JP5389506B2 - 冷却装置 - Google Patents

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本発明は、被冷却物に冷却液を供給する冷却装置に関する。より詳細には、冷却液を貯留する液槽の冷却液供給口に掃除しやすいストレーナを備える冷却装置に関する。
冷却装置は、被冷却物との間で循環させる冷却液を貯留しておく液槽と、冷却液を液槽から冷却液出口を介して被冷却物に送り出すとともに冷却液入口を介して液槽に回収するための圧送ポンプと、冷却液を冷却するための冷却器と、これらを接続する配管などを搭載している。特許文献1に記載の冷却装置では、圧送ポンプは液槽の冷却液供給口と冷却液出口との間に配置されており、冷却器は圧送ポンプと冷却液出口の間に配置されている。冷却器は液槽から被冷却物に向かって送り出される冷却液を冷却している。
冷却装置の冷却器としては、特許文献2に記載されているように、プレート式熱交換器などが用いられている。このような冷却器では、冷却液と冷媒との間で熱交換を効率よく行うために、冷却液はプレートに挟まれた狭い隙間を通過させられる。従って、冷却液に異物が混入していると、異物が冷却器を損傷させてしまうことがある。また、冷却器で異物が詰まることにより冷却液の流れが滞るので、圧送ポンプの負荷が増加してしまうことがある。これらの問題を回避するために、冷却液の循環経路上にストレーナを配置して、異物を除去することが行われている。例えば、特許文献3には、配管の途中に配置して異物を除去するY型のストレーナが記載されている。
特開2003−329355号公報 特開平9−196512号公報 特開2008−80189号公報
冷却液の循環経路上において、上面が開口している液槽は最も異物が入り込み易い。このため、液槽の冷却液供給口にストレーナを配置して異物を取り除くことが一般的に行われている。図8は冷却液供給口にストレーナが配置されている冷却装置の液槽を斜め上方から見た斜視図である。ストレーナが見えるように液槽の側面部分を切り欠いて示している。
図8に示すように、液槽100内に配置されるストレーナ101は、例えば、箱形のものである。上面101aおよび側面101bに多数の冷却液通過孔102を備えており、下面開口101cが液槽100の底面100aに形成された冷却液供給口103に連続するように固定されている。ストレーナ101の下端縁には外側に折れ曲がるフランジ101dが形成されており、フランジ101dは液槽100の底面100aに溶接されている。
ここで、ストレーナ101は、液槽100の底面100aに固定されているので、その掃除が大変である。
また、ストレーナ101を冷却液供給口103に取り付けた状態のままで掃除すると、ストレーナ101に捕集されて堆積している異物をストレーナ101の外側から除去することになるので、異物の一部がストレーナ101の内側に脱落しやすい。異物がストレーナ101の内側に脱落すると、この異物はその後に冷却液供給口103から冷却器などに流れ込んで障害を引き起こす可能性がある。このため、ストレーナ101を掃除する際には、異物をストレーナ101の内側に脱落させないように注意を払う必要があり、掃除の作業性が低下していた。
さらに、ストレーナ101を冷却液供給口103に取り付けた状態のままで掃除すると、冷却液供給口103を被っているストレーナ101の内側面を掃除できないので、ストレーナ101に捕集されている異物を完全に除去することができない。このため、ストレーナ101の掃除を頻繁に行わなければならないという問題がある。
また、このような箱型のストレーナ101は板金加工で形成されていることが多く、曲げにより形成できる箱の深さ方向の寸法が制限されている。このため、所定の設置面積内に取り付けられるストレーナ101の表面積を広くすることが容易ではなく、各冷却液通過孔102の径を小さくして、ストレーナ101の捕集性能を向上させることが難しくなっている。すなわち、各冷却液通過孔102を小さくすると冷却液を吸い込む際の吸い込み抵抗が増大して圧送ポンプの負荷が大きくなってしまうので、より多くの冷却液通過孔102をストレーナ101の表面に形成して冷却液通過孔102全体の開口面積を確保する必要がある。これに対して、ストレーナ101が箱型だと加工上の制限から表面積を広くすることができず、冷却液通過孔102の数を増やして全体の開口面積を確保することが難しいので、各冷却液通過孔102を小さくすることができない。この結果、ストレーナ101を用いる際には、配管の途中にもY型のストレーナなどを設置して異物を捕集する必要があるので、清掃の際には複数のストレーナを掃除しなければならないという問題がある。また、配管の途中に配置されるY型のストレーナは、その汚れ具合を外観から確認できないので、適切なタイミングで掃除することが難しいという問題がある。
さらに、ストレーナ101は、主に、上面101aの冷却液通過孔102から冷却液を吸い込む。このため、液槽100に貯留されている冷却液の液量や圧送ポンプによる冷却液の循環量によっては、冷却液が冷却液供給口103に吸い込まれる際に、液面からストレーナ101を介して冷却液供給口103に向う渦流が形成されることがある。この場合には、冷却液供給口103からエアーが吸入されてしまうので、圧送ポンプの吸引力が落ちてしまうという問題がある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、清掃作業を軽減できるストレーナを備える冷却装置を提案することにある。
また、本発明の課題は、液槽の冷却液供給口からエアーを吸入してしまうことを回避できるストレーナを備える冷却装置を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の冷却装置は、
冷却液を貯留する液槽と、
前記液槽の内周面に開けた冷却液供給口と、
前記冷却液供給口に着脱可能に取り付けたストレーナとを有しており、
前記ストレーナは、板材から形成した筒状体と、この筒状体の一方の開口端を封鎖している封鎖板とを備え、真上から見えない外周面部分に多数の冷却液通過孔が形成されており、
前記筒状体の他方の開口端は、前記冷却液供給口に対して着脱可能な状態で差し込み固定される接続用開口端であり、
前記冷却液供給口は、前記液槽の内周面から当該液槽内に突出している継手管によって規定されており、
前記筒状体の接続用開口端は、前記継手管の外周面に取り付けられた弾性リングを介して、前記継手管に差し込み固定されており、
前記弾性リングは、前記継手管の突出方向に沿って第1環状部分、当該第1環状部分よりも外径寸法が小さい第2環状部分、当該第2環状部分よりも外径寸法が小さい第3環状部分、および、第2環状部分と外径寸法が同じ第4環状部分をこの順番で備えており、
前記第1環状部分の前記第2環状部分側の端面に前記筒状体の接続用開口端が当接し、前記第2環状部分および第4環状部分の外周面に前記筒状体の下端側の内周面部分が圧接していることを特徴とする。
本発明によれば、ストレーナは液槽内に配置されているので、目視によってストレーナの汚れ具合を確認できる。従って、ストレーナの掃除を適切なタイミングで行うことができる。また、ストレーナに異物が捕集されている場合には、このストレーナを冷却液供給口から取り外して掃除できる。ストレーナを液槽の底面などに取り付けた状態のままで掃除する必要がないので、清掃作業が軽減される。また、ストレーナを液槽から取り出して掃除できるので、掃除の際に、ストレーナから脱落した異物が冷却液供給口に入り込んでしまうことを心配する必要がなく、掃除の作業性がよい。さらに、ストレーナを冷却液供給口から取り外して掃除すれば、冷却液供給口を被っているストレーナの内側面に付着している異物までも除去できる。この結果、ストレーナを掃除する頻度を減らすことができる。
さらに、冷却液通過孔は、ストレーナの真上から見えない外周面部分に形成されているので、冷却液が冷却液供給口に吸い込まれる際に、液面からストレーナの冷却液通過孔を介して冷却液供給口に向う渦流が形成されることを防止できる。従って、冷却液供給口からエアーを吸入してしまい、圧送ポンプの吸引力が落ちてしまうことを回避できる。
また、本発明において、板材を巻いてストレーナの筒状体を形成すれば、その加工が容易であり、加工上の制限もない。これにより、各冷却液通過孔を小さくしたときに、筒状体を大きくして冷却液通過孔の数を増やし、冷却液通過孔全体の開口面積を確保することができるので、ストレーナの捕集能力を向上させることができる。ここで、液槽に設けられるストレーナの捕集能力が向上すれば、配管の途中に配置するストレーナを省略して、ストレーナを1つにできるので、ストレーナの清掃作業が軽減される。さらに、ストレーナの加工が容易なので、垂直方向の上方から見えない外周面部分のみに冷却液通過孔を形成する際にも、筒状体を大きくして冷却液通過孔の数を増やし、冷却液通過孔全体の開口面積を確保することができる。よって、渦流の発生を防止する場合でも、冷却液通過孔の径を小さくしてストレーナの捕集能力を向上させることが妨げられない。また、ストレーナの他方の開口端を接続用開口端としておいて、冷却液供給口に対して差し込み固定するようにすれば、清掃に際して行うストレーナの着脱作業も容易になる。
さらに、本発明では、ストレーナの接続用開口端を継手管に対して差し込み固定すればよいので、その着脱が容易になる。
また、本発明において、前記冷却液供給口は、前記液槽の底面に形成されており、前記筒状体は、多孔質板から形成された円筒であり、前記継手管は前記底面から垂直方向に突出しており、前記弾性リングは前記継手管の外周面に取り付けられており、前記筒状体によって前記冷却液通過孔が形成されている外周面部分が規定されているものとすることができる。
本発明によれば、ストレーナは液槽内に配置されているので、目視によってストレーナの汚れ具合を確認できる。従って、ストレーナの掃除を適切なタイミングで行うことができる。また、ストレーナに異物が捕集されている場合には、このストレーナを冷却液供給口から取り外して掃除できる。ストレーナを液槽の底面などに取り付けた状態のままで掃除する必要がないので、清掃作業が軽減される。また、ストレーナを液槽から取り出して掃除できるので、掃除の際に、ストレーナから脱落した異物が冷却液供給口に入り込んでしまうことを心配する必要がなく、掃除の作業性がよい。さらに、ストレーナを冷却液供給口から取り外して掃除すれば、冷却液供給口を被っているストレーナの内側面に付着している異物までも除去できる。この結果、ストレーナを掃除する頻度を下げることができる。
さらに、本発明によれば、冷却液通過孔は、ストレーナの真上から見えない外周面部分に形成されているので、冷却液が冷却液供給口に吸い込まれる際に、液面からストレーナの冷却液通過孔を介して冷却液供給口に向う渦流が形成されることを防止できる。従って、冷却液供給口からエアーを吸入してしまい、圧送ポンプの吸引力が落ちてしまうことを回避できる。
冷却装置の回路構成図である。 ストレーナが見えるように側面部分を切り欠いて示した液槽の斜視図である。 液槽の底面から弾性リングおよびストレーナを取り外した分解斜視図である。 (a)はストレーナの形状を円錐台形状とした例を示す斜視図であり、(b)はストレーナの形状を四角柱形状とした例を示す斜視図である。 液槽の側面に冷却液供給口が規定されている構成例において、液槽の側面から弾性リングおよびストレーナを取り外した分解斜視図である。 L字形状の継手管を用いた構成例において液槽の底面からストレーナおよび弾性リングを取り外して示す分解斜視図である。 L字形状の弾性リングを用いた構成例において液槽の底面からストレーナおよび弾性リングを取り外した分解斜視図である。 従来の冷却装置においてストレーナが見えるように側面部分を切り欠いて示した液槽の斜視図である。
以下に、図面を参照して本発明を適用した冷却装置の実施の形態を説明する。
(回路構成)
図1は冷却装置の回路構成図である。本例の冷却装置1は、工作機械などの被冷却物に冷却液を供給するものである。冷却装置1は、この冷却装置1と被冷却物との間で循環させる冷却液を貯留しておく液槽2と、冷却液を液槽2から冷却液出口3を介して被冷却物に送り出すとともに冷却液入口4を介して液槽2に回収するための圧送ポンプ5と、これらを接続する配管6やバイパスバルブ7を搭載している。
圧送ポンプ5は液槽2の冷却液供給口8と冷却液出口3との間に配置されており、冷却液供給口8にはストレーナ9が取り付けられている。圧送ポンプ5と冷却液出口3の間には、被冷却物に向かって送り出される冷却液を冷却するための冷凍サイクル10が搭載されている。また、液槽2には、オーバーフロー管11とドレン管12が接続されている。オーバーフロー管11の下流端とドレン管12の下流端はいずれも冷却液排出管13に接続されており、この冷却液排出管13の下流端は冷却装置1の外部に設置されている不図示のドレンタンクに接続されている。
オーバーフロー管11は、余剰な冷却液を排出するためのものである。何らかの要因で液槽2の冷却液量が適正な液量の上限を超えると、冷却液の液面は液槽2に形成されたオーバーフロー口11aよりも上昇する。従って、余剰な冷却液はオーバーフロー口11aからオーバーフロー管11内に流入し、オーバーフロー管11および冷却液排出管13を介して排出される。この結果、液槽2の冷却液量は上限以下に保たれる。
ドレン管12は、清掃時などに液槽2から冷却液を排出するためのものである。ドレン管12にはドレンバルブ14が設けられており、このドレンバルブ14を開くと、液槽2内の冷却液は、液槽2に形成されているドレン口12aからドレン管12および冷却液排出管13を介して排出される。
冷凍サイクル10は、冷媒を圧縮して循環させる圧縮器15と、この圧縮器15から吐出された高温・高圧の冷媒の温度を下げる排熱部としての機能を果たす凝縮器16と、凝縮した冷媒を膨張させる膨張弁17と、冷媒と冷却液との間で熱交換して冷却液を冷却する冷却器18を備えている。凝縮器16には、この凝縮器16を空冷するための送風ファン19が設けられている。冷却器18としては、プレート式熱交換器が用いられている。
(液槽およびストレーナの構成)
図2は冷却装置から液槽を取り出して斜め上方から見た斜視図である。冷却液供給口に配置されたストレーナが見えるように、液槽の側面部分を切り欠いて示している。図3は液槽の底面からストレーナおよび弾性リングを取り外した分解斜視図である。
図2に示すように、液槽2はステンレス鋼製であり、直方体形状をしている。液槽2の底面2aには冷却液供給口8を規定する継手管20が垂直に突出している。継手管20の外周側には、弾性リング21を介して、垂直に延びる円柱形状のストレーナ9が着脱可能に取り付けられている。冷却液供給口8には、液槽2の外側に、冷却液供給口8から圧送ポンプ5と冷却器18を経由して冷却液出口3へ至る配管6を接続するための配管用継手管22が接続されている。また、液槽2の底面2aには、ドレン口12aが形成されている。ドレン口12aには、液槽2の外側に、ドレン管12を接続するための配管用継手管23が接続されている。
液槽2の長手方向に延びる一方の側面2bには、オーバーフロー口11aや冷却液吐出し口24が形成されている。オーバーフロー口11aには、液槽2の外側に、オーバーフロー管11を連結するためのL字形状の配管用継手管25が接続されている。冷却液吐出し口24には、液槽2の外側に、冷却液入口4から延びる配管6を連結するためのL字形状の配管用継手管26が接続されている。
図3に示すように、継手管20は、ステンレス鋼製であり、円筒形をしている。継手管20は、その下端開口縁20aが、液槽2における冷却液供給口8の開口8aの縁に溶接されている。
弾性リング21は、耐磨耗性が高いニトリルゴム(NBR)などから形成されている。弾性リング21は、継手管20の外周面20bに嵌めこまれるようになっており、下端側から順番に、大径の第1円環状部分21a、第1円環状部分21aよりも小径の第2円環状部分21b、第2円環状部分21bよりも更に小径の第3円環状部分21cおよび第2円環状部分21bと同径の第4円環状部分21dを備えている。各円環状部分21a〜21dの内径は同一であり、継手管20の外径と実質的に同一の径となっている。弾性リング21の高さ寸法は継手管20とほぼ同一の高さ寸法である。
ストレーナ9は、ステンレス鋼製であり、冷却液通過孔30が形成されている筒状体31と、この筒状体31の上端開口31aを封鎖している蓋体32を備えている。筒状体31の下端開口31bは、継手管20に対して着脱可能な状態で差し込み固定される接続用開口端33となっている。
筒状体31は、開口径が1mm程度の冷却液通過孔30が全面に形成されたパンチングメタルを巻いて形成されている。筒状体31の内径は弾性リング21の第2円環状部分21bおよび第4円環状部分21dの外径と実質的に同径になっており、筒状体31の外径は弾性リング21の第1円環状部分21aの外径よりも小さくなっている。蓋体32は、筒状体31の上端開口31aと対応する円形の封鎖板32aと、この封鎖板32aの周縁から筒状体31の側に向かって突出している一定高さの外周板32bからなり、外周板32bが筒状体31の上端開口31aの縁を外側から被うようにして、筒状体31に上方から被せられている。外周板32bの内周面は、筒状体31の上端開口31aの縁に接着されている。なお、冷却液通過孔30が形成されているストレーナ9の外周面部分は筒状体31によって規定されており、蓋体32に冷却液通過孔30は形成されていない。
ストレーナ9は、接続用開口端33が弾性リング21の外周に嵌め込まれることにより、弾性リング21を介して、継手管20に取り付けられる。ストレーナ9が弾性リング21に嵌め込まれた状態では、接続用開口端33が第1円環状部分21aの上端面に当接する。また、筒状体31の下端側の内周面部分が第2円環状部分21bと第4円環状部分21dの外周面に圧接する。これにより、ストレーナ9は冷却液供給口8を被うように固定される。ここで、封鎖板32aには冷却液通過孔30は形成されていないので、冷却液通過孔30は、ストレーナ9の垂直方向の上方から見えない外周面部分に位置している。
(液槽およびストレーナの掃除)
液槽2およびストレーナ9を掃除する際には、まず、ドレンバルブ14を開き、液槽2内の冷却液をドレン口12aから排出しながら液槽2の底面2aおよび側面2bを擦り洗いする。或いは、冷却液をドレン口12aから排出した後に液槽2の底面2aおよび側面2bを擦り洗いする。次に、液槽2内に冷却液や清掃時の汚水が残留してないことを確認し、残留がなければ、冷却液供給口8からストレーナ9を取り外して、液槽2の外に取り出す。しかる後に、ストレーナ9を掃除する。
このような手順で液槽2およびストレーナ9の掃除を行えば、液槽2内の掃除が終了するまでストレーナ9が冷却液供給口8を被っている。従って、掃除の際に、異物や汚れが冷却液供給口8を介して配管6から圧送ポンプ5や冷却器18に入り込んでしまうことを防止できる。
(本形態による効果)
本形態によれば、ストレーナ9は液槽2内に配置されているので、目視により汚れ具合を確認できる。従って、ストレーナ9を適切なタイミングで掃除できる。また、ストレーナ9は冷却液供給口8を規定する継手管20に着脱可能に取り付けられているので、ストレーナ9に異物が捕集されていることが確認された場合には、ストレーナ9を冷却液供給口8から取り外して、掃除できる。ストレーナ9を液槽2の底面2aに取り付けた状態のままで掃除する必要がないので、清掃作業が軽減される。さらに、ストレーナ9は、継手管20に対する抜き差しにより着脱できるので、掃除の際に行うストレーナ9の着脱作業も容易である。
また、本形態によれば、ストレーナ9を液槽2から取り出して掃除できる。この結果、掃除の際に、ストレーナ9から脱落した異物が冷却液供給口8に入り込んでしまうことを心配する必要がないので、掃除の作業性がよい。すなわち、ストレーナ9を冷却液供給口8に取り付けられたままの状態で掃除すると、ストレーナ9に捕集されて堆積している異物をストレーナ9の外側から除去することになるので、異物の一部がストレーナ9の内側に脱落しやすい。そして、異物がストレーナ9の内側に脱落すると、この異物は、その後に冷却液供給口8から圧送ポンプ5や冷却器18に流れ込んで障害を引き起こす可能性がある。このため、ストレーナ9を冷却液供給口8から取り外して液槽2の外に取り出すことができなければ、ストレーナ9を掃除する際に、異物をストレーナ9の内側に脱落させないように注意を払う必要があり、掃除の作業性が低下してしまう。これに対して、本形態では、ストレーナ9を液槽2から取り出して掃除できるので、このような注意を払う必要がなく、掃除の作業性がよい。
さらに、本形態によれば、ストレーナ9を液槽2から取り外すことにより、接続用開口端33からストレーナ9の内側面を掃除できる。この結果、ストレーナ9が捕集した異物を完全に除去できるので、ストレーナ9を掃除する頻度を減らすことができる。
また、本形態によれば、冷却液通過孔30は筒状体31の外周面に形成されており、冷却液通過孔30はストレーナ9の垂直方向の上方から見えない外周面部分に位置している。この結果、冷却液が冷却液供給口8に吸い込まれる際に、液面からストレーナ9の冷却液通過孔30を介して冷却液供給口8に向う渦流が形成されることを防止できる。従って、冷却液供給口8からエアーを吸入してしまい、圧送ポンプ5の吸引力が落ちてしまうことを回避できる。
さらに、本形態によれば、ストレーナ9の筒状体31はパンチングメタルなどの多孔質板を巻いて形成されるので、その加工が容易であり加工上の制限がない。これにより、各冷却液通過孔30を小さくしたときに、筒状体31を大きくして冷却液通過孔30の数を増やし、冷却液通過孔30全体の開口面積を確保できるので、ストレーナ9の捕集能力を向上させることができる。例えば、図8に示す従来の箱型のストレーナ101の冷却液通過孔102の開口径は3mm程度なのに対して、本形態では1mm程度にまで小さくすることができる。ここで、液槽2に設けられるストレーナ9の捕集能力が向上すれば、配管の途中に別途ストレーナを配置する必要がなく、ストレーナを1つにできる。よって、ストレーナの清掃作業が軽減される。
また、本形態によれば、ストレーナ9の筒状体31を大きくすることが容易なので、垂直方向の上方から見えない筒状体31の表面のみに冷却液通過孔30を形成する際にも、筒状体31を大きくして冷却液通過孔30の数を増やし、冷却液通過孔30全体の開口面積を確保することが容易である。よって、渦流の発生を防止する場合でも、冷却液通過孔30の径を小さくしてストレーナ9の捕集能力を向上させることが妨げられない。
さらに、弾性リング21の各円環状部分21a〜21dを径方向に厚くして外径寸法を拡大すれば、弾性リング21の外周側に嵌め込まれるストレーナ9の筒状体31の内径寸法を大きくして筒状体31の表面積を広くすることができる。このようにすれば、冷却液通過孔30の数を増やして、冷却液通過孔30全体の開口面積を確保しやすくなるので、各冷却液通過孔30の径を小さくしてストレーナ9の捕集能力を向上させることが容易になる。
なお、上記の実施の形態では、冷却液通過孔30が形成される領域が筒状体31の全面となっているが、冷却液通過孔30全体の開口面積が確保できる場合には、冷却液通過孔30が形成される領域を、筒状体31の外周面の一部分のみとしてもよい。このようにすれば、冷却液を所望の方向から冷却液供給口8に吸い込むことができるので、液槽2内で冷却液供給口8に吸い込まれる冷却液の流れを制御できる。
また、上記の実施の形態では、筒状体31は、パンチングメタルから形成されているが、メッシュ板や、金網などを筒状にして形成することもできる。
(ストレーナの形状の参考例
ここで、ストレーナの形状は円柱形状に限られるものではなく、円錐台形状、多角柱形状などとしても、上記の実施の形態と同様の効果を得ることができる。図4はストレーナの形状の参考例を示す斜視図である。
図4(a)に示すストレーナ9Aは、円錐台形状であり、上側が広がった円錐台形状の筒状体31Aと、筒状体31Aの上端の大径の円形開口を塞ぐ蓋体32Aとを備えており、筒状体31Aの下端の小径の円形開口が接続用開口端33Aとなっている。筒状体31Aは扇型のパンチングメタルを巻いて形成されており、蓋体32Aには冷却液通過孔30は形成されていない。
このようにすれば、弾性リング21の寸法を変えることなく筒状体31の表面積を広くすることができる。また、筒状体31の表面積を広くすることができるので、圧送ポンプ5の出力を上げて冷却水の循環量を多くする場合でも冷却液通過孔30全体の開口面積を確保することができ、圧送ポンプ5の負荷が必要以上に増大してしまうことを回避できる。さらに、液面に近いストレーナ9Aの上側の領域に形成されている開口面積の方が下側の領域に形成されている開口面積よりも広くなるので、液面に近いストレーナ9Aの上側の領域に形成されている冷却液通過孔30を介して冷却液供給口8に吸い込まれる冷却液の流速を遅くすることができる。従って、渦流の発生を抑制できる。
図4(b)に示すストレーナ9Bは、四角柱形状であり、矩形枠状の筒状体31Bと、上端の矩形開口を塞ぐ蓋体32Bとを備えており、筒状体31Bの下端の矩形開口が接続用開口端33Bとなっている。筒状体31Bは、長方形のパンチングメタルを筒状に折り曲げて形成されており、蓋体32Bの側には冷却液通過孔30は形成されていない。なお、このストレーナ9Bを用いる場合には、継手管20に取り付けられる弾性リング21の各円環状部分21a〜21dの外周の平面形状を、接続用開口端33Bと嵌合する四角形にしておくことが好ましい。
このようにすれば、冷却液供給口8の断面形状が円形なのに対してストレーナ9Bの断面形状が矩形になっているので、筒状体31Bの外周面でストレーナ9Bに吸い込まれる冷却液の流れが不均一になり、液槽2の底面2aの開口8aに向う強い流れが形成されることが抑制される。従って、渦流の発生を抑制できる。
(液槽の側面に冷却液供給口が規定されている場合の構成例)
図5は液槽2の側面に冷却液供給口が規定されている構成例において、液槽2の側面から弾性リングおよびストレーナを取り外した分解斜視図である。なお、本形態は上記の実施の形態と同様の構成を備えているので、対応する部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
本形態では、図5に示すように、冷却液供給口8を規定する継手管20は液槽2の側面2bから水平方向に突出している。継手管20にはその外周面20bを被うように弾性リング21が嵌め込まれる。ストレーナ9Cはストレーナ9と同様に円柱形状をしているが、冷却液通過孔30が筒状体31の全面に形成されているものではない。ストレーナ9Cの冷却液通過孔30は、筒状体31において、その軸線Lを挟んだ一方側と、蓋体32の封鎖板32aに形成されている。
ストレーナ9Cを継手管20に取り付ける際には、筒状体31において冷却液通過孔30が形成されている外周面部分が下を向くようにして、ストレーナ9Cを弾性リング21に嵌め込む。この結果、冷却液通過孔30は垂直方向の真上から見えなくなる。
本形態によっても、上記の形態と同様の作用効果を得ることができる。
(その他の実施の形態)
図6はL字形状の継手管を用いた構成例において液槽2の底面からストレーナおよび弾性リングを取り外して示す分解斜視図である。
上記の実施の形態では、いずれの例でも真っ直ぐに延びる継手管20により冷却液供給口8を規定しているが、例えば、図6に示すように、垂直方向に延びる垂直継手管部分20cと、垂直継手管部分20cの上端側から連続して底面2aに沿って水平に延びる水平継手管部分20dを備えるL字形状の継手管20Aにより、冷却液供給口8を規定してもよい。
この場合には、水平継手管部分20dの外周面20eを被うようにして、弾性リング21を嵌め込んでおく。そして、ストレーナとしては、冷却液通過孔30が筒状体31において軸線を挟んだ一方側と蓋体32の封鎖板32aに形成されているストレーナ9Cを用い、筒状体31において冷却液通過孔30が形成されている外周面部分が下を向くようにして、ストレーナ9Cを弾性リング21に嵌め込む。このようにしても、上記の形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、上記の実施の形態の弾性リング21の替わりに、L字形状の弾性リングを用いることもできる。図7はL字形状の弾性リングを用いた構成例において液槽2の側面からストレーナおよび弾性リングを取り外した分解斜視図である。
この場合には、例えば、図7に示すように、液槽2の底面2aから垂直に延びて冷却液供給口8を規定している継手管20に対して、この継手管20の外周面20bと嵌合する垂直筒状部分21eと、垂直筒状部分21eの上端から連続して底面2aに沿って水平に延びる水平筒状部分21fとを備える弾性リング21Aを取り付ける。また、第1〜第4円環状部分21a〜21dを弾性リング21Aの水平筒状部分21fに備えておく。そして、ストレーナ9としては、冷却液通過孔30が筒状体31において軸線を挟んだ一方側と蓋体32の封鎖板32aに形成されているストレーナ9Cを用い、筒状体31において冷却液通過孔30が形成されている外周面部分が下を向くようにして、ストレーナ9Cを弾性リング21Aに嵌め込む。このようにしても、上記の形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 冷却装置
2、100 液槽
2a、100a 液槽の底面
2b 液槽の側面
3 冷却液出口
4 冷却液入口
5 圧送ポンプ
6 配管
7 バイパスバルブ
8 冷却液供給口
9、9A、9B、9C、9D、101 ストレーナ
10 冷凍サイクル
11 オーバーフロー管
11a オーバーフロー口
12 ドレン管
12a ドレン口
13 冷却液排出管
14 ドレンバルブ
15 圧縮器
16 凝縮器
17 膨張弁
18 冷却器
19 送風ファン
20、20A、20B 継手管
21、21A 弾性リング
21a〜21d 円環状部分
22、23、25、26 配管用継手管
24 冷却液吐出し口
30、102 冷却液通過孔
31、31A、31B 筒状体
32、32A、32B 蓋体
32a 封鎖板
33、33A、33B 接続用開口端

Claims (2)

  1. 冷却液を貯留する液槽と、
    前記液槽の内周面に開けた冷却液供給口と、
    前記冷却液供給口に着脱可能に取り付けたストレーナとを有しており、
    前記ストレーナは、板材から形成した筒状体と、この筒状体の一方の開口端を封鎖している封鎖板とを備え、真上から見えない外周面部分に多数の冷却液通過孔が形成されており、
    前記筒状体の他方の開口端は、前記冷却液供給口に対して着脱可能な状態で差し込み固定される接続用開口端であり、
    前記冷却液供給口は、前記液槽の内周面から当該液槽内に突出している継手管によって規定されており、
    前記筒状体の接続用開口端は、前記継手管の外周面に取り付けられた弾性リングを介して、前記継手管に差し込み固定されており、
    前記弾性リングは、前記継手管の突出方向に沿って第1環状部分、当該第1環状部分よりも外径寸法が小さい第2環状部分、当該第2環状部分よりも外径寸法が小さい第3環状部分、および、第2環状部分と外径寸法が同じ第4環状部分をこの順番で備えており、
    前記第1環状部分の前記第2環状部分側の端面に前記筒状体の接続用開口端が当接し、前記第2環状部分および第4環状部分の外周面に前記筒状体の下端側の内周面部分が圧接していることを特徴とする冷却装置。
  2. 請求項1に記載の冷却装置において、
    前記冷却液供給口は、前記液槽の底面に形成されており、
    前記筒状体は、多孔質板から形成された円筒であり、
    前記継手管は前記底面から垂直方向に突出しており、
    前記筒状体によって前記冷却液通過孔が形成されている外周面部分が規定されていることを特徴とする冷却装置。
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