取り装置を直列状に2台配置させ、1台目のバリ取り装置のベルトコンベア部の先端側にワーク反転装置を設けて、1台目のバリ取り装置でワークの表面のバリ取りを行った後、ワークを裏返しに反転させて、2台目のバリ取り装置で同様の作業を行ってワークの裏面側のバリ取りを行うこととしている。このため、表裏両面の処理を行うためには、全体の装置構成の複雑化や大型化が必要になるという不都合がある。
また、前記特許文献1以外の技術として、吸引(ないし吸着)を利用した搬送コンベア上のワークを保持しながらブラシによる表面処理を行う技術があるが、ワークの厚みや形状によっては吸引力が不足し、大きなバリやドロスの除去が不十分になる場合がある。更に、吸引装置を利用した搬送コンベアでは、長期間の使用により、コンベアベルトに設けられた吸引孔の縁部に面取りが生じたり、吸引孔自体が大きくなったりするため、吸引力が低下し、バリ取りを良好に行うことができないという不都合が生じる。かかる問題については、ベルトを交換することで対応できるが、ベルト交換に手間がかかり作業効率が低下するほか、前記ブラシが当たらない部分では、吸引孔が削られる程度が小さいため、全体を交換すると無駄が大きいという不都合もある。
本発明は、以上のような点に着目したもので吸引力を利用した表面処理装置の搬送コンベアにおいて、処理対象の固定力の増大を図ることである
本発明の搬送コンベアは、処理対象の表面に接触して所望の処理を施す回転ブラシを備えた表面処理装置の搬送コンベアであって、多数の吸引孔が形成されており、前記処理対象を搬送方向へ送って前記回転ブラシを通過させるコンベアベルト,前記吸引孔を介して前記処理対象を吸引し、前記コンベアベルトに固定する吸引手段,前記回転ブラシの入口部及び出口部に回転可能に設けられており、前記処理対象を前記コンベアベルトに向けて押す固定補助ローラ,該固定補助ローラを回転させる回転駆動機構,を備えており、前記回転駆動機構は、前記コンベアベルトの下方に回転可能に支持されており、駆動手段によって回転させられるスプロケットと、前記コンベアベルトの下方に回転可能に支持されており、前記スプロケットと噛み合うギヤと、該ギヤと前記固定補助ローラに架け渡されたチェーンと、を含み、前記固定補助ローラは、前記ギヤを回転中心として所定範囲内で回動可能であることを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記固定補助ローラは、前記処理対象の搬送を妨げない方向に回転することを特徴とする。他の形態は、前記固定補助ローラは、前記処理対象の厚みに応じて、前記コンベアベルトに対して昇降可能であることを特徴とする。
に他の形態は、前記回転駆動機構のチェーンの弛みを防止するテンション機構を設けたことを特徴とする。

更に他の形態は、前記コンベアベルトが、前記多数の吸引孔が形成されたベルト本体と、該ベルト本体の吸引孔に対応する位置に、前記吸引孔と同寸法以下の多数の吸引孔が形成されており、一方の主面に接着層が設けられるとともに、前記ベルト本体の全体又は一部に接着可能なベルト板,を含むことを特徴とする。あるいは、前記コンベアベルトは、前記多数の吸引孔が複数の領域に区分して形成されており、前記複数の領域のうち少なくとも一つの領域に含まれる吸引孔が、他の領域に含まれる吸引孔と比べて、孔の大きさ,または同じ領域内の隣接する吸引孔との間隔の少なくとも一方が異なることを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
発明によれば、処理対象を回転ブラシに送るための搬送コンベアにおいて、吸引力によって前記処理対象を固定するための吸引孔がコンベアベルトに設けられるとともに、該コンベアベルトに向けて処理対象を押す固定補助ローラを、前記回転ブラシの入口部及び出口部に設けることとしたので、吸引による固定力の不足を補うことができる。
更に、本発明によれば、吸引孔を有するコンベアベルト本体に、前記吸引孔と同配置かつ同寸法以下の吸引孔を有するベルト板を接着可能としたので、コンベアベルト本体の吸引孔に面取りや径の拡大が生じても、コンベアベルト本体を交換することなく補修が可能となる。また、本発明の他の搬送コンベアベルトによれば、コンベアベルト本体に設ける多数の吸引孔が複数の領域に区分されており、少なくとも一つの領域に含まれる吸引孔が、他の領域に含まれる吸引孔と比べて、孔の大きさ,または同じ領域内の隣接する吸引孔との間隔の少なくとも一方が異なるので、大きさの異なる処理対象を吸引保持可能である。
本発明の実施例1を示す図であり、(A)は表面処理装置の全体構成を示す図,(B)は回転ブラシの一例を示す側面図,(C)は跳ね上げ防止ブロックの位置調整の様子を示す側面図である。 本発明の実施例2を示す図であり、(A)は搬送コンベアの全体構成を示す図,図2(B)は固定補助ローラの駆動機構の一例を示す図である。 本発明の実施例3を示す図であり、(A)はコンベアベルトを示す斜視図,(B-1)〜(B-3)は作用を示す図,(C-1)及び(C-2)は変形例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1(A)は、本実施例の表面処理装置の全体構成を示す図,図1(B)は回転ブラシの一例を示す側面図,図1(C)は跳ね上げ防止ブロックの位置調整の様子を示す側面図である。本実施例の表面処理装置は、製品(成形品)のバリ取りや、レーザー加工品の表裏のドロス除去及びカット面のR付けなどの各種表面処理を行うものである。図1(A)に示すように、表面処理装置10は、複数の下部駆動ローラ12,複数の上部駆動ローラ14,一対の上部回転ブラシ16A及び16B,一対の下部回転ブラシ22A及び22B,複数の跳ね上げ防止ブロック30により構成されている。以下、前記各部について順に説明する。
まず、前記上部回転ブラシ16A及び16Bは、ワークW(処理対象)の表面に接触して所望の表面処理を施すものであり、下部回転ブラシ22A及び22Bは、前記ワークWの裏面に所望の表面処理を施すものである。前記下部回転ブラシ22A及び22Bは、前記上部回転ブラシ16A及び16Bと重ならないように、その下方に配置されている。また、本実施例では、これら上部回転ブラシ16A及び16B,下部回転ブラシ22A及び22Bが、ワークWの搬送方向(矢印F1方向)に沿って交互になるように配列されている。具体的には、ワークWの搬送方向の手前側(図1(A)の左側)から、上部回転ブラシ16A,下部回転ブラシ22A,上部回転ブラシ16B,下部回転ブラシ22Bの順で配置されている。更に、前記上部回転ブラシ16Aは矢印F2a方向に回転し、他方の上部回転ブラシ16Bは矢印F2b方向に回転するというように逆方向に回転している。同様に、下部回転ブラシ22Aは矢印F2b方向に回転し、他方の下部回転ブラシ22Bは、逆方向の矢印F2a方向に回転している。
前記上部回転ブラシ16Aは、例えば、図1(B)に示すように、図示しない駆動手段によって回転駆動される略円柱状のローラ18の表面に、所定の間隔をおいて多数の略リング状のブラシ20が設けられた構成となっており、前記ローラ18は、搬送方向に対して略直交するように回転可能に支持されている。他の回転ブラシ16B,22A,22Bについても同様の構成となっている。なお、図示の例では、前記ブラシ20は、前記ローラ18の軸と略直交する面に対して傾いている。前記ブラシ20の傾きαは、例えば、ワークWの入口側の上部回転ブラシ16Aと下部回転ブラシ22Aで7度,ワークWの出口側の上部回転ブラシ16Bと下部回転ブラシ22Bで20度である。このように傾いたブラシ20を間欠的に配置することで、角度をもたせたブラシ20が斜めに回転するため、ブラシ20をローラ18の全面に設けることなく、ワークWに凹凸や立ち上がり部が含まれる場合であっても、均一的に表面処理を施すことができる。以上のような上部回転ブラシ16A,16B,下部回転ブラシ22A,22Bは、図示しない昇降装置などにより、昇降可能となっている。
次に、前記複数の下部駆動ローラ12は、前記上部回転ブラシ16A及び16Bの下方に、前記下部回転ブラシ22A,22Bを挟むように前後に配置されている。該下部駆動ローラ12は、前記ワークWの搬送方向(矢印F1方向)に対して略直交する軸が、矢印F6a方向に回転することにより、前記ワークWを搬送するものである。一方、前記複数の上部駆動ローラ14は、前記下部回転ブラシ22A,22Bの上方に、前記上部回転ブラシ16A,16Bを挟むように前後に配置されている。そして、前記搬送方向に対して略直交する軸が、前記下部駆動ローラ12と逆方向(矢印F6b方向)に回転することで、前記ワークWを下部駆動ローラ12との間に挟んで搬送する。
これら複数の下部駆動ローラ12及び上部駆動ローラ14のうち、前記上部回転ブラシ16A及び16Bと、下部回転ブラシ22A及び22Bのそれぞれの入口部(図1(A)の位置PA〜PD)及び出口部(位置PB〜PE)に位置するローラは、搬送面と略直交する方向において相対しており、ワークWを矢印F6a方向に引っ張るとともに、矢印F6b方向に押し出して駆動させる。前記下部駆動ローラ12と上部駆動ローラ14に挟まれたワークWは、これらの駆動力で進行方向(矢印F1方向)に進む。このときの挟み荷重は、通過した回転ブラシ(後ろの回転ブラシ)の回転力に負けない挟み荷重(駆動荷重)(例えば、1500〜2500g)とする。以上のような下部駆動ローラ12と上部駆動ローラ14は、図示しない駆動手段によって、上述した挟み荷重となるように回転駆動される。
次に、跳ね上げ防止ブロック30について説明する。跳ね上げ防止ブロック30は、上部回転ブラシ16A,16Bと、その入口部及び出口部の上部駆動ローラ14との間,ならびに前記下部回転ブラシ22A,22Bと、その入口部及び出口部の下部駆動ローラ12との間に設けられている。前記跳ね上げ防止ブロック30は、底面32で前記ワークWの跳ね上げを防止するとともに、上下の回転ブラシへのワークWのスムースな案内を行う案内板の機能も備えたもので、図1(A)に示すように、底面32がワークWの表面に接触ないし近接し、傾斜面34が回転ブラシ側を向くように配置されている。
このような跳ね上げ防止ブロック30は、図示しない駆動手段によってワークWの搬送方向及びその逆方向(必要があれば、搬送方向に直交する方向)に沿って移動可能となっており、上部回転ブラシ16A,16Bや下部回転ブラシ22A,22Bの大きさに合わせて位置調整が可能となっている。例えば、図1(C)に示すように、ブラシ20が摩耗して短くなり、上部回転ブラシ16A全体が小さくなったときは、摩耗したブラシ20の先端がワークWに当接するように、図示しない昇降機構によって上部回転ブラシ16Aを矢印F3方向に下降させるとともに、両側の跳ね上げ防止ブロック30を矢印F4,F5方向に移動させ、上述した跳ね上げ防止効果及び案内効果が得られるように位置を調整する。
次に、本実施例の作用を説明する。まず、上部回転ブラシ16Aと下部回転ブラシ22Bを矢印F2a方向に回転させ、他の上部回転ブラシ16Bと下部回転ブラシ22Aを矢印F2b方向に回転させる。そして、下部駆動ローラ12及び上部駆動ローラ14に通電し、矢印F6a,F6b方向に回転させると、前記ワークWは、下部駆動ローラ12と上部駆動ローラ14に挟まれ、その駆動力で進行方向(矢印F1方向)に進む。なお、上述した通り、そのときの挟み荷重は、通過した回転ブラシの回転力に負けない挟み荷重(駆動荷重)となっている。そして、上部回転ブラシ16A,下部回転ブラシ22A,上部回転ブラシ16B,下部回転ブラシ22Bを順に通過し、表裏面のバリ取り,ドロス除去,磨き加工,R付けなどが同時に行われる。
以上のような処理中に生じる切粉な塵埃は、一対の上部回転ブラシ16Aと16B,及び下部回転ブラシ22Aと22Bが、それぞれ逆方向に回転しているため、これらの突き合わせ部分に集まるようになるため、周囲への飛散を最小限に抑えることができる。また、長期間の使用により、前記ブラシ20が摩耗して、上部回転ブラシ16A,16Bや、下部回転ブラシ22A,22Bが小さくなったときは、摩耗したブラシ20の先端がワークWに接触するように、前記回転ブラシを適宜下降させるとともに、これら回転ブラシの前後の跳ね上げ防止ブロック30を、前記回転ブラシに近づけるように移動させる。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)上部回転ブラシ16A及び16Bとその前後の上部駆動ローラ14との間、ならびに下部回転ブラシ22A及び22Bとその前後の下部駆動ローラ12との間に、跳ね上げ防止ブロック30を設け、ワークWの跳ね上げを防止するとともに、該ワークWを各回転ブラシに案内することとしたので、確実にワークWを回転ブラシに送って表裏両面の処理を同時に行うことができる。
(2)前記跳ね上げ防止ブロック30を、ワークWの搬送方向及びその逆方向に移動可能としたため、上部回転ブラシ16A,16Bや下部回転ブラシ22A,22Bが摩耗して小さくなった場合でも、これら回転ブラシに近づけるように移動させて使用できる。
(3)上部回転ブラシ16A,16B及び下部回転ブラシ22A,22Bが、回転可能なローラ18と、その表面に所定間隔で設けられており前記ローラ18の軸方向と略直交する面に対して傾斜した略リング状のブラシ20により構成されているため、ブラシ20を全面に設けることなく、ワークWの表面に均一に処理を施すことができる。
(4)一対の上部回転ブラシ16A及び16Bを略平行に配置して互いに逆回転させるとともに、一対の下部回転ブラシ22A及び22Bを略平行に配置して互いに逆回転させることとしたので、集塵効果が得られ、切粉や塵埃の回収が容易となる。
次に、図2を参照しながら本発明の実施例2を説明する。本実施例は、吸引(ないし吸着)によって処理対象を固定するタイプの搬送コンベアであって、バリ取りやドロス除去などを行うための表面処理装置の搬送装置として利用される。図2(A)は本実施例の搬送コンベアの全体構成を示す図,図2(B)は固定補助ローラの駆動機構の一例を示す図である。前記図2(A)に示すように、搬送コンベア100は、所定間隔で略平行に配置された一対の回転ブラシ112A,112Bの下方に配置されており、これら回転ブラシ112A,112BにワークWを送り通過させるためのものである。前記回転ブラシ112A,112Bは、回転可能なローラ(ないし軸)114の表面にブラシ116が設けられたものであって、上述した実施例1と同様に前記ブラシ116が、ローラ114の軸と略直交する面に対して傾斜したものであってもよいし、他の公知の各種の構造の回転ブラシを利用してもよい。本実施例においても、前記一対の回転ブラシ112A,112Bは、前記実施例1と同様に逆方向(矢印F8a,F8b方向)に回転している。
前記搬送コンベア100は、本体102に支持されたコンベアベルト106と、吸引装置110,複数の固定補助ローラ120及びその駆動機構により構成されている。前記コンベアベルト106は、前記本体102内に設けられた駆動チェーン104によって一定方向に駆動され、ワークWを図2に矢印F7で示す方向に搬送するものであって、ほぼ全面に多数の吸引孔108を備えている。前記吸引装置110は、前記コンベアベルト106の下方の本体102内に設けられており(図2(B)では省略)、前記吸引孔108を介してワークWを吸引し、前記コンベアベルト106に固定するものである。次に、前記固定補助ローラ120は、コンベアベルト106の上方に回転可能に設けられており、前記ワークWをコンベアベルト106に向けて押すことで、コンベアベルト106に対するワークWの固定力を増加させるものである。該固定補助ローラ120は、一対の回転ブラシ112A,112Bのそれぞれの入口部及び出口部に設けられている。
一方、前記コンベアベルト106の下方には、図2(B)に示すように、回転可能に支持されたギヤ122及びスプロケット126が設けられており、前記ギヤ122と前記固定補助ローラ120にはチェーン124が架け渡されている。このため、図示しない駆動モータによって前記スプロケット126の軸126aを矢印F8b方向に回転させると、該スプロケット126と噛み合うギヤ122が矢印F9方向に回転する。すると、その回転がチェーン124を介して固定補助ローラ120に伝達し、該固定補助ローラ120が矢印F9方向に回転するため、ワークWの搬送を妨げずにコンベアベルト106へ向けて押すことができる。このため、吸引装置110による吸引力が不足するような場合であっても、ワークWの固定力が増すことができ、バリの大きいワークのバリ取りや、ドロスの大きいワークのドロス除去が可能になるという効果が得られる。
更に、本実施例では、前記固定補助ローラ120は、図2(B)に点線で示すように、前記ギヤ122を回転中心として一定範囲内で回動可能な構成となっており、ワークWを押さえる高さを調整可能である(矢印F10)。例えば、同図に実線で示す位置では、厚みがあるワークW1を押さえ、点線で示す位置では厚みが薄いワークW2を押さえるという具合である。このように、厚みが異なるワークがある場合には、固定補助ローラ120がワークの厚みに沿って自在に上下してワークを押さえるとともに、ワークWに駆動力を与えて回転ブラシ112A及び112Bに挿入する。または、回転ブラシ112A及び112Bの回転力に勝る荷重を総合的に有するようにしてもよい。なお、図示の例では、ギヤ122を回転中心とした回動により固定補助ローラ120を昇降させる構成としたが、これも一例であり、図2(B)に実線で示した位置から矢印F10方向への移動なしに上下にのみ移動する構成としてもよい。この場合、チェーン124に弛みが生じないように、図示しないテンション機構などを設けてチェーン124の張力を一定に保つようにする。
このように、実施例2によれば、次のような効果がある。
(1)固定補助ローラ120を設けることとしたので、吸引装置110による固定力が不足する場合であっても、ワークWをコンベアベルト106へ向けて押すことにより、回転ブラシ112A及び112Bによる加工時に位置ずれが生じることがない。
(2)前記固定補助ローラ120を、ワークWの厚みに応じて昇降可能としたので、厚みの異なるワークWが含まれる場合でも十分な固定力が得られ、回転ブラシ112A及び112Bへの挿入を円滑に行うことができる。
次に、図3を参照しながら本発明の実施例3を説明する。本実施例は、上述した実施例2のように吸引によって処理対象を固定するタイプの搬送コンベアに適用されるコンベアベルトに関するものである。図3(A)は本実施例のコンベアベルトを示す斜視図,図3(B-1)〜(B-3)は本実施例の作用を示す図,図3(C-1)及び(C-2)は変形例を示す図である。図3(A)に示すように、本実施例のコンベアベルト200は、図示しない吸引装置に連通する多数の吸引孔204がほぼ全面に形成されており、ワークWを所定の搬送方向へ送って図示しない回転ブラシを通過させるベルト本体202と、該ベルト本体202に対して接着可能な複数のベルト板210により構成されている。前記ベルト板210は、前記ベルト本体202の吸引孔204と同寸法及び同配置の多数の吸引孔212を備えており、一方の主面に設けられた接着層214(両面テープなど)によって、前記ベルト本体202に接着可能となっている。
前記ベルト本体202は、図3(B-1)に示すように、図示しない吸引装置に連通した吸引孔204によってワークWを吸引固定するが、長期間使用すると、ブラシが当たる部分では、図3(B-2)に示すように吸引孔204の上部に面取り206が生じたり、吸引孔204の径D1が、同図に点線で示す位置の径D2まで拡大したりする。これにより、吸引力の低下が生じてしまう。そこで、本実施例では、前記ベルト本体202の吸引孔204と同寸法・同配置の多数の吸引孔212を備えたベルト板210を、必要に応じてベルト本体204に接着することで、図3(B-3)に示すように、吸引孔204を補修してワークWの固定力を取り戻す。以上のような構成とすることで、ベルト本体202全体を交換する手間を省くことができるという効果が得られる。
次に、図3(C-1)及び(C-2)を参照して、本実施例の変形例を説明する。図3(C-1)に示すベルト本体250には、所定間隔P1で多数の吸引孔252が形成されている。一方、ベルト板260には、前記吸引孔252と配置は同じで寸法が小さい吸引孔262が形成されている。該ベルト板260を図示しない両面テープなどを用いて図3(C-1)に点線で示す位置に合わせて接着すると、図3(C-2)に点線で示すベルト本体250の吸引孔252が、実線で示す前記ベルト板260の吸引孔262の周囲の板で塞がれる。これにより、ベルト本体250の中央部分の吸引孔262の間隔P3は、吸引孔252同士の間隔P1よりも小さくなる。
同様にして、前記吸引孔262が形成されている部分の両側(図3の上下方向)に、前記吸引孔262よりも径が大きく、かつ、吸引孔252よりも径が小さい吸引孔264を多数備えたベルト板を貼ると、図3(C-2)に示すように、間隔P1で配列した吸引孔252,間隔P2で配列した吸引孔264,間隔P3で配列した吸引孔262を備えたコンベアベルトが得られる。このように、ベルト本体250の吸引孔252の修復を行う際に、ベルト板260に設ける吸引孔262,264の径を変えると、孔が小さいところでは吸引力が上がるため、修復されたコンベアベルトは、大きさの異なるワークWに対応できるようになる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した装置構成は一例であり、同様の効果を奏するように適宜設計変更してよい。例えば、前記実施例1では、ワークWの上下に回転ブラシを一対ずつ配置したが、1軸ずつでもよいし、3軸ずつ設けるなど、必要に応じて適宜増減してよい。また、前記実施例1において、上部回転ブラシ16Aと16Bの間や、下部回転ブラシ22Aと22Bの間に集塵装置を設けて集塵効果を高めてもよい。実施例2についても同様である。
(2)実施例1の跳ね上げ防止ブロック30の移動機構や、上部回転ブラシ16Aの昇降機構などは、公知の各種の機構を利用してよい。下部駆動ローラ12,上部駆動ローラ14,上部回転ブラシ16A及び16B,下部回転ブラシ22A及び22Bの駆動機構についても同様である。また、実施例2で示したコンベアベルト106の駆動機構や、固定補助ローラ120の昇降機構も一例であり、同様の効果を奏するように適宜変更してよい。
(3)前記実施例1における下部駆動ローラ12と上部駆動ローラ14による挟み荷重も一例であり、同様の効果を奏するように適宜変更してよい。実施例1及び実施例2における各部の回転方向,移動方向や搬送方向についても同様に、必要に応じて適宜変更可能である。例えば、ワークの厚みに応じてブラシやローラ等の間隔を変更するなどである。
(4)前記実施例1で示した上部回転ブラシ16A及び16B,下部回転ブラシ22A及び22Bの構造も一例であり、ブラシ20の傾斜角度αは適宜変更してよい。また、ブラシ20を傾斜させず、ローラ18の軸方向と略直交する方向に設けてもよい。更に、上下ともに一対の回転ブラシを逆回転させることとしたが、これも一例であり、必要に応じて同方向に回転させることを妨げるものではない。実施例2についても同様である。
(5)前記実施例3は、前記実施例2と組み合わせて使用してもよいし、他の公知の各種の吸引タイプの搬送コンベアに適用してもよい。
(6)前記実施例1の表面処理装置10は、上述したバリ取りやドロス除去のほか、磨き加工やR付けなど、他の公知の各種の表面処理に適用可能である。
(7)前記実施例3の変形例では、ベルト本体250の吸引孔252の大きさ及び配列間隔を、前記吸引孔252と異なる径及び配列間隔の吸引孔262を備えたベルト板260を接着することで変えることとしたが、これも一例であり、最初から図3(C-2)に示すように、径及び隣接する吸引孔との間隔(P1,P2,P3)が異なる吸引孔252,262,264をベルト本体250に形成するようにしてもよい。すなわち、隣接する吸引孔同士の間隔がP1の吸引孔252が形成されている領域と、隣接する吸引孔同士の間隔がP2の吸引孔264が形成されている領域と、隣接する吸引孔同士の間隔がP3の吸引孔262が形成されている領域(P1≠P2≠P3)をベルト本体250に形成するようにしてもよい。この場合も、上述した実施例3と同様に、大きさの異なるワークWに対応することが可能となる。また、図示の例では、吸引孔252,262,264は、隣接する吸引孔との間隔が異なるのみではなく、孔の大きさも各領域ごとに異なっている。むろん、これは一例であり、配列間隔又は孔の大きさのいずれか一方のみを他の領域と異なるようにしてもよい。このようなコンベアベルトを修復する場合も、上述した実施例3と同様のベルト板の利用が可能である。
発明によれば、処理対象を回転ブラシに送るためのコンベアベルトに、吸引力によって前記処理対象を固定するための吸引孔が設けられるとともに、前記コンベアベルトに向けて処理対象を押す固定補助ローラを、前記回転ブラシの入口部及び出口部に設けて吸引力による固定力の不足を補うこととしたので、吸引力を利用した搬送コンベアの用途に適用できる。

更に、本発明によれば、吸引孔を有するコンベアベルト本体に、前記吸引孔と同配置かつ同寸法以下の吸引孔を有するベルト板を接着して、面取りや径の拡大が生じたコンベアベルト本体の吸引孔を補修する。あるいは、コンベアベルト本体の一つの領域に含まれる吸引孔が、他の領域に含まれる吸引孔と比べて、孔の大きさ,または同領域内における隣接する吸引孔との間隔の少なくとも一方が異なるように形成し、大きさの異なる処理対象に対応するので、搬送コンベアベルトの用途に適用できる。
10:表面処理装置
12:下部駆動ローラ
14:上部駆動ローラ
16A,16B:上部回転ブラシ
18:ローラ
20:ブラシ
22A,22B:下部回転ブラシ
30:跳ね上げ防止ブロック
32:底面
34:傾斜面
100:搬送コンベア
102:本体
104:駆動チェーン
106:コンベアベルト
108:吸引孔
110:吸引装置
112A,112B:回転ブラシ
114:軸
116:ブラシ
120:固定補助ローラ
122:ギヤ
124:チェーン
126:スプロケット
126a:軸
200:コンベアベルト
202:ベルト本体
204:吸引孔
206:面取り
210:ベルト板
212:吸引孔
214:接着層
250:ベルト本体
252:吸引孔
260:ベルト板
262,264:吸引孔
W,W1,W2:ワーク

Claims (6)

  1. 処理対象の表面に接触して所望の処理を施す回転ブラシを備えた表面処理装置の搬送コンベアであって、
    多数の吸引孔が形成されており、前記処理対象を搬送方向へ送って前記回転ブラシを通過させるコンベアベルト,
    前記吸引孔を介して前記処理対象を吸引し、前記コンベアベルトに固定する吸引手段,
    前記回転ブラシの入口部及び出口部に回転可能に設けられており、前記処理対象を前記コンベアベルトに向けて押す固定補助ローラ,
    該固定補助ローラを回転させる回転駆動機構,
    を備えており、
    前記回転駆動機構は、
    前記コンベアベルトの下方に回転可能に支持されており、駆動手段によって回転させられるスプロケットと、
    前記コンベアベルトの下方に回転可能に支持されており、前記スプロケットと噛み合うギヤと、
    該ギヤと前記固定補助ローラに架け渡されたチェーンと、
    を含み、
    前記固定補助ローラは、前記ギヤを回転中心として所定範囲内で回動可能であることを特徴とする表面処理装置の搬送コンベア。
  2. 前記固定補助ローラは、前記処理対象の搬送を妨げない方向に回転することを特徴とする請求項1記載の表面処理装置の搬送コンベア。
  3. 前記固定補助ローラは、前記処理対象の厚みに応じて、前記コンベアベルトに対して昇降可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の表面処理装置の搬送コンベア。
  4. 前記回転駆動機構のチェーンの弛みを防止するテンション機構を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の表面処理装置の搬送コンベア。
  5. 前記コンベアベルトが、
    前記多数の吸引孔が形成されたベルト本体と、
    該ベルト本体の吸引孔に対応する位置に、前記吸引孔と同寸法以下の多数の吸引孔が形成されており、一方の主面に接着層が設けられるとともに、前記ベルト本体の全体又は一部に接着可能なベルト板,
    を含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の表面処理装置の搬送コンベア。
  6. 前記コンベアベルトは、
    前記多数の吸引孔が複数の領域に区分して形成されており、
    前記複数の領域のうち少なくとも一つの領域に含まれる吸引孔が、他の領域に含まれる吸引孔と比べて、孔の大きさ,または同じ領域内の隣接する吸引孔との間隔の少なくとも一方が異なることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の表面処理装置の搬送コンベア。
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