JP2006219206A - ロ−ラ−コンベアの搬送物送り装置 - Google Patents

ロ−ラ−コンベアの搬送物送り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送物を一つずつ搬送路の前端へ送り出し、搬送路前端から搬送物の取り出し作業の作業性を向上する搬送物送り装置を提供すること。
【解決手段】複数のフリーロ−ラ−10が横設された搬送路を有するクラビティ式のロ−ラ−コンベア1に設置される搬送物送り装置3であって、上記搬送路の下面側に前後方向に延び、支軸30により前後中間位置を揺動可能に軸支された揺動部材31と、これを揺動作動せしめる作動手段34,35,36を設ける。揺動部材31の前端には、前端上昇時に上記搬送路上に突出して前側の第1の搬送物2aの移動を規制するストッパ部32を設ける一方、揺動部材31の後端には、後端上昇時に第1の搬送物2aに後続する第2の搬送物2bを載せた複数のフリーロ−ラ−10に圧接してこれらの回転を阻止して第2の搬送物2bの移動を規制するブレーキ部33を設ける。
【選択図】 図6

Description

本発明は、クラビティ式のロ−ラ−コンベアに設置される搬送物送り装置に関する。
従来、車両の組付けライン等には、バッテリ等の組付け部品を供給するストレージとしてクラビティ式のロ−ラ−コンベアが用いられている。この種のロ−ラ−コンベアは図7に示したように、複数のフリーロ−ラ−10が横設された傾斜状の搬送路を構成し、上記組付け部品(以下、搬送物という)2を後方の高い位置から前方の低い位置へ自然に搬送するもので、上記搬送路の前端に設けたエンドパネル13により、先頭の搬送物2の移動を止め、これに後続する複数の搬送物を搬送路上に一列に載置している。そして先頭の搬送物2を取り出すことにより、搬送路の前端位置に順次に搬送物2が押し出されるようにしている。
ところで、搬送路の前端位置から搬送物2を取り出す際、次のような不具合が生じる。搬送物を搬送路から取り出す治具として、搬送物を両側から挟み付けて持ち上げる治具が一般に用いられているが、搬送物の外周の形状や、組付け場所による搬送物の配列の都合等から、搬送物を搬送方向の前後両側から挟み付けて持ち上げる場合がある。かかる場合、先頭の搬送物2と後続のものとの間に隙間がないので、搬送物2をつり上げる治具9が使用できない。また先頭の搬送物2には後続の搬送物から荷重がかかっているので、取り出しに大きな力が必要となる。そこで、先頭と後続の2個目の搬送物2との間に隙間を形成するように、ロ−ラ−コンベアに搬送物送り装置を付設して、2個目以降の搬送物2の移動を規制することがなされる。
従来の上記搬送物送り装置として、下記特許文献1に記載されたものがある。図8に示すように、ロ−ラ−コンベアの下側に、支軸81により前後中間位置が揺動自在に軸支された揺動部材80が設けられ、該揺動部材80の前端には、フリーロ−ラ−10の隙間を通って搬送路上に突出して前側の搬送物2aの前方への移動を規制する第1のストッパ部71を設ける一方、揺動部材80の後端には、搬送路上に突出して前側の搬送物2aに後続する後側の搬送物2bの前方への移動を規制する第2のストッパ部72を設けている。揺動部材80はアクチュエーター60により揺動駆動され、前側の搬送物2aの移動規制を解除するとともに、後側の搬送物2bの移動を規制して、前側の搬送物2aのみ移動させるようにしている。これによれば、間欠的に1つずつ搬送物を搬送路の前端へ送り出させることができ、搬送物2a,2b間に隙間を設けることができる。
特開平4−96410号公報(第4図)
しかしながら、従来の搬送物送り装置では、第1および第2のストッパ部71,72間のピッチを、搬送物2a,2bの大きさ(前後長)、およびフリーローラー10のピッチに合わせなければならないといった設計、設置上の制約が多い。上記製造ラインのバッテリ等を供給するコンベアに用いた場合、組付ける車種によってバッテリの大きさ(前後長)が変わるので、その都度、第1および第2のストッパ部71,72の間のピッチを変えなければならない。また、第2のストッパ部72は前側および後側の搬送物2a,2bの間に挿入しなければならず、互いに当接した状態で隣り合う両搬送物2a,2bの間に挿入することが困難で、両搬送物2a,2bに位置ずれがあると、ストッパ部72が搬送物2a,2bに当たってこれらを傷めたり、後側の搬送物2bの規制を正確にできないおそれがあった。
そこで本発明は上記事情に鑑み、設計、設置上の制約が少なくてすみ、搬送物の大きさ(前後長)の変化に影響されず、搬送物を傷めず、搬送物を一つずつ搬送路の前端へ送り出し、搬送路の前端から搬送物の取り出し作業の作業性を向上することができるクラビティ式のロ−ラ−コンベアの搬送物送り装置を提供することを課題としてなされたものである。
本発明は、複数のフリーロ−ラ−が横設された傾斜状の搬送路に沿って搬送物を位置の高い後方側から位置の低い前方側へ搬送せしめるクラビティ式のロ−ラ−コンベアに設置される搬送物送り装置であって、上記搬送路の下面側にこれに沿って前後方向に延び、前後中間位置を支軸により揺動可能に軸支された揺動部材と、該揺動部材を揺動作動せしめる作動手段を設け、上記揺動部材の前端には、該前端上昇時に上記搬送路上に突出して搬送方向の前側に位置する第1の搬送物の移動を規制するストッパ部を設ける一方、後端には、該後端上昇時に上記第1の搬送物に後続する第2の搬送物を載せた複数の上記フリーロ−ラ−にこれらの下側から圧接して各フリーロ−ラ−の回転を阻止して上記第2の搬送物の移動を規制するブレーキ部を設ける(請求項1)。ストッパ部により第1の搬送物の移動を規制させておき、第1の搬送物を移動させようとストッパ部を解除すると、ブレーキ部が第2の搬送物の移動を規制するので、第1の搬送物のみを移動させることができる。この場合、ブレーキ部は、第2の搬送物を支持するフリーロ−ラ−にその下側から圧接し回転を阻止して第2の搬送物の移動を規制するから、第1および第2の搬送物の連接位置やロ−ラ−間の隙間位置に制約されず、また搬送物を傷めるおそれなく、搬送物の大きさ(前後長)の変化に対応することができる。
上記ブレーキ部は、上記複数のフリーロ−ラ−の周面に圧接して、摩擦抵抗によりフリーロ−ラ−の回転を阻止する圧接面を有するシート材を設けた(請求項2)。複数のフリーロ−ラ−の回転を阻止するのに好適である。
上記作動手段として、上記揺動部材の後端を上昇位置へ付勢せしめる付勢部材と、基端が上記揺動部材に連結され、上記付勢部材に抗して上記揺動部材の前端を上昇位置へ移動せしめる操作ハンドルと、上記揺動部材の前端上昇位置で上記操作ハンドルを保持せしめる保持部材を設ける(請求項3)。簡素な構造の作動手段により揺動部材を作動させることができる。
上記揺動部材は、上記前端を上昇位置へ移動せしめたときに、上記ストッパ部により上記第1の搬送物を上記搬送路の前端から所定の間隔をおいた位置に保持せしめるようになし、上記作動手段により上記揺動部材をブレーキ部の作動状態に切り換えることで、上記第1の搬送物のみを上記搬送路の前端位置へ送り出すようになし、上記第1の搬送物が上記搬送路の前端位置へ移動した後に、上記揺動部材をストッパ部の作動状態に切り換えて上記第2の搬送物を上記ストッパ部により規制される位置へ前進させ、第2の搬送物に以降の搬送物を後続せしめる(請求項4)。搬送物を一つずつ互いに間隔をおいて搬送路の前端に送り出すことができる。
本発明の搬送物送り装置によれば、第1の搬送物を規制する部材と第2の搬送物を規制する部材とのピッチを、フリーロ−ラ−のピッチや搬送物の前後長に正確に合わせなければならないといった、装置の設計、設置上の制約が少なくてすみ、搬送物の大きさ(前後長)が変わってもこれに対応して搬送物の移動を規制することができ、搬送物を傷めず、搬送物を一つずつ搬送路の前端へ送り出し、搬送路の前端から搬送物の取り出し作業の作業性を向上することができる。
図1ないし図6に基づいて、車両製造ラインにおいて、バッテリ等の組付け部品2の供給用ストレージとして用いるクラビティ式のロ−ラ−コンベアに本発明を適用した実施形態を説明する。図1ないし図4に示すように、ロ−ラ−コンベア1は、所定の間隔をおいて平行に配した左右両側のフレーム部材11の間に、前後方向に若干の間隔をおいて複数のフリーロ−ラ−10を回転可能に横設した構造で、複数のフリーロ−ラ−10で搬送路が形成してある。各フリーロ−ラ−10は直径が38mm程度で、50mmピッチで設置してある。
ロ−ラ−コンベア1は、前端および後端に設けた複数の支持脚15(図において前端の支持脚15のみを示す)により、コンベアの後端から前端にかけて前下がりの傾斜姿勢をなすように支持されている。ロ−ラ−コンベア1は、傾斜角を2°ないし5°程度にしてあり、上記搬送路に沿ってバッテリ等の搬送物2を自然に前端側へ送る。搬送路の左右両側には、両フレーム部材11の上部にそれぞれ、搬送物2の横へのずれを防ぐガイドレール12が設けてある。搬送路の前端にはエンドパネル13が両フレーム部材11の前端端末間に架設してあり、該エンドパネル13により搬送物2を搬送路の前端位置に保持するようにしてある。
ロ−ラ−コンベア1の下面側には前端寄りの位置に、搬送路上の搬送物2の移動を制御する搬送物送り装置3が設けてある。以下、搬送物送り装置3の詳細を説明する。図1ないし図6に示すように、搬送物送り装置3は、ロ−ラ−コンベア1の左右のフレーム部材11からそれぞれ下方へ突出する縦板状の左右一対のブラケットの下端間に架設したベースフレーム302に組付けてある。
搬送物送り装置3は、搬送路の下面に沿って前後方向に延在し、前後中間部を中心に前端および後端を交互に昇降可能としたシーソー状の揺動部材31を備えている。揺動部材31はロ−ラ−コンベア1の下面に沿って前後方向に延びる金属プレートからなり、横幅はロ−ラ−コンベア1の搬送路よりも狭幅で、左右両側縁に下方へ屈曲する左右一対の縦フランジを備えている。揺動部材31には前後方向中間位置に、上記左右の両縦フランジを一連に貫通する支軸30が幅方向に横設してあり、支軸30は貫通部が両縦フランジと溶接結合してある。
そして支軸30は、その両端がそれぞれ、上記ベースフレーム302の上面の左右両側に設置した一対の軸受け303に回転可能に支持され、揺動部材31を支軸30を中心に揺動可能としている。
揺動部材31の前端には、その前縁から上方へ屈曲して、揺動部材31の前端上昇時にロ−ラ−コンベア1のフリーロ−ラ−10間の隙間より搬送路上に突出で、搬送路上を移動する搬送物2の前面下縁部に当接係合してその移動を停止させる縦板状のストッパ部32が形成してある。尚、ストッパ部32は、搬送物2の停止位置がロ−ラ−コンベア1の前端から、搬送物2の前後長の1.5倍ないし2倍程度後方の位置となるように設けてある。尚、揺動部材31とストッパ部32との境界には、内角側に揺動部材31の上面からストッパ部32の壁面にかけてフリーロ−ラ−に対するクッション材が貼着してある(図6)。
一方、揺動部材31の後端には、後端上昇時に下側よりフリーロ−ラ−10に圧接して摩擦抵抗によりフリーロ−ラ−10の回転を阻止して、ストッパ部32と係合した第1の搬送物2aに後続する第2の搬送物2bの移動を規制するブレーキ部33が設けてある。ブレーキ部33は、揺動部材3の後端上面に、摩擦抵抗の大きい部材、例えば、ウレタン製の厚肉シート材331を貼着した構造で、第2の搬送物2bを載置した複数(図例では3本)のフリーロ−ラ−10の回転を阻止するように設けてある。
搬送物送り装置3には揺動部材31を揺動作動せしめる作動手段として、揺動部材31の後端を上昇させ、ブレーキ部33をフリーロ−ラ−10に圧接せしめる方向に付勢する付勢部材34が設けてある。付勢部材34はコイルスプリングで、揺動部材31の後端下面と、ベースフレーム302から後方へ張り出す張出部304との間に設置してある。
また揺動部材31の作動手段として、上記バネ部材34の付勢力に抗して揺動部材31の前端を上昇位置へ操作せしめる操作ハンドル35が設けてある。操作ハンドル35は、揺動部材31の前端部からフレーム部材11より下方へ突出するハンドルブラケット351を設けるとともに、その下端から横方向へ延びてフレーム部材11の外側位置へ至り、かつ前方へ屈曲してフレーム部材11前端よりも前方へ突出するパイプ部材352が連結してある、パイプ部材352の前端には作業者が握るグリップが設けてある。操作ハンドル35は上方へ引き上げることで、揺動部材31を前端上昇位置へ作動せしめる。
更に上記作動手段として、操作ハンドル35により揺動部材31を前端上昇位置へ作動せしめ、この状態に揺動部材31を保持せしめるように操作ハンドル35を引き上げ位置で保持する保持部材36が設けてある。保持部材36は、操作ハンドル35側のフレーム部材11の前端外側面に、図5に示すように、箱形のケース部361を設け、ケース部361には上方へ向けて開口するU字形の溝362が形成してある。溝362には上記操作ハンドル35のグリップ付近が挿通してある。
ケース部361の上部には、保持プレート364が左右方向にスライド可能に設けてある。保持プレート364は、溝362の上部開口を半分程度塞ぐようにプレート先端を溝内へ突出せしめた突出位置と、プレート先端を溝362より退出せしめた後退位置とに切換可能である。保持プレート364のプレート先端は下面側が先端へ向けて先細りとなるテーパー面としてある。また保持プレート364は図略の付勢部材により常時、上記突出位置側付勢されている。更に保持プレート364には上記付勢力に抗して作業者が保持プレート364を上記後退位置へ移動させるための操作ノブ365が突設してある。
保持プレート364は、溝362内の操作ハンドル35を引き上げると、テーパー面に操作ハンドル35が当接し、操作ハンドル35に押されて上記後退位置へ移動する。操作ハンドル35が保持プレート364のプレート先端を通過して溝362上方となると、上記付勢力により保持プレート364が上記突出位置に戻り、溝362内へ突出した保持プレート364のプレート先端が下方より支えて操作ハンドル35を引き上げ位置に保持する。
搬送物送り装置3を設けたローラーコンベア1は、操作ハンドル35を引き上げて揺動部材31を前端上昇位置として、前端のストッパ部32が搬送路上に突出した状態にセットしておく。この状態で、搬送路にその後方側より複数の搬送物2を載せると、搬送物2は前側へ送られ、図1および図6(A)に示すように、第1の搬送物2aは搬送路の前端から所定の距離をおいた手前の位置でストッパ部32に当接して移動が停止する。後続する第2の搬送物2bは第1の搬送物2aに当接してこれに連なって停止する。以降、複数の搬送物2が連なる。
続いてこの状態から第1の搬送物2aを搬送路から取り上げるために、図2および図6(B)に示すように、第1の搬送物2aを搬送路の前端位置まで移動させる。この場合、保持部材36の操作ノブ365により保持プレート364を上記後退位置へ切り換えることにより、操作ハンドル35の規制が解除され、付勢部材34により揺動部材31の後端が持ち上げられて前端のストッパ部32が搬送路の下側へ降下する。これにより第1の搬送物2aは移動の規制が解除されて前方へ移動し、搬送路前端のエンドプレート13に当接する位置へ至る。
これと同時に、揺動部材31の後端のブレーキ部33が第2の搬送物2bを載せた複数のフリーロ−ラ−10に下側から圧接してこれらの回転を阻止するので、第2の搬送物2bは前方への移動が規制されその場に留め置かれる。第1の搬送物2aが搬送路の前端位置へ移動した後、操作ハンドル35を引き上げて揺動部材31を前端上昇位置としてストッパ部32が搬送路上に突出した状態に戻す。これにより、第2の搬送物2bはブレーキ部33により規制が解除されて前方へ移動し、ストッパ部32に当接して止まる。
このように搬送物送り装置3は、搬送路の前端位置へ搬送物を一つずつ送ることができ、搬送路前端へ移動した第1の搬送物2aと第2の搬送物2bとの間に隙間を形成することができるので、搬送路前端から第1の搬送物2aを取り上げる際にこれを前後方向に挟み込む治具9(図7)を使用できる。また第1の搬送物2aには第2の搬送物2bからの荷重がかからないので、取り上げる力が必要最小限ですむ。
搬送物送り装置3は、第2の搬送物2bの移動を規制するのに、揺動部材31の後端に従来のように搬送路上の突出して直接に搬送物に係合するストッパ部ではなく、搬送物を載せたフリーロ−ラ−10に下側から圧接してロ−ラ−10の回転を阻止するブレーキ部33で規制するようにしたので、フリーロ−ラ−10の間隙に挿入する必要がなく、かつ前後に並んだ第1および第2の搬送物2a,2b間にストッパ部を挿入するといった精度を必要としない。また搬送物2に直接当たらないので搬送物2を傷めるおそれがない。ブレーキ部33は複数のフリーロ−ラ−10に圧接してこれらの回転を阻止するようにしたので、規制する範囲を広めに設定することができ、例え搬送物2の前後長が若干変わってもこれに対応できる。
搬送物送り装置3は、揺動部材31の前端のストッパ部32をフリーロ−ラ−10間の隙間に位置合わせすれば、揺動部材31の後端のブレーキ部33は第2の搬送物2bに対応する大まかな配置でよく、設計、設置上の制約が少なくすむ。また、揺動部材31の作動手段を付勢部材34と操作ハンドル35等で構成したので、構造が簡素にできランニングコストもかからない。
尚、上述の実施形態は例示であって本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲には上述の実施形態を様々に変形、変更したものも含まれる。例えば、上述の実施形態では搬送物送り装置を搬送路の前端よりも後方位置に設け、搬送物を搬送路の前端へ一つずつ送り、後続の搬送物との間に隙間を設けるようにしたが、搬送物送り装置を搬送路の前端位置に設け、搬送物を一つずつ搬送路前端より送り出すようにしてもよい。また揺動部材の作動手段を電動またはエア圧、油圧等のアクチュエータで作動させるようにしてもよい。
本発明の搬送物送り装置を備えたクラビティ式のロ−ラ−コンベアの要部側面図で、上記搬送物送り装置により第1および第2の搬送物を搬送路の前端よりも手前の位置で規制した状態を示す図である。 図1に対応する上記クラビティ式のロ−ラ−コンベアの要部側面図で、第1の搬送物を搬送路の前端位置へ送り、上記搬送物送り装置により第2および後続の搬送物を搬送路の前端よりも手前の位置で規制した状態を示す図である。 上記クラビティ式のロ−ラ−コンベアの要部平面図である。 上記クラビティ式のロ−ラ−コンベアの正面図である。 上記搬送物送り装置の作動手段たる保持部材の作動説明図である。 上記搬送物送り装置の作動を示すもので、図6(A)は第1の搬送物の移動を規制した状態を示す図、図6(B)は第1の搬送物の移動を解除するとともに第2の搬送物の移動を規制した状態を示す図である。 従来のクラビティ式のロ−ラ−コンベアの要部側面図である。 クラビティ式のロ−ラ−コンベアに用いられる従来の搬送物送り装置の概略側面図である。
符号の説明
1 クラビティ式のロ−ラ−コンベア
10 フリーロ−ラ−
2 搬送物
2a 第1の搬送物
2b 第2の搬送物
3 搬送物送り装置
30 支軸
31 揺動部材
32 ストッパ部
33 ブレーキ部
331 シート材
34 付勢部材(作動手段)
35 操作ハンドル(作動手段)
36 保持部材(作動手段)

Claims (4)

  1. 複数のフリーロ−ラ−が横設された傾斜状の搬送路に沿って搬送物を位置の高い後方側から位置の低い前方側へ搬送せしめるクラビティ式のロ−ラ−コンベアに設置される搬送物送り装置であって、
    上記搬送路の下面側にこれに沿って前後方向に延び、前後中間位置を支軸により揺動可能に軸支された揺動部材と、該揺動部材を揺動作動せしめる作動手段を設け、
    上記揺動部材の前端には、該前端上昇時に上記搬送路上に突出して搬送方向の前側に位置する第1の搬送物の移動を規制するストッパ部を設ける一方、
    後端には、該後端上昇時に上記第1の搬送物に後続する第2の搬送物を載せた複数の上記フリーロ−ラ−にこれらの下側から圧接して各フリーロ−ラ−の回転を阻止して上記第2の搬送物の移動を規制するブレーキ部を設けたことを特徴とするロ−ラ−コンベアの搬送物送り装置。
  2. 上記ブレーキ部は、上記複数のフリーロ−ラ−の周面に圧接して、摩擦抵抗によりフリーロ−ラ−の回転を阻止する圧接面を有するシート材を設けてなる請求項1に記載のロ−ラ−コンベアの搬送物送り装置。
  3. 上記作動手段として、上記揺動部材の後端を上昇位置へ付勢せしめる付勢部材と、基端が上記揺動部材に連結され、上記付勢部材に抗して上記揺動部材の前端を上昇位置へ移動せしめる操作ハンドルと、上記揺動部材の前端上昇位置で上記操作ハンドルを保持せしめる保持部材を設けた請求項1または2に記載のロ−ラ−コンベアの搬送物送り装置。
  4. 上記揺動部材は、上記前端を上昇位置へ移動せしめたときに、上記ストッパ部により上記第1の搬送物を上記搬送路の前端から所定の間隔をおいた位置に保持せしめるようになし、上記作動手段により上記揺動部材をブレーキ部の作動状態に切り換えることで、上記第1の搬送物のみを上記搬送路の前端位置へ送り出すようになし、上記第1の搬送物が上記搬送路の前端位置へ移動した後に、上記揺動部材をストッパ部の作動状態に切り換えて上記第2の搬送物を上記ストッパ部により規制される位置へ前進させ、第2の搬送物に以降の搬送物を後続せしめる請求項1ないし3に記載のロ−ラ−コンベアの搬送物送り装置。
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