JP5374164B2 - 工具 - Google Patents

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Description

本発明は、工具に関する。
従来、ホブ切加工は、専用のアーバーにホブを差込み、ナットにてしっかり締め付けて固定した後、ホブの端面のボス部分で径方向の取り付け誤差を検出する振れ出し(5〜30μm)を行い、さらにホブの取り付け状態の微調整を行った上で、ホブ盤にセットしてホブ切加工を行っている。このようなホブの一例が下記特許文献1に開示されている。
特開2005−103671号公報
しかしながら、上述した振れ出し作業には多くの時間を要し、かつ、熟練した技術が必要となる。また、高精度の加工になるほど取付け精度が厳しくなるため、振れ出し作業にはさらに多くの時間を要することとなる。
このため、ホブとアーバーとを一体化した軸付きホブを用いることにより振れ出し作業における問題について対策が図られているが、軸付きホブは全体を同一素材で製作する必要があるため費用が割高となってしまうという問題がある。
以上のことから、本発明は、ホブとアーバーとを別の部材として工具を構成した場合であっても、高い精度を確保した工具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決する第1の発明に係る工具は、
ホブと、該ホブを支持するアーバーとを備え、前記ホブと前記アーバーとが別の部材により構成される工具において、
前記アーバーは、
前記ホブの製作時に前記アーバーを支持するための製作時支持部である前記アーバーの軸方向の両端面に形成された穴の開口端部に形成されたテーパ面と、
前記ホブの使用時に前記アーバーを支持するための使用時支持部である前記アーバーの軸方向の両端部の側面に形成されたテーパ面
を備え
前記製作時支持部のテーパ面および前記使用時支持部のテーパ面は、前記製作時支持部のテーパ面によって工作機械に支持される際の前記ホブおよび前記アーバーの中心軸と前記使用時支持部のテーパ面によって工作機械に支持される際の前記ホブおよび前記アーバーの中心軸とが一致するように形成される
ことを特徴とする。
上記の課題を解決する第2の発明に係る工具は、第1の発明に係る工具において、
前記テーパ面の一つが開口端部に形成される前記アーバーの軸方向の一端面に形成された前記穴は、前記ホブの使用時に当該工具を工作機械に設置する際に把持するプルスタッドがねじ込まれるネジ穴である
ことを特徴とする。
本発明によれば、ホブとアーバーとを別の部材として工具を構成した場合であっても、高い精度を確保した工具を提供することができる。
本発明に係る工具の構造を示した部分断面図である。 本発明に係る工具の製作方法を示した部分断面図である。 本発明に係る工具の使用方法を示した部分断面図である。
以下、本発明に係る工具の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
はじめに、本発明に係る工具の構造について説明する。
図1は、本発明に係る工具の構造を示した部分断面図である。
図1に示すように、本発明に係る工具は、ホブ1と、ホブ1を支持するアーバー2とが別の部材により構成されている。なお、図1においては、アーバー2を実線で示し、アーバー2以外の部材を2点差線で示している。
アーバー2には、ホブ1を支持する軸部3と、軸部3の一端に形成された大径軸部4とが形成されている。アーバー2の軸部3と大径軸部4の径方向の中心部は軸方向に貫通孔5が形成されている。貫通孔5の両端にはテーパ面(貫通孔テーパ面)6,7が形成されている。なお、本実施形態においては、アーバー2には貫通孔5が形成されているが、アーバ2を貫通せずにアーバー2の両端面に形成されるセンタ穴としてもよい。
アーバー2の大径軸部4の端面にはネジ穴8が形成されており、ネジ穴8の開口端部にはテーパ面(ネジ穴テーパ面)9が形成されている。アーバー2の大径軸部4の端面のネジ穴8には、工具を工作機械に設置する際に把持するプルスタッド10がねじ込まれて取付けられている。
アーバー2の大径軸部4の軸方向の中央部近傍には鍔部11が形成されている。アーバー2の大径軸部4の鍔部11の端部側には、側面にテーパ面が形成されたテーパコーン12が嵌め込まれている。テーパコーン12と鍔部11との間には皿バネ13が設置されており、大径軸部4の端部の周面には輪バネ14が設置されている。これによりテーパコーン12は軸方向に動作可能に支持されている。
アーバー2の軸部3には、ホブ1が嵌め込まれている。アーバー2の軸部3には、軸方向にキー15が形成されており、ホブ1が周方向に回転することを防いでいる。ホブ1の軸部端部側には、取付けるホブ1の軸方向の長さに合わせて大きさが調整されるカラー16が設置されている。カラー16の軸部端部側には、ホブ1を押さえるエンドカラー17が設置されている。
アーバー2の軸部3の端部側の側面にはネジ山18が形成されている。エンドカラー17の軸部端部側には、ナット19が設置されている。そして、ナット19を締め込むことにより、ホブ1をアーバー2に固定している。アーバー2の軸部3の端部の側面にはテーパ面(軸部端部テーパ面)20が形成されている。
以上が本発明に係る工具の構造である。
次に、本発明に係る工具の製作方法及び使用方法について説明する。
図2は、本発明に係る工具の製作方法を示した部分断面図である。
図2に示すように、本発明に係る工具は、アーバー2にホブ1を設置した上で、アーバー2の軸部3の端面に形成された貫通穴5と、アーバー2の大径軸部4の端面に形成されたネジ穴8に、ホブ1を製作するための工作機械のセンタ30をアーバー2の軸方向の両側から挿入してアーバー2を支持し、ホブ1及びアーバー2を回転させてホブ1を切削加工して製作する。
このとき、アーバー2の軸部3の端面に形成された貫通穴5の開口端部に形成されたテーパ面6、及び、アーバー2の大径軸部4の端面に形成されたネジ穴8の開口端部に形成されたテーパ面9と、センタ30のテーパ面(センタテーパ面)31とが正しく接するようになっており、アーバー2の中心軸と工作機械のセンタ30の中心軸とが一致するようになっている。
図3は、本発明に係る工具の使用方法を示した部分断面図である。
図3に示すように、本発明に係る工具は、ホブ1の製作時にホブ1を設置したアーバー2をホブ盤において使用する際にもそのまま使用する。アーバー2の軸部3の端部と、アーバー2の大径軸部4の端部側の周面に設置されたテーパコーン12に、ホブ1を使用する工作機械であるホブ盤のホブ主軸40をアーバー2の軸方向の両側から嵌め込んでアーバー2を支持し、ホブ1及びアーバー2を回転させてホブ1により加工対象物を切削加工する。
このとき、アーバー2の軸部3の端部の側面に形成されたテーパ面20、及び、アーバー2の大径軸部4の端部側の周面に設置されたテーパコーン12の側面に形成されたテーパ面と、ホブ主軸40のテーパ面(ホブ主軸テーパ面)41とが正しく接するようになっており、アーバー2の中心軸とホブ盤のホブ主軸40の中心軸とが一致するようになっている。
すなわち、本発明に係る工具は、工具の製作時の中心軸と、工具の使用時の中心軸とを一致させることができるため、ホブ1とアーバー2とを別の部材で構成するようにした場合であっても、高い精度を確保することができる工具を実現することができる。
なお、本実施形態においては、例として、工具の製作時にはアーバー2の軸部3の端面に形成された貫通穴5と、アーバー2の大径軸部4の端面に形成されたネジ穴8に、ホブ1を製作するための工作機械のセンタ30をアーバー2の軸方向の両側から挿入してアーバー2を支持し、工具の使用時にはアーバー2の軸部3の端部と、アーバー2の大径軸部4の端部側の周面に設置されたテーパコーン12に、ホブ1を使用する工作機械であるホブ盤のホブ主軸40をアーバー2の軸方向の両側から嵌め込んでアーバー2を支持するようにしているが、これ以外の方法により製作時及び使用時におけるアーバー2を支持するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は、ホブ1と、このホブ1を支持するアーバー2とを備え、ホブ1とアーバー2とが別の部材により構成される工具において、アーバー2は、ホブ1の製作時にアーバー2を支持するための貫通孔テーパ面6やネジ穴テーパ面9等からなる製作時支持部と、ホブ1の使用時にアーバー2を支持するためのテーパコーン12や軸部端部テーパ面20等からなる使用時支持部とを備えることにより、高い精度を確保することができる工具を実現することができる。
また、製作時支持部は、アーバー2の軸方向の両端面に形成された穴の開口端部に形成された貫通孔テーパ面6やネジ穴テーパ面9等のテーパ面であることにより、ホブ1を製作する工作機械のセンタ30の中心軸とアーバー2の中心軸とを一致させることができる。
また、使用時支持部は、アーバー2の軸方向の両端部の側面に形成されたテーパコーン12や軸部端部テーパ面20等のテーパ面であることにより、ホブ1を使用する工作機械であるホブ盤のホブ主軸40の中心軸とアーバー2の中心軸とを一致させることができる。
したがって、本発明によれば、ホブ1とアーバー2とを別の部材として工具を構成した場合であっても、高い精度を確保した工具を提供することができる。
本発明は、例えば、工作機械で使用する工具、特に、ホブに利用することが可能である。
1 ホブ
2 アーバー
3 軸部
4 大径軸部
5 貫通孔
6,7 貫通孔テーパ面
8 ネジ穴
9 ネジ穴テーパ面
10 プルスタッド
11 鍔部
12 テーパコーン
13 皿バネ
14 輪バネ
15 キー
16 カラー
17 エンドカラー
18 ネジ山
19 ナット
20 軸部端部テーパ面
30 センタ
31 センタテーパ面
40 ホブ主軸
41 ホブ主軸テーパ面

Claims (2)

  1. ホブと、該ホブを支持するアーバーとを備え、前記ホブと前記アーバーとが別の部材により構成される工具において、
    前記アーバーは、
    前記ホブの製作時に前記アーバーを支持するための製作時支持部である前記アーバーの軸方向の両端面に形成された穴の開口端部に形成されたテーパ面と、
    前記ホブの使用時に前記アーバーを支持するための使用時支持部である前記アーバーの軸方向の両端部の側面に形成されたテーパ面
    を備え
    前記製作時支持部のテーパ面および前記使用時支持部のテーパ面は、前記製作時支持部のテーパ面によって工作機械に支持される際の前記ホブおよび前記アーバーの中心軸と前記使用時支持部のテーパ面によって工作機械に支持される際の前記ホブおよび前記アーバーの中心軸とが一致するように形成される
    ことを特徴とする工具。
  2. 前記テーパ面の一つが開口端部に形成される前記アーバーの軸方向の一端面に形成された前記穴は、前記ホブの使用時に当該工具を工作機械に設置する際に把持するプルスタッドがねじ込まれるネジ穴である
    ことを特徴とする請求項1に記載の工具。
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