JP5371511B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークに接続され、省電力制御を行う情報処理装置に関する。
近年の環境問題への取り組みとして、プリンタや複合機といった情報処理装置における省電力化が進められている。その実現方法の一つとして、情報処理装置上の操作パネルの操作やネットワークを介した印刷ジョブ投入などが一定時間行われなかった場合に、通常状態よりも消費電力が小さい省電力(待機)状態に移行し、消費電力を抑えることが一般に行われている。特許文献1においては、通常動作時の動作制御を行う通常動作制御手段とは別に、省電力状態での動作制御を行う省電力制御手段を備えた通信制御装置が提案されている。この省電力制御手段は、ネットワーク上のパケットを監視し、あらかじめ定められた条件を満たすパケットを受信した場合に、通信制御装置を省電力状態から通常状態に復帰させる。
特開2006−259906
しかしながら、ネットワークから受信したパケットを監視して省電力状態から復帰させる上述の従来技術においては、通常状態へ復帰させるべきかどうかを、受信したパケットが予め決められた固定のパケットパターンに一致するかどうかで判定していた。そのためネットワークから受信したパケットの構造が複雑になると、省電力状態から復帰させるべきかどうかの判定を正しく行うことが難しかった。従来技術では固定のパターンに合致しさえすればいつでも通常状態へ復帰させていたため、パケットの後続部分を解析した結果実際は通常状態に復帰する必要がなかった場合でも装置は通常状態へと復帰してしまっていた。このように、従来技術では、装置が通常状態への無駄な復帰をしてしまうことにより、無駄な電力を消費し、省電力の効率が悪くなってしまうという課題があった。
本発明はこのような課題に対してなされたものであり、省電力状態の装置が、パケットを受信した場合に通常状態へ復帰すべきか否かの判断をより正確に行えるようにし、装置の省電力の効率を従来よりも著しく向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、第1の電力モードと当該第1の電力モードよりも消費電力が小さい第2の電力モードのいずれかで動作可能な情報処理装置であって、ネットワークを介して送信されたパケットを受信する受信手段と、前記第2の電力モードにおいて、前記受信手段によって受信されたパケットがWS−Discoveryプロトコルに基づくパケットであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記パケットが前記WS−Discoveryプロトコルに基づくパケットであると判定された場合、XML形式で記述された後続データを解析する解析手段と、前記解析手段による解析結果に応じて、前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへの復帰を指示する指示手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、省電力状態の装置が、パケットを受信した場合に通常状態へ復帰すべきか否かの判断をより正確に行えるようになり、装置の省電力の効率を従来よりも著しく向上させることができる。
本発明を適用した情報処理装置を使用したネットワークシステムの構成を示す図 情報処理装置101のハードウェア構成を示すブロック図 (a)は情報処理装置101の主制御部200のソフトウェア構成を示すブロック図、(b)は情報処理装置101の副制御部210のソフトウェア構成を示すブロック図 SLPによる復帰パケットパターンを示した図 WS−Discoveryパケットの固定パターンを示した図 Resolveコマンドの例 Probeコマンドの例 スリープ制御部302の処理を示すフローチャート 復帰情報の例 復帰判定部313が行う処理を示すフローチャート 処理結果の例 XML処理部314の処理を示すフローチャート スリープ制御部302の処理を示すフローチャート
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
(第一の実施例)
図1は本発明を適用した情報処理装置を使用したネットワークシステムの構成を示す図である。情報処理装置101とホストコンピュータ102がネットワーク103を介して接続され、相互に通信可能となっている。ネットワーク103はLAN(Local Area Network)に限らずWANやインターネットであってもよい。又は有線の通信ネットワークに限らず無線によるネットワークであっても構わない。また、このネットワーク103上には情報処理装置101やホストコンピュータ102以外のその他の装置が接続されていてもよい。
図2は情報処理装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。本実施例では、情報処理装置101がスキャナやプリンタを備えた複合機である場合を例に説明するが、情報処理装置101は単体のプリンタやスキャナ、ファクシミリ装置であってもよく、又はPC等の装置であっても構わない。
情報処理装置101はMainCPU201が制御する主制御部200と、SubCPU211が制御する副制御部210を持ち、主制御部200と副制御部210は不図示のPCIインターフェースを介してPCIバスにより接続されている。主制御部200は読取制御部204や印刷制御部205を制御し、情報処理装置としてスキャン、プリント、コピーといった機能を実現する。即ち情報処理装置101は不図示のスキャナ部やプリンタ部を備えており、これらはそれぞれ読取制御部204、印刷制御部205に接続されている。これらの機能を制御するプログラムはROM202やHDD206に格納されており、情報処理装置が起動した際にRAM203に読み込まれ、MainCPU201により実行される。このように、情報処理装置101は、スキャンやプリントといった機能をネットワーク上にサービスとして提供し、ネットワーク上のホストコンピュータ102は、情報処理装置101が提供するサービスをネットワーク103を介して利用することができる。
副制御部210はLAN制御部214を介してネットワークパケットの送受信を制御するNIC(Network Interface Card)である。また、副制御部210は、情報処理装置が省電力状態に移行した後に通常状態への復帰制御を行うための最低限の機能を実現する。これらの機能を制御するプログラムはROM212に格納されており、情報処理装置が起動した際にRAM213に読み込まれ、SubCPU211により実行される。後述するように、情報処理装置を省電力状態から復帰させるための条件となる情報は主制御部200から副制御部210に送信され、RAM203に格納される。
電源制御部220は、情報処理装置101の各ブロックへの電力供給を制御し、特に、主制御部200への電力供給を停止し省電力状態に移行させることにより装置全体としての消費電力を抑えることが可能である。即ち、本実施例の情報処理装置において、通常状態とは電源制御部220によって主制御部200と副制御部210の両方に電力が供給されている状態である。省電力状態とは電源制御部220によって主制御部200には電力が供給されず、副制御部210のみに電力が供給されている状態である。
図3(a)は情報処理装置101の主制御部200のソフトウェア構成を示すブロック図である。各ブロックに示すソフトウェアはすべてMainCPU201により並行して実行される。
通常制御部301は、情報処理装置が通常状態(省電力状態ではない状態)の際に各種動作を制御する。即ち、情報処理装置が提供するスキャンやプリント、コピーといった機能の動作を制御する。復帰情報管理部303は省電力状態から通常状態へ復帰する条件についての情報をROM202又はHDD206に保持し、管理する。スリープ制御部302は、復帰情報管理部303によって管理された復帰条件情報を取得しMain−SubCPU通信部304に送信した後、電源制御部220に省電力状態への移行を指示する。Main−SubCPU通信部304は、Sub−Main通信部311と通信を行い、副制御部210との情報の送受信を行う。
図3(b)は情報処理装置101の副制御部210のソフトウェア構成を示すブロック図である。各ブロックに示すソフトウェアはすべてSubCPU211により並行して実行される。
Sub−MainCPU通信部311はMain−Sub通信部304と通信を行い、主制御部200との情報の送受信を行う。復帰情報保持部312は復帰情報管理部303からSub−MainCPU通信部311を介して復帰条件情報を受信し、ROM212又はRAM213上に保持する。復帰判定部313はネットワーク送受信部315から受信したパケットを解析し、復帰情報保持部312によって保持されている情報に基づき、情報処理装置を通常状態へ復帰させるかどうかを判定する。また復帰判定部313は後述するように、復帰判定にXMLデータの解析が必要であった場合には受信したパケットをXML処理部314に送信し、その処理結果をもとに判定を行う。XML処理部314はXMLデータを解析し、解析結果を復帰判定部313に送信する。XML処理部314はXMLパーサ機能を持っており、XMLデータから、XML名前空間名や要素名で指定された値を取り出すことが可能である。
通常状態においては、ネットワーク送受信部315が受信したパケットはそのままSub−MainCPU通信部311を介して主制御部200に渡される。一方省電力状態においてはネットワーク送受信部315が受信したパケットは、復帰判定部313に渡される。
次に、情報処理装置101が省電力状態から復帰するためのパケットについて説明する。本実施例では、情報処理装置はSLP(Service Location Protocol)とWS−Discoveryの2種類のネットワーク通信プロトコル(以下、プロトコル)によって送信されたパケットを受信すると通常状態に復帰するものとする。
尚、SLPの仕様はRFC2608、WS−Discoveryの仕様は「http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/04/discovery/」で定義されている。どちらもUDP(User Datagram Protocol)パケットをマルチキャスト送信することによって送信され、ネットワーク上の装置を検索するために使用することができる。UDPパケットは、Etherヘッダに続いてIPヘッダ、UDPヘッダが存在し、その後ろにアプリケーションデータが続く構造となっている。
本実施例において情報処理装置101は、省電力状態においてネットワーク送受信部315が受信したパケットが、省電力状態から復帰する必要があるパケットか否かを判断する。そこで情報処理装置101は、予め決められた固定のパケットパターン(固定パターン)を保持する。この固定パターンは復帰情報管理部303によって管理され、情報処理装置101が省電力状態に移行する際に副制御部210に渡され、復帰情報保持部312によって保持される。復帰情報保持部312は、複数の固定パターンを保持する。複数の固定パターンの中には、受信したパケットがSLPによる復帰パケットであるか否かを判断するための固定パターン、WS−Discoveryパケットであるか否かを判断するための固定パターンが含まれる。後述するように、副制御部210の復帰判定部313は、受信したパケットとこれらの固定パターンとを比較し、そのパケットがSLPによる復帰パケットであるか否かや、WS−Discoveryパケットであるか否かを判断する。
図4は、SLPによる復帰パケットを示す固定パターンを表した図である。まず、図中401〜405は、SLPパケットであることを示すパターンである。SLPパケットであれば、宛先MACアドレス401のデータは「01 00 5e 7f ff fd」となる。またフレームタイプ402のデータは「08 00」となる。またプロトコル番号403のデータは「17」となる。また宛先IPアドレス404のデータは「239.255.255.253」となる。また宛先ポート番号405のデータは「427」となる。
宛先MACアドレス401のデータは、受信パケットの先頭から1〜6Byte目に表される。フレームタイプ402のデータは、受信パケットの先頭から13〜14Byte目に表される。プロトコル番号403のデータは、受信パケットの先頭から24Byte目に表される。宛先IPアドレス404のデータは、受信パケットの先頭から31〜34Byte目に表される。宛先ポート番号405のデータは、受信パケットの先頭から37〜38Byte目に表される。従って復帰判定部313は、受信パケットの各項目についての先頭からの位置に存在するデータがこの固定パターンのデータと一致した場合は、そのパケットはSLPパケットであると判断する。
更に、図中406〜408は、SLPによる復帰パケットであることを示すパターンである。SLP復帰パケットであれば、version406のデータは「2」となる。またservice type407のデータは「wakeup」となる。またscope408のデータは「abcde」となる。
version406のデータは、受信パケットの先頭から43Byte目に表される。service type407のデータは、受信パケットの先頭から63〜68Byte目に表される。scope408のデータは、受信パケットの先頭から71〜75Byte目に表される。従って、復帰判定部313は、受信パケットの各項目(401〜408)についての先頭からの位置に存在するデータがこの固定パターンのデータと一致した場合は、そのパケットはSLPによる復帰パケットであると判断する。
このように、情報処理装置101が省電力状態において図4の固定パターンと一致するパケットを受信した場合には、情報処理装置101は通常状態に復帰することになる。なお、このSLPによる復帰パケットパターンは、単に省電力状態の情報処理装置を通常状態に復帰させるために使用するものであり、情報処理装置は受信したSLPパケットに対してなんらかの応答を返す必要はない。
次にWS−Discoveryパケットを示す固定パターンについて説明する。図5は、WS−Discoveryパケットを示す固定パターンを表した図である。まず、図中501〜505は、WS−Discoveryパケットであることを示すパターンである。WS−Discoveryパケットであれば、宛先MACアドレス501のデータは「01 00 5e 7f ff fa」となる。またフレームタイプ502のデータは「08 00」となる。またプロトコル番号503のデータは「17」となる。また宛先IPアドレス504のデータは「239.255.255.250」となる。また宛先ポート番号505のデータは「3702」となる。
宛先MACアドレス501のデータは、受信パケットの先頭から1〜6Byte目に表される。フレームタイプ502のデータは、受信パケットの先頭から13〜14Byte目に表される。プロトコル番号503のデータは、受信パケットの先頭から24Byte目に表される。宛先IPアドレス504のデータは、受信パケットの先頭から31〜34Byte目に表される。宛先ポート番号505のデータは、受信パケットの先頭から37〜38Byte目に表される。従って復帰判定部313は、受信パケットの各項目についての先頭からの位置に存在するデータがこの固定パターンのデータと一致した場合は、そのパケットはWS−Discoveryパケットであると判断する。
上述したように、受信パケットがSLPパケットであった場合には、図4の固定パターンに基づいて401〜408のデータが比較される。しかしながら、WS−Discoveryパケットの場合、SLPパケットと異なり、後続のパケットのデータはXMLで記述されたデータであり、先頭からの位置を特定することはできない。つまり、後続のパケットに関して固定パターンを用いて判断することができない。そのため、受信したパケットがWS−Discoveryパケットであると判断された場合には、後続のパケットのデータは後述するようにXMLパーサに渡してからその内容を解析し、情報処理装置を省電力状態から復帰させるべきか否かの最終判断を行う。
WS−Discoveryのプロトコルで規定されるコマンドの中で、本実施例で使用するのは「Resolve」コマンドと「Probe」コマンドである。Resolveコマンドはネットワーク上で特定のUUID (Universally Unique Identifier)を持つ装置を検索する際に使用される。Resolveコマンドを受信した装置は、指定されたUUIDを自装置が持っていた場合にはResolveMatch応答をユニキャストで返す必要がある。なおUUIDが重複することはないため、Resolveコマンドに対して応答する装置は1個だけである。
Probeコマンドはネットワーク上で特定のサービスタイプを持つ装置を検索する際に使用される。サービスタイプの例としてはプリントサービスを示す「Printer」やスキャンサービスを示す「Scanner」等である。Probeコマンドを受信した装置は指定されたサービスタイプを自装置が持っていた場合にはProbeMatch応答をユニキャストで返す必要がある。Probeコマンドに対しては指定されたサービスタイプを持つすべての装置が応答する。
図6は本実施例におけるWS−Discoveryパケットに含まれるResolveコマンドの例である。図6の中で、<wsd:Resolve>という要素602がResolveコマンドであることを示している。なおXMLの規定に従い、空白や改行はあってもなくても意味は同じである。同様にプレフィックスの「wsd:」という文字列は名前空間宣言601で定義されるものであり、名前空間が同じである限り任意の文字列が使用可能である。つまり、WS−Discoveryで規定されるResolveコマンドであるかどうかはXMLの名前空間宣言を解釈してからでないと判断ができず、事前に固定で文字列を記憶しておくことはできない。また、検索対象となるデバイスのUUIDは<wsa:EndpointReference>要素603で指定される。この要素の値が、自装置が持つUUIDと一致した場合には、情報処理装置101は省電力状態から復帰すると判断する。
図7は本実施例におけるWS−Discoveryパケットに含まれるProbeコマンドの例である。図7の中で、<wsd:Probe>という要素701がProbeコマンドであることを示している。なおもちろん上述したXMLとしての規定はProbeコマンドでも適用される。即ち、空白や改行はあってもなくても意味は同じである。同様にプレフィックスの「wsd:」という文字列は名前空間宣言で定義されるものであり、名前空間が同じである限り任意の文字列が使用可能である。つまり、WS−Discoveryで規定されるProbeコマンドであるかどうかはXMLの名前空間宣言を解釈してからでないと判断ができず、事前に固定で文字列を記憶しておくことはできない。また、検索対象となるサービスタイプは<wsd:Types>要素702で指定される。この要素の値が、自装置が持つサービスタイプと一致した場合には、情報処理装置101は省電力状態から復帰すると判断する。
次に、主制御部200が通常状態から省電力状態に移行する際のスリープ制御部302の処理について図8のフローチャートを用いて説明する。図8の各ステップは、ROM202に格納されたプログラムに従って、情報処理装置101のMainCPU210によって実行される。
スリープ制御部302はS801において、情報処理装置101上の操作パネル(不図示)の操作やネットワークを介した印刷ジョブ投入などが行われてから経過した時間を監視し、一定時間経過したか否かを判定する。一定時間経過する前に次の操作やジョブの投入が行われた場合にはタイマーをリセットし、再び時間の経過を監視する。一方、S801において一定時間が経過したと判定された場合にはS802に進む。S802において、スリープ制御部302は復帰条件管理部303によって保持されている復帰情報を取得し、Main−SubCPU通信部304に送信する。ここで使用する復帰情報については後述する。その後S803において、スリープ制御部302は電源制御部220に省電力状態に移行するよう指示を送信し、処理を終了する。そして電力制御部220は、主制御部200への給電を停止する。
図9はスリープ制御部302が図8のフローチャートのS802においてMain−SubCPU通信部304に送信する復帰情報を示した図である。901は情報処理装置101のIPアドレスである。902はSLPによる復帰パケットを受信した際に復帰を行うかどうかを示す情報である。903はWS−Discoveryパケットを受信した際に復帰を行うかどうかを示す情報である。本実施例では、どちらのパケットを受信した場合でも省電力状態からの復帰を行う設定のため、902と903は「ON」となっている。902と903の値は、情報処理装置101の管理者などのユーザが任意に変更できたり設定できてもよい。904は情報処理装置101が持つUUIDの値である。UUIDは機器固有の値であり、電源OFF/ONで変化することはない。905は情報処理装置101が提供するサービスのタイプである。本実施例の情報処理装置101は、プリントサービスとスキャンサービスを提供可能であるため、905には「Printer」「Scanner」が記述されている。906は固定パターンであり、情報処理装置101を省電力状態から復帰させるか否かを判定するために用いられる。本実施例の復帰情報には、WS−Discoveryパケットであるか否かを判断するための固定パターンと、SLPによる復帰パケットであるか否かを判断するための固定パターンの2種類の固定パターン(第一の固定パターン、第二の固定パターン)が含まれている。Main−SubCPU通信部304は、スリープ制御部302から受信した復帰情報をSub−MainCPU通信部311に送信し、復帰情報保持部312は、受信した復帰情報をRAM213(又はROM212)上に保持する。
情報処理装置101が省電力状態にある場合に復帰判定部313が行う処理について図10のフローチャートを用いて説明する。図10の各ステップは、ROM212に格納されたプログラムに従って、情報処理装置101のSubCPU210によって実行される。
復帰判定部313はS1001において、ネットワーク送受信部315がネットワーク103から受信したパケットを取得する。そしてS1002において、復帰判定部313はSLPによる復帰パケットでの復帰を行う設定になっているか否かを判断する。即ち、復帰情報保持部312によって保持されている復帰情報(図9)の902を参照し、ONになっている場合にはSLPによる復帰パケットでの復帰を行うと判断し、OFFになっている場合には復帰を行わないと判断する。判断の結果、SLPによる復帰パケットでの復帰はしないと判断した場合はS1004に進む。SLPによる復帰パケットでの復帰をすると判断した場合はS1003に進む。
S1003において、復帰判定部313はS1001で受信したパケットと、図4で示したSLPによる復帰パケットの固定パターンとを比較し、受信したパケットがSLPによる復帰パケットの固定パターンと一致するかどうか判定する。即ち、上述したように、受信したパケットが図4の401〜408のデータを含んでいるか否かを判定する。S1003における判定の結果、一致すると判定された場合はS1013に進み、復帰判定部313は電源制御部220に復帰指示を送信する。そしてS1010において復帰判定部313はS1001で受信したパケットを破棄して処理を終了する。
S1003の判定の結果、一致しないと判定された場合はS1004に進み、復帰判定部313はWS−Discoveryパケットでの復帰を行うかどうかを判断する。即ち、復帰情報保持部312によって保持されている復帰情報(図9)の903を参照し、ONになっている場合にはWS−Discoveryパケットでの復帰を行うと判断し、OFFになっている場合には復帰を行わないと判断する。判定の結果、WS−Discoveryパケットでの復帰はしないと判断された場合はS1010に進みS1001で受信したパケットを破棄して処理を終了する。S1004の判断の結果、WS−Discoveryパケットでの復帰を行うと判定した場合はS1005に進む。
S1005において、復帰判定部313は、S1001で受信したパケットがWS−Discoveryパケットであるか否かを判定する。即ち復帰判定部313は、S1001で受信したパケットと図5で示したWS−Discoveryパケットの固定パターンとを比較し、受信したパケットがWS−Discoveryパケットの固定パターンと一致するかどうかを判定する。具体的には受信したパケットが図5の501〜505のデータを含んでいるか否かを判定する。S1005における判定の結果、一致しないと判定された場合はS1010に進みS1001で受信したパケットを破棄して処理を終了する。一方、一致すると判定された場合はS1006に進み、復帰判定部313は、後続のパケットのデータをXML処理部314に送信する。受信したパケットがWS−Discoveryパケットである場合、後続のパケットはXMLデータであり、XML処理部314において解析する処理を行う必要があるからである。
その後S1107において、復帰判定部313はXML処理部314からXMLデータの解析処理の結果を受信する。図11は、XML処理部314から受信する解析処理の結果の例を示した図である。1101は解析されたWS−Discoveryのコマンドであり、Resolve/Probe/不明の3種類のいずれかが記述される。1102は自装置のUUIDを検索するResolveであった場合と、自装置が持つサービスタイプを検索するProbeであった場合にYesとなり、それ以外はNoとなる。
S1108において、復帰判定部313は受信した解析処理結果を参照し、XMLデータが自装置を検索するResolveコマンドであったかどうかを判定する。具体的には、復帰判定部313は、受信した解析処理結果の1101に「Resolve」が記述されていればResolveコマンドであったと判定する。更に、1102に「Yes」が記述されていれば自装置がXMLデータに記述された検索条件に合致したと判定する。即ち、解析処理結果の1101に「Resolve」が記述され、尚且つ1102に「Yes」が記述されていれば、XMLデータが自装置を検索するResolveコマンドであったと判定される。
S1108の判定の結果、自装置を検索するResolveコマンドであった場合はS1011に進み、復帰判定部313は電源制御部220に復帰指示を送信する。そしてS1012において復帰判定部313は、受信したパケット全体をSub−MainCPU通信部311に送信し、処理を終了する。この結果、受信したパケット全体が主制御部200へ送られ、主制御部200においてXMLデータの解析処理が再び行われる。そしてXMLデータに対する応答データ(応答XMLデータ)が生成される。尚、ここで副制御部210において受信したXMLデータに対する応答データ(応答XMLデータ)を生成しない理由は、副制御部210が備えるXML処理部314がXMLデータを生成する機能を備えないからである。即ち、副制御部210には、XMLを解釈する機能のみを有する簡易なソフトウェアを実装することで、省電力状態時に必要な電力を少なくしている。
S1108の判定の結果、自装置を検索するResolveではないと判定した場合はS1009に進む。S1009において復帰判定部313は、解析処理結果が、自装置が持つサービスを検索するProbeコマンドであったかどうかを判定する。具体的には、復帰判定部313は、受信した解析処理結果の1101に「Probe」が記述されていればProbeコマンドであったと判定する。更に、1102に「Yes」が記述されていれば自装置がXMLデータに記述された検索条件に合致したと判定する。即ち、解析処理結果の1101に「Probe」が記述され、尚且つ1102に「Yes」が記述されていれば、XMLデータが自装置を検索するProbeコマンドであったと判定される。
S1109判定の結果、自装置のサービスを検索するProbeコマンドであった場合はS1011に進み、復帰判定部313は電源制御部220に復帰指示を送信する。そしてS1012において復帰判定部313は、受信したパケット全体をSub−MainCPU通信部311に送信し、処理を終了する。
S1012の処理の後、Sub−MainCPU通信部311はMain−SubCPU通信部304に受信したパケット全体を送信し、その結果、受信したパケット全体が主制御部200において処理されることになる。
図12は、XML処理部314の処理を示すフローチャートである。図12のフローチャートは、図10のS1006において復帰判定部313から送られたXMLデータをXML処理部314が受信した際に実行される。図12の各ステップは、情報処理装置101のSubCPU210によって実行される。
XML処理部314はS1201において、復帰判定部313からXMLデータを受信する。次にS1202において、XML処理部314は復帰情報保持部312から復帰情報を取得する。その後S1203において、XML処理部314は受信したXMLデータを解析し、XMLデータの中にResolve要素が存在するかを判定する。その際名前空間名としては、「http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/04/discovery」を指定する。Resolve要素が存在した場合はS1204に進み、XML処理部314は処理結果のコマンドの値を「Resolve」とする。
その後S1205において、XML処理部314はXMLデータの中のEndpointReference要素の値を取得する。その際名前空間名としては、「http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/08/addressing」を指定する。そしてS1206において、XML処理部314は取得したEndpointReferenceの値と復帰情報のUUIDの値904が一致するかどうか判定する。一致した場合は、S1207において処理結果の自機情報の値を「Yes」とする。一致しない場合は、S1208において処理結果の自機情報の値を「No」とする。その後S1209に進み、XML処理部314は処理結果を復帰判定部313に送信して処理を終了する。
S1203の判定において、Resolve要素が存在しなかった場合はS1210に進み、XML処理部314はXMLデータの中にProbe要素が存在するかを判定する。その際名前空間名としては、「http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/04/discovery」を指定する。Probe要素が存在した場合はS1211に進み、XML処理部314は処理結果のコマンドの値を「Probe」とする。その後S1212において、XML処理部314はXMLデータの中のTypes要素の値を取得する。その際名前空間名としては、「http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/04/discovery」を指定する。そしてS1213において、XML処理部314は取得したTypesの値の中に復帰情報のサービスタイプの値905と一致するものがあるかどうか判定する。一致するものがあった場合は、S1207において処理結果の自機情報の値を「Yes」とする。一致するものがなかった場合は、S1208において処理結果の自機情報の値を「No」とする。その後S1209に進み、XML処理部314は処理結果を復帰判定部313に送信して処理を終了する。
S1210においてProbe要素が存在しなかった場合はS1214に進み、XML処理部314は処理結果のコマンドの値を「不明」とする。その後S1209に進み、XML処理部314は処理結果を復帰判定部313に送信して処理を終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、情報処理装置が省電力状態においてパケットを受信した際に、パケットが送信されたプロトコルの種類に応じて必要な処理を行う。即ち、必要に応じて後続のXMLデータを解析して、解析結果に応じて通常状態に復帰させるか否かを切り替える。つまり、従来のように特定のパターンに一致するパケットかどうかのみをチェックするだけでは判断できないようなパケットに対しても、通常状態に復帰するか否かの判断が行えるようになる。従って、パケットを受信した場合に通常状態へ復帰すべきか否かの判断をより正確に行えるようになり、情報処理装置の省電力の効率が従来よりも著しく向上する。また、XMLデータの解析が必要ないパケット、即ち特定のパターンに一致するか否かのみによって判断することができるパケットについては、余計な処理は行わず、効率よく通常状態に復帰するか否かの判断を行うことができる。
(第二の実施例)
次に第二の実施例について説明する。本実施例においては、情報処理装置101は縮退動作が可能であるものとする。縮退動作とは一般に、一部の機能が動作不可能になった場合であっても全体の動作は停止せずに、動作可能な機能のみで動作を継続することである。本情報処理装置101は、例えば不図示のスキャナが故障し原稿の読取動作ができなくなった場合でも装置全体を停止せず、ネットワークを介してホストコンピュータ102から印刷データを受信し、印刷を行うことが可能となっている。
そして、省電力状態に移行する際に現在の縮退状況を確認し、動作可能であるサービスタイプを検索するProbeのみに反応して通常状態へ復帰するようにすることにより、省電力状態を維持できる可能性をさらに高めることができる。
なお、以降の説明においては第一の実施例との差分のみ説明し、同じ動作を行う部分については説明を省略する。
まず、本実施例における情報処理装置101は、主制御部200のソフトウェア構成が第一の実施例の情報処理装置101と異なる。即ち、本実施例における情報処理装置101の主制御部200は更に、縮退状況管理部を備える。縮退状況管理部はMainCPU201により実行される。縮退状況管理部1401は情報処理装置101の現在の縮退状況を保持する。
次に本実施例において、主制御部200が省電力状態に移行する際のスリープ制御部302の処理について図13のフローチャートを用いて説明する。図13の各ステップは、MainCPU201によって実行される。
スリープ制御部302はS1301において、情報処理装置101上の操作パネル(不図示)の操作やネットワークを介した印刷ジョブ投入などが行われてから経過した時間を監視し、一定時間経過したか否かを判定する。一定時間経過する前に次の操作やジョブの投入が行われた場合にはタイマーをリセットし、再び時間の経過を監視する。一方、S1301において一定時間が経過したと判定された場合にはS1302に進む。S1302において、スリープ制御部302は縮退状況管理部から現在の縮退状況を取得する。つまり、現在情報処理装置101が提供可能なサービスのタイプを示す情報を取得する。次にS1303において、スリープ制御部302は復帰条件管理部303から復帰情報を取得し、S1302で取得した縮退状況に応じて復帰情報を修正し、Main−SubCPU通信部304に送信する。一例として、本来プリントサービスとスキャンサービスが利用可能であり復帰条件管理部303にその2つが保持されていたとしても、スキャナ故障中には、復帰情報として図10の1005にはPrinterのみが記述される。その後S1304において、スリープ制御部302は電源制御部220に省電力状態に移行するよう指示を送信し処理を終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、第一の実施例に比べて更に情報処理装置101の現在の状態を考慮した上で、通常状態に復帰すべきか否かを判断することができる。つまり、情報処理装置101が現在提供可能なサービスが何であるかを省電力状態に移行する度にチェックし、その内容を副制御部に保持させるようにする。これにより、より効率的に省電力状態を維持することができるようになり、情報処理装置の省電力の効率が更に向上する。
(その他の実施例)
上記実施例におけるSLPやWS−Discoveryは、情報処理装置が処理可能な複数のプロトコル(第一のプロトコル、第二のプロトコル)の一例であり、これ以外のプロトコルであってもよい。例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)等であってもよい。また、上記実施例におけるXMLデータは、データ記述言語の一例であり、HTMLデータ等のその他のデータ記述言語であってもよい。
更に、上記実施例では、主制御部と副制御部が1つの情報処理装置内に物理的に内蔵されている場合を例に説明したが、主制御部と副制御部が物理的に別の筐体に内蔵されていてもよい。この場合、主制御部と副制御部は所定のインターフェース(USB、セントロニクスI/F、LAN等)によって直接接続され、主制御部と副制御部によって1つの情報処理システムを形成するように構成される。
また、本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(コンピュータプログラム)を画像処理装置や情報処理装置等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
200 主制御部
210 副制御部
201 MainCPU
211 SubCPU
220 電源制御部

Claims (10)

  1. 第1の電力モードと当該第1の電力モードよりも消費電力が小さい第2の電力モードのいずれかで動作可能な情報処理装置であって、
    ネットワークを介して送信されたパケットを受信する受信手段と、
    前記第2の電力モードにおいて、前記受信手段によって受信されたパケットがWS−Discoveryプロトコルに基づくパケットであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記パケットが前記WS−Discoveryプロトコルに基づくパケットであると判定された場合、XML形式で記述された後続データを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に応じて、前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへの復帰を指示する指示手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記受信手段によって受信されたパケットが予め定められた第一の固定パターンに合致した場合、当該パケットが前記WS−Discoveryプロトコルに基づくパケットであると判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受信手段によって受信されたパケットが前記第一の固定パターンとは異なる第二の固定パターンに合致した場合、前記解析手段が解析を行うことなく、前記指示手段が前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへの復帰を指示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第二の固定パターンは、SLPによる復帰パケットを示すパターンであることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記解析手段による解析は、前記XML形式で記述された後続データによって示されるサービスを自装置が提供できるか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記サービスを自装置が提供できる場合、前記指示手段は前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへの復帰を指示し、前記サービスを自装置が提供できない場合、前記指示手段は前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへの復帰を指示しないことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の電力モードにおいて前記情報処理装置を制御する主制御部と、
    前記ネットワークに接続される副制御部と、
    前記第1の電力モードでは、前記主制御部と副制御部に電力を供給し、前記第2の電力モードでは、前記主制御部に電力を供給せず前記副制御部に電力を供給する電源制御手段とを更に有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記主制御部は、前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行する際に、前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに復帰するための条件を示す復帰情報を前記副制御部に送信することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 第1の電力モードと当該第1の電力モードよりも消費電力が小さい第2の電力モードのいずれかで動作可能な情報処理装置の制御方法であって、
    ネットワークを介して送信されたパケットを受信する受信ステップと、
    前記第2の電力モードにおいて、前記受信ステップによって受信されたパケットがWS−Discoveryプロトコルに基づくパケットであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって前記パケットが前記WS−Discoveryプロトコルに基づくパケットであると判定された場合、XML形式で記述された後続データを解析する解析ステップと、
    前記解析ステップによる解析結果に応じて、前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへの復帰を指示する指示ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. 請求項に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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