JP6936500B2 - 運送料金算出システムおよびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、荷物の運送にかかる運送料金を算出するための運送料金算出システムおよびプログラムに関する。
従来、運送料金算出システムとして、車両から送信されてくる位置情報および時刻情報に基づいて、運行日報を自動で作成するとともに、運行日報データに基づいて請求書作成処理や従業員の給与管理を自動的に行うものが知られている(特許文献1参照)。
特開2003−196355号公報
しかしながら、従来技術では、車両から送信されてくる位置情報および時刻情報に基づいて請求書、つまり運送料金を算出するため、様々な問題が生じる。例えば、車両が最初の目的地に到着した時刻を基準に運送料金を算出するように構成した場合には、最初の目的地に到着してから運転者が積込等の作業をすぐに取り掛かれない状況であると、到着から積込等の作業を開始するまでの運転者の待機時間も運送料金に含まれてしまい、運送料金を精度良く算出することができない問題がある。
そこで、本発明は、運送料金を精度良く算出することができる運送料金算出システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る運送料金算出システムは、貨物自動車の運転者によって操作される移動端末と、前記移動端末と通信可能な管理端末と、を備える運送料金算出システムであって、前記管理端末は、荷物の積込または取卸を行うための少なくとも2つの目的地に応じた貨物自動車の運行計画を前記移動端末に送信可能であり、前記移動端末は、前記運転者の稼働の状況を示す稼働情報を入力可能な入力部と、前記貨物自動車の位置情報を取得する位置取得部と、を備え、前記稼働情報および前記位置情報を前記管理端末に送信し、前記管理端末は、1日に1台の貨物自動車をチャータするのにかかる基本運賃と、1日の上限稼働時間を示す基本時間と、実働時間が前記基本時間を超えた場合の超過時間に対応した時間超過料金とが記録された料金テーブルを記憶可能であり、前記貨物自動車が最初の目的地に到着してから最初に前記稼働情報が入力された時刻を、開始時刻として総稼働時間を算出し、前記総稼働時間に基づいて、前記実働時間を算出し、前記実働時間と前記料金テーブルとに基づいて運送料金を算出する。
また、本発明に係るプログラムは、貨物自動車の運転者によって操作される移動端末であって、前記運転者の稼働の状況を示す稼働情報を入力可能な入力部と、前記貨物自動車の位置情報を取得する位置取得部とを備え、前記稼働情報および前記位置情報を送信する移動端末と通信可能な管理端末において運送料金を算出するためのプログラムであって、前記管理端末を、荷物の積込または取卸を行うための少なくとも2つの目的地に応じた貨物自動車の運行計画を前記移動端末に送信可能な手段と、1日に1台の貨物自動車をチャータするのにかかる基本運賃と、1日の上限稼働時間を示す基本時間と、実働時間が前記基本時間を超えた場合の超過時間に対応した時間超過料金とが記録された料金テーブルを記憶可能な手段と、前記貨物自動車が最初の目的地に到着してから最初に前記稼働情報が入力された時刻を、開始時刻として総稼働時間を算出する手段と、前記総稼働時間に基づいて、前記実働時間を算出する手段と、前記実働時間と前記料金テーブルとに基づいて運送料金を算出する手段として機能させる。
前述した構成によれば、貨物自動車が最初の目的地に到着してから最初に稼働情報が入力された時刻を、開始時刻として総稼働時間を算出するので、貨物自動車が最初の目的地に到着してから最初に稼働情報が入力されるまでの時間は、総稼働時間に含まれない。そのため、総稼働時間を実際に運転者が稼働している時間に正確に対応させることができるので、運送料金を精度良く算出することができる。
また、前記入力部は、前記運転者が前記目的地での作業をすべて完了したことを示す作業完了情報を、前記稼働情報として入力可能であり、前記管理端末は、最後の目的地において前記作業完了情報が入力された時刻、または、前記貨物自動車が最後の目的地から出発した時刻を、終了時刻として前記総稼働時間を算出してもよい。
これによれば、総稼働時間の終了時刻を、運転者の稼働が終了した時刻に正確に対応させることができるので、運送料金をより精度良く算出することができる。
また、前記入力部は、前記運転者が休憩を開始することを示す休憩開始情報を、前記稼働情報として入力可能であり、前記管理端末は、前記休憩開始情報に基づいて、休憩時間を算出し、前記総稼働時間から前記休憩時間を減算することで、前記実働時間を算出してもよい。
これによれば、運転者の休憩時間を正確に算出することができるので、運送料金をより精度良く算出することができる。
また、前記管理端末は、前記休憩開始情報を受信していない場合であっても、前記貨物自動車が前記目的地以外の場所である非目的地において所定時間以上停車した場合には、前記非目的地での停車時間を、前記休憩時間として設定してもよい。
これによれば、運転者が休憩開始情報を入力し忘れた場合であっても、休憩時間を精度良く算出することができる。
また、前記管理端末は、前記貨物自動車が前記非目的地に到着してから前記所定時間未満の時間が経過したときに前記休憩開始情報が入力された場合には、前記非目的地に到着した時刻を、前記休憩時間の開始時刻として、前記休憩時間を算出してもよい。
これによれば、運転者が非目的地に到着した後、しばらく経ってから休憩開始情報を入力した場合であっても、休憩時間を精度良く算出することができる。
また、前記入力部は、荷物の積込および取卸を含む通常作業を開始することを示す通常作業開始情報を、前記稼働情報として入力可能であり、前記管理端末は、前記貨物自動車が前記目的地に到達してから最初に前記通常作業開始情報が入力されるまでの時間を、待機時間として設定してもよい。
これによれば、目的地において通常作業をしていない待機時間を正確に把握することができる。
また、前記管理端末は、前記待機時間を前記実働時間に含めるか否かを選択するための選択情報を記憶可能であり、前記選択情報が前記待機時間を前記実働時間に含めないことを示す場合には、前記総稼働時間から前記待機時間を減算することで、前記実働時間を算出してもよい。
これによれば、取引の実情に応じて実働時間を算出することができる。
また、前記管理端末は、前記貨物自動車の車庫から最初の目的地までの距離である出庫時走行距離と、各目的地間の距離である目的地間走行距離と、最後の目的地から前記車庫までの距離である帰庫時走行距離と、を前記位置情報に基づいて算出し、前記出庫時走行距離、前記目的地間走行距離、前記帰庫時走行距離に基づいて運行日報を作成してもよい。
また、前記料金テーブルには、1日の上限走行距離を示す基本距離と、前記目的地間走行距離が前記基本距離を超えた場合の超過距離に対応した距離超過料金とを記録可能であり、前記管理端末は、前記実働時間と、前記目的地間走行距離と、前記料金テーブルとに基づいて運送料金を算出してもよい。
これによれば、走行距離を考慮した運送料金を算出することができるので、運送料金をより精度良く算出することができる。
また、前記入力部は、荷物の積込および取卸を含む通常作業以外の附帯作業を開始することを示す附帯作業開始情報を、前記稼働情報として入力可能であり、前記料金テーブルには、前記附帯作業に対応した附帯作業料金が記録され、前記管理端末は、前記附帯作業開始情報が入力された場合には、前記実働時間と前記料金テーブルとに基づいて算出した料金に前記附帯作業料金を加えることで前記運送料金を算出してもよい。
これによれば、附帯作業を考慮した運送料金を算出することができるので、運送料金をより精度良く算出することができる。
本発明によれば、運送料金を精度良く算出することができる。
本発明の一実施形態に係る運送料金算出システムを示す図である。 運送料金システムの構成を示すブロック図である。 管理端末の動作を示すフローチャートである。 車両端末の動作を示すフローチャートである。 料金テーブルを示す図である。 新規の配車依頼を行うための画面を示す図である。 配車手配の画面において、配車依頼の項目の下の欄にカード画像が配置された状態を示す図である。 配車手配の画面において、カード画像が車両IDに対応した欄に移動した状態を示す図である。 運送指示リストを示す図である。 運送指示明細001を示す図である。 運送指示明細002を示す図である。 運行計画を表示した管理端末の画面を示す図である。 車両端末のホーム画面を示す図である。 運行予定画面を示す図である。 業務入力画面を示す図である。 動態入力画面を示す図である。 運転者の1日の稼働状況の一例を示すタイムチャートである。 運行日報を示す図である。 待機時間を運送料金の計算に含めない場合の請求書を示す図である。 待機時間を運送料金の計算に含める場合の請求書を示す図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)に示すように、運送料金算出システム1は、1日に1台の貨物自動車Cをチャータするときにかかる運送料金を算出するためのシステムである。運送料金算出システム1は、移動端末の一例としての車両端末2と、車両端末2とインターネットを介して通信可能な管理端末3と、を備えている。
管理端末3は、例えばデスクトップパソコンであり、キーボード31と、マウス32と、ディスプレイ33と、パソコン本体34とを備えている。パソコン本体34は、CPU、RAM、ROM、入出力回路などを備えている。パソコン本体34は、RAMやROMに記憶されたプログラムやデータに基づいて演算処理を行うことによって、処理を実行する。管理端末3は、プログラムに従って様々な処理を行う手段として機能している。
図1(b)に示すように、車両端末2は、貨物自動車Cの運転者によって操作される端末であり、貨物自動車Cのダッシュボードに固定されている。車両端末2は、タッチパネル21と、タッチパネル21を支持する筐体22とを備えている。また、車両端末2は、CPU、RAM、ROM、管理端末3と通信するための通信機などを備えている。車両端末2は、カーナビゲーション機能を有しており、RAMやROMに記憶されたプログラムやデータに基づいて演算処理を行うことによって、処理を実行する。具体的には、車両端末2は、貨物自動車Cの位置情報や、タッチパネル21に入力される、後述する稼働情報などを管理端末3に送信可能となっている。
ここで、稼働情報とは、運転者の稼働の状況を示す情報、詳しくは、運転者の稼働のうち取引先への料金請求の対象の可能性がある動作を示す情報である。本実施形態において、稼働情報は、荷物の積込および取卸を含む通常作業を開始することを示す通常作業開始情報と、目的地において通常作業が行えない状況であるために待機を開始したことを示す待機開始情報と、通常作業以外の附帯作業を開始することを示す附帯作業開始情報と、を含む。
具体的には、図2に示すように、車両端末2は、入力部2Aと、位置取得部2Bと、記憶部2Cと、を備えている。入力部2Aは、車両端末2がタッチパネル21に図13〜図16に示すような様々な種類のボタンを表示することで実現され、運転者がボタンをタッチすると、車両端末2は、タッチされたボタンに対応した内容の信号を出力する。以下に、本発明と関係する各ボタンについて説明する。
車両端末2は、タッチパネル21に、図13に示すホーム画面を表示し、ホーム画面において、運行開始ボタンB1と、コース業務管理アプリボタンB2と、動態入力ボタンB3を主に表示している。運行開始ボタンB1は、運転者が車庫から貨物自動車Cを出庫させるときに選択されるボタンである。運転者が運行開始ボタンB1を選択すると、車両端末2は、出庫したことを示す情報を管理端末3に送信する。
また、運転者が運行開始ボタンB1を選択した後は、車両端末2が、ボタンB1の文字が「運行開始」から「運行終了」に切り替えて、運行終了ボタンB4を表示する。貨物自動車Cが帰庫したときに運転者が運行終了ボタンB4を選択すると、車両端末2は、運行が終了したことを示す運行終了情報を管理端末3に送信する。なお、車両端末2は、運転者が運行終了ボタンB4を選択した後は、この運行終了ボタンB4を運行開始ボタンB1に切り替える。
コース業務管理アプリボタンB2は、管理端末3から送信されてくる、後述する運行計画をタッチパネル21上に表示させるためのボタンである。運転者がコース業務管理アプリボタンB2を選択すると、車両端末2は、図14に示す運行予定画面をタッチパネル21に表示する。運行予定画面において、車両端末2は、主に、動態入力ボタンB11と、業務ボタンB12をタッチパネル21に表示する。
運転者が業務ボタンB12を選択すると、車両端末2は、図15に示す業務入力画面をタッチパネル21に表示する。業務入力画面において、車両端末2は、主に、積込ボタンB21と、取卸ボタンB22と、待機ボタンB23と、附帯作業ボタンB24と、完了ボタンB25をタッチパネル21に表示する。積込ボタンB21、取卸ボタンB22、待機ボタンB23、附帯作業ボタンB24および完了ボタンB25は、稼働情報を入力可能なボタンである。
運転者が積込ボタンB21または取卸ボタンB22を選択して入力した場合には、車両端末2は、通常作業開始情報を稼働情報として管理端末3に送信する。運転者が待機ボタンB23を選択して入力した場合には、車両端末2は、待機開始情報を稼働情報として管理端末3に送信する。
運転者が附帯作業ボタンB24を選択して入力した場合には、車両端末2は、附帯作業開始情報を稼働情報として管理端末3に送信する。
完了ボタンB25は、運転者が目的地での作業をすべて完了したことを示す作業完了情報を入力可能なボタンである。運転者が完了ボタンB25を選択した場合には、車両端末2は、完了情報を稼働情報として管理端末3に送信する。
図13または図14の画面において、運転者が動態入力ボタンB3,B11を選択すると、車両端末2は、図16に示す動態入力画面をタッチパネル21に表示する。動態入力画面において、車両端末2は、実働ボタンB33と、休憩ボタンB34と、帰庫ボタンB35を表示する。
実働ボタンB33は、取引先への料金請求の対象とはならない労働を含む運転者の実際の労働を開始したことを示す実働開始情報を入力可能なボタンである。出庫時または休憩終了時に運転者が実働ボタンB33を選択した場合には、車両端末2は、実働開始情報を管理端末3に送信する。ここで、実働開始情報は、運行日報の作成に必要な情報である。
休憩ボタンB34は、運転者が休憩を開始することを示す休憩開始情報を稼働情報として入力可能なボタンである。休憩開始時において運転者が休憩ボタンB34を選択すると、車両端末2は、休憩開始情報を管理端末3に送信する。
帰庫ボタンB35は、貨物自動車Cが帰庫したことを示す帰庫情報を入力可能なボタンである。帰庫時において運転者が帰庫ボタンB35を選択すると、車両端末2は、帰庫情報を管理端末3に送信する。ここで、帰庫情報は、運行日報の作成に必要な情報である。
図2に戻って、位置取得部2Bは、GPSによって貨物自動車Cの位置情報を取得する機能を有している。具体的には、位置取得部2Bは、例えば3秒に1回などの所定の周期で位置情報を取得する。また、位置取得部2Bは、取得した位置情報を、管理端末3に送信するとともに、記憶部2Cに記憶する。
車両端末2は、入力部2Aまたは位置取得部2Bから出力されてくる情報を管理端末3に送信するとともに、管理端末3から送信されてくる、後述する運行計画を受信する。車両端末2は、受信した運行計画を、タッチパネル21に出力し、タッチパネル21上に表示する。
記憶部2Cは、入力部2Aに入力された稼働情報と位置取得部2Bで取得した位置情報を蓄積する機能を有している。蓄積された情報は、運転者が運行を終了するときにおいて、前述した運行終了ボタンB4または帰庫ボタンB35を選択することで、管理端末3に送信される。
管理端末3は、運行計画作成部3Aと、出庫時走行距離算出部3Bと、帰庫時走行距離算出部3Cと、目的地間距離算出部3Dと、運行日報作成部3Eと、請求書作成部3Fと、総稼働時間算出部3Gと、休憩時間算出部3Hと、待機時間算出部3Iと、実働時間算出部3Jと、記憶部3Kと、を備えている。
運行計画作成部3Aは、管理端末3を操作するオペレータによって入力される情報に基づいて、貨物自動車Cの運行計画を作成する機能を有している。なお、オペレータによって入力される情報は、主に、運送する荷物の情報や、荷物の積込または取卸を行うための少なくとも2つの目的地の情報などを含んでいる。運行計画作成部3Aは、目的地に応じた運行計画を作成すると、作成した運行計画を車両端末2に送信する。
出庫時走行距離算出部3Bは、車両端末2から送信されてくる貨物自動車Cの位置情報に基づいて、貨物自動車Cの車庫から最初の目的地までの距離である出庫時走行距離を算出する機能を有している。出庫時走行距離算出部3Bは、出庫時走行距離を算出すると、算出した出庫時走行距離を運行日報作成部3Eに出力する。
帰庫時走行距離算出部3Cは、車両端末2から送信されてくる貨物自動車Cの位置情報に基づいて、最後の目的地から車庫までの距離である帰庫時走行距離を算出する機能を有している。帰庫時走行距離算出部3Cは、帰庫時走行距離を算出すると、算出した帰庫時走行距離を運行日報作成部3Eに出力する。
目的地間距離算出部3Dは、車両端末2から送信されてくる貨物自動車Cの位置情報に基づいて、各目的地間の距離である目的地間走行距離を算出する機能を有している。目的地間距離算出部3Dは、目的地間走行距離を算出すると、算出した目的地間走行距離を運行日報作成部3Eと請求書作成部3Fに出力する。
運行日報作成部3Eは、出庫時走行距離、目的地間走行距離、帰庫時走行距離に基づいて運行日報を作成する機能を有している。詳しくは、運行日報作成部3Eは、前述した各距離の情報の他に、車庫や各目的地における到着・出発の時刻を取得し、各時刻と各距離とに基づいて、図18に示すような運行日報を、車両IDごとに作成する。なお、前述した到着・出発の時刻などの、管理端末3で特定する時刻は、車両端末2から位置情報または稼働情報とともに送信される時刻を利用してもよいし、管理端末3が位置情報または稼働情報を受信した時刻を利用してもよい。また、時刻は、位置情報または稼働情報と関連付けられて、記憶部3Kに記憶されてもよい。
図2に戻って、総稼働時間算出部3Gは、運転者が最初の目的地で最初の労務を開始してから最後の目的地で最後の労務を完了するまでの総稼働時間を算出する機能を有している。詳しくは、総稼働時間算出部3Gは、車両端末2から送信されてくる稼働情報に基づいて、貨物自動車Cが最初の目的地に到着してから最初に稼働情報が入力された時刻を、開始時刻として総稼働時間を算出する。また、総稼働時間算出部3Gは、車両端末2から送信されてくる作業完了情報または位置情報に基づいて、最後の目的地において作業完了情報が入力された時刻、または、貨物自動車Cが最後の目的地から出発した時刻を、終了時刻として総稼働時間を算出する。総稼働時間算出部3Gは、総稼働時間を算出すると、算出した総稼働時間を実働時間算出部3Jに出力する。
休憩時間算出部3Hは、休憩開始情報などに基づいて、休憩時間を算出する機能を有している。具体的に、休憩時間算出部3Hは、原則、休憩開始情報が入力された時刻から休憩が終了したことを示す情報が入力された時刻までの時間を、休憩時間として算出する。ここで、休憩が終了したことを示す情報は、例えば、前述した実働開始情報であってもよいし、選択状態の休憩ボタンB34を再度選択することによって出力される休憩終了情報であってもよい。
また、休憩時間算出部3Hは、休憩開始情報を受信していない場合であっても、貨物自動車Cが目的地以外の場所である非目的地において所定時間TA(例えば15分)以上停車した場合には、非目的地での停車時間を、休憩時間として設定する。さらに、休憩時間算出部3Hは、貨物自動車Cが非目的地に到着してから所定時間TA未満の時間が経過したときに休憩開始情報が入力された場合には、非目的地に到着した時刻を、休憩時間の開始時刻として、休憩時間を算出する。休憩時間算出部3Hは、休憩時間を算出すると、算出した休憩時間を実働時間算出部3Jに出力する。
なお、非目的地に到着した時刻は、位置情報と、この位置情報が送信された時刻または管理装置3で位置情報を受信した時刻とに基づいて、計算することができる。また、非目的地での停車時間は、位置情報と時刻に基づいて、貨物自動車Cが非目的地に到着してから非目的地を出発するまでの時間として計算することができる。
待機時間算出部3Iは、待機開始情報などに基づいて待機時間を算出する機能を有している。具体的に、待機時間算出部3Iは、原則、待機開始情報が入力された時刻から待機が終了したことを示す情報が入力された時刻までの時間を、待機時間として算出する。ここで、待機が終了したことを示す情報は、前述した通常作業開始情報であってもよいし、選択状態の待機ボタンB23を再度選択することによって出力される待機終了情報であってもよい。
また、待機時間算出部3Iは、待機開始情報を受信していない場合には、貨物自動車Cが目的地に到達してから最初に通常作業開始情報が入力されるまでの時間を、待機時間として設定する。待機時間算出部3Iは、待機時間を算出すると、算出した待機時間を実働時間算出部3Jに出力する。
実働時間算出部3Jは、総稼働時間、休憩時間および待機時間に基づいて、実働時間を算出する機能を有している。ここで、実働時間は、運転者が最初の目的地で最初の労務を開始してから最後の目的地で最後の労務を完了するまでの間に運転者が実際に行った労務に対応した時間である。詳しくは、実働時間は、総稼働時間から、休憩時間などの料金請求の対象外となる時間を控除した時間である。
また、待機時間は、管理装置3のオペレータによる選択によって、実働時間の算出から除外されるか否かを選択可能となっている。詳しくは、実働時間算出部3Jは、後述する料金テーブルTBのチェックボックスCB(図5参照)にチェックマークがある場合、つまり選択情報であるチェックボックスCBが待機時間を実働時間に含めないことを示す場合には、総稼働時間から休憩時間および待機時間を減算することで、実働時間を算出する。また、実働時間算出部3Jは、料金テーブルTBのチェックボックスCBにチェックマークがない場合、つまり待機時間を実働時間に含める場合には、総稼働時間から休憩時間を減算することで、実働時間を算出する。実働時間算出部3Jは、実働時間を算出すると、算出した実働時間を請求書作成部3Fに出力する。
料金テーブルTBは、記憶部3Kに記憶可能となっている。詳しくは、記憶部3Kには、料金テーブルTBを記憶するための領域を作成可能であるが、管理端末3の販売時には、料金テーブルTBが記憶されていない。管理端末3を購入した会社のオペレータが前記領域を作成して料金テーブルTBに料金を入力することによって、料金テーブルTBが記憶部3Kに記憶される。料金テーブルTBは、取引先ごとに記憶部3Kに記憶可能となっている。
図5は、所定の取引先(X精密機器)に対応した料金テーブルTBを示す図である。料金テーブルTBには、基本時間と、基本距離と、基本運賃と、時間超過料金と、距離超過料金と、祝祭日割増と、附帯作業料金と、選択情報としてのチェックボックスCBが記録されている。基本時間は、1日の上限稼働時間を示す時間であり、X精密機器との関係においては、8時間に設定されている。基本距離は、1日の上限走行距離を示す距離であり、X精密機器との関係においては、100kmに設定されている。
基本運賃は、1日に1台の貨物自動車Cをチャータするのにかかる運賃であり、前述した基本時間内、かつ、基本距離内での貨物自動車Cの使用にかかる運賃である。基本運賃は、車種ごとに異なる値に設定されている。X精密機器との関係において、4tの貨物自動車Cの基本運賃は、15,000円に設定され、8tの貨物自動車Cの基本運賃は、16,000円に設定されている。
時間超過料金は、実働時間が基本時間を超えた場合の超過時間に対応した料金であり、車種ごとに異なる値に設定されている。X精密機器との関係において、4tの貨物自動車Cの時間超過料金は、500円(1時間毎)に設定され、8tの貨物自動車Cの時間超過料金は、600円(1時間毎)に設定されている。
距離超過料金は、目的地間走行距離が基本距離を超えた場合の超過距離に対応した料金であり、車種ごとに異なる値に設定されている。X精密機器との関係において、4tの貨物自動車Cの距離超過料金は、500円(1km毎)に設定され、8tの貨物自動車Cの距離超過料金は、600円(1km毎)に設定されている。
祝祭日割増は、祝祭日の稼働に対する割増料金である。X精密機器との関係において、祝祭日割増は、20%に設定されている。
附帯作業料金は、附帯作業に対応した料金であり、車種ごとに異なる値に設定されている。なお、本実施形態では、附帯作業としてフォークリフトで荷物を積み卸す作業を例示するが、附帯作業として、その他の作業も記録することができる。
X精密機器との関係において、4tの貨物自動車Cでの附帯作業料金は、1,500円(作業1回あたり)に設定され、8tの貨物自動車Cでの附帯作業料金は、2,000円(作業1回あたり)に設定されている。
チェックボックスCBは、待機時間を実働時間に含めるか否かを選択するための選択情報である。チェックボックスCBは、四角い枠として表示されており、その隣には、「待機時間を運送料金計算から除外する」といったメッセージが表示されている。
チェックボックスCBには、レ点などのチェックマークが入力可能となっている。オペレータは、マウス32などを操作することによって、チェックボックスCBにチェックマークを入力したり、チェックボックスCBからチェックマークを外すことが可能となっている。
チェックボックスCBにチェックマークが入力されている場合には、待機時間が運送料金計算から除外され、チェックボックスCBにチェックマークがない場合には、待機時間を考慮して運送料金計算が行われる。
請求書作成部3Fは、実働時間と、目的地間走行距離と、附帯作業開始情報と、料金テーブルTBとに基づいて運送料金を算出し、運送料金に基づいて、図19や図20に示すような請求書を作成する機能を有している。具体的に、請求書作成部3Fは、実働時間・目的地間走行距離がそれぞれ基本時間・基本距離以内である場合には、車種に応じた基本運賃を、運行費用として算出する。
また、請求書作成部3Fは、実働時間・目的地間走行距離の少なくとも一方が基本時間・基本距離を超過している場合には、車種に応じた基本運賃に、超過分の料金(時間超過料金・距離超過料金)を加算して運行費用を算出する。なお、請求書作成部3Fは、運行日が祝祭日である場合には、運行費用を20%割増した額とする。
請求書作成部3Fは、附帯作業開始情報が入力されている場合には、実働時間と料金テーブルTBとに基づいて算出した料金である運行費用に、附帯作業料金を加えることで運送料金を算出する。なお、運行時に高速道路を使用した場合には、請求書作成部3Fは、図示せぬ高速料金の使用料が記録された高速道路テーブルを参照して、高速料金を算出する。そして、請求書作成部3Fは、運送料金と、運送料金にかかる消費税と、高速料金を加算して請求額を決定する。
次に、管理端末3および車両端末2における各処理について図3および図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図3に示すように、管理端末3は、オペレータからの配車依頼の入力を受け付ける(S1)。ここで、配車依頼とは、荷物の種類や荷物の積込先・取卸先である目的地を、所定の車両IDの貨物自動車Cに割り当てる作業をいう。
ステップS1において配車依頼の入力が完了すると、管理端末3は、所定の車両IDに対する運行計画を作成する(S2)。ステップS2の後、管理端末3は、作成した運行計画を、所定の車両IDに対応した貨物自動車Cの車両端末2に送信する(S3)。
ステップS3の後、管理端末3は、車両端末2から送信されてくる位置情報または稼働情報を受信して記憶部3Kに記録する(S4)。ステップS4の後、管理端末3は、車両端末2から送信されてくる情報に基づいて、貨物自動車Cが帰庫したか否かを判断する(S5)。
ステップS5において貨物自動車Cが帰庫していないと判断した場合には(No)、管理端末3は、ステップS4の処理に戻る。ステップS5において貨物自動車Cが帰庫したと判断した場合には(Yes)、管理端末3は、記憶部3Kに記録した位置情報および稼働情報に基づいて、運行日報と請求書を作成して(S6)、本処理を終了する。
図4に示すように、車両端末2は、管理端末3から運行計画を受信したか否かを判断する(S11)。ステップS11において運行計画を受信していないと判断した場合には(No)、車両端末2は、本処理を終了する。
ステップS11において運行計画を受信したと判断した場合には(Yes)、車両端末2は、運行計画に基づいて、カーナビゲーションシステムにおける目的地を設定する(S12)。ステップS12の後、車両端末2は、管理端末3に位置情報を送信する(S13)。
ステップS13の後、車両端末2は、運転者によって稼働情報が入力されたか否かを判断する(S14)。ステップS14において稼働情報が入力されていないと判断した場合には(No)、車両端末2は、ステップS13の処理に戻る。
ステップS14において稼働情報が入力されたと判断した場合には(Yes)、車両端末2は、入力された稼働情報を管理端末3に送信する(S15)。ステップS15の後、車両端末2は、位置情報または稼働情報に基づいて、運行が終了したか否かを判断する(S16)。
ステップS16において運行が終了していないと判断した場合には(No)、車両端末2は、ステップS13の処理に戻る。ステップS16において運行が終了したと判断した場合には(Yes)、車両端末2は、本処理を終了する。
次に、運送料金算出システム1の具体的な使用方法の一例について説明する。
管理端末3のオペレータは、まず、運送料金を算出するためのプログラムを立ち上げ、所定の操作を行うことで、図6に示す新規の配車依頼を行うための画面をディスプレイ33に表示させる。新規配車依頼の画面において、オペレータは、取引先や配車区分などの入力項目に必要な情報を入力する。具体的に、オペレータは、取引先の項目に「X精密機器」、配車区分の項目に「チャータ」、積込先の項目に「X精密機器 厚木センタ」、取卸先の項目に「Y製作所」、品物の項目に「サーボUNIT 900Kg」を入力する。なお、依頼No、積込日、取卸日の項目には、適宜、対応した情報を入力する。
これにより、サーボUNITをX精密機器の厚木センタで積み込んでY製作所で取り卸す内容を示す第1配車依頼が作成される。第1配車依頼とは別の第2配車依頼を加えたい場合には、オペレータは、備考の項目に、第2配車依頼に関連する内容を入力する。具体的に、オペレータは、備考の項目に、「故障ユニットを厚木まで引き上げてください。」などの情報を入力する。
その後、オペレータが明細追加ボタンB41を選択すると、第2配車依頼を入力するためのサブウインドウが開く。オペレータは、サブウインドウに表示された、積込先、取卸先、品物、追加作業などの入力項目に必要な情報を入力する。具体的に、オペレータは、積込先の項目に「Y製作所」、取卸先の項目に「X精密機器」、品物の項目に「故障サーボUNIT」、追加作業の項目に「フォークリフト積卸」を入力する。ここで、追加作業は、附帯作業に相当する。
このようなオペレータの入力により、故障サーボUNITをY製作所で積み込んでX精密機器の厚木センタで取り卸す内容を示す第2配車依頼が作成される。その後、オペレータが保存ボタンB42を選択すると、第1配車依頼および第2配車依頼の作成が完了する。
その後、オペレータは、所定の操作を行うことで、図7に示す配車手配の画面をディスプレイ33に表示させる。配車手配の画面では、2行2列の表が表示されており、1列目の項目名は、「配車依頼」、2列目の項目名は、「車両・運転者/配送予定」となっている。配車依頼の項目の下の欄には、作成した第1配車依頼・第2配車依頼の内容を示すカード型の画像(以下、「カード画像G1,G2」とも称する。)が表示される。
また、車両・運転者/配送予定の項目の下には、横の罫線で仕切られた複数の欄が設定されている。各欄には、種々の車両IDに対応した車種・運転者の情報が表示される。例えば、車両IDとして「0861」が割り当てられた貨物自動車Cは、車種が8tであり、運転者が鈴木となっている。
オペレータは、カード画像G1,G2を、種々の車両IDに対応した欄にドラッグ&ドロップすることで、図8に示すように、配車手配を完了する。この例では、車両IDが「0861」となる欄に、2つのカード画像G1,G2が入力されている。
配車手配が完了すると、管理端末3は、図9に示すような運送指示リストを作成する。運送指示リストには、第1配車依頼および第2配車依頼の内容を示す情報や、各配車依頼に対応した車両IDなどの情報が表示される。また、管理端末3は、運送指示リストに加え、図10および図11に示す運送指示明細を作成する。運送指示明細001には、第1配車依頼の内容を示す情報や、第1配車依頼に対応した車両IDなどの情報が表示される。運送指示明細002には、第2配車依頼の内容を示す情報や、第2配車依頼に対応した車両IDなどの情報が表示される。
また、配車手配が完了すると、管理端末3は、図12に示すような運行計画を作成する。管理端末3は、車庫の位置や各目的地の位置などに基づいて、貨物自動車Cの最適なルートを設定するとともに、使用する高速道路や休憩場所を設定する。なお、この例においては、第1配送依頼においてX精密機器の厚木センタに到着する時刻が午前9:00と指定されている例を示している。また、この例においては、車庫の住所が「麹町」で、Y製作所の住所が「亀戸」である例を示している。
具体的に、管理端末3は、車庫である麹町基地、X精密機器(厚木)、Y製作所(亀戸)、厚木パーキングエリア、X精密機器(厚木)、麹町基地の順にルートを設定する。その後、オペレータが、「車両へ送信」と記載されたボタンB51を選択すると、管理端末3は、運行計画を車両端末2に送信する。
車両端末2が運行計画を受信した後、図13に示すように、運転者が、車両端末2のタッチパネル21に表示されたホーム画面において、コース業務管理アプリボタンB2を選択すると、図14に示す運行予定画面がタッチパネル21に表示される。これにより、運転者が、運行のルートを把握することができる。
図17に示すように、運転者が車庫内の貨物自動車Cに乗り込んで運行を開始する際には、まず、図13に示すホーム画面で運行開始ボタンB1を選択するとともに、図16に示す動態入力画面で実働ボタンB33を選択する。これにより、車両端末2は、位置情報と、運行開始を示す情報と、実際の労働の開始を示す情報を、管理端末3に送信する。管理端末3は、運行と実際の労働が7時30分に開始されたと把握する。
その後、運転者は、貨物自動車Cを運転して、車庫からX精密機器(厚木)に移動する。この間、車両端末2は、所定のサイクルで位置情報と時刻を管理端末3に送信する。
貨物自動車CがX精密機器に約束の時刻である9時よりも前に到着した場合には、X精密機器においてサーボUNITの積込作業を開始できないことがある。この場合、運転者が通常作業をしておらず、かつ、約束の時刻よりも前の時刻であるため、このときの待ち時間は料金請求の対象とすることができない。この場合、運転者は、車両端末2を何も操作せずに、ただ待機する。
約束の時刻になってサーボUNITの積込作業を開始できる状態になった場合には、運転者は、図15に示す業務入力画面で積込ボタンB21を選択する。これにより、通常作業開始情報が車両端末2から管理端末3に送信される。そのため、管理端末3は、9時に最初の通常作業が開始されたと判断し、この時刻を総稼働時間の開始時刻に設定する。
運転者は、サーボUNITの積込作業が9時45分に完了すると、図15に示す業務入力画面で完了ボタンB25を選択する。これにより、作業完了情報が車両端末2から管理端末3に送信される。そのため、管理端末3は、9時45分に積込作業が完了したと判断する。なお、運転者が完了ボタンB25を選択し忘れた場合であっても、貨物自動車Cを次の目的地へ向けて発進させることによる位置情報の変化によって、管理端末3は、9時45分に積込作業が完了したと判断することができる。
その後、運転者は、貨物自動車Cを運転して、X精密機器(厚木)からY製作所(亀戸)に移動する。この間、車両端末2は、所定のサイクルで位置情報と時刻を管理端末3に送信する。
貨物自動車CがY製作所に12時50分に到着すると、運転者は、図15に示す業務入力画面で取卸ボタンB22を選択する。これにより、通常作業開始情報が車両端末2から管理端末3に送信され、管理端末3は、Y製作所での通常作業(サーボUNITの取卸作業)が12時50分に開始されたと判断する。
サーボUNITの取卸作業が13時10分に完了した後、次の作業である附帯作業を行う場合には、運転者は、図15に示す業務入力画面で附帯作業ボタンB24を選択する。これにより、附帯作業開始情報が車両端末2から管理端末3に送信され、管理端末3は、Y製作所での附帯作業(フォークリフト積卸)が13時10分に開始されたと判断する。
運転者は、附帯作業において、フォークリフトを操縦することで、複数の故障サーボUNITが入った木枠を、Y製作所のある地点から貨物自動車Cの近くまで運ぶ。運転者は、附帯作業が13時40分に完了した後、木枠内の故障サーボUNITを貨物自動車C内に積み込む積込作業を行う。
積込作業を開始する際には、運転者は、図15に示す業務入力画面で積込ボタンB21を選択する。これにより、通常作業開始情報が車両端末2から管理端末3に送信され、管理端末3は、Y製作所での通常作業(故障サーボUNITの積込)が13時40分に開始されたと判断する。
故障サーボUNITの積込作業が完了した後の運転者の動作などは、前述したサーボUNITの積込作業完了後の動作などと同じなので説明は省略する。貨物自動車CがY製作所を出発して、厚木パーキングエリアに16時30分に到着すると、運転者は、図16に示す動態入力画面で休憩ボタンB34を選択する。これにより、休憩開始情報が車両端末2から管理端末3に送信され、管理端末3は、16時30分に休憩が開始されたと判断する。
運転者は、17時30分に休憩を終えて、図16に示す動態入力画面で実働ボタンB33を選択すると、実働開始情報が車両端末2から管理端末3に送信される。これにより、管理端末3は、17時30分に休憩が終了したと判断し、休憩の開始時刻と終了時刻から休憩時間を1時間と算出する。なお、休憩終了の判断は、貨物自動車Cを厚木パーキングエリアから発進させることによる位置情報の変化に基づいて行ってもよい。
貨物自動車Cが厚木パーキングエリアを出発して、X精密機器(厚木)に17時40分に到着した際において、故障サーボUNITの取卸作業ができない状況である場合には、運転者は、図15に示す業務入力画面で待機ボタンB23を選択する。これにより、待機開始情報が車両端末2から管理端末3に送信され、管理端末3は、17時40分に待機が開始されたと判断する。
その後、18時40分に故障サーボUNITの取卸作業ができる状況になると、運転者は、図15に示す業務入力画面で取卸ボタンB22を選択する。これにより、通常作業開始情報が車両端末2から管理端末3に送信され、管理端末3は、18時40分に待機が終了して、通常作業(取卸作業)が開始されたと判断する。さらに、管理端末3は、待機の開始時刻と終了時刻から待機時間を1時間と算出する。
運転者は、故障サーボUNITの取卸作業が19時に完了すると、図15に示す業務入力画面で完了ボタンB25を選択する。これにより、作業完了情報が車両端末2から管理端末3に送信され、管理端末3は、19時に最後の目的地でのすべての作業が完了したと判断し、この時刻を総稼働時間の終了時刻として、総稼働時間を9時から19時までの10時間と算出する。なお、運転者が完了ボタンB25を選択し忘れた場合であっても、管理端末3は、位置情報に基づいて、貨物自動車Cが最後の目的地から出発した時刻を特定し、この時刻を終了時刻として総稼働時間を算出する。
貨物自動車CがX精密機器を出発して、車庫に20時に到着すると、運転者は、図16に示す動態入力画面で帰庫ボタンB35を選択するとともに、図13に示す運行終了ボタンB4を選択する。これにより、車両端末2は、記憶部2Cで蓄積している1日分の稼働情報および位置情報を管理端末3に送信する。そのため、仮に運行中において位置情報が管理端末3に送信できなかった時間帯が存在しても、管理端末3は、最後に受信した1日分の稼働情報および位置情報に基づいて、前記時間帯において不足した情報を補うことができる。
また、帰庫ボタンB35および運行終了ボタンB4が選択されると、前述した情報の他、帰庫情報および運行終了情報も車両端末2から管理端末3に送信される。これにより、管理端末3は、これらの情報に基づいて、20時に帰庫して運行が終了したと判断する。なお、運転者が帰庫ボタンB35および運行終了ボタンB4を選択し忘れた場合であっても、管理端末3は、位置情報に基づいて、貨物自動車Cが車庫に帰庫して運行が終了したと判断することができる。
貨物自動車Cの運行が終了すると、管理端末3は、稼働情報と、位置情報と、これらの情報が入力された時刻とに基づいて、図18に示す運行日報と、図19または図20に示す請求書を作成する。管理端末3は、運行日報の作成にあたって、主に、出庫時走行距離および帰庫時走行距離を50kmと算出し、目的地間走行距離を140km(70km+67km+3km)と算出し、高速料金を行きと帰りでそれぞれ2,200円と算出する。
図19は、待機時間を運送料金の計算に含まない場合の請求書を示す。この請求書を作成するにあたって、管理端末3は、高速料金を往復分の4,400円とし、図5の料金テーブルTBに基づいて、基本運賃を16,000円、附帯作業料金を2,000円とする。また、図17に示すように、管理端末3は、総稼働時間(10時間)から、休憩時間(1時間)と待機時間(1時間)を減算することで、実働時間を8時間と算出する。この場合、実働時間が基本時間を超えないため、管理端末3は、時間超過料金を0円とする。
また、管理端末3は、目的地間走行距離が140kmであることから、基本距離100kmから40km超過していると判断し、超過距離40kmに対して1kmあたりの距離超過料金600円を乗算することで、距離超過料金を24,000円と算出する。そして、管理端末3は、高速料金以外の料金の消費税を算出し、合計値を算出する。
図20は、待機時間を運送料金の計算に含める場合の請求書を示す。なお、以下の説明では、前述した計算方法と同じ方法で算出・設定する料金については説明を省略する。
待機時間を運送料金の計算に含める場合には、図17に示すように、管理端末3は、総稼働時間(10時間)から休憩時間(1時間)のみを減算することで、実働時間を9時間と算出する。この場合、実働時間が基本時間よりも1時間超過するので、管理端末3は、超過時間1時間に対して1時間あたりの時間超過料金600円を乗算することで、時間超過料金を600円と算出する。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
貨物自動車Cが最初の目的地に到着してから最初に稼働情報が入力された時刻を、開始時刻として総稼働時間を算出するので、貨物自動車Cが最初の目的地に到着してから最初に稼働情報が入力されるまでの時間は、総稼働時間に含まれない。そのため、総稼働時間を実際に運転者が稼働している時間に正確に対応させることができるので、運送料金を精度良く算出することができる。
最後の目的地において作業完了情報が入力された時刻、または、貨物自動車Cが最後の目的地から出発した時刻を、総稼働時間の終了時刻とすることで、総稼働時間の終了時刻を、運転者の稼働が終了した時刻に正確に対応させることができるので、運送料金をより精度良く算出することができる。
運転者によって入力される休憩開始情報に基づいて休憩時間を算出することで、運転者の休憩時間を正確に算出することができるので、運送料金をより精度良く算出することができる。
管理端末3が、休憩開始情報を受信していない場合であっても、貨物自動車Cが目的地以外の場所である非目的地(休憩場所)において所定時間TA以上停車した場合には、非目的地での停車時間を休憩時間として設定するので、運転者が休憩開始情報を入力し忘れた場合であっても、休憩時間を精度良く算出することができる。
管理端末3が、貨物自動車Cが非目的地に到着してから所定時間TA未満の時間が経過したときに休憩開始情報が入力された場合には、非目的地に到着した時刻を、休憩時間の開始時刻として休憩時間を算出するので、運転者が非目的地に到着した後、しばらく経ってから休憩開始情報を入力した場合であっても、休憩時間を精度良く算出することができる。
管理端末3が、貨物自動車Cが目的地に到達してから最初に通常作業開始情報が入力されるまでの時間を、待機時間として設定するので、仮に運転者が待機ボタンB23を選択し忘れた場合であっても、目的地において通常作業をしていない待機時間を正確に把握することができる。
チェックボックスCBが待機時間を実働時間に含めないことを示す場合には、総稼働時間から待機時間を減算することで実働時間を算出するので、取引の実情に応じて実働時間を算出することができる。
管理端末3が目的地間走行距離に基づいて運送料金を算出することで、走行距離を考慮した運送料金を算出することができるので、運送料金をより精度良く算出することができる。
管理端末3が附帯作業を考慮した運送料金を算出するので、運送料金をより精度良く算出することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、最初の目的地において最初に入力される稼働情報を、通常作業開始情報としたが、本発明はこれに限定されず、最初に入力される稼働情報は、その他の稼働情報、例えば待機開始情報であってもよい。
前記実施形態では、移動端末として貨物自動車Cに搭載される車両端末2を例示したが、本発明はこれに限定されず、移動端末は、例えばスマートフォンなどの携帯端末であってもよい。
前記実施形態では、入力部としてタッチパネル21を例示したが、本発明はこれに限定されず、入力部は、例えば、ボタンスイッチ、キーボード、音声によって情報を入力する音声入力装置などであってもよい。
1 運送料金算出システム
2 車両端末
2B 位置取得部
3 管理端末
21 タッチパネル
C 貨物自動車
TB 料金テーブル

Claims (10)

  1. 貨物自動車の運転者によって操作される移動端末と、
    前記移動端末と通信可能な管理端末と、を備える運送料金算出システムであって、
    前記管理端末は、荷物の積込または取卸を行うための少なくとも2つの目的地に応じた貨物自動車の運行計画を前記移動端末に送信可能であり、
    前記移動端末は、
    前記運転者の稼働の状況を示す稼働情報であって、前記運転者が休憩を開始することを示す休憩開始情報を含む稼働情報を入力可能な入力部と、
    前記貨物自動車の位置情報を取得する位置取得部と、を備え、
    前記稼働情報および前記位置情報を前記管理端末に送信し、
    前記管理端末は、
    1日に1台の貨物自動車をチャータするのにかかる基本運賃と、1日の上限稼働時間を示す基本時間と、実働時間が前記基本時間を超えた場合の超過時間に対応した時間超過料金とが記録された料金テーブルを記憶可能であり、
    前記貨物自動車が最初の目的地に到着してから最初に前記稼働情報が入力された時刻を、開始時刻として総稼働時間を算出し、
    前記休憩開始情報に基づいて、休憩時間を算出し、
    前記総稼働時間から前記休憩時間を減算することで、前記実働時間を算出し、
    前記実働時間と前記料金テーブルとに基づいて運送料金を算出可能であり、
    前記休憩開始情報を受信していない場合であっても、位置情報と、当該位置情報に対応する時刻に基づいて、前記貨物自動車が前記運行計画の前記目的地以外の場所である非目的地において所定時間以上停車したと判定した場合には、前記非目的地での停車時間を、前記休憩時間として設定することを特徴とする運送料金算出システム。
  2. 前記入力部は、前記運転者が前記目的地での作業をすべて完了したことを示す作業完了情報を、前記稼働情報として入力可能であり、
    前記管理端末は、最後の目的地において前記作業完了情報が入力された時刻、または、前記貨物自動車が最後の目的地から出発した時刻を、終了時刻として前記総稼働時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の運送料金算出システム。
  3. 前記管理端末は、前記貨物自動車が前記非目的地に到着してから前記所定時間未満の時間が経過したときに前記休憩開始情報が入力された場合には、前記非目的地に到着した時刻を、前記休憩時間の開始時刻として、前記休憩時間を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の運送料金算出システム。
  4. 前記入力部は、荷物の積込および取卸を含む通常作業を開始することを示す通常作業開始情報を、前記稼働情報として入力可能であり、
    前記管理端末は、前記貨物自動車が前記目的地に到達してから最初に前記通常作業開始情報が入力されるまでの時間を、待機時間として設定することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の運送料金算出システム。
  5. 前記管理端末は、
    前記待機時間を前記実働時間に含めるか否かを選択するための選択情報を記憶可能であり、
    前記選択情報が前記待機時間を前記実働時間に含めないことを示す場合には、前記総稼働時間から前記待機時間を減算することで、前記実働時間を算出することを特徴とする請求項に記載の運送料金算出システム。
  6. 前記管理端末は、
    前記貨物自動車の車庫から最初の目的地までの距離である出庫時走行距離と、
    各目的地間の距離である目的地間走行距離と、
    最後の目的地から前記車庫までの距離である帰庫時走行距離と、を前記位置情報に基づいて算出し、
    前記出庫時走行距離、前記目的地間走行距離、前記帰庫時走行距離に基づいて運行日報を作成することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の運送料金算出システム。
  7. 前記料金テーブルには、1日の上限走行距離を示す基本距離と、前記目的地間走行距離が前記基本距離を超えた場合の超過距離に対応した距離超過料金とを記録可能であり、
    前記管理端末は、前記実働時間と、前記目的地間走行距離と、前記料金テーブルとに基づいて運送料金を算出することを特徴とする請求項に記載の運送料金算出システム。
  8. 貨物自動車の運転者によって操作される移動端末と、
    前記移動端末と通信可能な管理端末と、を備える運送料金算出システムであって、
    前記管理端末は、荷物の積込または取卸を行うための少なくとも2つの目的地に応じた貨物自動車の運行計画を前記移動端末に送信可能であり、
    前記移動端末は、
    前記運転者の稼働の状況を示す稼働情報であって、荷物の積込および取卸を含む通常作業以外の附帯作業を開始することを示す附帯作業開始情報を含む稼働情報を入力可能な入力部と、
    前記貨物自動車の位置情報を取得する位置取得部と、を備え、
    前記稼働情報および前記位置情報を前記管理端末に送信し、
    前記管理端末は、
    1日に1台の貨物自動車をチャータするのにかかる基本運賃と、1日の上限稼働時間を示す基本時間と、実働時間が前記基本時間を超えた場合の超過時間に対応した時間超過料金と、前記附帯作業に対応した附帯作業料金とが記録された料金テーブルを記憶可能であり、
    前記貨物自動車が最初の目的地に到着してから最初に前記稼働情報が入力された時刻を、開始時刻として総稼働時間を算出し、
    前記総稼働時間に基づいて、前記実働時間を算出し、
    前記実働時間と前記料金テーブルとに基づいて運送料金を算出可能であり、
    前記附帯作業開始情報が入力された場合には、前記実働時間と前記料金テーブルとに基づいて算出した料金に前記附帯作業料金を加えることで前記運送料金を算出することを特徴とする運送料金算出システム。
  9. 貨物自動車の運転者によって操作される移動端末であって、前記運転者の稼働の状況を示す稼働情報であって、前記運転者が休憩を開始することを示す休憩開始情報を含む稼働情報を入力可能な入力部と、前記貨物自動車の位置情報を取得する位置取得部とを備え、前記稼働情報および前記位置情報を送信する移動端末と通信可能な管理端末において運送料金を算出するためのプログラムであって、
    前記管理端末を、
    荷物の積込または取卸を行うための少なくとも2つの目的地に応じた貨物自動車の運行計画を前記移動端末に送信可能な手段と、
    1日に1台の貨物自動車をチャータするのにかかる基本運賃と、1日の上限稼働時間を示す基本時間と、実働時間が前記基本時間を超えた場合の超過時間に対応した時間超過料金とが記録された料金テーブルを記憶可能な手段と、
    前記貨物自動車が最初の目的地に到着してから最初に前記稼働情報が入力された時刻を、開始時刻として総稼働時間を算出する手段と、
    前記休憩開始情報に基づいて、休憩時間を算出する手段と、
    前記総稼働時間から前記休憩時間を減算することで、前記実働時間を算出する手段と、
    前記実働時間と前記料金テーブルとに基づいて運送料金を算出する手段と
    前記休憩開始情報を受信していない場合であっても、位置情報と、当該位置情報に対応する時刻に基づいて、前記貨物自動車が前記運行計画の前記目的地以外の場所である非目的地において所定時間以上停車したと判定した場合には、前記非目的地での停車時間を、前記休憩時間として設定する手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 貨物自動車の運転者によって操作される移動端末と、
    前記移動端末と通信可能な管理端末と、を備える運送料金算出システムであって、
    前記管理端末は、荷物の積込または取卸を行うための少なくとも2つの目的地に応じた貨物自動車の運行計画を前記移動端末に送信可能であり、
    前記移動端末は、
    前記運転者の稼働の状況を示す稼働情報を入力可能な入力部と、
    前記貨物自動車の位置情報を取得する位置取得部と、を備え、
    前記稼働情報および前記位置情報を前記管理端末に送信し、
    前記管理端末は、
    1日に1台の貨物自動車をチャータするのにかかる基本運賃と、1日の上限稼働時間を示す基本時間と、実働時間が前記基本時間を超えた場合の超過時間に対応した時間超過料金とが記録された料金テーブルを記憶可能であるとともに、取引先の情報を含む複数の配車依頼を、1つの車両に対して割り当て可能であり、
    前記貨物自動車が最初の目的地に到着してから最初に前記稼働情報が入力された時刻を、開始時刻として総稼働時間を算出し、
    前記総稼働時間に基づいて、前記実働時間を算出し、
    前記実働時間と前記料金テーブルとに基づいて運送料金を算出し、
    算出した前記運送料金に基づいて、前記配車依頼に含まれる前記取引先に対して請求書を作成することを特徴とする運送料金算出システム。
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