JP5397467B2 - エレベータの監視制御方法、プログラム、およびエレベータの監視制御装置 - Google Patents

エレベータの監視制御方法、プログラム、およびエレベータの監視制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、ビル内に設置された複数台のエレベータの運転状態を監視および制御するエレベータの監視制御方法、プログラム、および監視制御装置に関する。
ビル内に設置された複数台のエレベータの運転状態を監視および制御する従来のエレベータの監視制御装置として、特許文献1に開示されたものがある。従来のエレベータ監視制御は、中央処理装置(CPU)と、中央処理装置により実行されるプログラムを記憶する記憶装置(ROMまたはRAM)と、ビルの管理人(ユーザ)が常駐する監視室に設けられた表示器とを備えている。そして、このようなエレベータ監視制御装置は、エレベータを監視することにより得た情報を表示器の画面上に表示させるとともに、ユーザによる表示器の画面操作に応じてエレベータを制御するものである。
ここで、エレベータの監視制御装置は、エレベータの制御を行うために、以下の処理を行う。まず始めに、ユーザによる表示器の画面操作に応じて、複数の制御項目の設定を行う。各制御項目は、それぞれ異なる機能により一台または複数台のエレベータを制御するものであり、例えば後述する「遠隔休止」がある。各制御項目の設定内容として、その制御項目により制御される一台または複数台のエレベータが特定される。次に、ユーザの画面操作により、当該設定された複数の制御項目のうち少なくとも一つの制御項目について制御実行が指令されると、指令された各制御項目により、それぞれの設定内容として特定された複数のエレベータを制御する。
なお、特許文献1では、一つの制御項目が複数の「モード」から構成されており、各モードの設定内容として、その制御項目により制御される一台または複数台のエレベータが特定されるようになっている。そして、ユーザの画面操作により、まず複数の制御項目のうち一つの制御項目が選択され、次に、選択された制御項目を構成する複数のモードの中から少なくとも一つのモードが選択されることにより、制御実行が指令される。制御実行が指令されると、当該選択された制御項目により、当該選択された各モードの設定内容として特定されたエレベータを制御する。他の制御項目についても、同様に制御実行が指令される。
このように、エレベータの制御を、制御項目の設定処理と実行処理に分けることにより、次回以降において、前回と同じ制御項目により同じエレベータを制御する場合、制御項目の設定処理を省略し、制御項目の実行処理のみを行うだけで可能となる。
特開平4-371468号(段落0107〜0112、段落0126〜0127、図8〜図10)
しかし、上記のような従来のエレベータの監視制御装置では、各制御項目は互いに独立して設定されていた。これにより、同時に複数の制御項目によりエレベータの制御を行いたい場合、ユーザは、各制御項目について制御の実行を指令する必要があった。よって、同じエレベータ制御を何回も繰返すユーザにとって、毎回、同じ一連の動作を行う必要があり、操作性が悪く、誤操作を誘起するという問題があった。
また、上記のような従来のエレベータの監視制御装置では、各制御項目の設定内容を一部変更した上で制御を行うことはできなかった。これにより、非常時などで一時的に、ある制御項目の設定内容として特定された複数のエレベータのうち一部のエレベータを切り放して制御を行いたい場合は、制御項目の設定処理を省略することができず、制御項目の設定処理と実行処理の両方を行う必要があった。よって、非常時などに迅速に対応することが出来ず、操作性が悪いという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためにされたものであり、高機能で、かつ操作性のよいエレベータの監視制御装置を得ることを課題とする。
本発明にかかるエレベータの監視制御方法は、表示手段に複数のエレベータの状態を表示するとともに所定の入力に基づいて複数のエレベータを制御するエレベータの監視制御方法において、複数の制御項目のそれぞれについて、各制御項目により制御される制御対象が所定の入力により設定され、複数の制御項目の設定内容を一つの制御パターンの設定内容として設定する制御パターン設定ステップと、制御パターン設定ステップで設定された複数の制御パターンの設定内容を記憶する制御パターン記憶ステップと、制御パターン記憶ステップにて記憶された複数の制御パターンを表示手段に表示し、表示された複数の制御パターンのうち一つを選択し、選択された制御パターンを構成する複数の制御項目の設定内容に基づき、複数のエレベータの制御を実行する制御実行ステップと、を備え、制御実行ステップは、選択された制御パターンの設定内容を、一括実行するか部分実行するかの選択を表示手段に表示する制御パターン判断ステップと、制御パターン判断ステップにて制御パターンの設定内容を一括実行すると選択された場合、制御パターンの設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御パターン実行ステップと、制御パターン判断ステップにて制御パターンの設定内容を部分実行すると選択された場合、制御パターンを構成する各制御項目について、制御項目の設定内容を実行するか否かの選択を表示手段に表示し、実行すると選択された各制御項目の設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目実行ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるエレベータの監視制御方法は、表示手段に複数のエレベータの状態を表示するとともに所定の入力に基づいて複数のエレベータを制御するエレベータの監視制御方法において、複数の制御項目のそれぞれについて、各制御項目により制御される制御対象が所定の入力により設定され、複数の制御項目の設定内容を一つの制御パターンの設定内容として設定する制御パターン設定ステップと、制御パターン設定ステップで設定された複数の制御パターンの設定内容を記憶する制御パターン記憶ステップと、制御パターン記憶ステップにて記憶された複数の制御パターンを表示手段に表示し、表示された複数の制御パターンのうち一つを選択し、選択された制御パターンを構成する複数の制御項目の設定内容に基づき、複数のエレベータの制御を実行する制御実行ステップと、を備え、制御実行ステップは、選択された制御パターンの設定内容を、一括実行するか部分実行するかの選択を表示手段に表示する制御パターン判断ステップと、制御パターン判断ステップにて制御パターンの設定内容を一括実行すると選択された場合、制御パターンの設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御パターン実行ステップと、制御パターン判断ステップにて制御パターンの設定内容を部分実行すると選択された場合、制御パターンを構成する各制御項目について、制御項目の設定内容を一括実行するか部分実行するかの選択を表示手段に表示する制御項目判断ステップと、制御項目判断ステップにて一括実行すると選択された制御項目の設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目一括実行ステップと、制御項目判断ステップにて部分実行すると選択された制御項目の設定内容を変更し、変更された設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目部分実行ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明にかかるプログラムは、表示手段に複数のエレベータの状態を表示するとともに所定の入力に基づいて複数のエレベータを制御するエレベータの監視制御装置の中央処理装置に実行させるためのプログラムにおいて、複数の制御項目のそれぞれについて、各制御項目により制御される制御対象が所定の入力により設定され、複数の制御項目の設定内容を一つの制御パターンの設定内容として設定する制御パターン設定ステップと、制御パターン設定ステップで設定された複数の制御パターンの設定内容を記憶する制御パターン記憶ステップと、制御パターン記憶ステップにて記憶された複数の制御パターンを表示手段に表示し、表示された複数の制御パターンのうち一つを選択し、選択された制御パターンを構成する複数の制御項目の設定内容に基づき、複数のエレベータの制御を実行する制御実行ステップと、を中央処理装置に実行させ、制御実行ステップは、選択された制御パターンの設定内容を、一括実行するか部分実行するかの選択を表示手段に表示する制御パターン判断ステップと、制御パターン判断ステップにて制御パターンの設定内容を一括実行すると選択された場合、制御パターンの設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御パターン実行ステップと、制御パターン判断ステップにて制御パターンの設定内容を部分実行すると選択された場合、制御パターンを構成する各制御項目について、制御項目の設定内容を実行するか否かの選択を表示手段に表示し、実行すると選択された各制御項目の設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目実行ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、表示手段に複数のエレベータの状態を表示するとともに所定の入力に基づいて複数のエレベータを制御するエレベータの監視制御装置の中央処理装置に実行させるためのプログラムにおいて、複数の制御項目のそれぞれについて、各制御項目により制御される制御対象が所定の入力により設定され、複数の制御項目の設定内容を一つの制御パターンの設定内容として設定する制御パターン設定ステップと、制御パターン設定ステップで設定された複数の制御パターンの設定内容を記憶する制御パターン記憶ステップと、制御パターン記憶ステップにて記憶された複数の制御パターンを表示手段に表示し、表示された複数の制御パターンのうち一つを選択し、選択された制御パターンを構成する複数の制御項目の設定内容に基づき、複数のエレベータの制御を実行する制御実行ステップと、を中央処理装置に実行させ、制御実行ステップは、選択された制御パターンの設定内容を、一括実行するか部分実行するかの選択を表示手段に表示する制御パターン判断ステップと、制御パターン判断ステップにて制御パターンの設定内容を一括実行すると選択された場合、制御パターンの設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御パターン実行ステップと、制御パターン判断ステップにて制御パターンの設定内容を部分実行すると選択された場合、制御パターンを構成する各制御項目について、制御項目の設定内容を一括実行するか部分実行するかの選択を表示手段に表示する制御項目判断ステップと、制御項目判断ステップにて一括実行すると選択された制御項目の設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目一括実行ステップと、制御項目判断ステップにて部分実行すると選択された制御項目の設定内容を変更し、変更された設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目部分実行ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明にかかるエレベータの監視制御装置は、表示手段に複数のエレベータの状態を表示するとともに所定の入力に基づいて前記複数のエレベータを制御するエレベータの監視制御装置において、複数のエレベータの状態を表示する表示手段と、前記プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、前記プログラム記憶手段に記憶されたプログラムを実行する中央処理装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、制御設定処理において複数の制御項目を制御パターンとして設定することができるため、制御実行処理の際には、制御パターンを実行するだけで、複数の制御項目によるエレベータ制御が可能となる。これにより、操作性を向上することができる。
また、制御実行処理の際には、制御設定処理において設定された制御パターンの一部を変更した上で実行することができる。これにより、必要に応じて迅速かつ柔軟な対応が可能となり、操作性を向上することができる。
本発明に係るエレベータ制御装置の基本システムを示すブロック図である。 監視制御装置1のブロック構成の説明図である。 制御設定処理のフローチャートである。 監視制御画面40を示す図である。 制御設定画面50を示す図である。 制御項目設定画面60を示す図である。 制御対象確認画面70を示す図である。 バンク単位制御対象設定画面80を示す図である。 号機単位制御対象設定画面90を示す図である。 サービス階カット設定画面100を示す図である。 制御実行処理のS200〜S225のフローチャートである。 制御実行処理のS226〜S241のフローチャートである。 制御実行画面120を示す図である。 制御パターン実行画面130を示す図である。 制御項目実行画面140を示す図である。 バンク単位制御対象実行画面150を示す図である。 バンク単位制御対象実行画面160を示す図である。 号機単位制御対象実行画面170を示す図である。
本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係るエレベータ制御装置の基本システムを示すブロック図である。なお、本実施の形態では、一つのビル15内に対して一つのシステムが構築されるものとする。15はビル、3a〜3jはビル15内に設置されたエレベータ号機を示しており、ビル15内にa〜jの10機のエレベータ号機があることを示している。また、本実施の形態では、号機3a〜3cは第1のバンクを、号機3d〜3fは第2のバンクを、号機3g〜3hは第3のバンクを、号機3i〜3jは第4のバンクを、それぞれ構成している。すなわち、ビル15内に4つのバンクがある。ここで、「バンク」とは、1台または複数台のエレベータ号機で構成され1つのまとまった運転が行われるグループをいい、同じエレベータ号機の組み合わせからなるグループでも階によって異なるバンクとしてもよい。これに対して、「号機」とは、1台毎(かご単位)のエレベータをいう。
各プロトコル変換装置2a〜2jは、それぞれ各エレベータ号機3a〜3jに通信ケーブル13a〜13jを介して接続されているとともに、監視制御装置1にバス11を介して接続されている。監視制御装置は、エレベータ号機3a〜3jの運転状態を監視するとともに、後述する制御設定処理および制御実行処理によりエレベータ号機3a〜3jを制御する。なお、監視制御装置1、プロトコル変換装置2a〜2j、エレベータ号機3a〜3j間の接続形態はこれに限定されない。
エレベータ号機3aを例にして、エレベータ号機3a〜3jの詳細構成について説明する。エレベータかご5dおよびおもり5eは巻上機5cにより昇降され、巻上機5cは駆動制御回路5bにより制御される。号機制御装置5aは、監視制御装置1から受ける実行制御指令に基づき、駆動制御回路5bを制御する。号機制御装置5aおよび駆動制御回路5bは、エレベータ号機3aの制御盤(図示しない)に格納されている。なお、エレベータ号機3b〜3jも同様の構成を有する。プロトコル変換装置2aは、監視制御装置1とエレベータ号機3aの号機制御装置5aとの間の通信プロトコルを変換する。なお、プロトコル変換装置2a〜2jも同様の動作をする。
監視制御装置1は、ビル15内に設置された全てのエレベータ号機3a〜3jを監視および制御する。また、監視制御装置1には、通信ケーブル14を介して表示手段である表示器4が接続されている。この表示器4および監視制御装置1は、管理人が常駐する監視室内に設けられている。管理人(ユーザ)は、表示器4の画面に設けられたタッチパネル(図示しない)や、表示器4に接続されたライトペン、キーボード、マウスなど(図示しない)を用いることにより、表示器4に表示される画面から入力操作することができる。
次に、図2を参照して監視制御装置1の詳細構成について説明する。図2は、監視制御装置1のブロック構成の説明図である。なお、監視制御装置1は、図示しない中央処理装置(CPU)およびプログラム記憶手段である記憶装置(ROMやRAM)を内蔵しており、予めこの記憶装置に入力されたプログラムを中央処理装置が処理することで、以降に説明するような動作を行う。
表示器制御手段21は、通信ケーブル14を介して接続された外部の表示器4を制御する。制御パターン登録手段22は、ユーザが表示器4に表示される画面を入力操作することにより設定した制御パターンの設定内容を制御パターン記憶手段23に登録する。ここで、「制御パターン」とは、ビル内に設置された複数のエレベータ号機を同時に複数の制御項目により制御するための制御内容である。制御パターン記憶手段23は、複数の制御パターンの設定内容を記憶することができる。
実行制御指令生成手段24は、制御パターン記憶手段23に登録された制御パターンを読み込み、読み込んだ制御パターンに基づいて実行制御指令を生成する。さらに、実行制御指令生成手段24は、生成した実行制御指令を実行制御指令記憶手段26に登録し、実行制御指令出力手段25に出力指令を出力する。実行制御指令出力手段25は、実行制御指令生成手段24から出力指令を受けると、実行制御指令記憶手段26に登録された実行制御指令を、プロトコル変換装置2a〜2jを介してエレベータ号機3a〜3jに出力する。
次に、図3〜図10を参照して、監視制御装置1が行う制御設定処理と、この制御設定処理が行われる間、表示器4に表示される画面の順序について、説明する。ここで、「制御設定処理」とは、制御パターンを設定する処理をいう。
監視制御装置1の表示器制御手段21は、通常、図4に示す監視制御画面40を表示器4に表示させている。監視制御画面40は、監視制御装置1がエレベータ号機3a〜3jを監視することにより得た情報(図示しない)が表示されるとともに、制御設定処理を開始するための制御設定ボタン41および制御実行処理を開始するための制御実行ボタン42を備えている。ユーザが制御設定ボタン41を選択すると、監視制御装置1は、図3に示すフローチャートに従った制御設定処理を開始する。
監視制御画面40の制御設定ボタン41が選択されると、表示器制御手段21は、表示器4に図5に示す制御設定画面50を表示させる(S100)。制御設定画面50は、複数の制御パターンの名称(「制御パターンA」〜「制御パターンD」)を表示するパターン名表示欄51、パターン名表示欄51に表示された各制御パターンに対応する設定ボタン52a〜52d並びに確認ボタン53a〜53d、および一つ前に表示された画面に戻るための前画面表示ボタン54を備えている。
図3のフローチャートには図示していないが、表示器制御手段21は、制御パターン設定画面50の確認ボタン53a〜53dが選択されたか否か、設定ボタン52a〜52dが選択されたか否か、および前画面表示ボタン54が選択されたか否かを判断する。そして、確認ボタン53a〜53dのうちいずれかが選択された場合は、次に、選択された確認ボタンに対応する制御パターンについて現時点で設定されている内容を確認するための図示しない制御パターン確認画面を、表示器4に表示させる。例えば、S100で図5の制御設定画面50の確認ボタン53aが選択されると、図示しない制御パターン確認画面には、「制御パターンA」について現時点で設定されている内容が表示される。一方、前画面表示ボタン54が選択された場合は、再び、表示器4に監視制御画面40を表示させる。以降では、設定ボタン52a〜52dのうちいずれかが選択された場合に監視制御装置1が行う処理について説明する。
S100で制御設定画面50の設定ボタン52a〜52dのうちいずれかが選択されると、次に表示器制御手段21は、表示器4に図6に示す制御項目設定画面60を表示させる(S101)。制御項目設定画面60は、各制御項目の名称(「アップピークサービス」、「ダウンピークサービス」、「遠隔休止」、「サービス階カット」)を表示する制御項目名表示欄61、制御項目名表示欄61に表示された各制御項目に対応する設定ボタン62a〜62d並びに確認ボタン63a〜63d、設定完了ボタン64、および破棄ボタン65を備えている。制御項目名表示欄61に表示される各制御項目は、S100において図5の制御設定画面50で選択された設定ボタンに対応する制御パターンを構成するものである。例えば、S100で図5の制御設定画面50の設定ボタン52aが選択されると、S101で図6の制御項目設定画面60の制御項目名表示欄61には、「制御パターンA」を構成する複数の制御項目が表示される。なお、図6では、「アップピークサービス」、「ダウンピークサービス」、「遠隔」、「サービス階カット」の4つの制御項目が表示されているが、これに限定されない。
ここで、上記の各制御項目について説明する。「アップピークサービス」および「ダウンピークサービス」は、バンク単位でエレベータ制御を行う制御項目である。前者は、オフィスビルの出勤時などにおいて、下方階の上方向の乗客の待ち時間が長くならないように、下方階に呼ぶエレベータかごのタイミング・台数などを制御する。後者は、オフィスビルの退勤時などにおいて、上方階の下方向の乗客の待ち時間が長くならないように、上方階に呼ぶエレベータかごのタイミング・台数などを制御する。「遠隔休止」は、エレベータ号機単位で制御を行う制御項目であり、サービスを終えたエレベータかごを指定階に呼び戻し、自動休止させる。「サービス階カット」は、エレベータ乗り場単位で制御を行う制御項目であり、エレベータかごが行うサービスの対象から指定階を切り放す制御項目である。ここで、各「乗り場」は、エレベータ号機および階で特定される。
表示器制御手段21は、図6の制御項目設定画面60の確認ボタン63a〜63dのうちいずれかが選択されたか否かを判断する(S102)。S102で確認ボタン63a〜63dのうちいずれかが選択された場合、次に、図7に示す制御対象確認画面70を表示させる(S103)。制御対象確認画面70は、ビル15内の制御対象の名称をバンク単位、号機単位、または乗り場単位で表示する制御対象名表示欄71、チェック表示欄72、および確認完了ボタン73を備えている。チェック表示欄72には、現時点で所定の制御項目が有効に適用されている制御対象名に対応して、チェックが表示される。この「所定の制御項目」としては、S102において図6の制御項目設定画面60で選択された確認ボタンに対応する制御項目である。この制御対象確認画面70は、ユーザによりその表示内容を編集されないようになっている。S103でユーザにより確認完了ボタン73が選択されると、S101に戻って図6の制御項目設定画面60を表示させる。
なお、制御対象名表示欄71に表示される制御対象は、S102において制御項目設定画面60の確認ボタンに対応する制御項目が「アップピークサービス」または「ダウンピークサービス」である場合、バンク単位で表示される。一方、「遠隔休止」である場合は号機単位で表示され、「サービス階カット」である場合は乗り場単位で表示される。
S102で確認ボタン63a〜63dが選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、設定ボタン62a〜62dのうちいずれかが選択されたか否かを判断する(S104)。S104で設定ボタン62a〜62dのうちいずれかが選択された場合、次に、選択された設定ボタンに対応する制御項目がバンク単位で制御が行われる制御項目(「アップピークサービス」または「ダウンピークサービス」)か否かを判断する(S109)。
S109でバンク単位で制御が行われる制御項目であると判断した場合は、次に、表示器制御手段21は、表示器4に図8に示すバンク単位制御対象設定画面80を表示させる(S110)。バンク単位制御対象設定画面80は、ビル15内の制御対象の名称をバンク単位で表示するバンク名表示欄81、バンク名表示欄81に表示された各バンク名に対応するチェックボックス82a〜82d、設定完了ボタン83、および破棄ボタン84を備えている。チェックボックス82a〜82dは、ユーザによりチェックの表示・非表示を選択されるようになっている。そして、チェックが表示されたチェックボックスに対応するバンクに「アップピークサービス」または「ダウンピークサービス」が有効に適用される。図8では、「バンク2」および「バンク3」に「アップピークサービス」または「ダウンピークサービス」が有効に適用されることを示している。
表示器制御手段21は、図8のバンク単位制御対象設定画面80の設定完了ボタン83が選択されたか否かを判断する(S111)。S111で設定完了ボタン83が選択された場合、次に、バンク単位制御対象設定画面80で設定された内容を保持し(S113)、S101に戻って図6の制御項目設定画面60を表示させる。S111で設定完了ボタン83が選択されなかった場合、次に、破棄ボタン84が選択されたか否かを判断する(S112)。S112で破棄ボタン84が選択された場合、次に、それまでの設定内容を破棄し(S114)、S101に戻って図6の制御項目設定画面60を表示させる。S112で破棄ボタン84が選択されなかった場合、S111に戻って図8のバンク単位制御対象設定画面80の設定完了ボタン83が選択されたか否かを判断する。
一方、S109でバンク単位で制御が行われる制御項目でないと判断した場合は、次に、表示器制御手段21は、S104で図6の制御項目設定画面60において選択された設定ボタンに対応する制御項目が号機単位で制御が行われる制御項目(「遠隔休止」)か否かを判断する(S115)。S115で号機単位で制御が行われる制御項目であると判断した場合は、次に、表示器制御手段21は、表示器4に図9に示す号機単位制御対象設定画面90を表示させる(S116)。号機単位制御対象設定画面90は、全バンク全号機ボタン91、ビル15内の制御対象の名称をバンク単位で表示するバンク名表示欄92、バンク名表示欄92に表示された各バンクに対応する全号機ボタン93、バンク名表示欄92に表示された各バンクを構成する各エレベータ号機の名称を表示する号機名表示欄94、号機名表示欄94に表示された各エレベータ号機に対応するチェックボックス95、設定完了ボタン96、および破棄ボタン97を備えている。
チェックボックス95は、ユーザによりチェックの表示・非表示を選択されるようになっている。そして、チェックが表示されたチェックボックスに対応する号機に「遠隔休止」が有効に適用される。ユーザにとって簡易な操作を可能とするために、全バンク全号機ボタン91および全号機ボタン93が設けられている。全バンク全号機ボタン91が選択されると、全てのチェックボックス95にチェックが表示・非表示される。全号機ボタン93が選択されると、対応するバンクを構成する全ての号機に対応するチェックボックス95にチェックが表示・非表示される。図9では、「バンク1」および「10号機」に「遠隔休止」が有効に適用されることを示している。
表示器制御手段21は、図9の号機単位制御対象設定画面の設定完了ボタン96が選択されたか否かを判断する(S117)。S117で設定完了ボタン96が選択された場合、次に、号機単位制御対象設定画面90で設定された内容を保持し(S119)、S101に戻って図6の制御項目設定画面60を表示させる。S117で設定完了ボタン96が選択されなかった場合、次に、破棄ボタン97が選択されたか否かを判断する(S118)。S118で破棄ボタン97が選択された場合、次に、それまでの設定内容を破棄し(S120)、S101に戻って図6の制御項目設定画面60を表示させる。S118で破棄ボタン97が選択されなかった場合、S117に戻って図9の号機単位制御対象設定画面の設定完了ボタン96が選択されたか否かを判断する。
一方、S115で号機単位で制御が行われる制御項目でないと判断した場合は、次に、表示器制御手段21は、S104で図6の制御項目設定画面60において選択された設定ボタンに対応する制御項目が「サービス階カット」であると判断し(S121)、次に、表示器4に図10に示すサービス階カット設定画面100を表示させる(S122)。サービス階カット設定画面100は、ビル15の各階の名称を表示する階名表示欄101、階名表示欄101に表示された各階に対応するフロア一括ボタン102、スクロール・ウィンドウ103、設定完了ボタン109、および破棄ボタン110を備えている。さらにスクロール・ウィンドウ103は、ビル15内の制御対象の名称をバンク単位で表示するバンク名表示欄106、バンク名表示欄106に表示された各バンクを構成する各エレベータ号機の名称を表示する号機名表示欄107、各乗り場に対応するチェックボックス105a〜105cからなるチェックボックス105、バンク名表示欄106に表示された各バンクの各階に対応するバンク一括ボタン104、およびスクロール・バー108を備えている。
チェックボックス105は、ユーザによりチェックの表示・非表示を選択されるようになっている。そして、チェックが表示されたチェックボックス105に対応するエレベータ号機の階(乗り場)に「サービス階カット」が有効に適用される。すなわち、その階は、そのエレベータ号機が行うサービスの対象から切り放される。ここで、この「号機が行うサービス」とは、「上方向乗場呼び」、「下方向乗場呼び」、および「かご呼び」の3種類がある。「上方向乗場呼び」とは、乗客がある乗り場に設けられた上方向ボタンを押すと、上方向に走行するエレベータかごがその階へ呼ばれるサービスをいう。「下方向乗場呼び」とは、乗客がある乗り場に設けられた下方向ボタンを押すと、下方向に走行するエレベータかごがその階へ呼ばれるサービスをいう。「かご呼び」とは、乗客がエレベータかご内に設けられた階指定ボタンによりある階を指定すると、そのエレベータかごが指定された階へ呼ばれるサービスをいう。
チェックボックス105a〜105cは、それぞれ「上方向乗場呼び」、「下方向乗場呼び」、「かご呼び」に対応している。図10では、「1号機」の「1階」、「バンク1」の「5階」、および「バンク2」の「5階」が、「上方向乗場呼び」、「下方向乗場呼び」、および「かご呼び」の対象から切り放されることを示している。ユーザにとって簡易な操作を可能とするために、フロア一括ボタン102およびバンク一括ボタン104が設けられている。フロア一括ボタン102が選択されると、対応する階における全てのチェックボックス105にチェックが表示・非表示される。バンク一括ボタン104が選択されると、対応するバンクの階における全てのチェックボックス105にチェックが表示・非表示される。
表示器制御手段21は、図10のサービス階カット設定画面100の設定完了ボタン109が選択されたか否かを判断する(S123)。S123で設定完了ボタン109が選択された場合、次に、サービス階カット設定画面100で設定された内容を保持し(S125)、S101に戻って図6の制御項目設定画面60を表示させる。S123で設定完了ボタン109が選択されなかった場合、次に、破棄ボタン110が選択されたか否かを判断する(S124)。S124で破棄ボタン110が選択された場合、次に、それまでの設定内容を破棄し(S126)、S101に戻って図6の制御項目設定画面60を表示させる。S124で破棄ボタン110が選択されなかった場合、S123に戻って図10のサービス階カット設定画面100の設定完了ボタン109が選択されたか否かを判断する。
S104で図6の制御項目設定画面60の設定ボタン62a〜62dが選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、設定完了ボタン64が選択されたか否かを判断する(S105)。S105で設定完了ボタン64が選択された場合、次に、制御パターン登録手段22は、S100で制御パターン設定画面50において選択された設定ボタンに対応する制御パターンの設定内容を、制御パターン記憶手段23に登録する(S108)。例えば、S100で図5の制御設定画面50の設定ボタン52aが選択されると、S108で「制御パターンA」の設定内容が制御パターン記憶手段23に登録される。S108の後、監視制御装置1の制御設定処理が終了し、次に、表示器制御手段21は、表示器4に図4の監視制御画面40を表示させる。ここで、この「制御パターンの設定内容」とは、表示器制御手段21がS113、S119、またはS125で保持した各制御項目の設定内容である。なお、S108の後に、再びS100〜S103の処理が行われると、S103で表示される制御対象確認画面には、S108で登録された制御パターンの設定内容が表示される。
S105で図6の制御項目設定画面60の設定完了ボタン64が選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、破棄ボタン65が選択されたか否かを判断する(S106)。S106で破棄ボタン65が選択された場合は、それまでの設定内容を破棄する(S107)。S107の後、監視制御装置1の制御設定処理が終了し、次に、表示器制御手段21は、表示器4に図4の監視制御画面40を表示させる。S106で破棄ボタン65が選択されなかった場合は、S104に戻って図6の制御項目設定画面60の設定ボタン62a〜62dのうちいずれかが選択されたか否かを判断する。
次に、図11〜図18を参照して、監視制御装置1が行う制御実行処理と、この制御実行処理が行われる間、表示器4に表示される画面の順序について、説明する。ここで、「制御実行処理」とは、制御設定処理で設定された制御パターンを実行する処理をいう。
ユーザが図4の監視制御画面40において制御実行ボタン42を選択すると、監視制御装置1は、図11および図12に示す処理を開始する。図11は、監視制御装置1が行う制御実行処理のS200〜S225のフローチャートである。図12は、監視制御装置1が行う制御実行処理のS226〜S241のフローチャートである。
監視制御画面40の制御実行ボタン42が選択されると、表示器制御手段21は、表示器4に図13に示す制御実行画面120を表示させる(S200)。制御実行画面120は、複数の制御パターンの名称(「制御パターンA」〜「制御パターンD」)を表示するパターン名表示欄121、パターン名表示欄121に表示された各制御パターンに対応する一括実行ボタン122a〜122d、部分実行ボタン123a〜123d、並びに確認ボタン124a〜124d、および前画面表示ボタン125を備えている。前画面表示ボタン125が選択されると、表示器制御手段21は、表示器4に図4の監視制御画面40を表示させる。
表示器制御手段21は、図13の制御パターン実行画面120の確認ボタン124a〜124dが選択されたか否かを判断する(S201)。そして、S201で確認ボタン124a〜124dのうちいずれかが選択された場合は、次に、選択された確認ボタンに対応する制御パターンの設定内容を表示するための図示しない制御パターン確認画面を表示させる(S202)。例えば、S201で図13の制御パターン実行画面120の確認ボタン124aが選択されると、S202において図示しない制御パターン確認画面には、「制御パターンA」の設定内容が表示される。この制御パターン確認画面に表示される制御パターンの設定内容とは、図3の制御設定処理におけるS108で制御パターン記憶手段23に登録された制御パターンの設定内容である。そして、S202でユーザにより制御パターン確認画面に設けられた確認完了ボタンが選択されると、S200に戻って図13の制御実行画面120を表示させる。
S200で確認ボタン124a〜124dが選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、一括実行ボタン122a〜122dのうちいずれかが選択されたか否かを判断する(S203)。S203で一括実行ボタン122a〜122dのうちいずれかが選択された場合、次に、図14に示す制御パターン実行画面130を表示させる(S204)。制御パターン実行画面130は、ユーザへのメッセージを表示するメッセージ欄131、実行ボタン132、および前画面表示ボタン133を備えている。メッセージ欄131に表示されるメッセージは、所定の制御パターンを実行するか否かを、ユーザに確認するものである。この「所定の制御パターン」としては、S203で図13の制御実行画面120において選択された一括実行ボタンに対応する制御パターンが選択される。例えば、S203で図13の制御パターン実行画面120の一括実行ボタン122aが選択されると、S204において図14の制御パターン実行画面130には、「制御パターンA」を実行するか否かを確認するためのメッセージが表示される。
表示器制御手段21は、図14の制御パターン実行画面130の実行ボタン132が選択されたか否かを判断する(S205)。そして、S205で実行ボタン132が選択された場合は、次に、実行制御指令生成手段24は、制御パターン記憶手段23から、制御パターン実行画面130のメッセージに表示された制御パターンの設定内容を読み込む。さらに、読み込んだ制御パターンの設定内容に基づいて実行制御指令を生成し、生成した実行制御指令を実行制御指令記憶手段26に登録する(S206)。この「実行制御指令」は、各エレベータ号機の号機制御装置(例えば、図1の号機制御装置5a)を制御する制御信号から構成される。
また、実行制御指令生成手段24は、実行制御指令出力手段25に対し、出力指令を出力する(S207)。この「出力指令」は、S206で実行制御指令生成手段24が実行制御指令記憶手段26に登録する実行制御指令を、ビル15内の複数のエレベータ号機3a〜3jの号機制御装置に出力することを指令するものである。S207の後、実行制御指令出力手段25は、出力指令に従って実行制御指令記憶手段26から実行制御指令を読み込み、読み込んだ実行制御指令をエレベータ号機3a〜3jの号機制御装置に出力する(S208)。S208の後、監視制御装置1の制御実行処理が終了し、次に、表示器制御手段21は、表示器4に図4の監視制御画面40を表示させる。
S205で実行ボタン132が選択されなかった場合は、次に、ユーザにより前画面表示ボタン133が選択されると、S200に戻って図13の制御実行画面120を表示させる。
S203で図13の制御実行画面120の一括実行ボタン122a〜122dが選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、部分実行ボタン123a〜123dのうちいずれかが選択されたか否かを判断する(S209)。S209で部分実行ボタン123a〜123dのうちいずれかが選択された場合、次に、表示器制御手段21は、表示器4に図15に示す制御項目実行画面140を表示させる(S210)。制御項目実行画面140は、ユーザへのメッセージを表示するメッセージ欄141、一括実行ボタン142、部分実行ボタン143、確認ボタン144、および前画面表示ボタン145を備えている。メッセージ欄141に表示されるメッセージは、所定の制御項目を実行するか否かを、ユーザに確認するものである。この「所定の制御項目」としては、S209で図13の制御実行画面120において選択された部分実行ボタンに対応する制御パターンを構成する複数の制御項目のうちいずれか1つが選択される。例えば、S201で図13の制御パターン実行画面120の部分実行ボタン123aが選択されると、S210において図15の制御項目実行画面140には、「制御パターンA」を構成する複数の制御項目のうちいずれか1つについて実行するか否かを確認するためのメッセージが表示される。
表示器制御手段21は、図15の制御項目実行画面140の確認ボタン144が選択されたか否かを判断する(S211)。そして、S211で確認ボタン144が選択された場合は、次に、制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目の設定内容について、前述した図7の制御項目確認画面70を表示させる(S212)。この制御項目確認画面70には、図3の制御設定処理におけるS108で制御パターン記憶手段23に登録された設定内容が表示される。そして、S212でユーザにより制御項目確認画面70に設けられた確認完了ボタン73が選択されると、S210に戻って図15の制御項目実行画面140を表示させる。
S211で確認ボタン144が選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、一括実行ボタン142が選択されたか否かを判断する(S213)。S213で一括実行ボタン142が選択された場合、次に、実行制御指令生成手段24は、制御パターン記憶手段23から、図15の制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目の設定内容を読み込む。さらに、読み込んだ制御項目の設定内容に基づいて実行制御指令を生成し、生成した実行制御指令を実行制御指令記憶手段26に登録する(S214)。
S214の後、次に、表示器制御手段21は、S209で図13の制御実行画面120において選択された部分実行ボタンに対応する制御パターンを構成する複数の制御項目のうち、図3の制御設定処理で設定内容を保持された制御項目が他に存在するか否かを判断する(S215)。S215で存在すると判断した場合、S210に戻って図15の制御項目実行画面140を表示させる。ただし、S210において、今回の制御項目実行画面140のメッセージに表示される制御項目は、前回に表示した制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目以外の制御項目で、かつ図3の制御設定処理で設定された制御項目のうちいずれか1つが選択される。S215で存在しないと判断した場合、S207に戻って、実行制御指令生成手段24は、実行制御指令出力手段25に対し、出力指令を出力する。
S213で図15の制御項目実行画面140の一括実行ボタン142が選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、部分実行ボタン143が選択されたか否かを判断する(S216)。S216で部分実行ボタン143が選択された場合、次に、制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目がバンク単位で制御が行われる制御項目(「アップピークサービス」または「ダウンピークサービス」)か否かを判断する(S217)。S217でバンク単位で制御が行われる制御項目であると判断した場合、次に、表示器制御手段21は、表示器4に図16に示すバンク単位制御対象実行画面150を表示させる(S218)。バンク単位制御対象実行画面150は、ユーザへのメッセージを表示するメッセージ欄151、実行ボタン152、非実行ボタン153、前画面表示ボタン154、および破棄ボタン155を備えている。メッセージ欄151に表示されるメッセージは、図15の制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目を所定のバンクにおいて実行するか否かを、ユーザに確認するものである。この「所定のバンク」としては、制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目の制御対象として、図3の制御設定処理で設定されたバンクのうちいずれか1つが選択される。
表示器制御手段21は、図16のバンク単位制御対象実行画面150の実行ボタン152が選択されたか否かを判断する(S219)。そして、S219で実行ボタン152が選択された場合は、次に、実行制御指令生成手段24は、制御パターン記憶手段23から、バンク単位制御対象実行画面150のメッセージに表示されたバンクの設定内容を読み込む。さらに、読み込んだバンクの設定内容に基づいて実行制御指令を生成し、生成した実行制御指令を実行制御指令記憶手段26に登録する(S220)。
S220の後、次に、表示器制御手段21は、図15の制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目の制御対象として、図3の制御設定処理で設定されたバンクが他に存在するか否かを判断する(S221)。S221で存在すると判断した場合、S218に戻って図16のバンク単位制御対象実行画面150を表示させる。ただし、S218において、今回のバンク単位制御対象実行画面150のメッセージに表示されるバンクは、前回に表示したバンク単位制御対象実行画面150のメッセージに表示されたバンク以外のバンクで、かつ図3の制御設定処理で設定されたバンクのうちいずれか1つが選択される。S221で他のバンクが存在しないと判断した場合、S215に戻って図3の制御設定処理で設定内容を保持された制御項目が他に存在するか否かを判断する。
S219で図16のバンク単位制御対象実行画面150の実行ボタン152が選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、非実行ボタン153が選択されたか否かを判断する(S222)。S222で非実行ボタン153が選択された場合、S221に戻って図3の制御設定処理で設定されたバンクが他に存在するか否かを判断する。S222で非実行ボタン153が選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、前画面表示ボタン154が選択されたか否かを判断する(S223)。S223で前画面表示ボタン154が選択された場合、S210に戻って図15の制御項目実行画面140を表示させる。S223で前画面表示ボタン154が選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、破棄ボタン155が選択されたか否かを判断する(S224)。S224で破棄ボタン155が選択された場合、次に、実行制御指令生成手段24は、実行制御指令記憶手段26は、それまでに記憶した実行制御指令を破棄し(S225)、S200に戻って図13の制御実行画面120を表示させる。S224で破棄ボタン155が選択されなかった場合、S219に戻って図16のバンク単位制御対象実行画面150の実行ボタン152が選択されたか否かを判断する。
S217で図15の制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目がバンク単位で制御が行われる制御項目でないと判断した場合、次に、表示器制御手段21は、号機単位で制御が行われる制御項目(「遠隔休止」)または乗り場単位で制御が行われる制御項目(「サービス階カット」)であると判断する(S226)。S226の後、次に、表示器制御手段21は、表示器4に図17に示すバンク単位制御対象実行画面160を表示させる(S227)。バンク単位制御対象実行画面160は、ユーザへのメッセージを表示するメッセージ欄161、一括実行ボタン162、部分実行ボタン163、非実行ボタン164、前画面表示ボタン165、および破棄ボタン165を備えている。メッセージ欄161に表示されるメッセージは、図15の制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目を所定のバンクにおいて実行するか否かを、ユーザに確認するものである。この「所定のバンク」としては、制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目の制御対象として、図3の制御設定処理で設定されたバンクのうちいずれか1つが選択される。
表示器制御手段21は、図17のバンク単位制御対象実行画面160の一括実行ボタン162が選択されたか否かを判断する(S228)。そして、S228で一括実行ボタン162が選択された場合は、次に、実行制御指令生成手段24は、制御パターン記憶手段23から、バンク単位制御対象実行画面160のメッセージに表示されたバンクの設定内容を読み込む。さらに、読み込んだバンクの設定内容に基づいて実行制御指令を生成し、生成した実行制御指令を実行制御指令記憶手段26に登録する(S229)。
S229の後、次に、表示器制御手段21は、図15の制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目の制御対象として、図3の制御設定処理で設定されたバンクが他に存在するか否かを判断する(S230)。S230で存在すると判断した場合、S227に戻って図17の単位制御対象実行画面160を表示させる。ただし、S227において、今回のバンク単位制御対象実行画面160のメッセージに表示されるバンクは、前回に表示したバンク単位制御対象実行画面160のメッセージに表示されたバンク以外のバンクで、かつ図3の制御設定処理で設定されたバンクのうちいずれか1つが選択される。S230で存在しないと判断した場合、S215に戻って図3の制御設定処理で設定内容を保持された制御項目が他に存在するか否かを判断する。
S228で図17のバンク単位制御対象実行画面160の一括実行ボタン162が選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、部分実行ボタン163が選択されたか否かを判断する(S231)。S231で部分実行ボタン163が選択された場合、次に、表示器制御手段21は、表示器4に図18に示す号機単位制御対象実行画面170を表示させる(S232)。号機単位制御対象実行画面170は、ユーザへのメッセージを表示するメッセージ欄171、実行ボタン172、非実行ボタン173、前画面表示ボタン174、および破棄ボタン175を備えている。メッセージ欄171に表示されるメッセージは、図15の制御項目実行画面140のメッセージに表示された制御項目を所定の号機において実行するか否かを、ユーザに確認するものである。この「所定の号機」としては、バンク単位制御対象実行画面160のメッセージに表示されたバンクを構成する複数の号機で、かつ図3の制御設定処理で設定された号機のうちいずれか1つが選択される。
表示器制御手段21は、図18の号機単位制御対象実行画面170の実行ボタン172が選択されたか否かを判断する(S233)。そして、S233で実行ボタン172が選択された場合は、次に、実行制御指令生成手段24は、制御パターン記憶手段23から、号機単位制御対象実行画面170のメッセージに表示された号機の設定内容を読み込む。さらに、読み込んだ号機の設定内容に基づいて実行制御指令を生成し、生成した実行制御指令を実行制御指令記憶手段26に登録する(S234)。
S234の後、表示器制御手段21は、バンク単位制御対象実行画面160のメッセージに表示されたバンクを構成する複数の号機で、かつ図3の制御設定処理で設定された号機が他に存在するか否かを判断する(S235)。S235で存在すると判断した場合、S232に戻って図18の号機単位制御対象実行画面170を表示させる。ただし、S232において、今回の号機単位制御対象実行画面170のメッセージに表示される号機は、バンク単位制御対象実行画面160のメッセージに表示されたバンクを構成する複数の号機のうち、前回に表示した号機単位制御対象実行画面170のメッセージに表示された号機以外の号機で、かつ図3の制御設定処理で設定された号機のうちいずれか1つが選択される。S235で存在しないと判断した場合、S230に戻って図3の制御設定処理で設定されたバンクが他に存在するか否かを判断する。
S233で図18の号機単位制御対象実行画面170の実行ボタン172が選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、非実行ボタン173が選択されたか否かを判断する(S236)。S236で非実行ボタン173が選択された場合、S235に戻って図3の制御設定処理で設定された号機が他に存在するか否かを判断する。
S236で非実行ボタン173が選択されなかった場合、次に表示器制御手段21は、前画面表示ボタン174が選択されたか否かを判断する(S237)。S237で前画面表示ボタン174が選択された場合、S232に戻って図18に示す号機単位制御対象実行画面170を表示させる。S237で前画面表示ボタン174が選択されなかった場合、次に、表示器制御手段21は、破棄ボタン175が選択されたか否かを判断する(S238)。S238で破棄ボタン175が選択された場合、次に、実行制御指令記憶手段26は、それまでに記憶した実行制御指令を破棄し(S239)、S200に戻って図13に示す制御実行画面120を表示させる。S238で破棄ボタン175が選択されなかった場合、S233に戻って図18の号機単位制御対象実行画面170の実行ボタン172が選択されたか否かを判断する。
S231で図17のバンク単位制御対象実行画面160の部分実行ボタン163が選択されなかった場合、次に表示器制御手段21は、破棄ボタン165が選択されたか否かを判断する(S240)。S240で破棄ボタン165が選択された場合、次に、実行制御指令記憶手段26は、それまでに記憶した実行制御指令を破棄し(S241)、S200に戻って図13に示す制御実行画面120を表示させる。S240で破棄ボタン165が選択されなかった場合、S228に戻って図17のバンク単位制御対象実行画面160の一括実行ボタン162が選択されたか否かを判断する。
なお、S100〜107およびS109〜126は制御パターン設定ステップに相当し、S108は制御パターン記憶ステップに相当し、S200〜241は制御実行ステップに相当する。そして、S200〜241のうち、S208およびS209は制御パターン判断ステップに相当し、S204〜206は制御パターン実行ステップに相当し、S210〜241は制御項目実行ステップに相当する。また、S213およびS216は制御項目判断ステップに相当し、S214は制御項目一括実行ステップに相当し、S217〜241は制御項目部分実行ステップに相当する。
なお、表示器4に表示される各図面の順序や表示内容は、本発明の課題を解決することができる限り、適宜変更することができる。
本実施の形態によれば、制御設定処理において複数の制御項目をまとめて一つの制御パターンとして設定することができるため、制御実行処理の際には、一つの制御パターンを実行するだけで、複数の制御項目によるエレベータ制御が可能となる。これにより、例えば、2つの異なる制御パターンAおよび制御パターンBを、交互に実行する場合は、一旦制御設定処理において制御パターンA及び制御パターンBを設定しておくだけで、その後の制御実行処理において交互に制御パターンAまたは制御パターンBを選択して実行するだけでよい。したがって、操作性を向上し、誤操作を低減することができる。
また、制御実行処理の際には、制御設定処理において設定された制御パターンの一部を切り放した上で実行することができる。これにより、例えば、制御パターンAを実行している間に、1時間だけ1号機を制御対象から切り放したい場合、まず制御実行処理において制御パターンAの制御対象から1号機を切り放した上で、制御パターンAを実行する。そして、1時間後に再度制御実行処理を行う際には、制御対象を変更せずに制御パターンAを実行するだけでよい。したがって、非常時にも迅速かつ柔軟な対応が可能となり、操作性を向上することができる。
1 監視制御装置
3a〜3j エレベータ号機
4 表示器
5a 号機制御装置
5b 駆動制御回路
5c 巻き上げ機
5d かご
5e おもり
21 表示器制御手段
22 制御パターン登録手段
23 制御パターン記憶手段
24 実行制御指令生成手段
25 実行制御指令出力手段
26 実行制御指令記憶手段

Claims (7)

  1. 表示手段に複数のエレベータの状態を表示するとともに所定の入力に基づいて前記複数のエレベータを制御するエレベータの監視制御方法において、
    複数の制御項目のそれぞれについて、各制御項目により制御される制御対象が所定の入力により設定され、前記複数の制御項目の設定内容を一つの制御パターンの設定内容として設定する制御パターン設定ステップと、
    前記制御パターン設定ステップで設定された複数の制御パターンの設定内容を記憶する制御パターン記憶ステップと、
    前記制御パターン記憶ステップにて記憶された前記複数の制御パターンを前記表示手段に表示し、表示された前記複数の制御パターンのうち一つを選択し、選択された制御パターンを構成する前記複数の制御項目の設定内容に基づき、複数のエレベータの制御を実行する制御実行ステップと、を備え、
    前記制御実行ステップは、
    前記選択された制御パターンの設定内容を、一括実行するか部分実行するかの選択を前記表示手段に表示する制御パターン判断ステップと、
    前記制御パターン判断ステップにて前記制御パターンの設定内容を一括実行すると選択された場合、前記制御パターンの設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御パターン実行ステップと、
    制御パターン判断ステップにて前記制御パターンの設定内容を部分実行すると選択された場合、前記制御パターンを構成する前記各制御項目について、前記制御項目の設定内容を実行するか否かの選択を前記表示手段に表示し、実行すると選択された各制御項目の設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目実行ステップと、を備える
    ことを特徴とするエレベータの監視制御方法。
  2. 表示手段に複数のエレベータの状態を表示するとともに所定の入力に基づいて前記複数のエレベータを制御するエレベータの監視制御方法において、
    複数の制御項目のそれぞれについて、各制御項目により制御される制御対象が所定の入力により設定され、前記複数の制御項目の設定内容を一つの制御パターンの設定内容として設定する制御パターン設定ステップと、
    前記制御パターン設定ステップで設定された複数の制御パターンの設定内容を記憶する制御パターン記憶ステップと、
    前記制御パターン記憶ステップにて記憶された前記複数の制御パターンを前記表示手段に表示し、表示された前記複数の制御パターンのうち一つを選択し、選択された制御パターンを構成する前記複数の制御項目の設定内容に基づき、複数のエレベータの制御を実行する制御実行ステップと、を備え、
    前記制御実行ステップは、
    前記選択された制御パターンの設定内容を、一括実行するか部分実行するかの選択を前記表示手段に表示する制御パターン判断ステップと、
    制御パターン判断ステップにて前記制御パターンの設定内容を一括実行すると選択された場合、前記制御パターンの設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御パターン実行ステップと、
    制御パターン判断ステップにて前記制御パターンの設定内容を部分実行すると選択された場合、前記制御パターンを構成する前記各制御項目について、前記制御項目の設定内容を一括実行するか部分実行するかの選択を前記表示手段に表示する制御項目判断ステップと、
    前記制御項目判断ステップにて一括実行すると選択された制御項目の設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目一括実行ステップと、
    前記制御項目判断ステップにて部分実行すると選択された制御項目の設定内容を変更し、変更された設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目部分実行ステップと、を備える
    ことを特徴とするエレベータの監視制御方法。
  3. 前記制御パターン設定ステップは、前記複数の制御項目のそれぞれについて、前記各制御項目により制御される制御対象が、所定の入力により前記複数のエレベータのバンク単位、号機単位、または乗り場単位で特定して設定され、前記複数の制御項目の設定内容を一つの制御パターンの設定内容として設定し、
    前記制御項目部分実行ステップは、前記制御項目判断ステップにて部分実行すると選択された制御項目の制御対象の一部を前記複数のエレベータのバンク単位、号機単位、または乗り場単位で切り放し、残りの制御対象を前記制御項目により制御することを指令する実行制御指令を生成する
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの監視制御方法。
  4. 表示手段に複数のエレベータの状態を表示するとともに所定の入力に基づいて前記複数のエレベータを制御するエレベータの監視制御装置の中央処理装置に実行させるためのプログラムにおいて、
    複数の制御項目のそれぞれについて、各制御項目により制御される制御対象が所定の入力により設定され、前記複数の制御項目の設定内容を一つの制御パターンの設定内容として設定する制御パターン設定ステップと、
    前記制御パターン設定ステップで設定された複数の制御パターンの設定内容を記憶する制御パターン記憶ステップと、
    前記制御パターン記憶ステップにて記憶された前記複数の制御パターンを前記表示手段に表示し、表示された前記複数の制御パターンのうち一つを選択し、選択された制御パターンを構成する前記複数の制御項目の設定内容に基づき、複数のエレベータの制御を実行する制御実行ステップと、
    を前記中央処理装置に実行させ、
    前記制御実行ステップは、
    前記選択された制御パターンの設定内容を、一括実行するか部分実行するかの選択を前記表示手段に表示する制御パターン判断ステップと、
    前記制御パターン判断ステップにて前記制御パターンの設定内容を一括実行すると選択された場合、前記制御パターンの設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御パターン実行ステップと、
    制御パターン判断ステップにて前記制御パターンの設定内容を部分実行すると選択された場合、前記制御パターンを構成する前記各制御項目について、前記制御項目の設定内容を実行するか否かの選択を前記表示手段に表示し、実行すると選択された各制御項目の設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目実行ステップと、を備える
    ことを特徴とするプログラム。
  5. 表示手段に複数のエレベータの状態を表示するとともに所定の入力に基づいて前記複数のエレベータを制御するエレベータの監視制御装置の中央処理装置に実行させるためのプログラムにおいて、
    複数の制御項目のそれぞれについて、各制御項目により制御される制御対象が所定の入力により設定され、前記複数の制御項目の設定内容を一つの制御パターンの設定内容として設定する制御パターン設定ステップと、
    前記制御パターン設定ステップで設定された複数の制御パターンの設定内容を記憶する制御パターン記憶ステップと、
    前記制御パターン記憶ステップにて記憶された前記複数の制御パターンを前記表示手段に表示し、表示された前記複数の制御パターンのうち一つを選択し、選択された制御パターンを構成する前記複数の制御項目の設定内容に基づき、複数のエレベータの制御を実行する制御実行ステップと、
    を前記中央処理装置に実行させ、
    前記制御実行ステップは、
    前記選択された制御パターンの設定内容を、一括実行するか部分実行するかの選択を前記表示手段に表示する制御パターン判断ステップと、
    制御パターン判断ステップにて前記制御パターンの設定内容を一括実行すると選択された場合、前記制御パターンの設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御パターン実行ステップと、
    制御パターン判断ステップにて前記制御パターンの設定内容を部分実行すると選択された場合、前記制御パターンを構成する前記各制御項目について、前記制御項目の設定内容を一括実行するか部分実行するかの選択を前記表示手段に表示する制御項目判断ステップと、
    前記制御項目判断ステップにて一括実行すると選択された制御項目の設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目一括実行ステップと、
    前記制御項目判断ステップにて部分実行すると選択された制御項目の設定内容を変更し、変更された設定内容に基づく実行制御指令を生成する制御項目部分実行ステップと、を備える
    ことを特徴とするプログラム。
  6. 前記制御パターン設定ステップは、前記複数の制御項目のそれぞれについて、前記各制御項目により制御される制御対象が、所定の入力により前記複数のエレベータのバンク単位、号機単位、または乗り場単位で特定して設定され、前記複数の制御項目の設定内容を一つの制御パターンの設定内容として設定し、
    前記制御項目部分実行ステップは、前記制御項目判断ステップにて部分実行すると選択された制御項目の制御対象の一部を前記複数のエレベータのバンク単位、号機単位、または乗り場単位で切り放し、残りの制御対象を前記制御項目により制御することを指令する実行制御指令を生成する
    ことを特徴とする請求項5記載のプログラム。
  7. 表示手段に複数のエレベータの状態を表示するとともに所定の入力に基づいて前記複数のエレベータを制御するエレベータの監視制御装置において、
    複数のエレベータの状態を表示する表示手段と、
    請求項4又は5に記載のプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    前記プログラム記憶手段に記憶されたプログラムを実行する中央処理装置と、を備える
    ことを特徴とするエレベータの監視制御装置。
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