JP5392154B2 - 静電荷像現像用オレンジトナー - Google Patents

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Description

本発明は、静電荷像現像用オレンジトナーに関する。
近年、デジタルカメラの高性能化や液晶ディスプレイの高画質化などのデジタル画像入力機器の著しい発達により、印刷物においても色再現範囲の拡大が要求されている。
このような要求により、より色純度の高い色材の模索や色材の化学構造の改良がなされているが、液晶ディスプレイはそれ自体が光源を有するものであって、加色法により色を表すものであるものに対し、印刷物は反射光による減色法により色を表すものであるために、このギャップを補うことは原理的に難しかった。
一般に、電子写真方式によるカラー画像形成方法は、イエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナーの3色のカラートナーの組み合わせにより色再現を行うため、特に2次色の高明度領域の色再現性に乏しいという問題がある。具体的には、例えばオレンジ色を再現する場合においては、イエロートナーによるトナー像とマゼンタトナーによるトナー像とを重ね合わせるため、彩度および明度が低下し、高彩度かつ高明度のオレンジ画像が得られなかった。
そこで、着色剤として蛍光色材を加えることにより、色再現範囲の拡大や色相の改良を図ったトナーが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、このようなトナーによっても、高明度領域の色再現性を十分に得ることはできなかった。
特開2000−181170号公報
本発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、その目的は、高い彩度を有しながら、高い明度を有するオレンジ画像を形成することのできる静電荷像現像用オレンジトナーを提供することにある。
本発明の静電荷像現像用オレンジトナーは、少なくとも着色剤および結着樹脂を含有する静電荷像現像用オレンジトナーであって、
前記着色剤は、少なくとも主成分である第1の色材および第2の色材を含むものであり、
前記第1の色材は、L* * * 表色系による色相角が−20〜80°のものであり、
前記第2の色材は、C.I.ソルベントオレンジ63よりなるものであり、
前記第2の色材の含有量が、結着樹脂100質量部に対して、0.05〜0.2質量部であることを特徴とする。
本発明の静電荷像現像用オレンジトナーにおいては、前記着色剤を構成する第1の色材の含有量が、結着樹脂100質量部に対して、2〜12質量部であることが好ましい。
本発明の静電荷像現像用オレンジトナーにおいては、前記着色剤を構成する第2の色材の含有量が、結着樹脂100質量部に対して、0.06〜0.1質量部であることが好ましい。
本発明の静電荷像現像用オレンジトナーにおいては、前記着色剤を構成する第1の色材に係る色相角が−20〜40°であることが好ましい。
本発明の静電荷像現像用オレンジトナーによれば、特定範囲の色相角を有する第1の色材を主成分とする着色剤に、蛍光染料であるC.I.ソルベントオレンジ63よりなる第2の色材が特定量で含有されていることにより、第1の色材により高彩度のオレンジの色相が確保されると共に、第2の色材により蛍光発光が得られるので、高い彩度を有しながら、高い明度を有するオレンジ画像を形成することができる。
(a)L* * * 表色系による色空間を示すL* * * 座標図、(b)L* * * 表色系による色空間を示すa* * 座標図である。 本発明のオレンジトナーを用いた画像形成方法に使用される画像形成装置の構成の要部の一例を示す説明用断面図である。
以下、本発明について詳細に説明する。
〔静電荷像現像用オレンジトナー〕
本発明の静電荷像現像用オレンジトナー(以下、単に「オレンジトナー」ともいう。)は、少なくとも着色剤および結着樹脂を含有するものであって、着色剤は、少なくとも主成分である第1の色材および第2の色材を含むものであり、第1の色材は、L* * * 表色系による色相角が−20〜80°のものであり、第2の色材は、C.I.ソルベントオレンジ63よりなるものであり、第2の色材の含有量が、結着樹脂100質量部に対して、0.05〜0.2質量部とされる。
〔着色剤〕
本発明のオレンジトナーに含有される着色剤は、L* * * 表色系による色相角が−20〜80°である第1の色材を主成分とするものである。
第1の色材に係る色相角は、−20〜40°であることがより好ましい。
第1の色材に係る色相角が上記範囲内であることにより、高い彩度を有するオレンジ画像を形成することができる。一方、第1の色材に係る色相角が上記範囲外である場合においては、後述する第2の色材に係る色相角との差が大きくなることにより、色濁りが発生し、高い彩度を有するオレンジ画像を形成することができない。
また、第1の色材と第2の色材に係る色相角の差は、上記の観点から、50°以内とすることが好ましい。
ここに、「L* * * 表色系」は、色を数値化して表すのに有用に用いられる手段であり、図1に示すL* * * 表色系による色空間を示すL* * * 座標図においては、L* 軸方向が明度を表し、a* 軸方向が赤−緑方向の色相を表し、b* 軸方向が黄−青方向の色相を表している。なお、明度とは色の相対的な明るさをいい、色相とは赤、黄、緑、青、紫などの色合いをいい、彩度とは色の鮮やかさの度合いをいう。
また、「色相角」とは、図1(b)に示すように、例えばa* 軸−b* 軸平面において、原点Oと座標点P’(a,b)との線分OP’と、a* 軸とのなす角度θをいい、具体的には、下記式(H)で算出される。
式(H):色相角=tan-1(b* /a*
〔上記式(H)中、a* 、b* はそれぞれ座標点(a、b)におけるa、bの値を表す。〕
* 、a* 、b* は、具体的には、分光光度計「Gretag Macbeth Spectrolino」(Gretag Macbeth社製)を用い、光源としてD65光源、反射測定アパーチャとしてφ4mmのものを用い、測定波長域380〜730nmを10nm間隔で、視野角を2°とし、基準合わせには専用白タイルを用いた条件において測定されるものである。
第1の色材の含有量は、結着樹脂100質量部に対して、2〜12質量部であることが好ましく、より好ましくは3〜10質量部である。
第1の色材の含有量が過少である場合においては、得られるオレンジトナーが着色力の不足したものとなるおそれがある。第1の色材の含有量が過多である場合においては、帯電性に影響を与えるおそれがある。
第1の色材としては、非蛍光の色材であることが好ましく、具体的にはC.I.ピグメントバイオレット19(−18.9°)、C.I.ピグメントレッド168(30.5°)、C.I.ピグメントオレンジ5(40.0°)、同43(42.0°)、同38(33.0°)、同36(51.0°)、同13(48.0°)などが挙げられる。なお、括弧内は色材に係る色相角を示す。
また、第1の色材の吸収スペクトルのピーク波長としては、一般にオレンジ系統色とみなされる450〜520nmであることが好ましい。
本発明のオレンジトナーに含有される着色剤は、第1の色材の他に、蛍光染料であるC.I.ソルベントオレンジ63よりなる第2の色材が含まれるものである。
第2の色材の含有量は、結着樹脂100質量部に対して、0.05〜0.2質量部とされ、より好ましくは0.06〜0.1質量部である。
第2の色材の含有量が、上記範囲であることにより、高い明度を有するオレンジ画像を形成することができる。
第2の色材の含有量が過多である場合においては、濃度消光が生じて十分な量の蛍光発光を得ることができず、高い明度を有するオレンジ画像を形成することができない。一方、第2の色材の含有量が過少である場合においては、十分な量の蛍光発光を得ることができず、高い明度を有するオレンジ画像を形成することができない。
本発明のオレンジトナーに含有される着色剤は、第1の色材と第2の色材との含有質量比(第2の色材/第1の色材)が0.0125〜0.025であることが好ましく、より好ましくは0.0125〜0.014である。
含有質量比(第2の色材/第1の色材)が過小である場合においては、蛍光発光の影響が強く、得られる色の色味が変わるおそれがある。含有量比(第2の色材/第1の色材)が過大である場合においては、十分な量の蛍光発光が得ることができず、高い明度を有するオレンジ画像を形成することができないおそれがある。
〔結着樹脂〕
本発明のオレンジトナーに含有される結着樹脂としては、例えばオレンジトナーが粉砕法、溶解懸濁法などによって製造される場合には、スチレン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、スチレン−(メタ)アクリル系共重合体樹脂、オレフィン系樹脂などのビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、カーボネート樹脂、ポリエーテル、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリスルフオン、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、尿素樹脂などの公知の種々の樹脂を用いることができる。これらは1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
また例えばオレンジトナーが懸濁重合法、乳化重合凝集法、ミニエマルション重合凝集法などによって製造される場合には、結着樹脂を得るための重合性単量体として、例えばスチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−クロロスチレン、3,4−ジクロロスチレン、p−フェニルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレンなどのスチレンあるいはスチレン誘導体;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチルなどのメタクリル酸エステル誘導体;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸フェニルなどのアクリル酸エステル誘導体;エチレン、プロピレン、イソブチレンなどのオレフィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデンなどのハロゲン化ビニル類;プロピオン酸ビニル、酢酸ビニル、ベンゾエ酸ビニルなどのビニルエステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテルなどのビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルヘキシルケトンなどのビニルケトン類;N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンなどのN−ビニル化合物類;ビニルナフタレン、ビニルピリジンなどのビニル化合物類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミドなどのアクリル酸またはメタクリル酸誘導体などのビニル系単量体を挙げることができる。これらのビニル系単量体は、1種または2種以上を組み合わせて使用することができる。
また、結着樹脂を得るための重合性単量体として、上記の重合性単量体にイオン性解離基を有するものを組み合わせて用いることが好ましい。イオン性解離基を有する重合性単量体は、例えばカルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基などの置換基を構成基として有するものであって、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、ケイ皮酸、フマール酸、マレイン酸モノアルキルエステル、イタコン酸モノアルキルエステル、スチレンスルホン酸、アリルスルフォコハク酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、アシッドホスホオキシエチルメタクリレート、3−クロロ−2−アシッドホスホオキシプロピルメタクリレートなどが挙げられる。
さらに、重合性単量体として、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレートなどの多官能性ビニル類を用いて架橋構造の結着樹脂を得ることもできる。
本発明のオレンジトナーは、必要に応じて、荷電制御剤、離型剤などの内添剤を含有するものとすることができる。
〔荷電制御剤〕
荷電制御剤としては、摩擦帯電により正または負の帯電を与えることのできる物質であれば特に限定されず、公知の種々の正帯電制御剤および負帯電制御剤を用いることができる。
具体的には、正帯電制御剤としては、例えば「ニグロシンベースEX」(オリエント化学工業社製)などのニグロシン系染料、「第4級アンモニウム塩P−51」(オリエント化学工業社製)、「コピーチャージPX VP435」(ヘキストジャパン社製)などの第4級アンモニウム塩、アルコキシ化アミン、アルキルアミド、モリブデン酸キレート顔料、および「PLZ1001」(四国化成工業社製)などのイミダゾール化合物などが挙げられる。
また、負帯電制御剤としては、例えば「ボントロンS−22」(オリエント化学工業社製)、「ボントロンS−34」(オリエント化学工業社製)、「ボントロンE−81」(オリエント化学工業社製)、「ボントロンE−84」(オリエント化学工業社製)、「スピロンブラックTRH」(保土谷化学工業社製)などの金属錯体、チオインジゴ系顔料、「コピーチャージNX VP434」(ヘキストジャパン社製)などの第4級アンモニウム塩、「ボントロンE−89」(オリエント化学工業社製)などのカリックスアレーン化合物、「LR147」(日本カーリット社製)などのホウ素化合物、フッ化マグネシウム、フッ化カーボンなどのフッ素化合物などが挙げられる。負帯電制御剤として用いられる金属錯体としては、上記に示したもの以外にもオキシカルボン酸金属錯体、ジカルボン酸金属錯体、アミノ酸金属錯体、ジケトン金属錯体、ジアミン金属錯体、アゾ基含有ベンゼン−ベンゼン誘導体骨格金属体、アゾ基含有ベンゼン−ナフタレン誘導体骨格金属錯体などの各種の構造を有するものが挙げられる。
荷電制御剤の含有量は、結着樹脂100質量部に対して0.01〜30質量部であることが好ましく、より好ましくは0.1〜10質量部である。
〔離型剤〕
離型剤としては、公知の種々のワックスを用いることができる。
ワックスとしては、例えば、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスなどのポリオレフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどの分枝鎖状炭化水素ワックス、パラフィンワックス、サゾールワックスなどの長鎖炭化水素系ワックス、ジステアリルケトンなどのジアルキルケトン系ワックス、カルナバワックス、モンタンワックス、ベヘン酸ベヘネート、トリメチロールプロパントリベヘネート、ペンタエリスリトールテトラベヘネート、ペンタエリスリトールジアセテートジベヘネート、グリセリントリベヘネート、1,18−オクタデカンジオールジステアレート、トリメリット酸トリステアリル、ジステアリルマレエートなどのエステル系ワックス、エチレンジアミンベヘニルアミド、トリメリット酸トリステアリルアミドなどのアミド系ワックスなどが挙げられる。
離型剤の含有量は、結着樹脂100質量部に対して0.1〜30質量部であることが好ましく、より好ましくは1〜10質量部である。
〔オレンジトナーの製造方法〕
本発明のオレンジトナーを製造する方法としては、特に限定されず、例えば粉砕法、溶解懸濁法、懸濁重合法、乳化重合凝集法、ミニエマルション重合凝集法、その他の公知の方法などを挙げることができるが、乳化重合凝集法を用いることが好ましい。乳化重合凝集法によれば、製造コストおよび製造安定性の観点から、オレンジトナー粒子の小粒径化を容易に図ることができる。
ここに、乳化重合凝集法は、乳化重合法によって製造された結着樹脂の微粒子(以下、「結着樹脂微粒子」ともいう。)の分散液を、着色剤の微粒子(以下、「着色剤微粒子」ともいう。)の分散液と混合し、所望のトナー粒子径となるまで凝集させ、さらに結着樹脂微粒子間の融着を行うことにより形状制御を行って、トナー粒子を製造する方法である。
本発明のオレンジトナーの製造方法として、乳化重合凝集法を用いる場合の一例を以下に示す。
(1−1)水系媒体中に第1の色材の微粒子が分散されてなる分散液を調製する工程
(1−2)水系媒体中に第2の色材の微粒子が分散されてなる分散液を調製する工程
(2)水系媒体中に、必要に応じて内添剤を含有した結着樹脂微粒子が分散されてなる分散液を調製する工程
(3)第1の色材の微粒子の分散液および第2の色材の微粒子の分散液と、結着樹脂微粒子の分散液とを混合して、第1の色材の微粒子および第2の色材の微粒子と結着樹脂微粒子とを凝集、会合、融着させてオレンジトナー粒子を形成する工程
(4)オレンジトナー粒子の分散系(水系媒体)からオレンジトナー粒子を濾別し、界面活性剤などを除去する工程
(5)オレンジトナー粒子を乾燥する工程
(6)オレンジトナー粒子に外添剤を添加する工程
乳化重合凝集法によってオレンジトナーを製造する場合においては、乳化重合法によって得られる結着樹脂微粒子は、組成の異なる結着樹脂よりなる2層以上の多層構造を有するものであってもよく、このような構成の結着樹脂微粒子は、例えば2層構造を有するものは、常法に従った乳化重合処理(第1段重合)によって樹脂粒子の分散液を調整し、この分散液に重合開始剤と重合性単量体とを添加し、この系を重合処理(第2段重合)する手法によって得ることができる。
また、乳化重合凝集法によってはコア−シェル構造を有するオレンジトナー粒子を得ることもでき、具体的にコア−シェル構造を有するオレンジトナー粒子は、先ず、コア粒子用の結着樹脂微粒子と、第1の色材の微粒子および第2の色材の微粒子とを凝集、会合、融着させてコア粒子を作製し、次いで、コア粒子の分散液中にシェル層用の結着樹脂微粒子を添加してコア粒子表面にシェル層用の結着樹脂微粒子を凝集、融着させてコア粒子表面を被覆するシェル層を形成することにより得ることができる。
また、本発明のオレンジトナーの製造方法として、粉砕法を用いる場合の一例を以下に示す。
(I)結着樹脂、第1の色材および第2の色材並びに必要に応じて内添剤をヘンシェルミキサなどにより混合する工程
(II)得られた混合物を押出混練機などにより加熱しながら混練する工程
(III )得られた混練物をハンマーミルなどにより粗粉砕処理した後、更にターボミル粉砕機などにより粉砕処理を行なう工程
(IV)得られた粉砕物を、例えばコアンダ効果を利用した気流分級機を用いて微粉分級処理しオレンジトナー粒子を形成する工程
(V)オレンジトナー粒子に外添剤を添加する工程
〔オレンジトナー粒子の粒径〕
本発明のオレンジトナーを構成するオレンジトナー粒子の粒径は、例えば体積基準のメジアン径で4〜10μmであることが好ましく、さらに好ましくは5〜9μmとされる。
体積基準のメジアン径が上記の範囲にあることにより、転写効率が高くなってハーフトーンの画質が向上し、細線やドットなどの画質が向上する。
オレンジトナー粒子の体積基準のメジアン径は、「コールターマルチサイザー3」(ベックマン・コールター社製)にデータ処理用のコンピューターシステム(ベックマン・コールター社製)を接続した測定装置を用いて測定・算出される。
具体的には、オレンジトナー0.02gを、界面活性剤溶液20mL(オレンジトナー粒子の分散を目的として、例えば界面活性剤成分を含む中性洗剤を純水で10倍希釈した界面活性剤溶液)に添加して馴染ませた後、超音波分散処理を1分間行い、オレンジトナー粒子の分散液を調製し、このオレンジトナー粒子の分散液を、サンプルスタンド内の「ISOTONII」(ベックマン・コールター社製)の入ったビーカーに、測定装置の表示濃度が5〜10%になるまでピペットにて注入する。ここで、この濃度範囲にすることにより、再現性のある測定値を得ることができる。そして、測定装置において、測定粒子カウント数を25000個、アパーチャ径を50μmにし、測定範囲である1〜30μmの範囲を256分割しての頻度値を算出し、体積積算分率の大きい方から50%の粒径を体積基準のメジアン径とする。
〔オレンジトナーの軟化点温度〕
本発明のオレンジトナーは、その軟化点温度(Tsp)が70℃以上110℃以下となるものが好ましく、70℃以上100℃以下となるものがより好ましい。本発明のオレンジトナーに含有される着色剤は、熱の影響を受けてもスペクトルが変化することのない安定した性質を有するものであるが、軟化点温度(Tsp)が上記範囲であることにより定着時にオレンジトナーに加わる熱の影響をより低減させることができる。従って、着色剤に負担をかけずに画像形成が行えるので、より広く安定した色再現性を発現させることが期待される。
また、オレンジトナーの軟化点温度(Tsp)が上記範囲であることにより、従来技術よりも低い温度でトナー画像の定着を行うことができ、電力消費の低減を実現した環境に優しい画像形成を実現することができる。
なお、オレンジトナーの軟化点温度(Tsp)は、たとえば、以下の方法を単独で、または、組み合わせることにより制御することができる。すなわち、
(1)結着樹脂を形成すべき単量体の種類や組成比を調節する。
(2)連鎖移動剤の種類や添加量により結着樹脂の分子量を調節する。
(3)離型剤等の種類や添加量を調節する。
オレンジトナーの軟化点温度(Tsp)の測定方法は、例えば「フローテスターCFT−500(島津製作所社製)」を用い、高さ10mmの円柱形状に成形し、昇温速度6℃/分で加熱しながらプランジャーより1.96×106 Paの圧力を加え、直径1mm、長さ1mmのノズルから押し出すようにし、これにより当該フローテスターのプランジャー降下量−温度間の曲線(軟化流動曲線)を描き、最初に流出する温度を溶融開始温度、降下量5mmに対する温度を軟化点温度とする方法などが挙げられる。
〔外添剤〕
本発明のオレンジトナーとしては、オレンジトナー粒子をそのままの状態で用いることもできるが、オレンジトナー粒子に対して、流動性、帯電性およびクリーニング性などを改良するために、流動化剤およびクリーニング助剤などの外添剤を添加して用いることもできる。
外添剤としては、例えばシリカ微粒子、アルミナ微粒子、酸化チタン微粒子などの無機酸化物微粒子や、ステアリン酸アルミニウム微粒子、ステアリン酸亜鉛微粒子などの無機ステアリン酸化合物微粒子、あるいはチタン酸ストロンチウム、チタン酸亜鉛などの無機チタン酸化合物微粒子などの無機微粒子が挙げられる。
これら無機微粒子は、耐熱保管性および環境安定性の観点から、シランカップリング剤やチタンカップリング剤、高級脂肪酸、シリコーンオイルなどによって表面処理が行われたものであることが好ましい。
外添剤の添加量は、オレンジトナー100質量部に対して0.05〜5質量部、好ましくは0.1〜3質量部とされる。また、外添剤としては種々のものを組み合わせて用いてもよい。
〔現像剤〕
本発明のオレンジトナーは、非磁性の一成分現像剤として使用することもできるが、キャリアと混合して二成分現像剤として使用してもよい。
二成分現像剤として使用する場合において、キャリアとしては、鉄などの強磁性金属、強磁性金属とアルミニウムおよび鉛などの合金、フェライトおよびマグネタイトなどの強磁性金属の化合物などの従来公知の材料からなる磁性粒子を用いることができ、特にフェライト粒子が好ましい。また、キャリアとしては、磁性粒子の表面を樹脂などの被覆剤で被覆したコートキャリアや、バインダー樹脂中に磁性体微粉末を分散したバインダー型キャリアなどを用いることもできる。コートキャリアを構成する被覆樹脂としては、特に限定はないが、例えばオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、エステル樹脂、フッ素樹脂などが挙げられる。また、樹脂分散型キャリアを構成する樹脂としては、特に限定されず公知のものを使用することができ、例えばスチレン−アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、フェノール樹脂などを使用することができる。
キャリアの体積基準のメジアン径は、20〜100μmであることが好ましく、さらに好ましくは20〜60μmである。
キャリアの体積基準のメジアン径は、代表的には湿式分散機を備えたレーザ回折式粒度分布測定装置「ヘロス(HELOS)」(シンパティック(SYMPATEC)社製)により測定することができる。
〔画像形成方法〕
本発明のオレンジトナーは、例えばイエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナーの3色のトナーと共に一般的な電子写真方式による画像形成方法に好適に用いることできる。
また、本発明のオレンジトナーを用いた画像形成方法に使用されるオレンジトナー以外の各色のトナーに含有される着色剤としては、従来公知のものを用いることができ、各色のトナーに含有される結着樹脂や内添剤などは本発明のオレンジトナーに用いられるものと同一の構成とすることができる。
このようなイエロートナーとしては、色相角が70〜100°である色材よりなる着色剤を含有するものであることが好ましい。
具体的には、イエロートナーに含有される着色剤としては、例えばC.I.ソルベントイエロー19、同44、同77、同79、同81、同82、同93、同98、同103、同104、同112、同162、C.I.ピグメントイエロー14、同17、同74、同93、同94、同138、同155、同180、同185などが挙げられる。これらは1種単独または2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも特にC.I.ピグメントイエロー74が好ましい。
イエロートナーに含有される着色剤の含有量は、結着樹脂100質量部に対して、1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは2〜8質量部である。
また、マゼンタトナーとしては、色相角が−40〜40°である色材よりなる着色剤を含有するものであることが好ましい。
具体的には、マゼンタトナーに含有される着色剤としては、例えばC.I.ソルベントレッド1、同49、同52、同58、同63、同111、同122、C.I.ピグメントレッド5、同48:1、同53:1、同57:1、同122、同139、同144、同149、同166、同177、同178、同222などが挙げられる。これらは1種単独または2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも特にC.I.ピグメントレッド122が好ましい。
マゼンタトナーに含有される着色剤の含有量は、結着樹脂100質量部に対して、1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは2〜8質量部である。
さらに、シアントナーとしては、色相角が190〜300°である色材よりなる着色剤を含有するものであることが好ましい。
具体的には、シアントナーに含有される着色剤としては、例えばC.I.ピグメントブルー15:3などが挙げられる。
シアントナーに含有される着色剤の含有量は、結着樹脂100質量部に対して、1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは2〜8質量部である。
なお、本発明のオレンジトナー、イエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナーに係るそれぞれの色相角は、L* * * 表色系において、反時計回りにマゼンタトナー、オレンジトナー、イエロートナー、シアントナーとなる順に存在していればよい。
本発明のオレンジトナーと上述の3色のトナーとを用いて画像を形成する方法としては、具体的には、例えば下記(1)および(2)の方法などが挙げられる。
(1)静電潜像担持体上に形成された静電潜像をトナーにより現像することによって形成されるトナー像を転写材に直接転写するトナー像形成工程を、イエロートナー、オレンジトナー、マゼンタトナー、シアントナーの4色のトナーを用いて行うことにより、トナー像を担持した転写材を得、これらのトナー像を転写材に定着させることにより画像を形成する、いわゆる直接転写方式の画像形成方法。
(2)静電潜像担持体上に形成された静電潜像をトナーにより現像することによって形成されるトナー像を中間転写体に転写するトナー像形成工程を、少なくともイエロートナー、オレンジトナー、マゼンタトナー、シアントナーの4色のトナーを用いて行うことにより、トナー像を担持した中間転写体を得、これらのトナー像を転写材上に転写し、定着させることにより画像を形成する、いわゆる中間転写方式の画像形成方法。
このような画像形成方法のうち、イエロートナー、オレンジトナー、マゼンタトナーおよびシアントナーの4色のトナーを用いた中間転写方式の画像形成方法について、以下具体的に説明する。
図2は、本発明のオレンジトナーを用いた画像形成方法に使用される画像形成装置の構成の要部の一例を示す説明用断面図である。
この画像形成装置は、複数の支持ローラ17a〜17d群によって張架された状態で配設された、無端ベルト状の中間転写体(以下、「中間転写ベルト」という。)17を備えており、この中間転写ベルト17の外周面に沿って、各々、イエロートナー像、オレンジトナー像、マゼンタトナー像およびシアントナー像を形成する4つのトナー像形成ユニット30Y,30Or,30M,30Cが、中間転写ベルト17が各々のトナー像形成ユニットにおける、静電潜像担持体である感光体ドラム10Y,10Or,10M,10Cの各々に対接されながら循環移動されるよう、離間して並ぶよう設けられている。
イエロートナー像に係るトナー像形成ユニット30Yは、回転される感光体ドラム10Yと、この感光体ドラム10Yの外周面に沿って、各々、感光体ドラム10Yの回転方向に対して動作順に並ぶよう配設された、帯電手段11Y、露光手段12Y、現像手段13Y、一次転写手段14Y、およびクリーニング手段20Yにより構成されている。
一次転写手段14Yは、中間転写ベルト17を介して感光体ドラム10Yに押圧されて一次転写領域(一次転写ニップ部)が形成されるよう設けられた一次転写ローラ141Yと、この一次転写ローラ141Yに接続された転写電流供給手段(図示せず)とにより構成されており、転写電流供給手段によって一次転写ローラ141Yに所定の大きさの転写電流が供給されることにより転写電界が形成され、この転写電界の作用によって感光体ドラム10Y上に形成されたイエロートナー像が中間転写ベルト17上に一次転写される。
他のトナー像形成ユニット30Or,30M,30Cの各々についても、現像剤がイエロートナーの代わりにそれぞれオレンジトナー、マゼンタトナー、シアントナーを含むものである他は、イエロートナー像に係るトナー像形成ユニット30Yと同様の構成とされており、図2においては、便宜上、イエロートナー像に係るトナー像形成ユニット30Yと同一の構成部材については、「Y」を、それぞれ、「Or」,「M」,「C」に代えた同一の符号が付してある。
中間転写ベルト17の移動方向(図2において矢印で示す。)におけるトナー像形成ユニット配置領域より下流側の位置には、二次転写手段14Sが設けられている。
二次転写手段14Sは、中間転写ベルト17を支持する支持ローラの一であるバックアップローラ17dに中間転写ベルト17を介して押圧されて二次転写領域(二次転写ニップ部)が形成されるよう設けられた二次転写ローラ141Sと、この二次転写ローラ141Sに接続された、転写電圧印加手段(図示せず)とにより構成されており、この転写電圧印加手段によって、一次転写トナー像の電位と逆極性の二次転写バイアス電圧が二次転写ローラ141Sに印加されることにより転写電界が形成され、この転写電界の作用によって中間転写ベルト17上に形成された一次転写トナー像が転写材P上に転写される。
図2において、18は、二次転写領域より搬送される転写材P上におけるトナー像を定着させる定着装置であり、例えば、内部に加熱源を具えた加熱ローラ181と、この加熱ローラ181と定着ニップ部が形成されるよう圧接された状態で設けられた加圧ローラ182とにより構成されている。
また、20Sは、中間転写ベルト17上における未転写トナーを除去するクリーニングブレードを具えた中間転写体クリーニング手段であり、中間転写ベルト17の移動方向における二次転写領域より下流側の位置に設けられている。
このような画像形成装置においては、まず、各トナー像形成ユニット30Y,30Or,30M,30Cの感光体ドラム10Y,10Or,10M,10C上に形成された各色のトナー像が、中間転写ベルト17上に順次転写して重ね合わせられ、中間転写ベルト17上に一次転写されたトナー像が、二次転写手段14Sにより転写材P上に二次転写されて、定着装置18において加熱・加圧することにより転写材P上にトナー像が形成される。
以上、本発明のオレンジトナーを用いた画像形成方法の実施形態について説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
〔転写材〕
以上のような画像形成方法に用いられる転写材としては、例えば薄紙から厚紙までの普通紙、上質紙、アート紙あるいはコート紙などの塗工された印刷用紙、市販されている和紙やはがき用紙、OHP用のプラスチックフィルム、布などの各種を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
本発明によれば、特定範囲の色相角を有する第1の色材を主成分とする着色剤に、蛍光染料であるC.I.ソルベントオレンジ63よりなる第2の色材が特定量で含有されていることにより、第1の色材により高彩度のオレンジの色相が確保されると共に、第2の色材により蛍光発光が得られるので、高い彩度を有しながら、高い明度を有するオレンジ画像を形成することができる。
以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
〔色材微粒子の分散液の調製例1〕
n−ドデシル硫酸ナトリウム11.5質量部をイオン交換水160質量部に投入し、溶解・撹拌して界面活性剤水溶液を調製した。この界面活性剤水溶液中に、「C.I.ソルベントオレンジ63」21.8質量部を徐々に添加し、「クリアミックスWモーションCLM−0.8」(エムテクニック社製)により分散処理を行って、色材微粒子〔1〕の分散液を調製した。
〔色材微粒子の分散液の調製例2〜7〕
色材微粒子の分散液の調製例1において、「C.I.ソルベントオレンジ63」の代わりに下記表1に示すものを用いたことの他は同様にして色材微粒子〔2〕〜〔7〕の分散液を調製した。各色材に係る色相角を表1に示す。
〔オレンジトナーの作製例1〕
(1)樹脂粒子の作製例
(a)第1段重合
撹拌装置、温度センサ、冷却管、窒素導入装置を取り付けた反応容器内にポリオキシエチレン−2−ドデシルエーテル硫酸ナトリウム4質量部をイオン交換水3040質量部と共に投入し、界面活性剤水溶液を調製した。
この界面活性剤水溶液中に、重合開始剤として過硫酸カリウム10質量部をイオン交換水400質量部に溶解させた重合開始剤溶液を添加し、この系を75℃に昇温させた後、下記化合物よりなる重合性単量体混合液を1時間かけて反応容器中に滴下した。
スチレン 532質量部
n−ブチルアクリレート 200質量部
メタクリル酸 68質量部
n−オクチルメルカプタン 16.4質量部
この重合性単量体混合液を滴下後、この系を75℃にて2時間にわたり加熱、撹拌することにより第1段重合を行い、樹脂粒子〔A1〕を作製した。
(b)第2段重合
撹拌装置を取り付けたフラスコ内に下記化合物よりなる重合性単量体混合液を投入し、離型剤としてパラフィンワックス「HNP−57」(日本精蝋社製)93.8質量部を添加し、90℃に加温して溶解させた。
スチレン 101.1質量部
n−ブチルアクリレート 62.2質量部
メタクリル酸 12.3質量部
n−オクチルメルカプタン 1.75質量部
ポリオキシエチレン−2−ドデシルエーテル硫酸ナトリウム3質量部をイオン交換水1560質量部に溶解させた界面活性剤水溶液を調製し、98℃に加熱した。この界面活性剤水溶液に樹脂粒子〔A1〕32.8質量部(固形分換算)を添加し、さらに、パラフィンワックスを含有する重合性単量体混合液を添加した後、機械式分散機「クレアミックス」(エムテクニック社製)を用いて8時間混合分散し、分散粒子径が340nmの乳化粒子を有する乳化粒子分散液を調製した。
次いで、乳化粒子分散液に過硫酸カリウム6質量部をイオン交換水200質量部に溶解させた重合開始剤溶液を添加し、この系を98℃にて12時間にわたり加熱、撹拌することにより第2段重合を行い、樹脂粒子〔A2〕を作製した。
(c)第3段重合
樹脂粒子〔A2〕に、過硫酸カリウム5.45質量部をイオン交換水220質量部に溶解させた重合開始剤溶液を添加し、この系を80℃の温度条件下において、下記化合物よりなる重合性単量体混合液を1時間かけて滴下した。
スチレン 293.8質量部
n−ブチルアクリレート 154.1質量部
n−オクチルメルカプタン 7.08質量部
この重合性単量体混合液を滴下後、2時間にわたり加熱、撹拌することにより第3段重合を行い、28℃に冷却して樹脂粒子〔1〕を作製した。
(d)シェル用樹脂粒子の作製
上記(a)第1段重合で使用された重合性単量体混合液を以下のものに変更した以外は同様にして、重合反応及び反応後の処理を行ってシェル用樹脂粒子〔1〕を作製した。
スチレン 624質量部
2−エチルヘキシルアクリレート 120質量部
メタクリル酸 56質量部
n−オクチルメルカプタン 6.4質量部
(2)オレンジトナー粒子の作製例
樹脂粒子〔1〕 430質量部(固形分換算)
イオン交換水 900質量部
色材微粒子〔1〕 0.5質量部(固形分換算)
色材微粒子〔2〕 30質量部(固形分換算)
を反応容器に投入し撹拌した。反応容器内の温度を30℃に調整後、5mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを8〜11に調整した。
次いで、塩化マグネシウム6水和物2質量部をイオン交換水1000質量部に溶解させた水溶液を撹拌の下で30℃にて10分間かけて添加した。3分間放置後、昇温を開始し、この系を60分間かけて80℃まで昇温させて会合を行った。この状態で「マルチサイザー3」(コールター社製)を用いて会合粒子の粒子径を測定し、会合粒子の体積基準メジアン径が6.5μmになった時点で、塩化ナトリウム40.2質量部をイオン交換水1000質量部に溶解させた水溶液を添加して会合を停止させた。
会合停止後、熟成処理として液温を88℃にして1時間にわたり加熱、撹拌を行うことにより融着を継続させてコア部〔1〕を作製した。
コア部〔1〕の平均円形度を「FPIA2100」(シスメック社製)で測定したところ、0.912だった。
次に、上記液を65℃にしてシェル用樹脂粒子〔1〕70質量部(固形分換算)を添加し、さらに、塩化マグネシウム・6水和物2質量部をイオン交換水1000質量部に溶解した水溶液を10分間かけて添加した後、70℃まで昇温させて1時間にわたり撹拌を行った。この様にして、コア部〔1〕の表面にシェル用樹脂粒子〔1〕を融着させた後、75℃で20分間熟成処理を行ってシェルを形成させた。
この後、塩化ナトリウム40.2質量部をイオン交換水1000質量部に溶解した水溶液を添加してシェル形成を停止した。さらに、8℃/分の速度で30℃に冷却して生成した粒子をろ過し、45℃のイオン交換水で繰り返し洗浄した後、40℃の温風で乾燥することにより、コア部表面にシェルを有するオレンジトナー粒子〔1〕を作製した。
(3)外添剤の添加例
オレンジトナー粒子〔1〕に下記外添剤を添加して、「ヘンシェルミキサ」(三井三池鉱業社製)を用いて外添処理を行い、オレンジトナー〔1〕を作製した。このオレンジトナー〔1〕の体積基準におけるメジアン径は6.5μm、軟化点温度は107℃であった。なお、体積基準のメジアン径および軟化点温度は上述した方法により測定されたものである。
ヘキサメチルシラザン処理したシリカ(平均一次粒子径12nm) 0.6質量部
n−オクチルシラン処理した二酸化チタン(平均一次粒子径24nm) 0.8質量部
〔オレンジトナーの作製例2〜7〕
オレンジトナーの作製例1の(2)オレンジトナー粒子の作製例において、色材微粒子〔1〕および色材微粒子〔2〕の代わりに、下記表2に示す組み合わせのものを使用したことの他は同様にしてオレンジトナー〔2〕〜〔7〕を作製した。このオレンジトナー〔2〕〜〔7〕のそれぞれの体積基準のメジアン径は6.5μm、軟化点温度は107℃であった。
〔オレンジトナーの作製例8〕
(1)混合工程
下記材料を「ヘンシェルミキサ」(三井鉱山社製)により、撹拌羽の周速を25m/秒に設定して5分間かけて混合して混合物を得た。
ポリエステル樹脂(ビスフェノールA−エチレンオキサイド付加物、テレフタル酸、トリメリット酸の縮合物:重量平均分子量20,000) 100質量部
第1の色材(C.I.ピグメントバイオレット19) 6質量部
第2の色材(C.I.ソルベントオレンジ63) 0.1質量部
離型剤(ペンタエリスリトールテトラステアレート) 6質量部
荷電制御剤(ジベンジル酸ホウ素) 1質量部
(2)混練工程
得られた混合物を二軸押出混練機により110℃に加熱しながら混練し、混練物を得、その後この混練物を冷却した。
(3)粉砕工程
得られた混練物を「ハンマーミル」(ホソカワミクロン社製)により粗粉砕した後、「ターボミルT−400型」(ターボ工業社製)により微粉砕した。
(4)分級工程
得られた微粉末を風力分級機により微粉分級を行なうことにより、体積基準のメジアン径が6.5μmのオレンジトナー粒子〔8〕を得た。
(5)外添剤添加工程
オレンジトナー粒子〔8〕に、下記外添剤を添加して、「ヘンシェルミキサ」(三井三池鉱業社製)により外添処理を行い、オレンジトナー〔8〕を作製した。オレンジトナー〔8〕の軟化点温度は110°であった。
へキサメチルシラザン処理したシリカ微粒子 0.6質量部
n−オクチルシラン処理した二酸化チタン微粒子 0.8質量部
なお、ヘンシェルミキサによる外添処理は、撹拌羽根の周速35m/秒、処理温度35℃、処理時間15分の条件の下で行った。
〔マゼンタトナーの作製例1〕
オレンジトナーの作製例1の(2)オレンジトナー粒子の作製例において、色材微粒子〔1〕0.5質量部および色材微粒子〔2〕30質量部の代わりに、色材微粒子〔6〕30質量部(固形分換算)を用いたことの他は同様にしてマゼンタトナー〔1〕を作製した。
〔イエロートナーの作製例1〕
オレンジトナーの作製例1の(2)オレンジトナー粒子の作製例において、色材微粒子〔1〕0.5質量部および色材微粒子〔2〕30質量部の代わりに、色材微粒子〔5〕30質量部(固形分換算)を用いたことの他は同様にしてイエロートナー〔1〕を作製した。
〔シアントナーの作製例1〕
オレンジトナーの作製例1の(2)オレンジトナー粒子の作製例において、色材微粒子〔1〕0.5質量部および色材微粒子〔2〕30質量部の代わりに、色材微粒子〔7〕30質量部(固形分換算)を用いたことの他は同様にしてシアントナー〔1〕を作製した。
〔オレンジ現像剤の作製例1〜8、マゼンタ現像剤の作製例1、イエロー現像剤の作製例1およびシアン現像剤の作製例1〕
オレンジトナー〔1〕〜〔8〕、マゼンタトナー〔1〕、イエロートナー〔1〕およびシアントナー〔1〕の各々と、メチルメタクリレートおよびシクロヘキシルメタクリレート樹脂を被覆した体積平均粒子径50μmのフェライトキャリアを、各々のトナーの濃度が6質量%になるようV型混合機によって混合することにより、オレンジ現像剤〔1〕〜〔8〕、マゼンタ現像剤〔1〕、イエロー現像剤〔1〕およびシアン現像剤〔1〕を作製した。
〔実施例1〜4、比較例1〜5〕
図2に示す画像形成装置に対応する複合機「bizhub PRO C6500」(コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製)に表3に示す組み合わせに従って現像剤を充填し、下記評価を行った。結果を表3に示す。
〔評価〕
オレンジトナーのみにより「PODグロスコート紙(128g/m2 )」(王子製紙社製)上にトナー付着量4g/m2 のオレンジベタ画像を形成し、各々、L* 、a* 、b* を測定した。なお、比較例5においては、マゼンタトナーとイエロートナーとの組み合わせによりオレンジベタ画像を形成するものとする。
下記式(1)で示す彩度C* および明度L* の値を表3に示す。彩度C* および明度L* の値が共に75以上を合格とする。
式(1):彩度(C* )=〔(a* 2 +(b* 2 1/2
なお、L* 、a* 、b* は、分光光度計「Gretag Macbeth Spectrolino」(Gretag Macbeth社製)を用い、光源としてD65光源、反射測定アパーチャとしてφ4mmのものを用い、測定波長域380〜730nmを10nm間隔で、視野角を2°とし、基準合わせには専用白タイルを用いた条件において測定されるものである。
表3の結果より、本発明に係る実施例1〜4によれば、高い彩度を有しながら、高い明度を有するオレンジ画像を形成することができることが確認された。
10Y、10Or、10M、10C 感光体ドラム
11Y、11Or、11M、11C 帯電手段
12Y、12Or、12M、12C 露光手段
13Y、13Or、13M、13C 現像手段
14Y、14Or、14M、14C 一次転写手段
141Y、141Or、141C、141M 一次転写ローラ
14S 二次転写手段
141S 二次転写ローラ
17 中間転写体
17a、17b、17c 支持ローラ
17d バックアップローラ
18 定着装置
181 加熱ローラ
182 加圧ローラ
20Y、20Or、20M、20C クリーニング手段
20S 中間転写体クリーニング手段
30Y、30Or、30M、30C トナー像形成ユニット
P 転写材

Claims (4)

  1. 少なくとも着色剤および結着樹脂を含有する静電荷像現像用オレンジトナーであって、
    前記着色剤は、少なくとも主成分である第1の色材および第2の色材を含むものであり、
    前記第1の色材は、L* * * 表色系による色相角が−20〜80°のものであり、
    前記第2の色材は、C.I.ソルベントオレンジ63よりなるものであり、
    前記第2の色材の含有量が、結着樹脂100質量部に対して、0.05〜0.2質量部であることを特徴とする静電荷像現像用オレンジトナー。
  2. 前記着色剤を構成する第1の色材の含有量が、結着樹脂100質量部に対して、2〜12質量部であることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用オレンジトナー。
  3. 前記着色剤を構成する第2の色材の含有量が、結着樹脂100質量部に対して、0.06〜0.1質量部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の静電荷像現像用オレンジトナー。
  4. 前記着色剤を構成する第1の色材に係る色相角が−20〜40°であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の静電荷像現像用オレンジトナー。
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