JP5388265B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、挿入口に挿入された紙幣、カード、クーポン券等(以下、これらを紙葉類と総称する)の引き抜き行為を防止する紙葉類処理装置に関する。
一般的に、紙葉類処理装置の一態様である紙幣処理装置は、利用者によって紙幣挿入口から挿入された紙幣の真贋を判定し、真正と判定された紙幣価値に応じて、各種の商品やサービスを提供するサービス機器、例えば遊技場に設置されている遊技媒体貸出機、或いは、公共の場に設置されている自動販売機や券売機等に組み込まれている。このような紙幣処理装置は、紙幣挿入口に挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送機構、搬送される紙幣の有効性を判定(真贋判定とも称する)する紙幣識別部を備えている。
上記したような紙幣処理装置では、紙幣が紙幣挿入口から挿入された後、不正行為を目的として引き抜かれることを防止する必要がある。例えば、特許文献1には、紙幣挿入口に挿入された紙幣をローラ等によって排出口に搬送する紙幣処理装置において、前記排出口の手前の部分に、フレームから突出する舌片を設けた構成が開示されている。この舌片は、紙幣が移動する搬送路の表面に傾斜して立ち上がるように形成されており、紙幣の搬送方向の移動を傾斜面に沿って許容すると共に、紙幣が反対方向に移動(引き抜き方向への移動)した際には、舌片に引っ掛かるようにしている。
実開昭63−89181号公報
上記した特許文献1に開示されている紙幣処理装置では、紙幣挿入口から排出口に至る紙幣の搬送路は直線状に形成されているため、挿入口から舌片を確認することが可能となる。このため、挿入口から異物を差し込んで紙幣と舌片の係合を解除させ、紙幣の引き抜き行為が行われる可能性がある。
本発明は、上記した事情に着目してなされたものであり、紙幣等の紙葉類の引き抜き行為を防止可能な紙葉類処理装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の紙葉類処理装置は、紙葉類が挿入される挿入口と、前記挿入口に挿入された紙葉類を搬送する搬送路と、を備えており、前記搬送路は、挿入口に連結して設けられる第1搬送路と、前記第1搬送路から下流側に向けて延出し、前記第1搬送路に対して所定角度傾斜した第2搬送路とを備え、前記第2搬送路に、紙葉類の挿入口方向に向けての搬送を阻止するシャッタ部材を設置し、前記シャッタ部材は、前記第2搬送路を形成する開閉可能な開閉部材のフレームに回動可能に支持される支軸と、該支軸と一体に形成されて前記第2搬送路に向けて突出するシャッタとしての可動片とを有し、前記可動片にはその先端と前記支軸との間の回動方向端面側の位置に規制部が形成され、この規制部が前記フレームの停止壁に当接することで前記可動片の前記挿入口側に向けての回動が規制されることを特徴とする。
上記した構成の紙葉類処理装置によれば、紙葉類の引き抜き防止部材を構成するシャッタ部材は、挿入口に連結して設けられる第1搬送路に対して所定角度傾斜した第2搬送路に設置されていることから、挿入口からシャッタ部材を視認することが困難となり、紙葉類の引き抜き行為を防止することが可能となる。また、このような構成によれば、紙葉類がシャッタ部材を通過すると、紙葉類を引き抜こうとしても、シャッタ部材の挿入口側への回動が規制された状態になっているため、紙葉類の引き抜きを確実に防止することが可能となる。
また、本発明において、前記第2搬送路の下面部分には、前記シャッタ部材の先端部分が当接する位置に凹部が形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、回動可能に支持されているシャッタ部材は、その先端部分が凹部に位置して当接した状態にあるため、挿入口への回動がより確実に規制され、紙葉類の引き抜きを更に確実に防止することが可能となる。
本発明によれば、紙葉類の引き抜き行為を防止する紙葉類処理装置が得られる。
図1から図6は、本発明に係る紙幣処理装置の一実施形態を示しており、図1は、全体構成を示す斜視図、図2は、開閉部材を装置本体の本体フレームに対して開いた状態を示す斜視図、図3は、装置本体の動力伝達部の構成を示す斜視図、図4は、挿入口から挿入される紙幣の搬送経路を概略的に示した右側面図、図5は、紙幣収容部に配設される押圧板を駆動するための動力伝達機構の概略構成を示す図、そして、図6は、紙幣搬送機構を駆動するための駆動源及び駆動力伝達機構の概略構成を示す左側面図である。
本実施形態の紙幣処理装置1は、例えば、スロットマシン等の各種の遊技機に組み込み可能に構成されており、装置本体2と、この装置本体2に設けられ、多数の紙幣を積層、収容することが可能な紙幣収容部(紙幣収容スタッカ)100とを備えている。この紙幣収容部100は金庫としての機能を備えており、装置本体2を構成するフレーム2Aに対して着脱可能に構成されている。本実施形態では、例えば、図示されていないロック機構が解除された状態で、前面に設けられた取っ手101を引くことで、装置本体2のフレーム2Aから取り外すことが可能となっている。
装置本体2は、図2及び図3に示すように、前記フレーム2Aと、フレーム2Aに対して一端部を回動中心として開閉されるように構成された開閉部材2Bとを有している。そして、これらフレーム2A及び開閉部材2Bは、図4に示すように、開閉部材2Bをフレーム2Aに対して閉じた際、両者の対向部分に紙幣が搬送される隙間(紙幣搬送路)3が形成されると共に、両者の前面露出側に、前記紙幣搬送路3に一致するようにして、紙幣挿入口5が形成されるよう構成されている。なお、前記紙幣挿入口5は、紙幣の短い辺側から装置本体2の内部に挿入できるようにスリット状の開口となっている。
前記装置本体2内には、紙幣を搬送する紙幣搬送機構6と、紙幣挿入口5に挿入された紙幣を検知する挿入検知センサ7と、挿入検知センサ7の下流側に設置され、搬送状態にある紙幣の情報を読取る紙幣読取手段8と、この紙幣読取手段8に対して、紙幣を正確に位置決めして搬送するスキュー補正機構10と、紙幣がスキュー補正機構10を構成する可動片を通過したことを検知する可動片通過検知センサ12と、紙幣が紙幣収容部100に排出されたことを検知する排出検知センサ18とが設けられている。
以下、上記した各構成部材について、詳細に説明する。
前記紙幣搬送路3は、紙幣挿入口5から奥側に向けて延出しており、第1搬送路3Aと、前記第1搬送路3Aから下流側に向けて延出し、第1搬送路3Aに対して所定角度傾斜した第2搬送路3Bとを備えている。第2搬送路3Bの下流側は、下方に向けて傾斜するように屈曲され、最終的に鉛直方向に向けて屈曲するように形成されている。第2搬送路3Bには、紙幣収容部100に紙幣を排出する排出口3aが形成されており、ここから排出される紙幣は、鉛直方向に向けて、紙幣収容部100の導入口(受入口)103に送り込まれる。
前記紙幣搬送機構6は、紙幣挿入口5から挿入された紙幣を挿入方向に沿って搬送可能にすると共に、挿入状態にある紙幣を紙幣挿入口5に向けて差し戻し搬送可能とする機構である。この紙幣搬送機構6は、装置本体2内に設置された駆動源であるモータ13(図6参照)と、このモータ13によって回転駆動され、紙幣搬送路3に紙幣搬送方向に沿って所定間隔おいて配設される搬送ローラ対(14A,14B)、(15A,15B)、(16A,16B)、及び(17A,17B)を備えている。
前記搬送ローラ対は、紙幣搬送路3に一部が露出するように設置されて、いずれも紙幣搬送路3の下側に設置される搬送ローラ14B,15B,16B及び17Bがモータ13によって駆動されるローラとなっており、上側に設置される搬送ローラ14A,15A,16A及び17Aが、これらのローラに対して従動するピンチローラとなっている。なお、紙幣挿入口5から挿入された紙幣を最初に挟持して奥側に搬送する搬送ローラ対(14A,14B)は、図2及び図3に示すように、紙幣搬送路3の中心位置に1箇所設置されており、その下流側に順次配置される搬送ローラ対(15A,15B)、(16A,16B)、及び(17A,17B)については、紙幣搬送路3の幅方向に沿って、所定間隔をおいて2箇所設置されている。
また、上記した紙幣挿入口5の近傍に配置される搬送ローラ対(14A,14B)については、通常は、上側の搬送ローラ14Aが下側の搬送ローラ14Bから離間した状態となっており、紙幣の挿入が挿入検知センサ7によって検知されると、上側の搬送ローラ14Aが下側の搬送ローラ14Bに向けて駆動され、挿入された紙幣を挟持するようになっている。
前記上側の搬送ローラ14Aについては、搬送ローラ14Bに対して当接/離間するように駆動制御される。具体的には、前記スキュー補正機構10によって、挿入された紙幣の傾きを無くし紙幣読取手段8に対して位置合わせする処理(スキュー補正処理)が行われる際には、上側の搬送ローラ14Aは、下側の搬送ローラ14Bから離間して紙幣に対する負荷を解除し、スキュー補正処理が終了すると、再び、上側の搬送ローラ14Aが下側の搬送ローラ14Bに向けて駆動され、紙幣を挟持する。スキュー補正機構10は、スキューの補正を果たす左右一対の可動片10A(片側のみ図示)を備えており、スキュー駆動機構用のモータ40を駆動することでスキューの補正処理が成される。
上記した紙幣搬送路3の下側に設置される搬送ローラ14B,15B,16B及び17Bは、図6に示すように、モータ13、及び各搬送ローラの駆動軸の端部に設置されるプーリ14C,15C,16C及び17Cを介して回転駆動される。すなわち、モータ13の出力軸には、駆動プーリ13Aが設置されており、上記した各搬送ローラの駆動軸の端部に設置されるプーリ14C,15C,16C及び17Cには、駆動プーリ13Aとの間で駆動ベルト13Bが巻回されている。なお、駆動ベルト13Bには、適所にテンションプーリが係合しており、弛みを防止している。
上記した構成により、モータ13が正転駆動されると、前記搬送ローラ14B,15B,16B及び17Bは同期して正転駆動され、紙幣を挿入方向に向けて搬送し、モータ13が逆転駆動されると、前記搬送ローラ14B,15B,16B及び17Bは同期して逆転駆動され、紙幣を紙幣挿入口5側に向けて搬送する。
前記挿入検知センサ7は、紙幣挿入口5に挿入された紙幣を検知した際に検知信号を発生するものであり、この検知信号が発せられると、モータ13が正転駆動され、紙幣を挿入方向に向けて搬送する。本実施形態の挿入検知センサ7は、搬送ローラ対(14A,14B)と、スキュー補正機構10との間に設置されており、光学式のセンサ、例えば、回帰反射型フォトセンサによって構成されているが、それ以外にも、機械式のセンサによって構成されていても良い。
また、前記可動片通過検知センサ12は、紙幣の先端が、前記スキュー補正機構10を構成する左右一対の可動片10Aを通過したことを検知した際に検知信号を発生するものであり、この検知信号が発せられると、モータ13の駆動が停止され、スキュー補正処理が成される。本実施形態の可動片通過検知センサ12は、前記紙幣読取手段8の上流側に設置されており、前記挿入検知センサと同様、光学式のセンサや機械式のセンサによって構成される。
また、前記排出検知センサ18は、通過する紙幣の後端を検知して、紙幣が紙幣収容部100に排出されたことを検知するものであり、紙幣搬送路3の下流側において、紙幣収容部100の受入口103の直前に配設されている。排出検知センサ18から検知信号が発せられると、モータ13の駆動が停止され、紙幣の搬送処理が終了する。この排出検知センサ18についても、前記挿入検知センサと同様、光学式のセンサや機械式のセンサによって構成される。
前記紙幣読取手段8は、スキュー補正機構10によってスキュー補正された状態(正確に位置決めされた状態)で搬送される紙幣について、その紙幣情報を読取り、その真贋を判定する。具体的には、例えば、搬送される紙幣の両面側から光を照射し、その透過光と反射光を受光素子で検知することで紙幣の読取を行うラインセンサによって構成することができる。図においては、ラインセンサが示されており、このラインセンサで読取った光信号は光電変換され、予め格納されている真券のデータと比較照合することで、搬送される紙幣の真贋を識別する。
前記紙幣を収容する紙幣収容部100は、上記した紙幣読取手段8で真性と識別された紙幣を順次、積層、収容する。
図4から図6に示すように、紙幣収容部100を構成する本体フレーム100Aは、略直方体形状に構成されており、その前壁102aの内側には、付勢手段(付勢バネ)106の一端が取り付けられ、その他端には、上記した受入口103を介して送り込まれる紙幣を順次、積層する載置プレート105が設けられている。このため、載置プレート105は、前記付勢手段106を介して、後述する押圧板115側に向けて付勢された状態になっている。
本体フレーム100A内には、受入口103に連続するように、落下する紙幣をそのまま待機、保持させる押圧待機部108が設けられている。押圧待機部108の載置プレート側の両サイドには、鉛直方向に延出して一対の規制部材110が配置されている。この一対の規制部材110の間には、載置プレート105上に紙幣が順次、積層されるに際して、押圧板115が通過するように、開口部が形成されている。
また、本体フレーム100A内の両サイド壁には、載置プレート105が付勢手段106によって押圧された際、載置プレートが当て付くように、突出壁が形成されている。この突出壁は、載置プレート105上に紙幣が順次、積層されて、前記付勢手段106によって載置プレートが付勢された際、最上の紙幣の両サイドを当て付け、積層される紙幣を安定して保持する役目を果たす。
さらに、本体フレーム100A内には、受入口103から押圧待機部108に落下した紙幣を載置プレート105に向けて押圧する押圧板115が配設されている。この押圧板115は、前記一対の規制部材110の間に形成された開口部を往復移動できる程度の大きさに構成されており、この開口部内に入り込んで、紙幣を載置プレート105に押し付ける位置(押圧位置)と、前記押圧待機部108を開放する位置(初期位置)との間で往復駆動される。この場合、押圧板115の押し込み動作によって、紙幣は撓みながら開口部を通過して、載置プレート105上に載置される。
前記押圧板115は、本体フレーム100A内に配設される押圧板駆動機構120を介して、上記したように往復駆動される。押圧板駆動機構120は、押圧板115を図4及び図5の矢印A方向に往復移動可能となるように、両端が押圧板115に軸支された一対のリンク部材115a,115bを備えており、これらのリンク部材115a,115bはX字状に連結され、それぞれの反対側の端部は、垂直方向(矢印B方向)に移動可能に設置された可動部材122に軸支されている。この可動部材122には、ラックが形成されており、このラックには、押圧板駆動機構120を構成するピニオンが噛合している。
このピニオンには、図5に示すように、押圧板駆動機構120を構成する収容部側ギヤトレイン124が連結されている。この場合、本実施形態においては、図3及び図5に示すように、上述した装置本体2内に、駆動源(モータ20)と、このモータ20に順次噛合する本体側ギヤトレイン21が配設されており、紙幣収容部100を装置本体2に装着すると、本体側ギヤトレイン21が収容部側ギヤトレイン124に連結するようになっている。すなわち、収容部側ギヤトレイン124は、ピニオンと同軸上に配設されるギヤ124B、及びこれに順次噛合するギヤ124C,124Dを備えており、紙幣収容部100を装置本体2のフレーム2Aに対して着脱する際、ギヤ124Dが、本体側ギヤトレイン21の最終ギヤ21Aと噛合、離間するよう構成されている。
この結果、上記した押圧板115は、装置本体2に設けられたモータ20が回転駆動されることで、本体側ギヤトレイン21、及び押圧板駆動機構120(収容部側ギヤトレイン124、可動部材122に形成されるラック、及びリンク部材115a,115b等)を介して、矢印A方向に往復駆動される。
また、本体フレーム100Aには、前記受入口103から搬入される紙幣に対して接触可能な搬送部材150が設置されている。この搬送部材150は、搬入される紙幣に接触して、安定して紙幣を押圧待機部108の適正位置(押圧板115で紙幣を押圧した際、紙幣が左右に片寄ることなく、安定して押圧できる位置)に案内する役目を果たす。本実施形態では、この搬送部材は、押圧待機部108に臨むように設置されたベルト状の部材(以下、ベルト150とする)によって構成されている。
この場合、ベルト150は、紙幣に対して搬入方向に沿って延在するように設置されており、搬入方向の両端部に回転可能に支持された一対のプーリ150A,150Bに巻回されている。また、ベルト150は、受入口103の領域に回転可能に支持された軸方向に延出する搬送ローラ150Cと当接しており、受入口103に搬入された紙幣を挟持して、紙幣をそのまま押圧待機部108に案内するようにしている。さらに、本実施形態では、前記ベルト150は、紙幣の両サイドの表面に接触可能となるように、上記した押圧板115を挟むようにして左右一対設けられている。なお、ベルト150は、両端におけるプーリ150A,150Bの巻回以外に、中間位置でテンションプーリを当て付け、弛みを防止するようにしても良い。
前記一対のベルト150は、装置本体2内に設置される上述した複数の搬送ローラを駆動するモータ13によって駆動されるようになっている。具体的には、図6に示すように、モータ13によって駆動される上述した駆動ベルト13Bは、駆動力伝達用のプーリ13Dに巻回されており、このプーリ13Dに順次設置される動力伝達用のギヤトレイン13Eには、受入口103側に回転可能に支持されているプーリ150Aの支軸の端部に設置されたギヤトレイン153が噛合するようになっている。すなわち、紙幣収容部100が装置本体2に装着された際、ギヤトレイン13Eの最終ギヤには、ギヤトレイン153の入力ギヤが噛合するようになっており、一対のベルト150は、モータ13の回転駆動により、上述した紙幣搬送用の搬送ローラ14B,15B,16B,17Bと一体的に回転駆動されるようになっている。
上述したように、紙幣が紙幣挿入口5を介して内部に挿入されると、紙幣は、上記した紙幣搬送機構6によって、紙幣搬送路3内で移動して行く。紙幣搬送路3は、図4に示すように、紙幣挿入口5から奥側に向けて延出した第1搬送路3Aと、前記第1搬送路3Aから下流側に向けて延出し、第1搬送路3Aに対して所定角度傾斜した第2搬送路3Bとを備えており、この第2搬送路3Bには、紙幣挿入口5側に向けて紙幣の搬送を阻止するシャッタ部材200が設置されている。
以下、この第2搬送路3Bに設置されるシャッタ部材200の構成について、図4、図7及び図8を参照して説明する。
シャッタ部材200は、装置本体2のフレーム2Aに対して一端部を回動中心として開閉されるように構成された開閉部材2B(図2、図3参照)に装着されている。具体的には、開閉部材2Bを装置本体2のフレーム2Aに閉じた際に形成される紙幣搬送路3の内、第1搬送路3Aの下流側に形成される第2搬送路3Bの上方で、前記搬送ローラ対(16A,16B)を構成する上側のローラ16Aの下流側に設置されている。この場合、シャッタ部材200は、第2搬送路3Bの幅方向において、少なくとも1箇所(例えば、中央の1箇所)配置されていれば良いが、所定間隔をおいて複数箇所設置されていても良い。本実施形態では、図2及び図3に示すように、所定間隔をおいて、幅方向に2箇所設置されており、このように幅方向において、複数箇所設置しておくことで、紙幣の引き抜きをより効果的に防止することが可能となる。
シャッタ部材200は、開閉部材2Bを構成するフレーム2Fに回転可能に支持される支軸201を備えており、この支軸201の略中央に形成された円柱部201aには、第2搬送路3Bに向けて突出する可動片(シャッタ)202が一体形成されている。また、円柱部201aの可動片と反対側には、係止片203が一体形成されており、この係止片203の係止部203aには、一端がフレーム2Fに掛けられた付勢手段(引張バネ)205の他端が係止されている。これにより、可動片202は、図7において、前記引張バネ205の付勢力により、支軸201を中心にして、矢印方向に回動付勢されている。
前記可動片202には、回動方向端面側に、規制部202aが形成されており、この規制部202aがフレーム2Fの停止壁2F´に当接することで、可動片202の回動が規制された状態となっている。そして、この回動規制状態では、可動片202の先端領域202bは、図8(a)に示すように、第2搬送路3Bを閉塞している。
また、前記第2搬送路3Bの下面部分には、シャッタ部材の可動片202の先端部分が当接する位置に、凹部3Rが形成されている。この凹部3Rは、第2搬送路3Bの下面に窪むように形成されており、前記可動片202の回動が前記フレーム2Fの停止壁2F´に当接して規制された際、可動片202の先端202cが凹部3R内に位置するようになっている。
上記したシャッタ部材200を構成する可動片202は、図8(a)に示すように、紙幣Mが、上述した紙幣搬送機構によって紙幣挿入口側から搬送されてくると、その紙幣Mのコシによって、付勢バネ205の付勢力に抗して反時計回り方向に回動され、紙幣Mは、図8(b)に示すように、回動した可動片202を通過して、更に、紙幣収容部側に向けて搬送される、
そして、紙幣がシャッタ部材200を通過すると、前記可動片202は、付勢バネ205の付勢力により時計回り方向に回動され、規制部202aが停止壁2F´に当接することで回動が規制されて、図8(a)に示すように、第2搬送路3Bを再び閉塞する。
上記したように構成されるシャッタ部材200は、紙幣挿入口5に連結して設けられる第1搬送路3Aに対して所定角度傾斜した第2搬送路3Bに設置されていることから、紙幣挿入口5からシャッタ部材200を視認することが困難となり、紙幣の引き抜き行為を防止することが可能となる。また、第2搬送路3Bは、第1搬送路3Aに対して傾斜しているため、硬質の棒状部材を差し込んでも、シャッタ部材200にアクセスすることが困難となり、紙幣の引き抜き行為を防止することが可能となる。
また、シャッタ部材200を構成する可動片202は、付勢バネ205を介してフレーム2Fに回動可能に支持されており、規制部202aが停止壁2F´に当接することで紙幣挿入口側に向けての回動が規制されているため、一旦、紙幣が可動片202を通過すると、紙幣を引き抜こうとしても、可動片202の紙幣挿入口側への回動が規制されてしまい、紙幣の引き抜きを確実に防止することが可能となる。
特に、前記第2搬送路3Bの下面部分に、凹部3Rが形成されており、この凹部3R内に、可動片202の先端202cが位置するようになっているため、紙幣挿入口側への回動がより確実に規制されるようになり、紙幣の引き抜きを更に確実に防止することが可能となる。
さらに、紙幣搬送中に、紙幣が第1搬送路(平後面)3Aと第2搬送路(傾斜面)3Bに位置した際、上記したシャッタ部材200により紙幣を押さえ付けることができ、搬送がスムーズになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することが可能である。上述したシャッタ部材200は、紙幣搬送路3の内、第1搬送路に対して所定角度傾斜した第2搬送路3Bに設置されて、紙幣の紙幣挿入口方向に向けての搬送を阻止するように構成されていれば良く、その具体的な構造については、適宜変形することが可能である。例えば、シャッタ部材は、回動して搬送路を閉塞する構成以外にも、第2搬送路3Bの表面から突没して搬送路を閉塞するように構成されていても良い。また、紙幣処理装置内に設置される上述した各種の駆動部材、及びこれらを駆動する駆動源、更には、その駆動源からの動力伝達機構については、適宜変形することが可能である。
本発明に係る紙葉類処理装置は、紙幣に限らず、クーポーン券のような紙葉類が挿入されたことで、商品やサービスが提供される各種の装置に組み込むことが可能である。
本実施形態に係る紙幣処理装置の構成を示す図であり、全体構成を示す斜視図。 開閉部材を装置本体の本体フレームに対して開いた状態を示す斜視図。 装置本体の動力伝達部の構成を示す斜視図。 挿入口から挿入される紙幣の搬送経路を概略的に示した右側面図。 紙幣収容部に配設される押圧板を駆動するための動力伝達機構の概略構成を示す図。 紙幣搬送機構を駆動するための駆動源及び駆動力伝達機構の概略構成を示す左側面図。 第2搬送路に設置されるシャッタ部材の構成を示す図。 (a)は、シャッタ部材が第2搬送路を閉塞している状態を示す図、(b)は、紙幣が紙幣収容部側に向けて搬送され、シャッタ部材を通過する状態を示す図。
符号の説明
1 紙幣処理装置
2 装置本体
2A フレーム
2B 開閉部材
2F フレーム
3 紙幣搬送路
3A 第1搬送路
3B 第2搬送路
3R 凹部
5 紙幣挿入口
6 紙幣搬送機構
8 紙幣読取手段
10 スキュー補正機構
100 紙幣収容部
200 シャッタ部材
202 可動片
202a 規制部

Claims (3)

  1. 紙葉類が挿入される挿入口と、前記挿入口に挿入された紙葉類を搬送する搬送路と、を備えており、
    前記搬送路は、挿入口に連結して設けられる第1搬送路と、前記第1搬送路から下流側に向けて延出し、前記第1搬送路に対して所定角度傾斜した第2搬送路とを備え、
    前記第2搬送路に、紙葉類の挿入口方向に向けての搬送を阻止するシャッタ部材を設置し、
    前記シャッタ部材は、前記第2搬送路を形成する開閉可能な開閉部材のフレームに回動可能に支持される支軸と、該支軸と一体に形成されて前記第2搬送路に向けて突出するシャッタとしての可動片とを有し、前記可動片にはその先端と前記支軸との間の回動方向端面側の位置に規制部が形成され、この規制部が前記フレームの停止壁に当接することで前記可動片の前記挿入口側に向けての回動が規制されることを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 前記シャッタ部材は前記可動片と反対側に係止片を有し、この係止片の係止部には、前記可動片を前記前記挿入口側に向けて付勢する付勢手段が係止されることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  3. 前記第2搬送路の下面部分には、前記シャッタ部材の先端部分が当接する位置に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紙葉類処理装置。
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