JP5402562B2 - 熱間プレス成形品、その製造装置および製造方法 - Google Patents

熱間プレス成形品、その製造装置および製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、熱間プレス成形品、その製造装置および製造方法に関し、具体的には、鋼板を昇温炉などにより加熱して600℃以上の熱間状態でプレス成形を行うとともに焼き入れを行い、高強度のプレス成形品を製造することができる熱間プレス成形品の製造装置および製造方法と、熱間プレス成形品とに関する。
近年、自動車用構造部材には、地球環境問題および衝突安全性能の観点から、薄肉化と高強度化とがともに求められている。これらの相反する要求を満足するために高強度鋼板の適用が拡大している。しかし、高強度鋼板を用いる場合の問題の一つとして、しわやスプリングバックをはじめとする成形不良があり、高強度鋼板の適用拡大の障害となっている。これら問題を解決する手法として、700℃以上の高温に加熱した鋼板(ブランク)をプレス成形し、次いで金型内もしくは金型外で焼入れを行うことにより高強度の成形品を製造する熱間プレス成形方法が知られている。
熱間プレス成形は、鋼板の引張強度が低下する高温域で成形するために成形不良を容易に抑制または解消することができるとともに、成形後に焼入れを行うことにより高強度化を実現するため、引張強度が例えば1500MPa級といった超高強度の製品をも製造することができる。
近年自動車用のバンパーレインフォースメントやドアインパクトビーム等の補強部材において軽量化のために強度を高める方法として熱間プレス成形の実用化が進んでいる。熱間プレス成形においては高強度かつ寸法精度の良好なプレス成形品が得られるものの、成形後の材料の延性や靱性が低いために衝突変形時にプレス成形品の端面等から破断が早期に発生してしまい、十分な吸収エネルギーを得られない場合がある。
特許文献1には、ダイとパンチの表面に加熱された鋼板が接触しないように窪みを設け、部分的に焼き入れ硬度を低下させるプレス部品の焼き入れ方法に係る発明が開示されている。この発明は、成形品の部位毎に冷却速度を変更することにより成形品の硬度を部分的に低下させるものである。
特許文献2には、板金素材の端部に15〜20°程度傾斜した開フランジ部を曲折形成し、形成した開フランジ部をそのまま板金素材の軸心方向へ据え込み、板厚方向にのみ増肉させて厚肉部を形成する局部肉厚増加方法に係る発明が開示されている。
特開2003−328031号公報 特開平7−155883号公報
しかし、特許文献1により開示された発明に基づいても必ずしも充分な性能が得られない。また、この発明を実施するためには、複雑な構造の金型が必要になる上、量産時には金型の温度上昇に伴い成形品の硬度分布にバラツキが生じる恐れがあり、成形品の性能にもバラツキを発生し易い。
なお、成形品の端部の強度を高めるため、端部にフランジを設ける等の部品設計の面からの工夫も行われてはいるが、自動車の構成部品に要求される軽量化を阻害する要因となるため、望ましいものではない。
特許文献2により開示された発明は、特許文献2の段落0012、0017等に記載されるように、傾斜したフランジ部をその軸心方向へ据え込むことから折込み欠陥が不可避的に発生するので、この折込み欠陥をプレス成形品から除去する必要がある。しかし、熱間プレス成形品の成形後の硬度は極めて高いために、熱間プレス成形品から折込み欠陥を除去することは容易なことではない。このため、特許文献2により開示された発明により熱間プレス成形品を製造することは難しい。
本発明の目的は、高強度化と高寸法精度化を両立する熱間プレス成形の利点を生かしながら、衝突変形時のエネルギー吸収量が高められた熱間プレス成形品を製造することができる熱間プレス成形品の製造装置および製造方法と、熱間プレス成形品とを提供することである。
本発明者らは、かかる目的を達成するために鋭意検討を重ね、熱間プレス成形後の熱間プレス成形品の端面性状ならびに端面形状に注目し、端面性状および端面形状を種々変更した熱間プレス成形品を用いて3点曲げ圧潰試験を行って、端面の耐割れ性に及ぼす影響を調査した。その結果、(a)熱間プレス成形の成形途中に素材の端面を略端面直交方向から押圧することにより端面が平滑化され、端面の耐割れ性ならびに吸収エネルギーが大幅に増加すること、(b)端面の押圧加工による端部の増肉により熱間プレス成形品のエネルギー吸収量がさらに増加することという知見を得て、本発明を完成した。
本発明は、プレス成形方向へ相対的に移動自在に配置されるダイおよびパンチを備え、加熱した鋼板にプレス成形と同時に焼入れを行うことによって底部とこの底部に連続する二つの側壁とからなる溝状の断面形状を有する成形品を製造するための熱間プレス成形品の製造装置であって、さらに、パンチに対してプレス成形方向へ相対的に移動自在にかつダイに対向して配置され、プレス成形により溝状の断面形状を有するように成形された中間品における側壁となる部分の端面を、プレス成形方向へ向けて押圧して成形品を製造するための端面押ダイを備えることを特徴とする熱間プレス成形品の製造装置である。
この本発明に係る熱間プレス成形品の製造装置では、端面押ダイが、パンチをプレス成形方向へ向けて付勢するパンチ作動手段を支持するベースに配置されることが望ましい。このパンチ作動手段として、スプリングまたはガスクッションを用いることが望ましい。
また、本発明に係る熱間プレス成形品の製造装置では、端面押ダイが、パンチにプレス成形方向へ向けて伸縮自在に配置される端面押ダイ作動手段に装着されることが望ましい。
これらの発明に係る熱間プレス成形品の製造装置では、ダイの成形面を構成する側壁は、ダイの底部から開口側へ向かって形成される、第1の傾斜部と、この第1の傾斜部に連続するとともに第1の傾斜部の傾斜角度θ1よりも小さい傾斜角度θ2を有するように形成される第2の傾斜部と、この第2の傾斜部に連続するとともに第2の傾斜部の延長線より後退して形成される逃がし部とを有することが望ましい。
ここで、第1の傾斜部の傾斜角θ1は0度以上20度以下であるとともに第2の傾斜部の傾斜角θ2は0度以上であることが望ましい。より望ましくは、傾斜角θ1は2度以上10度以下であるとともに傾斜角θ2は傾斜角θ1未満であってかつ2度以下である。さらに望ましくは、傾斜角θ2はプレス成形方向に略平行である。
なお、本発明により成形品の端部の増肉加工を行う際には、端部の押圧方向と直交する成形品長手方向へ生じる材料の塑性流動によって成形品長手方向の端部に形状不良が生じることを防止するため、成形品長手方向の端部に対応する金型の端面に、塑性流動による材料のはみ出しを防止するためのストッパ(例えば剛体ブロック)を装着しておくことが望ましい。
別の観点からは、本発明は、加熱した鋼板をプレス成形と同時に焼き入れして溝状の断面を有する成形品を得る熱間プレス成形品の製造方法であって、鋼板をダイとパンチとにより、底部とこの底部に連続する二つの側壁とからなる溝状の断面形状を有する中間品にプレス成形する第1の工程と、ダイとパンチとにより中間品を拘束しながらこの中間品の側壁の端面を、プレス成形におけるプレス成形方向へ向けて押圧して成形品を製造する第2の工程とを備えることを特徴とする熱間プレス成形品の製造方法である。
この本発明に係る熱間プレスの成形品の製造方法では、第1の工程は、鋼板を曲げ加工して溝状の断面を有する第1中間品を得る前工程と、第1中間品の側壁を曲げ加工してくの字状の側壁を有する中間品を得る後工程とからなることが望ましい。
さらに別の観点からは、本発明は、鋼板の熱間プレス成形により製造され、底部とこの底部に連続するとともに熱間プレス成形におけるプレス成形方向に対する傾斜角θ1を有する第1の傾斜部、およびこの側壁の端面を含む端部を有するとともにプレス成形方向に対する傾斜角θ2を有する第2の傾斜部から構成される二つのくの字状の側壁とからなる溝状の断面形状を有すること、および、端面は、略端面直交方向からの押圧加工により平滑化された面性状を有することを特徴とする熱間プレス成形品である。この熱間プレス成形品は、側壁の端部の厚さが端部以外の他の側壁の厚さよりも厚いことが望ましく、例えば自動車の衝撃吸収部材を構成する部材であることが例示される。
本発明により、衝突の際の端面割れが抑制され、高い衝突性能を得ることが可能となり、熱間プレス成形品の衝突エネルギー吸収性能を向上させることが可能となり、結果として自動車の安全性向上および車体軽量化による燃費改善を図ることができる。
また、本発明により、高い衝突特性を有する熱間プレス成形品を容易に得ることができ、生産性を向上することができる。
図1は、本発明により得られる熱間プレス成形品の形状の模式図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は断面図である。 図2(a)は、本発明に係る熱間プレス成形品の製造装置の構造を模式的に示す概要図であり、図2(b)は、本発明に係る別の熱間プレス成形品の製造装置の構造を模式的に示す概要図である。 図3は、ダイの成形面を構成する側壁の一部の形状を示す模式図である。 図4は、ダイに形成した逃がし部を模式的に示す説明図である。 図5(a)〜図5(e)は、図2(a)、図3および図4に示す熱間プレス成形品の製造装置を用いて熱間プレス成形品を製造する方法を経時的に示す模式図である。 図6(a)〜図6(e)は、図2(b)、図3および図4に示す熱間プレス成形品の製造装置を用いて熱間プレス成形品を製造する方法を経時的に示す模式図である。 図7(a)〜図7(c)は、本発明により製造される熱間プレス成形品の各種の変形例を示す説明図である。 図8は、チャンネル状部材の寸法仕様を示す二面図である。 図9は、端面の割れ性ならびに吸収エネルギ量を評価するための3点曲げ試験の要領を示す説明図である。 図10は、本発明例1および比較例について、3点曲げ試験により得られるインパクタストロークと、荷重または吸収エネルギ量との関係を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る熱間プレス成形品の製造装置または製造方法により製造される熱間プレス成形品1の好適例の形状の模式図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は断面図である。
図1(a)および図1(b)に示すように、熱間プレス成形品1は、底部2と、この底部2の両側に連続する二つの側壁3とから構成される。側壁3は、後述するダイ11の傾斜角θ1と同じ角度である傾斜角θ1を有する第1の傾斜部4と、ダイ11の傾斜角θ2と同じ傾斜角θ2を有する第2の傾斜部5とから構成されるくの字状に屈曲した断面形状を有する。なお、ダイ11の傾斜角θ1、θ2は、いずれも、ダイ11の移動方向(プレス方向)に対する角度である。
側壁角度θ1は、0度以上で上限は特に限定されないが、通常20度以下であり、くの字状断面に高精度で成形する成形性の観点から傾斜角θ1は2度以上10度以下であることが望ましい。一方、傾斜角θ2は、0度以上であることが望ましく、傾斜角θ1未満で、かつ2度以下とであることが望ましい。側壁3の端面3aは平滑化された良好な面性状を有するため、衝突の際の端面3aの耐割れ性が向上し、衝突変形時の吸収エネルギーの吸収量が増加する。側壁3の端面3aを含む端部は、この端部以外の他の部位よりも肉厚となっていることが望ましい。
図2(a)は、本発明に係る製造装置10の構造を模式的に示す概要図であり、図2(b)は、本発明に係る別の製造装置10−1の構造を模式的に示す概要図である。
図2(a)に示す製造装置10は、ダイ11、パンチ12、パッド13、ベース14、端面押ダイ15、スプリング16およびスプリング17を備える。
ダイ11とパッド13とにより上金型18が構成され、端面押ダイ15とパンチ12とにより下金型19が構成される。上金型18は、図示しない駆動機構により下金型19に対して昇降可能に設けられる。この製造装置10は、パンチ底部を先行して保持するパッド13およびスプリング16を備えるが、パッド13およびスプリング16は必ずしも用いる必要はない。
パンチ12と固定配置されるベース14との間には、パンチ作動手段として伸縮可能なスプリング17が配置され、このスプリング17が発生するばね力によりパンチ12は、ベース14に対してプレス成形方向(図2(a)における上下方向)へ付勢されて移動する。
端面押ダイ15は、パンチ12の裾部下方でかつダイ11のダイR部20のプレス方向直下に、ベース14に固定して配置される。端面押ダイ15は、上金型18とパンチ12とにより溝状断面に成形された被加工材21の端面を、プレス下死点近傍で押圧する。
スプリング17の収縮によるパンチ12のストローク量S1は、被加工材21の端面の押圧量に応じて調整する必要があるが、端面押ダイ15により被加工材21の端面を押圧する際における、被加工材21の側壁の座屈を抑制するために20mm以下とすることが望ましい。また、パッド13のストローク完了後に成形下死点近傍でパンチ21を下降作動するストロークを行う必要があるため、スプリング17の初期背圧(初期反力)は、パッド13の終圧よりも高く設定することが望ましい。さらに、パンチ12およびベース14は、成形下死点にて底突きする構造としておくことが望ましい。
なお、本実施の形態ではパンチ作動手段として、スプリング17を例示したが、ガスをパンチ12とべース14との間にガスを封入したガスクッションとすることもできる。
図2(b)に示す製造装置10−1は、ダイ11、パンチ12、パッド13、端面押ダイ15、スプリング16および端面押ダイ作動機構22により構成される。
ダイ11とパッド13とにより上金型18が構成され、端面押ダイ15とパンチ12とにより下金型19が構成される。上金型18は、図示しない駆動機構により下金型19に対して昇降可能に設けられる。
端面押ダイ15は、パンチ12の裾部下方かつダイ11のダイR部20のプレス方向直下に設けられ、端面押ダイ15とパンチ12との間には端面押ダイ作動機構22が配置される。端面押ダイ作動機構22は、プレス成形方向へ向けて伸縮自在に配置される。この端面押ダイ作動機構22の作動により端面押ダイ15をプレス成形方向へ向けて押し上げることができる。パンチ12は固定して設けられる。
端面押ダイ作動機構22の押し上げによる端面押ダイ15のストローク量S2は、被加工材21の端面の押圧量に応じて調整する必要があるが、端面押ダイ15により被加工材21の端面を押圧する際における、被加工材21の側壁の座屈を抑制するために20mm以下とすることが望ましい。端面押ダイ作動機構22は、油圧、エア圧またはガス圧による駆動であってもよいし、あるいはカム機構を用いるものであってもよい。
図2(a)に示す製造装置10、または図2(b)に示す製造装置10−1のいずれにおいても、端面押ダイ15は、プレス成形により溝状の断面形状を有するように成形された中間品における、熱間プレス成形品1の側壁3となる部分の端面3aを、中間品における、熱間プレス成形品1の底部2となる部分が存在する方向へ向けて押圧して熱間プレス成形品1を製造するためのものである。
図3は、ダイ11の成形面を構成する側壁11aの一部の形状を示す模式図である。
ダイ11の成形面を構成する側壁11aは、ダイの底部から開口側へ向けて、傾斜角θ1を有するように形成される第1の傾斜部23と、第1の傾斜部23に連続するとともに第1の傾斜部23の傾斜角度θ1よりも小さい傾斜角度θ2を有するように形成される第2の傾斜部24と、第2の傾斜部24に連続するとともに第2の傾斜部24の延長線より後退して形成される逃がし部25とを備える。
第1の傾斜部の傾斜角θ1は0度以上20度以下であるとともに第2の傾斜部の傾斜角θ2は0度以上であることが望ましい。より望ましくは、傾斜角θ1は2度以上10度以下であるとともに傾斜角θ2は傾斜角θ1未満であってかつ2度以下である。さらに望ましくは、傾斜角θ2はプレス成形方向に略平行である。
また、第2の傾斜部24は、端部から5mm以上30mm以内の領域に、その長さL1が2mm以上20mm程度以下とするのが望ましい。第2の傾斜部24の長さL1が小さすぎると側壁11aのくの字の曲げ加工が不確実で端面の押圧が不十分となり、逆に大き過ぎると、くの字の曲げ加工が早期に生じるため、曲げから押圧までの時間が長くなり、パンチ12側への接触抜熱によって温度が低下し易くなり、降伏応力が上昇してしまうため、座屈が生じやすくなる恐れがある。
図4は、ダイ11に形成した逃がし部25を模式的に示す説明図である。
図4において、逃がし部25の幅L2は、板厚以上とし、板厚の3倍以下とするのが望ましい。幅L2が小さ過ぎると十分な増肉加工が得られない上、金型にかじりが生じる懸念がある。一方、幅L2が大きすぎると押圧変形時に座屈が生じやすくなる恐れがある。
図2〜4に示す例は、単動プレス機によりパッド13を用いて曲げ成形を行うものであるが、複動プレスであってもこの成形を行うことができる。また、必ずしも曲げ成形である必要はないが、ブランクホルダーを追加して絞り成形を行う場合には、ブランクホルダーとダイによる被加工材のホールドによって、成形の終期に押圧する予定の端面の温度が低下し、降伏応力が上がってしまうため、その後の押圧加工において座屈などの問題を生じる場合がある。
次に、図2(a)に示す製造装置10を用いて熱間プレス成形品1を製造する方法の第1の例を説明する。
図5(a)〜図5(e)は、図2(a)、図3および図4に示す製造装置10を用いて熱間プレス成形品1を製造する方法を経時的に示す模式図である。なお、図5(a)〜図5(e)では、製造装置10の半分の断面を示す。
まず、図5(a)に示す被加工材21を、例えば雰囲気炉、通電加熱装置、誘導加熱装置あるいは水蒸気加熱装置等の加熱装置により、所定の温度、例えば一般的な熱間プレス成形の加熱温度である900℃まで加熱する。なお、金型装置内に加熱装置を設け、金型上で被加工材21を加熱するようにしてもよい。
次いで、図5(a)に示すように、加熱した被加工材21を金型18、19に搬送し、位置決めを行い、ダイ11およびパッド13により構成される上金型18の下降に従い、まずパンチ12の上面部が、被加工材21を介してパッド13により押圧される。
次いで、図5(b)に示すように、上金型18の下降に伴い、被加工材21における縦壁部をなす部分がパンチ肩部12aに巻き付く形で成形される。この際、被加工材21はパンチ肩部12aを起点に曲げられるので、被加工材21の端部21aは金型18、19と接触せず、高温が保持される。
次いで、成形が進行すると、図5(c)に示すように、被加工材21における縦壁部をなす部分の全体はダイ11とパンチ12との間に挟まれる形となり、金型18、19による冷却が開始される。なお、この状態においても、被加工材21の端部21aはダイR部20に設けられた逃がし部25によって金型との接触が防止され、高温が保持される。
次いで、図5(d)に示すように、成形が下死点に近づいてくると、上金型18のダイR部20の近傍に設けた第2の傾斜部24のR部によって、被加工材21の端部21aの近傍が曲げられる。このようにして、ダイ11とパンチ12とを用いるプレス成形により、溝状の断面形状を有する中間品が成形される。
その後、図5(e)に示すように、中間品である被加工材21はダイ11およびパンチ12により拘束された状態でパンチ12のストロークが開始され、被加工材21の端部21aが端面押ダイ15に押し付けられる。これにより、図1(a)および図1(b)に示す、くの字状に屈曲した断面形状を有する熱間プレス成形品1が得られる。なお、より高温で成形を行うためには、図5(d)に示す工程において、第2の傾斜部24のR部により被加工材21の端部が曲げられた後直ちに図5(e)に示す工程の端面押圧加工を行うことが望ましい。
なお、パンチ12のストローク量S1を調整することにより、被加工材21の端部21aの増肉量を調整することができる。
次に、図2(b)に示す製造装置10−1を用いて熱間プレス成形品1を製造する方法の第2の例を説明する。
図6(a)〜図6(e)は、図2(b)、図3および図4に示す製造装置10−1を用いて熱間プレス成形品1を製造する方法を経時的に示す模式図である。なお、図6(a)〜図6(e)では、製造装置10−1の半分の断面構造を示す。
プレス成形に先立って行う、被加工材21の加熱は、上述した内容と同じであるので、省略する。
図6(a)に示すように、加熱した被加工材21を金型18、19上に搬送して位置決めし、ダイ11およびパッド13により構成される上金型18の下降に従い、パンチ12の上面部が被加工材21を介してパッド13により押圧される。
次いで、図6(b)に示すように、上金型18の下降に伴い、被加工材21における縦壁部となる部分がパンチ肩部12aに巻き付く形で成形される。被加工材21は、パンチ肩部12aを起点に曲げられるので、被加工材21の端部は金型18、19と接触せず、高温が保持される。
次いで、図6(c)に示すように、成形の進行に伴い、被加工材21における縦壁部となる部分の全体はダイ11とパンチ12との間に挟まれる形となり、金型18、19による冷却が開始される。なお、この状態においても、被加工材21の端部21aはダイR部20の逃がし部25によって金型との接触が防止され、高温が保持される。
次いで、図6(d)に示すように、成形の下死点直前において、上金型18におけるダイR部20の近傍に設けた第2の傾斜部24のR部により、被加工材21の端部の近傍が曲げられる。このようにして、ダイ11とパンチ12とを用いるプレス成形により、溝状断面を有する中間品が成形される。
その後、図6(e)に示すように、上型18が成形下死点に到達した後に、端面押ダイ昇降機構22により端面押ダイ15がプレス方向上方に押し出され、中間品である被加工材21は上型とパンチで拘束された状態で被加工材21の端部21aが端面押ダイ5に押し付けられ、図1に示すようなくの字状に屈曲した断面形状を有する熱間プレス成形品1が得られる。
なお、より高温で成形を行うためには、図6(d)に示す工程において、第2の傾斜部24のR部により被加工材21の端部21aが曲げられた後直ちに直ちに図6(e)に示す工程の端面押圧加工を行うことが望ましい。
なお、端面押ダイ昇降機構22のストローク量S2を調整することにより、被加工材21の端部21aの増肉量を調整することができる。
このように、図2(a)または図2(b)に示す金型18、19を用いることにより、被加工材21の端部21aは押圧開始直前まで金型と触れることなく高温が保持されるため、座屈などの問題を抑制しながら、高温での軟質な状態で端部21aの押圧加工を行うことができる。
なお、この押圧加工は、成形品の端部全面に行う必要はなく、衝突時に優先的に部品の曲がり変形が生じる箇所に行うようにすればよい。
本発明は、図1(a)および図1(b)に示す形状の熱間プレス成形品1の製造に限定されるものではない。図7(a)〜図7(c)は、本発明により製造される熱間プレス成形品の各種の変形例を示す説明図である。
図7(a)に示す熱間プレス成形品1−1は、底部2に凹状あるいは凸状の形状の部分6を有するものである。また、これらの底部2における凹状あるいは凸状の形状の部分6は、熱間プレス成形品1−1の長手方向の端部まで連続して形成されていてもよいし、あるいは長手方向に断続的に形成されていてもよい。
図7(b)に示す熱間プレス成形品1−2は底部2が凸状に湾曲しているものであり、図7(c)に示す熱間プレス成形品1−3は底部2が凹状に湾曲しているものである。
また、上述した熱間プレス成形品1、1−1、1−2および1−3を含む、本発明により製造される熱間プレス成形品は、底部の幅と側壁の長さの比(幅/長さ)は、0.5以上10以下であることが例示される。ここで、底部の幅とは、一方の底部および側壁の間に存在するR部分の周長方向の中央と、他方の底部および側壁の間に存在するR部分の周長方向の中央との、周長方向の距離を意味し、側壁の長さとは、底部および側壁の間に存在するR部分の周長方向の中央と側壁の端部との、周長方向の距離を意味する。
次に、本発明の実施例を説明する。
まず、端部の破断評価のために略コの字断面のチャンネル状部材を製作した。図8は、チャンネル状部材30の寸法仕様を示す二面図である。
このチャンネル状部材30は、外側の部材31と内側の部材32とが30mm間隔でスポット接合されている。図8の右図における黒丸印はスポット溶接位置を示す。
このとき、内側の部材32は、板厚が1.2mmの440MPa級高張力鋼板をプレスブレーキ曲げにより冷間成形して製作したものである。
外側の部材31は、本発明により製作したものである。外側の部材31を成形する成形金型には、図2(a)に示す製造装置10を用いた。このとき、パッド13を支持するスプリング16として、ストローク50mmのガススプリングを初期荷重がトータルで30トンとなるように複数配置した。
また、パンチ12を支持するスプリング17として、初期荷重がトータルで100トンとなるようにガススプリングを複数配置した。スプリング17のストローク量は、端部の押圧量に応じて適宜調整した。
ダイ11、パンチ12、パッド13さらには端面押ダイ15等の、成形時に材料と接触する部位の金型の材質は、全てSKD61の焼き入れ、焼き戻し材とした。端面押ダイ15の材料と接触する上面の粗度は、最大高さRzが5.0μm以下となるように仕上げた。
この金型を、700トンの油圧式プレス機に取り付け、成形速度40mm/secの一定速度で熱間プレス成形を行った。
外側の部材31の素材として、C:0.21質量%、Si:0.25質量%、Mn:1.2質量%、B:0.0014質量%、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有するとともに板厚が1.6mmである熱間プレス用鋼板を使用した。
成形後に端部3aとなる部分のブランク加工はシャー切断により行い、そのときのせん断クリアランスは10%とした。ブランクサイズは、長さ600mm、幅170mmとした。
外側の部材31は、以下に説明するようにして製作した。外側の部材31の素材である熱間プレス用鋼板の加熱にはガス加熱炉を用い、空燃比0.85で燃焼させ、炉内温度を900℃に調整した。また、在炉時間を4分間とした。加熱完了後は、速やかに炉内から熱間プレス用鋼板を取り出し、800℃以上で成形を開始した。また、成形下死点では15秒間の保持を行った。焼入れ後の熱間プレス成形品の硬度はHv470程度(1490MPa相当)である。
端部押圧量は、端面の平滑化を行う0.5mm(本発明例1)、端面平滑化と増肉を行う2.0mm(本発明例2)および端面処理無し(比較例)の3水準とした。
図9は、端面の割れ性ならびに吸収エネルギ量を評価するための3点曲げ試験の要領を示す説明図である。
図9に示すように、端部の破断を生じ易くするために、外側の部材31と内側の部材32との間に、引張強さが590MPa級の材料からなる剛体ブロック33を、チャンネル状部材30の長手方向(図9における左右方向)の中央部に挿設した。この剛体ブロック33のサイズは、厚さ16mm、長さ70mm、幅70mmとした。インパクタ34は、1mm/secの速度で下降させた。
図10は、本発明例1(図10のグラフ中には「発明例1」として示す)および比較例について、3点曲げ試験により得られるインパクタストロークと、荷重または吸収エネルギ量との関係を示すグラフである。本実施例では、破断が生じた時のインパクタストローク量と破断までの吸収エネルギ量を評価した。試験の結果を表1にまとめて示す。
Figure 0005402562
表1に示すように、端面処理無しの比較例に比べて、端面平滑化を行った本発明例1では、破断時のインパクタストローク量が増加し、結果として高い吸収エネルギを得られた。さらに、端部押圧量を増加させて端面の増肉を行った本発明例2では、本発明例1よりもさらに高い吸収エネルギを得られた。
1−1、1−2、1−3 熱間プレス成形品
2 底部
3 側壁
3a 端面
4 第1の傾斜部
5 第2の傾斜部
6 凹状あるいは凸状の形状の部分
10、10―1 プレス成形装置
11 ダイ
11a 側壁
12 パンチ
12a パンチ肩部
13 パッド
14 ベース
15 端面押ダイ
16、17 スプリング
18 上金型
19 下金型
20 ダイR部
21 被加工材
22 端面押ダイ作動機構
23 第1の傾斜部
24 第2の傾斜部
25 逃がし部
30 チャンネル状部材
31 外側の部材
32 内側の部材
33 剛体ブロック
34 インパクタ

Claims (9)

  1. プレス成形方向へ相対的に移動自在に配置されるダイおよびパンチを備え、加熱した鋼板にプレス成形と同時に焼入れを行うことによって底部と該底部に連続する二つの側壁とからなる溝状の断面形状を有する成形品を製造するための熱間プレス成形品の製造装置であって、さらに、
    前記パンチに対して前記プレス成形方向へ相対的に移動自在にかつ前記ダイに対向して配置され、前記プレス成形により前記溝状の断面形状を有するように成形された中間品における前記側壁となる部分の端面を、前記プレス成形方向へ向けて押圧して前記成形品を製造するための端面押ダイを備えること
    を特徴とする熱間プレス成形品の製造装置。
  2. 前記端面押ダイは、前記パンチを前記プレス成形方向へ向けて付勢するパンチ作動手段を支持するベースに配置される請求項1に記載された熱間プレス成形品の製造装置。
  3. 前記端面押ダイは、前記パンチに前記プレス成形方向へ向けて伸縮自在に配置される端面押ダイ作動手段に装着される請求項1に記載された熱間プレス成形品の製造装置。
  4. 前記ダイの成形面を構成する側壁は、該ダイの底部から開口側へ向かって形成される、第1の傾斜部と、該第1の傾斜部に連続するとともに該第1の傾斜部の傾斜角度よりも小さい傾斜角度を有するように形成される第2の傾斜部と、該第2の傾斜部に連続するとともに該第2の傾斜部の延長線より後退して形成される逃がし部とを有する請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された熱間プレス成形品の製造装置。
  5. 加熱した鋼板をプレス成形と同時に焼き入れして溝状の断面を有する成形品を得る熱間プレス成形品の製造方法であって、鋼板をダイとパンチとにより、底部と該底部に連続する二つの側壁とからなる溝状の断面形状を有する中間品にプレス成形する第1の工程と、
    前記ダイと前記パンチとにより前記中間品を拘束しながら該中間品の側壁の端面を、前記プレス成形におけるプレス成形方向へ向けて押圧して成形品を製造する第2の工程とを備えることを特徴とする熱間プレス成形品の製造方法。
  6. 前記第1の工程は、前記鋼板を曲げ加工して溝状の断面を有する第1中間品を得る前工程と、該第1中間品の側壁を曲げ加工してくの字状の側壁を有する中間品を得る後工程とからなる請求項5に記載された熱間プレス成形品の製造方法。
  7. 鋼板の熱間プレス成形により製造され、底部と該底部に連続するとともに前記熱間プレス成形におけるプレス成形方向に対する傾斜角θ1を有する第1の傾斜部、および該側壁の端面を含む端部を有するとともに前記プレス成形方向に対する傾斜角θ2を有する第2の傾斜部から構成される二つのくの字状の側壁とからなる溝状の断面形状を有すること、および、前記端面は、略端面直交方向からの押圧加工により平滑化された面性状を有すること
    を特徴とする熱間プレス成形品。
  8. 前記側壁の端面を含む端部の厚さが該端部以外の側壁の厚さよりも厚い請求項7に記載された熱間プレス成形品。
  9. 前記傾斜角θ1は2度以上10度以下であるとともに、前記傾斜角θ2は、0度以上傾斜角θ1未満で、かつ2度以下である請求項7または請求項8に記載された熱間プレス成形品。
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