JP5400995B2 - 静電塗装スプレーガン - Google Patents

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Description

本発明は、静電塗装用スプレーガンに関し、特に電気抵抗が比較的低い水系塗料、メタリック系塗料を使用する静電塗装に適した静電塗装用スプレーガンに関する。
一般に、車体等の静電塗装に用いられる塗料には電気抵抗の比較的高い溶剤系塗料(油性塗料)、電気抵抗の比較的低い水系塗料(水性塗料)、及びこれらに金属粉末を分散させたメタリック系塗料がある。このうち電気抵抗の比較的低い水系塗料、メタリック系塗料を用いて静電塗装する場合には、これら塗料と接触する静電塗装ガン本体の荷電電極に直接高電圧を印加したのでは、塗料供給経路、塗料タンクを介して接地に電流が流れてしまう。そのため荷電電極と接地された被塗物との間にコロナ放電を起きないため塗料粒子を帯電させることができず、静電塗装を行なうことはできない。
この問題を解決する従来技術としては、例えば、静電塗装ガン本体よりも径方向外側位置に1ないし複数本の裸の外部電極を配置し、これに高電圧を印加してコロナ放電を起こさせる外部電極方式と呼ばれる方式がある。この方式には、静電塗装ガン本体における塗料の霧化に回転霧化頭を用いる方式(例えば、特許文献1参照)と、圧縮空気を用いるエアスプレー方式(例えば、特許文献2参照)とがある。両方式とも高電圧を印加する外部電極は電気抵抗の低い塗料と接触することがないため、塗料タンクを接地した状態でコロナ放電を起こさせて塗料粒子を帯電させることができる。しかし、この外部電極方式の場合には静電塗装ガン本体の外側に外部電極を取り付けるため静電塗装ガンが大型となる上、高電圧が印加された裸の電極が本体外部に存在するため感電の危険が高い。また、霧化された塗料粒子が静電気力により外部電極付近あるいは静電塗装ガン本体周りに付着して汚れる問題もある。
上記外部電極方式の問題を解決すべくコロナ放電に代えて静電誘導により帯電した塗料粒子を生成させる方式の静電塗装ガンが提案されている。例えば、特許文献3には従来の外部電極位置よりも塗料霧化頭に近い位置に設けた電極に正又は負の高電圧を印加し、塗料粒子には電極の高電圧とは逆極性の電荷を静電誘導により帯電させる。その帯電させた塗料粒子をエアで被塗物近くまで搬送した後、帯電した塗料粒子の自己電界によって被塗物に塗着させる回転霧化式静電塗装装置が開示されている。しかし、この装置の場合は回転式の塗料霧化頭を用いるために構造が複雑になる問題がある。
また、特許文献4には回転式塗料霧化頭を液体スプレイオリフィスに置き替え、その近傍の空気オリフィスに低圧、高体積の空気を供給すると共に、液体スプレイオリフィスの出口の直近に帯電電極を配置するスプレイ方法が開示されている。塗料は静電誘導により帯電電極の電圧極性とは反対極性に帯電した状態で霧化される。この装置は回転式塗料霧化頭を用いる装置よりも構造が簡単ではあるが液体スプレイオリフィスの出口の直近に一部裸の帯電電極を配置しているため、帯電電極とは反対極性に帯電した塗料粒子の一部が帯電電極に堆積しやすい問題がある。
更に、静電誘導方式を採用した静電塗装ガンとしては、本願の発明者等が特許文献5において静電誘導を生じさせる電極を電気絶縁材料で覆った状態でガン本体前面に取り付けたエアキャップの内側、又はエアキャップの径方向上下位置より前方に突出して形成した角部内に収納する方式の静電塗装用スプレーガンを開示している。
特開平06−134353号公報 特開平09−136047号公報 特開平7−251097号公報 特表平9−502647号公報 特願2005−504030号
本発明はかかる背景からなされたもので、比較的電気抵抗の低い水系塗料、メタリック系塗料を用いた静電塗装のための静電塗装用スプレーガンであって、塗料を効率良く帯電状態に霧化させることができ、感電の危険性が少なく、消費電力が少なく、電極交換の簡単な静電塗装用スプレーガンを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、圧縮空気で霧化させた塗料を高電圧を使用して帯電させ被塗物に塗着させる静電塗装用スプレーガンであって、少なくとも前端外表層部を誘電体で構成した略円筒状のガン本体部2の前端部から前方に突出して形成した円筒部20と、該円筒部20の内側に取り付けられ先端に塗料吐出口13を備える塗料ノズル7と、該塗料ノズル7と円筒部20の前端面を覆うエアキャップ14と、静電誘導電極33とを備えて構成され、エアキャップ14はその中央部に塗料吐出口13を挿通させると共に該塗料吐出口13から吐出された塗料を霧化させる圧縮空気を該塗料吐出口周囲から噴出させる霧化エア噴出孔16が穿設され、更に該エアキャップ14の前端上下部からは前方に突出して一対の角部25が設けられ、該角部25の先端部には該角部内部に設けたパターンエア流路28を通して供給された圧縮空気を斜め前方内側に噴出させるパターンエア噴出孔30が穿設してあり、前記静電誘導電極33はリング状電極部34と該リング状電極部の一リング外周部からリング面に直角に伸びる棒状の支持電極部35とから構成され、該リング状電極部34と支持電極部35とは支持電極部35の他端側端面部36を除く全表面が誘電体で覆ってあり、支持電極部35の他端側は前記ガン本体部2の前端部上部の突起部(32)に前端側から設けた挿入孔38に挿脱可能に取り付けら、挿入状態では前記他端側端面部36が高電圧の供給される端子部37に接触した状態にて前記突起部外表面から支持電極部35に向けて設けた螺子孔に取りつけた絶縁性螺子40を押しつけて抜け防止を図り、該抜け防止を図った状態ではリング状電極部34がそのリング内側に前記一対の角部(25)を挿通させた状態にて前記塗料吐出口に接近した状態になるように構成されており、静電塗装を行なう際は塗料ノズル7内の塗料を該塗料の導電性を利用して、又は接地電線を介して接地し、被塗物を接地し、静電誘導電極33に接地電位を基準とする高電圧を印加した状態にて塗料吐出口13より塗料を吐出させると同時に霧化エア噴出孔16とパターンエア噴出孔30より圧縮空気を噴出させて塗料を霧化させることを特徴とする静電塗装用スプレーガンである。
このような構成の静電塗装用スプレーガンでは、静電誘導電極の外表面が誘電体で覆われ直流電流が流れ出ることがないため高電圧発生回路の電源容量が極めて小容量で済む上、感電の危険性も少ない。また、静電誘導電極のリング状電極部と塗料吐出口との間の間隔を狭くできるため低い電圧で静電誘導に必要な強い電界を発生させることができる。更に、静電誘導電極のガン本体部への取り付け、取り外しが簡単にできる構成にしてあるため、静電誘導電極が塗料で汚れても短時間で交換できる利点がある。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の静電塗装用スプレーガンにおいて、前記リング状電極部34に代えて前記支持電極部35の先端より該支持電極部35に直角に伸びる外表面を誘電体で覆った棒電極部34aを取り付けた静電誘導電極33aを用い、該静電誘導電極33aをガン本体部2の前端部上部に設けた挿入孔38に挿入固定した状態では、棒電極部34aの先端部が塗料吐出口13に接近した位置になるように構成されていることを特徴とする静電塗装用スプレーガンである。
このような構成の場合も静電誘導電極の外表面が誘電体で覆われ直流電流が流れ出ることがないため極めて小容量で済む上、感電の危険性も少ない。また、静電誘導電極の棒電極部と塗料吐出口との間の間隔を狭くできるため低い電圧で静電誘導に必要な強い電界を発生させることができる。更に、静電誘導電極のガン本体部への取り付け、取り外しが簡単にできる構成にしてあるため、静電誘導電極が塗料で汚れても短時間で交換できる利点がある。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の静電塗装用スプレーガンにおいて、前記高電圧が供給される端子部37には電池70を電源とする高電圧発生回路4aの発生する直流高電圧が供給されるように構成され、電池70はガン本体部2内に着脱可能に収納してあることを特徴とする静電塗装用スプレーガンである。
このような構成の静電塗装用スプレーガンでは、静電誘導電極の外表面が誘電体で覆われ直流電流が流れ出ることがないため高電圧発生回路の電源容量が極めて小容量で済む。そのため電池を利用した電源でも静電塗装に必要な高電圧と必要な出力電流を十分に発生させることができる。電池をガン本体部内に着脱可能に収納するので外部から電源を供給する電源ケーブルを無くすことができ、スプレーガンを手に持って塗装する際の作業性が著しく改善される。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の静電塗装用スプレーガンにおいて、前記高電圧が供給される端子部37には外部から電源供給を受ける高電圧発生回路4の発生する直流高電圧が供給されるように構成され、該高電圧発生回路4内には該高電圧発生回路4の発生した高電圧電流により充電されるコンデンサ50が接続してあることを特徴とする静電塗装用スプレーガンである。
このような構成の静電塗装用スプレーガンでは、静電誘導電極の外表面が誘電体で覆われ直流電流が流れ出ることがないため高電圧発生回路はリーク電流を供給できる程度の極めて小容量で済む。そのためコンデンサを一旦、充電された後は電源ケーブルを外して高電圧発生回路への電源供給を遮断してもコンデンサは長い時間、高電圧を維持することができ、その間、静電塗装を行なうことができる。電源ケーブルを取り外した状態で塗装できるためスプレーガンを手に持って塗装する際の作業性が著しく改善される。
第1の実施形態に係るスプレーガン1の外形側面図である。 スプレーガン1の外形平面図である。 スプレーガン1の先端部の正面図である。 スプレーガン1の縦断面図である。 スプレーガン1の先端部の拡大縦断面図である。 リング状の静電誘導電極33の斜視図である。 高電圧供給回路の構成図である。 スプレーガン1の動作と作用についての説明図である。 第2の実施形態に係る静電誘導電極33aの外形斜視図である。 第2の実施形態に係るスプレーガン1aの外形側面図である。 第2の実施形態に係るスプレーガン1aの先端部の正面図である。 電池70を電源とする高電圧発生回路4aの回路構成図である。
以下、本発明に係る静電塗装用スプレーガン(以下、単にスプレーガンという。)の構成を実施形態に分けて説明する。
(第1の実施形態)
本願発明に係るスプレーガンは、電気抵抗の比較的低い水系塗料又はメタリック系塗料を主に使用して静電塗装を行なうのに適したガンである。図1は第1の実施形態に係るスプレーガン1の外形側面図、図2は外形平面図、図3は先端部の正面図、図4は縦断面図、図5は先端部の拡大縦断面図である。
本スプレーガン1は、図1に示すようにガン本体部2と、その後端部に設けたグリップ3と、ガン本体部2の前端側に取り付けた後で詳述する霧化装置部分とから構成されている。ガン本体部2は絶縁性の合成樹脂で外面が覆われており全体として略円柱形状をなしている。本スプレーガン1は高電圧発生回路内蔵型のスプレーガンであって、ガン本体部2内の上部には高電圧発生に必要な昇圧トランスと高電圧整流回路とを一体にモールドした前後方向に長い形状の高電圧発生回路4が収納してある。
ガン本体部2の前端面中央には断面が円形で深さを2段に変化させた取付け凹部6が形成されている。その取付け凹部6の奥側凹部に絶縁性合成樹脂材料製の塗料ノズル7が、その後端面を塗料バルブ8の塗料吐出側表面に当接させた状態で前方に突出した姿勢で挿入されている。
塗料ノズル7には前後両端面間を貫通する中心孔が設けられている。その中心孔は塗料バルブ8の中心孔に連通し、前記塗料バルブ8に達する塗料流路10として機能する。塗料ノズル7の前端、即ち塗料流路10の前端にあたる部分は小径に突出形成され、塗料吐出口13として後述のエアキャップ14に設けた霧化エア噴出孔16内に外部に開口した状態で挿通されている。塗料バルブ8から供給された塗料は、塗料流路10を通り塗料吐出口13から前方に吐出される。
塗料ノズル7の内部には塗料流路10と同心円状に配された複数の霧化エア流路15が、塗料ノズル7の前後両端面間を貫通する孔状に形成されている。霧化エア流路15の前端は、塗料ノズル7の前端面とエアキャップ14の裏面とによって囲まれた環状の霧化エア流路17に連通している。
塗料ノズル7の裏面側は塗料ノズル7の先端側外面との間に前記環状の霧化エア流路17を確保するために凹状に形成されており、凹状部の端面は塗料ノズル7の先端端面の外周部に当接して環状の霧化エア流路17と霧化エア流路15を連通させている。この状態でエアキャップ14は、ガン本体部2の前端外周縁から前方に突出して形成された円筒部20の外周面に設けた螺子山に螺合するリテイニングナット48により塗料ノズル7に押しつけられた状態で固定されている。その結果として塗料ノズル7はその後端側の塗料流路10周囲の端面を塗料バルブ8の塗料吐出側表面に押しつけた状態で固定される。
エアキャップ14の中央部には前述した霧化エア噴出孔16が穿設され、前述した塗料吐出口13が挿通されている。霧化エア噴出孔16は前記環状の霧化エア流路17に連通しており、霧化エア噴出孔16の内周面と塗料吐出口13の外周面との間の環状隙間を通って霧化エアが前方に噴出される。また、霧化エア噴出孔16に接近した上下位置には同じく環状の霧化エア流路17に連通した上下各2個の副霧化エア噴出孔23が穿設されており、霧化エア流路15から供給される圧縮空気が副霧化エアとして前方に噴出される。
更に、エアキャップ14の表面上下端からは上下方向に対向して前方に突出した一対の角部25が形成されている。その内部には、ガン本体部2の前端面中央の取付け凹部6の入口部内面と塗料ノズル7の外面との間に形成されたパターンエア流路27に連通した角部パターンエア流路28が形成されている。角部25の先端部には角部パターンエア流路28に連通したパターンエア噴出孔30が複数(図5では各角部25に2個)形成されている。パターンエア噴出孔30からはパターンエア流路27、角部パターンエア流路28を通って供給された圧縮空気が霧化された塗料の噴射形状を決めるパターンエアとして斜め前方内側に向けて噴出される。
ガン本体部2の前端上部には突起部32が設けられ、その突起部32には前方に向けて図6に示すようなリング状の静電誘導電極33が取り付けられている。静電誘導電極33は、リング状電極部34とそのリング状電極部34の一リング外周部からリング面に直角に伸びる棒状の支持電極部35とから構成されている。支持電極部35の他端側は突起部32に前面側から設けた挿入孔38に挿脱可能に挿入され、挿入された状態では他端側の端面部36が高電圧の供給される端子部37に接触した状態となる。突起部32の上部外表面からは支持電極部35に向けた螺子孔が設けられており、その螺子孔に螺合させた絶縁材料製の螺子40にて支持電極部35を押しつけることにより静電誘導電極33の抜け防止を図っている。
本願発明に係る静電誘導電極33の特徴として、電極は前記他端側の端面部36を除く全体が絶縁性の誘電体で覆ってある。従って、静電誘導電極33をガン本体部2に取り付けた状態では金属製の電極の表面が外部に露出することはない。また、取り付け状態ではリング状電極部34は、一対の角部25の先端部をリング内側に挿通した状態で、且つ塗料ノズル7の塗料吐出口13に可能な限り接近した位置となるようにその外形寸法が調整してある。
静電誘導電極33に印加される静電塗装に必要な高電圧は、図7に示す制御回路42と高電圧発生回路4とにより発生される。制御回路42は図示しない塗料タンクの近くに設置されており高周波発振回路44と出力トランス45を備える。商用電源が高周波発振回路44に供給されるとその出力側に接続された出力トランス45の二次側に高周波電圧が発生する。発生した高周波電圧は、電源ケーブル47を通ってガン本体部2内に取り付けられた高電圧発生回路4内の昇圧トランス48の一次側に供給される。昇圧トランス48により昇圧された高周波電圧は、コッククロフト−ウォルトン型倍電圧整流回路49によって整流されて0.2万〜2万Vの直流高電圧を発生させる。なお、発生する高電圧の極性は、コッククロフト−ウォルトン型倍電圧整流回路49内のダイオードの向きを変えることにより正(プラス)とすることも負(マイナス)とすることもできる。昇圧トランス48の二次コイルの一端は接地されている。本願発明の特徴として倍電圧整流回路49は接地された二次コイルとの間にコンデンサ50が追加接続してある。倍電圧整流回路49の出力端子に発生した高電圧は高抵抗体51を経て端子部37に供給され、そこに接触する支持電極部35の他端側端面部36を介して静電誘導電極33に高電圧が供給される。
塗料は、塗料タンク(図示せず。)より塗料ホース(図示せず。)にてグリップ3の下部に取り付けた塗料ホース用ジョイント53に供給され、塗料チューブ54を通って塗料バルブ8に導かれる。塗料バルブ8はトリガ56の操作に連動して前後移動するニードル57により開閉され、トリガ56が引かれている間のみ開弁して供給された塗料を塗料ノズル7内の塗料流路10に吐出させる。
霧化エア及びパターンエア用の圧縮空気は、図示しない圧縮空気発生装置から高圧エアホースによりグリップ3下部に取り付けたエアホースジョイント60に供給され、グリップ3内のエア流路61を通りガン本体部2後端部に取り付けられたエアバルブ62に導かれる。エアバルブ62は、ニードル57と一体に前後移動する弁体63により塗料バルブ8の開閉に合わせて圧縮空気の開閉を行なう。エアバルブ62を通った圧縮空気はガン本体部2内に設けられた流路(図示せず。)通って霧化エア流路15とパターンエア流路27に供給される。
次に、このように構成された本実施形態のスプレーガン1の動作と作用について図8を参照して説明する。トリガ56が引かれると塗料バルブ8が開弁してジョイント53から供給された塗料が塗料流路10に吐出され、塗料ノズル7前端の塗料吐出口13から吐出される。同時に電源ケーブル47により給電された高周波電圧が高電圧発生回路4に供給される。高電圧整流回路49により発生した数万Vの直流高電圧はコンデンサ50を充電するとともに高抵抗体51を介して静電誘導電極33に印加される。
塗料は、その導電性により塗料タンクを介して接地されている。静電誘導電極33に印加された高電圧の極性がプラスとすると、静電誘導電極33のリング状電極部34から塗料吐出口13の接地電位の塗料に向けて強力な電界が発生する。これにより塗料吐出口13から離れて霧粒子になる寸前の塗料の表面には静電誘導により静電誘導電極33の高電圧とは反対極性のマイナス電荷が大量に誘起される。塗料吐出口13から押し出される塗料は霧化エア噴出孔16及び副霧化エア噴出孔23から噴出される霧化エアにより霧吹き原理で霧化される。霧化された塗料粒子は離れる直前に誘起されていたマイナス電荷を保持している。即ち、霧化された塗料粒子64はマイナスに帯電している。
マイナスに帯電した塗料粒子64はリング状電極部34から塗料吐出口13に向かう電界のためにその電気力線に沿ってリング状電極部34に向かう力を受ける。しかし、塗料吐出口13の全面部分には前方に向かう霧化エアの強い流れが存在する。加えてパターンエア流路28に供給された圧縮空気がパターンエア噴出孔30を通ってエアキャップ14の前方に噴出し、霧化されたばかりの塗料粒子64をその空気の流れに乗せて前方に搬送しようとする。こうした強い空気流のために塗料粒子64はリング状電極部34に到達することができず、空気流に乗って前方に置かれた被塗物65の近傍まで搬送される。
マイナスに帯電した塗料粒子64が接地された被塗物65に接近すると被塗物65の表面にプラス電荷が静電誘導により誘起される。すると塗料粒子64上のマイナス電荷と誘起されたプラス電荷との間に静電気による吸引力が働き、塗料粒子64は被塗物65に向かう力を受ける。この静電気による吸引力とパターンエアによる吹きつけ力との双方の力により塗料粒子64は被塗物65の表面に塗着する。パターンエアによる吹きつけ力に加えて静電気による吸引力も働くために塗料粒子64は被塗物65の裏側にも回り込み、スプレーガン1に面しない被塗物65の裏側部分にも塗料粒子64が塗着する。以上のような作用により被塗物65に静電塗装が行なわれる。
なお、マイナス電荷を帯びた塗料粒子64が塗料吐出口13から被塗物65に移動するため被塗物65から塗料吐出口13に向けて電流が流れ、接地を通って被塗物65に戻るルートに沿った起電力が発生していることになる。この起電力は静電誘導電極33に印加された高電圧によるものではなく、霧化エアやパターンエアとして吹き出す圧縮空気の運動エネルギーによって発生している。
以上説明したような構成と作用により静電塗装を行なう本実施形態のスプレーガン1は次のような利点を有する。
(利点1)本実施形態のスプレーガン1では、塗料吐出口13に接近した位置にリング状電極部34を配置することができる。接近した位置に配置できるようにガン本体部2の前端突起部32から前方に向けて支持電極部35を伸ばし、その支持電極部35にてリング状電極部34を吊り下げる形の構成を採用している。リング状電極部34と塗料吐出口13間の電界強度は、その間の電位差(静電誘導電極33に印加された電圧)をその間の距離で割った値である。リング状電極部34と塗料吐出口13間の距離が短いことは同じ電界強度を発生させるために必要な電位差が小さくて済むことを意味する。従って、本実施形態のスプレーガン1では高電圧発生回路4の発生電圧を低くできる利点を有する。
(利点2)本実施形態のスプレーガン1では、静電誘導電極33をガン本体部2に脱着容易に構成してある。即ち、ガン本体部2の前端突起部32の前面側から設けた挿入孔38に静電誘導電極33の支持電極部35を挿脱できるように構成し、挿入した状態で絶縁材料製の螺子40にて静電誘導電極33の抜け防止を図っている。このため静電誘導電極33の着脱、交換を容易に行なうことができる。図8にて説明したようにマイナスに帯電して霧化された塗料粒子64は電界によりリング状電極部34に向かう力を受けるが、霧化エア、パターンエアの強い流れに押し流されてリング状電極部34に向かうことはできずに被塗物65の方向に流れる。しかし一部の塗料粒子64はリング状電極部34の表面に到達して塗着する。このため塗装を長時間続けるとリング状電極部34の表面が塗料で汚れる。本実施形態のスプレーガン1では静電誘導電極33の脱着を容易にした構成を採用しているため短時間で新たなスプレーガンに交換できる。
(利点3)本実施形態のスプレーガン1では、ガン本体部2の外に露出している静電誘導電極33の全表面が直流電流を通さない誘電体で覆われている。従って、静電誘導電極33からは電流が流れ出ることはない。静電誘導電極33に印加される高電圧は塗料吐出口13から離れようとする塗料表面に静電誘導により反対極性の静電気を誘起させるのみで何の仕事も行なわない。即ち、エネルギーを消費しない。このため高電圧発生回路4の出力電流は塗装状態では基本的にゼロであり、ガン本体部2内でのリーク電流を補うだけの僅かな出力があれば足りる。このことは高電圧発生回路4を極めて小型に製作できることを意味し大きな利点である。
(利点4)本実施形態のスプレーガン1では、ガン本体部2の外部に露出する静電誘導電極33の全表面が直流電流を通さない誘電体で覆われている。従って、感電の危険性が少ない利点がある。
(利点5)本実施形態のスプレーガン1では図7に示したように倍電圧整流回路49の出力端子と接地との間にコンデンサ50を追加取り付けしてある。このコンデンサ50は、高電圧発生回路4に電源が供給されると短時間で倍電圧整流回路49の出力電圧にまで充電される。前記利点3で述べたように静電誘導電極33からはリーク電流以外の電流は流れない。従って、コンデンサ50が一旦、充電された後に高電圧発生回路4への電源供給を遮断してもコンデンサ50は長い時間、高電圧を維持できる。このことは静電塗装を開始する前にコンデンサ50を充電させ、その後はガン本体部2に接続されている電源ケーブル47を取り外してもかなりの時間静電塗装を行なえることを意味する。電源ケーブル47を取り外した状態で塗装できることは、スプレーガン1を手に持って塗装する際の作業性が著しく改善されることになり大きな利点である。
(第2の実施形態)
本実施形態に係るスプレーガンは、前記第1の実施形態に係るスプレーガン1における静電誘導電極33の形状を変更したものである。図9は本実施形態に使用する静電誘導電極33aの外形斜視図である。静電誘導電極33aは支持電極部35の先端に直角下向に伸びる棒電極部34aを取り付けたものである。静電誘導電極33aも前記静電誘導電極33と同様に支持電極部35の他端側端面部36を除く外表面全体を誘電体で覆ってある。従って、高電圧を印加しても静電誘導電極33aから直流電流が流れ出ることはない。
図10は静電誘導電極33aを取り付けたスプレーガン1aの外形側面図、図11は先端部の正面図である。静電誘導電極33aの取り付け方は前記静電誘導電極33の場合と同様であり、ガン本体部2の前端突起部32の前面側から設けた挿入孔38に支持電極部35を挿入して絶縁材料製の螺子40にて固定する。
本実施形態のスプレーガン1aの場合も静電誘導電極33aにおける棒電極部34aの先端が塗料吐出口13に接近した位置になるように寸法が調整してある。このため棒電極部34aの先端と塗料吐出口13との間隔が狭くなることから、低い電圧で強い電界を発生させることができる。また、静電誘導電極33aの着脱を容易に行なえる構成にしてあることから静電誘導電極33aに塗料が付着して汚れた場合も短時間でも交換できる。また、静電誘導電極33aの外表面全体を誘電体が覆い、直流電流が流出しないようにしてあるので高電圧発生回路4の電源容量は極めて小さなものでよい。
(第3の実施形態)
本実施形態は図7に示した高電圧供給回路の変形例である。第1、第2の実施形態に係るスプレーガン1、1aに使用した静電誘導電極33、33aは外表面全体が誘電体で覆ってあるため高電圧発生回路4からは電流が流出しない。従って、高電圧発生回路4の出力電流容量は小さくて済むため必要な高電圧を電池を電源として発生させることが可能である。
図12は電池70を電源供給源とする本実施形態の高電圧発生回路4aの回路構成である。電池70の出力する直流電流はスイッチ71を経て高周波発振回路72に供給され高周波電流に変換される。高周波電流は高周波トランス45、48により昇圧された後、倍電圧整流回路49により整流されて0.2万〜2万Vの直流高電圧に変換され高抵抗体51を経て静電誘導電極33、33aに供給される。電池70はガン本体部2内に着脱可能に取り付け、高電圧発生回路4a全体をガン本体部2内に収納する。
このような構成にすれば外部よりガン本体部2に電源を供給する電源ケーブル47を無くすことができ、スプレーガンを手に持って塗装する際の作業性が著しく改善される。
(その他の用途)
前記第1〜第3の実施形態では塗料を霧化して被塗物に静電塗装するスプレーガンについて説明してきた。しかし、前述の説明からも判るように、これらスプレーガンの用途は塗料を使用した静電塗装に限られるものではなく、若干の導電性を有する液体を電荷を帯びた霧状粒子に変え、発生した霧状粒子を接地された対象物、あるいは接地されていない対象物に吹きつけてその表面に付着させる用途に広く適用できるものである。そのような適用可能分野としては、例えば、被洗浄物に洗浄液を吹きつける洗浄装置用のガン、植物に薬剤や肥料を吹きつける農業用吹きつけ装置用のガン、対象物に表面コーティング剤を吹きつけるコーティング装置用のガンなどがある。
図面中、1、1aは静電塗装用スプレーガン、2はガン本体部、4、4aは高電圧発生回路、7は塗料ノズル、13は塗料吐出口、14はエアキャップ、16は霧化エア噴出孔、18は角部、20は円筒部、28はパターンエア流路、33、33aは静電誘導電極、30はパターンエア噴出孔、34はリング状電極部、34aは棒電極部、35は支持電極部、36は他端側端面部、37は端子部、38は挿入孔、40は螺子、50はコンデンサ、70は電池を示す。

Claims (4)

  1. 圧縮空気で霧化させた塗料を高電圧を使用して帯電させ被塗物に塗着させる静電塗装用スプレーガンであって、
    少なくとも前端外表層部を誘電体で構成した略円筒状のガン本体部(2)の前端部から前方に突出して形成した円筒部(20)と、
    該円筒部の内側に取り付けられ先端に塗料吐出口(13)を備える塗料ノズル(7)と、
    該塗料ノズルと前記円筒部の前端面を覆うエアキャップ(14)と、
    静電誘導電極(33)と、を備えて構成され、
    前記エアキャップはその中央部に前記塗料吐出口を挿通させると共に該塗料吐出口から吐出された塗料を霧化させる圧縮空気を該塗料吐出口周囲から噴出させる霧化エア噴出孔(16)が穿設され、更に該エアキャップの前端上下部からは前方に突出して一対の角部(25)が設けられ、該角部の先端部には該角部内部に設けたパターンエア流路(28)を通して供給された圧縮空気を斜め前方内側に噴出させるパターンエア噴出孔(30)が穿設してあり、
    前記静電誘導電極はリング状電極部(34)と該リング状電極部の一リング外周部からリング面に直角に伸びる棒状の支持電極部(35)とから構成され、該リング状電極部と支持電極部とは支持電極部の他端側端面部(36)を除く全表面が誘電体で覆ってあり、支持電極部の他端側は前記ガン本体部の前端部上部の突起部(32)に前端側から設けた挿入孔(38)に挿脱可能に取り付けられ、挿入状態では前記他端側端面部が高電圧の供給される端子部(37)に接触した状態にて前記突起部外表面から前記支持電極部に向けて設けた螺子孔に取りつけた絶縁性螺子(40)を押しつけて抜け防止を図り、該抜け防止を図った状態では前記リング状電極部がそのリング内側に前記一対の角部(25)を挿通させた状態にて前記塗料吐出口(13)に接近した状態になるように構成されており、
    静電塗装を行なう際は前記塗料ノズル内の塗料を該塗料の導電性を利用して、又は接地電線を介して接地し、被塗物を接地し、前記静電誘導電極に接地電位を基準とする高電圧を印加した状態にて前記塗料吐出口より塗料を吐出させると同時に前記霧化エア噴出孔とパターンエア噴出孔より圧縮空気を噴出させて塗料を霧化させることを特徴とする静電塗装用スプレーガン。
  2. 請求項1に記載の静電塗装用スプレーガンにおいて、前記リング状電極部に代えて前記支持電極部の先端より該支持電極部に直角に伸びる外表面を誘電体で覆った棒電極部(34a)を取り付けた静電誘導電極(33a)を用い、該静電誘導電極を前記ガン本体部の前端部上部に設けた前記挿入孔(38)に挿入固定した状態では、前記棒電極部の先端部が前記塗料吐出口に接近した位置になるように構成されていることを特徴とする静電塗装用スプレーガン。
  3. 請求項1又は2に記載の静電塗装用スプレーガンにおいて、前記高電圧が供給される端子部には電池(70)を電源とする高電圧発生回路(4a)の発生する直流高電圧が供給されるように構成され、前記電池は前記ガン本体部内に着脱可能に収納してあることを特徴とする静電塗装用スプレーガン。
  4. 請求項1又は2に記載の静電塗装用スプレーガンにおいて、前記高電圧が供給される端子部には外部から電源供給を受ける高電圧発生回路(4)の発生する直流高電圧が供給されるように構成され、該高電圧発生回路内には該高電圧発生回路の発生した高電圧電流により充電されるコンデンサ(50)が接続してあることを特徴とする静電塗装用スプレーガン。
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