JP5380034B2 - 黒色ソルダーレジスト組成物及びその硬化物 - Google Patents
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Description
(1)
カルボキシル基含有樹脂(A)と、
光重合開始剤(B)と、
有機溶剤及び/又は光重合性モノマーである希釈剤(C)と、
1分子中に複数のエポキシ基を有する多官能エポキシ化合物(D)と、
着色剤(E)と、
を具備し、
前記着色剤(E)が、前記有機溶剤を除く組成物の全成分中に0.1〜8質量%含有され、
黒色着色剤を含まず、
黄色着色剤と紫色着色剤、
黄色着色剤と青色着色剤と赤色着色剤、
緑色着色剤と紫色着色剤、及び
緑色着色剤と赤色着色剤の群から選択されたいずれかの組合せを含むことにより、
黒色化することを特徴とする黒色ソルダーレジスト組成物。
カルボキシル基含有樹脂(A)と、
光重合開始剤(B)と、
有機溶剤及び/又は光重合性モノマーである希釈剤(C)と、
1分子中に複数のエポキシ基を有する多官能エポキシ化合物(D)と、
着色剤(E)と、
を具備し、
前記着色剤(E)が、前記有機溶剤を除く組成物中に0.1〜8質量%含有され、
黒色着色剤を含まず、
黄色着色剤1質量部と紫色着色剤0.01〜10質量部、
黄色着色剤1質量部と青色着色剤0.01〜10質量部と赤色着色剤0.01〜10質量部、緑色着色剤1質量部と紫色着色剤0.01〜10質量部、及び
緑色着色剤1質量部と赤色着色剤0.01〜10質量部の群から選択されたいずれかの組合せにより黒色化することを特徴とする黒色ソルダーレジスト組成物。
着色剤(E)の組合せのうち、紫色着色剤と黄色着色剤の組合せに青色着色剤を組合せたことを特徴とする(1)に記載の黒色ソルダーレジスト組成物。
着色剤(E)の組合せのうち、黄色着色剤1質量部と紫色着色剤0.01〜10質量部の組合せに青色着色剤0.01〜10質量部を組合せたことを特徴とする(2)に記載の黒色ソルダーレジスト組成物。
着色剤(E)の組合せのうち、緑色着色剤と赤色着色剤の組合せに青色着色剤を組合せたことを特徴とする(1)に記載の黒色ソルダーレジスト組成物。
着色剤(E)の組合せのうち、緑色着色剤1質量部と赤色着色剤0.01〜10質量部の組合せに青色着色剤0.01〜10質量部を組合せたことを特徴とする(2)に記載の黒色ソルダーレジスト組成物。
硬化物のL*値が33以下であり、a*値及びb*値がいずれも0±3の範囲内であることを特徴とする(1)乃至(6)のいずれかに記載の黒色ソルダーレジスト組成物。
(1)乃至(7)のいずれかに記載の黒色ソルダーレジスト組成物の硬化物。
(A)カルボキシル基含有樹脂
(1)(メタ)アクリル酸などの不飽和カルボン酸と、それ以外の不飽和二重結合を有する化合物の1種類以上とを共重合することにより得られるカルボン酸含有共重合樹脂、
(2)(メタ)アクリル酸などの不飽和カルボン酸と、それ以外の不飽和二重結合を有する化合物の1種類以上との共重合体に、グリシジル(メタ)アクリレートや3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレートなどのエポキシ基と不飽和二重結合を有する化合物や(メタ)アクリル酸クロライドなどによって、エチレン性不飽和基をペンダントとして付加させることによって得られるカルボン酸含有感光性樹脂、
(3)グリシジル(メタ)アクリレートや3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレート等のエポキシ基と不飽和二重結合を有する化合物と、それ以外の不飽和二重結合を有する化合物との共重合体に、(メタ)アクリル酸などの不飽和カルボン酸を反応させ、生成した二級の水酸基に多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボン酸含有感光性樹脂、
(4)無水マレイン酸などの不飽和二重結合を有する酸無水物と、それ以外の不飽和二重結合を有する化合物との共重合体に、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートなどの水酸基と不飽和二重結合を有する化合物を反応させて得られるカルボン酸含有感光性樹脂、
(5)多官能エポキシ化合物と不飽和モノカルボン酸を反応させ、生成した水酸基に飽和又は不飽和多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボン酸含有感光性樹脂、
(6)ポリビニルアルコー誘導体などの水酸基含有ポリマーに、飽和又は不飽和多塩基酸無水物を反応させた後、生成したカルボン酸に一分子中にエポキシ基と不飽和二重結合を有する化合物を反応させて得られる水酸基及びカルボン酸含有感光性樹脂、
(7)多官能エポキシ化合物と、不飽和モノカルボン酸と、一分子中に少なくとも1個のアルコール性水酸基と、エポキシ基と反応するアルコール性水酸基以外の1個の反応性基を有する化合物との反応生成物に、飽和又は不飽和多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボン酸含有感光性樹脂、
(8)一分子中に複数のオキセタン環を有する多官能オキセタン化合物に不飽和モノカルボン酸を反応させ、得られた変性オキセタン樹脂中の第一級水酸基に対して飽和又は不飽和多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボン酸含有感光性樹脂、及び
(9)多官能エポキシ樹脂に不飽和モノカルボン酸を反応させた後、多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボン酸含有樹脂に、更に、分子中に1個のオキシラン環と1個以上のエチレン性不飽和基を有する化合物を反応させて得られるカルボン酸含有感光性樹脂などが挙げられるが、これらに限定されるものでは無い。
光重合開始剤(B)としては、例えば、アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニルアセトフェノン、p−ジメチルアミノプロピオフェノン、ジクロロアセトフェノン、トリクロロアセトフェノン、p−tert−ブチルトリクロロアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−プロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、N,N−ジメチルアミノアセトフェノン等のアセトフェノン類;ベンゾフェノン、メチルベンゾフェノン、2−クロロベンゾフェノン、4,4′−ジクロロベンゾフェノン、4,4′−ビスジメチルアミノベンゾフェノン、4,4′−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒラーズケトン、4−ベンゾイル−4′−メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン類;ベンジル;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾインエーテル類;アセトフェノンジメチルケタール、ベンジルジメチルケタール等のケタール類;チオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン類;2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−tert−ブチルアントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−アミノアントラキノン、2,3−ジフェニルアントラキノン等のアントラキノン類;ベンゾイルパーオキシド、クメンパーオキシド等の有機過酸化物;2,4,5−トリアリールイミダゾール二量体、リボフラビンテトラブチレート、2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール等のチオール化合物;2,4,6−トリス−s−トリアジン、2,2,2−トリブロモエタノール、トリブロモメチルフェニルスルホン等の有機ハロゲン化合物;2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド等が挙げられる。これらの化合物は、単独で用いることもでき、また2種以上を組合せて使用することもできる。
希釈剤(C)としては、有機溶剤及び/又は光重合性モノマーが使用できる。
希釈剤(C)として使用される有機溶剤としては、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼン等の芳香族炭化水素類;セロソルブ、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、カルビトール、メチルカルビトール、ブチルカルビトール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、カルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等の酢酸エステル類;エタノール、プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルコール類;オクタン、デカン等の脂肪族炭化水素;石油エーテル、石油ナフサ、水添石油ナフサ、ソルベントナフサ等の石油系溶剤などが挙げられる。これらの有機溶剤は、単独で又は複数を組合せて用いることができる。
有機溶剤の使用量は特定の割合に限定されるものではなく、選択する塗布方法等に応じて適宜設定できる。
光重合性モノマーの好適な使用量は、前記カルボキシル基含有樹脂(A)の合計量100質量部当たり5〜40質量部の範囲が適当である。光重合性モノマーの使用量が上記範囲よりも少ない場合には、光硬化性付与効果が充分ではなく、一方、上記範囲を超えると塗膜の指触乾燥性が低下するため好ましくない。
本発明の黒色ソルダーレジスト組成物は、前記した各成分の他に、さらに熱硬化性成分として1分子中に複数のエポキシ基を有する多官能エポキシ化合物(D)を含有することによって、各種樹脂絶縁層の形成、エッチングレジストやマーキングインキなどとしての用途の他、プリント配線板のソルダーレジスト形成に好適に用いることができる。
緑色着色剤としては、フタロシアニン系、アントラキノン系があり、具体的には、Pigment Green 7, Pigment Green 36, Solvent Green 3, Solvent Green 5, Solvent Green 20, Solvent Green 28等を使用することができる。上記以外にも金属置換もしくは無置換のフタロシアニン化合物も使用することができる。
赤色着色剤としては、モノアゾ系、ジズアゾ系、アゾレーキ系、ベンズイミダゾロン系、ペリレン系、ジケトピロロピロール系、縮合アゾ系、アントラキノン系、キナクリドン系などがあり、具体的には、下記のようなカラーインデックス番号が付されているものを挙げることができる。
ジスアゾ系:Pigment Red 37, 38, 41;
モノアゾレーキ:Pigment Red 48:1, 48:2, 48:3, 48:4, 49:1, 49:2, 50:1, 52:1, 52:2, 53:1, 53:2, 57:1, 58:4, 63:1, 63:2, 64:1, 68;
ベンズイミダゾロン:Pigment Red 171, Pigment Red 175, Pigment Red 176, Pigment Red 185, Pigment Red 208,C.I.Pigment Orange 36,C.I.Pigment Orange 64;
ぺリレン:Solvent Red 135, Solvent Red 179, Pigment Red 123, Pigment Red 149, Pigment Red 166, Pigment Red 178, Pigment Red 179, Pigment Red 190, Pigment Red 194, igment Red 224;
ジケトピロロピロール系:Pigment Red 254, Pigment Red 255, Pigment Red 264, Pigment Red 270, Pigment Red 272,C.I.Pigment Orange 71,C.I.Pigment Orange 73;
縮合アゾ:Pigment Red 220, Pigment Red 144, Pigment Red 166, Pigment Red 214, Pigment Red 220, Pigment Red 221, Pigment Red 242,C.I.pigment Brown23;
アンスラキノン系:Pigment Red 168, Pigment Red 177, Pigment Red 216, Solvent Red 149, Solvent Red 150, Solvent Red 52, Solvent Red 207;
キナクリドン系:Pigment Red 122, Pigment Red 202, Pigment Red 206, Pigment Red 207, Pigment Red 209. Pigment Violet 19;
C.I.Pigment Orange 5(β-Naphthol),C.I.Pigment Orange 34(ジアリル),C.I.Pigment Orange 13(ジアリル),C.I.Pigment Orange 61(イソインドリノン系),C.I.Pigment Orange 43(ペリノン系);
(紫色着色剤)
紫色着色剤としては、具体的には、Pigment Violet 19, 23, 29, 32, 36, 38, 42; Solvent Violet 13, 36; C.I.Pigment brown25;C.I.Pigment black1、C.I. Pigment black 7,Pigment Violet 37(ジオキサジン系)等が挙げられる。
黄色着色剤としては、モノアゾ系、ジスアゾ系、縮合アゾ系、ベンズイミダゾロン系、イソインドリノン系、アントラキノン系等があり、具体的には以下の着色剤が挙げられる。
ジスアゾ系:Pigment Yellow 12, 13, 14, 16, 17, 55, 63, 81, 83, 87, 126, 127, 152, 170, 172, 174, 176, 188, 198;
縮合アゾ系:Pigment Yellow 93, Pigment Yellow 94, Pigment Yellow 95, Pigment Yellow 128, Pigment Yellow 155, Pigment Yellow 166, Pigment Yellow 180;
ベンズイミダゾロン系:Pigment Yellow 120, Pigment Yellow 151, Pigment Yellow 154, Pigment Yellow 156, Pigment Yellow 175, Pigment Yellow 181;
イソインドリノン系:Pigment Yellow 110, Pigment Yellow 109, Pigment Yellow 139, Pigment Yellow 179, Pigment Yellow 185;
アントラキノン系:Solvent Yellow 163, Pigment Yellow 24, Pigment Yellow 108, Pigment Yellow 193, Pigment Yellow 147, Pigment Yellow 199, Pigment Yellow 202.
C.I.Pigment Orange 13、C.I.Pigment Orange 61;
(青色着色剤)
青色着色剤としては、フタロシアニン系、アントラキノン系,ジオキサジン系等の顔料系はピグメント(Pigment)、染料系はソルベント(Solvent)に分類されている化合物などがあり、具体的には、下記のようなカラーインデックス番号が付されているものを挙げることができる。
染料系:Solvent Blue 35、Solvent Blue 63、Solvent Blue 68、Solvent Blue 70、Solvent Blue 83、Solvent Blue 87、Solvent Blue 94、Solvent Blue 97、Solvent Blue 122、Solvent Blue 136、Solvent Blue 67、Solvent Blue 70;
等を使用することができる。上記以外にも金属置換もしくは無置換のフタロシアニン化合物も使用することができる。
(2)黄色と青色と赤色との組合せであって、黄色1部に対し、青色0.01〜10部、好ましくは0.1〜5部、赤色0.01〜10部、好ましくは0.1〜5部の配合、
(3)緑色と紫色の着色剤との組合せであって、緑色1部に対して、紫色0.01〜10部、好ましくは0.1〜5部の配合、及び
(4)緑色と赤色の着色剤との組合せであって、緑色1部に対して、赤色0.01〜10部、好ましくは0.1〜5部の配合、
(5)黄色と紫色と青色の着色剤との組合せであって、黄色1部に対し、紫色0.01〜10部、好ましくは0.1〜5部、青色0.01〜10部、好ましくは0.1〜5部の配合、
(6)緑色と赤色と青色の着色剤との組合せであって、緑色1部に対して、赤色0.01〜10部、好ましくは0.1〜5部、青色0.01〜10部、好ましくは0.1〜5部の配合。
本発明では、密着性、耐薬品性、耐熱性などの特性をより一層上げる目的で、さらに硬化触媒を併用することができる。
本発明の黒色ソルダーレジスト組成物は、例えば前記希釈剤(C)で塗布方法に適した粘度に調整し、回路形成された基板上に、ディップコート法、フローコート法、ロールコート法、バーコーター法、スクリーン印刷法、カーテンコート法等の方法により全面塗布し、約60〜100℃の温度で組成物中に含まれる有機溶剤を揮発乾燥(仮乾燥)させることにより、タックフリーの塗膜を形成できる。また上記組成物をキャリアフィルム上に塗布し、乾燥させてフィルムとして巻き取ったものを基材上に張り合わせることによっても塗膜を形成できる。その後、接触式(又は非接触方式)により、パターンを形成したフォトマスクを通して選択的に活性エネルギー線により露光し、未露光部を希アルカリ水溶液(例えば0.3〜3%炭酸ソーダ水溶液)により現像してレジストパターンが形成される。
このようにして得られる黒色ソルダーレジスト組成物の硬化物は、0.1〜8質量%の着色剤を含有するエポキシ化合物であり、含有される着色剤は2種又は2種以上である。具体的には以下配合割合で着色剤を含んでいる。
黄色着色剤1質量部と青色着色剤0.01〜10質量部と赤色着色剤0.01〜10質量部、
緑色着色剤1質量部と紫色着色剤0.01〜10質量部、
緑色着色剤1質量部と赤色着色剤0.01〜10質量部、
黄色着色剤1質量部と紫色着色剤0.01〜10質量部と青色着色剤0.01〜10質量部、又は
緑色着色剤1質量部と赤色着色剤0.01〜10質量部と青色着色剤0.01〜10質量部
この硬化物は、上述したように、L*値が33以下であり、a*値及びb*値がいずれも0±3の範囲内である。
本発明のカルボキシル基含有樹脂(A)を下記合成例に従い作製した。
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、“エピクロン”(登録商標)N−680、エポキシ当量:210)210部を撹拌機及び還流冷却器の付いた四つ口フラスコに入れ、カルビトールアセテート96.4部を加え、加熱溶解した。次に、重合禁止剤としてハイドロキノン0.46部と、反応触媒としてトリフェニルホスフィン1.38部を加えた。この混合物を95〜105℃に加熱し、アクリル酸72部を徐々に滴下し、酸価が3.0mgKOH/g以下になるまで約16時間反応させた。この反応生成物を80〜90℃まで冷却し、テトラヒドロフタル酸無水物76部を加え、8時間反応させ、冷却後、反応溶液(「ワニスA」と称する。)取り出した。このようにして得られた感光性樹脂は、固形物の酸価78mgKOH/g、不揮発分65%であった。
前記カルボキシル基含有樹脂の合成で得られたワニスAと、表1、表4に示す成分を表2,表3に記載の配合比率において、3本ロールミルで混練し、黒色ソルダーレジスト組成物を得た。
(1)色差計
上記実施例1、2、4、5、参考例及び比較例1〜5のソルダーレジスト組成物を、それぞれ銅張り基板上にスクリーン印刷で全面塗布し、熱風循環式乾燥炉において80℃で30分乾燥させ、次いで波長365nmの紫外線をオーク製作所(株)製の積算光量計を用いてレジスト上500mJ/cm2の光量で照射し露光した。その後、スプレー圧0.2MPaの1質量%Na2CO3水溶液で60秒間現像し、次いで熱風循環式乾燥炉を用いて150℃で60分間熱硬化処理を施すことにより硬化塗膜を得た。このようにして得られた硬化塗膜について、下記色彩色差計を用いて銅上のL*a*b*表色系の値をJIS Z 8729に従って測定し、明度を表わす指数であるL*値を黒色度の指標として評価した。このL*値が小さい程黒色度に優れることを意味する。
(2)解像性
上記実施例1、2、4、5、参考例及び比較例1〜5のソルダーレジスト組成物を、それぞれ銅スルーエッチング回路基板にスクリーン印刷で塗布し、熱風循環式乾燥炉において80℃で30分乾燥させ、所定のフォトマスク(ライン30〜120μmのもの)を介して波長365nmの紫外線をオーク製作所(株)製の積算光量計を用いてレジスト上350、500mJ/cm2の光量で照射し露光した。次いで、スプレー圧0.2MPaの1質量%Na2CO3水溶液で60秒間現像した。露光部のラインの残存とスペース抜け性の状態を目視判定した。
上記実施例1、2、4、5、参考例及び比較例1〜5のソルダーレジスト組成物を、それぞれガラス板にアプリケーター塗布後、熱風循環式乾燥炉において80℃で30分乾燥させて乾燥塗膜を作製した。下記紫外線可視分光光度計および積分球装置を用い、上記ガラス板と同一のガラス板で500〜300nmにおける吸光度ベースラインを測定した。作製した乾燥塗膜付きガラス板の吸光度を測定し、ベースラインから乾燥塗膜の吸光度を算出し、目的の光の波長410nmにおける吸光度を得た。塗布膜厚のずれによる吸光度のずれを防ぐため、この作業を、アプリケーターによる塗布膜厚を4段階に変えて行い、塗布膜厚と410nmにおける吸光度のグラフを作成し、その近似式から膜厚25μmの乾燥塗膜の吸光度を算出して、それぞれの吸光度とした。
積分球装置:日本分光株式会社製 ISN−470
(4)耐熱性
上記実施例1、2、4、5、参考例及び比較例1〜5のソルダーレジスト組成物を、回路形成されたプリント配線板にスクリーン印刷でそれぞれ全面塗布し、熱風循環式乾燥炉で30分乾燥させた。これらの基板にソルダーレジストパターンが描かれたネガフィルムを当て、露光量はソルダーレジスト上500mJ/cm2の露光条件で露光し、スプレー圧0.2MPa、1質量%Na2CO3水溶液で1分間現像し、ソルダーレジストパターンを形成した。この基板を、150℃で60分熱硬化し、評価基板を作製した。得られた評基板にロジン系フラックスを塗布し、予め260℃加熱したはんだ槽に30秒間浸漬させ、プロピレングリコールモノメチルエーテルでフラックスを洗浄した後、目視によるレジスト層の剥がれ・変色について評価した。
上記実施例1、2、4、5、参考例及び比較例1〜5のソルダーレジスト組成物を、回路形成されたプリント配線板にスクリーン印刷でそれぞれ全面塗布し、熱風循環式乾燥炉で30分乾燥させた。これらの基板にソルダーレジストパターンが描かれたネガフィルムを当て、露光量はソルダーレジスト上500mJ/cm2の露光条件で露光し、スプレー圧0.2MPa、1質量%Na2CO3水溶液で1分間現像し、ソルダーレジストパターンを形成した。この基板を、150℃で60分熱硬化し、評価基板を作製した。得られた評価基板に、市販品の無電解ニッケルめっき浴および無電解金めっき浴を用いてめっきを行い、目視によるレジスト層の剥がれ・変色について評価した。
Claims (8)
- カルボキシル基含有樹脂(A)と、
光重合開始剤(B)と、
有機溶剤及び/又は光重合性モノマーである希釈剤(C)と、
1分子中に複数のエポキシ基を有する多官能エポキシ化合物(D)と、
着色剤(E)と、
を具備し、
前記着色剤(E)が、前記有機溶剤を除く全成分中に0.1〜8質量%含有され、
黒色着色剤を含まず、
黄色着色剤と紫色着色剤、黄色着色剤と青色着色剤と赤色着色剤、緑色着色剤と紫色着色剤、及び緑色着色剤と赤色着色剤の群から選択されたいずれかの組合せを含むことにより黒色化することを特徹とする黒色ソルダーレジスト組成物。 - カルボキシル基含有樹脂(A)と、
光重合開始剤(B)と、
有機溶剤及び/又は光重合性モノマーである希釈剤(C)と、
1分子中に複数のエポキシ基を有する多官能エポキシ化合物(D)と、
着色剤(E)と、
を具備し、
黒色着色剤を含まず、
前記着色剤(E)が、前記有機溶剤を除く組成物中に0.1〜8質量%含有され、
黄色着色剤1質量部と紫色着色剤0.01〜10質量部、
黄色着色剤1質量部と青色着色剤0.01〜10質量部と赤色着色剤0.01〜10質量部、緑色着色剤1質量部と紫色着色剤0.01〜10質量部、及び
緑色着色剤1質量部と赤色着色剤0.01〜10質量部の群から選択されたいずれかの組合せを含むことにより黒色化することを特徴とする黒色ソルダーレジスト組成物。 - 着色剤(E)の組合せのうち、紫色着色剤と黄色着色剤の組合せに青色着色剤を組合せたことを特徴とする請求項1に記載の黒色ソルダーレジスト組成物。
- 着色剤(E)の組合せのうち、黄色着色剤1質量部と紫色着色剤0.01〜10質量部の組合せに青色着色剤0.01〜10質量部を組合せたことを特徴とする請求項2に記載の黒色ソルダーレジスト組成物。
- 着色剤(E)の組合せのうち、緑色着色剤と赤色着色剤の組合せに青色着色剤を組合せたことを特徴とする請求項1に記載の黒色ソルダーレジスト組成物。
- 着色剤(E)の組合せのうち、緑色着色剤1質量部と赤色着色剤0.01〜10質量部の組合せに青色着色剤0.01〜10質量部を組合せたことを特徴とする請求項2に記載の黒色ソルダーレジスト組成物。
- 硬化物のL*値が33以下であり、a*値及びb*値がいずれも0±3の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の黒色ソルダーレジスト組成物。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の黒色ソルダーレジスト組成物の硬化物。
Priority Applications (2)
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