JP5370137B2 - カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジに関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置において、装置本体に対して現像カートリッジを着脱可能に装着したものが知られている。
現像カートリッジには、現像ローラと、現像ローラにトナーを供給するための供給ローラとが備えられている。現像カートリッジが装置本体に装着されると、装置本体内に設けられている感光ドラムに現像ローラが接触する。
現像カートリッジの現像フレームにおいて、その一側壁の外側には、導電性樹脂からなる電極部材が配置されている。電極部材は、現像ローラの軸端部および供給ローラの軸端部に共通して接続されている。装置本体内には、電極部材に対応して、給電のための端子が設けられており、現像カートリッジが装置本体に装着されると、電極と端子とが接続される。これにより、現像ローラおよび供給ローラに同じ大きさのバイアスが供給される。
感光ドラムの回転に伴って、感光ドラムに形成された静電潜像が現像ローラに対向すると、現像ローラと感光ドラムとの間の電位差により、現像ローラから静電潜像にトナーが供給される。これにより、静電潜像がトナー像に現像される。そして、そのトナー像が用紙に転写されることにより、用紙への画像の形成が達成される。
特開2007−102152号公報
導電性樹脂は、樹脂材料にカーボン粉末などを添加することにより形成される。そのため、導電性樹脂は、カーボン粉末などの不純物を含まない樹脂材料と比較して、その構造が脆く、耐衝撃性が低い。
電極部材が現像フレームの外側に配置されているので、現像カートリッジの交換時などに現像カートリッジが落下した場合、電極部材が床面に衝突し、その衝撃で電極部材が破損するおそれがある。
本発明の目的は、導電性樹脂からなる電極(第1電極)の破損を防止することができる、カートリッジを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明は、画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、筐体と、前記筐体の両側壁の対向方向に延びる第1軸を有する第1回転体と、導電性樹脂からなり、前記対向方向一方側の一側壁に対して外側に設けられ、前記第1軸と電気的に接続される第1電極と、前記第1電極に対して外側に設けられ、前記第1軸を回転可能に保持する軸受部材とを備えていることを特徴としている。
本発明によれば、カートリッジの筐体は、互いに対向する1対の側壁を有している。また、カートリッジには、第1軸を有する第1回転体が設けられている。第1軸は、両側壁の対向方向に延びている。一方の側壁の外側には、導電性樹脂からなる第1電極が設けられている。第1電極は、第1軸と電気的に接続されている。また、第1電極の外側には、第1軸を回転可能に保持する軸受部材が設けられている。
第1電極の外側に軸受部材が設けられているので、カートリッジが誤って落下した場合、軸受部材が床面に衝突し、第1電極は床面に衝突しない。よって、導電性樹脂からなる第1電極の破損を防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る現像カートリッジを備えるプリンタの側断面図である。 図2は、現像カートリッジの平面図である。 図3は、現像カートリッジの側面図である。 図4は、図3に示す切断線IV-IVにおける現像カートリッジの断面図である。 図5は、現像カートリッジの斜視図である。 図6は、現像カートリッジの斜視図であり、図5に示す状態から現像電極が取り外された状態を示す。 図7は、現像カートリッジの斜視図であり、図6に示す状態から左側軸受部材が取り外された状態を示す。
以下では、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2を備えている。
本体ケーシング2内の中央部には、プロセスカートリッジ3が設けられている。プロセスカートリッジ3は、本体ケーシング2の一方側壁に設けられたフロントカバー4を介して、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着される。
なお、以下の説明において、本体ケーシング2におけるフロントカバー4が設けられている側を前側とし、その反対側を後側とする。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。また、後述する現像カートリッジ32については、本体ケーシング2に装着された状態を前後左右の基準とする。
プロセスカートリッジ3は、ドラムカートリッジ31と、そのドラムカートリッジ31に着脱自在に装着されるカートリッジの一例としての現像カートリッジ32とを備えている。
ドラムカートリッジ31には、感光ドラム6が回転可能に設けられている。また、ドラムカートリッジ31には、帯電器7および転写ローラ9が設けられている。
感光ドラム6は、図1の紙面に垂直な方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。
帯電器7は、スコロトロン型帯電器であり、感光ドラム6の周面に対して間隔を空けて対向配置されている。
現像カートリッジ32は、トナーを収容する筐体の一例としての現像筐体10と、現像筐体10に回転可能に保持された第2回転体の一例としての現像ローラ11とを備えている。現像ローラ11は、その周面の一部が現像筐体10から露出している。そして、現像カートリッジ32は、現像ローラ11の周面が感光ドラム6の周面と接触するように配置されている。また、現像カートリッジ32は、現像筐体10に回転可能に保持された第1回転体の一例としての供給ローラ37と、現像筐体10に回転可能に保持され、現像筐体10内に収容されたトナーを攪拌するためのアジテータ25とを備えている。
転写ローラ9は、感光ドラム6の下方において、感光ドラム6の回転軸線と平行な軸線を中心に回転可能に設けられ、その周面が感光ドラム6の周面に接触するように配置されている。
本体ケーシング2内において、プロセスカートリッジ3の上方には、レーザなどを備える露光器5が配置されている。
画像形成時には、感光ドラム6が図1における時計回りに一定速度で回転される。感光ドラム6の回転に伴って、感光ドラム6の周面(表面)は、帯電器7からの放電により、一様に帯電される。一方、プリンタ1に接続されたパーソナルコンピュータ(図示せず)から受信する画像データに基づいて、露光器5からレーザビームが出射される。レーザビームは、帯電器7と現像カートリッジ32との間を通り、一様に正帯電された感光ドラム6の周面に照射される。これにより、感光ドラム6の周面が選択的に露光され、その露光された部分から電荷が選択的に除去されて、感光ドラム6の周面に静電潜像が形成される。感光ドラム6の回転により、静電潜像が現像ローラ11に対向すると、現像ローラ11から静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光ドラム6の周面にトナー像が形成される。
本体ケーシング2の底部には、用紙Pを収容する給紙カセット12が配置されている。給紙カセット12の上方には、給紙カセット12から用紙を送り出すためのピックアップローラ13が設けられている。
また、本体ケーシング2内には、側面視S字状の搬送路14が形成されている。この搬送路14は、給紙カセット12から感光ドラム6と転写ローラ9との間を経由して、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ15に至る。搬送路14上には、互いに対向配置される分離ローラ16および分離パッド17、1対の給紙ローラ18、1対のレジストローラ19ならびに1対の排紙ローラ20が設けられている。
給紙カセット12から送り出された用紙Pは、分離ローラ16と分離パッド17との間を通過し、その際に1枚ずつに捌かれる。その後、用紙Pは、給紙ローラ18により、レジストローラ19に向けて搬送される。そして、その用紙Pは、レジストローラ19によるレジスト後に、レジストローラ19により、感光ドラム6と転写ローラ9との間に向けて搬送される。
感光ドラム6の周面上のトナー像は、感光ドラム6の回転により、感光ドラム6と転写ローラ9との間を通過する用紙Pと対向したときに、転写ローラ9により電気的に引き寄せられて、用紙Pに転写される。
搬送路14上には、転写ローラ9に対して用紙Pの搬送方向の下流側に、定着器21が設けられている。トナー像が転写された用紙Pは、搬送路14を搬送されて、定着器21を通過する。定着器21では、加熱および加圧により、トナー像が画像となって用紙Pに定着される。
このプリンタ1は、動作モードとして、用紙Pの片面に画像(トナー像)を形成する片面モードと、用紙Pの一方面に画像を形成した後、その用紙Pの一方面と反対の他方面に画像を形成する両面モードとを有している。
片面モードでは、一方面に画像が形成された用紙Pは、排紙ローラ20により、排紙トレイ15に排出される。
両面モードを実現するための構成として、本体ケーシング2内には、反転搬送路22が形成されている。反転搬送路22は、排紙ローラ20の近傍から搬送路14と給紙カセット12との間を延び、搬送路14における給紙ローラ18とレジストローラ19との間の部分に接続されている。反転搬送路22上には、1対の第1反転搬送ローラ23および1対の第2反転搬送ローラ24が設けられている。
両面モードでは、用紙Pの一方面に画像が形成された後、その用紙Pは、排紙トレイ15に排出されずに、反転搬送路22に送り込まれる。そして、用紙Pは、第1反転搬送ローラ23および第2反転搬送ローラ24により、反転搬送路22を搬送され、その表裏が反転されて、画像が形成されていない他方面が感光ドラム6の周面と対向する姿勢で搬送路14に送り込まれる。そして、用紙Pの他方面に画像が形成されることにより、用紙Pの両面への画像の形成が達成される。
2.現像カートリッジ
現像カートリッジ32の現像筐体10は、後側が開放されたボックス形状に形成されている。
図2に示すように、現像筐体10は、左右方向に対向する1対の側壁36を備えている。図2,3に示すように、両側壁36間には、上壁38および下壁39が架設されている。上壁38および下壁39は、現像筐体10の前端部で連結されている。この連結部分には、把持部40が設けられている。把持部40は、現像筐体10の前端部から前側上方に向けて延び、その途中部から屈曲して前方に延びる略L字状に形成されている。
現像ローラ11および供給ローラ37(図1参照)は、両側壁36間に回転可能に保持されている。
(1)現像ローラ
図2,3に示すように、現像ローラ11は、両側壁36の後端部間に配置されている。図4に示すように、現像ローラ11は、左右方向に延びる円筒状の現像ローラ本体45と、現像ローラ本体45の中心軸線に沿って延びる第2軸の一例としての現像ローラ軸46とを備えている。
現像ローラ軸46の両端部は、現像筐体10の両側壁36を貫通している。
(2)供給ローラ
図1に示すように、供給ローラ37は、現像ローラ11に対して前側下方の位置に配置されている。図4に示すように、供給ローラ37は、左右方向に延びる円筒状の供給ローラ本体55と、供給ローラ本体55の中心軸線に沿って延びる第1軸の一例としての供給ローラ軸56とを備えている。
供給ローラ本体55の周面は、現像ローラ本体45の周面に対して前側下方から接触している。
供給ローラ軸56の両端部は、現像筐体10の両側壁36を貫通している。
(3)軸受部材
右側の側壁36の外側には、軸受部材の一例としての右側軸受部材47が設けられている。現像ローラ軸46および供給ローラ軸56の右端部は、右側軸受部材47を介して、右側の側壁36に相対回転可能に支持されている。すなわち、右側軸受部材47は、現像ローラ軸46の右端部および供給ローラ軸56の右端部を一括して保持している。
図6に示すように、右側軸受部材47は、側面視略三角形状に形成されている。
右側軸受部材47には、現像ローラ軸46と左右方向に対向する位置に、軸挿通孔63が形成されている。現像ローラ軸46の右端部は、軸挿通孔63に挿通され、その先端が右側軸受部材47よりも外側(右側)に突出している。
また、右側軸受部材47には、2つのボス挿通孔61が形成されている。ボス挿通孔61は、軸挿通孔63に対して前側上方および後側下方の位置にそれぞれ形成されている。右側の側壁36には、各ボス挿通孔61に対応して、2つのボス62が突設されている。2つのボス62が各ボス挿通孔61に挿通されることにより、右側軸受部材47が右側の側壁36に位置決めされた状態で取り付けられる。
また、右側軸受部材47において、供給ローラ軸56と左右方向に対向する位置には、側面視円形状の軸受入部64が形成されている。軸受入部64は、図4に示すように、左側が開放される断面コ字状をなし、右側軸受部材47の本体部分よりも右方に突出している。軸受入部64の内面には、供給ローラ軸56の右側端部が挿入されている。
図4に示すように、左側の側壁36の外側には、左側軸受部材49,58が設けられている。
現像ローラ軸46の左端部は、左側軸受部材49を介して、左側の側壁36に相対回転可能に支持されている。
また、供給ローラ軸56の左端部は、左側軸受部材58を介して、左側の側壁36に相対回転可能に支持されている。
(4)ギヤ部
図2に示すように、現像カートリッジ32の左端部には、ギヤカバー42が取り付けられている。
図4に示すように、現像ローラ軸46の左端部は、ギヤカバー42から左方に突出しており、その突出した部分には、円筒状のカラー部材41が取り付けられている。また、供給ローラ軸56の左端部は、ギヤカバー42と左側の側壁36との間に配置されている。
現像ローラ軸46には、ギヤカバー42と左側の側壁36との間において、現像ローラギヤ50が相対回転不能に取り付けられている。現像ローラギヤ50には、現像カートリッジ32(プロセスカートリッジ3)が本体ケーシング2内に装着された状態で、現像ローラ11を駆動するための駆動力が入力される。
また、供給ローラ軸56には、ギヤカバー42と左側の側壁36との間において、供給ローラギヤ59が相対回転不能に取り付けられている。供給ローラギヤ59には、現像カートリッジ32(プロセスカートリッジ3)が本体ケーシング2内に装着された状態で、供給ローラ37を駆動するための駆動力が入力される。
3.現像ローラおよび供給ローラへの給電のための構成
図4に示すように、右側の側壁36の外側には、第2電極の一例としての現像電極48と、第1電極の一例としての供給電極57とが設けられている。
(1)現像電極
現像電極48は、導電性樹脂からなる。図3に示すように、現像電極48は、現像接続部70、第2突出部の一例としての現像突出部71および現像連結部72を一体的に備えている。
現像接続部70は、円筒形状をなしている。図4に示すように、現像接続部70の内側には、現像ローラ軸46における右側軸受部材47から右方に突出した部分が挿入されている。これにより、現像電極48は、現像ローラ軸46の周面に接し、現像ローラ軸46と電気的に接続されている。
図3に示すように、現像突出部71は、現像接続部70に対して後側上方の位置において、現像接続部70よりも左方に突出する板状に形成されている。
具体的には、現像突出部71の上面には、前後方向に延びる平面部85と、平面部85の後端部および前端部にそれぞれ連続する第1傾斜面86および第2傾斜面87とが形成されている。
平面部85は、側面視で現像ローラ軸46よりも上方の位置において、前後方向に延びている。
第1傾斜面86は、平面部85の後端部から連続して形成され、緩やかに湾曲しつつ下方に向けて延びる湾曲面をなしている。
第2傾斜面87は、平面部85の前端部から連続して形成され、前側下方に向けて一定勾配で延びる平面をなしている。
現像連結部72は、略前後方向に延びる板状に形成され、現像接続部70と現像突出部71とを連結している。また、現像連結部72には、ねじ孔(図示せず)が形成されている。このねじ孔を介して、ねじ73が右側の側壁36に螺着されることにより、現像電極48が現像カートリッジ32の現像筐体10に固定される。
現像カートリッジ32がドラムカートリッジ31に装着されたプロセスカートリッジ3の状態で、プロセスカートリッジ3が本体ケーシング2内に装着されると、本体ケーシング2内に設けられる本体側現像電極(図示せず)が現像突出部71に接続される。そして、本体側現像電極から現像突出部71に現像バイアスが入力されると、現像連結部72および現像接続部70を介して、現像バイアスが現像ローラ軸46に印加される。
(2)供給電極
供給電極57は、導電性樹脂からなる。図4に示すように、供給電極57は、供給ローラ軸56における右側軸受部材47と右側の側壁36との間の部分に取り付けられている。
図7に示すように、供給電極57は、供給接続部75、第1突出部の一例としての供給突出部76および供給連結部77を一体的に備えている。
図4に示すように、供給接続部75は、介在部78および接触部79により構成される。介在部78は、薄板状に形成され、右側軸受部材47と左側の側壁36との間に介在されている。また、接触部79は、介在部78から供給ローラ軸56に沿って左方に延びる円筒形状に形成されている。接触部79は、供給ローラ軸56の周面に接触している。これにより、供給電極57は、供給ローラ軸56と電気的に接続されている。
図3に示すように、供給突出部76は、供給接続部75に対して後側上方の位置において、供給接続部75よりも左方に突出する板状に形成されている。また、供給突出部76は、現像電極48の現像突出部71に対して前方の位置に配置されている。すなわち、現像突出部71と供給突出部76とは、前後方向に並んで配置されている。
具体的には、供給突出部76の上面には、前後方向に延びる平面部88と平面部88の後端部から連続する第3傾斜面89とが形成されている。
平面部88は、側面視で現像突出部71に形成された平面部85よりもわずかに上方の位置において、前後方向に延びている。
第3傾斜面89は、平面部88の後端部から連続して形成され、後側下方に向けて一定勾配で延びる平面をなしている。
供給連結部77は、略上下方向に延びる板状に形成され、供給接続部75と供給突出部76とを連結している。また、供給連結部77には、ねじ孔(図示せず)が形成されている。このねじ孔を介して、ねじ80が右側の側壁36に螺着されることにより、供給電極57が現像カートリッジ32の現像筐体10に固定される。
現像カートリッジ32がドラムカートリッジ31に装着されたプロセスカートリッジ3(図1参照)の状態で、プロセスカートリッジ3が本体ケーシング2内に装着されると、本体ケーシング2内に設けられる本体側供給電極(図示せず)が供給突出部76に接続される。そして、本体側供給電極から供給突出部76に供給バイアスが入力されると、供給連結部77および供給接続部75の接触部79を介して、供給バイアスが供給ローラ軸56に印加される。
4.作用効果
以上のように、現像カートリッジ32の現像筐体10は、互いに対向する1対の側壁36を有している。また、現像カートリッジ32には、供給ローラ軸56を有する供給ローラ37が設けられている。供給ローラ軸56は、左右方向に延びている。右側の側壁36の外側には、導電性樹脂からなる供給電極57が設けられている。供給電極57は、供給ローラ軸56と電気的に接続されている。また、供給電極57の外側には、供給ローラ軸56を回転可能に保持する右側軸受部材47が設けられている。
供給電極57の外側に右側軸受部材47が設けられているので、現像カートリッジ32が誤って落下した場合、右側軸受部材47が床面に衝突し、供給電極57は床面に衝突しない。よって、導電性樹脂からなる供給電極57の破損を防止することができる。
また、現像ローラ11は、左右方向に延びる現像ローラ軸46を有している。右側軸受部材47の外側には、現像電極48が設けられている。現像電極48は、現像ローラ軸46と電気的に接続されている。右側軸受部材47の内側には、供給電極57が設けられている。よって、供給電極57と現像電極48との間に右側軸受部材47が介在されるので、供給電極57と現像電極48とが直接接触するのを防止することができる。
また、右側軸受部材47は、供給ローラ軸56とともに現像ローラ軸46を回転可能に保持している。これにより、供給ローラ軸56および現像ローラ軸46がそれぞれ別の軸受部材に保持される構成と比較して、部品点数を削減することができる。また、供給ローラ軸56と現像ローラ軸46との相対的な位置精度の向上を図ることができる。
また、供給電極57は、側面視で供給ローラ軸56と異なる位置に供給ローラ軸56と平行な方向に突出する供給突出部76を有している。現像電極48は、側面視で現像ローラ軸46と異なる位置に現像ローラ軸46と平行な方向に突出する現像突出部71を有している。供給突出部76および現像突出部71は、前後方向に並んでいる。
本体ケーシング2に現像カートリッジ32が装着された状態で、現像電極48および供給電極57には、本体ケーシング2内に設けられる本体側現像電極および本体側供給電極がそれぞれ接続される。
現像突出部71は、現像ローラ軸46と平行な方向に突出しているので、本体側現像電極を現像突出部71に接続する際に、本体側現像電極が現像カートリッジ32の側壁36に摺擦されない。よって、側壁36および本体側現像電極の摩耗を防止することができる。
また、供給突出部76は、供給ローラ軸56と平行な方向に突出しているので、本体側供給電極を供給突出部76に接続する際に、本体側供給電極が現像カートリッジ32の側壁36に摺擦されない。よって、側壁36および本体側供給電極の摩耗を防止することができる。
また、右側の側壁36と右側軸受部材47との間には、供給電極57の介在部78が介在されている。介在部78は、供給ローラ軸56の径方向に延びる薄板状に形成されている。また、供給電極57の接触部79は、供給ローラ軸56の周面に接触している。接触部79は、介在部78から供給ローラ軸56の周面に沿って左側に延びている。右側の側壁36と右側軸受部材47との間に介在部78のみが介在されているので、現像カートリッジ32の左右方向のサイズの増加を抑制することができる。また、接触部79が介在部78から左方に延びているので、接触部79の厚さは、現像カートリッジ32のサイズの増加に寄与しない。よって、現像カートリッジ32のサイズの増加を抑制しながら、接触部79を供給ローラ軸56に接触させることができ、供給電極57と供給ローラ軸56との電気的な接続を達成することができる。
5.変形例
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、上記の実施形態では、供給電極57、右側軸受部材47および現像電極48が左側の側壁36側からこの順に配置されているとした。しかしながら、本発明では、供給電極57の外側に右側軸受部材47が配置されていればよく、たとえば、現像電極48が供給電極57と右側軸受部材47との間に配置されていてもよい。ただし、この場合は、現像電極48と供給電極57との距離が小さくなるため、それらの間に、適切な絶縁手段が設けられることが好ましい。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
10 現像筐体
11 現像ローラ
32 現像カートリッジ
36 側壁
37 供給ローラ
46 現像ローラ軸
47 左側軸受部材
48 現像電極
56 供給ローラ軸
57 供給電極
71 現像突出部
76 供給突出部
78 介在部
79 接触部

Claims (5)

  1. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、
    筐体と、
    前記筐体の両側壁の対向方向に延びる第1軸を有する第1回転体と、
    導電性樹脂からなり、前記対向方向一方側の一側壁に対して外側に設けられ、前記第1軸と電気的に接続される第1電極と、
    前記第1電極に対して外側に設けられ、前記第1軸を回転可能に保持する軸受部材と
    前記対向方向に延びる第2軸を有する第2回転体と、
    前記軸受部材に対して外側に設けられ、前記第2軸と電気的に接続される第2電極とを備えている、カートリッジ。
  2. 前記軸受部材は、前記第1軸とともに前記第2軸を回転可能に保持している、請求項に記載のカートリッジ。
  3. 前記第1電極は、側面視で前記第1軸と異なる位置に前記第1軸と平行な方向に突出する第1突出部を有し、
    前記第2電極は、側面視で前記第2軸と異なる位置に前記第2軸と平行な方向に突出する第2突出部を有し、
    前記第1突出部および前記第2突出部は、前記対向方向と直交する方向に並んでいる、請求項またはに記載のカートリッジ。
  4. 前記第2回転体は、現像ローラであり、
    前記第1回転体は、前記現像ローラに現像剤を供給するための供給ローラである、請求項のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  5. 前記第1電極は、前記一側壁と前記軸受部材との間に介在され、前記第1軸に向けて第1軸の径方向に延びる介在部と、前記介在部から前記第1軸の周面に沿って他方の前記側壁側に延び、前記第1軸の周面に接触する接触部とを一体的に備えている、請求項1〜のいずれか一項に記載のカートリッジ。
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