JP5394179B2 - 吸収パッド - Google Patents
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Description
しかしながら、両方のタイプを購入し、使い分け、管理することは、使用者にとっては煩雑であり、一製品で両方のタイプとして使用できるものが望まれている。
<請求項1記載の発明>
前後方向及び幅方向のうちいずれか一方を第1方向とし、他方を第2方向としたとき、
第1方向における一方側部分、他方側部分、及びこれらの間の中間部分を有し、中間部分が一方側部分及び他方側部分の少なくとも一方上に折り畳まれ、一方側部分と他方側部分とが近接している、吸収体と、
この吸収体における前記一方側部分、中間部分及び他方側部分の各表面を覆うように設けられた液透過性トップシートと、
前記吸収体の一方側部分の裏面側を覆う一方側領域と、前記吸収体の他方側部分の裏面側を覆う他方側領域とを有する液不透過性バックシートと、を備え、
前記液不透過性バックシートの一方側領域と他方側領域とは前後方向に連続一体をなしており、且つ一方側領域と他方側領域とは両領域の境界で分断可能なように構成されているか、又は
前記液不透過性バックシートは前記吸収体の第1方向中間部分における少なくとも前記第2方向両端部間の部分を覆う領域を有しないものであるとともに、一方側領域における他方側端部裏面及び他方側領域における一方側端部裏面に、第2方向に連続する液不透過性粘着剤層がそれぞれ設けられ、これら一方側領域の液不透過性粘着剤層と他方側領域の液不透過性粘着剤層とに跨るように剥離シートが貼り付けられている、
ことを特徴とする吸収パッド。
本発明の吸収パッドにおいては、液不透過性バックシートの一方側領域と他方側領域とが前後方向に連続一体をなしているか、又は液不透過性バックシートは、吸収体の裏面側のうち第1方向中間部分における少なくとも第2方向両端部間の部分を覆う領域を有しないが、吸収体の一方側部分及び他方側部分の裏面側を覆う液不透過性バックシートの一方側領域と他方側領域とが液不透過性粘着剤層と剥離シートとによって継ぎ合わされ且つシールされているため、吸収パッドの裏面側への液の透過は原理的には発生しない。よって、本発明の吸収パッドは、そのまま使用すれば不透過タイプとして使用することができる。しかも、この不透過タイプの状態では、吸収体における中間部分が一方側部分及び他方側部分の少なくとも一方上に折り畳まれ、三層構造となるため、***位置における吸収量が飛躍的に増加する。
前記液不透過性バックシートは前記吸収体の第1方向中間部分における少なくとも前記第2方向両端部間の部分を覆う領域を有しないものであるとともに、前記吸収体と前記液不透過性バックシートとの間に、前記液不透過性バックシートの一方側領域から前記液不透過性バックシートの他方側領域にわたる補助液不透過性シートが設けられている、請求項1記載の吸収パッド。
液不透過性バックシートを、吸収体の第1方向中間部分における少なくとも第2方向両端部間の部分を覆う領域を有しないものとする場合、両領域の継目からの漏れが懸念される。よって、上述のように、このような継目をカバーするように補助液不透過性シートを設けるのが好ましい。この場合、液不透過性バックシートの一方側領域と他方側領域との継目に向かう***物は、補助液不透過性シートにより遮断されるようになる。
前記液不透過性バックシートは前記吸収体の第1方向中間部分における少なくとも前記第2方向両端部間の部分を覆う領域を有しないものであるとともに、前記吸収体における一方側部分の他方側端部と、前記吸収体における他方側部分の一方側端部とが突き合わされ、且つこれらの突き合わされた部分の間に、前記液不透過性バックシートにおける一方側領域の他方側端部と、前記液不透過性バックシートにおける他方側領域の一方側端部とが合掌状をなして挟持されている、請求項1又は2記載の吸収パッド。
液不透過性バックシートを、吸収体の第1方向中間部分における少なくとも第2方向両端部間の部分を覆う領域を有しないものとする場合、両領域の継目からの漏れが懸念されるが、液不透過性バックシートの両領域が合掌状で接触するとともに、その両側から吸収体の両部分で挟むことにより、継目を密接させることができ、より漏れ難い構造とすることができる。
図1〜図4は、本発明に係る吸収パッド例1の不透過タイプの状態を示し、図5〜図6は透過タイプの状態を示している。この吸収パッド1は、吸収体23と、吸収体23の表面側(肌当接側)を覆う液透過性トップシート22と、吸収体23の裏面側を覆う液不透過性バックシート21とを有するものである。
(イ)上記例は、本発明の第1方向を前後方向とし、第2方向を幅方向とした例であるが、反対に、本発明の第1方向を幅方向とし、第2方向を前後方向とすることもできる。その場合、幅方向両側部に折目が存在しないため、いわゆる立体ギャザーを幅方向両側部に設けるのが容易となる。もちろん、上述の例でも、幅方向両側部に立体ギャザーを設けることができる。
(ロ)液不透過性バックシート21が吸収体23の中間部分23Bを覆う領域を有しない場合、両領域の継目からの漏れが懸念される。よって、図8及び図9に示すように、吸収体23と液不透過性バックシート21との間に、液不透過性バックシート21の一方側領域から液不透過性バックシート21の他方側領域にわたる補助液不透過性シート40を設けるのも好ましい形態である。なお、補助液不透過性シート40は、図8に示すように液不透過性バックシート21上に接触するように設ける他、図9に示すように吸収体23の折り畳み部分の間に設けることもできる。
(ハ)上記例では、液不透過性バックシート21を前後別体とすることにより、液不透過性バックシート21が吸収体23の中間部分23Bを覆う領域を有しない形態となっているが、液不透過性バックシート21を吸収体23の前後全体にわたる一体ものとするとともに、吸収体23の前後方向中間部のうち幅方向中間部のみ吸収体23を覆わないように開口部を形成することもでき、この場合、透過タイプの状態では液不透過性バックシート21の開口部を介して吸収パッド裏面側への液透過がなされる。
(ニ)上記例では、液不透過性バックシート21を前後別体とすることにより、液不透過性バックシート21が吸収体23の中間部分23Bを覆う領域を有しない形態となっているが、図10に示すように、液不透過性バックシート21の前領域21Fと後領域21Bとを前後方向に連続一体とし、両領域の境界に沿って周囲よりも強度の弱い(例えば図示のように厚みが薄い直線状の部分)分断部21Cを設けることもできる。この場合、液不透過性バックシート21を分断部21Cで前後に分断することにより、液不透過性バックシート21の前領域21Fと後領域21Bとが前後方向に離間し、液不透過性バックシート21により覆われていない領域が吸収パッド1の裏面に露出する透過タイプとなる。
(ホ)吸収パッド1の各部の寸法は適宜定めることができ、例えば、物品全長(前後方向長さ)L1は350〜800mm程度、全幅W1は130〜400mm程度(ただし、おむつの吸収面の幅より狭い)とすることができ、この場合における吸収体23の前後方向長さL2は200〜750mm程度、前側部分23Fの前後方向長さは50〜250mm程度、後側部分23Bの前後方向長さは50〜250mm程度、及び中間部分23Bの前後方向長さは50〜250mm程度とすることができる。
Claims (3)
- 前後方向及び幅方向のうちいずれか一方を第1方向とし、他方を第2方向としたとき、
第1方向における一方側部分、他方側部分、及びこれらの間の中間部分を有し、中間部分が一方側部分及び他方側部分の少なくとも一方上に折り畳まれ、一方側部分と他方側部分とが近接している、吸収体と、
この吸収体における前記一方側部分、中間部分及び他方側部分の各表面を覆うように設けられた液透過性トップシートと、
前記吸収体の一方側部分の裏面側を覆う一方側領域と、前記吸収体の他方側部分の裏面側を覆う他方側領域とを有する液不透過性バックシートと、を備え、
前記液不透過性バックシートの一方側領域と他方側領域とは前後方向に連続一体をなしており、且つ一方側領域と他方側領域とは両領域の境界で分断可能なように構成されているか、又は
前記液不透過性バックシートは前記吸収体の第1方向中間部分における少なくとも前記第2方向両端部間の部分を覆う領域を有しないものであるとともに、一方側領域における他方側端部裏面及び他方側領域における一方側端部裏面に、第2方向に連続する液不透過性粘着剤層がそれぞれ設けられ、これら一方側領域の液不透過性粘着剤層と他方側領域の液不透過性粘着剤層とに跨るように剥離シートが貼り付けられている、
ことを特徴とする吸収パッド。 - 前記液不透過性バックシートは前記吸収体の第1方向中間部分における少なくとも前記第2方向両端部間の部分を覆う領域を有しないものであるとともに、前記吸収体と前記液不透過性バックシートとの間に、前記液不透過性バックシートの一方側領域から前記液不透過性バックシートの他方側領域にわたる補助液不透過性シートが設けられている、請求項1記載の吸収パッド。
- 前記液不透過性バックシートは前記吸収体の第1方向中間部分における少なくとも前記第2方向両端部間の部分を覆う領域を有しないものであるとともに、前記吸収体における一方側部分の他方側端部と、前記吸収体における他方側部分の一方側端部とが突き合わされ、且つこれらの突き合わされた部分の間に、前記液不透過性バックシートにおける一方側領域の他方側端部と、前記液不透過性バックシートにおける他方側領域の一方側端部とが合掌状をなして挟持されている、請求項1又は2記載の吸収パッド。
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