JP5394264B2 - プローブユニット - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路等の検査対象物の電気特性検査を行うプローブユニットに関する。
ICチップなどの半導体集積回路の電気特性検査においては、その半導体集積回路が有する外部接続用電極の設置パターンに対応して、複数の導電性コンタクトプローブを所定の位置に収容したプローブユニットが用いられる。プローブユニットは、コンタクトプローブを挿通する孔部が設けられたプローブホルダを備えており、このプローブホルダが保持するコンタクトプローブの両端部が、半導体集積回路の球状電極と検査用信号を出力する回路基板の電極とにそれぞれ接触することにより、半導体集積回路と回路基板との間を電気的に接続する(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−107377号公報
プローブユニットでは、電気特性検査の検査回数が増加してくると、コンタクトプローブの先端に半導体集積回路の球状電極の半田が転写され、接触抵抗が増加し、正常な電気特性検査ができなくなる場合がある。このような事態を回避するため、従来のプローブユニットでは、所定の回数だけ検査するごとに、紙ヤスリなどを用いることによってコンタクトプローブの先端に付着した半田を削り落とす作業を定期的に行っていた。
上述した削り作業を繰り返すと、接触抵抗を小さくするために設けられたAu,Pd,Rh,Niなどの表面メッキが削り取られ、コンタクトプローブの先端は徐々に磨耗していき、いずれはコンタクトプローブを交換しなければならない。しかしながら、従来のプローブユニットでは、コンタクトプローブの交換作業は容易なものではなく、検査用のラインを停止したり、プローブホルダをハンドラーから外して分解したりしなければならないこともあった。このため、コンタクトプローブの交換作業に多くの時間と手間が費やされていた。また、交換が必要なコンタクトプローブの先端部以外も一括して交換しなければならないため、メインテナンス費用がかさむという問題もあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メインテナンスを容易にかつ低コストで行うことができるプローブユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るプローブユニットは、略針状をなす第1プランジャ、一端が前記第1プランジャに取り付けられ、前記第1プランジャの軸線方向に沿って伸縮自在なコイルばね、および一部が前記コイルばねの他端から当該コイルばねの内周部へ挿抜自在であり、前記第1プランジャよりも長手方向の長さが長い第2プランジャをそれぞれ有し、各々が長手方向の両端で互いに異なる二つの被接触体と接触し、前記二つの被接触体の間を電気的に接続する複数の導電性のコンタクトプローブと、各コンタクトプローブが有する前記第1プランジャおよび前記コイルばねの組を個別に収容し、少なくとも前記第1プランジャの先端を表出させつつ抜け止めした状態で保持する保持基板と、各コンタクトプローブが有する前記第2プランジャを個別に収容し、前記第2プランジャの両端部を表出させつつ抜け止めした状態で保持するとともに、各コンタクトプローブが有する前記第1プランジャ、前記コイルばねおよび前記第2プランジャの長手方向の軸線が一致した状態で前記保持基板に対して着脱自在に取り付けられるカートリッジ基板と、を備え、前記コイルばねは、線材が密着して巻かれた密着巻き部と、前記密着巻き部に連続し、自然長における長手方向の長さが前記密着巻き部の長手方向の長さよりも長く、前記線材が前記密着巻き部よりも粗く巻かれた粗巻き部とを有し、前記第2プランジャは、前記カートリッジ基板を前記保持基板に取り付けた状態で、当該第2プランジャと長手方向の軸線が一致する前記コイルばねが有する前記密着巻き部に接触可能であることを特徴とする。
また、本発明に係るプローブユニットは、上記発明において、前記第1プランジャは検査用信号を生成して出力する回路基板と接触する一方、前記第2プランジャは前記回路基板が出力した前記検査用信号を受信する検査対象物と接触することを特徴とする。
本発明によれば、コンタクトプローブの一方のプランジャ(第2プランジャ)をコイルばねに対して挿抜自在な構成とし、この第2プランジャを、コンタクトプローブの他の部分を保持する保持基板に対して着脱自在に取り付けられるカートリッジ基板によって保持する構成としたため、メインテナンスを行う際に第2プランジャだけを交換することができる。したがって、メインテナンスを容易にかつ低コストで行うことが可能となる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプローブユニットの全体構成を模式的に示す斜視図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係るプローブユニットの要部の構成を示す図である。 図3は、本発明の一実施の形態に係るプローブユニットの組み立ての概要を示す図である。 図4は、本発明の一実施の形態に係るプローブユニットに対して検査対象物である半導体集積回路を下降させる状態を示す図である。 図5は、本発明の一実施の形態に係るプローブユニットの検査時の状態を示す図である。
符号の説明
1 プローブユニット
2 コンタクトプローブ
3 プローブホルダ
4 ホルダ部材
5 保持基板
6 カートリッジ基板
21 第1プランジャ
21a、22a 先端部
21b、22b フランジ部
21c ボス部
21d、22d 基端部
22 第2プランジャ
22c 当接部
23 コイルばね
23a 密着巻き部
23b 粗巻き部
51 第1基板
52 第2基板
61 第3基板
62 第4基板
100 半導体集積回路
101、201 電極
200 回路基板
511、521、611、621 孔部
512、522、612、622 小径孔
513、523、613、623 大径孔
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、図面は模式的なものであって、各部分の厚みと幅との関係、それぞれの部分の厚みの比率などは現実のものとは異なる場合もあることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる場合があることは勿論である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプローブユニットの構成を示す斜視図である。また、図2は、本実施の形態に係るプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。これらの図に示すプローブユニット1は、検査対象物である半導体集積回路100の電気特性検査を行う際に使用する装置であって、半導体集積回路100と半導体集積回路100へ検査用信号を出力する回路基板200との間を電気的に接続する装置である。
プローブユニット1は、長手方向の両端で互いに異なる二つの被接触体である半導体集積回路100および回路基板200に接触する導電性のコンタクトプローブ2(以下、単に「プローブ2」という)と、複数のプローブ2を所定のパターンにしたがって収容して保持するプローブホルダ3と、プローブホルダ3の周囲に設けられ、検査の際に複数のプローブ2と接触する半導体集積回路100の位置ずれが生じるのを抑制するホルダ部材4と、を備える。
プローブ2は導電性材料を用いて形成され、先端が回路基板200と接触する第1プランジャ21と、第1プランジャ21よりも長手方向の長さが長く、半導体集積回路100と接触する第2プランジャ22と、第1プランジャ21と第2プランジャ22との間に設けられるコイルばね23とを有する。
第1プランジャ21は、先端が針状をなす先端部21aと、先端部21aの径よりも大きい径を有するフランジ部21bと、フランジ部21bを介して先端部21aと反対方向に突出し、フランジ部21bの径よりも小さくかつコイルばね23の内径よりも若干大きい径を有する円柱状をなし、コイルばね23の端部が圧入されるボス部21cと、ボス部21cよりも径が小さくかつコイルばね23の内径よりも小さい径を有する円柱状をなす基端部21dとを備える。
第2プランジャ22は、先端がクラウン形状をなす先端部22aと、先端部22aの径よりも大きい径を有するフランジ部22bと、フランジ部22bを介して先端部22aと反対方向に突出し、フランジ部22bの径よりも小さい径を有する円柱状をなし、コイルばね23の端部に当接可能な当接部22cと、当接部22cより径が小さくかつコイルばね23の内径よりも小さい径を有し、コイルばね23の内周部に挿入可能な円柱状の基端部22dとを備える。なお、先端部22aの形状はあくまでも一例に過ぎず、他の形状であってもよい。
コイルばね23は、線材が密着して巻かれている密着巻き部23aと、密着巻き部23aよりも長手方向の長さが長く、密着巻き部23aよりも粗く巻かれている粗巻き部23bとを備え、長手方向に沿って均一な径を有する。密着巻き部23aの端部は第1プランジャ21のボス部21cに圧入されている。このため、コイルばね23は、第1プランジャ21の軸線方向に沿って伸縮自在である。これに対して、粗巻き部23bの端部では、第2プランジャ22の基端部22dが粗巻き部23bの内周部へ挿抜自在に嵌合される。
図2に示す状態で、第2プランジャ22の基端部22dはコイルばね23の密着巻き部23aの内周まで進入して密着巻き部23aと面接触可能である。換言すれば、基端部22dの長手方向の長さとコイルばね23の粗巻き部23bの長さとは、カートリッジ基板6を保持基板5に装着した状態で基端部22dが密着巻き部23aの内周に達して面接触可能となるように設定される。また、第2プランジャ22の基端部22dがコイルばね23の密着巻き部23aによってガイドされ、第2プランジャ22とコイルばね23(および第1プランジャ21)との軸線がぶれにくくなる。したがって、第2プランジャの基端部22dをコイルばね23に挿入したときの第2プランジャ22の直進性が向上する。
プローブホルダ3は、プローブ2を挿通するために板厚方向に貫通された複数の孔部を有する保持基板5と、保持基板5の一方の表面に着脱自在に装着され、プローブ2の第2プランジャ22を収容して保持するカートリッジ基板6とを有する。
保持基板5は、樹脂、マシナブルセラミック、シリコンなどの絶縁性材料を用いてそれぞれ形成された第1基板51および第2基板52を厚さ方向(図2の上下方向)に積層した状態で固着して成る。
第1基板51には、板厚方向に貫通された複数の孔部511が設けられている。孔部511は、第1プランジャ21の先端部21aを挿通可能な円筒状の小径孔512と、小径孔512よりも径が大きく、かつ小径孔512と同軸をなす円筒状の大径孔513とを有する。大径孔513の径はコイルばね23の外径よりも大きく、コイルばね23が圧縮されたときに湾曲することができる隙間を有している。小径孔512の径は、第1プランジャ21のフランジ部21bの径よりも小さく、第1プランジャ21の先端部21aを表出させた状態で第1プランジャ21を抜け止めしている。
第2基板52には、第1基板51が有する複数の孔部511に対応する複数の孔部521が設けられている。孔部521は、第1基板51に設けられた複数の孔部511のいずれかと同軸的に連通している。孔部521は、第2プランジャ22の当接部22cおよび基端部22dを挿通可能であるとともにコイルばね23の外径よりも小さい径を有し、コイルばね23を抜け止めする円筒状の小径孔522と、小径孔522よりも径が大きく、かつ小径孔522と同軸をなす円筒状の大径孔523とを有する。大径孔523の径は、孔部511の大径孔513の径と等しく、コイルばね23の外径よりも大きい。
カートリッジ基板6は、保持基板5と同様の絶縁性材料を用いてそれぞれ形成された第3基板61および第4基板62を厚さ方向(図2の上下方向)に積層した状態で固着して成る。
第3基板61には、第2プランジャ22を収容するための複数の孔部611が設けられている。孔部611は、第2プランジャ22の先端部22aを挿通可能な円筒状の小径孔612と、小径孔612よりも径が大きく、かつ小径孔612と同軸をなす円筒状の大径孔613とを有する。小径孔612の径は第2プランジャ22のフランジ部22bの径よりも小さく、第2プランジャ22の先端部22aを表出させた状態で第2プランジャ22を抜け止めしている。また、大径孔613は、第2プランジャ22のフランジ部22bを収容可能な大きさであってフランジ部22bと同程度の径を有している。
第4基板62には、第3基板61の複数の孔部611のいずれかと対応して連通する複数の孔部621が設けられている。孔部621は、第2プランジャ22の当接部22cおよび基端部22dを挿通可能な円筒状の小径孔622と、小径孔622よりも径が大きく、かつ小径孔622と同軸をなす円筒状の大径孔623とを有する。小径孔622は保持基板5の第2基板52の小径孔522と連通しており、第2基板52の小径孔522と等しい径を有する。小径孔622は、第2プランジャ22の当接部22cおよび基端部22dを表出させた状態で第2プランジャ22を抜け止めしている。また、大径孔623は大径孔613と連通しており、大径孔623の径は大径孔613の径と等しい。
孔部511、521、611、621は、ドリル加工、エッチング、打抜き成形を行うか、あるいはレーザ、電子ビーム、イオンビーム、ワイヤ放電等を用いた加工を行うことによって形成される。
なお、第1基板51、第2基板52、第3基板61および第4基板62は、導電性材料から成る基板の表面(孔部511、521、611、621の側面に対応する部分も含む)を絶縁性材料によって被覆した構成とすることも可能である。
図3は、プローブユニット1の組み立ての概要を示す図である。プローブユニット1を組み立てる際には、第2プランジャ22を保持するカートリッジ基板6を、第4基板62を底面側として保持基板5へ向けて下降させていきながら位置決めを行い、図2に示す状態まででカートリッジ基板6を下降させた後、保持基板5とカートリッジ基板6とをネジ等によって固着する。なお、保持基板5およびカートリッジ基板6に位置決め用の開口部をそれぞれ設けておき、互いに対応する開口部同士に位置決めピンを挿入することによって両基板の位置決めを行うようにすれば、プローブユニット1の組み立てを一段と容易にかつ迅速に行うことができる。
図4および図5は、以上の構成を有するプローブユニット1を用いた検査の概要を示す図である。半導体集積回路100の検査時には、半導体集積回路100からの接触荷重が加わる。接触荷重が加わった結果、コイルばね23は長手方向に沿って圧縮された状態となる。コイルばね23が圧縮されると、コイルばね23は保持基板5の互いに連通する大径孔513、523の中で湾曲することにより、密着巻き部23aが第2プランジャ22の基端部22dと接触する。これにより確実な電気導通が得られる。この際には、第2プランジャ22の基端部22dが密着巻き部23aの下方まで進入しているため、第2プランジャ22の軸線が大きくぶれることはない。
検査時に回路基板200から半導体集積回路100に供給される検査用信号は、回路基板200の電極201からプローブ2の第1プランジャ21、密着巻き部23a、第2プランジャ22を経由して半導体集積回路100の電極101へ到達する。このように、プローブ2では、第1プランジャ21と第2プランジャ22が密着巻き部23aを介して導通するため、電気信号の導通経路を最小にすることができる。したがって、検査時に粗巻き部23bに信号が流れるのを防止し、インダクタンスおよび抵抗の低減および安定化を図ることができる。
プローブユニット1が複数の半導体集積回路100に対して検査を繰り返し行った結果、第2プランジャ22が劣化して交換しなければならなくなった場合には、カートリッジ基板6を保持基板5から取り外して交換すればよい。このため、従来の一体型のプローブのように、交換する必要がない箇所まで交換しなくて済む。また、保持基板5をハンドラーに取り付けたままの状態でカートリッジ基板6のみを交換すれば検査を続行することができるので、交換のために検査を停止する時間を最小限に抑え、カートリッジ基板23の交換に伴う検査を遅延を最小限に抑えることができる。
以上説明した本発明の一実施の形態によれば、コンタクトプローブの一方のプランジャ(第2プランジャ)をコイルばねに対して挿抜自在な構成とし、この第2プランジャを、コンタクトプローブの他の部分を保持する保持基板に対して着脱自在に取り付けられるカートリッジ基板によって保持する構成としたため、メインテナンスを行う際に第2プランジャだけを交換することができる。したがって、メインテナンスを容易にかつ低コストで行うことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、第2プランジャの長手方向の長さが第1プランジャの長手方向の長さより長く、かつ第2プランジャがコイルばねの密着巻き部まで挿入可能な構成としているため、プローブユニットの組立時や半導体集積回路の検査時にコンタクトプローブが軸線方向からぶれるのを抑制することができる。また、圧縮によってコイルばねが保持基板の内部で湾曲することにより、そのコイルばねの密着巻き部が第2プランジャの基端部と接触するため、確実な電気導通が得られる。したがって、プローブユニットの組立性を大きく向上させることができるとともに、検査時の安定した導通を確保することができる。
また、本実施の形態によれば、カートリッジ基板を交換する際に別のカートリッジ基板を保持基板に取り付けて検査を続行することができるため、カートリッジ基板の交換に伴う検査の遅延を最小限に抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、第2プランジャはコイルばねに固着されるわけではないため、第1プランジャのボス部とコイルばねの内径に要求される寸法精度よりも低い精度で加工することが可能となる。したがって、コンタクトプローブの生産性を向上させることができる。
ここまで、本発明を実施するための最良の形態を説明してきたが、本発明は上述した一実施の形態によって限定されるべきものではない。すなわち、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
以上のように、本発明は、半導体集積回路等の検査対象物の電気特性検査を行う際に有用である。

Claims (2)

  1. 略針状をなす第1プランジャ、一端が前記第1プランジャに取り付けられ、前記第1プランジャの軸線方向に沿って伸縮自在なコイルばね、および一部が前記コイルばねの他端から当該コイルばねの内周部へ挿抜自在であり、前記第1プランジャよりも長手方向の長さが長い第2プランジャをそれぞれ有し、各々が長手方向の両端で互いに異なる二つの被接触体と接触し、前記二つの被接触体の間を電気的に接続する複数の導電性のコンタクトプローブと、
    各コンタクトプローブが有する前記第1プランジャおよび前記コイルばねの組を個別に収容し、少なくとも前記第1プランジャの先端を表出させつつ抜け止めした状態で保持する保持基板と、
    各コンタクトプローブが有する前記第2プランジャを個別に収容し、前記第2プランジャの両端部を表出させつつ抜け止めした状態で保持するとともに、各コンタクトプローブが有する前記第1プランジャ、前記コイルばねおよび前記第2プランジャの長手方向の軸線が一致した状態で前記保持基板に対して前記第1プランジャが表出する側と反対側から着脱自在に取り付けられるカートリッジ基板と、
    を備え、
    前記コイルばねは、線材が密着して巻かれた密着巻き部と、前記密着巻き部に連続し、自然長における長手方向の長さが前記密着巻き部の長手方向の長さよりも長く、前記線材が前記密着巻き部よりも粗く巻かれてなり、前記密着巻き部よりも前記カートリッジ基板が取り付けられる側の近くに位置する粗巻き部とを有し、
    前記第2プランジャの一部は、前記カートリッジ基板を前記保持基板に取り付けた状態で、当該第2プランジャと長手方向の軸線が一致する前記コイルばねが有する前記密着巻き部の内周まで進入して該密着巻き部接触可能であることを特徴とするプローブユニット。
  2. 前記第2プランジャは、その全長に渡って前記コイルばねの内径よりも小さい径を有する基端部を備え、前記コイルばねの他端側において前記コイルばね内部には前記基端部のみが挿入されることを特徴とする請求項1に記載のプローブユニット。
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