JP5382068B2 - プリンタ - Google Patents
プリンタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5382068B2 JP5382068B2 JP2011147284A JP2011147284A JP5382068B2 JP 5382068 B2 JP5382068 B2 JP 5382068B2 JP 2011147284 A JP2011147284 A JP 2011147284A JP 2011147284 A JP2011147284 A JP 2011147284A JP 5382068 B2 JP5382068 B2 JP 5382068B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- printer
- fixed blade
- lid unit
- movable blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
どのプリンタに関し、その寸法増加を招くことなく組み込むことのできる紙切断装置を備
えたプリンタに関するものである。
が組み込まれているプリンタを提案することにある。
プリンタ本体と、
このプリンタ本体に開閉可能に取り付けられている開閉蓋ユニットと、
前記プリンタ本体の側に取り付けられている固定刃、前記開閉蓋ユニットに取り付けられている可動刃、および前記開閉蓋ユニットに取り付けられている可動刃駆動機構を備えた記録紙切断装置とを有し、
前記開閉蓋ユニットは、その下端部を中心として、垂直に起立した閉じ位置からプリンタ前方あるいは後方に所定角度だけ開いた開き位置まで開くことが可能であり、
前記記録紙切断装置の前記可動刃は、前記開閉ユニットが閉じ位置にある状態において、前記開閉蓋ユニットに備えられている前板部分であって前記開閉蓋ユニットの上端部に、刃先が上向きの垂直な姿勢でプリンタ幅方向に配列されており、
前記固定刃は、その刃先が向く第1方向および当該第1方向とは逆方向である第2方向に移動可能な状態で前記プリンタ本体に取り付けられ、付勢部材によって前記第1方向に付勢され、前記閉じ位置にある前記開閉蓋ユニットの前記上端部に対峙する前記プリンタ本体の上端部において水平な姿勢でプリンタ幅方向に配列されており、
前記開閉蓋ユニットが前記閉じ位置にある状態において、前記記録紙切断装置の前記可動刃および前記固定刃は相互に直交する状態になり、前記付勢部材の付勢力によって前記可動刃の刃先は前記固定刃の刃先に対して、それらの紙切り始め端の側において当接した状態になり、
前記可動刃駆動機構は、前記固定刃の刃先と前記可動刃の刃先の当接位置が、これらの刃先における紙切り終わり端に向かって移動するように、前記可動刃をその紙切り始め側の端部を中心として前記前板部分に沿って旋回させるようになっており、
前記可動刃が旋回する際には、当該可動刃によって、前記固定刃が前記付勢部材による付勢力に抗して前記第2方向に移動させられることを特徴としている。
プリンタ本体内部には、前記開閉蓋ユニットが前記閉じ位置にある状態において、円弧状の紙案内下、紙案内上および紙案内前によって囲まれるロール紙収納部が形成され、前記開閉ユニットには前記可動刃と共に前記紙案内前が搭載されていることを特徴とする。
勢で配置されているので、これらを対向配置する場合に比べて、これら両刃の設置スペー
スが少なくて済む。よって、全体として小型でコンパクトな記録紙切断装置を実現できる
。また、固定刃および可動刃を対向配置して、それらの刃先側の部分を厚さ方向に重ねた
状態(並び位置)で両刃先を当接させる場合には、両刃先が適切な接触角度で点接触状態
しながら記録紙を切断するために、固定刃および可動刃に対して、それらの刃先の方向に
沿って全体的に反りが生ずるように湾曲させる必要がある。本発明では、ほぼ直交する方
向から両刃先を点接触状態で押し当てるようにしているので、平坦な板状の固定刃および
可動刃を用いて、それらの刃先を適切な接触角度で接触させて記録紙を切断することがで
きる。よって、両刃に反りを入れる工程が不要となるので、製造コストも低減できる。
に移動可能であり、当該固定刃は前記可動刃に向けて付勢部材によって付勢されているこ
とを特徴としている。すなわち、前記固定刃は、その刃先が向く第1方向および当該第1
方向とは逆方向である第2方向に移動可能な状態で前記プリンタ本体に取り付けられ、付
勢部材によって前記第1方向に付勢されており、前記開閉蓋ユニットを閉じると、前記記
録紙切断装置の前記可動刃および前記固定刃は相互に直交する状態になり、前記付勢部材
の付勢力によって前記可動刃の刃先は前記固定刃の刃先に対して、それらの紙切り始め端
の側において当接した状態になり、前記可動刃駆動機構は、前記固定刃の刃先と前記可動
刃の刃先の当接位置が、これらの刃先における紙切り終わり端に向かって移動するように
、前記可動刃をその紙切り始め側の端部を中心として旋回させるようになっており、前記
可動刃が旋回する際には当該可動刃によって前記固定刃が前記付勢部材による付勢力に抗
して前記第2方向に移動させられることを特徴としている。可動刃が固定刃にかじり付い
てしまうことを回避できるので、円滑な紙切断動作を確保できる。
当該固定刃の刃先に沿った方向において、当該固定刃の刃先における紙切り終わり端から
外れた位置であり、前記可動刃および前記固定刃による切断範囲から外れた位置であるこ
とを特徴としている。紙切り始め端から紙切り終わり端の間において固定刃を付勢してい
ると、両刃先による紙切断位置(両刃先の当接位置)が付勢位置の前か後かに応じて固定
刃に当初と逆向きの回転モーメントが発生する。このため、紙切断位置が付勢位置を通過
する際に固定刃にガタツキが発生し、切断線が乱れるなどの弊害が起きるおそれがある。
本発明ではこのような弊害が発生せずに、切断線に乱れが生ずることなく、紙を切断する
ことができる。
材の付勢力に抗して、前記固定刃を前記可動刃から離れる方向に退避させる固定刃退避機
構を有していることを特徴としている。開閉蓋ユニットを開けた場合に、プリンタ本体の
上端部に取り付けられている固定刃の刃先が露出状態になる。したがって、固定刃退避機
構によって固定刃を退避させることにより、その刃先に操作者の指が触れない状態を形成
できる。
動刃がほぼ直交する姿勢で配置され、それらの刃先が直交する方向から当接している。し
たがって、固定刃および可動刃を対向配置し、それらの厚さ方向から刃先を当接させてい
る従来の鋏式の記録紙切断装置に比べて、小型でコンパクトに構成できる。
図1は本発明を適用したロール紙プリンタの外観斜視図であり、図2はその開閉蓋ユニットを開けた状態を示す外観斜視図である。
図4(a)、(b)および(c)は、本体ケース6および開閉蓋ケース7を取り去った状態のプリンタ本体2および開閉蓋ユニット3における主要部分を示す斜視図、平面図および側面図であり、記録紙切断装置20が記録紙10aの切り始め前の状態にある場合を示してある。図5(a)〜(c)は、記録紙切断装置20が記録紙10aを途中まで切断した場合の状態を示す斜視図、平面図および側面図であり、図6(a)〜(c)はその切り終わりの状態を示す斜視図、平面図および側面図である。
図4に示す状態からウォームホィール27が矢印27aで示す方向に回転すると、駆動ピン28を介して連結されている可動刃22がその左側の端部の支軸54を中心として上方に旋回する。可動刃22の刃先22aは、その記録紙切り始め側の端部22bが予め固定刃21の刃先21aに乗り上げた状態となっている。したがって、可動刃22が上方に旋回すると、可動刃の刃先22aと固定刃の刃先21aの当接位置が記録紙切り始め側の端から他方の記録紙切り終わり側の端に向けて移動する。
ここで、本例においては、開閉蓋ユニット3を開ける動作に連動して固定刃21を付勢力に逆らってプリンタ後方側に退避させる固定刃退避機構が備わっている。図7を参照して本例の固定刃退避機構を説明する。図7(a)は開閉蓋ユニット3を開けた状態の斜視図であり、図7(b)はその側面図である。本例の固定刃退避機構70は、開閉蓋ユニット3の左側の側板部分52の下端部に取り付けた係合ピン71と、固定刃21を支持している左側の旋回板35の下端部分に取り付けた係合板ばね72とを備えている。
ロール紙プリンタ1では、プリンタ本体2の側に固定刃21をほぼ水平に配置し、開閉蓋ユニット3の側に可動刃22をほぼ垂直に配置してある。したがって、固定刃21が取り付けられているプリンタ本体2の上端部分には、基本的に固定刃21を水平に配置するためのスペースのみを確保すればよい。よって、固定刃21および可動刃22をプリンタ上下方向に沿って対向配置する場合に比べて、プリンタ本体2の上下方向の寸法の増加を抑制でき、高さ寸法が小さく、コンパクトなロール紙プリンタ1を実現できる。
Claims (4)
- プリンタ本体と、
このプリンタ本体に開閉可能に取り付けられている開閉蓋ユニットと、
前記プリンタ本体の側に取り付けられている固定刃、前記開閉蓋ユニットに取り付けられている可動刃、および前記開閉蓋ユニットに取り付けられている可動刃駆動機構を備えた記録紙切断装置とを有し、
前記開閉蓋ユニットは、その下端部を中心として、垂直に起立した閉じ位置からプリンタ前方あるいは後方に所定角度だけ開いた開き位置まで開くことが可能であり、
前記記録紙切断装置の前記可動刃は、前記開閉ユニットが閉じ位置にある状態において、前記開閉蓋ユニットに備えられている前板部分であって前記開閉蓋ユニットの上端部に、刃先が上向きの垂直な姿勢でプリンタ幅方向に配列されており、
前記固定刃は、その刃先が向く第1方向および当該第1方向とは逆方向である第2方向に移動可能な状態で前記プリンタ本体に取り付けられ、付勢部材によって前記第1方向に付勢され、前記閉じ位置にある前記開閉蓋ユニットの前記上端部に対峙する前記プリンタ本体の上端部において水平な姿勢でプリンタ幅方向に配列されており、
前記開閉蓋ユニットが前記閉じ位置にある状態において、前記記録紙切断装置の前記可動刃および前記固定刃は相互に直交する状態になり、前記付勢部材の付勢力によって前記可動刃の刃先は前記固定刃の刃先に対して、それらの紙切り始め端の側において当接した状態になり、
前記可動刃駆動機構は、前記固定刃の刃先と前記可動刃の刃先の当接位置が、これらの刃先における紙切り終わり端に向かって移動するように、前記可動刃を、その紙切り始め側の端部を中心として前記前板部分に沿って旋回させるようになっており、
前記可動刃が旋回する際には、当該可動刃によって、前記固定刃が前記付勢部材による付勢力に抗して前記第2方向に移動させられることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1において、
前記付勢部材による前記固定刃の付勢位置は、当該固定刃の刃先に沿った方向において、当該固定刃の刃先における紙切り終わり端から外れた位置であり、前記可動刃および前記固定刃による切断範囲から外れた位置であることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1または2において、
前記開閉蓋ユニットの開き動作に連動して、前記付勢部材の付勢力に抗して、前記固定刃を前記第2方向に退避させる固定刃退避機構を有していることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
プリンタ本体内部には、前記開閉蓋ユニットが前記閉じ位置にある状態において、円弧状の紙案内下、紙案内上および紙案内前によって囲まれるロール紙収納部が形成され、前記開閉ユニットには前記可動刃と共に前記紙案内前が搭載されていることを特徴とするプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011147284A JP5382068B2 (ja) | 2011-07-01 | 2011-07-01 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011147284A JP5382068B2 (ja) | 2011-07-01 | 2011-07-01 | プリンタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005222533A Division JP4815931B2 (ja) | 2005-08-01 | 2005-08-01 | 紙切断装置およびプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011194568A JP2011194568A (ja) | 2011-10-06 |
JP5382068B2 true JP5382068B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=44873400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011147284A Expired - Fee Related JP5382068B2 (ja) | 2011-07-01 | 2011-07-01 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5382068B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6958457B2 (ja) * | 2018-03-29 | 2021-11-02 | 沖電気工業株式会社 | 媒体切断装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53142816U (ja) * | 1977-04-14 | 1978-11-11 | ||
JPS53142817U (ja) * | 1977-04-14 | 1978-11-11 | ||
JP4529363B2 (ja) * | 2003-03-10 | 2010-08-25 | セイコーエプソン株式会社 | プリンタ |
-
2011
- 2011-07-01 JP JP2011147284A patent/JP5382068B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011194568A (ja) | 2011-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4815931B2 (ja) | 紙切断装置およびプリンタ | |
KR101505205B1 (ko) | 커터가 달린 프린터 | |
US8506190B2 (en) | Cutter mechanism and printer with a cutter | |
JP5454087B2 (ja) | カッター付きプリンター | |
JP6262429B2 (ja) | プリンタ | |
EP2070711B1 (en) | Printer device | |
US8197060B2 (en) | Printer opening and closing mechanism which prevents interference of the platen and the inkjet head | |
JP4174489B2 (ja) | カッタ装置及びカッタ装置を備えたプリンタ | |
JP4696768B2 (ja) | ロール紙プリンタ | |
JP2004268207A (ja) | 鋏式記録紙切断装置およびプリンタ | |
JP4830416B2 (ja) | ロール紙プリンタ | |
JP3575144B2 (ja) | カッタ装置及びそれを用いたプリンタ | |
JP5382068B2 (ja) | プリンタ | |
JP5267620B2 (ja) | ロール紙プリンタ | |
JP4857648B2 (ja) | ロール紙プリンタ | |
JP2011093084A (ja) | カッター付きプリンターおよびその制御方法 | |
JP5773135B2 (ja) | 被記録材給送用カセット、記録装置 | |
JP5736205B2 (ja) | プリンタ | |
JP2016030355A (ja) | 装着部材、及び、印刷装置 | |
KR100880080B1 (ko) | 프린터 | |
JP2005254683A (ja) | プリンタ | |
JP2007038436A (ja) | サーマルプリンタ | |
JP2010173207A (ja) | 記録装置、及び、記録装置におけるガイド部材の支持機構 | |
JP2011088451A (ja) | 記録装置 | |
JP2011093327A (ja) | 記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110727 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130916 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5382068 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |