JP5398810B2 - 経路案内装置、経路案内方法、および、コンピュータプログラム - Google Patents
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Description
経度と緯度を含む複数の座標情報を、順序を特定可能な態様で利用者から受け付ける座標情報受付手段と、
前記複数の座標情報と前記順序とに基づいて定まる経路上の点または区間の指定を利用者から受け付ける指定受付手段と、
前記経路上の点または区間に関連する属性情報を利用者から受け付ける属性情報受付手段と、
前記複数の座標情報が前記順序を特定可能な態様で記録されると共に、前記属性情報が前記経路上の点または区間に関連付けて記録された、案内情報を生成する案内情報生成手段と、
を備える、案内情報生成装置。
地図画像を表示するための地図画像表示手段と、
前記地図画像上の任意の位置を利用者が指定するための位置指定手段と、
を備え、
前記座標情報受付手段は、利用者により前記位置指定手段を用いて前記地図画像上に描かれた軌跡の入力に基づいて、前記軌跡上の複数の点に対応する前記複数の座標情報を前記軌跡の入力順序で取得しても良い。
現在位置を表す現在位置情報を逐次に取得する現在位置情報取得手段と、
前記現在位置情報取得手段を用いて利用者の移動軌跡を取得する移動軌跡取得手段と、
を備え、
前記座標情報受付手段は、前記移動軌跡上の複数の点に対応する前記複数の座標情報を前記移動軌跡の取得順序で取得しても良い。
前記案内情報生成手段は、前記順序を特定可能な態様で記録された前記複数の座標情報の一部に前記属性情報を直接または間接に関連付けることにより、前記属性情報を前記経路上の点または区間を特定可能な態様で記録しても良い。
前記生成された案内情報をインターネット上に公開する案内情報公開手段を備え、
前記属性情報受付手段は、前記インターネットを介して前記属性情報を受け付け可能であっても良い。
前記案内情報は、
経路を定めるための経度と緯度を含む複数の座標情報であって、順序を特定可能な態様で利用者から受け付けられ、前記順序を特定可能な態様で記録された前記複数の座標情報と、
利用者から受け付けられた属性情報であって、利用者から受け付けられた前記経路上の点または区間に関連付けて記録された前記属性情報と、
を含み、
前記経路案内装置は、
現在位置を表す現在位置情報を逐次に取得する現在位置情報取得手段と、
前記案内情報に記録された前記複数の座標情報と前記現在位置情報とを、前記順序に従って照合する照合手段と、
前記照合の結果に応じて前記属性情報を用いつつ、前記経路を案内する案内手段と、
を備える、経路案内装置。
経度と緯度を含む複数の座標情報を、順序を特定可能な態様で利用者から受け付ける第1の機能と、
前記複数の座標情報と前記順序とに基づいて定まる経路上において、点または区間の指定を利用者から受け付ける第2の機能と、
前記経路上の点または区間に関連する属性情報を利用者から受け付ける第3の機能と、
前記複数の座標情報が前記順序を特定可能な態様で記録されると共に、前記属性情報が前記経路上の点または区間に関連付けて記録された、案内情報を生成する第3の機能と、
をコンピュータに実現させるコンピュータプログラム。
前記案内情報は、
経路を定めるための経度と緯度を含む複数の座標情報であって、順序を特定可能な態様で利用者から受け付けられ、前記順序を特定可能な態様で記録された前記複数の座標情報と、
利用者から受け付けられた属性情報であって、利用者から受け付けられた前記経路上の点または区間に関連付けて記録された前記属性情報と、
を含み、
前記コンピュータプログラムは、
現在位置を表す現在位置情報を逐次に取得する第1の機能と、
前記案内情報に記録された前記複数の座標情報と前記現在位置情報とを、前記順序に従って照合する第2の機能と、
前記照合の結果に応じて前記属性情報を用いつつ、前記経路を案内する第3の機能と、
をコンピュータに実現させるコンピュータプログラム。
経度と緯度を含む複数の座標情報を、順序を特定可能な態様で利用者から受け付け、
前記複数の座標情報と前記順序とに基づいて定まる経路上において、点または区間の指定を利用者から受け付け、
前記経路上の点または区間に関連する属性情報を利用者から受け付け、
前記複数の座標情報を前記順序を特定可能な態様で記録し、
前記属性情報を前記経路上の点または区間に関連付けて記録して案内情報を生成する方法。
前記案内情報は、
経路を定めるための経度と緯度を含む複数の座標情報であって、順序を特定可能な態様で利用者から受け付けられ、前記順序を特定可能な態様で記録された前記複数の座標情報と、
利用者から受け付けられた属性情報であって、利用者から受け付けられた前記経路上の点または区間に関連付けて記録された前記属性情報と、
を含み、
前記経路案内を行う方法は、
現在位置を表す現在位置情報を逐次に取得し、
前記案内情報に記録された前記複数の座標情報と前記現在位置情報とを、前記順序に従って照合し、
前記照合の結果に応じて前記属性情報を用いつつ、前記経路を案内する方法。
・地図表示システムの概略構成:
図1は、第1実施例としての地図表示システム10の概略構成を示す説明図である。図2は、主制御部210の内部構成を示すブロック図である。図示するように、第1実施例の地図表示システム10は、経路探索サーバ100と、地図サーバ150と、基地局BSと、携帯端末200とを含んでいる。経路探索サーバ100と、地図サーバ150と、基地局BSは、インターネットINTを介して通信可能に接続されている。携帯端末200は、基地局BSと無線通信することが可能であり、この結果、携帯端末200は、基地局BSを介して、経路探索サーバ100および地図サーバ150と通信を行うことができる。
・案内情報生成処理:
図3は、モード選択画面の一例を示す第1の図である。図4は、第1実施例における案内情報生成処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。案内情報生成処理は、携帯端末200の主制御部210が、案内情報生成プログラムM10に従って、後述するオリジナルナビ用の案内情報(以下、オリジナルナビデータとも呼ぶ。)を生成する処理である。
案内情報生成処理が開始される。
図13は、モード選択画面の一例を示す第2の図である。図14は、オリジナルナビモードにおける経路案内処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。図15は、オリジナルナビデータを用いた経路案内の処理ルーチンを示すフローチャートである。オリジナルナビモードにおける経路案内処理(以下、単に経路案内処理とも呼ぶ。)は、携帯端末200の主制御部210が、経路案内プログラムM20に従って、経路案内を行う処理である。
第1実施例では、携帯端末200が、オリジナルナビデータ500を生成する案内情報生成装置としての機能と、オリジナルナビデータ500を利用する経路案内装置としての機能と備えている。これに代えて、別々の機器が、案内情報生成装置としての機能と、経路案内装置としての機能とを備えても良い。このような態様の一例を第2実施例として、図20〜図22を参照して説明する。
・第1変形例:
上記第1実施例および第2実施例では、案内ルートNR上の点または区間に関する属性情報として、コメント(テキストデータ)が用いられているが、属性情報は、これに限らず、様々な情報が用いられ得る。具体的には、静止画像データ、動画像データ、音声データなどが属性情報として用いられる。これらのデータには、利用者自らが作成したものを用いても良いし、地図サーバ150b、経路探索サーバ100、あるいは、他のサーバからライブラリとして提供されるものを用いても良い。
上記第1実施例および第2実施例では、タッチペン230を用いて表示パネル202上に表示された地図画像上に経路軌跡を描くことにより、案内ルートNRが入力されるが、利用者からの案内ルートNRの入力態様は、これに限られない。例えば、第1実施例において、第1実施例の携帯端末200の案内情報生成プログラムM10は、さらに、サブモジュールとして、移動軌跡取得部M15(図示省略)を備えても良い。移動軌跡取得部M15は、利用者の要求に応じて、移動軌跡データを生成する。移動軌跡データは、携帯端末200の移動軌跡、すなわち、携帯端末200を携帯する利用者の移動軌跡を記録したデータである。
上記第1実施例および第2実施例では、属性情報としてのコメントは、経路案内時に表示パネル202に表示されるために用いられているが、経路案内時の属性情報の利用態様はこれに限られない。例えば、属性情報として利用者の交通手段を表す情報が用いられている場合には、経路案内時において、交通手段に応じて経路案内の態様を変更するために、属性情報を用いても良い。例えば、交通手段に応じて、地図画像の縮尺を変えることが考えられる。
案内情報生成装置としての機能は、単体の装置(第1実施例における携帯端末200や、第2実施例における地図サーバ150b)によって実現されるだけでなく、複数の装置によって実現されても良い。例えば、案内情報生成装置としての機能を実現する案内情報生成プログラムM10のサブモジュールのうちの、経路軌跡受付部M11、区間指定受付部M12、属性情報受付部M13は、利用者が所有する携帯端末あるいはパーソナルコンピュータにインストールされ、案内情報生成部M14は事業者のサーバにインストールされていても良い。そして、利用者は、端末またはパーソナルコンピュータで、案内ルートNRを表す情報と、案内ルートNR上の指定された点または区間を表す情報と、属性情報とを生成して、サーバにアップロードする。サーバは、アップロードされた各情報を用いて、オリジナルナビデータを生成して、利用者に提供する。このような場合には、利用者の携帯端末またはパーソナルコンピュータと、事業者のサーバとで、一つの案内情報装置として機能することになる。
上記第1実施例と第2実施例におけるオリジナルナビデータ500は、座標データ部510と、属性データ部520とを含んでいるが、オリジナルナビデータ500の態様はこれに限られない。例えば、オリジナルナビデータ500には、さらに、必要な地図画像データ(ベクトルデータまたはラスタデータ)が加えられても良い。こうすれば、経路案内装置は、オリジナルナビデータ500を用いた経路案内を行う際に、地図画像データを外部(例えば、地図サーバ150)から取得する必要がなく、通信負荷の低減、利用者の通信コストの低減が可能である。また、オリジナルナビデータは、座標データ部510と、属性データ部520が別々に格納されていても良い。例えば、第1実施例における経路案内処理(図14〜z8)において、携帯端末200には、座標データ部510のみが格納され、地図サーバ150bに属性データ部520が格納されていても良い。この場合、携帯端末200は、座標データ部510を用いて経路案内を行い、属性情報表示更新地点に到達したときに、地図サーバ150bから属性データ部520に記録された必要な属性情報を取得することとしても良い。
上記第1実施例および第2実施例は、インターネットINTなどを利用した比較的大がかりなシステムとなっているが、これに限られない。例えば、地図画像データと案内情報生成プログラムM10をパーソナルコンピュータ400にインストールして、パーソナルコンピュータ400単体で、案内情報を生成しても良い。そして、各種メモリカードを介して、生成した案内情報を、経路案内プログラムM20がインストールされた携帯端末あるいは車載型のカーナビゲーション装置に移して、経路案内を行うこととしても良い。
上述した第1実施例および第2実施例では、GPS受信機201単体で現在位置を測位することとした。しかし、現在位置の測位は、例えば、GPS受信機201と車速センサや加速度センサを併用して行うこととしてもよい。
オリジナルナビデータの態様は、図12に示すオリジナルナビデータ500に限らず、様々な態様に変形可能である。例えば、複数の座標情報は、順序を特定可能な態様で記録されていれば良い。例えば、複数の座標情報は、隣接する座標情報を結ぶリンクを表すリンク情報の形式で記録され、各リンクの順番が特定可能なように識別子を付しておいても良い。また、属性情報は、複数の座標情報で表される経路上の点または区間を特定可能な態様で記録されていれば良く、例えば、上述のリンク情報に関連付けられていても良い。
上記第1実施例では、案内情報(オリジナルナビデータ500)の作成者と、案内情報を用いて経路案内を享受する者とが同一であるが、異なる者であっても良い。例えば、案内情報の作成者が、案内情報をメールに添付して他人に送信し、送信を受けた他人が案内情報を用いて経路案内を享受しても良い。また、案内情報の作成者が、自身のブログなどで案内情報を公開し、他人の利用に供するために自由にダウンロード可能にしても良い。
上記実施例では、入力された経路軌跡を補正することなく、そのまま案内ルートとして使用しているが、経路軌跡を補正し、補正後の経路を案内ルートとして使用しても良い。この場合は、補正後の案内ルートを表す複数の座標情報がオリジナルナビデータ500に記録される。補正は、例えば、周知のスムージングを行ってもよいし、あるいは、経路探索サーバ100に格納されたルートデータと照合して地図画像上に描かれた道路に案内ルートを合わせる補正を行っても良い。
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしても良い。
100…経路探索サーバ
102…通信部
104…制御部
105…記憶部
106…経路データベース
150、150b…地図サーバ
152…通信部
154…制御部
155…記憶部
156…地図データベース
200、200b…携帯端末
201…GPS受信機
202…表示パネル
203…タッチパネル
204…音声出力部
205…キー入力部
206…無線通信回路
207…通話制御部
208…外部記憶装置
210…主制御部
211…CPU
212…内部記憶装置
213…インタフェース部
230…タッチペン
400…パーソナルコンピュータ
402…表示装置
406…キーボート
430…マウス
500…オリジナルナビデータ
510…座標データ部
520…属性データ部
M10…案内情報生成プログラム
M11…経路軌跡受付部
M12…区間指定受付部
M13…属性情報受付部
M14…案内情報生成部
M20…経路案内プログラム
M21…現在位置情報取得部
M22…経路照合部
M23…案内実行部
M30…ブラウザプログラム
Claims (3)
- 経路案内装置であって、
経度と緯度を含む複数の座標情報を、順序を特定可能な態様で受け付ける座標情報受付手段と、
前記複数の座標情報と前記順序とに基づいて、前記複数の座標情報により特定される各位置を通る経路を、補正を行うことなくそのまま案内経路とする経路作成手段と、
作成された前記案内経路を地図画像上に表示する表示手段と、
現在位置を取得する現在位置取得手段と、を備え、
前記表示手段は、取得された前記現在位置を前記案内経路上の位置に補正して前記地図画像上に表示し、
前記座標情報受付手段は、同じ座標を表す複数の座標情報でも順序が異なれば異なる座標情報として扱う、経路案内装置。 - 経路案内方法であって、
コンピュータが、経度と緯度を含む複数の座標情報を、順序を特定可能な態様で受け付ける工程と、
コンピュータが、前記複数の座標情報と前記順序とに基づいて、前記複数の座標情報により特定される各位置を通る経路を、補正を行うことなくそのまま案内経路とする工程と、
コンピュータが、作成された前記案内経路を地図画像上に表示する工程と、
コンピュータが、現在位置を取得する工程と、を備え、
前記表示する工程は、取得された前記現在位置を前記案内経路上の位置に補正して前記地図画像上に表示する工程であり、
前記座標情報を受け付ける工程は、同じ座標を表す複数の座標情報でも順序が異なれば異なる座標情報として扱う工程である、経路案内方法。 - 経路案内のためのコンピュータプログラムであって、
経度と緯度を含む複数の座標情報を、順序を特定可能な態様で受け付ける座標情報受付機能と、
前記複数の座標情報と前記順序とに基づいて、前記複数の座標情報により特定される各位置を通る経路を、補正を行うことなくそのまま案内経路とする経路作成機能と、
作成された前記案内経路を地図画像上に表示する表示機能と、
現在位置を取得する現在位置取得機能と、をコンピュータに実現させ、
前記表示機能は、取得された前記現在位置を前記案内経路上の位置に補正して前記地図画像上に表示する機能であり、
前記座標情報受付機能は、同じ座標を表す複数の座標情報でも順序が異なれば異なる座標情報として扱う機能である、コンピュータプログラム。
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