JP5401717B2 - 運行業務報告システム - Google Patents

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Description

本発明は、運行業務報告システムに関し、より詳細には、トラック貨物輸送等の運送業務中に携帯電話を用いて電子メールにより業務連絡を行う運行業務報告システムに関する。
トラック便運行管理業務には、輸送の安全確保、労働時間の管理、発着時刻の管理、配送効率、積載効率等、様々な項目があり、そのためにはこれらを処理するための情報の基となる運送業務に直接携わる車両運転従事者(以下、「運転手」と称する)との情報の授受が必須である。一方、携帯電話の普及に伴い、従来の一般電話による業務報告に代わり、運転手が所有する携帯電話を用いて双方で業務連絡を行うことが一般化されてきた。同時に、携帯電話の電子メールやWebブラウザを介して情報の送受信を行うことも一般に行われるようになっている。このような背景から、運行管理側から電子メールを用いて情報を車両側に伝達するシステムとして、例えば特許文献1のようなメール送受信システムが開示されている。
しかしながら、特許文献1の場合は、端末機が車両に備え付けのものであるため、車両から離れた場合に、電子メールが伝わらない等の不具合を生じ、これを解決するために工夫されたものであるが、運転手が常時携帯することができる携帯電話の場合は、たとえ圏外でも留守録サービスを利用することができ、むしろ何らかの理由により運行業務に支障をきたした場合の対処が必要になる。
特開2010−128918号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、運行業務管理者の作業負担を軽くし、車両運転従事者の管理を効率化すると共に、運送業務中に生じた異常状態に対応した運行業務報告システムを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明の運行業務報告システムは、車両運転従事者が所有する携帯電話を用いて電子メールにより運行状況の連絡を行う運行業務報告システムであって、通信ネットワークに接続された運行管理サーバと、前記運行管理サーバと通信ネットワークを介し接続して運送業務を担う運行業務管理者の管理者端末と、前記車両運転従事者が所有する電子メール送受信機能を有する携帯電話と、から構成され、前記運行管理サーバは、前記管理者端末と情報の授受を行うWebサーバと、前記携帯電話と情報の授受を行うメールサーバと、運送業務に関する情報を保存及び参照するためのデータベースサーバと、を備え、前記メールサーバは、前記データベースサーバを介し予め設定されたスケジュールに基づき車両毎の運行管理データを取得して当該車両運転従事者に伝達事項のメールを送信し、該車両運転従事者からの返信メールより報告情報を抽出して当該車両の運行管理データに反映すると共に、異常を検知した場合に、当該車両運転従事者に警告メールの送信を行い前記管理者端末に警告情報を通知する監視手段を有することを特徴とする。
本発明の運行業務報告システムにおいて、前記監視手段は、前記返信メールの本文中に記載された情報から、予め予め設定された情報毎の識別符号により区別して該当する情報を抽出する。また、前記監視手段は、前記携帯電話からの予定された返信メールが所定時間内に届かなかった場合に前記管理者端末に警告情報を通知する警告メールを送信し、前記管理者端末は、前記警告情報を受信すると音及び光により警告を行う警告手段を有する。
本発明の運行業務報告システムによれば、送受信される電子メールを自動的に処理することにより、運行業務管理者が従来電話で行っていた点呼業務、発着時刻の管理等の作業効率を大幅に向上させることができるだけでなく、業務に支障をきたす異常状態にも対応でき、また運転手との応答もデータとして残されることから情報の正確さが増すという点でもその効果が期待できる。加えて、携帯電話の音声通話を利用した場合は災害時に通じなくなることがあるのに対し、電子メールを利用した場合は多少の遅延はあり得るものの、比較的通信が確保されるという利点がある。
また、本システムを利用するトラック貨物輸送等の各運送事業者は、使用する携帯電話の電子メールアドレスの登録だけで、市販のPC(パーソナルコンピュータ)のみでWebブラウザにより情報の取得及び運行予定の編集が可能になり、インターネット接続環境さえあれば特別な設備投資を必要とせずにその効果を享受することができる。
本発明の一実施形態による運行業務報告システムの概要の説明図である。 図1に示す運行業務報告システムにおける運転手の作業を示す説明図である。 本発明の一実施形態による運行業務報告システムの概略構成図である。 本発明の一実施形態による運行業務報告システムにおける事前準備を説明するフロー図である。 図3に示す監視モジュールの処理を説明するフロー図である。 本発明の一実施形態による運行業務報告システムにおける運行状況照会を説明するフロー図である。 本発明の一実施形態による運行業務報告システムにおける付加機能を説明するフロー図である。
以下、本発明の運行業務報告システムを実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による運行業務報告システムの概略の説明図であり、図2は、図1に示す運行業務報告システムにおける運転手の作業を示す説明図である。
図1を参照すると、本実施形態の運行業務報告システムは、運行管理サーバ1、運送事業者の管理者端末4a、4b、及びトラック等の車両2aの車両運転従事者(運転手)が所有する電子メール送受信機能を有する携帯電話2で構成され、管理者端末4a、4bと運行管理サーバ1との情報の授受は、運行管理サーバ1に含まれる後述のWebサーバ11(図3参照)と管理者端末4a、4bに実装されたWebブラウザとの間で行われる。電子メール3は、運行管理サーバ1に含まれる後述のメールサーバ12(図3参照)と運転手が所有する携帯電話2との間で送受信され、運送業務に関する業務連絡や業務報告等の情報の授受を行う。電子メール3は、運行スケジュールに異常を生じた場合等に、その旨を管理者端末4a、4bに随時通知する警告メールとしても使用される。支社や営業所等に設置された管理者端末4aには、警告メールを受信した際の警告手段として音及び光により警告する警告装置5が設けられている。
メールサーバから運転手が所有する携帯電話2のメールアドレスに宛てて送信される電子メール3は、当日の業務内容を確認するメールとして、メールヘッダの宛先内や表題欄等に、日付の他、例えば、便名をアドレスの一部として宛先内に、発着地、発着時刻、発着予定時刻等を表題欄に含ませ、メール本文に連絡事項等を記載してメールヘッダのみで基本的な情報を把握できるようにする。メールサーバから携帯電話2で電子メール3を受信した運転手は、メールヘッダ及びメール本文を参照し、例えば、着信メール一覧より該当する日付の作業内容、発着地、発着時刻、発着予定時刻等を参照し、変更がない場合はそのまま、変更を生じた場合や報告内容がある場合は該当事項やその旨を記載した電子メール3を携帯電話2からメールサーバに宛てて返信する。確認事項や業務遂行に際して問題がある場合は、例えば車両故障や体調不良等の場合に、その異常内容をその識別情報と共に本文中に記載した電子メール3をメールサーバに宛てて返信する。メールサーバは、受信した返信メールより変更された情報を抽出し、本文中に記載された連絡事項も含めて後述するデータベースサーバ14(図3参照)を介して、運送台帳14aに記録しその内容を更新する。運送台帳14aは、Webサーバ11を介して管理者端末4a、4bの照会画面101により確認することができる。
メールサーバは、予め設定された時間内に返信メールがない場合、或いは予め定められた異常事象の場合は設定されたその識別情報により自動的に、本文中に識別情報に該当しない異常状態を知らせる内容が含まれている場合は運行業務管理者を介して、支社や営業所等に設置された管理者端末4aに異常を通知する電子メール(警告メール)を送信し、管理者端末4aに設けられた警告装置5により音と光で警告する。また、メールサーバは、異常状態と判断した場合、運転手から送信された電子メール3を予め設定された該当する運送事業者の管理者端末4a、4bのメールアドレスに宛てて転送する。
電子メールを用いた業務連絡は、当日の業務の各作業工程に対して1件ずつ行われ、これに対応する運転手の操作は、例えば、図2に示すように、配送車両基地等からの車両2aの出庫、荷物の発送時の積載場所への「接車」、積載完了後の「出発」、長距離便の場合は休憩場所等における「途中点呼」、目的地への「到着」、積み下ろし完了後の「帰庫」、の際の各作業完了後に行われ、返信メールがメールサーバに送信される。運転手が返信する電子メール3の本文としては、例えば「接車」の際には貨物不足等、「出発」予定時刻には出発延期、出発不能等、「途中点呼」の際には事故、渋滞等、「到着」予定時刻には到着延期、到着不能等、「帰庫」予定時刻には帰庫延期、帰庫不能等、を記載する。
図3は、本発明の一実施形態による運行業務報告システムの概略構成図である。
運行管理サーバ1は、インターネット等の通信ネットワーク6に接続されており、トラック等の各車両2aの運転手が所有する携帯電話2は携帯電話事業者の携帯電話通信網を介して通信ネットワーク6に接続されている。また、車両2aを管轄する運送事業者の管理者端末4a、4bも通信ネットワーク6に接続されており、支社や営業所等に設置された管理者端末4aには、異常を通知する電子メール3を受信した際の警告手段として音及び光により警告する警告装置5が設けられている。管理者端末4a、4bとしては、通信ネットワーク6に接続する通信手段を有してWebブラウザ及び電子メール送受信機能を備えた市販のデスクトップ型PC(パーソナルコンピュータ)やノート型PC等を使用することができる。
運行管理サーバ1は、Webサーバ11、メールサーバ12、メールリレーサーバ13、データベース(DB)サーバ14、NAS(Network Attached Storage)15、アプリケーションサーバ10、を備え、これらのサーバはLAN接続されている。図示していないが、その他、運行管理サーバ1内の各種メンテナンスやサーバ保守のための操作用管理者端末、インターネット等の通信ネットワーク6との接続のためのルータ、ファイヤウォール、スイッチングハブ等を備える。運行管理サーバ1内の各サーバは、ワークステーションや市販のPCを用いて構成でき、ワークステーションやPCを構成するCPU(中央制御装置)、メモリやハードディスク等の記憶装置、画像やテキスト等を表示する表示装置、キーボードやマウス等の入力装置、及び通信や他の入出力装置等の説明及びその構成図面は省略する。またこれらを用いてソフトウエアプログラムの実行により機能する各種手段についても詳細な説明は省略する。
Webサーバ11は、通信ネットワーク6を介し、運送事業者の管理者端末4a、4bとの間で、運行便照会、メール送受信履歴照会、各種マスターテーブルのメンテナンス機能等を遂行する。メールサーバ12は、運転手が所有する携帯電話2との間で、運行管理メールを送受信し、予め設定されたスケジュールに基づき運転手が所有する携帯電話2に送信する電子メール3を自動生成すると共に、携帯電話2から返信された電子メール3から情報を抽出し、データベースの更新や予め登録された管理者端末4a、4bに電子メール3を送信或いは転送する判断をする監視機能を担う常駐プロセスの監視モジュール(監視手段)12aを備える。メールリレーサーバ13は、送信メールを経由させるサーバであり、受信した電子メール3のエンベロープやヘッダ情報を基に携帯事業者や通信事業者等を判断し、そのメールを転送する。
データベース(DB)サーバ14は、データベース(図示せず)に運送台帳、運行便日報、運転手の通知情報等の各種データを保持し、Webサーバ11と連携してこれらのデータの更新等を行う。NAS(Network Attached Storage)15は、各種データのバックアップサーバとして設けられたものである。アプリケーションサーバ10は、運行管理サーバ1の全体に亘る各種機能をサポートし、上記各サーバ以外の諸機能を遂行すると共に、上記各サーバの連携に必要なマネージメントを行う。メールサーバ12の機能として設けられた監視モジュール12aは、アプリケーションサーバ10側に設け、メールサーバ12と連携して機能するように構成することもできる。なお、これらのサーバは、必ずしもLAN接続による独立した装置である必要はなく、一つの装置内に実装されたプログラムの実行により機能する構成であってもよい。
運送事業者が管理者端末4a、4bからWebサーバ11を介して運行管理サーバ1に接続し、データベースサーバ14にアクセスする具体的な内容について説明する。管理者端末4a、4bから入力する項目としては、名称等の荷主マスター、営業所名、運行管理者氏名、メールアドレス等の自社マスター、名称、運行管理者氏名、メールアドレス等の1次受け運送事業者マスター、氏名、携帯電話のメールアドレス等の運転手マスター、契約営業所、荷主、荷物、発着地、発着予定時刻、車両、運転手等の運行便の基本情報、平日便、休日便、平日翌休日等の運行パターンの運行便の運行日、等があり、管理者端末4a、4bからWebサーバ11を介してこれらの項目を入力することで、データベースサーバ14によりこれらの項目がマスターテーブルに記録され、Webサーバ11を介して図1の照会画面101に示したような情報の閲覧とその編集が可能になる。Webブラウザを用いた具体的な入力、編集画面については省略する。
メールサーバ12の自動メール送受信機能の具体的内容を説明すると、メールサーバ12は、監視モジュール12aにより、データベースサーバ14を介して運行日、発着予定時刻等を参照して該当車両の予定情報を取得し、取得したスケジュールと予定情報に基づき、予め用意された雛形(テンプレート)に沿って差し込み等により電子メール3を自動生成し、生成された電子メール3を該当車両2aの運転手が所有する携帯電話2に送信し、電子メール3を受信した運転手の所有する携帯電話2からの返信メールを待つ。運転手により発、着、途中点呼等の予定された時刻及び場所から返信された電子メール3を受信したメールサーバ12は、監視モジュール12aにより、その情報を抽出し、データベースサーバ14を介して運行便データベースに実際の発着時刻を記録し、運転手からの返信メールの本文中に記載があった場合はその情報も含めて記録し更新する。携帯電話2の返信メールも予め定められた書式に則って記載され、メールサーバ12はこれを基に各情報を抽出する。
また、メールサーバ12は、監視モジュール12aにより、発着予定時刻に対して予め設定された許容範囲を超えた場合、電子メール3の返信時刻が予め設定された許容時間を超えた場合、或いはメール本文中に予め識別コードとして設定された異常情報(識別情報)を受信した場合等を判断し、自動的に異常状態を通知する電子メール3(警告メール)を生成して予め登録された支社や営業所の管理者端末4aのメールアドレス宛てにこの警告メールを送信し、管理者端末4aに設けられた警告装置5を用いて音と光で警告する。本文中に連絡事項等の記載がある場合は、メールリレーサーバ13を介して予め登録された管理者端末4a、4bのメールアドレス宛てに転送する。
Webサーバ11の機能を具体的に挙げると、予め運行管理サーバ1の利用登録を済ませた運送事業者の管理端末4a、4bに送信してWebブラウザで表示させる「ログイン」画面、各種データの入力、編集、関連業務への遷移、ユーザ権限による機能制限等の「メニュー」画面に加えて、メニュー画面に応じて、協力会社、車両、運転手、ユーザ、運行パラメータ、営業所、社員、顧客等の各情報のそれぞれの新規登録、変更、削除を行うための「協力会社メンテナンス」、「車両マスターメンテナンス」、「運転手マスターメンテナンス」、「ユーザマスターメンテナンス」、「運行パラメータ設定」、「営業所マスター」、「社員マスター」、「顧客マスター」の各画面、管理端末4a、4bからCSV(Comma Separated Values)データによりアップロードされた各種データをバッチ処理によりデータベースサーバ14を介して「運送台帳」「運行便日報」のデータベースに記録及び更新するための「運行指示表、運行日指定表のデータ取り込み」画面、運送台帳、運行便日報の各情報の変更、削除を行い、協力会社、運転手の割り付け等を行うための「運送台帳、運行便日報割り付け」画面、運行状況の照会、同報メール送信を行うための「運行状況照会」画面、運行便情報の照会、異常通知メールの照会を行うための「メール送受信照会」画面等を生成して管理端末4a、4bに送信し、管理端末4a、4bからの応答に対応した処理等を行う各種機能を有する。Webサーバ11の機能として、運行管理サーバ1内の各種メンテナンスやサーバ保守をリモートで行うための管理者用画面を設けても良い。
運送事業者が管理者端末4a、4bからWebブラウザを利用してWebサーバ11に接続し、データベースサーバ14を介しデータベースにアクセスして処理する内容としては、上述したように、協力会社情報のメンテナンスのための基本情報、車両情報、運転手情報、運行パラメータ等の各種マスターのメンテナンス処理、運送台帳及び運行便日報の各作業状況の確認の他に、ローカルの業務管理ソフトにデータを取り込むために運行管理サーバ1のデータベースから運行便データをCSV形式でダウンロードすることや、図1の照会画面101のように一覧表示される電子メールの照会等がある。
次に、図4〜図7を参照して、運行業務報告システムにおける運用処理の流れを説明する。
図4は、本発明の一実施形態による運行業務報告システムにおける事前準備を説明するフロー図である。
図4を参照すると、本システムの運用に先立ち、事前準備として、運送事業者は、運行スケジュール、協力会社等の決定を行い、管理者端末4a、4bに実装された他の業務システム等を用いて、協力会社の情報の登録と、車両或いは運転手毎のタイムスケジュールを示す服務線表を作成する(ステップS101)。作成内容を確認後、運行管理サーバ1のデータベースに登録する運送台帳及び運行便日報取り込み用のCSVデータを出力し(ステップS102)、出力されたCSVデータを、運行管理サーバ1のWebサーバ11にアクセスして管理者端末4a、4bのWebブラウザの「運行支持表・運行日指定表データ取り込み」画面(図示せず)から一括でアップロードし、運行管理サーバ1のデータベースに取り込む(ステップS103)。データが取り込まれた後、管理者端末4a、4bから運行管理サーバ1のデータベースにアクセスし、管理者端末4a、4bのWebブラウザの編集画面上で、協力会社、車両、運転手等の服務内容変更と、担当者、作業種別、途中点呼時間及び回数等のメール連絡パターンの追加登録等を行う(ステップS104)。
図5は、図3に示す監視モジュールの処理を説明するフロー図である。
図5を参照すると、運行管理サーバ1の監視モジュール(監視手段)12aは、データベースサーバ14を介して運行便日報データを監視し(ステップS201)、予め設定されたスケジュールに基づき運行状況を確認するための電子メール3を各車両2aの運転手が所有する携帯電話2のメールアドレスに宛てて送信する(ステップS202)。運行状況を確認するための電子メール3を受信した運転手は、メールヘッダ及びメール本文を参照し、確認内容に変更がない場合はそのまま、変更を生じた場合は該当事項を、連絡事項がある場合はその旨を本文に記載した電子メール3を携帯電話2からメールサーバ12に宛てて返信する(ステップS203)。返信メールを受信した監視モジュール12aは、返信メールに含まれた情報を抽出し、データベースサーバ14を介して運行便日報に反映させる(ステップS204)。返信メールの本文の内容も、例えば、パレット数を1行目などのように予め取り決めされた書式で記載するか、連絡事項それぞれに沿った雛形を用意するか、或いは予め取り決めされた情報毎の識別ヘッダで区別することで、監視モジュール12aは自動的にデータベースに反映させることができる。
図6は、本発明の一実施形態による運行業務報告システムにおける運行状況照会を説明するフロー図である。
図6を参照すると、運送事業者は、管理者端末4a、4bを用いて図1の参照画面101に示したような運行状況照会画面を参照することにより(ステップS301)、運行時状況や連絡事項を把握し、必要に応じて予定を変更し、その情報に基づいて車両2aの運転手が所有する携帯電話2に電子メール3を送信することが可能になる(ステップS302)。その際、同報メールを活用することで、車両又は運転手毎にそれぞれ個別に設定しなくても、共通した連絡事項を一括して伝達することが可能になる。
図7は、本発明の一実施形態による運行業務報告システムにおける付加機能を説明するフロー図である。
最後に、付加機能の例として、パレット数通知機能とドライバー情報速報機能について説明する。
パレット数通知機能は、発送時及び到着時に運転手がパレット数を運行管理サーバ1に電子メール3で通知する機能であり、運行管理サーバ1は、パレット数の通知により、例えば対応するプログラムをアプリケーションサーバ10に実装することで積載効率を把握し向上させるための指標にすることができるようになる。また、空パレット数を入力させることにより、パレット回収率を把握し、回収を徹底させるための指標とすることができる。
図7を参照すると、車両2aの運転手は、携帯電話2のブラウザ機能を利用して運行管理サーバ1に接続し、Webサーバ11を介して車両運行中の渋滞情報、路上工事情報、気象情報、積雪状況、凍結状況、サービスエリア、パーキングエリアの混雑情報等を、逐次入力する(ステップS401)。携帯電話2から入力された情報を受信したWebサーバ11は、データベースサーバ14を介してデータベースにドライバー通知情報を速報フラグと共に保存し(ステップS402)、同時に監視モジュール12aに運転手からの速報があったことを通知する(ステップS403)。速報通知を受けデータベースを参照して速報フラグを確認した監視モジュール12aは、報告があった車両が走行している該当地域、近隣地域、もしくは運行予定の車両をデータベースより検索し、報告を受けたドライバー通知情報を該当する車両に対して同報メールでその内容を送信する(ステップS404)。運転手からの通知情報は、携帯電話2のブラウザ機能に限らず、予め取り決めされた識別ヘッダによりそれぞれの情報が区別できるようにすることや、それぞれの情報に合わせた雛形を用意することで、電子メール3を利用することもできる。
このように、本発明は、クラウドサービスとして全国の運送会社の運転手からの情報を集約することにより、自社の運転手の情報だけではなく、他の運送会社の情報も共有でき、場合によってはラジオ放送より早く渋滞情報等を知ることができ、その情報をTVやラジオ局に提供することも可能になる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明したが、本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
1 運行管理サーバ
2 携帯電話
2a 車両(トラック)
3 電子メール
4a、4b 管理者端末
5 警告装置
6 通信ネットワーク
10 アプリケーションサーバ
11 Webサーバ
12 メールサーバ
12a 監視モジュール
13 メールリレーサーバ
14 DB(データベース)サーバ
15 NAS(Network Attached Storage)
101 照会画面

Claims (1)

  1. 信ネットワークに接続された運行管理サーバと、
    前記運行管理サーバと通信ネットワークを介し接続して運送業務を担う運行業務管理者
    の管理者端末と、
    前記車両運転従事者が所有する電子メール送受信機能を有する携帯電話と、から構成さ
    れ、
    前記運行管理サーバは、
    ブラウザ機能を利用して、前記管理者端末に運行状況照会画面を表示し、前記運行業務管理者が入力する情報を受信するWebサーバと、
    前記携帯電話と情報の授受を行うメールサーバと、
    運送業務に関する情報をデ−タベースに保存し、参照するためのデータベースサーバと、
    応用プログラムを稼動させるアプリケーションサーバと、を備え、
    前記メールサーバは、
    前記データベースサーバを介し予め設定されたスケジュールに基づき前記データベースに保存された車両毎の運行管理データを取得して当該車両運転従事者に伝達事項のメールを送信し、該車両運転従事者からの返信メールより報告情報を抽出して当該車両の前記運行管理データに保存すると共に、異常を検知した場合に、当該車両運転従事者に警告メールの送信を行い前記管理者端末に警告情報を通知する監視手段を有する
    車両運転従事者が所有する携帯電話を用いて電子メールにより運行状況の連絡を行う運
    行業務報告システムであって、
    前記監視手段は、
    前記運行管理データに入力された該当車両の予定情報を取得し、取得したスケジュールと予定情報に基づき、予め用意された雛型に沿って差し込みにより電子メールを自動生成の上、前記車両運転従事者の携帯電話に、当日の業務の各作業工程(発着、接車、出発、途中点呼、到着、帰庫)に対応して1件ずつ送信し、
    前記車両運転従事者からのこれに応答する返信メールの情報から、確認内容に変更がない場合はそのまま、変更を生じた場合は予め取り決めされた書式、もしくは、連絡事項それぞれに沿った雛型、或いは、予め取り決めされた情報毎の識別符号により区別して該当する情報を自動的に抽出し、前記データベースサーバを介し、前記管理者端末の前記運行状況照会画面に供される前記運行管理データに保存し、
    前記抽出し保存された情報に含まれるパレット数については、前記アプリケーションサーバを介し前記応用プログラムを稼動させ積載効率を算出し、
    前記携帯電話からの予定された返信メールが所定時間内に届かなかった場合に前記管理者端末に警告情報を通知する警告メールを自動生成の上、送信し、
    前記管理者端末には、
    前記警告情報を受信すると音及び光により警告を行う警告手段が備えられていると共に、
    前記運行状況照会画面を参照し、ブラウザ機能を利用して前記運行業務管理者により入力された予定変更情報は前記Webサーバに送信され、
    前記メールサーバは、
    前記Webサーバを介して受信した前記予定変更情報を、前記車両運転従事者に、もしくは車両又は車両運転従事者に共通した連絡事項を一括して同報メールで関係者に通知することを特徴とする運行業務報告システム。
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