JP5383427B2 - 遊技盤製造ライン - Google Patents
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Description
図1に示される遊技盤11は、略正方形状の外形を有しており、その遊技盤面11aには、円弧状の外レール12aと、外レール12aの内側に配置された同じく円弧状の内レール12bとが敷設されている。また、レール12a,12bの内側領域である遊技領域12内には、複数の風車13や、遊技領域12のほぼ全域に突設された複数の遊技釘14などが配設されている。風車13及び遊技釘14は、遊技領域12内を流下する遊技球の方向を変更するようになっている。ここで、本実施形態の遊技盤11は、縦471.5mm×横446.5mmの略正方形状をなす一般的な遊技盤(小型遊技盤)よりも大型の遊技盤(大型遊技盤)であり、縦500mm×横482mmの略正方形状をなしている。
なお、上記した遊技盤11を備えるパチンコ機は、遊技盤工程→中枠工程→最終工程の順序で製造される。
図3に示されるように、遊技盤製造ライン21は、釘打ち工程S3に用いられる釘打ちライン(図示略)と、役物ビス締め工程S4に用いられるパレット台車搬送ライン24とを備えている。釘打ちライン及びパレット台車搬送ライン24は一直線に延びるラインであり、釘打ちラインの終端はパレット台車搬送ライン24の始端に接続されている。よって、遊技盤製造ライン21は、釘打ちライン→パレット台車搬送ライン24の順に遊技盤11が流れるルートを有している。
各作業ステーションA1〜A10には、遊技盤11に対して役物のビス締めを行うビス締め機80(図6(a),(b)参照)が1台ずつ設置されている。各ビス締め機80は、役物のビス締めを行うための2本のドライバーユニット80a,80bを備えている。このため、1台のビス締め機80を用いると、1度に2本のビス10の締付作業を行うことができる。ゆえに、全てのビス締め機80がビス締めを1回ずつ行えば、最大で20本のビス10の締付作業を行うことができる。
図3,図4に示されるように、パレット台車搬送ライン24は、台車検知センサ28を備えている。台車検知センサ28は、各作業ステーションA1〜A10の中から選択された特定の作業ステーションA5,A10と、作業ステーションA5,A10の直前の作業ステーションA4,A9との間の領域B1,B2にそれぞれ配置されている。詳述すると、台車検知センサ28は、各領域B1,B2の終端付近において搬送レール部25の上方に設けられている。台車検知センサ28は、領域B1(または領域B2)から作業ステーションA5(または作業ステーションA10)へのパレット台車30の進入を検知したことを契機として、台車検知信号を出力するようになっている。なお、作業ステーションA5,A10は、ビス締めされるビス10の本数(4本または3本)が、作業ステーションA5,A10とは別の作業ステーションA1〜A4,A6〜A9においてビス締めされるビス10の本数(2本)よりも多くなっている。しかも、作業ステーションA5,A10は、ビス締め時におけるドライバーユニット80a,80bの移動距離が、作業ステーションA1〜A4,A6〜A9でのドライバーユニット80a,80bの移動距離よりも長くなっている。このため、作業ステーションA5,A10は、各作業ステーションA1〜A10のうちビス締めの作業時間が最も長い作業ステーションである。本実施形態では、作業ステーションA5,A10での作業時間Ta1が12秒である一方、作業ステーションA1〜A4,A6〜A9での作業時間Ta2が10秒となっている。また、領域B1,B2は、ビス締めの作業を行うための機構であるビス締め機80が存在しない空き領域である。
図4,図5,図7〜図9に示されるように、パレット台車30は、縦500mm×横500mmの略正方形状をなすベースフレーム31を備えている。ベースフレーム31は、金属製の板状物によって構成され、本実施形態においては鉄によって構成されている。なお、ベースフレーム31は、合成樹脂などの他の部材によって構成されていてもよい。ベースフレーム31の中央部には、四角形状の収納枠32が設けられ、収納枠32の内側には、遊技盤11に接続される配線コードが収納されるようになっている。収納枠32の外側には、断面長方形状をなす4本の支柱34と断面六角形状をなす2本の支柱35とが設けられており、各支柱34,35の上端に遊技盤11が載置されるようになっている。なお、各支柱34,35の上端部には、合成樹脂等からなる衝撃緩衝板36,37が設けられている。そして、これらの衝撃緩衝板36,37によって、各支柱34,35の上端部に遊技盤11が配置される際の衝撃が緩和されるようになっている。
図3〜図5,図11に示されるように、パレット台車搬送ライン24は、作業ステーションA5(または作業ステーションA10)に搬入されてきたパレット台車30を停止させる『台車停止手段』である台車ロック51を備えている。台車ロック51は、支持台26aの上面において作業ステーションA5,A10が存在する領域にそれぞれ配置されている。また、台車ロック51は、作業ステーションA5,A10の終端側にそれぞれ配置されるとともに、パレット台車搬送ライン24の幅方向における中央部分に配置されている。
図3〜図5,図13に示されるように、パレット台車搬送ライン24は、『加速手段』及び『押圧用アクチュエータ』であるエアシリンダ71を備えている。エアシリンダ71は、支持台26aの上面において、領域B1,B2に配置されている。よって、上記した台車ロック51や台車ストッパ61は、支持台26aの上面においてエアシリンダ71よりも搬送方向における前方に配置されている。また、エアシリンダ71は、領域B1,B2の始端側に配置されるとともに、パレット台車搬送ライン24の幅方向における端部寄りに配置されている。よって、エアシリンダ71は、パレット台車搬送ライン24の幅方向において台車ロック51及び台車ストッパ61とは異なる箇所に配置されている。
図3に示されるように、遊技盤製造ライン21は、遊技盤製造ライン21全体を制御する制御部100を備えている。制御部100はCPU101を備えており、CPU101には、ROM102及びRAM103が接続されている。CPU101は、遊技盤製造ライン21全体を制御するための各種処理を実行し、その処理結果に応じて各種の制御コマンドを演算処理するようになっている。そして、CPU101は、制御コマンドを所定の制御信号として出力するようになっている。ROM102には、遊技盤製造ライン21を制御するための制御プログラムなどが記憶されている。また、RAM103には、遊技盤製造ライン21の動作に必要な各種の情報が一時的に記憶されるようになっている。
21…遊技盤製造ライン
24…パレット台車搬送ライン
25…搬送レール部
26…ライン本体
30…パレット台車
30a…第1のパレット台車
30b…第2のパレット台車
30c…第3のパレット台車
47…衝撃吸収部材
51…台車停止手段としての台車ロック
59…第1係合部
61…台車停止手段としての台車ストッパ
69…第2係合部
71…加速手段及び押圧用アクチュエータとしてのエアシリンダ
72…加速手段本体としてのシリンダ本体
73…押圧部材としてのピストンロッド
74…押圧部材の先端部
75…係止部材
76…係止部材移動手段及び付勢部材としてのバネ
A1〜A10…作業ステーション
A4,A9…直前の作業ステーション
A5,A10…特定の作業ステーション
B1,B2…特定の作業ステーションと直前の作業ステーションとの間の領域
R1…衝撃吸収部材が突設されていない領域
Ta1,Ta2…作業時間
Claims (8)
- 遊技盤を固定可能なパレット台車を一定速度で搬送するパレット台車搬送ラインを備える遊技盤製造ラインにおいて、
前記パレット台車搬送ラインは、
前記パレット台車上に固定された遊技盤に対する作業を行う複数の作業ステーションを直列に配置することによって構成されるとともに、
前記パレット台車の搬送方向に沿って延びるライン本体と、
前記ライン本体の上面において前記搬送方向に沿って延設され、前記パレット台車の両端部に接触することにより、前記パレット台車を前記ライン本体の上面から離間させた状態で前記搬送方向に沿って搬送する一対の搬送レール部と、
前記複数の作業ステーションの中から選択された特定の作業ステーションと、前記特定の作業ステーションの直前の作業ステーションとの間の領域に配置され、前記特定の作業ステーションに位置している第1のパレット台車、及び、前記第1のパレット台車の前記搬送方向における後部に接触している第2のパレット台車を前記一定速度よりも速い速度に加速させる加速手段と、
前記特定の作業ステーションに搬入されてきたパレット台車を停止させる台車停止手段と
を備え、
前記加速手段が、前記ライン本体の上面において、前記特定の作業ステーションと、前記特定の作業ステーションの直前の作業ステーションとの間の領域に配置されるとともに、前記台車停止手段が、前記ライン本体の上面において前記加速手段よりも前記搬送方向における前方に配置され、
前記遊技盤は、
前記特定の作業ステーションに前記第1のパレット台車が搬入されてきたことを契機として、前記第1のパレット台車が前記台車停止手段によって停止するとともに、前記第1のパレット台車上に固定された遊技盤に対する作業が開始される第1のステップと、
前記第1のパレット台車上に固定された遊技盤に対する作業の実行中に、前記第2のパレット台車が、前記特定の作業ステーションに位置している前記第1のパレット台車の前記搬送方向における後部に接触して停止する第2のステップと、
前記第1のパレット台車上に固定された遊技盤に対する作業が完了したことを契機として、前記台車停止手段による前記第1のパレット台車の停止を解除することにより、前記パレット台車搬送ラインによって、前記特定の作業ステーションからの前記第1のパレット台車の排出が開始されると同時に、前記特定の作業ステーションへの前記第2のパレット台車の進入が開始される第3のステップと
を経て製造され、
前記第3のステップでは、前記特定の作業ステーションへの前記第2のパレット台車の進入が検知されたことを契機として、前記加速手段が前記第1のパレット台車及び前記第2のパレット台車を前記一定速度よりも速い速度に加速させ、前記特定の作業ステーションからの前記第1のパレット台車の排出と前記特定の作業ステーションへの前記第2のパレット台車の進入とを同時に完了させる
ことを特徴とする遊技盤製造ライン。 - 前記加速手段は、加速手段本体と、前記加速手段本体から前記搬送方向と同一方向に突出することにより、前記第2のパレット台車の前記搬送方向における後部を押圧する押圧部材とからなる押圧用アクチュエータであることを特徴とする請求項1に記載の遊技盤製造ライン。
- 前記押圧部材の先端部に、前記第2のパレット台車の後部に係止可能な係止部材と、前記係止部材を垂直方向に移動させる係止部材移動手段とが設けられ、
前記係止部材は、前記第2のパレット台車の後部に係止する上位置、及び、前記第2のパレット台車の後部に係止しない下位置に変位するものであり、
前記押圧部材が前記加速手段本体に没入する場合において、前記押圧部材が前記第2のパレット台車よりも後方に位置する第3のパレット台車の下側を通過するときに、前記係止部材が前記上位置から前記下位置まで下降し、前記押圧部材が前記第3のパレット台車の下側を通過し終わったときに、前記係止部材が前記下位置から前記上位置まで上昇する
ことを特徴とする請求項2に記載の遊技盤製造ライン。 - 前記係止部材移動手段は、前記係止部材を上方に付勢する付勢部材であり、
前記係止部材は、前記押圧部材を前記加速手段本体に没入させる場合に、第3のパレット台車の底面に接触することにより、前記付勢部材の付勢力に抗して前記上位置から前記下位置まで下降する
ことを特徴とする請求項3に記載の遊技盤製造ライン。 - 前記パレット台車の前記搬送方向における後部に衝撃吸収部材が突設され、
前記係止部材は、前記第2のパレット台車の後部において前記衝撃吸収部材が突設されていない領域に係止する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の遊技盤製造ライン。 - 前記台車停止手段は、
前記特定の作業ステーションが存在する領域に配置され、
前記パレット台車の底面に設けられた第1係合部に後方から係合することにより、前記パレット台車の前記搬送方向とは逆方向への移動を防止する台車ロックと、
前記パレット台車の底面に設けられた第2係合部に前方から係合することにより、前記パレット台車の前記搬送方向への移動を防止する台車ストッパと
からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技盤製造ライン。 - 前記加速手段、前記台車ロック及び前記台車ストッパは、前記パレット台車搬送ラインの幅方向において互いに異なる箇所に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の遊技盤製造ライン。
- 前記特定の作業ステーションは、前記複数の作業ステーションのうち、前記遊技盤に対する作業時間が最も長い作業ステーションであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の遊技盤製造ライン。
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