JP5396902B2 - リチウムイオン二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、リチウムイオン二次電池に関する。
リチウムイオン二次電池の電極は、一般的に、集電体と集電体上に形成された活物質層とを備える。そして、活物質層は、活物質とバインダー(結着剤)を含有する。下記特許文献1〜5には、バインダーとしてポリイミドを用いるリチウムイオン二次電池が開示されている。
特開2002−260637号公報 特開平6−290782号公報 特開昭57−210568号公報 特開2002−124264号公報 特開2008−262785号公報
近年、リチウムイオン二次電池への需要の増加に伴い、電池の性能の更なる向上が望まれている。しかしながら、上述した従来のリチウムイオン二次電池では、所望のサイクル特性や初期充電容量を達成することは困難であった。特に、充放電容量の向上を目的として、Liと合金化するSi又はSi合金を負極活物質として用いた場合、充放電の繰り返しに伴い、活物質層が膨張と収縮を繰り返し、活物質層の割れや集電体からの剥離が起こり易いため、所望のサイクル特性を達成し難くかった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、サイクル特性を向上させることができるリチウムイオン二次電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るリチウムイオン二次電池が備える電極は、集電体と、集電体上に形成され、活物質及びポリベンゾイミダゾールを含む活物質層と、を有する。
本発明に係るリチウムイオン二次電池は、上記電極を備える。
上記本発明では、活物質層がバインダーとしてポリベンゾイミダゾールを含むため、ポリイミド等の従来のバインダーを用いた場合に比べて、電池の充放電に伴って電極の温度が変化する際に活物質層の変形を抑制することでき、リチウムイオン二次電池のサイクル特性を向上させることが可能となる。
上記本発明では、活物質がSiを含むことが好ましい。また、上記本発明では、リチウムイオン二次電池が、Siを含む活物質を用いた電極を負極として備えることが好ましい。
Si単体又はSi合金等のSiを含む活物質は、Liと化合し易い点において充放電容量の向上に寄与するが、黒鉛等の活物質に比べて熱膨張し易く、活物質層を変形させ易い点においてサイクル特性の劣化の一因となり得る。上記本発明では、Siを含む活物質を用い、且つバインダーとしてポリベンゾイミダゾールを用いることによって、サイクル特性と充放電容量とを両立させることが可能となる。
本発明によれば、サイクル特性を向上させることができるリチウムイオン二次電池を提供することができる。
本発明の一実施形態であるリチウムイオン二次電池が備える発電要素の模式断面図である。 本発明の一実施形態であるリチウムイオン二次電池の正面図である。 図2に示すリチウムイオン二次電池を図2のX−X線に沿って切断した模式断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な一実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
(電極及びリチウムイオン二次電池)
図1〜図3に示すように、リチウムイオン二次電池1は、主として、互いに対向する一対の板状の電極(負極10及び正極20)と、負極10と正極20との間に隣接して配置される板状のセパレータ40と、を備える発電要素60と、リチウムイオンを含む電解質溶液(本実施形態では非水電解質溶液)と、これらを密閉した状態で収容するケース50と、負極10に一方の端部が電気的に接続されると共に他方の端部がケース50の外部に突出される負極リード12と、正極20に一方の端部が電気的に接続されると共に他方の端部がケース50の外部に突出される正極リード22とから構成されている。
図1に示すように、負極10は、負極集電体16と、負極集電体16上に形成された負極活物質層18と、を備える。また、正極20は、正極集電体26と、正極集電体26上に形成された正極活物質層28と、を備える。セパレータ40は、負極活物質層18と正極活物質層28との間に位置している。
負極10の負極活物質層18は、主として、負極活物質と、バインダー(結着剤)とから構成されている。また、正極活物質層28は、主として、正極活物質と、バインダーとから構成されている。
負極活物質層18又は正極活物質層28の少なくともいずれかは、バインダーとしてポリベンゾイミダゾールを含む。本実施形態では、負極活物質層18及び正極活物質層28が共にバインダーとしてポリベンゾイミダゾールを含むことが好ましい。なお、負極活物質層18又は正極活物質層28のうち、いずれか一方の活物質層だけがポリベンゾイミダゾールを含有し、他方の活物質層はポリベンゾイミダゾール以外のバインダーを含有する場合であっても、本発明の効果を奏することができる。以下では、説明の便宜上、負極活物質層18及び正極活物質層28の両方がポリベンゾイミダゾールを含む場合について説明する。
本実施形態において、ポリベンゾイミダゾールとは、例えば、下記化学式(I)で表される高分子(樹脂)である。
Figure 0005396902
上記化学式(I)中、R〜R及びR’〜R’は、それぞれ独立に選択される置換基であり、Lは2価の連結基であり、Lは、R〜Rのいずれか一つと、R’〜R’のいずれか一つとを連結する2価の連結基であり、p及びqは重合度を表す数である。ここで、R〜R及びR’〜R’は、それぞれ独立に、水素、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、ハロゲン、水酸基、又は炭素数1〜10のアルコキシル基等であり、L及びLは、それぞれ独立に、単結合であるか、カルコゲン原子、芳香族化合物、脂肪族化合物、脂環式化合物、又は複素環化合物等からなる2価の連結基である。ポリベンゾイミダゾールの分子量は、例えば、2000〜1000000程度である。
本実施形態において活物質層が含有するポリベンゾイミダゾールは、接着性及び耐熱性に優れる。そのため、本実施形態では、従来のバインダーを用いた場合に比べて、活物質間の密着性及び活物質層と集電体との密着性が向上すると共に、充放電時の電極の温度変化の伴う活物質層の膨張及び収縮が抑制され、活物質層の割れや集電体からの剥離が防止される。その結果、本実施形態では、従来のバインダーを用いた場合に比べて、リチウムイオン二次電池のサイクル特性を向上させることが可能となる。
活物質層中のポリベンゾイミダゾールの含有量は、活物質層全量を基準として2〜10質量%であることが好ましく、2〜5質量%であることがより好ましい。ポリベンゾイミダゾールの含有量が2質量%未満であると、含有量が上記範囲内である場合と比較して、塗膜強度や活物質層と集電体との密着性が低下して、サイクル特性が劣化する傾向があり、10質量%を超えると、含有量が上記範囲内である場合と比較して、内部抵抗が増加するため電池の特性が劣化する傾向がある。
活物質層が含有するバインダーとして、ポリベンゾイミダゾールに加えて、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン系フッ素ゴム(VDF−HFP系フッ素ゴム)、ビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン系フッ素ゴム(VDF−HFP−TFE系フッ素ゴム)等のフッ素樹脂・フッ素ゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、芳香族ポリアミド、セルロース、スチレン・ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴム、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体、その水素添加物、スチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン共重合体、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体、その水素添加物等の熱可塑性エラストマー状高分子、シンジオタクチック1、2−ポリブタジエン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、プロピレン・α−オレフィン(炭素数2〜12)共重合体又は導電性高分子等を用いてもよい。
負極活物質は、リチウムイオンの吸蔵及び放出、リチウムイオンの脱離及び挿入(インターカレーション)、又は、リチウムイオンと該リチウムイオンのカウンターアニオン(例えば、PF )とのドープ及び脱ドープを可逆的に進行させることが可能であれば特に限定されず、公知の負極活物質を使用できる。このような活物質としては、例えば、天然黒鉛、人造黒鉛、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素、低温度焼成炭素等の炭素材料、Al、Si、Sn、Si等のリチウムと化合することのできる金属又は合金、SiO(1<x≦2)、SnO(1<x≦2)等の酸化物を主体とする非晶質の化合物、チタン酸リチウム(LiTi12)、TiOが挙げられる。
本実施形態では、負極活物質がSiを含むことが好ましい。
Siを含む負極活物質は、Liと化合し易く、Liデンドライトの形成を抑制する点において、短絡の防止や充放電容量の向上に寄与する。しかし、Siを含む負極活物質は、黒鉛(炭素)等の活物質に比べて熱膨張率が大きい傾向にある。例えば、黒鉛は充電に伴い1.1倍程度膨張するが、Siは4倍程度膨張する。そのため、Siを含む負極活物質は、充放電に伴う負極活物質層の変形や分解を引き起こし易く、サイクル特性を劣化させる可能性がある。本実施形態では、Siを含む負極活物質を用い、且つバインダーとしてポリベンゾイミダゾールを用いることによって、Siを含む負極活物質の熱膨張に伴う負極活物質層の変形や分解が抑制されるため、サイクル特性を劣化させることなく、充分な充放電容量を達成することが可能となる。
Siを含む負極活物質としては、Si単体、SiとCuの合金、SiとNiの合金、又はSiとTiの合金等が挙げられる。
負極活物質層18中の負極活物質の含有量は、負極活物質層18全量を基準として80〜98質量%であることが好ましく、85〜97質量%であることがより好ましい。活物質の含有量が80質量%未満であると、含有量が上記範囲内である場合と比較して、エネルギー密度が低下する傾向があり、98質量%を超えると、含有量が上記範囲内である場合と比較して、負極活物質層18と集電体16との接着力が不足してサイクル特性が低下する傾向がある。
正極活物質は、リチウムイオンの吸蔵及び放出、リチウムイオンの脱離及び挿入(インターカレーション)、又は、リチウムイオンと該リチウムイオンのカウンターアニオン(例えば、PF )とのドープ及び脱ドープを可逆的に進行させることが可能であれば特に限定されず、公知の電極活物質を使用できる。例えば、コバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)、リチウムマンガンスピネル(LiMn)、及び、一般式:LiNiCoMn(x+y+z+a=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦a≦1、MはAl、Mg、Nb、Ti、Cu、Zn、Crより選ばれる1種類以上の元素)で表される複合金属酸化物、リチウムバナジウム化合物(LiV)、オリビン型LiMPO(ただし、Mは、Co、Ni、Mn又はFe、Mg、Nb、Ti、Al、Zrより選ばれる1種類以上の元素またはVOを示す)、チタン酸リチウム(LiTi12)等の複合金属酸化物が挙げられる。
正極活物質層28中の正極活物質の含有量は、正極活物質層28全量を基準として80〜97質量%であることが好ましく、85〜96質量%であることがより好ましい。正極活物質2の含有量が80質量%未満であると、含有量が上記範囲内である場合と比較して、エネルギー密度が低下する傾向があり、97質量%を超えると、含有量が上記範囲内である場合と比較して、正極活物質層28と集電体26との接着力が不足してサイクル特性が低下する傾向がある。
負極活物質層18又は正極活物質層28は、導電助剤を含有していることが好ましい。導電助剤としては特に限定されず、公知の導電助剤を使用できる。例えば、カーボンブラック類等の炭素材料、銅、ニッケル、ステンレス、鉄等の金属粉、炭素材料及び金属粉の混合物、ITOのような導電性酸化物が挙げられる。
負極集電体16及び正極集電体26は、負極活物質層18及び正極活物質層28への電荷の移動を充分に行うことができる良導体であって、負極集電体の場合はリチウムと合金を作らないもの、正極集電体の場合は腐食しないものであれば特に限定されない。例えば、負極集電体16及び正極集電体26としては、それぞれ銅、アルミニウム等の金属箔が挙げられる。
負極集電体16は、負極リード12の一端に電気的に接続され、図2に示すように、負極リード12の他端がケース50の外部に延びている。また、正極20の正極集電体26は、正極リード22の一端に電気的に接続され、図2に示すように、正極リード22の他端がケース50の外部に延びている。
シール部50に接触する負極リード12の部分には、負極リード12とケース50の金属層との接触を防止するための絶縁体14が被覆され、シール部50に接触する正極リード22の部分には、正極リード22とケース50の金属層との接触を防止するための絶縁体24が被覆されている。また、絶縁体14、24の他の役割は、ケース50の最内層とリード12、22との密着性を向上させることである。
セパレータ40としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリオレフィンからなるフィルムの積層体や、上記高分子の混合物の延伸膜又は多孔体、或いは、セルロース、ポリエステル及びポリプロピレンからなる群より選択される少なくとも一種の構成材料からなる繊維不織布等が挙げられる。
負極活物質層18又は正極活物質層28の表面のうちセパレータ40に対向する面には、1〜1000nm程度の厚さを有する絶縁層が形成されていてもよい。これにより電極間の短絡を防止できる。絶縁層を構成する物質としては、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化珪素(SiO、1<x≦2)、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化銅、酸化錫(SnO、1<x≦2)が挙げられ、これらを組み合わせて用いてもよい。
電解質溶液(図示せず)はケース50の内部空間に充填され、その一部は、負極10、正極20、及びセパレータ40の内部に含有されている。電解質溶液は、リチウム塩を有機溶媒に溶解した非水電解質溶液が使用される。リチウム塩としては、例えば、LiPF、LiClO、LiBF、LiAsF、LiCFSO、LiCFCFSO、LiC(CFSO、LiN(CFSO、LiN(CFCFSO、LiN(CFSO)(CSO)、LiN(CFCFCO)等の塩が使用される。なお、これらの塩は1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。また、電解質溶液は、高分子等を添加することによりゲル状としてもよい。
リチウム塩を溶解する有機溶媒は、例えば、環状カーボネート類、鎖状カーボネート類、ラクトン類、エステル類などの単独溶媒または混合溶媒を使用することができる。より具体的には、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、及び、ジエチルカーボネート等が好ましく挙げられる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を任意の割合で混合して使用してもよい。
ケース50は、図3に示すように、互いに対向する一対のフィルム(第1のフィルム51及び第2のフィルム52)を用いて形成されている。対向して重なるフィルムの縁部は、接着剤又はヒートシールによって封止され、シール部50Aを形成している。
第1のフィルム51及び第2のフィルム52を構成するフィルムは、可とう性を有するフィルムである。これらのフィルムは、可とう性を有するフィルムであれば特に限定されないが、ケースの十分な機械的強度と軽量性とを確保しつつ、ケース50外部からケース50内部への水分や空気の侵入及びケース50内部からケース50外部への電解質成分の逸散を効果的に防止する観点から、発電要素60に接触する高分子製の最内部の層と、最内部の層の発電要素と接する側の反対側に配置される金属層とを少なくとも有することが好ましい。
(電極及びリチウムイオン二次電池の製造方法)
上述した負極10、正極20及びリチウムイオン二次電池1は、例えば以下の手順で製造できる。
まず、負極集電体16と、負極集電体16上に形成された負極活物質層18と、を備える負極10を製造する。また正極集電体26と、正極集電体26上に形成された正極活物質層28と、を備える正極20を製造する。
負極10の製造では、負極活物質及びポリベンゾイミダゾールを含む負極用塗料を負極集電体16に塗布し、負極用塗料からなる負極用塗膜を負極集電体16上に形成する。なお、負極用塗料には、必要に応じて、導電助剤、ポリベンゾイミダゾール以外のバインダーを更に添加してもよい。
本実施形態では、負極用塗膜を100〜430℃に加熱することが好ましい。具体的には、例えば、大気中で負極用塗膜に100〜430℃の熱風を当てればよい。これにより、負極活物質層18を負極集電体16上に形成する。なお、塗膜を加熱する時間は、10〜300分程度とすることが好ましく、60〜240分程度とすることがより好ましい。
なお、負極用塗膜を加熱する代わりに、室温で乾燥させることにより、負極活物質層18を負極集電体16上に形成してもよい。また、負極用塗膜の加熱又は乾燥の前後に、負極用塗膜を圧延してもよい。正極20の製造方法は、負極活物質の代わりに正極活物質を塗料に含有させること以外は、負極10と同様である。
本実施形態では、負極用塗膜及び正極用塗膜をそれぞれ100〜430℃に加熱して負極活物質層18及び正極活物質層28を形成することによって、リチウムイオン二次電池1のサイクル特性のみならず、初期放電容量及び初期充放電効率も向上させることができる。塗膜を100℃より低い温度に加熱した場合、又は塗膜を430℃より高い温度に加熱した場合、塗膜を100〜430℃に加熱する場合に比べて初期放電容量及び初期充放電効率を向上させる効果が小さくなる傾向がある。
塗膜を100〜430℃に加熱して活物質層を形成することによってリチウムイオン二次電池1のサイクル特性、初期放電容量及び初期充放電効率が向上する原因は、必ずしも解明されていないが、本発明者らはその原因を以下のように考える。
塗膜を100〜430℃に加熱することより、塗膜を加熱しない場合に比べて、塗膜中のポリベンゾイミダゾール間での水素結合の形成、及びそれに伴う活物質層の熱硬化が促進されるため、活物質層が温度変化に対して変形し難くなる。これによりサイクル特性が向上し易くなる、と本発明者らは考える。
また、塗膜を100〜430℃に加熱して得た正極活物質層28では、その変形が防止されるため、Liイオンの挿入脱離過程の再現性が高まり、塗膜を100〜430℃に加熱して得た負極活物質層18では、安定したSEI被膜が形成され易くなる。その結果、初期放電容量及び初期充放電効率が向上する、と本発明者らは考える。
次に、負極10及び正極20それぞれに対して、負極リード12及び正極リード22を電気的に接続する。そして、負極10と正極20との間にセパレータ40を挟むことにより、発電要素60を形成する。このとき、負極10の負極活物質層18側の面、及び正極20の正極活物質層28側の面を、セパレータ40と接触させる。
次に、重ね合わせた第1のフィルム51及び第2のフィルム52の縁部を、接着剤又はヒートシールによって封止(シール)して、ケース50を作製する。このとき、後工程において発電要素60をケース50中に導入するための開口部を確保するために、一部封止を行わない部分を設けておく。これにより開口部を有した状態のケース50が得られる。
開口部を有した状態のケース50の内部に、負極リード12及び正極リード22が電気的に接続された発電要素60を挿入し、更に電解質溶液を注入する。続いて、負極リード12の一部、及び正極リード22の一部をそれぞれケース50内に挿入した状態で、ケース50の開口部を封止することにより、リチウムイオン二次電池1が完成する。
以上、本発明の好適な一実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
[負極の作製]
下記化学式(Ia)で表されるポリベンゾイミダゾール(PBIアドバンストマテリアルズ(株)製、製品名:MRS0810H)をN,Nジメチルアセトアミドに溶解させ、ポリベンゾイミダゾールの含有率が10質量%である溶液(以下、「負極用バインダー溶液」と記す。)を調製した。以下、ポリベンゾイミダゾールを「PBI」と記す。
Figure 0005396902
負極活物質である珪素粉末(アルドリッチ(株)製)88gと、導電助剤であるアセチレンブラック2gと、負極用バインダー溶液100gとを混合、攪拌して、負極用塗料を調製した。すなわち、負極用塗料に含まれる珪素粉末とアセチレンブラックとPBIとの質量比を88:2:10に調整した。
負極集電体であるアルミニウム箔上に負極用塗料を塗布して、負極用塗膜を負極集電体上に形成した。大気中での熱風乾燥により、負極用塗膜を100℃に15分間加熱した後、ロールプレスによる圧延を行った。これにより、PBIを含む負極活物質層と負極集電体とを備える実施例1の負極を得た。なお、負極活物質の負極集電体への担持量を2.2mg/cmに調整した。また、圧延後の負極の厚さを16μmに調整した。
[正極の作製]
正極活物質であるLi(Ni1/3Mn1/3Co1/3)O、導電助剤であるアセチレンブラック並びにグラファイト、バインダーであるポリフッ化ビニリデン(PVdF)及び溶媒であるN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を混合、撹拌して正極用塗料を調製した。なお、正極用塗料に含まれるLi(Ni1/3Mn1/3Co1/3)OとアセチレンブラックとグラファイトとPVdFとの質量比を92:2:3:3に調整した。
正極集電体であるアルミニウム箔上に正極用塗料を塗布して正極用塗膜を形成した。正極用塗膜を乾燥させた後、ロールプレスによる圧延を行った。これにより、正極活物質層と正極集電体とを備える正極を得た。正極活物質の正極集電体への担持量を16.9mg/cmに調整した。また、圧延後の正極の厚さを56μmに調整した。
[評価用セルの作製]
正極及び実施例1の負極にそれぞれリードを電気的に接続した。次に、負極と正極を各活物質層が対向するように配置し、負極と正極の間にセパレータを挟むことにより、発電要素を得た。なお、セパレータとしては、ポリエチレン製セパレータを用いた。
電池のケース内に発電要素を挿入し、電解質溶液を注入した。正極及び負極の各リードの一部をそれぞれケース内に挿入した状態で、ケースの開口部を真空封止することにより、実施例1の評価用セル(リチウムイオン二次電池)を完成させた。なお、電解質溶液としては、EC(エチレンカーボネート)とDEC(ジエチルカーボネート)との混合溶媒(ECとDECの体積比は3:7)にLiPFを1.0Mの濃度で溶解させたものを用いた。
(実施例2〜6、8)
負極用塗膜を、100℃に加熱する代わりに、表1に示す温度に加熱したこと以外は、実施例1と同様の方法で、実施例2〜6及び8の評価用セルをそれぞれ作製した。
(実施例7)
負極用塗膜を、100℃に加熱する代わりに、25℃で48時間乾燥させたこと以外は、実施例1と同様の方法で、実施例7の評価用セルを作製した。
(比較例1)
PBIの代わりに、宇部興産(株)製のポリイミド(製品名:UワニスA)を用いたこと以外は、実施例7と同様の方法で、比較例1の評価用セルを作製した。以下、比較例1で用いたポリイミドを「PI−1」と記す。
(比較例2)
PI−1の代わりに、東洋紡(株)製のポリイミド(製品名:HR16NN)を用いたこと以外は、比較例1と同様の方法で、比較例2の評価用セルを作製した。以下、比較例2で用いたポリイミドを「PI−2」と記す。
(比較例3)
PI−1の代わりに、PVdFを用いたこと以外は、比較例1と同様の方法で、比較例3の評価用セルを作製した。
(実施例9)
上記化学式(Ia)で表されるPBIをNMPに溶解させ、ポリベンゾイミダゾールの含有率が10質量%である溶液(以下、「正極用バインダー溶液」と記す。)を調製した。
正極活物質であるLi(Ni1/3Mn1/3Co1/3)Oの粉末95gに、導電助剤であるアセチレンブラック2gを加え、さらに正極用バインダー溶液30gを徐々に加え、これらを混合、撹拌した。これにより、正極用塗料を調製した。すなわち、正極用塗料に含まれるLi(Ni1/3Mn1/3Co1/3)OとアセチレンブラックとPBIの重量比を95:2:3に調整した。
正極集電体であるアルミニウム箔上に正極用塗料を塗布して、正極用塗膜を正極集電体上に形成した。大気中での熱風乾燥により、正極用塗膜を100℃に10分間加熱した後、ロールプレスによる圧延を行った。これにより、PBIを含む正極活物質層と正極集電体とを備える実施例9の正極を得た。
負極活物質である人造黒鉛とバインダーであるPVdFとを92:8の質量比で含有する負極物質層を、負極集電体であるアルミニウム箔上に形成して、負極を得た。
負極及び実施例9の正極を用いて、実施例1と同様の方法で、実施例9の評価用セルを作製した。
(比較例4)
PBIの代わりにPVdFを用いたこと以外は、実施例9と同様の方法で、比較例4の評価用セルを作製した。
[評価]
実施例1〜9及び比較例1〜4の各評価用セルの初期充電容量、初期放電容量、初期充放電効率、及びサイクル特性を測定した。結果を表1、2に示す。なお、サイクル特性とは、4.2Vの定電流定電圧充電により25℃、1Cのレートで充電を行った後、定電流放電を2.5Vまで25℃、1Cのレートで行う充放電サイクルを100回繰り返した時の、1サイクル目の放電容量に対する100サイクル目の放電容量の割合である。サイクル特性の値が大きい評価用セルはサイクル特性に優れている。
Figure 0005396902
Figure 0005396902
表1に示すように、負極活物質層がPBIを含む実施例1〜8のサイクル特性は、負極活物質層がPBIを含まない比較例1〜3に比べて優れていることが確認された。
負極用塗膜を100〜430℃に加熱して負極活物質層を形成した実施例1〜6では、実施例7、8及び比較例1〜3に比べて、初期放電容量及び初期充放電効率が大きいことが確認された。
表2に示すように、正極活物質層がPBIを含む実施例9では、正極活物質層がPBIを含まない比較例4に比べて、初期充電容量、初期放電容量及び初期充放電効率が大きいことが確認された。また、実施例9のサイクル特性は比較例4より優れていることも確認された。
1・・・リチウムイオン二次電池、10・・・負極、12・・・負極リード、14・・・絶縁体、16・・・負極集電体、18・・・負極活物質層、20・・・正極、22・・・正極リード、24・・・絶縁体、26・・・正極集電体、28・・・正極活物質層、40・・・セパレータ、50・・・ケース、60・・・発電要素。

Claims (3)

  1. 集電体と、
    前記集電体上に形成され、活物質及びポリベンゾイミダゾールを含む活物質層と、
    有する、電極を備える、リチウムイオン二次電池
  2. 前記活物質がSiを含む、請求項1に記載のリチウムイオン二次電池
  3. 前記電極を負極として備える、請求項1又は2に記載のリチウムイオン二次電池。
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